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AT-cut水晶振動子による光変調機構の研究 : 動的光弾性効果,方位角の振動

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(1)Title. AT-cut水晶振動子による光変調機構の研究 : 動的光弾性効果,方位角の 振動. Author(s). 山形, 積治; 内沼, 寛; 安田, 一次. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. A, 数学・物理学・化学・工学編, 26(1) : 47-54. Issue Date. 1975-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5987. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 6巻 第1号 昭和50年 8月 北海道教育大学紀要(第2部 A) 第2 l tl975 i i t ty ofEducat on n A) Vo on(Sec journalof Hokkaido Universi .I Augus ,26 , No. AT-cut水 晶振動子 によ る光変調 機構の研 究 (動的光弾性効果, 方位角と旋光角の振動) * * 一 ** 山 形 積 治* , 内沼 寛 安 田 次 *北海道教育大学旭川 分校物理学教室 率 率北海道大学工学部電気工学科. A Study on the N1echa血sm ofLight N1odulation by tz CrystaIP1ate an AT‐cut Quar. I i imutha bra f i t t onofAz ect ‐E1 c Ef (Dynami as c Photo ,Vi Ang l ) r Angl e ry Powe eand ofRota. i YAMAGATA半 日iroshi UCHINUMA** Seki j i‐YASUDA** i and lchi. f Educa i k i iver i ido Un tyo t 率Depa s on ikawaBranch ic fPhys ah tment。 s r ,070 Asah awa ,Hokka ,As i i t fEng ineer ing ido Un l *Dep組 o * inee ing tyo ver s i IEng y fE1 r to r ca tmen ect ,060SapPor r ,Hokka ,Facu. Abstract. ied ing s tud te i s be l ion by a vibrating quartz cystal pl a ight modu t The mechanism of l a i ly andt l l ica imental heo s paper, ret exper yinth. 1 1 1 ingquar ) a ibra tzarethefo ionbythev t owingtheree:( 1 ightr t fthe1 Thefactors o . ・odu a he ft i i b 2 t i ft h tz ≧ =n o t r f f e qua t Wi th the dynam c s r dyna”uc photo-elastic e ec , ( ) a V ra on o l ionoftherota ibra t rypowe rang e land (3) v i r I 〔 ・utha az . i ioni tone. t ight modul fthel infactor o r s sthef a tcleartha tthe ma The authors madei f i f i i ht h t t t l r when an f l i b o n r s a c a r e d h i t c om W dt h d g p The secon an et r ac ors are neg gea e. slargerthan lo degrees. ightbeam andthe optic axisofthe quartzi l l heinc dentl ang e betweent. ) 47 (.

(3) . 48. 山形積治・内沼. 1. 序. 寛・安田一次. 論. 1 A2 cの 水晶振動子は周波数の標準素 子として多く用いられている 著者らはこの水晶によっ て光 . 2 3 4 5 ”光段階における周波数ヘテロ ダイ ン6 ) 等に応用する 線に変調をかけ, 光変調水晶発振器1 ’ ’ ’ ’ 研究を進め ている.. 水晶による光変調の主要因は共振時に示す動的光弾性効果 であることは概略わかっ ているが 水 , 晶は機械的な振動を伴うた めにあらかじめ偏 光子 でセッ トした方位角 が微動 したり あるいは水晶 , の旋光性の変動も考慮する必要がある. これらの後二者 の要因がいわゆる光弾性効果による光変調の どの程度の割合を示すも のかが興味. ある事柄 である.. 特に最近 の著者の研究は, 光変調法によっ て A7 1 cの 水晶振動 子内部の振動ひず み分布を精密に 解析すると言う方向にあるために, この究明が必須 である . 