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診療所における受診者の顕在的、潜在的質問

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Academic year: 2021

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診 療所 にお け る受 診者 の顕在 的、潜 在 的質 問

山 田 泰 子

要 旨 一 有 床 診 療 所 の 受 診 者222名 を 対 象 に 、医 師 に 対 す る診 察 中 の 質 問(顕 在 的 質 問)と 診 察 に 同 席 し た研 究 者 に対 す る診 察 後 の 質 問(潜 在 的 質 問)に つ い て 、 実 態 調 査 を行 っ た 。 そ の 結 果 、① 顕 在 的 、潜 在 的 質 問 と も に 「病 気 」 と 「薬 物 」 に 関 す る もの が 多 か っ た が 、 促 さ れ る と生 活 行 動 に 関 す る 質 問 が 増 え 、 そ の 内 容 は 多 岐 に 渡 る 。 ② 限 られ た 時 間 内 に な さ れ た 顕 在 的 質 問 に は 肯 否 を 求 め る"yes-no  question"が 多 く、 時 間 的 余 裕 の あ る潜 在 的 質 問 に は情 報 の確 認 を 求 め る"tag question"が 多 い 。 ③ 顕 在 的 質 問 が な くて も受 診 者 の 中 に は思 い 迷 っ て い る 「疑 い 」 が あ り、 そ れ を質 問 の か た ち で 表 出 で き る よ う な援 助 が 必 要 で あ る 。 ④ 受 診 者 の 質 問 は 、 看 護 婦 に と っ て は 受 診 者 が 抱 え る 問 題 の 核 心 を知 る上 で 重 要 な 手 が か り と な り、 受 診 者 に と っ て は 自 己 管 理 をす る た め の 学 習 の 入 り口 に な る 。 キ ー ワ ー ド:患 者 の 質 問 、 診 療 所 の 看 護 、 日常 病 、 生 活 行 動 1.は じ め に 診 療 所 の 受 診 者 は 年 齢 に か か わ らず 、 生 活 を整 え る こ と に よ っ て 症 状 の 軽 減 、 回 復 を促 す こ とが で き る病 気 、 い わ ゆ る 日常 病(common  disease)を 抱 え る者 が ほ とん どで あ る 。 人 々 は"生 活 を整 え る こ と"に 関 す る 一 般 的 な 情 報 は テ レ ビ や 雑 誌 な ど多 方 面 か ら得 る こ とが で きる が 、 そ れ は 各 人 に 向 け た情 報 で は な い 。 で あ る か ら、 身 近 に あ っ て 継 続 的 に利 用 し て い る 診 療 所 で 受 診 の 際 に 、 "自 分 の 場 合"を 知 りた が る 。 診 察 時 間 は 短 い が 、そ の 制 限 内 で 、 受 診 者 は"自 分 の 場 合"に つ い て 知 りた い こ と を 何 とか 質 問 した り確 認 し た りす る の で あ る 。 本 研 究 の 目的 は 、 そ の よ う な 受 診 者 の 質 問 の 内 容 、 と く に看 護 の 守 備 範 囲 で あ る 生 活 行 動 に 関 わ る 質 問 を具 体 的 に把 握 す る こ と と 同 時 に 、3分 間 診 療 の 場 で は とて も 出 し切 れ な い で あ ろ う彼 らの 潜 在 的 質 問 を 明 らか に す る こ と に よ っ て 診療 所 受 診 者 へ の 看 護 の 対 応 の 可 能 性 を探 る こ と に あ る。 用 語 の 操 作 的 定 義 質 問:相 手 に対 して 何 らか の 問 題 を提 示 し、 そ れ に つ い て 情 報 提 供 を 要 求 す る 言 語 表 現 。 顕 在 的 質 問:診 察 場 面 で 受 診 者 ま た は そ の 保 護 者 が 医 師 に対 して 何 らか の 問 題 を提 示 し、 そ れ に つ い て 情 報 提 供 を 要 求 す る 言 語 表 現 。 潜 在 的 質 問:診 察 後 の 対 面 調 査 に お い て 受 診 者 ま た は そ の 保 護 者 が 、 研 究 者 の 調 査 の 中 で 何 らか の 問 題 を提 示 し、 そ れ に つ い て 情 報 提 供 を 要 求 す る 言 語 表 現 。 表 情 や 言 葉 の 抑 揚 、 そ の 場 の状 況 か ら研 究 者 が 質 問 と判 断 した 言 語 表 現 を含 む 。 上 記 の 定 義 を作 成 す る に あ た っ て は 、南1)に よる"日 本 語 に お け る 「質 問 文 」 の 範 囲"を 参 照 した 。 