岡山大学構内遺跡調′ 査研究年報 6
1988年 度
1989年 10月
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター
耳
岡山大学構内遺跡調査研究年報 6
1988年 度
1989生 F10月
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター
「
序
岡山大学埋蔵文化財調査研究セ ンターは前身である埋蔵文化財調査室 を含めると6年半
,大
学の正規の機関のセンターに改組 されて2年を迎 えることにな ります。学齢に達するまでに賜 わ りました全学の深い御理解 と御援助 に対 して
,深
甚の感謝 を申し上げます と共に,今
後の調 査研究活動に対 しまして,更
なる御理解 と御支援 をお願い申し上げる次第であ ります。ここに収録 しました ものは
,本
センターが1988年度において行いました岡山大学津鳥キャン パスの3つの構内遺跡,す
なわち,大
学院自然科学研究科棟・工学部情報工学科校舎・工学部 生物応用工学科校舎の建物新営 に伴 う遺跡の調査結果 を中心 に,本
セ ンターの同年度におけま す活動の経過報告 をまとめた ものであ ります。発掘 された遺跡の調査研究の結果につ きましては
,共
有の遺産 として速やかに報告書 として 詳細 に公表することが当然であ りますが,整
理には時間を要することも事実であ ります。年報 は本報告書 に先立 って,こ
うした要請に応えるための処置で もあることを御理解頂 きたいと思 います。最後にな りましたが
,本
センターの調査研究に際 しましては,直
接・間接に御協力・御指導 を賜 りました岡山県教育委員会文化課・岡山県総務部県史編纂室 。岡山市教育委員会文化課・岡山大学文学部考古学研究室をはじめ関係機関
,関
係各位に厚 く御礼 を申し上げる次第であ り ます。1989年10月
岡山大学埋蔵文化財調査研 究セ ンター長 高
重 進
口
1 本年報 は岡山大学埋 蔵文化財調査研 究 セ ンター (旧岡山大学埋 蔵文化財調査室
)が
岡山大 学構 内 において1988年 4月 1日 か ら1989年 3月31日 まで に実施 した埋蔵文化財 の調査 と保 存,お
よび活動成果 をまとめた ものである。2 大学構 内の埋蔵文化財 の調査 に際 して は
,設
定基準 を次の ように定めた。1)津島地 区で は
,国
土座標第5座標系(X=‑144,500,Y=‑37,000)を
起点 とし,真
北 を基軸 と した構 内座標 を設置 した。一辺
50mの
方形地 区割 であ る。 また,同
地 区で は 調査 の便 宜上,大
き く津 島北地区 と同南地区に三分す る (図版1〜 3)。2)鹿田地 区で は
,国
土座標 第5座標 系(X=‑149,800,Y=‑37,400)を
起 点 と し,座
標 軸 をN15°
Eに
振 った もの を基軸 と した構 内座 標 を設置 した。地 区割 は一辺5mの
方 形 を用 いてい る。(図版4)。3)本文 中で用 い る方位 は津 島地 区・鹿 田地 区 ともに真 北 を使用 してい る。
3 岡山大学構 内お よび関連施設 内の名称 は
,農
学部 旧演習林 内 に分布す る古墳群 な どの周知 の遺跡の場合 はその まま踏襲 し,津 島地 区構 内で新 たに発見 された遺跡 は,遺 存す る小字名 を用い るか,岡
山大学津 島地区遺跡群 と仮称 して,地
点 ご とに任意 の記号 を もって示 して い る。また,鹿田地 区で は全域 において,こ れ まで称 されて きた「鹿 田遺跡」を用 いている。4 表 に記載 した所属部 は
,原
則 として各学部 の頭文字 を略号 として用 いている。5 本文 。日次 。挿 図・ 図版 な どで使用 の調査番号 は表 1と 一致す る。
6 遺 物 観 察 表 の胎 土 は微 砂 :0.5mm以下
,細
砂 :0.5〜1.Omm,粗砂 :1.0〜2.Omm,細礫 : 2.Omm以 上 を指す。7 遺構 実測 は入倉徳裕・絹川一徳 。高橋進―・竹 内浩― ・土井基司・ 中塚孝信 ・福 田真久・
藤原千鶴 。前原伸 也 。安井宣也 。若林卓が行 い
,遺
構 ・遺物 の浄写 は各報告者が担 当 した。8 本文 は第1・ 3・
4章
を山本悦 世が執筆 し,第
2章を石坂俊郎・絹川 。土井・藤原・安 井 ・山本・若林が分担 した。執筆者名 は末尾 に記 した。9 調査 。研 究活動 は近藤義郎前 セ ンター長
,編
集 は高重進 セ ンター長・新納泉室長 の指導 の もとに山本が担 当 した。本年報 に掲載 の津 島地 区の地形 図 は岡山市発行 の1/2500の 地 図 を複製 した もので あ る。
調査・整理 において以下 の方 々 にご援助 ・教 示 を頂 いた。記 して感謝 申 し上 げ る。
栗谷聡
,稲
田孝司,扇
崎 由,五
味 田裕,高
橋 学,千
葉喬三,千
葉豊,時
枝克安,根
木修,平井勝
,古
野勝志,回
山裕,村
上幸雄例
岡山大学構内遺跡調査研究年報 6 1988年 度
第1章
岡山大学構内埋蔵文化財保護対策要項
………
1
1
岡山大学埋蔵文化財調査研究セ ンター規定………・ 1
2