実験的に綿密な検討 を行なっ た結果, 光弾性効果による光変調成 分に比較 して 方角及 び旋 光角 , の微小振動等による光変調成分は1/ 1000のオー ダー であることが知られた . 更に理論的にもこのことを確認することが できたので報告する . 2. 光変 調メ カ ニ ズム. 水晶振動 子に共振電界を印加 して励振し, これに よっ て水晶中を透過 した光線に変調をかけ る場合 , 光変調の要因には次の3通の効果が考え られる . ( 1 )光弾性効果によ る位相変調, 水晶は印加電 界の. 周波数に共振した機械的振動を行なっ ているために. 内部に動 ひずみが発生して, これによっ て透過光に ) なお水晶における電気光学効 位相変調がか かる7 . 果は水晶の共振 時には光 弾性に 比較 して無視 でき 9 ′ ) る8 .. ( 2 )方位角 の微 少振動 によ る 変調, 機械的振動 に 伴っ てあらかじめ偏光 子 OPによっ てセ ッ トしてお. いた方位角も振動するものと考えられる. 方位角の 振動 は出力光 (検光子 0凶 を出た光) の輝度を変化 させ, 光線に変調を与 える. ( 3 )旋光角 の微小振動によ る変調, 水晶には旋光性 が存在し水晶中を透過する偏光光線の振動面が透過 距離に比例して回転する, 水晶の振動 に伴っ て旋光 性に関与する 郡’傷Z例 解2 s o” gヴ及 びZ粥庇鰯影. ≠. の死物 のれs如”お β鴛も 摂動 し こ の 影 響 に よ っ て 旋 ,. 光角 が振動し光線に変調を与える.. 上述の 3 通 の効 果 を 実 験 的 に 解 析 す る た め に. Fig. 1 の よ う に 偏 光 子 OP 検光子 0 ,. を配列 し, そ. の間に資料水晶振動 子を置いて検討を行なう . F i 1 で D,は水晶の屈折率楕円体の短軸(水晶の g。. 4の (. 、 、 … 、 翻 、. ◎ Fi ・ Cons ion ofthe v ibr t ion Com‐ ruct l g at . i t t d b 1 o n n t t e s r n a sm e p ar z er y a po. (op)andan l a e r(OA) yz ,.

(4) . 水 晶 振動 子 の 光 変調 機構. 49. 機械軸 尤も こ一致) を示し, D2は長軸(水晶の光軸zに一致) である. 従っ て方位角は D.に対する OP の角 であるから めである. 又 OP に対して検光学 OA を角ズをなすように配置する. この場合 0質 , を出る出力光の輝度は / = あ{cos. -s in2のs in2(の-ぇ)s in26 / 2 } … … … … ….・(1). 1 ) 但しるは入力光線の輝度でげは水晶の有す天然の複屈折による通常光と異常光の位相差 となる1 . (舵彰 訪われ) であ る. OP と 0凶 を直交させ, これに旋光角 の も考慮して, だ=可2-やむ 1 )式は こなっ たと仮定すれば( in2 諺〕 /=』〔 in2のs in2{の一 ず 一 朝 s cos テ ー @)- s . . .( 2 . . ) . . . . . . . . . . , .--. 2 2 = ふ{s in の十 s in2(の+ ①)s in2のs in 2 }. となり水晶の振動によっ て( 1 )位相差&( )方位角 の 2 3 )旋光角 中 が微小振動すれば出力光 為こ変調成 ,( 分 (交流) 薙 が含まれる. いま, 出力の変調成分 山 が & の ,① の微少変動 d&〆の ,α動こよっ て生ずるとすれば,全微分の形. メヱニ Ad6十βαの十 Cd① … … …・ ・ ) ( 3. で書き表わすことができる. 各々の係数 A,BC等は A= 副aがニムs in2のs in2(≠+①) in 2 cos 2s. inβ =る/4 Cos2①-Cos (4の十2の s. β= 証左形=あ 2cos2のs in2 in2のcos2 (≠+①)+2s in2 2 (の+①) s 2 i 2 工 4 i = 。 sn( の十2①) sn 2 C= 説符 ①;ム 2s inocoso十2s in2のcos in2 2 2多十2①) ( s. , , ,( , . 4). in2①+ {sin(4の十2①)-s ニム〔s in2 2 in2中}s 〕. となる.( 3 ) 4 )式を方位角 が多=0 (o / 2) の2通りについて検討を加える. r〃 ,( 4の場合 為1 ≠=〃 / 4 で出力光の輝度/が最大になる この場合の( 直交 亙たo鳶 の場合, の=〃 / 4 )式の係数 ABCは . A =る/ inが 2cos2のs B ニム s in2の。(cosβ-2) C =ふ. … … … … … … … … … (5). in2の・cosβ s. となり変調分 雄 は( 5 )式を( 3 )式に代入して 証=ム{1/2cos2のs inβ.d6十s in2①( )。dの十s in2①cos6.〆①}… … ◎ cos-1. i となる。即ち旋光角 ① の関係s n2の が0になるような条件では方位角 の微小振動dの及び旋光角 の微 d ・ t 小振動α①よっ ては光変調は起こらず位相角 ( r r e a ‐ oio. ion) の 微 小 振 動 dβの み に よ っ て 光 変 調 が 生 ず る t a .. i Lかし水晶は 一般に旋光性を示すのでs n2①キo. として解析する. { ,. ぞo 8 , E0,6. ‐ 一▽ r. 