日常 病:急 性 の 病 気 と し て は 急 性 上 気 道 炎 、急 性 大 腸 炎 、 手 足 口 病 、 水 痘 、 流 行 性 耳 下 腺 炎 、 気 管 支 喘 息 、 火 傷 な ど 。 慢 性 の 病 気 と し て は 高 血 圧 症 、心 筋 障 害 、 糖 尿 病 、 腰 痛 症 、 骨 粗 鬆 症 、 慢 性 の 呼 吸 器 系 ・皮 膚 科 系 の 病 気 な ど継 続 的 な 治 療 が 必 要 で あ る が 日常 生 活 の 管 理 に よ っ て 進 行 を抑 制 す る こ と が 可 能 で あ り、 定 期 的 に 経 過 を 観 察 す る 必 要 が あ る 病 気 。 Ⅱ.研 究 方 法 1.研 究 対 象 神 奈 川 県 下 の 一 有 床 診 療 所 の 受 診 者 で 、 い わ ゆ る 日常 病 に 罹 患 して い る 人 々 。 この 診 療 所 は 、 都 市 計 画 の 一 貫 と してY市A区 に 開 発 さ れ た 団 地(総 戸 数4,769戸)の 中 名古屋市立大学看護学部(基 礎 看護学)

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心 部 に あ る 。 診 療 科 目は 内科 と小 児 科 、 週1回 の 整 形 外 科 。 医 師 は 常 勤1名 、 非 常 勤3名 、 看 護 婦 は 常 勤8名 、 非 常 勤2名 、 そ の 他 栄 養 士1名 、 調 理 師3名 、 事 務 職 員 5名 、 雑 役 婦1名 で あ る。 2.調 査 票 の 作 成 診 察 に 同 席 して 、 受 診 者 の 質 問 を 書 き取 る 欄 、 お よ び 受 診 者 の 背 景(性 別 、 年 齢 、 再 診 ・初 診 の 別 、 診 断 名、 治 療 内 容 、 継 続 治 療 の 有 無 、 来 所 経 過 な ど)を 記 入 す る 欄 か ら成 る 調 査 用 紙 と 、Henderson2)の 基 本 的 看 護 の 構 成 要 素14に 基 づ く生 活 行 動 を参 考 に 生 活 の7側 面 を 分 類 枠 と した 診 察 終 了 後 の 対 面 調 査 票 と を作 成 した 。 3.デ 一 タ収 集 事 前 調 査 と して 、1995年3月 、4月 、 週 に1∼2回 、 調 査 用 紙 、 調 査 票 作 成 の 資 料 を得 る た め に 同 診 療 所 で 診 察 場 面 の 一 般 観 察 な ら び に受 診 者 の 質 問 の 聞 き取 り調 査 を実 施 し た 。 本 調 査 は 以 下 の 手 順 で 行 っ た 。 ① 対 象 は 日常 病 に 罹 患 して い る 受 診 者 全 数 で あ る が 、 同 一 人 の 重 複 は 避 け た。 ② 診 察 場 面 に 研 究 者 が 同 席 し、 診 察 中 の 受 診 者 の 医 師 へ の 質 問 を調 査 用 紙 に書 き取 っ た 。 ③ 診 察 終 了 後 、 待 合 室 で 研 究 者 が そ の 受 診 者 に 対 面 調 査 を行 っ た 。 まず 「他 に 聞 き た い こ と は あ り ませ ん か」 と問 い 、 次 い で 、 調 査 票 に従 い 、診 察 中 に 医 師 に 聞 き た くて も聞 け な か っ た こ と 、 疑 問 に思 っ て い る こ と 、 を聴 取 し、 書 き取 っ た 。 ④ 受 診 者 が 調 査 に 同 意 して 調 査 を始 め た 時 点 か ら調 査 票 の 内 容 を聴 取 し終 え る ま で の 調 査 時 間 を 測 定 した 。 受 診 者 の意 向 に よ っ て 中 断 す る 場 合 は そ の 時 点 まで と した 。 ⑤ 対 面 調 査 終 了 後 に③ の 記 録 の う ち 、 質 問 とみ な し う る 受 診 者 の 発 言 に 印 を付 け た 。 ⑥ 診 療 記 録 に よ り受 診 者 の 背 景 を 調 べ た 。 デ ー タ収 集 期 間 は1995年5月30日 か ら9月30日 ま で の 4ヶ 月 間 、 計52日 。 4.倫理的配 慮 待 合 室 に 、 受 診 者 に 調 査 の 主 旨 を伝 え協 力 を求 め る 掲 示 を 出 した 。 協 力 す る か ど う か は 受 診 者 の 自 由 意 志 で あ る こ と を 明 記 した 。 研 究 者 は必 要 に 応 じ て診 療 所 看 護 婦 と と も に 受 診 者 を 手 助 け し た。 診 察 終 了 後 、 診 察 室 を 出 た 時 点 で 、 受 診 者 に調 査 の 主 旨 を話 し、 同意 を 得 た 者 に つ い て の み 対 面 調 査 を 実 施 した 。 受 診 者 の状 態 や 都 合 に よ り調 査 を 中 断 ま た は 中止 した 。 質 問 の 内容 が そ の 場 で 対 応 す る 必 要 の あ る もの で あ っ た場 合 は 、研 究 者 の 可 能 な範 囲 で 対 応 した 。 ま た 、 医 師 や 看 護 婦 に確 認 す る 必 要 が 生 じた 場 合 は調 査 を一 時 中 断 して 対 処 した 。 