平成 20 年3月期 決算短信
平成 20 年4月 30 日 上 場 会 社 名
東京電力株式会社 上場取引所 東証一部・大証一部・名証一部 コ ー ド 番 号
9501 URL http://www.tepco.co.jp/
代 表 者 (役職名)取締役社長 (氏名)勝俣 恒久
問合せ先責任者 (役職名)経理部連結決算グループマネージャー(氏名)小塩 孝司 TEL (03) 4216−1111 定時株主総会開催予定日 平成 20 年6月 26 日 配当支払開始予定日 平成 20 年6月 27 日 有価証券報告書提出予定日 平成 20 年6月 27 日
(百万円未満切捨て)
1.20 年3月期の連結業績(平成 19 年4月1日〜平成 20 年3月 31 日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
20 年3月期
19 年3月期 5,479,380 3.7
5,283,033 0.5 136,404 △75.2
550,911 △ 4.4 33,132 △92.5
441,294 3.4 △150,108 − 298,154 △3.9
1株当たり
当期純利益
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
自 己 資 本 当期純利益率
総 資 産 経常利益率
売 上 高 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
20 年3月期
19 年3月期 △111 . 26
220 . 96 −
− △ 5.3
10.3 0.2
3.3 2.5 10.4 (参考) 持分法投資損益 20 年3月期 9,184 百万円 19 年3月期 13,676 百万円
(2)連結財政状態
総 資 産 純 資 産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
20 年3月期
19 年3月期 13,679,055
13,521,387 2,695,455
3,073,778 19.4
22.4 1,967 . 03 2,248 . 34 (参考) 自己資本 20 年3月期 2,653,762 百万円 19 年3月期 3,033,537 百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況 営 業 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー
投 資 活 動 に よ る キャッシュ・フロー
財 務 活 動 に よ る キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
期 末 残 高
百万円 百万円 百万円 百万円
20 年3月期
19 年3月期 509,890
1,073,694 △ 686,284
△ 550,138 188,237
△ 514,885 125,147 113,926
2.配当の状況
1株当たり配当金
(基準日) 中間期末 期末 年間
配当金総額 (年間)
配当性向
(連結)
純資産 配当率
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
19 年3月期 20 年3月期 19 年3月期
30 . 00 35 . 00
40 . 00 30 . 00
70 . 00 65 . 00
94,537 87,773
31.7 −
3.2 3.1 21 年3月期
(予想)
30 . 00
未定 未定 未定
3.21 年 3 月期の連結業績予想(平成 20 年4月 1 日〜平成 21 年3月 31 日)
(%表示は、通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1 株当たり
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭 第2四半期連結累計期間
通 期
2,835,000 5.9 5,850,000 6.8
△15,000 − 未定
△60,000 − 未定
△40,000 − 未定
△29 . 65 未定
4.その他
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 無
(2) 連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(連結財務諸表作成のための基本と なる重要な事項の変更に記載されるもの)
① 会計基準等の改正に伴う変更 有
② ①以外の変更 有
(注)詳細は、20 ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」及び「表示方法の変 更」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
①期末発行済株式数(自己株式を含む) 20 年3月期 1,352,867,531 株 19 年3月期 1,352,867,531 株
②期末自己株式数 20 年3月期 3,746,488 株 19 年3月期 3,633,801 株 (注) 1 株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、22 ページ「1株当たり情報」
をご覧ください。
(参考)個別業績の概要
1.20 年3月期の個別業績(平成 19 年4月1日〜平成 20 年3月 31 日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売 上 高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 20 年3月期
19 年3月期
5,224,389 4.2 5,015,089 1.5
