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草加市民が望む環境は? 綱藤 敏郎さん 僕は台東区浅草の北東部 山谷のドヤ街に隣接した場所で生まれ育ちました 周りには田んぼもなければ畑もない ただ実家の近くにお寺が3つあって 少しばかり樹木が植わっていて 住宅や工場ばかりではありませんでした 1979 年 25 歳のときに結婚するのですが 家内の

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Academic year: 2021

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編集 そうか生きもの調査編集委員会/草加市環境課 発行 草加市 〒340-8550 草加市高砂一丁目1番1号 ℡048-922-1519 / FAX048-922-1030

【ハシビロガモ】

ハシビロガモは名前のとおり幅の広い 嘴くちばしが 特徴のカモで、水面をクルクル回るように泳ぎな がら水ごと口に入れ、プランクトンや植物の種子 などを嘴にある板歯という櫛状の歯のようなもの で漉こしとって食べます。ハシビロガモは全長約50 cm、冬鳥として全国に渡来します。渡来数は全国 で約15,000羽(今年1月のガンカモ調査による。 一番多いマガモは約41万羽)と少ないですが、そ うか公園等で10月から3月頃によく見られます。 写真はハシビロガモの雄で美しい羽色をしてい ますが、雌は全身褐色で黒褐色の斑があります。 また渡来時の雄はエクリプスといって雌と同じ地 味な羽色をしていますが、暫くすると美しい繁殖 羽になってペアをつくります。

第6号

主な内容

➊ ハシビロガモ(彦坂 正治さん撮影) ❺ こんな生きものを発見 ❷ そうか市民が望む環境は? ❻ 私の生きもの観察路 ❸ 第4回そうか生きもの集合調査を開催 ❼ 個別・集合調査結果 ❹ 参加者の声 ❽ 読者からの投稿写真

(2)

僕は台東区浅草の北東部、山谷のドヤ街に隣接 した場所で生まれ育ちました。周りには田んぼも なければ畑もない、ただ実家の近くにお寺が3つ あって、少しばかり樹木が植わっていて、住宅や 工場ばかりではありませんでした。1979年25歳の ときに結婚するのですが、家内の親に草加駅近く に産直の家具屋があるので、所帯道具を見てこい と言われました。季節は暑い8月です。まだ地面 の上を走っていた東武電車に揺られて草加駅まで 2人でやってきました。その時の車窓の風景をよ く覚えていて、線路脇に大小の溜池というか湿地 というかたくさんあったのを覚えています。やが て1983年29歳のときに親父が縁あって買って持っ ていた草加の土地に家族3人で引っ越してきまし た。それが今の自宅です。 その頃の草加市北谷の自宅周辺には田んぼがた くさん残っていて、道路は雨が降るとぬかるむ土 の道で、トイレは当然汲み取り式でした。それで も春になるとオケラが「ジー」と鳴き、田んぼで はアマガエルがうるさいくらい鳴いていました。 そして家の周りにジュズダマが雑草として生えて いました。 やがて2人目の子供が生まれ時は移り、田んぼ は住宅地になり近くの伝右川は三面護岸され、生 きものの声はしなくなりました。下水が敷設され トイレは水洗になり、道路は舗装され、都市らし くなったのが今の草加です。 生きもの調査が始まってから自宅の周囲で見ら れる野鳥や昆虫に注意を向けるようになりました。 同時に浅草の実家で見られる生きものにも関心が 向かいました。結論から言うと、野鳥に関しては 浅草も草加も同じ鳥が見られます。浅草はハシブ トガラスですが、草加はハシボソガラスです。知 っている昆虫でアゲハチョウやツマグロヒョウモ ンは草加でも、浅草でも見られます。目につく生 きものはどちらも一緒です。獨協大学前駅から25 分も歩く草加市北谷の自宅も浅草同様都市になっ たということではないでしょうか! 自宅周辺の田んぼが住宅地に変わるときに僕は 何もしませんでした。道路が舗装されトイレが水 洗になったときに喜びました。子供のためにと35 歳の頃から鳥の名前を覚え始めて、初めて草加市 の環境に興味が湧くようになりました。埼玉県生 態系保護協会の支部役員になりムナグロが毎年来 る柿木田んぼの保全について要望書を市に出した りしました。でもそんなことに興味を持っている 市民は数える程しかいませんでした。市民の大多 数は便利な都市の生活を望んでいるんだと思いま す。日本の都市の歴史はまだ浅く、都市に暮らす 人間の行く末はわかりません。自然豊かな農村で 事件が起こるのを見ると、各自無関心な都市のほ うがいいのかもと思う瞬間もあります。 いずれにしても環境の保全は市民全員、一人ひ とりが考える問題だと思っています。