位相角の微動 d8による変調は天然の水晶の有す ≧0 4 . る複屈折の微動又は水晶中の動ひずみごco s臥 ( : g e′ 」02 . ひずみの最大振幅, w :ひ ず み の角 周 波 数) よ っ て 生. ずる光弾性効果とも考えられるので Fig。2 の 光 学 バ 2 )の 図 も 明 ら か なよ う に イ ア ス1 .2 i 〆β =s (&十 48)虐} n{ 品 二2. れ - % )力萩. 4が =(刀鵡 れ/八に′ Cosのけ. 、. … … … … …(7). ′ ′. L」 ‐ - - - -. … -. .. : …. ′, △8 川. ↑ f u o pu. ビー ム 獅. 詩樹齢 1 可4, …o: n … ↑… mi pi ↑l …. }. i os , - !b. t 4 r. ッ2. i do ↑ ↑ on e Qr r. 3 4. .. 1 1. igh t 矩 Ng 2 Op i lbiasand modulatedl t c a . .. 49) (.

(5) . 山形積治・内沼 寛・安田一次. 50. da t と なる, ( 5 )式の係数A, B, Cを位相角 ( r e a r ‐. . 係数A, B, Cの関係を Fig.3 でみ る と, A= 0 で a Cは絶対値で最大を示す.. 従っ て位相角 6を連続的に変化させた場合, 光弾 性効果による変調が消えた時に方位角及 び旋光角の 微小振動による変調が最大になる.dβによる変調出. 3 力 の パ タ ー ン は げの 変 化 に 対 し て 理 論 的 に Fig. .a 3 ) α 及 び αの に の 破 線 の よ う に な る は ず であ る が1 ,. /\. / 、. ion)かの 関 数 と し て 図 示 す れ ば Fig.3と な る t .. / \ S , / / , 2(ギぎ 1 n ′ i n 2 ) L、 /‐ - s. 1 ・ #・ ・ 1. ′、 ′ ′ 、 ,. \ 1 ,. 槙\N. ′′. ′ /. ′. V. Ad8. 3や. \. 、 、 ‐. メガ. ,. (d). よる変調が存在すれば破線の0点付近 で大きな影響 を受ける. 従っ て観測される βに対する変調出力 パ 3 3 タ ー ン が Fig. 。a と 異 な る. 即 ち Fig. .aの 破 線, 同. 図るの実 線及 び同図Cの実線等を加 えたよう な変調. 出力パターンが得られることになる. 例 えば での関. l i n2 os. ( b ). *. in2てと F(で)=βs inてを加 え て 関 係 G(で 係 F(て); As . ー一幸--一””一. i inてを 作 り,1AI> 旧1の 時 F( )=As )と n2て十βs て G(て )の○点の位置 を比較 す ると1A/司 に比例 して F( )を基に して G(で )の0点は右か左にづれる.同 様 て i 3 のことが 言えて, F a では直流分(実線) と交流 g . .. 比較を行えば d① , dや による変調成 分の大きさを 実験的に求めることが できる. 2. 2. の=. ing Fig. l lf 3 入 江0du t orChang a edoutPutl ebe lang l ion 6a i ta t ta rda z l nutha e r e. 4 / の;冗 . Bd≠ //. . ,. (d). . . . in2の s. 4 )式の係数 A,BCは 方位角の=0, 可2では(. }. in “2 in2中s β;2あs. 2 i (8/2) n s / \ .s i 2 n① ー ー \- ー ト ー// ,. ー ー- - - - ・ ー - \ . . の= oor〃/2 の 場 合. A= 0. B. (c). Cd①. 分(破線)の○点は一致 しているがもしこれに α@ dの による変調成分(交流)力切口われば破線の○点が 右か左にづれる。 従っ て βの変化に対する交流出力 と直流出力 (輝度) を同時記録し0点のづれの. COSS. 1 osin2①. Cd①. ) (8. 8. (b). lf ing l Fig. 4 ハなodu orchang ebe at edoutputl lang l l ion βa t ta ta r ] Qutha e r rda z e. /4. の=冗. i となり 〆洲こよる変調は全く生じない。 しかもs n2の=0となるような旋光角 ① に対しては α① ,d中. による変調も生 じない. 位相角 (だ冠牝加云わ“) 8を連続的に変化させた時の係数B,′Cの変化を Fig.4 に示す. 2彰2 で変動するがd桝こよる変 調 であり 常に 一定値を示すのがc Z① による in がの変化に対して s , 変調 である. 6を連続的に変化させる実験により, 両者を区別することが出来る.. 3 実 験 及 び結 果 3. 1. 実験 の方法. 前節 で論じたように方位角 の をきめて 〆郷α 7dのZ oれ6を連続的に変えた時の変調出力 (交流出力) d を検討すれば αが(光弾性による) ( 方位角 ) およ びα① (旋光角の微小振動 の微小振動による ≠ , ( 50 ).