95,017 △80.8 495,962 △ 7.6
△ 22,051 − 372,077 △6.3
△177,627 − 262,155 0.5
1株当たり
当期純利益
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
20 年3月期 19 年3月期
△131 . 54 194 . 10
− −
(2)個別財政状態
総 資 産 純 資 産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
20 年3月期 19 年3月期
13,057,731 12,924,022
2,382,700 2,773,208
18.2 21.5
1,764 . 50 2,053 . 52 (参考) 自己資本 20 年3月期 2,382,700 百万円 19 年3月期 2,773,208 百万円
2.21 年3月期の個別業績予想(平成 20 年4月 1 日〜平成 21 年3月 31 日)
(%表示は、通期は対前期、第2四半期累計期間は対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1 株当たり
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期累計期間 通 期
2,725,000 6.9
5,610,000 7.4 △30,000 −
未定 △85,000 −
未定 △55,000 −
未定 △40 . 73 未定
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1. 平成 19 年7月 16 日に発生した新潟県中越沖地震により、当社柏崎刈羽原子力発電所が被災し、以 来、全号機が運転を停止しております。同発電所の点検・復旧の取り組みは着実に進展しているもの の、現時点では同発電所の運転計画をお示しできる状況にありません。そのため、平成 21 年3月期 通期業績予想並びに配当予想を開示することは困難であることから、未定としております。
2. 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合 理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可 能性があります。
1.経営成績
(1)経営成績に関する分析
平成 19 年度の売上高は、前年度比 3.7%増の 5 兆 4,793 億円(単独では同 4.2%
増、5 兆 2,243 億円)、経常損益は前年度比 92.5%減の 331 億円(単独では 220 億円 の損失)となりました。また、当期純損益は、新潟県中越沖地震により被災した柏崎 刈羽原子力発電所の復旧費用等をはじめとする特別損失を 2,692 億円(単独では 2,671 億円)計上したことなどから、1,501 億円の損失(単独では 1,776 億円の損 失)となりました。
販売電力量は、夏季の猛暑や冬季の気温が前年度に比べ低く推移した影響により冷 暖房需要が増加したことなどから電灯が高めの伸びとなったことに加え、産業用の大 口電力が増加したことなどから、前年度比 3.4%増の 2,974 億 kWh となりました。
内訳としては、電灯は同 4.7%増の 976 億 kWh、電力は同 1.2%増の 128 億 kWh、
特定規模需要は同 2.9%増の 1,870 億 kWh となりました。
収入面では、電気事業において、販売電力量の増加などにより、電気料収入は前年 度比 4.5%増の 4 兆 9,147 億円となりました。これに地帯間販売電力料や他社販売電 力料などを加えた売上高は、前年度比 3.7%増の 5 兆 4,793 億円(単独では同 4.2%
増、5 兆 2,243 億円)、経常収益は、同 3.7%増の 5 兆 5,491 億円(単独では同 4.1
%増、5 兆 2,658 億円)となりました。
一方、支出面では、電気事業において、企業年金制度の見直しによる人件費の減 少などがあったものの、柏崎刈羽原子力発電所の運転停止などにより、燃料費や購入 電力料が大幅に増加したことなどから、経常費用は前年度比 12.4%増の 5 兆 5,160 億円(単独では同 12.8%増、5 兆 2,878 億円)となりました。
[次期の見通し]
平成 20 年度の販売電力量については、平成 19 年度の猛暑の反動による冷房需要の 減が見込まれることに加えて、特定規模電気事業者との競争激化が予想されることか ら、前年度に比べて 0.5%減の 2,960 億 kWh を見込んでおり、第2四半期累計期間(※) においては、前年同期に比べてマイナス 0.9%減の 1,466 億 kWh となる見込みです。
売上高については、電気事業において、販売電力量が減少するものの燃料費調整 制度により電気料収入の増加が見込まれることなどから、連結で 5 兆 8,500 億円程 度、単独で 5 兆 6,100 億円程度、第2四半期累計期間においては、連結で 2 兆 8,350 億円程度、単独で 2 兆 7,250 億円程度となる見込みです。
一方、経常損益、当期純損益については、昨年7月 16 日に発生した新潟県中越沖 地震の影響により柏崎刈羽原子力発電所の全号機が運転を停止している中、現時点で は、運転計画をお示し出来る状況になく、費用を予想することが困難であることか ら、通期の業績予想を未定としております。
なお、第2四半期累計期間における経常損益は、損失として、連結で 600 億円程 度、単独で 850 億円程度、当期純損益は、損失として、連結で 400 億円程度、単独で 550 億円程度を予想しております。
(※)金融商品取引法において四半期決算が法定化され、従来の「中間期」が「第2四半期累計期間」と なったもの
<通期の見通し>
連 結 単 独