「草加市民が望む環境は?」

綱藤 敏郎さん

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8月21日、獨協大学の芝生広場付近で生きもの 調査を行っている最中、予期せぬ出会いがあった。 その時の様子を断片的ですが紹介したいと思う。 それは予想もしなかったツミ(オス)の出現で あった。普通なら子育てしている親は警戒心も強 く、しかも遠く離れた場所にわざわざ飛んでこな いはず(子育ての合間に一息つきたかったのかな ぁー)。それも観察途中のなか、目の前に突然現 れたのである(ビオトープ付近の松の木)。その 場に居合わせた皆さんは大興奮、近づいてもまっ たく逃げる様子もない。(写真①)その距離約5 mほどである。その後しばらくして地面に降り、 (写真②)近くの水場で水浴びを始めた。観察し ている芝生側から良く見えないので、居合わせた グループの皆さんには反対側へ回って頂き、その 様子を身近に見てもらう。その距離も4∼5mほど である。 数分後、目の前の松の枝に乗り移り、今度は羽 づくろいを始めた。近くにいた別のグループにも 声をかけ集まってもらう。携帯(スマホ)でも撮 れる距離なので、チャンスとばかり皆さん盛んに シャッターを切っていた。その後リラックスした のか、片足だけで立ち、時には眠そうな仕草をみ せていた。(写真③…足に注目) 調査中、ツミとの出会いから飛び去るまでの約 30分間、これほど長く皆さんの近くにいるのは、 非常に珍しいことです。 奇しくもその場に居合わせた我々は非常にラッ キーであり、心に残る素晴らしい一日となりまし た。

第4回そうか生きもの集合調査を開催

2018.8.21 ① ② ③ ○

予期せぬツミの出現に大感激

近岡 勝夫さん

(4)

○魚類調査に参加して

石井 実さん 記録的な猛暑の谷間となった8月21日(火)そ うか生きもの調査運営委員会と獨協大学との共催 で、71人の参加者のもと3班に分かれ大学構内 (里山庭園、芝生広場)、隣接する松原団地記念 公園、大学の脇を流れる伝右川に生息する昆虫、 鳥、植物、魚類など幅広く調査を行いました。 私は、伝右川と松原団地記念公園の池に生息す る水生生物(魚類中心)の調査を担当しました。 以下、調査結果を報告します。詳細は13ページ に掲載。 伝右川 水生生物が暮らすにはよい環境とはいえない垂 直護岸。悪臭を放つほど汚れた状態が長く続き、 現在でも「汚れた川」という汚名をぬぐえない川 です。コイしかいないと思われているなか、タイ リクバラタナゴ、ヌマチチブ各1個体を採取でき たことは、伝右川の状態を知る貴重な資料です。 松原団地記念公園内の池 この池の水源は地下水と公園内に降った雨水で、 オーバーフローは伝右川に排水され、河川からの 流入はありません。金魚やグッピー、ミシシッピ アカミミガメ等が確認できたのは、違法に捨てら れたものと思われます。また、大量に捕獲できた ギンブナの大きさはバラバラで全長10cmから20cm 位。なかには30cm近い個体も一尾捕獲できました。 個体の大きさにばらつきがあるのは健全な繁殖を している証拠と思えますが、当歳魚(その年にふ 化した魚)が捕獲できませんでした。 伝右川の本川の綾瀬川では、水質は改善され魚 種も増加傾向にあるという調査結果が報告されて います。残念なことですが、伝右川の水生生物を 継続して調査した資料が見つかりません。今回の ような調査を続け、発信することにより伝右川へ の関心が高まり水質の改善や、ゴミの減少につな がるのではと思います。 昨年、今年と2年続けて8月に獨協大学のキャ ンパス等で行われた「そうか生きもの調査会」 に参加させていただきました。記録係をやって みて、見聞きしたことのない植物や昆虫・鳥類 の名前を聞き漏らさず、正確に記録することが 難しかったです。屋外での観察のため、単純な 聞き間違えもありますが、一番は聞き馴染みが ない、初めて聞く動植物たちばかりだったから だと思います。 調査員の方から見つけた植物の解説を聞くと、 別名や遊び方なども教わることができました。 それはかつては、人々が自然と生活を共にし、 親しんできた証拠なのだと思いました。現代の 私たちが生活する環境はコンクリートに覆われ てしまい、植物や昆虫の情報も限られてしまっ ているのではないでしょうか。公園に行っても はなかんむりを作るといった機会もなく、かつ て親しまれてきた動植物の名前を知らずに生活 していることが、少しだけ寂しくなりました。 一方で、私たちの身近な環境に多くの動植物 が潜んでいることは大きな発見でした。大学の キャンパスや周囲だけでもたくさんの生態系を 確認することができました。定期的な集合調査 に、住民の方々が参加することは、自分たちの 周りの生態系の豊かさを知り、生きものに対す る興味を育む上で、とても意味があることだと