岡山大学埋蔵文化財調査研究セ ンター管理委員会規定………
2
3
岡山大学埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会規定………
4
第2章
1988年
度岡山大学構内遺跡調査報告………
7
1
調査の概要………Ⅲ………・………・………・ 7
2
発掘調査・………Ⅲ………・ 9
①
大学院自然科学研究科棟新営 に伴 う発掘調査
……・………。…
'9
②
工学部生物応用工学科校舎新営 に伴 う発掘調査
………・………・ 16
③
工学部情報工学科校舎新営 に伴 う発掘調査
…Ⅲ…・………・ 18
3
試掘調査……・………・………・………
24
①
工学部校舎予定地
………・………。24
②
農学部動物実験施設及び薬学部遺伝子実験施設予定地
…………・………
27
③
国際交流会館予定地
………・………・………Ⅲ………・ 29
4
立会調査…………・………・………・………・ 30
(1)津
島地区………
30
(2)鹿
田地区………
30
5
その他の活動……Ⅲ………Ⅲ………・………
30
(1)鹿
田地区建物配置状況の平板測量………
30
(2)科
学的保存処理………・…・………∵…………・ 31
第3章 1988年度普及・研究・資料整理活動
………
34
1
資料整理・………・………Ⅲ………Ⅲ………
34
2
刊行物………
34
3
調査員の活動………
34
4
日誌抄………・………Ⅲ………・………。36
5
遺物収蔵量お よび保管施設………
37
第4章 1988年度構内遺跡の調査および活動のまとめ
………
39
次
ロ
附 表 ………・………
40
附 編 竪穴系横 口式石室小考 ………・………
45
挿 図 目 次 図1 大学院 自然科学研究科棟予定地 土層柱状 図 ………
10
図2 遺構全体 図 ………
13
図3 出土遺物 ………
14
図4 工学部生物応用工学科校舎予定地 土層柱状 図 ………
17
図5 6層上面遺構検 出状況 ………
17
図6 工学部情報工学科校舎予定地 土層柱状 図 ………
19
図7 遺構全体 図 ………
20
図
8 13層
上面遺構検 出状況 ………・………・………。21図9 出土遺物 ………
21
図
10 1号
炉 平 。断面 図 ………22
図
11
工学部校舎予定地 試掘調査 地点 図 ………24
図
12
土層柱状 図 ………25
図
13
出土遺物 ………26
図
14
農・ 薬学部実験施設予定地 試掘調査地点 図 ………27
図
15
土層断面 図 ………27
図
16
遺構検 出状況 ………・………28
図
17
出土遺物 ………28
図
18
国際交流会館 予定地 試掘調査地点図 。土層柱状 図 ………29
図
19
立会調査 ④ 土層柱状 図 ………・……・・ 30│
下
表 目 次
表
1 1988年
度調査 一覧 ……… 7表2 大学 院 自然科学研究科棟 出土遺物観察表 ………
15
表3 両 ウ レタン比較表 ………
33
表4 埋 蔵文化財調査研究セ ンター収蔵遺物概要 …………・………・。 38
附表
1 1982年
度以前 の構 内主要調査 (1980〜 1982年 度) ………40
附表
2 1987年
度以前 の構 内主要調査 (1983〜 1987年 度) ………40
附表2‑(1)発掘調査 ………
40
附表2‑(2)試掘調査 ………・………・………・ 41
附表
2‑(3)立
会調査 ………42
附表3 埋蔵文化財調査室刊行物 ………
44
附表4 埋蔵文化財調査研 究セ ンター刊行物 ………
44
図 版 目 次
図版1 津 島地 区全体 図 図版2 津 島北地 区 図版3 津 島南地 区 図版4 鹿 田地 区全体 図
図版5 津 島地 区 (大学 院 自然科学研究科棟 予定地発掘調査)
1 7層上面弥生時代水 田検 出状況 (気球写真 上が北)
2 8層上面西半都弥生時代水 田検 出状況 (西か ら)
図版6 津 島地 区 (大学 院 自然科学研究科棟 予定地発掘調査)
1 縄文 時代 後期貯蔵穴群検 出状況 (東か ら)
2 貯蔵穴2(東か ら)
圏観 7鞠 区 餘鐸 癖転遊 譲 陵難葡欝譲醸磐
,1 舞麓え
11鮨から〉
2 礫醐
歯版魯
1簿島麓区 徹癬瑠軽鞄腕鞠度薄報機捨
1就題睡細練踵熱
1 培部静鶏調繊腱滉― ― 鑢 却ヽ ら
)̲ 2 ‐ 導即囀額靡 ― 謹回頸鶏魔 感翫か務
,9 肺 盛― 瑚 篠めい
.翰囲腺 9 津島鶏醸
(■学雑構報工撃幾機善予歳魏発録調翻 ュ ー 轡層上蔵基
H違構擁聾繰服―
1儲紛 ら
)2 蜘曙
1上面本樹驚辮襟
4繰滉
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)図顧即 緯鶴地盛 住響輛韓鶴建幸瑠機捨手勒
1 車留上画弥塞時代本棚 鱒 がみ
)2 1蕉
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19胎沙ら
)薗鮫 11津 島勉区
(工滋発舗識鋤
1‑軽 螂 観 輔 期 期 観 埒 評 能 沓 剥 墓 働 慕 朗 麺
:ヨ鰈 翰 塚 1鍍 工 裁沈 鰊鰺穂額翻
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