調 査 で 得 た デ ー タ は 匿 名 扱 い と し、 本 研 究 以 外 に は 用 い な い 。 5.デ 一 タ 分 析 診 察 中 に 記 入 した 調 査 用 紙 と診 察 終 了 後 に記 入 し た調 査 票 か ら 質 問 とみ な し う る言 語 表 現 を取 り出 し た 。 そ れ ら につ い て研 究 指 導 者 と共 に検 討 し、 最 終 的 に 質 問 と判 断 した 言 語 表 現 を デ ー タ と し た 。 ま た 、 診 察 中 、 診 察 終 了 後 の 受 診 者 の 質 問 内 容 を分 類 、 集 計 した 。 調 査 票 の 分 類 枠 は7側 面 で あ っ た が 、 この 段 階 で 追 加 し、13側 面 と し た 。 診 察 中 の 質 問 と診 察 終 了 後 の 質 問 の 数 及 び 内 容 、 両 者 の 関 係 、そ れ ら 質 問 と性 別 、年 齢 、抱 え て い る病 気 、 来 所 回 数 な ど 受 診 者 の 背 景 との 関 係 を検 討 した 。 診 察 中 の 質 問 と診 察 終 了 後 の 質 問 の 言 語 表 現 の 形 に つ い て 分 析 、 集 計 し、 同 じ く受 診 者 の 背 景 との 関 係 を検 討 した 。 平 均 値 の 差 の検 定 に はt検 定 、 一 元 配 置 分 散 分 析 を使 用 し、 有 意 水 準 は5%に 設 定 した 。 Ⅲ. 結 果 1.対 象 の 背 景 対 象222名 の 平 均 年 齢 は51.5歳(SD=26.2)、 男 性93名 、 女 性129名 で あ っ た 。0∼4歳 、65∼69歳 を ピ ー ク と す る 2層 性 の 分 布 で あ り 、0∼11歳(小 児 期 と 呼 ぶ)46名 、20 ∼59歳(中 年 期 と 呼 ぶ)55名 、60∼89歳(老 年 期 と 呼 ぶ) 121名 で あ っ た 。 急 性 の 病 気 を 抱 え る 者64名 、慢 性 の 病 気 を 抱 え る 者158名 で あ っ た 。急 性 の 病 気 を 抱 え る 者64名 の う ち 、 小 児 期 は46名(全 数)、 中 年 期 は14名 、 老 年 期 は4 名 で あ っ た 。 2.質 問 数 対 象222名 の う ち 、診 察 中 に 医 師 に 質 問(顕 在 的 質 問)を し た 者 が103名(46.4%)、 質 問 を し な か っ た 者 が119名 で あ っ た 。 の べ 質 問 数 は149件 、 平 均0.7件(SD=0.9)、 最 大 値 は5件 で あ っ た 。 小 児 期 受 診 者 の 質 問 数 は51件 、 平 均1.1件(SD=1.2)、1件 を 除 き す べ て 保 護 者 か ら の 質 問 で あ っ た 。 中 年 期 受 診 者 の 質 問34件 、 平 均0.6件(SD =0 .7)。 老 年 期 受 診 者 の 質 問 数 は 付 添 者 の 質 問1件 を 含 め64件 、 平 均0.5件(SD=0.8)で あ っ た 。 小 児 期 は 中 年 期 ・老 年 期 に 比 し て 、有 意 に 質 問 数 が 多 か っ た(F(2,219) =7 .927,p<.01)。 急 性 の 病 気 を 抱 え る 者64名 の 平 均 質 問 数 は1.0件(SD=1.0)、 慢 性 の 病 気 を 抱 え る 者158名 、 平 均0.6件(SD=0.8)で あ りヽ 急 性 の 病 気 を 抱 え る 者 は 慢 性 の 病 気 を 抱 え る 者 に 比 し て 有 意 に 質 問 数 が 多 か つ た (t(220)=2.913,p〈.01)○ 対 象222名 の う ち 、 診 察 後 の 対 面 調 査 で 研 究 者 に 質 問 (潜 在 的 質 問 〉 し た 者 は179名(80.6%)、 質 問 し な か っ た 者 が43名 、 の べ 質 問 数 は419件 、 平 均1.9件(SD=2.9)、 最 大 値 は8件 で あ っ た 。小 児 期 で は121件 、平 均2.6件(SD ;1 .9)、 す べ て 保 護 者 か ら の 質 問 、 中 年 期 は108件 、平 均 2.0件(SD=1.6)、 す べ て 受 診 者 の 質 問 で あ っ た 。 老 年 期 の 質 問 数 は 付 添 者 の 質 問2件 を 含 め190件 、 平 均1.6件 (SD;1.6)で あ っ た 。 小 児 期 は 老 年 期 に 比 し質 問 数 が 多 か っ た(F(2,219)=6.820,p<.Ol)。 急 性 の 病 気 を 抱 え る 者64名 の 平 均 質 問 数 は2.5件(SD;2.0)、 慢 性 の 病