○集合調査に参加して

獨協大学外国語学部ドイツ語学科4年 井上 紗英さん

(5)

思います。私自身も「ツミ」の巣作りを知った ことによって、自然をもっと大切に考えようと 改めて感じました。こんな鳥が大学に棲んでく れていることが嬉しかった。また、調査に参加 してくれた子どもたちも、解説を聞いて「〇○ がここにもいるよ」「これは何々っていうんだ よ」と生き生きと話していることがとても印象 的でした。 日本の美徳の1つに「四季」を感じられるこ とが上げられると私は考えます。日本人はその 四季の中に生き、その時にしか見ることのでき ない植物や花、その時期になると出会える野鳥 類から季節を知り、楽しむ心を持ち合わせてい ます。今回の集合調査を通して、多くの人がこ の楽しみを味わい、自然環境のことを考えてい けたらよいと感じました。

参加者の声

・参加してよかったと思います。いろいろな知し きが入ってきました。 (うちころTV) ・獨協大学の芝生広場ではツミの親子が見られま した。去年はこの時期は渡ってしまうので巣だけ かなと思っていたら小さなヒナまで見られてうれ しかったです。松原団地記念公園の池にたくさん のフナが生息しているのにビックリしました。ま だ外来種がいないようなので、このまま未来へ残 していきたいです。里山庭園ではたくさんの野菜 が収穫時期を向え、トマトが甘かったです。 (木村さん・母) 注)他の班で外来種を確認しました。 ・公園に行ったときに、池にしかけているワナに フナやザリガニがたくさん入っていてびっくりし ました。草がぼうぼうでバッタがいると思ったけ ど、ガやハチやとんぼしかいませんでした。鳥は めずらしいツミがいました。とてもかわいかった です。オナガもギューイギューイと鳴いていてセ ミのようにうるさかったです。(木村さん・子) ・普段、何気なく見ている虫も種類がたくさんあ ってびっくりしました。ツミも親子の姿を子供に 見せられて貴重な体験でした。 (匿名) ・ツミがにげなくてよかった。 (でか) ・ブルーベリーがおいしいし、ツミもにげなくて よかったと思った。 (ちび) ・楽しかったです!!新しい発見がたくさんあり ました!! (K.H) ・虫好き、自然好きな子どもが多く参加していて 嬉しく思いました。獨協大学は造られた自然です が、ツミを含め様々な生きものが住んでいて、草 加市にとっても、貴重な場所になっています。自 然は失われていくのは早いですが、生きものの種 類が多く住めるよう、地道に環境を整えていくこ とも大事だと、獨協大学を見て思いました。 (白鳥さん) ・獨協大学内でツミが巣を作り子育てしている様 子を観察でき、貴重な体験となりました。普段何 気なく歩いていると見過ごしている生きものです が、目をこらして見るとたくさんの営みを発見す ることができました。 (A.N) ・おもったより生きものがいっぱいいた。おもっ たよりしぜんがきれいだった。 (はるまさん) ・むしがいっぱいいたから。おもしろかった。 (しんざんさん) ・手が届きそうなほど近くでツミを見ることがで きて、水あびしている様子や、枝でジッと辺りを うかがっている姿に大興奮しました!かわいかっ たです。 (吉田さん) ・花数は少なかったがヒレタゴボウ、ヒメムツオ レガヤツリも見られた。シオカラトンボ、ヒメア カタテハ、ベニシジミ、ショウリョウバッタなど 見られた。もう少し時間があればもっと観察種が 増えたかなと思う。営巣中のツミの説明が良かっ た。 (島田さん) ・2時間があっという間でした。いろいろな動植 物の名前をおぼえられてものすごく得した気分で す。クビアカツヤカミキリは注意して駆除に協力 します。 (あっちゃん)

(6)

