平成26年度
【 ま え が き 】
平 成 2 6 年 第 1 回 定 例 会 に お き ま し て 、 平 成 2 6 年 度 の 予 算 案 を は じ め 、 関 係 諸 議 案 の ご 審 議 を お 願 い す る に あ た り 、 私 の 所 信 の 一 端 と 新 年 度 の 予 算 や 主 要 な 施 策 の 概 要 を 申 し 上 げ 、 議 員 各 位 並 び に 市 民 の 皆 様 の ご 理 解 と ご 協 力 を 賜 り た い と 思 い ま す 。
【 市 政 運 営 の 基 本 的 な 考 え 】
は じ め に 、 市 政 運 営 の 基 本 的 な 考 え を 述 べ さ せ て い た だ き ま す 。 「 市 民 生 活 に 直 結 す る 基 礎 自 治 体 こ そ 国 を 支 え 、 そ し て 基 礎 自 治 体 か ら 国 を 変 え て い く 」 と い う 信 念 の 下 、 私 は 、 こ れ ま で 市 政 運 営 に 全 力 を 尽 く し て ま い り ま し た 。
こ の 間 、 国 に お い て は 、 2 度 の 政 権 交 代 が あ る 中 で 、 地 方 分 権 改 革 に お い て 、 一 定 の 成 果 は あ っ た と 認 識 し て い ま す が 、 私 は 、 地 方 自 治 体 の 長 と し て 、「 地 方 自 治 の 使 命 と 効 率 性 」 に 加 え て 、「 公 共 の あ り 方 」 に つ い て 、 北 欧 型 や ア メ リ カ 型 の N P M ( ニ ュ ー ・ パ ブ リ ッ ク ・ マ ネ ジ メ ン ト ) を 研 究 し な が ら 、 実 践 し て き ま し た 。
ま た 、郷 土 博 物 館 の 建 設 時 に お け る 1 0 0 人 規 模 の 市 民 委 員 会 や 、第 2 期 基 本 計 画 の 策 定 時 に お け る 2 0 0 人 を 超 え る 市 民 会 議 の 開 催 な ど 、こ れ ま で に な い 大 規 模 な 市 民 参 加 と 市 民 協 働 を 実 践 し 、 協 働 の ま ち づ く り の 基 礎 を 築 く と と も に 、市 民 参 加 推 進 条 例 の 制 定 や 、う ら や す 市 民 大 学 の 開 校 、 さ ら に は 協 働 事 業 提 案 制 度 の 創 設 な ど 、 多 様 な 市 民 参 加 や 市 民 協 働 の 取 り 組 み を 展 開 し て き ま し た 。
私 は 、 市 政 運 営 に 最 善 を 尽 く す 中 で 、 こ の 浦 安 市 が 、 こ れ か ら も 都 市 間 競 争 に 勝 ち 抜 き 、 持 続 可 能 な 都 市 と し て 安 定 し た 成 長 を 続 け て い く た め に は 、 今 こ そ 、 そ の 礎 を さ ら に 強 靭 な も の に し て い く 必 要 が あ る と 確 信 し ま し た 。
そ こ で 、 平 成 2 6 年 度 の 予 算 編 成 に あ た っ て は 、 財 政 調 整 基 金 を 積 極 的 に 活 用 し 、一 般 会 計 と 特 別 会 計 を 合 わ せ て 過 去 最 大 と な る 1 , 0 0 0 億 円 を 超 え る 、 大 胆 か つ 戦 略 的 な 財 政 出 動 を 行 う 決 断 を し ま し た 。
正 念 場 と な る 復 旧 ・ 復 興 の 推 進 や 少 子 高 齢 化 の 進 展 な ど 、 社 会 的 課 題 へ の 対 応 に 加 え 、 こ の 浦 安 の 高 い ポ テ ン シ ャ ル を 活 か し て 、 新 た な 価 値 や 魅 力 を 高 め る 先 進 的 な 政 策 を 創 造 し 、 展 開 し て い く こ と に 怯 む こ と な く 挑 戦 し 、再 び 、「 人 が 輝 き 躍 動 す る ま ち ・ 浦 安 」の 実 現 に 向 け て 取 り 組 ん で い く こ と が 、 首 長 で あ る 私 に 課 せ ら れ た 大 き な 使 命 で あ る と 認 識 し て お り ま す 。
間 も な く 、 東 日 本 大 震 災 か ら 3 年 目 を 迎 え よ う と し て い ま す 。 復 旧 ・ 復 興 事 業 に つ き ま し て は 、 平 成 2 4 年 度 当 初 、 平 成 3 2 年 度 ま で の 全 体 事 業 費 を 5 5 0 億 円 と 見 積 も り ま し た が 、 災 害 復 旧 事 業 の 査 定 対 象 外 の 事 業 や 、 地 籍 調 査 関 連 事 業 な ど に 追 加 調 査 が 生 じ た こ と か ら 、 4 0 億 円 の 増 額 と な り 、 現 時 点 で は 5 9 0 億 円 と 見 込 ん で い ま す 。
平 成 2 6 年 度 は 、 平 成 2 5 年 度 か ら の 繰 越 し 見 込 み 分 1 0 5 億 円 と 合 わ せ て 、 2 1 3 億 円 の 事 業 を 行 う こ と と な り ま す 。こ の こ と は 、下 水 道 工 事 に 例 え て 言 え ば 、震 災 以 前 と 比 べ る と 、約 1 0 0 倍 の 事 業 費 を 執 行 す る こ と に な り ま す 。
ま さ に 、平 成 2 6 年 度 を 正 念 場 の 年 と と ら え 、執 行 体 制 を 充 実 し な が ら 、 復 旧 ・ 復 興 事 業 費 5 9 0 億 円 に 対 し 、 約 8 0 % の 進 捗 を 目 指 し ま す 。
さ ら に 、 震 災 に よ り 被 害 を 受 け た 、 シ ン ボ ル ロ ー ド の 緑 道 部 の 舗 装 や 水 路 の 再 整 備 に 取 り 組 み ま す 。
下 水 道 に つ い て は 、 引 き 続 き 災 害 復 旧 を 行 う と と も に 、 被 災 し て い な い 施 設 に つ い て は 、 下 水 道 総 合 地 震 対 策 整 備 計 画 に 基 づ き 、 耐 震 化 が 必 要 な 施 設 を 特 定 す る た め 、 管 路 施 設 の 耐 震 診 断 を 行 い ま す 。
ま た 、 災 害 時 の 避 難 場 所 と な る 学 校 施 設 校 庭 の 液 状 化 対 策 を 推 進 す る た め 、 明 海 中 学 校 校 庭 の 液 状 化 対 策 工 事 を 実 施 し ま す 。