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気 を 抱 え る 者158名 、 平 均1.7件(SD二1.5)で あ り 、 急 性 の 病 気 を 抱 え る 者 は 慢 性 の 病 気 を 抱 え る 者 に 比 し て 有 意 に 質 問 数 が 多 か っ た(t(220)=2.957,p<.01)。 対 面 調 査 所 要 時 間 を 測 定 す る こ と が で き た の は222名 中170名 、 平 均21.0分(SD二14.7)、 年 齢 が 高 い 者 ほ ど所 要 時 間 が 長 か っ た(r=0.50,p<.001)。 3.質 問 内 容 調 査 票 の 分 類 枠 に そ っ て 質 問 内 容 を 「食 事 」、 「排 泄 」、 「運 動 」、 「睡 眠 」、 「清 潔 」、 「学 校 ・仕 事 」、 「趣 味 ・嗜 好 」 の7側 面 お よ び 「そ の 他 」 に 分 け て 検 討 し た の ち 、 結 果 的 にHenderson2〕 の 基 本 的 看 護 の 構 成 要 素 に よ り近 い13 側 面 に 分 類 し な お し た 。 す な わ ち 、 衣 類 や 室 内 の 環 境 に 関 す る 質 問 を 「環 境 」、体 温 の 保 持 に 関 す る 質 問 を 「体 温 」、 健 康 や 寿 命 な ど の 考 え 方 や 生 き 方 に 関 す る 質 問 を 「信 念 ・ 生 き 方 」、健 康 に つ い て の 一 般 的 知 識 の 学 習 に 関 す る 質 問 を 「健 康 学 習 」 と し て 取 り 出 し 、 新 た な 分 類 枠 と し た 。 ま た 生 活 行 動 で は な い が 、 現 在 も っ て い る 症 状 や 病 気 、 検 査 な ど に 関 す る 質 問 を 「病 気 」、服 用 し て い る薬 の 作 用 や 用 い 方 に 関 す る 質 問 を 「薬 物 」 と い う分 類 枠 に ま とめ た 。 表1、2に 顕 在 的 、 潜 在 的 質 問 の 代 表 例 を 小 児 期 ・中 年 期 ・老 年 期 別 、 分 類 項 目別 に示 した 。 1)顕 在 的 質 問 顕 在 的 質 問 数149件 の う ち 、 「病 気 」 に 関 す る もの が72 件 、48.3%と 多 く、 次 い で 「薬 物 」39件(26.1%)、 「清 潔 」18件(12.1%)で あ っ た 。 以 下 、 質 問 数 は か な り減 少 す る が 、 「食 事 」5件 、 「学 校 ・仕 事 」5件 、 「趣 味 ・嗜 好 」4件 、「健 康 学 習 」3件 、「運 動 」2件 、「環 境 」1件 で あ り、 生 活 行 動 に 関 す る 質 問 は合 計38件 、25.5%で あ っ た 。 「排 泄 」、 「睡 眠 」、 「体 温 」、 「信 念 ・生 き方 」 の4側 面 に 関 す る 質 問 が な か っ た 。 「病 気 」、「薬 物 」は い ず れ の 年 齢 層 に お い て も上 位 で あ り 、「清 潔 」は小 児 期 で11件 、他 の 年 齢 層 で は 数 は 少 な か っ た 。 次 い で 小 児 期 で は 「学 校 ・仕 事 」5件 で あ っ た 。 小 児 期 質 問 数51件 の う ち 「病 気 」 と 「薬 物 」 の 合 計 は

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29件(56.8%)、 生 活 行 動 に 関 す る 質 問 は 合 計22件 (43.1%)で あ っ た 。 中 年 期 質 問 数34件 は そ れ ぞ れ が27件 (79.4%)と7件(20.6%)、 老 年 期 質 問 数64件 は55件 (85.9%)と9件(14.1%)で あ っ た 。 中 年 期 で は 「学 校 ・仕 事 」、 「健 康 学 習 」、 「環 境 」 に 関 す る 質 問 が 、 老 年 期 で は 「学 校 ・仕 事 」、 「運 動 」、 「環 境 」、 に 関 す る 質 問 が な かっ た 。 性 別(20歳 以 上)で み る と 男 女 と も 「病 気 」、 「薬 物 」 が 上 位 で あ り、 次 い で 男 性 で は 「運 動 」 と 「健 康 学 習 」 が1件 ず つ あ っ た の み 、 女 性 は 「清 潔 」6件 、 「食 事 」4 件 、 「趣 味 ・嗜 好 」3件 、 「健 康 学 習 」1件 で あ っ た 。 質 問 内 容 を さ ら に 分 類 し て み る と 「病 気 」72件 の う ち 、 "現 に あ る 症 状"に 関 す る も の42件 、"検 査"に 関 す る も の26件 、"現 に も っ て い る 病 気"4件 、72件 の う ち 家 族 の 病 気 に 関 す る 質 問 が2件 で あ っ た 。 「薬 物 」39件 の う ち 、 "用 法"に 関 す る も の15件 、"作 用"に 関 す る も の12件 、 "薬 の 要 求"に 関 す る も の12件 で あ っ た 。 「食 事 」5件 は 、 何 を 食 べ れ ば よ い か の"何 を"が4件、 ど の く ら い 食 べ れ ば よ い か の"量"が1件 で あ っ た 。 