奴は、17倍もデカイ私とにらみ合っているが、 一歩も退かない。距離は1m。私は、大きく一歩 踏み込んだ。奴は、体を左右にふりながら自慢の 武器を動かし始めた。手で首根っこを抑えたが、 思わず離してしまった。奴は、まだ逃げずにそこ にいた。逆三角形の不敵な面構えと眼光の鋭さに 違わぬ猛者ぶりに、初戦は私が敗退した。 彼は昆虫界の頂点に立つ猛者だ。たかだか10cm ほどの彼が、170cmの私を前にして一歩も退かぬ とは大したものだ。 前置きが長くなってしまったが、奴とはオオカ マキリ。彼の鎌にしてやられ、痛さに思わず手を 離してしまった。彼の視野は180度。鎌の射程内 に入ると0.05秒の速さで捕らえる。捕縛力は3tと 破壊的だ。彼の鎌には、チョウやセミ、バッタ等 の昆虫だけでなく、あのかわいい小鳥、キクイタ ダキも捕らえられている。小さなヘビやネズミも 餌食になっている。 鎌を振るっている姿がかっこいいと子どもたち には人気があるようだが、強面の彼らの仲間は、 見た目の悪さだけでなく、捕獲してその場で餌を 貪り食うおぞましさに、昆虫を撮り始めてまもな い私には嫌煙されている。昆虫界双璧のあのスズ メバチの仲間だって、獲物の皮を剝いで丸裸には するけれど、その場でむしゃむしゃ食べず我が家 に持ち帰る。敗れた相手の無残な姿は見たくない し、曝さらけ出して欲しくない。 さて、カマキリの仲間を紹介したい。世界には 2000種前後。日本では、10種ほどが知られている。 よく目にするのは、オオカマキリ、チョウセンカ マキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの4種だ ろうか。ウスバカマキリは数も生息地も少ないと 言われている。 不完全変態の彼らが卵らんしょう鞘から出て成虫になれ るのは、ほんの数匹だと言われている。数百の彼 らの兄弟が成虫になれずに落命している。 発泡スチロールの様な卵鞘の中でも安心ではな い。天敵がいる。カマキリタマゴカツオブシムシ やオナガアシブトコバチといった寄生者に、外界 へ出る前にやられてしまう。寄生にあわずうまく 出てきても、周りは敵だらけ。最強の天敵の鳥、 先に成虫になったキリギリスの仲間、クモ、小さ なアリたち。自分が成虫の時捕食していたものた ちに、幼虫の時代に食べられる。生き残るのは数 百のうちのほんの数匹。カマキリには辛い現実だ。 やっと、成虫。得意の待ち伏せやじわじわと追い 詰める戦法と早業の大鎌捕りを武器にして、昆虫 界に敵なし。好敵手はスズメバチ。かつてセグロ アシナガバチに丸裸にされていく姿に遭遇してい る。それから、カマキリのオスには危うい現実が 待っている。大きなメスと小さなオス。危険を承 知で行為に及び、メスの餌になってしまうことも ある。子孫を残すのにもほんの一瞬の油断が命取 りになる。そのことを思うと、あの面構えで人を も恐れず生きているカマキリも良しかなと思えて くる。 小さな昆虫界恐怖の捕食者は、菜園では害虫駆 除の最強のガードマン狩人として貢献しているの で、菜園の主は感謝している。 (写真提供 近岡 勝夫さん) (写真提供 小林 春記さん)

こんな生きものを発見

○オオカマキリの一生

村木 浩一さん

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○緑色に輝くタマムシ

近岡 勝夫さん 7月中旬、猛暑のなか、そうか公園でタマムシ を発見する。それも桜の木に産卵する貴重な場面 に出会う(写真)。最近は数が激減し、絶滅が危 惧されており、そうか公園で見られたのは幸運と しかいいようがない。 タマムシは日本の甲虫の中で最も美しいといわ れる。緑色の金属光沢があり、背中に虹のような 縦縞があって、美しい外見を持つことから古来よ り珍重されたようだ。また翅は死後も色が変わら ないので、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として 使われている。天敵である鳥は、「色が変わるも の」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属 光沢は鳥を寄せつけないようだ。またこの昆虫の 色彩が変化することから、どのようにも解釈がで き、はっきりとしないものごとの例えを「玉虫色」 というらしい。 都会の自然共生を楽しんでいます。外環では、 帰化植物のキキョウソウ・コメツブツメクサも路 上のレンガの合間からひっそり咲き出します。 昭和30年代後半、松原団地の工事中、付近は一 面にシロバナタンポポが咲いていたそうです。そ の名残の一株を旭町4丁目でずっとお花見して、 もう30年です。今年、80代の方にこの花を見てい ただくと携帯で写しているのです。60代の私は、 この目だけです。自生して群生するそうですが、 垣根の下で頑張っています。 伝右川の原町2丁目付近の桜並木には、サギの ねぐらがあり、9月から翌年5月まで観察できます。 深夜までカメラを設置して観察している方もおら れました。 また、昔、伝右川では、「ゲンジボタルも飛ん でいたんだぞ。」と、農家の方がお話をしてくれ ました。見沼代用水から澄んだ水が流れ、楽園だ ったようです。 生きもの調査で、今調査しているのがジャコウ アゲハの食草、ウマノスズクサです。人為的なの か、せっかく伸びても消えることがたびたびあり ます。どうしてでしょうか。今年は、猛暑の影響 かジャコウアゲハは一頭しか確認していません。 「オレの草ねーぞ。」と垣根の下をくぐり必死で す。 外環の斜面にはアサギマダラの食草、キジョラ ンが、クズ同様の勢いで伸び、小花が咲いていま す。毎年、管理作業で刈り取られますが、古株は 太く健在です。 15年前位、千葉県の里山、「ふくろうの森」を 訪ねたとき、木立裏にアサギマダラがヒラリヒラ リと舞っていました。その当時、アサギマダラを 知らなかった私は、20分位、低空飛行する彼女と 交遊し、自然児に戻っていました。あのメルヘン の世界をまた体験したいが、ここ草加市の外環の 側道では危ない危ない。