売 上 高 5兆8,500億円程度 5兆6,100億円程度
経 常 損 益 未 定 未 定
当期純損益 未 定 未 定
<第2四半期累計期間の見通し>
連 結 単 独
売 上 高 2兆8,350億円程度 2兆7,250億円程度
経 常 損 益 ▲600 億円程度 ▲850 億円程度
当期純損益 ▲400 億円程度 ▲550 億円程度
(2)財政状態に関する分析
○キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前年度比 52.5%減の 5,098 億円となりました。これは、電気料収入が増加したものの、火力燃料購入に 関する支出が増加したことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、前年度比 24.7%増の 6,862 億円の支出となりました。これは、設備投資が増加したことなどによるもの です。
なお、上記により当年度のフリーキャッシュ・フローは 909 億円の支出となりま した。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,882 億円の収入(前年 度は 5,148 億円の支出)となりました。これは、外部資金の調達が増加したこと などによるものです。
これらの結果、当年度末における現金及び現金同等物の残高は、前年度末に比べ 112 億円(9.8%)増加し、1,251 億円となりました。
(キャッシュ・フロー指標)
15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 自己資本比率 (%) 17.0 18.2 20.4 22.4 19.4 時価ベースの自己資本比率 (%) 22.9 25.5 29.1 40.2 26.3 債務償還年数 年 7.6 5.9 8.4 6.9 15.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ 6.6 8.5 5.7 6.8 3.4
(注)1.自己資本比率:(純資産−新株予約権−少数株主持分)/総資産 2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
3.債務償還年数:有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー
4.インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・フロー /利息の支払額 5.いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
6.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、社債、長期借入金
(いずれも1年以内に期限到来のものを含みます)、短期借入金及びコマーシ ャル・ペーパーを対象としています。
○資産・負債・純資産の状況
当年度末の資産は、前年度末に比べ 1,576 億円増加し、13 兆 6,790 億円となり ました。これは、減価償却の進行により電気事業固定資産が減少した一方で、当 社の企業年金制度の見直し等により、年金資産が退職年金にかかる退職給付債務 を上回った額について長期前払費用に計上した影響などによるものです。
当年度末の負債は、前年度末に比べ 5,359 億円増加し、10 兆 9,836 億円となり ました。これは、有利子負債残高が前年度末に比べ 2,871 億円増加したことなどに よるものです。
当年度末の純資産は、前年度末に比べ 3,783 億円減少し、2 兆 6,954 億円となり ました。これは、当期純損失を計上したことによる利益剰余金の減少などによるも のです。この結果、自己資本比率は 19.4%と前年度末に比べ 3.0%減少しました。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社では、株主のみなさまに対する利益配分について、安定配当の継続を基本 に、連結配当性向 30%以上を目標とし、業績及び財務体質の改善状況等を総合的 に勘案して決定していくことを基本的な考え方としております。
しかしながら、昨年7月に発生した新潟県中越沖地震により、当社の柏崎刈羽 原子力発電所が被災し、以来、全号機が運転を停止しております。同発電所の点 検・復旧の取り組みは着実に進展しているものの、現時点では同発電所の運転計 画をお示しできる状況にありません。
こうしたなか、当期の利益配分につきましては、業績が極めて厳しいものとな ったことから、期末配当金として1株につき 30 円とすることを株主総会にお諮り し、中間配当金と合わせて 1 株につき年間 65 円といたしたいと思います。
なお、次期の配当金につきましては、中間配当金は 1 株につき 30 円とさせてい ただくことを予定しておりますが、期末配当金は通期の業績や柏崎刈羽原子力発 電所の復旧状況などを踏まえ、あらためて検討していきたいと考えております。
(4)事業等のリスク
当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼ す可能性があると考えられる主な事項を記載しています。また、必ずしもそのようなリス ク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項 については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しています。
また、本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は現時点にお いて判断したものです。
なお、平成 19 年7月に発生した新潟県中越沖地震によって当社の柏崎刈羽原子力発電所 が被災し、全号機が運転を停止しているため、以下の①及び⑪に掲げる項目の不確実性が 高まっていると考えています。