「学 校 ・仕 事 」5件 、 「趣 味 ・嗜 好 」4件 、 「運 動 」2件 、 「環 境 」1件 の い ず れ も 事 の 可 否 を 求 め る も の で あっ た 。 「清 潔 」18件 の う ち 、 17件 が 入 浴 の 可 否 を 求 め る も の で あ り 、1件 だ け が 使 用 す る 石 鹸 の 種 類 に つ い て の 質 問 で あ っ た 。 2)潜 在 的 質 問 潜 在 的 質 問 数419件 の う ち 、 「病 気 」 が165件(39.4%) と 最 も多 く、 次 い で 「食 事 」60件(14.3%)、 「運 動 」41 件(9.8%)、 「薬 物 」37件(8.8%)、 「健 康 学 習 」22件(5.3%)、 「清 潔 」18件(4.3%)、 「睡 眠」l5件(3.6%)、 「趣 味 ・嗜 好 」15件(3.6%)、 「排 泄 」12件(2.9%)、 「環 境 」12件 (2.9%)、 「信 念 ・生 き 方 」11件(2.6%)、 「体 温 」6件 、 「学 校 ・仕 事 」5件 で あ っ た 。 生 活 行 動 に 関 す る 質 問 の 合 計 は217件 で 、51.8%を 占 め た 。 各 年 齢 層 と も 「病 気 」 が 最 も 多 く 、 次 い で 「食 事 」 で あ っ た 。 以 下 、 小 児 期 で は 「薬 物 」 と 「清 潔 」 が9件 で 並 び 、 「運 動 」6件 、 「趣 味 ・嗜 好 」 と 「環 境 」 が そ れ ぞ れ5件 で あ っ た 。 中 年 期 で は 「薬 物 」15件 、 「運 動 」14 件 、 「環 境 」6件 、 「睡 眠 」5件 、 「健 康 学 習 」5件 で あ っ た 。 老 年 期 で は 「運 動 」21件 、 「健 康 学 習 」15件 、 「薬 物 」 13件 、 「排 泄 」12件 、 「信 念 ・生 き 方 」9件 で あ っ た 。 「排 泄 」 の 質 問 は 老 年 期 に の み あ り、 「体 温 」 に 関 す る 質 問 は な か っ た。 小 児 期 質 問 数121件 の う ち 「病 気 」 と 「薬 物 」 の 合 計 は 68件(56.2%)、 生 活 行 動 に 関 す る 質 問 は 合 計53件 (43.8%)で あ っ た 。 中 年 期 質 問 数108件 で は そ れ が49件 (45.4%)と59件(54.6%)、 老 年 期 質 問 数190件 で は85件 (44.7%)と105件(55.3%)で あ っ た 。 性 別(20歳 以 上)で み る と 男 女 と も 「病 気 」 が 最 も 多 く、 男 性35件 、 女 性71件 で あ っ た 。 次 い で 、 男 性 は 「運 動 」13件 、 「薬 物 」9件 、 「健 康 学 習 」8件 、 「食 事 」 と 「睡 眠 」 が 各 々6件 で あ っ た 。 「体 温 」 に 関 す る 質 問 は な か っ た 。 女 性 は 「食 事 」38件 、 「運 動 」22件 、 「健 康 学 習 」 12件 で あ っ た 。 質 問 内 容 を さ ら に 分 類 して み る と 、 「病 気 」165件 の う ち 、"現 に あ る 症 状"に 関 す る も の77件 、"現 に も っ て い る 病 気"に 関 す る も の41件 、"検 査"に 関 す る も の25件 、"受 診"に 関 す る も の12件 、"肥 満 ・や せ"に つ い て10件 、 165件 の う ち 家 族 の 病 気 に 関 す る も の は10件 で あ っ た 。 "現 に も っ て い る 病 気"の7割 は 小 児 期 の 保 護 者 か ら の 質 問 で あ っ た 。 「薬 物 」37件 の う ち 、"用 法"に 関 す る も の 24件 、"作 用"に 関 す る も の13件 、37件 の う ち 家 族 の 用 い る 薬 物 に 関 す る 質 問 が1件 、 市 販 薬 に つ い て が3件 あ っ た 。"薬 の 要 求"は な か っ た 。 「食 事 」60件 の う ち 、 何 を 食 べ れ ば よ い か の"何 を"が30件 、 ど の く ら い 食 べ れ ば よ い か の"量"が24件 、 食 事 の 時 期 「も う そ ろ そ ろ 離 乳 食 再 開 し て も い い で す か 」 な ど の"い つ"が10件 、 「ほ 乳 瓶 の 乳 首 が う ま く 吸 え な い 。 ど う し た ら よ い か 」と い う"方 法"が1件 で あ っ た 。 「排 泄 」 の12件 は す べ て 老 年 期 か ら の 質 問 で あ っ た 。 下 痢 や 便 秘 な ど"便"に 関 す る も の10件 、 夜 間 の 排 尿 や 排 尿 状 況 な ど"尿"に 関 す る も の2件 で あっ た 。 