私の生きもの観察路

外環周辺を歩く

清水 ヨシ子さん 産卵管

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トピック

帰化植物のオキナアサガオ、そして早咲きナガ ミヒナゲシを「北限のナガミヒナゲシ」と名付け、 厳寒に自然淘汰される様をレポートした時もあり ます。 50年に一度咲くリュウゼツランは、中学生の子 供たちに「おばさんは、次は見られないけどみん なはまた見てね。」というと素直にコックンとう なずき、うれしかったです。 外環周辺の私の生きもの観察路は、外環の工事 着工前からフルマラソン、トライアスロンのトレ ーニングコースとして無我夢中、日々是好日の精 神で楽しんでいます。 外環道周辺(旭町∼原町) 平成30年10月1日、市民の方から、「柳島治水 緑地に動けない水鳥がいる」との連絡が市に入り ました。水鳥とのことなので、池またはその周辺 にいるのかな?と思ったのですが、「グランドに いる」とのこと。どうして?と思いつつ現場に向 かうと、池から遠いグランドの中ほどにちょこん、 と座っている鳥を発見。(写真①) 本当にいた、と思いながら近寄っていくと、ど うも思っていたカモ等の水鳥の大きさよりもかな り大きい様子。カラスよりも大きく、体はニワト リくらいですが、羽が断然大きい。 傷病鳥獣を保護していただく動物病院に持って 行くと、オオミズナギドリとのこと。(写真②) オオミズナギドリは本来、海や島に生息し、草 加にいるような鳥ではないのですが、保護した10 月1日の前日は、「台風24号」が非常に強い勢力 のまま草加市近くを通った日でした。強風により 市内でも屋根が飛んだり、大きな看板が倒れたり と大きな被害がありましたが、オオミズナギドリ も強風に流されてきたのではないかと思われます。

◆オオミズナギドリを保護

草加市くらし安全課 ① ②

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幸いなことに、目立った外傷はなく、体力が戻 り次第海に戻していただけるとのこと。しかし、 戻す場所も、東京湾ではダメらしく、伊豆や九十 九里、大洗など、太平洋に戻すとのことでした。 珍しい鳥が草加に来た、と思っていましたが、 実は八潮市でも傷病鳥獣として最近保護しており、 また、平成29年10月25日に、死体ではありますが 草加市内で発見されていました。調べたところ、 前々日の10月23日に台風21号が来ていました。 自然災害を前に、人も鳥も無力であることを実 感させられました。

集合調査のご案内

・日 時 平成30年12月8日(土) 9時∼正午 ・集合場所 新田西文化センター 清門3-49-1 ☎942-0778 ・集合時間 8時50分 ・内 容 綾瀬川の野鳥を調べます。 ・申 込 み 12月6日(木)までに環境課へ ・交 通 新田駅東口 朝日バス 8:17発 新栄団地行き長栄南バス停下車徒歩4分 8:28発 獨協大学前駅西口行き新善町バス停 ※出来るだけ公共交通機関をご利用ください。

個別調査結果(平成30年7月∼9月)