(6) . = の、′、 フ 水晶振動子の光変調機構 ” 日 日. 51. による変調を区別して求める事が可能 であることを知 っ た。 2 )異常光の屈折率 1 7 )式の 品より( }光路長 ゐ を変える方法と,( 6を連続的に変化させる方法と して(. n 。 が変化するように光 線の入射方向を連続的に変える方法がある. 1 )及 び( 2 )の両者か連 続的に変化するよう 1 cの 水晶校を用 い,( 著者らの実験 では振動子と して A7. i 5 aに 示すように水晶板の回転角 βを変え,βを回転させ βを連続的に変化 に 入射光線に対して F g 。 。 さ せ た。. 5 b のように切出したもので, この板のz′軸に平行に光線を AT ‐ c諺 水晶板は水晶の結晶から 副g. . 5 cの斜線楕 円面の短軸, 長軸 g 入射させた場合の D.刀2(常光線, 異常光線の振動方向) は各々 Fi . 。 に な る.. 1/n 。を意味し,長軸はノ 酷 毛 ~ 士 を意味する。 同図aから明らかなよう 脳 軸に対して入射光線の方向βを変ぇると/ 囲 ま不変 でぁ 5 こF1 aに 示すよ 7 )式の&が変化する 更 0 g・ o るがノ 鴎 は最大よから最大声ま で変化する. この事から( ′ せると光路 ゑ 入射光の方向β を変化さ 断さ れているために 軸に対して幅 で垂直に切 うに水晶板はz. 瀞辱5 ‘は 幽 励む 吻 げ 卿 胡 の で示してあり, 短軸は厄 ・. )の 光学的 バイ アス あ の連続変化になる. 7 長がね′=h/ sβと 変わり, や はり( co. こ の よ う に 6を連続的に変化させ,回転角βの関数として出力光 の直流分 と交流分 を同時にヱY ( 夕 )の関数として記 録する. P‘研げ に記録する。 即ち( 3 )式 (交流分) を 6=/ 2 )式 (直流分) と( 3。 2. 実験の 結果. 1 P如”oの”災 A7 cの 水晶板を 彩れ吻粥8郷〆振動の周波数. /sに) =1.0495860M鰯z(の‘=2〆γ 創d .. 夕 )を連 続的に変 えて直流出力 /と交流出力 証 の変化 を記 録 したものが で励 振 し光 線の入射方向( Fig。 6 であ る。. 但しこの場合, 企≠0としてz′軸から直線偏光光線が入射している状態で方位角 の(DIに対する偏 0程度板面に平行に光線を回転させると 0 /4としている. この状態でβ=0~2 光光線の振動面) を 〃 oの範囲 で変わ 0~約70 F i 5記からも判 るように, 著者 らの計算 では D,に対す る方位角 は の=45 g 。 6 ) この影響は A aCの係数を絶対値で30%程度小さくするが0点の相対的位置関係には影響を る1 , , Z. ′ y q‐. z z′. A tcuテ. \、. ◎. \. 、 、 、 .. 、. 。* 《q》. 黍 で. 1. 、 、 、. ご A. が. 準一 γ. ー ‐e 1 !M - ,. 0 0 γ=3 5 -5. 、 メ 、 、 ル. .. γ. -飼掩-. Z′. ク. メ. . も′. (b}. 1 , , , ‘ 1 1 1 〆 . ,,,.. 夜. ′. ’ lrメ ー. 《c》. l Fig・ 5 Re ionbe idenl ightbeam andopt t icax i tweeninc l t t a softhequa r zCrys a ・ i l ta t ( )r a o onang eβ b lp l ( ) AT‐ t ta te Cutquar zc rys a i ingenCeo fthe AT- l ( )b r r ef cutp at e c .. ( 51). bed m 28.