①電気の安定供給
当社グループは、電気の安定供給確保に向け万全を期していますが、自然災害、設備事 故、テロ等の妨害行為、燃料調達支障などにより、長時間・大規模停電等が発生し、安定 供給を確保できなくなる可能性があります。その場合、復旧等に多額の支出を要するほか、
当社グループに対する社会的信用を低下させる可能性があります。
また、原子燃料サイクルを含めた原子力発電は、中長期的な安定供給の確保はもとより、
地球温暖化防止のためにも必要不可欠なものであり、引き続き安全・安定運転を大前提に 着実に推進してまいります。ただし、原子力発電の推進には、多額の投資と長期の建設期 間が必要になるなど不確実性を伴います。バックエンド事業における国による制度措置等 によりこの不確実性は低減されていますが、制度措置等の見直しや制度外の将来費用の見 積額の増加などにより、当社グループの業績及び財政状態はこの影響を受ける可能性があ ります。
②安全確保、品質管理、環境汚染防止
当社グループは、安全確保、品質管理、環境汚染防止に努めていますが、作業ミス、法 令や社内ルールの不遵守等により事故や人身災害、大規模な環境汚染が発生した場合、当 社グループへの社会的信用が低下し、円滑な業務運営に影響を与える可能性があります。
③企業倫理遵守
当社グループは、企業倫理を遵守した業務運営を定着させるための取り組みに努めてい ますが、法令違反等の企業倫理に反した行為が発生した場合、当社グループへの社会的信 用が低下し、円滑な業務運営に影響を与える可能性があります。
④情報管理
当社グループは、大量のお客さま情報をはじめ、業務上の重要な情報を保有しています。
社内規程の整備や、従業員教育等を通じ情報の厳正な管理に留意していますが、これらの 情報の流出等が発生した場合には、当社グループの情報管理に対する社会的信用が低下し、
円滑な業務運営に影響を与える可能性があります。
⑤規制環境
電気事業における制度改革やそれに伴う競争の進展など、当社グループを取り巻く事業 環境の変化により、当社グループの業績及び財政状態は影響を受ける可能性があります。
また、地球温暖化に関する環境規制強化などにより、当社グループの業績及び財政状態は
影響を受ける可能性があります。
⑥自家発電や他のエネルギーとの競合
電気事業に関しては、自家発電や他のエネルギーとの競合が進展しており、当社グルー プの業績及び財政状態はこうした競合の影響を受ける可能性があります。
⑦お客さまサービス
当社グループは、お客さまサービスの一層の向上に努めていますが、不適切なお客さま 応対等により、お客さまの当社グループのサービスへの満足度が低下し、当社グループの 競争力を低下させる可能性があります。
⑧経済状況等
販売電力量は、経済活動や生産活動を直接的に反映することから、景気の影響を受ける ことがあります。また、冷暖房需要は夏期・冬期を中心とした天候に影響されることがあ ります。これらにより、当社グループの業績及び財政状態は影響を受ける可能性がありま す。
⑨金融市場の動向
企業年金資産等において保有している国内外の株式や債券は、株式市況や債券市況等に より時価が変動することから、当社グループの業績及び財政状態は影響を受ける可能性が あります。
また、支払利息に関しては、今後の金利動向等により影響を受けることがあります。た だし、長期かつ固定金利による資金調達を基本としていることから、短期的な影響は限定 的と考えられます。
⑩火力発電用燃料価格
火力発電用燃料であるLNG、原油、石炭等の価格は、国際市況や外国為替相場の動向 等により変動し、当社グループの業績及び財政状態はその影響を受ける可能性があります。
ただし、一定の範囲内の燃料価格の変動については、燃料価格や外国為替相場の変動を電 気料金に反映させる「燃料費調整制度」により、業績への影響は緩和されます。
⑪原子力設備利用率
当社グループは、原子力発電所の設備と運転の信頼性を高めることを通じて、原子力設 備利用率の向上に努めていますが、自然災害や設備トラブル、定期検査の延長等により原 子力設備利用率が低下した場合、燃料費の高い火力発電設備の稼働率を必要以上に高める こととなり総発電コストが上昇する可能性があります。また、CO2排出量の増加に伴い、
追加的なコストが発生する可能性があります。この場合、当社グループの業績及び財政状 態はその影響を受けます。
⑫電気事業以外の事業
当社グループは、グループ全体としての成長性を確保するため、新事業を推進していま す。これらの事業は、他事業者との競合の進展など事業環境の変化により、投融資時点で 想定した結果をもたらさない可能性があります。この場合、当社グループの業績及び財政 状態はその影響を受けます。
2.企業集団の状況
最近の有価証券報告書(平成 19 年6月 27 日提出)における「事業系統図(事業の内 容)」及び「関係会社の状況」から重要な変更がないため開示を省略します。
3.経営方針
昨年7月に発生した新潟県中越沖地震により、当社の柏崎刈羽原子力発電所が被災 し、それ以降、全号機(7基、821.2 万kW)が運転を停止しています。これにより 当社は、電気の安定供給、並びに収支や環境などの面において、創業以来の極めて厳 しい状況に直面しております。
こうした状況を踏まえ、本年3月、当社グループは、直面する経営課題を克服する ため、災害に強く安全・安心な原子力発電所の構築、安定供給の確保、徹底した費用 削減に取り組むことを最重点計画とする「平成 20 年度経営計画」を策定しました。
災害に強く安全・安心な原子力発電所の構築に向け、柏崎刈羽原子力発電所では、
プラントの健全性を徹底的に確認・評価するとともに、被災した設備の復旧工事を着 実に進めてまいります。また、地質調査結果や地震観測データの分析結果をもとに、