区分 № 調査種 第1区域 第2区域 第3区域 第4区域 第5区域 第6区域 第7区域 第8区域 第9区域 第1 0 区域 確認 数 1 在来タンポポ 0 2 セイヨウタンポポ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 3 セイタカアワダチソウ ○ 1 4 カントウヨメナ ○ ○ ○ ○ ○ 5 5 キタミソウ 0 6 スミレ類 0 7 ミゾソバ ○ ○ ○ 3 8 イヌタデ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 9 ツユクサ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 10 ヨシ(アシ) ○ ○ ○ 3 11 ハンノキ 0 12 エノキ ○ 1 13 クヌギ 0 14 幹周り2m以上の樹木 ○ 1 15 メジロ ○ 1 16 キジバト ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 0 17 コサギ ○ ○ ○ 3 18 カルガモ ○ ○ ○ ○ 4 19 カワセミ ○ ○ ○ ○ 4 20 コゲラ 0 21 ツバメ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 22 ツバメの巣 ○ ○ ○ ○ 4 23 ハクセキレイ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 24 モズ ○ ○ ○ 3 25 ツグミ 0 26 オオヨシキリ ○ 1 27 シジュウカラ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 28 オナガ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 29 モンシロチョウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 30 アゲハチョウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 31 アオスジアゲハ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 32 ナガサキアゲハ ○ ○ ○ ○ ○ 5 33 ツマグロヒョウモン ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 34 アカボシゴマダラ ○ ○ ○ ○ ○ 5 35 カ ブ ト ム シ ○ 1 36 ニイニイゼミ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 37 クマゼミ ○ ○ 2 38 ツクツクボウシ ○ ○ ○ ○ 4 39 オオカマキリ ○ ○ ○ 3 40 シオカラトンボ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 41 トノサマバッタ ○ ○ 2 42 アマガエル ○ ○ ○ 3 区分 № 調査種 第1区域 第2区域 第3区域 第4区域 第5区域 第6区域 第7区域 第8区域 第9区域 第10区域 確認数 1 9 8 1 7 2 2 7 1 7 1 0 2 5 2 2 1 8 昆 虫 ・ 蝶 ・ そ の 他 植 物 鳥

7月 区域別一覧

新田西文化センター案内図 ②

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注)報告のとおり記載しています。 区分 № 調査種 第1区域 第2区域 第3区域 第4区域 第5区域 第6区域 第7区域 第8区域 第9区域 第1 0区域 確 認 数 1 在来タンポポ 0 2 セイヨウタンポポ ○ ○ ○ ○ ○ 5 3 セイタカアワダチソウ ○ ○ 2 4 カントウヨメナ ○ ○ 2 5 キタミソウ 0 6 スミレ類 0 7 ミゾソバ ○ ○ 2 8 イヌタデ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 9 ツユクサ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 10 ヨシ(アシ) ○ ○ ○ ○ ○ 5 11 ハンノキ ○ 1 12 エノキ ○ ○ 2 13 クヌギ ○ 1 14 幹周り2m以上の樹木 ○ 1 15 メジロ 0 16 キジバト ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 17 コサギ ○ 1 18 カルガモ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 19 カワセミ ○ ○ 2 20 コゲラ ○ ○ 2 21 ツバメ ○ ○ ○ ○ 4 22 ツバメの巣 ○ ○ ○ 3 23 ハクセキレイ ○ ○ ○ ○ ○ 5 24 モズ 0 25 ツグミ 0 26 オオヨシキリ ○ 1 27 シジュウカラ ○ ○ ○ ○ 4 28 オナガ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 29 モンシロチョウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 30 アゲハチョウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 31 アオスジアゲハ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 32 ナガサキアゲハ ○ ○ ○ 3 33 ツマグロヒョウモン ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 34 アカボシゴマダラ ○ ○ ○ 3 35 カ ブ ト ム シ 0 36 ニイニイゼミ ○ ○ ○ 3 37 クマゼミ ○ ○ ○ 3 38 ツクツクボウシ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 39 オオカマキリ ○ ○ 2 40 シオカラトンボ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 41 トノサマバッタ ○ ○ 2 42 アマガエル ○ ○ 2 区分 № 調査種 第1区域 第2区域 第3区域 第4区域 第5区域 第6区域 第7 区域 第8区 域 第9区域 第10区域 確認数 13 2 4 2 0 4 1 3 1 8 2 4 20 20 昆 虫 ・ 蝶 ・ そ の 他 植 物 鳥