(7) . 52. - i i 謹 ぎ 鎚 諸製 ー 然 E 風 翻 露 - , 異 N , , 聯 陛構 山形積治・内沼 寛・安田一次. I E . ] ‘ → 玉士 “ ー. 十 1. ▲ ー. ト: + lT - 1- -r 串 ; ー . t r 二 … ; 一 1 - - - キ キ , ] 培 - ”. ,,. 増 井ム. , ‘ 曇 - ーー 」い 珊 - - . - + - “ “ 1 1J= L: 1 1 ー - 菖 超 I 一 - : . ” ・ 半 ー ◆ - . 、 . 」 「 ▲. ’ ニー コ … : - 榊 ーr … ・ . ー - す ^ -, , - . ・ - ドド .ーlー“ ー i h 1 一 … ‘ J 一↓ 幅ー幸 I . - ’ー 1 ・ ,「 : … : ト も H } 一 I i i i 二 ;¥ 孝 ↑ . ‐’・ 1. ▼ , . t ‘ i ; ” ・ ← ! ii ‐ ナ什 1.I 1 . 1雪 ★ 十 ャ L r l 丁 1L・ ト 【 テ 十 十 一上 r r ‐ . 十 ・ ▼ V 1 ・ t r i r 千 - 、 r l i・← 十 日l ↑十 計 1+ 1 十 糎 十 十 十 ▼・ す ー . 堪 : →“ き 1 ‐r ・ 堪 ↑十 T +‐: ー ’1豊 1 ・ 「 ー H ・ 1H 十 キ 十 ー 1 1 ▲ て ー ‐ - 1. キ 当 三 ー. ÷ r ず. ” 昔. に - 1. ,. ・ 1. . ,豊艶書. - 講樵僻隠 辱 轄 洲 脱 ぎ 講. 6ム」. き. ! だ 「 ,. 誰. 蟻升. 納 ニ l. ’’ ・. i糖. I 1 Q. 1 声’ \一 霞1」ili{--曜胃 ; 扇 〉ギヂ 雲 千 l. 星 語 鞠 山認豆. - r 1 き だ 誓 I F 証 立 書 T t ご i ,. 漁. …. Fig. 6 Exper i lr l ta t ・ nen esu s. 6 の直流分出力が回転角βに対して 除々に小さく なる結果にみられる. 与 え な い。 こ の こ と はFig.. これに対して, 交流分出力がβの増加に対して大きく なっ てゆくのは係数 A,BCは小さく なるが, o近辺 で最 大値をとるように増大す 厚 味たり振動の 応力 7 ico sのJ に対する光弾性係数 汀 ご iはβ=30 4 1 5 / ) る か ら で あ る1 . F 6 次 に d洲こよる変調と αの α① による変調の 比較 である が2 .1節 で論 じたように ig. の 実 測 の. 交流分 0 点と直流分 の0点を比較しても, ほとんどそのずれん認めることができない. 6 ) その程度は1/1 000であっ て αの 別の内沼の理論計算によると1 ,dの による変 調は dげによる変 ,. 調を測定する場合無視 できる事 が知 られた. i 3 aで理論的に計算した 破線とほぼ同様 実測の交流分及び直流分の出力 パ ターンも著者らが F g . . の パ タ ー ン に な る.. 4 で考察したように 8を Fig.5.a の 要 領 で変 化 さ せ て, i 更に の=0(の= ″2も同じ)について,F g. 同様の測定を行なっ てみたが交流分の出力はほとんどなく. 興味ある結果が得れないの で測定結果. は掲載しない.. 4. 論. 結. α 1/ 1000のオー ダー 方位角の振動 〆≠ , 旋光角 の振動 α中 による変調は動的光弾性 剥こよる変調の. であ る こ の が知 ら れ た.αの 及 び d① に よ る 変 調 が 小 さ い と 言 う こ と は αの ,d① そ の も の が 小さ い の. か, あるいは ① の関数 である係数 β ,C が小さいのか と言う点に 論議の的が絞られる. 著者らは複屈折と旋光性の双方を有する一般的結 晶について, 結晶中 での光線の様子を具体的に 6 ) 検 討 した1 . (52).

