古典に親しむ態度を育成する指導の研究 : 「狂言」を教材とした授業づくりを通して
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(2) 第一次 知る. 第二次触れる 第三次使う. ’狂言に興味を. ’独特の言い回しや ’独特の言い回し. もつ. リズムの を楽しむ. r街勝教材. おもしろさ ‘現κとぽ. 絵本の. を感じる 逆ラ茅婁”. 最み〃か甘. c旨鯛勤 炊ク出L. 「狂言」の言葉で作文する活動によって,古語の. 意味や使い方への理解が深まり,古語への関心や 学習意欲が高まるという効果が見られた。. ②古語で表現する喜びを生む 自分の思いや想像したことを楽しく表現する 作文が多数見られたことから,作文活動は想像を 膨らませ,「狂言」の言葉で表現する楽しさを生. r狂言」に ついて知ろう (1時間). r狂1』独特ω. r狂言」ω官業. み出し,活・動への関心を高めるという点で効果が. 言い回しやリズムを. を使って遊ぼ. 見られた。. 感じよう{1傍間〕. うい時間). ③遊びの要素が学習意欲を高める. 第一次では,白本の伝統文化であるr狂言」を. 書く活動のゲーム性を含んだ遊びの要素が,活. 知り,鑑賞することで,「狂言」に対して興味や. 動を楽しいものとし,子どもたちの古語への抵抗. 関心を持つことを目標とした。. 感や書く活動への苦手意識を軽減し,学習意欲を. 第二次では,音読活動によって「狂言」の独特. 高めるという点で効果が見られた。. の言い回しやリズムのおもしろさを感じること. 一方で次のような課題も残った。. (1)第二次「狂言」の表現のよさを感じる音読. を目標とした。. 第三次では,現代とは違う言葉を取り出し,簡. 活動の工夫の必要性. 単な文を作ることによって,「狂言」の独特の言. 第二次では,「狂言」の言い回しの特徴にまで. い回しを楽しむことを目標とした。. 気づかせる音読活動を十分に行うことができな. また,「附子」を教材とした研究授業から,「狂. かった。今後は今の言葉遣いと比較して,「狂言」. 言」に対する関心・興味を高め,「狂言」に親し. の言い回しの特徴について,意見を交流し「狂言」. みをもたせるための以下の手がかりが得られた。. の言葉への気づきを促がす働きかけが必要であ. (1)本物の「狂言」の舞台を鑑賞する意義. ると感じた。. DVDで本物の「狂言」の舞台を鑑賞すること. (2)交流の場の設定の必要性. で,子どもたちは狂言師の伝統の技を感じ,狂言. 全体的に意見を交流する場が不足していた。特. のよさを実感することができた。. に,作文活動において多様な表現を生み出すため. (2)「知る・触れる」の導入の効果. には,友だちと交流する場の設定が必要である。. 子どもたちの実態に応じて,スライドで「狂言」. 4 今後の課題. を知る活動や絵本の読み聞かせ活動,DVDによ. 以上の課題を踏まえて,「附子」以外の題材や. る「狂言」鑑賞活動を取り入れるといった導入の. 他の伝統芸能を教材とした授業開発を行う。. 工夫が,子どもたちの古語への抵抗感を軽減させ,. 5 主な引用及ぴ参考文献. 教材の内容に興味を持たせるという点で有効で. 財津伸子「楽しく和歌を読む」『国語教育No.71』. あることが分かった。. 明治図書,2009年,pp.80・83。等. (3)書く活動を位置づけた効果 ①古語への理解を深める. 修学指導教員 初田隆 指導教員 初田隆. 一145一.
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