さ ら に 、 道 路 等 と 宅 地 の 一 体 的 な 液 状 化 対 策 、 い わ ゆ る 復 興 交 付 金 制 度 の 市 街 地 液 状 化 対 策 事 業 に つ い て は 、 復 興 交 付 金 制 度 が 創 設 さ れ 、 市 街 地 液 状 化 対 策 事 業 の 事 業 概 要 に つ い て 国 土 交 通 省 か ら 説 明 を 受 け た 時 に 、 関 係 権 利 者 の 合 意 形 成 に 加 え て 自 己 負 担 と い う 面 で 非 常 に 懐 疑 的 な 印 象 を 持 ち ま し た 。
そ の 後 、学 識 者 な ど に よ る 液 状 化 対 策 実 現 可 能 性 技 術 検 討 委 員 会 か ら 、 液 状 化 対 策 に つ い て 提 言 を 受 け 、 市 に お い て も 技 術 的 な 検 証 を 実 施 し ま し た 。
こ の 結 果 、 格 子 状 地 中 壁 工 法 に よ る 液 状 化 対 策 を 行 う こ と が 、 本 市 に と っ て 最 も 適 正 で あ る と 判 断 し 、 平 成 2 5 年 4 月 2 4 日 に 開 催 し た 「 市 街 地 液 状 化 対 策 事 業 説 明 会 」 に お い て 、 市 民 の 皆 様 に 、 こ れ ま で の 検 討 結 果 や 市 独 自 の 支 援 策 等 に つ い て 、 お 示 し さ せ て い た だ い た と こ ろ で す 。
こ の 日 を 皮 切 り に 、 こ れ ま で に 、 自 治 会 単 位 で の 説 明 会 や 地 区 ご と の 勉 強 会 を 1 5 0 回 あ ま り 実 施 し 、鋭 意 事 業 化 に 向 け た 合 意 形 成 に 努 め て ま い り ま し た 。
最 終 的 に 、 勉 強 会 が 組 織 さ れ た 地 区 は 1 6 を 数 え ま す が 、 こ の 内 の 5 地 区 に つ い て 、 合 意 形 成 の 確 認 作 業 が 実 施 さ れ 、 そ の 全 て で 、 9 0 % を 超 え る 高 い 合 意 形 成 に 至 り 、 こ の 事 業 を 推 進 し た い 旨 の 要 望 書 を い た だ き 、 市 民 の 液 状 化 対 策 へ の 思 い の 強 さ を 実 感 し た と こ ろ で す 。
ま た 、 全 国 的 に 年 々 深 刻 さ を 増 し て い る 少 子 高 齢 化 問 題 に つ い て は 、 最 も 若 い ま ち と い わ れ て い る 本 市 も 例 外 で は あ り ま せ ん 。 こ の 問 題 に 真 摯 に 向 き 合 い 、 積 極 的 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。
中 で も 、 私 が 今 、 最 大 の 課 題 だ と 思 っ て い る の は 、 少 子 化 対 策 で す 。 平 成 2 3 年 の 国 土 交 通 省 の「 国 土 の 長 期 展 望 」中 間 と り ま と め に よ る と 、 平 成 1 6 年 ( 2 0 0 4 年 ) に 1 億 2 , 7 8 4 万 人 だ っ た 人 口 が 、 平 成 6 2 年 ( 2 0 5 0 年 ) に は 9 , 5 1 5 万 人 と 1 億 人 を 下 回 り 、 2 1 0 0 年 に は 高 位 推 計 で 6 , 4 0 7 万 人 、 中 位 推 計 で 4 , 7 7 1 万 人 、 低 位 推 計 で は 何 と 3 , 7 7 0 万 人 ま で 減 少 す る と い う 、 衝 撃 的 な 予 測 が 示 さ れ て い ま す 。
さ ら に は 、 少 子 化 が も た ら す 人 口 減 に よ り 、 地 方 で は 就 労 の 場 が 無 く な り 、 就 労 す る 場 を 求 め 、 特 に 若 い 世 代 を 中 心 に 、 東 京 圏 を は じ め と す る 大 都 市 圏 に 日 本 全 体 の 人 口 が 吸 い 寄 せ ら れ 、 ま ず 地 方 都 市 が 消 滅 し 、 最 終 的 に は 大 都 市 圏 も 消 滅 し て い く と い う 、 少 子 化 問 題 の 深 刻 さ を 鮮 烈 に 問 題 提 起 し た 「 極 点 社 会 」 と い う 概 念 が 注 目 を 集 め て い ま す 。
本 市 で も 、 平 成 1 6 年 か ら 震 災 後 の 平 成 2 3 年 ま で は 、 概 ね 1 万 人 程 度 で 推 移 し て い た 未 就 学 児 が 、 総 人 口 が 増 加 し て い る に も 関 わ ら ず 、 平 成 2 5 年 に は 9 千 人 を 割 り 込 む ま で 減 少 し て お り 、合 計 特 殊 出 生 率 に お い て も 、 平 成 2 4 年 時 点 で 1 . 0 4 と 、 千 葉 県 の 1 . 3 1 、 全 国 の 1 . 4 1 を 大 き く 下 回 る 状 態 が 続 い て い ま す 。
一 時 は 、 各 学 年 2 0 0 名 を 超 す 児 童 が 在 籍 し た 入 船 北 小 学 校 で は 、 現 在 、 全 学 年 が 一 ク ラ ス と な り 、 と り わ け 1 年 生 と 6 年 生 で は 2 0 名 、 さ ら に 未 就 学 児 も 2 歳 児 は 2 2 名 、 4 歳 児 が 2 1 名 と 、 こ ど も た ち が 極 端 に 減 少 し て い る こ と か ら 、 平 成 2 7 年 度 に 、 入 船 北 小 学 校 を 廃 校 し 、 入 船 南 小 学 校 と 統 合 す る と い う 形 と な っ て あ ら わ れ て き て お り 、 既 に 本 市 に お い て も 、 私 た ち の 想 像 以 上 に 、 少 子 化 問 題 が 深 刻 化 し て い ま す 。
本 来 、 国 が 責 任 を 持 っ て 実 施 す る 重 要 な 政 策 の 一 つ で す が 、 現 実 的 に は 、少 子 化 対 策 が な か な か 進 ま な い こ と か ら 、基 礎 自 治 体 で あ る 本 市 が 、 率 先 し て 有 効 な 少 子 化 対 策 に 取 り 組 み 、 情 報 を 発 信 す る こ と で 、 多 く の 自 治 体 が 少 子 化 に 対 峙 し 、 ひ い て は 国 全 体 の 意 識 を 変 え て い く こ と が 、 重 要 で あ る と 考 え て い ま す 。