(8) . . 水晶振動子の光変調機構. 一般に複屈折を有する結晶に入射した直線偏光光 線 は お 互 に 直 交 す る 2 成 分 の 直 線 偏 光 Di ,D封こ分 離 す る。. 更に旋 光性が重畳されると Dも D≦は元の直線偏光. の振動 方向を長軸 とするお互に直交 する楕 円偏光 Df , D8となる。 複屈折による位相角 かよりも旋光性. xの. 8 ー 6亡. 。. 0 30 40 50 60 70 80 90 ず o 1 0 2 L i x Z ; ‐ s e deg, ox o〆 s. Fig. 1 ipt i i 7 EI tan t ぐ of AT‐ ty cons cut c lp ing β l t t ta rchang zc rys a efo quar. ′と な る の は 当 然 で あ る D2 。. D ? 8の楕円 ,D. 榊. / M ご示すよ “こ1. 0 1000 の オ ー ダー であ り, D¥ , D2 はほぼ直線偏光Di , Diであ る こ と が 確 認 さ れ た 。. 更に水晶一般に ついて, 光軸. から機械軸. ゞ電. x-02 1 2. - o. 霧. 亘8. 登6. 気軸 汗 面む こ向けて入射光を回転させた時の楕円率. を. 8に示す。 図からも判るよう を試算し, 結果を 恥g . o に, 光軸から1o 程度傾斜すれば楕円率は 急激に小. =2 o. 0 1 0 20 30 40 50 60 70 80 90. さく な り, 実 験 的 に は 直 線 偏 光 と み な して も さ し つ. Z i - ox s. γ deg . S ー i Fig. E, ipt i ty cons t t c ant ぎ of quar zcy. か え な い。. 即 ち 水 晶に お いて は 光軸 よ り傾 い た 入射光 に 対 し. ては βが非常に大きくなるため の は無視 できる. 6 に 示すように複屈 折 と旋 光性 の この事は Fi g 。. iツc $ mm≧ ー i - - e c p f .‐ ーu f I ZP Qf f fquor e r 好C o. 4 F\\\ 十 \ w21. に よ る 旋 光角 ① が 極 め て 大 き い場 合 は Df , D弱 潟ま ′ ぼ円 偏 光 に な る。 又逆 の 場 合 は 上 述 の 直 線 偏 光D. ,. 1 実験に用いた A7 c彰 水晶についての計算ではβ ′ i 5 の変化 (z に対する入射光の角, F g 。 。 に対する. 53. lf hang i t s a o rc ngγ. 所 l el pf 1 / // △ //// /. 2の 図 か ら も 理 解 で き 2①) 賜りeゆo s錦われ△2=62十( o. 。. w. ,. せて水晶振動子のひずみ分布. -. 、バ. ー. 応力分 絹 を偏光光. /百. b 禰 mgence) 8(. 8 )に よ っ て 求 め る 場 合 光 変 調 に 有 効 な も 線走 査 法1 ,. △キ8. の は 複 屈 折 の 微 小 振 動 (又 は 動 的 光 弾 性) 〆 勘ゞ主 で. (。耐iC。-. 鮒MM. when 8》 ①. l f inc ip F i 9 Tr i l l l i hepr t t eo ang ei u s r a ngt g . iv i i i tyand i lact t t r supe s onf o rop ca po. あ っ て, 実 験 的 に は 方 位角 の 微 動 αの 及 び 旋 光 角 の. b i fi. r erngence “z 微動 α① による光変調は 無視 できる。 特にA ′ 板 で主平面(軽g 。5為 でy に垂直)に平行な光線を入射して厚味方向のひずみ分布を探索する場合は 0 0 F 3515~90 の 範 囲 であ り, Fig。7 及 び Fig。8 より楕円率ぎは1月000のオー ダーとなるの で光変調. は α8のみで生ずるとみなしてて扱えることが知 られた。 1 著者らはこの裏づけた基づいて A7 c彰ゑ如”oのれ兜尤水晶 振動子のひずみ(応力)分布の解析を行 9 Z o 2 1 2 2 / / / ) こ れ らに つ い て は 後 日 報 告 す る な っ て, 多数 の 興 味 あ る 結 果 を 得 た1 , .. 5. 謝. 辞. 本研究は北海道大学工学部, 電気工学科, 回路学講座で行なっ たもので実験設備 の面 で同講座の した杉原氏 (現中部 電力) には実験 8年にM。C。を卒業, 河合氏に多大なる御協力を得た。 又昭和4 53) (.

