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計画策定の背景
いちじく
本市の特産品の一つ。明治時代より栽培が始まり、姉崎地区での生産がさかん。
私たちの「ふるさといちはら」は、古くから、温暖な気候と、緑豊かな里山、母なる養老川によ ってもたらされた肥沃な耕地、東京湾に面した遠浅の海岸などの地理的条件に恵まれていました。 養老川の周辺では米を中心に様々な農産物がとれ、海岸部では漁業や製塩の他、東京湾の浅瀬を利 用したのりの養殖が盛んでした。先人達は、その恩恵に感謝し、生活を営んできました。
しかし、昭和30年代に入ると、沿岸部の埋め立てにより石油化学コンビナートが立地し、本市 は日本有数の工業都市として大きく発展を遂げる一方、農業従事者の減少に加え、輸入農産物の増 加、原材料価格の高騰等により、徐々に生産力が低下し、以前は密接に結びついていた地域の農と 食が遠ざかっており、地元の農産物を食する機会が減っています。
また、食生活は戦後の食料不足の時代から現在にかけて大きく変貌し、食べ物が溢れ、いつでも どこでも食べ物を手に入れることが可能となり、食を大切にする心の欠如や、栄養の偏り、不規則 な食生活により心身の健康を害してしまう人が増えつつあります。
こうした課題を解決するために、私たちが生きていく上で最も基礎的な要素である「食」を通じ て、豊かな人間性や健康など「生きる力」を育むこと(=食育
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の推進)が必要です。
このような考えは全国的な潮流でもあり、国では、平成 17 年7 月に「食育基本法」を施行、 平成 18年 3 月には食育推進基本計画を策定し、国民運動として、食育に取り組むことを推進し ています。また、平成20年11月には、県が『元気な「ちば」を創る「ちばの豊かな食卓づくり」 計画』を策定しています。
さらに平成21年10月には、農産物の生産、流通、販売に取り組む人々及び食の問題に関して 努力する全ての市民を応援するために、本市初の議員立法による政策条例として「市原市民に元気 な笑顔を広げる地産地消推進条例」が制定されました。これにより、食育の中でも重要な分野であ る地産地消を推進するための基本的な方向が示されました。
本市には広大な農地が受け継がれており、こだわりの農産物や食育に携わる人材など、豊富な地 域資源が存在します。これまでにも、保健、保育、教育、農業振興などの分野で、食育の推進を行 ってきましたが、これら多くの分野による連携や様々な主体との協働により計画的に行い、これま で以上に市民運動を盛り上げ、食の潜在的な力を発揮させた、市原らしい「まちづくり」や「ひと づくり」を行うため、「市原市食育推進計画」を策定することとなりました。
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