こ の よ う な 中 、 内 閣 府 と 厚 生 労 働 省 か ら 、 妊 娠 、 出 産 、 子 育 て ま で を 切 れ 目 な く 支 援 す る フ ィ ン ラ ン ド の ネ ウ ボ ラ を ヒ ン ト と し た 新 た な 少 子 化 対 策 の 先 進 モ デ ル 都 市 と し て 、 本 市 に 熱 い 視 線 が 向 け ら れ て お り 、 本 市 と し て も 、 国 の 意 向 を 酌 み 、 協 力 し な が ら 、 出 会 い 、 結 婚 か ら 子 育 て ま で 、 切 れ 目 の な い 支 援 に 積 極 的 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。
私 は 、 新 年 早 々 か ら 、 子 育 て 中 の お 母 さ ん た ち や 保 育 園 ・ 幼 稚 園 な ど の 子 育 て の 第 一 線 で 働 く 方 々 、 さ ら に は 子 育 て を 支 援 す る N P O の 方 々 と 議 論 を 始 め て お り 、 全 国 自 治 体 の 先 進 モ デ ル と な る よ う 、 新 た に 「 少 子 化 対 策 基 金 」 を 創 設 す る と と も に 、 実 効 性 の あ る 具 体 的 な 施 策 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。
一 方 、 高 齢 化 の 進 展 も 非 常 に 大 き な 問 題 で す 。
浦 安 市 も 昨 年 の 7 月 に 、 高 齢 化 率 が 1 4 % を 超 え 、 高 齢 化 社 会 か ら い よ い よ 本 格 的 な 高 齢 社 会 へ と 突 入 し ま し た 。
ま た 、 市 内 の 高 齢 化 率 は 地 区 に よ っ て 格 差 が 大 き く 、 最 も 若 い 日 の 出 4 丁 目 で は 1 . 1 5 % に 止 ま っ て い る も の の 、 最 も 高 い 美 浜 3 丁 目 で は 3 8 . 6 4 % と 約 3 4 倍 の 格 差 と な っ て い ま す 。
若 い ま ち で あ る 反 面 、 今 後 は 他 の 自 治 体 に は 類 を 見 な い 速 度 で 高 齢 化 が 進 展 し 、 高 齢 化 率 の 高 い 地 区 は ま す ま す 増 え て い く こ と が 想 定 さ れ ま す 。
昨 年 8 月 、 こ の 考 え に 賛 同 し 、 実 践 的 に 取 り 組 ん で い る 首 長 が 集 結 し た 研 究 会 で あ る 「 ス マ ー ト ・ ウ エ ル ネ ス ・ シ テ ィ 首 長 研 究 会 」 に 参 加 し ま し た 。
先 進 予 防 型 社 会 の 構 築 を 目 ざ し 、 従 来 の 医 療 ・ 介 護 ・ 福 祉 政 策 な ど 、 分 野 ご と の 課 題 解 決 策 で は な く 、政 策 横 断 的 な 課 題 解 決 方 法 、特 に 健 康 ・ 医 療 ・ 福 祉 政 策 と 都 市 政 策 の 融 合 に よ る 課 題 解 決 を 通 じ て 、 高 齢 社 会 へ の 対 応 策 を 検 討 し て い る と こ ろ で す 。
こ の 共 同 研 究 の 一 環 と し て 、「 健 幸 長 寿 社 会 を 創 造 す る ス マ ー ト・ウ エ ル ネ ス ・ シ テ ィ 総 合 特 区 」 の 区 域 指 定 を 得 て 、 レ セ プ ト や 健 診 デ ー タ な ど を 活 用 し 、 健 康 施 策 の 分 析 ・ 評 価 を 行 い 、 よ り 効 果 的 な 健 康 づ く り 施 策 の 立 案 に 取 り 組 み ま す 。
ま た 、 将 来 の 医 療 費 の 増 加 が 懸 念 さ れ る こ と か ら 、 健 康 寿 命 の 延 伸 を 図 る た め 、 よ り 多 く の 市 民 が 、 歩 く こ と を 基 本 に し た 健 康 づ く り に 継 続 し て 取 り 組 め る よ う 、 I C T を 活 用 し た 実 証 実 験 に 取 り 組 み ま す 。
さ ら に 、 本 市 の ま ち づ く り に お け る 長 年 の 課 題 に つ い て も 積 極 ・ 果 敢 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。
関 東 有 数 の 密 集 市 街 地 を 抱 え た 堀 江 ・ 猫 実 地 区 の 半 世 紀 に も 渡 る 再 整 備 に つ い て は 、 堀 江 ・ 猫 実 地 区 B 地 区 土 地 区 画 整 理 事 業 に お い て 、 昨 年 の 1 2 月 1 5 日 に 新 中 通 り を 開 通 さ せ 、 地 域 の 防 災 力 の 向 上 と 元 町 地 域 の 特 性 を 活 か し た ま ち づ く り を 行 い 、 高 い 評 価 を 得 て い る と こ ろ で す 。 こ の 実 績 を 活 か し 、 続 け て 、 み な と 線 か ら や な ぎ 通 り ま で の A 地 区 の 再 整 備 に 向 け 、 地 権 者 の ご 協 力 を い た だ き な が ら 、 取 り 組 ん で ま い り ま す 。
ま た 、 浦 安 駅 周 辺 の 再 整 備 に つ き ま し て は 、 昨 年 、 浦 安 駅 前 の 民 間 所 有 の 土 地 ・ 建 物 と 、 新 浦 安 駅 前 に 確 保 し て い た 2 0 0 0 平 方 メ ー ト ル の 再 開 発 用 地 を 交 換 す る こ と で 地 権 者 と 合 意 を 得 ま し た 。
浦 安 駅 前 に つ い て は 、「 浦 安 駅 周 辺 ま ち づ く り 取 り 組 み 方 針 」で 示 し た ス テ ッ プ 1 の 事 業 化 に 向 け 、 非 常 に 大 き な 一 歩 を 踏 み 出 す こ と が 可 能 と な る こ と か ら 、 交 換 に よ り 取 得 し た 土 地 を 活 用 し 、 交 通 結 節 機 能 の 改 善 を 図 る よ う 検 討 し て ま い り ま す 。
【 平 成 2 6 年 度 当 初 予 算 の 概 要 】
次 に 、 平 成 2 6 年 度 当 初 予 算 の 概 要 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