最新の知見を踏まえながら、施設の耐震設計および耐震安全性評価に用いる基準地震 動を策定し、この基準地震動に基づく耐震安全性の評価を踏まえ、国の委員会等の審 議・確認を得ながら、必要な耐震性向上工事を確実に実施してまいります。
安定供給の確保については、新規電源の営業運転開始、長期計画停止火力の運転再 開、他の電力会社からの融通受電などにより供給力を確保するとともに、既設電源や 電力流通設備の着実な運転・保守、燃料の確実な調達などを実施し、引き続き安定供 給に向け万全を期してまいります。
収支面については、柏崎刈羽原子力発電所の停止に伴う火力燃料費の増加を補うた め、グループ総力をあげて様々な費用削減策に取り組んでおりますが、燃料価格の高 騰が続いているため、今後も厳しい収支となることが見込まれます。このため、新技 術・新工法を活用した工事の実施や仕様の合理化、業務の効率化・簡素化・標準化な どについて、さらに踏み込んだ検討を行い、抜本的な費用削減策を実行してまいりま す。
また、環境面については、柏崎刈羽原子力発電所停止の影響などにより、当社の CO2排出量は増加しております。こうした状況の中、原子力発電所の安全・安定運転、
火力発電の熱効率向上、RPS法に基づく義務の履行を通じた再生可能エネルギーの 利用拡大、京都メカニズムを活用した炭素クレジットの取得等を推進し、「経営ビジョ ン 2010」の地球環境貢献目標の達成に向け最大限努力してまいります。
当社グループは、「経営ビジョン 2010」のもとで積み上げてきた成果を最大限活か すとともに、経営課題を克服するための新たな創意工夫などの取り組みを恒常的なも のとしていくことで、一層強靭な企業体質を持つ新しい東京電力グループを構築し、
さらなる成長や事業発展につなげてまいります。
なお、柏崎刈羽原子力発電所の状況を踏まえ、平成 20 年度経営計画においては数値 目標を設定しておりませんが、「経営ビジョン 2010」における目標の達成に向け、引 き続き最大限努力してまいります。
(参考)「経営ビジョン 2010」における 2010(平成 22)年度までの数値目標
業務効率改善目標
「設備安全・品質確保を大前提に、2003(平成 15)年度比で 20%以上改善」
財務体質改善目標
「株主資本比率 25%以上を達成」
事業の成長目標
○ 販売電力量の開拓
「100 億 kWh 以上を開拓」(平成 16〜22 年度累計)
○ 電気事業以外の売上高・営業利益
「電気事業以外の売上高 (注 1) 3,000 億円以上、
電気事業以外の営業利益 (注 2) 500 億円以上を確保」
(注 1) 連結子会社・附帯事業の外部顧客に対する売上高の合計。
(注 2) 連結子会社・附帯事業の営業利益の合計。
地球環境貢献目標
「CO2排出原単位を 2008(平成 20)〜2012(平成 24)年度の 5 年間平均で 1990(平成 2)年度比 20%削減」
(単位:百万円)
12,697,550 12,670,669 26,880 8,602,627 8,073,775 528,851
4,697,415 4,535,040 162,374
8,351,375 8,699,662 △ 348,287 1,458,826 1,335,691 123,134
800,542 842,265 △ 41,722 430,930 445,312 △ 14,381
1,113,932 1,199,872 △ 85,939 1,243,524 1,275,718 △ 32,194
676,701 736,677 △ 59,975 20,524 17,917 2,606
2,370,923 2,479,483 △ 108,559 475,170 393,013 82,157
941,022 978,788 △ 37,766 164,528 − 164,528
2,243,397 2,262,664 △ 19,266 111,707 71,080 40,626
180,547 176,836 3,711
24,306 23,074 1,232 2,363,566 2,351,404 12,161
847,180 897,845 △ 50,664
532,584 522,702 9,881 382,223 362,942 19,281
390,726 201,205 189,521
659,639 556,621 103,018 58,216 213,016 △ 154,799
659,639 556,621 103,018 1,600 2,975 △ 1,375
683,618 673,420 10,198 921,845 893,757 28,088
152,736 139,702 13,033 17,406 22,427 △ 5,021
769,108 754,054 15,054 17,406 22,427 △ 5,021
2,232,104 1,997,924 234,180
646,386 864,509 △ 218,123 10,983,600 10,447,608 535,991
517,942 346,505 171,436 461,737 305,890 155,846 606,570 481,640 124,930
△ 531 △ 622 90 2,626,188 2,875,591 △ 249,403
676,434 676,434 −
19,126 19,071 54 1,937,814 2,186,807 △ 248,992
△ 7,187 △ 6,721 △ 465
981,505 850,717 130,787 27,574 157,945 △ 130,371
154,625 143,856 10,768 37,527 155,086 △ 117,558
388,705 388,540 164 △ 12,895 △ 1,118 △ 11,777