8月 区域別一覧

―9― 区分 № 調査種 第1区域 第2区域 第3区域 第4区域 第5区域 第6区域 第7区域 第8区域 第9区域 第1 0 区域 確 認 数 1 在来タ ンポポ ○ ○ 2 2 セイ ヨウタンポポ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 3 セイ タカアワダチソウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 4 カン トウヨメナ ○ ○ ○ ○ ○ 5 5 キタ ミソウ 0 6 スミ レ類 ○ 1 7 ミゾ ソバ ○ ○ 2 8 イヌ タデ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 9 ツユ クサ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 10 ヨシ (アシ) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 11 ハン ノキ ○ ○ 2 12 エノ キ ○ ○ 2 13 クヌ ギ ○ ○ 2 14 幹周り 2m以上の樹木 ○ 1 15 メジ ロ ○ 1 16 キジ バト ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 17 コサ ギ ○ ○ ○ 3 18 カル ガモ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 19 カワ セミ ○ ○ ○ 3 20 コゲ ラ ○ ○ 2 21 ツバ メ ○ ○ ○ 3 22 ツバ メの巣 ○ 1 23 ハク セキレイ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 24 モズ ○ ○ 2 25 ツグ ミ 0 26 オオ ヨシキリ 0 27 シジ ュウカラ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 28 オナ ガ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 29 モン シロチョウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 30 アゲ ハチョウ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 31 アオ スジアゲハ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 32 ナガ サキアゲハ ○ 1 33 ツマ グロヒョウモン ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 34 アカ ボシゴマダラ ○ ○ ○ ○ ○ 5 35 カ ブ ト ム シ ○ 1 36 ニイ ニイゼミ ○ ○ 2 37 クマ ゼミ ○ ○ 2 38 ツク ツクボウシ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 39 オオ カマキリ ○ ○ ○ ○ 4 40 シオ カラトンボ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 41 トノ サマバッタ ○ ○ 2 42 アマ ガエル ○ ○ 2 区分 № 調査種 第1区域 第 2区域 第3区域 第4区域 第5区域 第6区 域 第7区域 第8区域 第 9区域 第10区域 確認数 1 6 2 12 1 4 8 18 20 2 4 3 4 22 昆 虫 ・ 蝶 ・ そ の 他 植 物 鳥

9月 区域別一覧

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○調査区域 ○42種以外の生きもの 注)詳細は市ホームページに掲載

第4回そうか生きもの集合調査 観察リスト

・開催日 平成30年8月21日(火) ・場 所 獨協大学・松原団地記念公園 ・参加者 71人(うち子供14人) ・確認数 獨協大学芝生広場 39種(うち調査種5種) 松原団地記念公園 64種(うち調査種6種) ・魚類調査確認数 伝右川 5種(うち目視2種)、水生植物2種 松原団地記念公園池 7種(うち目視3種) 区域 町   名 1 瀬崎 2 谷塚、谷塚町 3 谷塚上町、谷塚仲町、両新田東町、両新田西町、新里町、遊馬町、 柳島町 4 吉町、手代町、中央、高砂、住吉、神明 5 草加、西町、氷川町 6 稲荷、青柳1丁目 7 松江、弁天、栄町、中根、八幡町 8 旭町、新善町、金明町、清門、長栄、新栄 9 青柳(1丁目を除く)、青柳町、柿木町 10 松原、花栗、苗塚町、小山、北谷、北谷町、原町、学園町        月 区分 7月 8月 9月 植物 197 (内、外来80種) 183 (内、外来80種) 203 (内、外来85種) 鳥 14 10 34 昆虫等 71 81 83 計 282 274 320