内 閣 府 の 月 例 経 済 報 告 に よ れ ば 、 我 が 国 の 実 質 G D P は 、 平 成 2 5 年 1 月 か ら 9 月 ま で の 過 去 3 四 半 期 い ず れ も 、 前 年 比 、 前 期 比 と も に プ ラ ス に 転 じ て い ま す 。
ま た 、 本 年 1 月 に は 、 い わ ゆ る ア ベ ノ ミ ク ス の 3 本 目 の 矢 、 成 長 戦 略 の 具 体 的 な 「 産 業 競 争 力 の 強 化 に 関 す る 実 行 計 画 」 が 閣 議 決 定 さ れ る 中 で 、 政 府 ・ 日 銀 の 金 融 緩 和 策 や 、 国 民 の 景 気 高 揚 へ 向 け た 期 待 感 の 高 ま り と あ い ま っ て 、 景 気 回 復 に 向 け た ト レ ン ド が 本 格 化 し つ つ あ り ま す 。 し か し な が ら 、 4 月 に は 消 費 税 8 % へ の 引 き 上 げ や 、 欧 米 諸 国 で の 景 気 回 復 の 鈍 化 、 ま た 東 南 ア ジ ア 新 興 国 な ど で の 経 済 の 伸 び 悩 み 、 あ る い は 政 情 不 安 と い っ た 、日 本 経 済 へ の 懸 念 材 料 が あ る こ と も ま た 事 実 で す 。
こ う し た 状 況 の も と 、 間 も な く 震 災 か ら 3 年 が 経 過 す る 中 で 、 私 は こ の 平 成 2 6 年 度 を 正 念 場 と と ら え 、 復 旧 ・ 復 興 に 目 処 を 付 け る べ き 年 で あ る と 同 時 に 、様 々 な 行 政 課 題 の 解 決 に 向 け 、積 極・果 敢 に チ ャ レ ン ジ し 、 反 転 攻 勢 に 弾 み を つ け る 絶 好 の タ イ ミ ン グ で あ る と 考 え 、 平 成 2 6 年 度 当 初 予 算 の 編 成 に あ た っ た と こ ろ で す 。
平 成 2 6 年 度 当 初 予 算 案 で 申 し 上 げ ま す と 、 歳 入 面 で は 、 市 税 が 前 年 度 と の 当 初 予 算 ベ ー ス で 比 べ 、 3 . 3 % の 伸 び で 、 額 に し て 1 2 億 9 , 7 0 0 万 円 増 と な り 、 過 去 最 大 の 4 0 2 億 5 , 8 0 0 万 円 の 収 入 を 見 込 ん で い ま す 。
一 方 、 歳 出 面 で は 、 一 般 会 計 が 7 6 0 億 円 、 前 年 度 に 比 べ て 1 3 0 億 円 の 増 に な り 、ま た 全 会 計 合 わ せ て 、初 の 1 , 0 0 0 億 円 規 模 と な る と と も に 、そ の 財 源 と し て 、 財 政 調 整 基 金 か ら 、 少 子 化 対 策 基 金 創 設 の た め の 3 0 億 円 を 含 め 、 積 極 的 に 7 9 億 円 を 繰 り 入 れ る な ど 、 予 算 を 組 ん だ と こ ろ で す 。
ま た 、 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム や タ ス ク フ ォ ー ス 、 さ ら に は 任 期 付 職 員 な ど を 積 極 的 に 活 用 し 、 機 動 的 ・ 効 率 的 な 人 事 ・ 組 織 運 営 を 図 っ て ま い り ま す 。
【 主 な 施 策 ・ 事 業 】
そ れ で は 、 平 成 2 6 年 度 に 取 り 組 む 主 な 施 策 や 事 業 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
は じ め に 、 少 子 化 対 策 に つ い て で す 。
私 は 、 こ れ ま で に 今 日 の 少 子 化 問 題 に つ い て 、 多 く の 市 民 か ら ご 意 見 を 伺 っ て ま い り ま し た 。
と り わ け 多 く の 女 性 の 意 見 の 底 流 に あ る 、 将 来 の 教 育 に か か る 経 済 的 な 不 安 と 目 の 前 の 育 児 に か か わ る 時 間 的 な 不 安 を 、 切 実 な も の と し て 受 け 止 め た と こ ろ で す 。
こ ど も を 産 み 育 て る こ と が 、 精 神 的 、 身 体 的 、 経 済 的 負 担 と な ら ず 、 安 心 し て こ ど も を 産 み 育 て ら れ る 環 境 を つ く れ る よ う 、 こ れ ま で 本 市 で 展 開 し て き た 子 育 て 事 業 を 充 実 ・ 強 化 す る と と も に 、 先 駆 的 な 事 業 を 展 開 し 、 出 会 い 、 結 婚 か ら 妊 娠 、 出 産 、 子 育 て ま で の 切 れ 目 の な い 支 援 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。
特 に 、 少 子 化 対 策 は 、 中 長 期 的 な 視 点 に 立 っ て 取 り 組 む こ と が 重 要 で あ る こ と か ら 、 そ の 財 源 的 な 措 置 と し て 、 財 政 調 整 基 金 か ら 3 0 億 円 を 繰 り 入 れ 少 子 化 対 策 基 金 を 創 設 し 、 安 定 的 ・ 継 続 的 な 事 業 展 開 に 取 り 組 み ま す 。
近 年 、 家 庭 や 地 域 で の 子 育 て 力 が 低 下 し て い る と 言 わ れ ま す が 、 本 市 で は 、 こ の 問 題 に 対 し て 、 恵 泉 女 学 園 大 学 大 学 院 教 授 の 大 日 向 雅 美 先 生 と 白 梅 学 園 大 学 学 長 の 汐 見 稔 幸 先 生 な ど の ご 協 力 を 得 て 、 先 駆 的 に 取 り 組 み 、 子 育 て ・ 家 族 支 援 者 養 成 講 座 を 開 催 し 、 本 市 独 自 の 子 育 て ケ ア マ ネ ジ ャ ー の 養 成 を 行 っ て き ま し た 。
こ の た め 、産 前 産 後 の お 母 さ ん と 、1 歳 の 誕 生 日 を 迎 え る お 子 さ ん に 、 そ れ ぞ れ ギ フ ト を 贈 呈 し 、 行 政 と の 関 わ り を 強 化 し つ つ 、 子 育 て 家 庭 を 支 援 し ま す 。