「運 動 」41件 の う ち 、何 を ど れ く ら い す れ ば い い か"運 動 量"に 関 す る も の16件 、 運 動 の"制 限"に つ い て8件 、 ど の よ う に す れ ば よ い か"方 法"が 8件 、"減 量"が4件 、 運 動 の"や る 気"5件 で あ っ た 。 「睡 眠 」15件 の う ち 、"不 眠"に つ い て8件 、 睡 眠 の"時 間"が6件 、 睡 眠 中 の"姿 勢"が1件 で あ っ た 。 「環 境 」 12件 の う ち 、"衣 類"の 調 節 に つ い て6件 、"室 内"の 環 境 調 節 が6件 で あっ た 。 「体 温 」6件 の う ち 、 身 体 を 冷 や す"方 法"が4件 、 い ず れ も小 児 期 の 質 問 で あ り 、 発 熱 につ い て が1件 、 体 温 の 測 定 法 が1件 で 中 年 期 の 質 問 で あ っ た 。 「清 潔 」18件 の う ち 、"入 浴"の 可 否 を 求 め る も の は8件 で 、入 浴 の 身 体 へ の"影 響"が2件、 清 潔 の"方 法"が2件 、 う が い な ど そ の 他6件 で あ っ た 。 「信 念 ・生 き 方 」11件 の う ち 、"健 康 や 病 気"につ い て4件 、"自 分 の 性 格"に つ い て2件 、"寿 命"に つ い て2件 で あ っ た 。 「学 校 ・仕 事 」5件 の う ち 、 行 か せ て よ い か ど う か の 可 否 が3件 、 い ず れ も 小 児 期 で あ っ た 。 「趣 味 ・嗜 好 」15件 の う ち 、 実 行 す る た め の 可 否 に つ い て3件 、"飲 酒"5件 、 "た ば こ"3件 、 小 児 期 の"指 吸"が2件 、 で あ っ た 。 「健 康 学 習 」22件 の う ち 、"日 常 生 活 全 般"に つ い て6件 、 " 一 般 的 症 状"が4件 、"薬 物 一 般"2件 、"当 診 療 所"に 関 し て2件 、 そ の 他8件 で あ っ た 。 3)顕 在 的 質 問 と 潜 在 的 質 問 の 関 連 対 象222名 の う ち 、診 察 中 に 質 問 し 、か つ 診 察 後 の 対 面 調 査 時 に も 質 問 を し た 受 診 者 は92名(41.4%)、 そ の う ち

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診 察 終 了 後 に他 に 聞 き た い こ とが 「有 る」 と答 え た 者 は 41名 、 「無 い 」 と答 え た 者 は51名 で あ っ た 。 「有 る」 と答 え た41名 の 内 訳 は 、小 児 期15名 、中 年 期11 名 、老 年 期15名 で あ り、平 均 質 間 数 は3.6件(SD=2.0)、 調 査 所 要 時 間 は 平 均22.6分(SD=19.1)で あ っ た 。41名 の う ち 診 察 中 の 質 問 と 関 連 の あ る 質 問 を し た 者 が25名 (ll.3%)、 そ の う ち11名 は 診 察 中 と全 く同 じ質 問 を し た 。 ま た 、 慢 性 の 病 気 を抱 え る 者 は22名 、 急 性 の 病 気 を抱 え る 者 は19名 で あ っ た 。 「無 い」 と答 え た51名 の 内 訳 は 、小 児 期13名 、中 年 期14 名 、 老 年 期24名 で あ り、 平 均 質 問 数1.9件(SD=1.1)、 調 査 所 要 時 間 は 平 均18.5分(SD=13.7)で あ っ た 。51名 の う ち 診 察 中 の 質 問 と 関 連 の あ る 質 問 を し た 者 が18名 (8.1%)、 そ の う ち6名 は 診 察 中 と全 く同 じ質 問 を し た 。 ま た 、 慢 性 の 病 気 を抱 え る 者 は32名 、 急 性 の 病 気 を抱 え る 者 は19名 で あ っ た 。 診 察 終 了 後 の 対 面 調 査 で 他 に 聞 きた い こ とが 「有 る 」 と答 え た 者 は 診 察 の 内 容 に 納 得 し て い な い 、 あ る い は 自 分 な りに は っ き り と問 題 意 識 を もつ 者 で あ る 。 しか し、 「無 い 」 と答 え な が ら も診 察 中 と 同 じ質 問 を した り、関 連 し た 質 問 をす る 者 が い る の で あ る。 こ う した 顕 在 的 質 問 と潜 在 的 質 問 の 関 連 を分 析 した結 果 、 図1、2に 示 した 例 を含 め3つ の か た ち を取 り出 す こ とが で きた 。 図1、 事 例1。 手 足 口 病 と診 断 され た5歳 児 の 保 護 者 は 診 察 中 に 「幼 稚 園 は お 休 み し な い と だ め で す か」 と尋 ね 、医 師 は 「そ うね 」 と答 え た 。 対 面 調 査 で は 、 まず 「手 足 口病 は どの よ う な 感 染 な ん で す か」 と尋 ね た 。 