(9) . 54. 山形積治・内沼 寛・安田一次. 面 で御協力を得た.. 回路講座の村田助教授, 石川氏及 び岡田氏には諸々の点る こついてお世話になっ た. 資料水晶板は東洋通信機 (株) 岡野庄太郎氏の御好意によ っ て提供された. ,. 理論計算には北海道大学大型計算機 センターの E為CO財230 60を用いた.以上の諸氏に対し感謝 ‐. 申し上げる.. 文. 献. 1) 山形,川瀬,安田: 光変調水晶発振器とその水晶素子の解析 信学会論文誌 A, ”〆 1 9 1 7 ( ) ‐A,Mo .54 .6 .371 ,P t tThe Qua M k dl Y d C 2) S,Yamagata l0 i l l i hL t t i h M l ionand Ana n t du a w a s ea t t l i a s u a : r r t z s a s C o a rw o a y s g , ys , , ’Trans IECB ofJa an VO fthe Qua t 4381971 6 o l z U匝ぎ ) P , I . .54 . . . ,No ,P. 1 3) 安田他3名: 光変調による水晶発振器, 特に A7 cの 共振子についての実験 第2 7回周波数精密測定専門委 員会, 資料27-2(1 97 2 ) . 4) 山形他3名: 光変調水晶発振器の周波数安定化 , 同上, 資料27-3(1 97 2) . 5) 山形, 安田: 光の変調を用いた水晶発振器 トランジスタ技術誌P 208(1 974 . , Mm) . 6) 山形, 安 田・ :. 2個 の 水晶 に よ る 光 変 調 パ ワ ー ・ ス ペ ク ト ル. 応物 誌, 拓〆.41 . 12 .1310(1972) , Mo ,P .. 7) 山形積治: 光弾性効果による光線の変調とその応用研究 北教大旭川分校50周年記念論文集,P 37(1 97 3 ) . . 8) 同. 上 P 36 . .. 10) 同. 190 上 P . .. tCr s ’Academic Pres IPhys i ion Pr 9) W.P. Mason:( 169 1966 csoflnt er act ocesseg ) yta s rk( . . ,P ,New Yo. inc ip l i 11 ) M.BornandE.WolrPr 1970 ( esofopt cず Pe rgamon Pr es s ) .694 . ,p ,New York ) 山形, 安田: 水晶の光弾性効果による高調波の発生とその応用 電気四学会道支部講演集, P 12 34(1 1 ) 9 7 .1 . 1 3 ) 山形他2名: 旋光性を有する結晶による光変調メカニズム 第35回応物学会予稿%形番 (1 97 4) , 1 ) 杉原正博: 光変調による水晶発振器 北大工学部電気工学科修論 (1974 7 ) . . 1 5 ) 内沼他2名: 光変調を利用した水晶の応力測定 電気四学会道支部講演集P 1 4 5(1 9 7 4) . . 1 6) 内沼 寛: 光変調方式による水晶発振器 北大工学部電気工学修論 (1 ) 975 . ” ’oxf i IPr i fCrys ive i t t 17 )J :Phys ty Pr ca ope r eso ar ord Un r s s es .F.Nye .267 ,p ,Londen (1969) . 18 ) 山形, 安田: 偏光走査法による動ひずみ解析装置 応物誌, 瑳〆 M 4 2 8(1 97 3 ) o . , .3 .30 ,P . ) 杉原他3名: 光変調を利用 した水晶の応力測定 昭4 1 9 9年信学会全国大会全国大会予稿, 分冊4. P 1 24 7 . (1 4 97 ) . 1 ) 山形, 安田: A7 20 c財 PおれoC蹴り例 の厚味たり振動モー ド 同上, 分冊1, P 4(1 9 97 4) . . 21 ) 安田一次: 結晶光学を応用した水晶発振器 北大工学部最終講義資料 (1 975 ) . 1 22 ) 山形他2名: A7 c彰P如勧 化“粥%水晶振動子の倍振ひずみ分布の観測 昭50年信学会全国大会子稿, 分冊 1. P 91(1975) . .. (54).

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参照

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