ま た 、 現 在 、 保 育 園 で 実 施 し て い る 緊 急 ・ 一 時 的 な 保 育 ニ ー ズ に 対 応 し た 一 時 保 育 と は 別 に 、子 育 て 中 の 保 護 者 が 、気 持 ち を リ フ レ ッ シ ュ し 、 子 育 て に 対 す る 閉 塞 感 を 和 ら げ 、 新 た な 気 持 ち で 子 育 て に 取 り 組 め る よ う 、 簡 易 な 手 続 き だ け で 、 理 由 を 問 わ ず に 、 短 時 間 の 保 育 サ ー ビ ス を 利 用 で き る 一 時 預 か り を 、 新 た に 日 の 出 幼 稚 園 や 富 岡 幼 稚 園 、 旧 第 3 教 職 員 住 宅 の 3 か 所 で 開 始 し ま す 。
様 々 な サ ー ビ ス が 受 け ら れ 、 子 育 て 家 庭 に 好 評 な 子 育 て 支 援 パ ス ポ ー ト 事 業 を 開 始 し て か ら 5 年 目 を 迎 え ま す が 、 5 年 間 継 続 し て 協 賛 し て い た だ い て い る 事 業 所 に 対 し 、「 子 育 て 応 援 事 業 所 」と し て 表 彰 を 行 う と と も に 、子 育 て を 全 市 で 応 援 す る た め 、協 賛 事 業 所 の 拡 大 に 取 り 組 み ま す 。 ま た 、 行 政 と 民 間 に 分 か れ て 提 供 さ れ て い る 子 育 て 支 援 に か か わ る サ ー ビ ス 情 報 を 、 子 育 て 真 っ 最 中 の お 母 さ ん た ち が 、 パ ソ コ ン や ス マ ー ト フ ォ ン な ど を 利 用 し て 、 官 民 問 わ ず 、 幅 広 く 、 簡 単 に 入 手 で き る よ う 、 民 間 事 業 者 と 連 携 し て 情 報 発 信 が で き る ポ ー タ ル サ イ ト の 構 築 に 取 り 組 み ま す 。
さ ら に 、市 と 民 間 事 業 者 な ど と 協 力 し て 、「 う ら や す 婚 活 応 援 プ ロ ジ ェ ク ト 実 行 委 員 会 」 を 組 織 し 、 婚 活 事 業 に 積 極 的 に 取 り 組 み ま す 。
ま た 、 こ ど も た ち が 質 の 高 い 保 育 と 教 育 を 一 体 的 に 受 け ら れ る よ う 、 新 た に 認 定 こ ど も 園 を 明 海 地 区 に 整 備 す る と と も に 、 市 立 幼 稚 園 を 段 階 的 に 認 定 こ ど も 園 へ 移 行 す る よ う 、 さ ら に 具 現 化 に 向 け た 検 討 を 進 め ま す 。
ま た 、 施 設 の 老 朽 化 へ の 対 応 と 保 育 環 境 の 充 実 の た め 、 浦 安 駅 前 に 株 式 会 社 ダ イ エ ー が 整 備 す る 複 合 型 施 設 内 に 、 猫 実 保 育 園 を 一 時 的 に 移 転 し 、 既 存 園 舎 の 大 規 模 改 修 を 行 い ま す 。
ま た 、 こ ど も た ち が の び の び と 自 由 に 遊 び 、 様 々 な 体 験 や 交 流 を 通 じ て 、 創 造 性 や 自 主 性 な ど を 育 め る よ う 、 東 京 デ ィ ズ ニ ー リ ゾ ー ト 開 園 3 0 周 年 を 記 念 し て 、 株 式 会 社 オ リ エ ン タ ル ラ ン ド の 寄 付 を 活 用 し 、 高 洲 地 区 に あ る 公 益 施 設 用 地 に 「( 仮 称 ) こ ど も の 広 場 」 を 整 備 し ま す 。
こ れ ら の 取 り 組 み や 地 域 の ニ ー ズ な ど を 踏 ま え 、 平 成 2 7 年 度 か ら 本 格 施 行 さ れ る 「 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 新 制 度 」 に 対 応 し 、 市 の 子 育 て 支 援 に 関 す る 基 本 的 ・ 総 合 的 な 計 画 で あ る 「 浦 安 市 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 事 業 計 画 」 の 策 定 に 引 き 続 き 取 り 組 み ま す 。
次 に 、 健 康 ・ 福 祉 施 策 に つ い て で す 。
「 生 涯 ス ポ ー ツ 健 康 都 市 宣 言 」 の 理 念 を 踏 ま え 、 市 民 の 皆 様 に 気 軽 に ス ポ ー ツ を 楽 し ん で い た だ き 、 生 涯 に 渡 っ て 、 心 身 と も に い き い き と 明 る く 健 康 に 暮 ら し て い た だ け る よ う 、 運 動 公 園 内 に サ ッ カ ー や ラ グ ビ ー に も 利 用 で き る 陸 上 競 技 場 や 、ア ー チ ェ リ ー 場 な ど を 整 備 し ま す 。ま た 、 こ の 陸 上 競 技 場 を メ イ ン 会 場 と し て 、 平 成 2 6 年 度 の 東 京 ベ イ シ テ ィ マ ラ ソ ン を 実 施 し ま す 。
ま た 、 教 育 施 設 の 充 実 を 図 る と と も に 、 地 域 の 方 々 が 日 ご ろ か ら ス ポ ー ツ に 親 し め る 身 近 な 運 動 施 設 と し て 、 東 小 学 校 屋 内 運 動 場 を 建 替 え ま す 。
誰 も が 、 住 み な れ た 地 域 の 中 で 安 心 し て 生 活 で き る よ う 、 広 域 型 の 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム を 当 代 島 地 区 に 整 備 し ま す 。
ま た 、 認 知 症 を 患 う 高 齢 者 の 増 加 な ど に 起 因 す る 、 成 年 後 見 制 度 の ニ ー ズ の 高 ま り に 対 応 す る た め 、 親 族 や 専 門 職 後 見 人 に 加 え て 、 市 民 後 見 人 の 養 成 を 図 り 、 支 援 体 制 の 充 実 に 取 り 組 み ま す 。
発 達 障 が い の 小 中 学 生 、 高 校 生 を 中 心 に 、 放 課 後 や 土 曜 日 な ど に 療 育 支 援 を 行 う た め 、 青 少 年 サ ポ ー ト 事 業 を 新 設 し ま す 。