182,181 156,032 26,149 △ 3,647 △ 3,641 △ 6
34,760 40,748 △ 5,987 6,589 7,618 △ 1,029
224,242 125,308 98,934
△ 3,010 △ 3,767 757 − 4 △ 4
41,692 40,237 1,455
2,695,455 3,073,778 △ 378,323
現 金 及 び 預 金
少 数 株 主 持 分 貸 倒 引 当 金 ( 貸 方 )
資 本 剰 余 金
利 益 剰 余 金
自 己 株 式
流 動 資 産
純 資 産 合 計
新 株 予 約 権
特 別 法 上 の 引 当 金
渇 水 準 備 引 当 金
そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
土 地 再 評 価 差 額 金 為 替 換 算 調 整 勘 定
株 主 資 本
評 価 ・ 換 算 差 額 等
受 取 手 形 及 び 売 掛 金
そ の 他 の 流 動 負 債
貸 倒 引 当 金 ( 貸 方 )
加 工 中 等 核 燃 料
装 荷 核 燃 料
固 定 資 産
電 気 事 業 固 定 資 産
そ の 他 の 固 定 資 産
固 定 資 産 仮 勘 定
水 力 発 電 設 備
汽 力 発 電 設 備
原 子 力 発 電 設 備
変 電 設 備
資 産 の 部 科 目 平成20年3月31日 平成19年3月31日
退 職 給 付 引 当 金
使 用 済 燃 料 再 処 理 等 引 当 金
長 期 借 入 金
科 目
社 債
固 定 負 債
負 債 合 計
使 用 済 燃 料 再 処 理 等 積 立 金
た な 卸 資 産
繰 延 税 金 資 産
長 期 投 資
そ の 他 の 流 動 資 産
繰 延 税 金 資 産
投 資 そ の 他 の 資 産
使用済燃料再処理等準備引当金 原 子 力 発 電 施 設 解 体 引 当 金
送 電 設 備
1年以内に期限到来の固定負債
災 害 損 失 引 当 金
そ の 他 の 固 定 負 債
流 動 負 債
配 電 設 備
業 務 設 備
支 払 手 形 及 び 買 掛 金
未 払 税 金
子 会 社 事 業 整 理 損 失 引 当 金 そ の 他 の 電 気 事 業 固 定 資 産
短 期 借 入 金
核 燃 料
建 設 仮 勘 定 及 び 除 却 仮 勘 定
連 結 貸 借 対 照 表
前連結会計年度 比 較
比 較
当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度
負 債 及 び 純 資 産 の 部
平成20年3月31日 平成19年3月31日
そ の 他 の 投 資 等
資 本 金
(単位:百万円)
5,342,975 4,732,122 610,853 5,479,380 5,283,033 196,346 5,055,899 4,398,135 657,764 5,168,527 4,952,318 216,209 287,076 333,987 △ 46,911 310,852 330,715 △ 19,862 ( 136,404) ( 550,911) (△ 414,506)
173,049 176,633 △ 3,583 69,777 67,016 2,761
149,368 154,720 △ 5,351 13,780 7,343 6,437
23,681 21,912 1,768 15,525 11,700 3,824
9,184 13,676 △ 4,492
3,154 − 3,154
28,132 34,294 △ 6,162
5,516,025 4,908,755 607,270 5,549,158 5,350,050 199,107
33,132 441,294 △ 408,162
△ 5,021 5,971 △ 10,992
− 5,971 △ 5,971
△ 5,021 − △ 5,021
269,288 − 269,288 18,635 60,700 △ 42,064
1,518 − 1,518 18,635 − 18,635
191,586 − 191,586 − 60,700 △ 60,700
13,642 − 13,642 62,541 − 62,541
− 496,022 △ 496,022 212,499 − 212,499
17,521 202,805 △ 185,283
△ 82,634 △ 8,984 △ 73,650
2,720 4,046 △ 1,325
− 298,154 △ 298,154 150,108 − 150,108 渇水準備金引当又は取崩し
税 金 等 調 整 前 当 期 純 損 失
特 別 利 益
事 業 移 転 利 益 退職 給付 制度 移行 差益
渇水準備引当金取崩し(貸方)
渇 水 準 備 金 引 当
災 害 特 別 損 失
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
営 業 費 用
営 業 外 費 用
電 気 事 業 営 業 費 用 そ の 他 事 業 営 業 費 用
営 業 利 益
子 会 社 株 式 売 却 益
過 年 度 原 子 力 発 電 施 設 解 体 引 当 金 繰 入 額 関 係 会 社 支 援 損
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 持 分 利 益
当 期 純 損 失
当 期 純 利 益
受 取 利 息
持分 法に よる 投資 利益
そ の 他 の 営 業 外 収 益
特 別 損 失
財 産 偶 発 損
支 払 利 息
そ の 他 の 営 業 外 費 用
営 業 外 収 益
受 取 配 当 金
比 較
営 業 収 益
電 気 事 業 営 業 収 益 そ の 他 事 業 営 業 収 益
平成18年 4月 1日から 前連結会計年度 当連結会計年度
平成19年 4月 1日から
