高等学校における発達障害支援に関する教師効力感 : 効力感尺度作成の試みと影響要因の探索的検証
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(2) で,「一般的支援効力感」と命名した(α=.78)。第㎜. た。その結果予備調査時と同じく3因子に分かれた。. 因子は発達障害支援に関する知識や情報および連携. 因子負荷量の高い項目から第I因子「個別(特定)課. を求める8項目から構成されたので,r情報連携希. 題支援効力感」6項目(炉.90),第I昭子r情報連携. 求効力感」と命名した(α=.82)。3つの下位尺度のα. 希求効力感」8項目(炉.85),第皿因子「一般的支援. 係数が.78∼.88を示したので,尺度の内的整合性が. 効力感」3項目(炉.88)と命名した。. 確認された。また既存尺度との基準関連妥当性も有. 結果と考察. 意な正の相関を示したGF.13∼.41)。. 性劃こよる検討 「情報連携希求効力感」において,. 女性は男性より有意に高い値を示した。. 研究I 高等学校における発達障害支援教師効力感. 教職経験年数別による検討若手群および臨時教員. に関する探索的検証. 群は,中堅群・ベテラン群よりもr情報連携希求効. 目的研究1で作成された尺度を用いて,発達障害. 力感」において有意に高い値を示した。. を有する児童・生徒との関わり経験の有無,発達障. r校内研修会の有無」とr関わり経験の有無」 2. 害特性や二次障害対応に関する知識・理解量および. 要因の分散分析の結果,r関わり経験有り」は発達障. 職場の同僚性との関連を探索的に検証した。. 害支援教師効力感およびその3つの下位尺度全てに. 方法. 有意であることが示された。. 調査対象A県高等学校から協力可能の返答を得た. 重回帰分析による結果 女性は相談相手,赴任経験. 3校,F県高等学校7校から協力可能の返答を得た. 校種,教職経験年数および障害を有する児童・生徒. 4校の,管理職を除く一般教師473名。返却数は295. との関わり経験が有意に影響し,男性は同僚性と発. 名,回収率は62.36%であった。欠損値を除く有効. 達障害特性の知識・理解が有意に影響することが示. 回答数281名を分析対象とした。. された。. 実施時期 2012年8月下旬∼9月中旬. 以上の結果から,高等学校における発達障害支援. 質問紙の構成 (1)フェイスシート14項目(予備調査. 教師効力感は,女性教師へは発達障害に関する学校. と同じ)(2)同僚性尺度(小牧・田中,1993)13項目(3). 内外相談相手の有無を確認し,外部専門機関も含め. 研究Iで作成された発達障害支援教師効力感尺度. ての情報を提供すること,男性教師へは職場の同僚. 21項目(4)発達障害特性全般およびLD・ADHD・. 性の整備と発達障害特性の知識・理解を提供するこ. HFA・ASの特性理解に関する質問29項目(5)発達. とが効力感へ寄与すると考えられた。今回の調査で. 障害を有する生徒への対応に関する質問12項胃. は,学校種別(全目制・定時夜間・単位制)および学. 分析結果. 科別(普通・専門・総合)は,有意な影響要因ではな. 発達障害支援教師効力感尺度は,十分な負荷量を. かった。 主任指導教員 大野 裕史. 示さなかった3項目を除外して再度因子分析を行っ. 指導教員 大野裕史.
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