平 成 2 7 年 4 月 の 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 制 度 の 円 滑 な 実 施 に 向 け て 、 生 活 保 護 に 至 る 前 の 段 階 か ら 生 活 相 談 や 就 労 支 援 な ど を 行 い 、 生 活 困 窮 者 に 早 期 の 社 会 的 ・ 経 済 的 自 立 を 促 す モ デ ル 事 業 に 取 り 組 み ま す 。
ま た 、 医 療 保 険 の 適 用 が な い 高 度 な 不 妊 治 療 を 選 択 せ ざ る を 得 な い 夫 婦 の 経 済 的 負 担 を 軽 減 す る た め 、 千 葉 県 特 定 不 妊 治 療 費 助 成 事 業 に 準 じ て 、 治 療 に 要 す る 費 用 の 一 部 助 成 を 開 始 し ま す 。
さ ら に 、 男 性 に も 検 査 費 用 の 一 部 を 助 成 す る こ と で 、 夫 婦 そ ろ っ て 不 妊 治 療 と 向 き 合 え る 環 境 を 整 え る ほ か 、病 院 と の 相 談 体 制 を 整 備 し ま す 。
次 に 、 教 育 施 策 に つ い て で す 。
高 洲 地 区 の 生 徒 数 の 増 加 に 対 応 す る た め 、 平 成 2 6 年 4 月 か ら 高 洲 中 学 校 を 開 校 し ま す 。
ま た 、 児 童 数 の 減 少 に よ り 現 在 6 年 間 ク ラ ス 替 え が で き な い 状 況 に あ る 入 船 北 小 学 校 に つ い て は 、今 後 も 少 子 化 が 続 く と 見 込 ま れ る こ と か ら 、 入 船 南 小 学 校 と の 統 廃 合 を 行 い 、 平 成 2 7 年 4 月 に 小 中 連 携 ・ 一 貫 教 育 を 中 心 と し た 新 た な 魅 力 あ る 学 校 を 開 校 す る た め 、 学 校 施 設 の 改 修 を 実 施 し ま す 。
さ ら に 、 全 中 学 校 区 に お い て 、 義 務 教 育 9 年 間 で 育 て た い 力 を 明 確 に し た 重 点 目 標 を 設 定 す る と と も に 、 就 学 前 か ら 連 続 し た 学 び の 環 境 が 提 供 で き る よ う 、 幼 稚 園 ・ 保 育 園 ・ 小 学 校 ・ 中 学 校 の 連 携 ・ 協 力 の 下 、 保 育 ・ 教 育 活 動 を 展 開 し ま す 。
ま た 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 み 、 グ ロ ー バ ル 社 会 に 対 応 で き る 人 材 を 育 成 す る た め 、 教 育 課 程 特 例 校 の 指 定 を 受 け る と と も に 、 A L T の 増 員 や 学 習 プ ロ グ ラ ム の 作 成 を 行 う な ど 、 小 学 校 1 年 生 か ら 4 年 生 の 外 国 語 活 動 の 充 実 を 図 り ま す 。
ま た 、 こ ど も た ち の 均 等 な 学 習 機 会 を 確 保 す る た め 、 学 業 に 必 要 な 授 業 料 な ど を 支 援 す る 奨 学 金 制 度 に つ い て 、 平 成 2 7 年 度 に 給 付 型 の 導 入 を 前 提 と し な が ら 、 現 状 の 課 題 整 理 な ど を 行 い 、 制 度 の 見 直 し に 取 り 組 み ま す 。
理 科 ・ 環 境 教 育 や 食 育 な ど の 充 実 を 目 指 し 、 施 設 内 で 植 物 の 生 育 に 必 要 な 環 境 を 人 工 的 に 制 御 し 、 連 続 的 に 生 産 で き る シ ス テ ム を 持 つ 、 植 物 工 場 の 学 校 に お け る 活 用 方 法 の 調 査 ・ 検 討 を 行 い ま す 。
次 に 、 商 業 や 地 域 の 賑 わ い 、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 活 性 化 に 向 け た 施 策 に つ い て で す 。
商 業 の 振 興 や 消 費 の 拡 大 を 図 る た め 、 浦 安 商 工 会 議 所 及 び 商 店 会 連 合 会 が 実 施 す る プ レ ミ ア ム 付 商 品 券 発 行 事 業 を 支 援 し ま す 。
ま た 、 浦 安 観 光 コ ン ベ ン シ ョ ン 協 会 や 浦 安 商 工 会 議 所 な ど と と も に 、 浦 安 フ ェ ス テ ィ バ ル を は じ め と す る 様 々 な イ ベ ン ト を 開 催 し 、 市 内 外 の 交 流 促 進 や 観 光 業 の 活 性 化 を 図 り ま す 。
新 浦 安 駅 前 広 場 の 復 旧 工 事 に 併 せ て 改 修 整 備 し た ス テ ー ジ を 活 用 し 、 青 少 年 に 人 気 の あ る ス ト リ ー ト ダ ン ス 等 に 開 放 す る と と も に 、 青 少 年 の 健 全 育 成 に 努 め ま す 。
ま た 、 こ れ ま で も 、 国 や 千 葉 県 の 協 力 を 得 な が ら 、 河 川 や 海 沿 い に 緑 道 の 整 備 を 進 め て き た と こ ろ で す が 、 境 川 河 口 周 辺 に 新 た な 海 辺 の 交 流 拠 点 を 確 保 で き る よ う 、 関 係 機 関 と 協 議 を 進 め て ま い り ま す 。
地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 中 核 を 担 う 自 治 会 活 動 や 高 齢 者 の い き が い づ く り や 交 流 活 動 の 拠 点 と し て 、 シ ー ガ ー デ ン 新 浦 安 自 治 会 集 会 所 と シ ー ガ ー デ ン ・ 日 の 出 ク ラ ブ 会 館 を 合 築 に よ り 整 備 し ま す 。
次 に 、 市 民 生 活 の 充 実 に 関 す る 施 策 に つ い て で す 。
核 家 族 化 の 進 行 な ど 家 族 構 成 の 変 化 に 伴 う 、 埋 葬 へ の 多 様 な ニ ー ズ に 応 え る た め 、 新 た に 樹 林 墓 地 を 整 備 す る と と も に 、 芝 生 墓 所 及 び 樹 林 墓 地 へ の 埋 葬 に つ い て の 生 前 受 付 を 実 施 し ま す 。
ま た 、 葬 儀 の 規 模 に 応 じ た 柔 軟 な 施 設 利 用 が 可 能 と な る よ う 、 斎 場 内 の 式 場 の 一 部 を 改 修 し ま す 。