平成20年 3月31日まで 平成18年 4月 1日から
平成19年 3月31日まで
平成19年 4月 1日から
科 目 比 較
前連結会計年度
連 結 損 益 計 算 書
当 期 経 常 収 益 合 計 当 期 経 常 費 用 合 計
当 期 経 常 利 益
費 用 の 部 収 益 の 部
当連結会計年度
科 目
平成19年 3月31日まで 平成20年 3月31日まで
当連結会計年度(平成19年4月1日から 平成20年3月31日まで) (単位:百万円)
676,434 19,071 2,186,807 △ 6,721 2,875,591 155,086 △ 1,118 △ 3,641 7,618 157,945 4 40,237 3,073,778
剰余金の配当 ‑ ‑ △ 101,281 ‑ △ 101,281 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 101,281
当期純損失 ‑ ‑ △ 150,108 ‑ △ 150,108 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 150,108
自己株式の取得 ‑ ‑ ‑ △ 788 △ 788 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 788
自己株式の処分 ‑ 54 ‑ 322 377 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 377
持分法適用会社増加に伴う増加額 ‑ ‑ 2,391 ‑ 2,391 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 2,391
土地再評価差額金取崩額 ‑ ‑ 6 ‑ 6 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 6
その他 ‑ ‑ ‑ △ 0 △ 0 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 0
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額) ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 117,558 △ 11,777 △ 6 △ 1,029 △ 130,371 △ 4 1,455 △ 128,919
‑ 54 △ 248,992 △ 465 △ 249,403 △ 117,558 △ 11,777 △ 6 △ 1,029 △ 130,371 △ 4 1,455 △ 378,323
676,434 19,126 1,937,814 △ 7,187 2,626,188 37,527 △ 12,895 △ 3,647 6,589 27,574 ‑ 41,692 2,695,455
前連結会計年度(平成18年4月1日から 平成19年3月31日まで) (単位:百万円)
676,434 19,014 1,969,972 △ 5,705 2,659,715 117,773 ‑ △ 3,625 5,857 120,005 4 35,699 2,815,424
剰余金の配当 (注) ‑ ‑ △ 40,522 ‑ △ 40,522 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 40,522
剰余金の配当 ‑ ‑ △ 40,518 ‑ △ 40,518 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 40,518
取締役賞与 (注) ‑ ‑ △ 294 ‑ △ 294 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 294
当期純利益 ‑ ‑ 298,154 ‑ 298,154 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 298,154
自己株式の取得 ‑ ‑ ‑ △ 1,161 △ 1,161 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 1,161
自己株式の処分 ‑ 57 ‑ 145 203 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 203
土地再評価差額金取崩額 ‑ ‑ 15 ‑ 15 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 15
その他 ‑ ‑ ‑ △ 0 △ 0 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ △ 0
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額) ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 37,312 △ 1,118 △ 15 1,760 37,939 ‑ 4,537 42,477
‑ 57 216,834 △ 1,016 215,876 37,312 △ 1,118 △ 15 1,760 37,939 ‑ 4,537 258,354
676,434 19,071 2,186,807 △ 6,721 2,875,591 155,086 △ 1,118 △ 3,641 7,618 157,945 4 40,237 3,073,778
(注) 定時株主総会における利益処分項目である。
平成18年3月31日残高
連結会計年度中の変動額
連結会計年度中の変動額合計
平成19年3月31日残高
少数株主
持分 純資産