姉 娘 は この 病 気 に 罹 患 しな か っ た の で 、 母 親 に は 今 回 初 体 験 で あ り、 病 気 の こ と を知 りた が っ た の で あ ろ う。 そ れ に 続 け て 手 足 口 病 に 関 す る 一 般 的 な 知 識 の 情 報 を 要 求 して い る 。 そ して 最 後 に 「20、21日 が お 泊 ま り会 な ん で す け ど 行 け る か な/」 と研 究 者 の顔 を 見 た 。 診 察 中 に は 漠 然 と 「幼 稚 園 は お 休 み しな い とだ め で す か 」 と尋 ね て い る が 、 手 足 口 病 の 一 般 的 な 知 識 を ひ と とお り知 っ た あ とは 、 幼 稚 園 は お 休 み し な い とだ め で す か とい う質 問 を 、5日 後 の お 泊 ま り会 に 出席 させ ら れ る だ ろ うか と い う具 体 的 な か た ち で 切 り出 した の で あ る 。 こ の よ う に直 前 の 顕 在 的 質 問 に 関 連 した こ と を潜 在 的 質 問 で 表 出 し、 最 後 に も う 一 度 顕 在 的 質 問(あ る い は 潜 在 的 質 問 の初 期)に 戻 っ て 質 問 す る か た ち を 回 帰 型 質 問 と した 。 図2、 事 例2、 高 脂 血 症 の 女 性60歳 。 診 察 中 に 「コ レ ス テ ロ ー ル は ど う して た ま りや す い ん で し ょ う」、 「何 か ホ ル モ ン と関 係 す る ん で す か 」 と 質 問 し、 さ ら に 対 面 調 査 で コ レス テ ロ ー ル に 関 す る 質 問 だ け を して い る 。 この よ う に1つ の事 柄 に関 した 質 問 が 続 い て 出 され る か た ち を一 点 集 中 型 質 問 と した 。 事 例3、 高 血 圧 症 、慢 性 気 管 支 炎 、心 不 全 の 女 性86歳 。 診 察 後 の 対 面 調 査 で は最 初 は 診 察 中 の 質 問 と 同 じ内 容 を 尋 ね て い る が 、そ の 後 は そ の こ と か ら離 れ て し ま う。次 々 と質 問 が 出 る が 、 そ れ ぞ れ が そ れ ほ ど重 要 と は 思 え ず 、 問 題 が 焦 点 化 され て い な い 。 こ の よ う な か た ち を漸 次 多 面 化 質 問 と した 。 4)質 問 内 容 に 関 す る特 記 事 項 診 察 後 の 質 問 全419件 の う ち 約5件 に1つ は 、研 究 者 の 力 量 が 問 わ れ て い る と思 わせ ら れ る もの で あ っ た 。 現 症 状 の 原 因 や 何 らか の 因 果 関 係 に 関 す る もの 、 お よ び 「ラ ジ オ で 朝 歩 くよ り昼14時 頃 が い い っ て 言 う ん で す け ど 、 ど う な ん で し ょ うね え/」 と い っ た 教 科 書 の 範 囲 を超 え た 知 識 を求 め る もの32件 、「や せ る に は ど う し た ら よい か 」 な ど"自 分 の 場 合"の 具 体 的 な方 法 を求 め る も の4件 、 と健 康 に か か わ る知 識 の 細 部 に 関 す る もの36件 で あ っ た 。 「気 を 遣 っ て い て も病 気 に な る の は仕 方 が な い ん じ ゃ な い/」 、 「86歳に な っ て あ ん ま り長 生 きす る の も考 え も の ね え/」 、 「自分 が 何 をや りた い か もわ か ら な くて む な しい ん だ よ ね 、 こ ん な 時 ど う した らい い と思 い ま す か 」 な ど健 康 や 病 気 、寿 命 に 対 す る 考 え 方 、 生 き方 に 関 す る 問 い か け 、 な ど哲 学 的 な もの12件 。 そ の 他 、 「血 糖 っ て110台 じ ゃ ま だ 高 い の か し ら」 な ど 答 え る 者(看 護婦)が 医 師 の 治 療 方 針 や 受 診 者 の 現 状 が 十 分 に把 握 して い な い と答 え に くい 質 問6件 。「い け な い の は わ か っ て い る け ど… 、い け な い ん で し ょ う/」 と い っ た 質 問7件 。「肩 に重 い も の を か け る と扁 桃 炎 に な る ん で