千 葉 県 か ら 渋 谷 、 新 宿 、 さ ら に 池 袋 へ 直 通 で 行 け る こ と は 、 東 京 ベ イ エ リ ア の よ り 一 層 の イ メ ー ジ ア ッ プ と と も に 、 鉄 道 利 用 者 の 利 便 性 の 向 上 に 寄 与 す る こ と は 計 り 知 れ ま せ ん 。
そ の た め 、 J R 京 葉 線 と 東 京 臨 海 高 速 鉄 道 り ん か い 線 の 相 互 直 通 運 転 の 実 現 に 向 け 、 千 葉 県 を は じ め 、 千 葉 市 な ど J R 京 葉 線 沿 線 自 治 体 と の 連 携 を 深 め 、 J R 京 葉 線 と 東 京 臨 海 高 速 鉄 道 り ん か い 線 、 東 京 メ ト ロ 有 楽 町 線 の 乗 り 継 ぎ 実 態 や 鉄 道 利 用 者 の 経 路 等 を 調 査 し ま す 。
ま た 、 市 内 移 動 の さ ら な る 利 便 性 向 上 を 図 る た め 、 東 京 ベ イ シ テ ィ 交 通 株 式 会 社 と 協 議 し な が ら 、 路 線 バ ス 利 用 者 の 乗 り 継 ぎ 運 賃 の 負 担 軽 減 に 向 け て 取 り 組 み ま す 。
本 市 は 、 県 内 市 町 村 に お い て も 、 一 般 旅 券 の 発 給 申 請 件 数 が 高 い こ と か ら 、 市 民 の 利 便 性 の 向 上 の た め 、 市 役 所 窓 口 で の 一 般 旅 券 の 申 請 と 受 け 取 り が 可 能 と な る よ う 、 引 き 続 き 、 千 葉 県 に 早 期 の 権 限 移 譲 を 求 め て い き ま す 。
次 に 、 環 境 施 策 に つ い て で す 。
環 境 へ の 配 慮 と 維 持 管 理 費 の 削 減 を 図 る た め 、 市 内 の 街 灯 を 高 効 率 で 長 寿 命 な L E D に 転 換 を 図 り ま す 。
緑 化 の 推 進 と と も に 、 海 か ら の 強 風 ・ 潮 風 を や わ ら げ 、 高 潮 発 生 時 の 被 害 軽 減 を 図 る た め 、 日 の 出 地 区 の 海 岸 線 沿 い の 緑 道 整 備 に 併 せ て 、 公 益 財 団 法 人 イ オ ン 環 境 財 団 の 支 援 を 受 け 、 市 民 と と も に 「 浦 安 絆 の 森 」 を 整 備 し ま す 。
次 に 、 防 災 に 関 す る 施 策 に つ い て で す 。
新 庁 舎 に つ き ま し て は 、 発 生 が 懸 念 さ れ て い る 首 都 直 下 地 震 に お い て も 、 災 害 時 の 中 枢 拠 点 と し て 機 能 す る よ う 、 免 震 構 造 の 採 用 や 独 自 の 電 源 設 備 、 井 戸 水 の 上 水 利 用 設 備 な ど を 導 入 し ま す 。 ま た 、 建 築 環 境 総 合 性 能 評 価 シ ス テ ム の 最 高 ラ ン ク 取 得 を 目 指 し 、 環 境 に も 配 慮 し た 庁 舎 と し て 、 平 成 2 7 年 度 の 完 成 に 向 け て 建 設 を 進 め て ま い り ま す 。
ま た 、 災 害 時 の 情 報 伝 達 の 向 上 を 図 る た め 、 防 災 ラ ジ オ の 有 償 配 布 の 実 施 や 、 テ レ ホ ン サ ー ビ ス の 回 線 拡 充 に よ る 防 災 行 政 用 無 線 の 補 完 を 行 う と と も に 、 地 下 水 活 用 シ ス テ ム の 導 入 に よ る 飲 料 水 確 保 や 、 災 害 非 常 用 ト イ レ の 整 備 な ど 、 災 害 対 策 の 基 礎 と な る 事 業 を 推 進 し ま す 。
さ ら に 、消 防 力 の 強 化 ・ 充 実 の た め 、日 の 出 公 民 館 に 隣 接 す る 用 地 に 、 「 消 防 署( 仮 称 )日 の 出 出 張 所 」を 整 備 し 、平 成 2 6 年 1 0 月 に 開 所 し ま す 。
次 に 、 市 政 運 営 に 関 す る 施 策 に つ い て で す 。
ま ず 、 環 境 配 慮 、 先 進 的 な 防 災 対 策 、 超 高 齢 化 な ど に 対 応 し た 新 し い ま ち づ く り 、「 環 境 共 生 都 市 」の 取 り 組 み に つ い て は 、引 き 続 き 、産 学 官 で 構 成 す る 「 環 境 共 生 都 市 コ ン ソ ー シ ア ム 」 と 連 携 し て 、 推 進 し て ま い り ま す 。
ま た 、 行 財 政 経 営 の 指 針 で あ る 第 2 期 基 本 計 画 を 推 進 す る た め 、 第 3 次 実 施 計 画 と 第 4 次 行 政 改 革 推 進 計 画 を 策 定 し ま す 。
ま た 、 新 た な 大 学 と の 協 働 と し て 、 最 先 端 の 科 学 技 術 を 研 究 す る 工 業 大 学 の 強 み を 活 か し 、 こ ど も た ち の 科 学 へ の 関 心 を 高 め る と と も に 、 産 業 振 興 や ま ち づ く り な ど 、 多 様 な 分 野 で 連 携 が 図 れ る よ う 、 千 葉 工 業 大 学 と の 包 括 協 定 の 締 結 に 向 け て 取 り 組 み ま す 。
市 内 の 多 く の 公 共 建 築 物 は 、 建 設 か ら 3 0 年 以 上 を 経 過 し 、 大 規 模 改 修 の 時 期 を 迎 え て い ま す 。
建 築 物 を 良 好 な 状 態 に 保 ち 、 安 定 し た サ ー ビ ス を 提 供 す る と と も に 、 少 子 高 齢 化 な ど に よ る 今 後 の 財 政 状 況 の 変 化 に 備 え て 、 負 担 を 最 小 化 す る た め に は 、 公 共 施 設 の 経 営 的 管 理 手 法 で あ る フ ァ シ リ テ ィ マ ネ ジ メ ン ト を 早 急 に 導 入 す る こ と が 必 要 で す 。
そ の た め 、 市 内 各 公 共 建 築 物 の 経 年 劣 化 や 社 会 的 劣 化 な ど を 把 握 す る た め の 調 査 を 行 い ま す 。