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獨協大学芝生広場 黄色塗りつぶしは調査42種 松原団地記念公園 黄色塗りつぶしは調査42種 区 分 № 生 き も の 名 № 生 き も の 名 1 アオウキクサ 11 シロツメクサ 2 アゼスゲ 12 タカサブロウ 3 アメリカオニアザミ 13 ハマナデシコ 4 イヌムギ 14 ヒメガマ 5 エゾノギシギシ 15 ヒメジョオン 6 エノコログサ 16 ヒメムカシヨモギ 7 オオアレチノギク 17 ヘクソカズラ 8 カサスゲ 18 ミソハギ 9 コガマ 19 ヨモギ 10 コニシキソウ 1 オナガ 3 ツミ 2 キジバト 1 アオドウガネ 10 クロアナバチ 2 アジアイトトンボ 11 シオカラトンボ 3 イチモンジセセリ 12 ショウリョウバッタ 4 ウスバキトンボ 13 ナガコガネグモ 5 オオシオカラトンボ 14 アゲハチョウ(ナミアゲハ) 6 オンブバッタ 15 ハネナガイナゴ 7 ギンヤンマ 16 ベニシジミ 8 クマゼミ 17 ヤマトシジミ 9 クマバチ 植 物 1 9 種 種 3 鳥 昆 虫 ・ 蝶 ・ そ の 他 1 7 種 区 分 № 生 き も の名 № 生 き も の名 1 アキメヒシバ 22 セイタカハハコグサ 2 アレチヌスビトハギ 23 セイバンモロコシ 3 ウラジロチチコグサ 24 セイヨウタンポポ 4 エノキグサ 25 タケニグサ 5 エノコログサ 26 タチチチコグサ 6 オオアレチノギク 27 ニラ 7 オオイヌノフグリ 28 ハキダメギク 8 オギ 29 ヒメムカシヨモギ 9 オヒシバ 30 ヒメムツオレガヤツリ 10 カタバミ 31 ヒレタゴボウ 11 カヤツリグサ 32 ホソアオゲイトウ 12 ケイヌビエ 33 マルバハッカ 13 コゴメガヤツリ 34 ムラサキエノコロ 14 コツブキンエノコロ 35 ムラサキツメクサ(アカツメクサ) 15 ホナガイヌビユ 36 メヒシバ 16 コニシキソウ 37 メマツヨイグサ 17 コヒルガオ 38 ヤハズソウ 18 シマスズメノヒエ 39 ヤブカラシ 19 シロツメクサ 40 ヤブタビラコ 20 ススキ 41 ユウゲショウ 21 セイタカアワダチソウ 42 ヨモギ 鳥 2種 1 ハシブトカラス 2 カルガモ 1 アオメアブ 11 シジミチョウ 2 アカトンボ 12 ショウリョウバッタ 3 アゲハチョウ 13 セイヨウミツバチ 4 アシナガバチ 14 ツバメシジミ 5 アブラゼミ 15 ツメクサガ 6 アメンボ 16 ヒメアカタテハ 7 イチモンジセセリ 17 ベニシジミ 8 ウスバキトンボ 18 ムシヒキアブ 9 コアオハナムグリ 19 モンキチョウ 10 シオカラトンボ 20 モンシロチョウ 植 物 4 2種 昆 虫・ 蝶 ・ そ の 他 2 0 種

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◆魚類調査 ■高野 信一さん(撮影場所:辰井川周辺)

マメアサガオ アキアカネ マガモ ■河島 良雄さん

バン幼鳥(谷塚治水緑地) クロハウリムシ(谷塚町) キアゲハ(谷塚町) 読者の皆さんが撮影した生きものの写真を募集しています。草加市内で撮影した1年以内の写真で、 氏名、題名、撮影日、撮影場所を明記し、事務局までメール等でお願いします。なお、誌面の都合により、 掲載できない場合がありますのでご了承ください。

そうか生きものだより編集委員会委員 菅 藤男 近岡 勝夫 村木 浩一 草野 美津枝 ※より充実した生きものだよりをお届けする ため、編集委員を募集しています。お気軽に 環境課まで連絡してください。 【編集後記】 「そうか生きものだより」第6号をお届けし ます。街路樹が秋色に染まり、これから徐々 に寒い季節を迎えますが、調査員の皆様の生 きもの報告をお待ちしております。なお、7月 24日の第3回集合調査は、猛暑による熱中症の 恐れがあったため中止とさせていただきまし た。ご了承ください。 [K]

読者からの投稿写真

写真大募集

区 分 № 松 原 団 地 記 念 公 園 池 № 伝 右 川 ( 獨 協 大 学 正 門 前 ) 1 アメリカザリガニ(27尾) 1 アメリカザリガニ(2尾) 2 ギンブナ(42尾)    在来種 2 タイリクバラタナゴ(1尾) 3 タイリクバラタナゴ(2尾) 3 ヌマチチブ(1尾)     在来種 4 モツゴ(1尾)       在来種 4 ボラ(目視)       在来種 5 金魚(目視) 5 コイ(目視) 6 グッピー(目視) 7 ミシシッピアカミミガメ(目視) 1 イトモ 2 ハゴロモモ 水 生 植 物 魚 類 等

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【ランタナと甘い匂いに集まる昆虫たち】

ランタナ:クマツヅラ科ランタナ属 熱帯地方原産の常緑中低木。 和名はシチヘンゲ。名前のとおり鮮やかな花の色が次々に変化する。 オオスカシバ(イラスト上):昼間花の蜜を求めてすばやく飛び回る。開張65mm。 ヒメクロホウジャク(イラスト中) :空中でホバリングしながら花の蜜を吸う。開張40mm。 セスジスズメ(イラスト下):ハンググライダーのような翼形をした、茶色いガ。 開張70mm。 イラスト:椎名 富代さん

参照

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