合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本
合計
その他 有価証券 評価差額金
繰延ヘッジ 損益
土地再評価 差額金
株主資本 評価・換算差額等
新株 為替換算 予約権
調整勘定
評価・換算 差額等合計 評価・換算 差額等合計
新株
予約権 少数株主
持分 純資産
合計 その他
有価証券 評価差額金
繰延ヘッジ 損益
土地再評価 差額金
為替換算 調整勘定
平成20年3月31日残高
連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書
評価・換算差額等
自己株式 株主資本
資本金 資本剰余金 株主資本
合計
連結会計年度中の変動額 平成19年3月31日残高
連結会計年度中の変動額合計
利益剰余金
(単位:百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は純損失 △ 212,499 496,022 △ 708,522
減価償却費 772,460 751,625 20,834
核燃料減損額 33,498 55,513 △ 22,014
固定資産除却損 24,080 45,366 △ 21,286
退職給付引当金の増加額又は減少額 △ 14,490 3,749 △ 18,239 使用済燃料再処理等引当金の増加額又は減少額 △ 32,194 17,506 △ 49,700 使用済燃料再処理等準備引当金の増加額 2,606 17,917 △ 15,310 原子力発電施設解体引当金の増加額 82,157 16,565 65,592
災害損失引当金の増加額 164,528 − 164,528
受取利息及び受取配当金 △ 29,306 △ 19,044 △ 10,261
支払利息 149,368 154,720 △ 5,351
事業移転利益 − △ 60,700 60,700
使用済燃料再処理等積立金の増加額 △ 171,436 △ 84,270 △ 87,166
長期前払費用の増加額 △ 105,432 − △ 105,432
受取手形及び売掛金の増加額 △ 7,508 △ 24,493 16,984
支払手形及び買掛金の増加額 235,979 33,299 202,679
その他 △ 31,445 △ 31,136 △ 308
小 計 860,367 1,372,643 △ 512,275
利息及び配当金の受取額 23,938 14,386 9,552
利息の支払額 △ 150,523 △ 157,700 7,176
法人税等の支払額 △ 223,891 △ 155,634 △ 68,257 営業活動によるキャッシュ・フロー 509,890 1,073,694 △ 563,804
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出 △ 671,073 △ 544,157 △ 126,915
工事費負担金等による収入 19,072 25,161 △ 6,089
投融資による支出 △ 57,803 △ 32,106 △ 25,696
投融資の回収による収入 6,977 23,606 △ 16,629
連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △ 900 − △ 900 連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 2,391 191 2,199 連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 △ 830 − △ 830 連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 3,469 − 3,469
連結範囲の変更を伴う子会社持分の売却による収入 − 952 △ 952
連結子会社における会社分割に伴う減少額 △ 322 − △ 322
事業移転に伴う減少額 − △ 3,931 3,931
その他 12,734 △ 19,854 32,588
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 686,284 △ 550,138 △ 136,146
財務活動によるキャッシュ・フロー
社債の発行による収入 747,796 327,979 419,817
社債の償還による支出 △ 693,320 △ 729,062 35,742
長期借入れによる収入 426,951 194,782 232,169
長期借入金の返済による支出 △ 252,741 △ 361,004 108,263
短期借入れによる収入 815,365 834,211 △ 18,846
短期借入金の返済による支出 △ 788,572 △ 823,859 35,287 コマーシャル・ペーパーの発行による収入 1,487,000 889,000 598,000 コマーシャル・ペーパーの償還による支出 △ 1,452,000 △ 764,000 △ 688,000
配当金の支払額 △ 101,009 △ 80,918 △ 20,090
その他 △ 1,233 △ 2,014 781
財務活動によるキャッシュ・フロー 188,237 △ 514,885 703,123
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 623 483 △ 1,106
現金及び現金同等物の増加額 11,220 9,154 2,066
現金及び現金同等物の期首残高 113,926 104,772 9,154
現金及び現金同等物の期末残高 125,147 113,926 11,220
科 目
当連結会計年度 前連結会計年度
比 較 平成20年3月31日まで 平成19年3月31日まで
平成19年4月 1日から 平成18年4月 1日から