ま た 、 東 日 本 大 震 災 か ら の 復 旧 ・ 復 興 の 状 況 だ け で な く 、 新 た に 創 出 す る ま ち の 魅 力 や 価 値 を 高 め る 取 り 組 み を 戦 略 的 ・ 効 果 的 に 市 内 外 に 情 報 発 信 し て い く た め 、 シ テ ィ ー プ ロ モ ー シ ョ ン に つ い て 研 究 し て い き ま す 。
最 後 に な り ま す が 、 2 0 2 0 年 に は 、 4 6 年 ぶ り に 東 京 で オ リ ン ピ ッ ク 、 パ ラ リ ン ピ ッ ク が 開 催 さ れ ま す 。
市 内 に は 、舞 浜 の ホ テ ル 群 を 中 心 に 、お よ そ 8 , 7 0 0 室 を 超 え る 宿 泊 施 設 が あ り 、 多 様 な ス ポ ー ツ 施 設 も あ る こ と か ら 、 オ リ ン ピ ッ ク 、 パ ラ リ ン ピ ッ ク 関 係 者 や 観 光 客 が 、 本 市 に も 大 勢 訪 れ る こ と が 予 想 さ れ ま す 。
【 結 び 】
こ こ に 、 市 政 運 営 に つ い て の 、 私 の 所 信 の 一 端 と 新 年 度 に お け る 主 要 な 施 策 の 概 要 を 申 し 上 げ ま し た 。
私 が 市 民 の 負 託 を 受 け 、 市 政 を 担 う よ う に な っ て 、 4 期 1 6 年 目 を 迎 え ま し た 。
こ の 間 、 新 中 通 り 周 辺 市 街 地 整 備 事 業 や 猫 実 五 丁 目 東 地 区 密 集 住 宅 市 街 地 整 備 促 進 事 業 な ど 、 元 町 地 域 の 住 環 境 整 備 事 業 の 推 進 や 、 浦 安 ・ 市 川 市 民 病 院 の 経 営 環 境 の 改 善 、 浦 安 駅 前 の 再 開 発 事 業 と い っ た 長 年 の 課 題 に 対 処 す る と と も に 、 羽 田 空 港 拡 張 に 伴 う 騒 音 問 題 や 障 害 者 自 立 支 援 法 の 改 正 と い っ た 国 政 レ ベ ル の 課 題 に 対 し て も 、 自 ら の 信 念 に 基 づ き 、 行 動 し て ま い り ま し た 。
ま た 、 東 日 本 大 震 災 の 際 に は 、 未 曾 有 の 液 状 化 被 害 を 受 け た に も 関 わ ら ず 、 災 害 救 助 法 や 災 害 に 係 る 住 家 の 被 害 認 定 基 準 運 用 指 針 で は 、 液 状 化 に よ る 被 害 を 想 定 し て い な か っ た こ と か ら 、 そ の 運 用 指 針 の 見 直 し を 求 め 、 液 状 化 現 象 で 被 害 を 受 け た 首 長 達 と 連 携 し 、 国 や 千 葉 県 に 対 し て 働 き か け 、 見 直 し を 実 現 さ せ ま し た 。
そ し て 今 、 全 国 的 に 人 口 減 少 と い う 大 き な 流 れ が 進 む 中 で 、 一 基 礎 自 治 体 で あ る 浦 安 市 に と っ て 、 先 に 掲 げ た 少 子 化 問 題 に 対 す る 挑 戦 一 つ を と っ て も 、 非 常 に 高 い 目 標 で あ る こ と は 間 違 い あ り ま せ ん 。
か つ て 、 本 市 の 先 人 ・ 先 輩 た ち は 、 悪 水 放 流 事 件 に よ る 漁 業 へ の 大 打 撃 を 受 け 、数 百 年 に 渡 っ て 浦 安 の 地 で 営 ま れ て き た 漁 業 の 権 利 を 放 棄 し 、 埋 め 立 て 事 業 に よ る 、 ま ち の 発 展 に 希 望 を 見 出 す こ と を 英 断 し ま し た 。
ま さ に 、 身 を 切 る 思 い で の 決 断 で あ っ た と 推 察 い た し ま す 。
本 市 の 歴 史 は 、 そ う し た 先 人 ・ 先 輩 た ち の 苦 闘 と 挑 戦 の 積 み 重 ね で あ り 、 先 人 ・ 先 輩 た ち の 苦 労 を 思 え ば 、 今 後 の い か な る 困 難 で あ っ て も 、 乗 り 越 え て い く こ と が で き る と 、 確 信 し て お り ま す 。
こ の 地 の 歴 史 を 振 り 返 り 、 長 い 災 害 と の 戦 い に 思 い を 馳 せ 、 少 し で も 穏 や か な ま ち で あ っ て 欲 し い と 、日 本 書 紀 の 一 節 か ら 、「 う ら 、や す か れ 」 と 祈 り と 願 い を 込 め て 、 初 代 村 長 の 新 井 甚 左 衛 門 氏 が 命 名 さ れ た と 伺 っ て い ま す 。
ま た 、 日 本 書 紀 に は 「 大 和 は 浦 安 の 国 」 と も 記 さ れ 、 日 本 の 美 称 と も 古 称 と も 言 わ れ て い ま す 。
今 、 私 た ち が 震 災 を バ ネ に 、 単 な る 復 旧 に 止 ま ら ず 、 新 た に 日 本 の モ デ ル 都 市 へ と 挑 戦 す る の も 、 そ の 源 は 浦 安 の 原 点 に 端 を 発 し て い る と 思 え て な り ま せ ん 。
浦 安 誕 生 1 2 5 周 年 を 機 に 今 一 度 、「 う ら 、 や す か れ 」 の 原 点 を 見 つ め 直 し 、 浦 安 再 生 と 新 し い 浦 安 創 生 の 一 年 と す る べ く 、 身 を 引 き 締 め て 市 政 運 営 に あ た る 覚 悟 で す 。
本 年 の 干 支 は甲
きのえ
午
う ま
で す が 、 気 学 で は 「 甲
きのえ
」 は 「 大 木 の 芽 が 、 今 、 ま さ に 伸 び よ う と す る 様 」を 表 し 、「 新 し い 時 代 が い よ い よ 動 く 時 」と さ れ て い ま す 。「 午
う ま
」 は 、 今 ま で の 流 れ に 逆 ら い 「 新 し い 動 き が 出 て く る 様 」 を 表 し て い る よ う で す 。
震 災 か ら 3 年 が 経 過 し よ う と し て い る 今 、 ま さ に 新 し い 時 代 を つ く る べ く 、 果 敢 に 挑 戦 す る に ふ さ わ し い 年 で あ る と 、 確 信 し て い ま す 。
最 後 に 、 議 会 並 び に 市 民 の 皆 様 の ご 理 解 と ご 協 力 を 改 め て お 願 い 申 し 上 げ ま し て 、 平 成 2 6 年 度 の 施 政 方 針 と さ せ て い た だ き ま す 。