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す か 」 な ど 真 偽 を 確 認 し に くい も の10件 。 「他 に 何 か(教 え て い た だ く こ と)あ り ま せ ん か 」 と い っ た 漠 然 と し た 質 問5件 。 「… … 、 年 か し ら 」 と い う 質 問17件 。 4.質 問 の 形   本 研 究 で 質 問 と し て 扱 う 言 語 表 現 を 南1)の 分 類 を 基 準 に3つ に 分 け た 。 す な わ ち 「お ふ ろ に 入 っ て も い い で す か 」 な ど の よ う に 相 手 に 判 定 を 要 求 す る"yes-no question"、 「何 を 食 べ れ ば い い で す か 」 の よ う に 、 な ぜ 、 何 を 、 ど の く ら い 、 い つ 、 ど の よ う に な ど 相 手 に 説 明 や 選 択 を 要 求 す る"wh-question"、 「学 校 へ 行 っ て も い い ん で す よ ね/」 な ど の よ う に 語 尾 が 上 が り 調 子 で 相 手 に 確 認 を 要 求 す る"tag-question"で あ る 。 分 類 に 迷 う 質 問 も あ っ た が 、 す べ て こ の い ず れ か に 分 類 し た 。   顕 在 的 質 問149件 の う ち 、"yes-no  question"が101件 (67.8%)、"wh-question"が42件(28.2%)、 合 わ せ る と96.0%を 占 め 、"tag-question"は6件 で あ っ た 。 対 象 数 に 対 す る の べ 質 問 数 の 割 合 を 年 齢 層 別 に み る と"yes-no question"は 小 児 期38件(135%)、 中 年 期24件(85.7%)、 老 年 期39件(83.0%)で あ っ た 。"tag-question"が み ら れ た の は 、 最 も 質 間 数 の 多 か っ た 「病 気 」 に3件 、 「薬 物 」 と 「清 潔 」 に 各 々1件 で あ っ た 。 老 年 期 に4件 、 小 児 期 、 中 年 期 に は1件 ず つ で あ る 。   潜 在 的 質 問419件 の う ち 、"yes-no  question"が134件 (31.2%)、"wh-question"は139件(33.2%)、 合 わ せ て 64.4%、"tag‐question"は146件 で34.8%で あ っ た 。 対 象 数 に 対 す る の べ 質 問 数 の 割 合 を み る と 、 年 齢 別 で は " yes-no  question"は 小 児 期 で64件(145.5%)、 中 年 期 は31件(70.5%)、 老 年 期 は39件(42.9%)で あ っ た 。 "t ag-question"は 、 中 年 期41件(93.2%)、 老 年 期 が83 件(91.2%)、 小 児 期22件(50.0%)で あっ た 。"wh-question"は 年 齢 層 に あ ま り 差 が な く 、74.7∼81.8%の 範 囲 で あ っ た,、性 別(20歳 以 上)で は 、"yes-no  question" と"wh-question"の 割 合 は ほ ぼ 同 等 で あ り 、"tag-question"は 男 性 が32件(65.3%)、 女 性 が92件(107.0%) で あ っ た 。 抱 え て い る 病 気 別 で は 、 慢 性 の 病 気 を 抱 え て い る 者 で

は"tag-question"が113件(94.2%)、"wh-question"  が94件  (78.3%)、"yes-no  question"が54件 (45.0%)で あ っ た。 急 性 の 病 気 を 抱 え て い る 者 で は "

yes-no  question"が80件  (135.6%)、"wh-question"

が45件(76.3%)、"tag-question"が33件(55.9%)で あ っ た 。 5.質 問 を し な か つ た 群 の 分 析   対 象222名 の う ち 、 診 察 中 に 質 問 し な か っ た119名 の 内 訳 は 、 小 児 期18名 、 中 年 期27名 、 老 年 期74名 で あ っ た 。 119名 の う ち 、 慢 性 の 病 気 を 抱 え る 者 は94名 、 急 性 の 病 気 を 抱 え る 者 は25名 で あ っ た 。 来 所 経 過 で み る と 、 週 に 1回 以 上 来 所 し て い る 者(23名)の 約6割(14名)、 月 に 1回 以 上 来 所 し て い る 者(104名)の 約6割(62名)、 は じめ て 来 所 した 者(32名)の 約3割(11名)が 質 問 を し な か っ た 。119名の う ち調 査 所 要 時 間 が 測 定 で きた 者 は87 名 で 、 平 均 時 間 は21.4分(SD=12.8)で あ る 。 対 象222名 の う ち診 察 後 の 対 面 調 査 中 に 質 問 し な か っ た43名 の 内 訳 は 、 小 児 期2名 、 中 年 期11名 、 老 年 期30名 で あ っ た 。 ま た慢 性 の 病 気 を抱 え る 者 は38名 、 急 性 の 病 気 を抱 え る 者 は5名 で あ っ た 。 来 所 経 過 で み る と、 週 に 1回 以 上 の 来 所 者4名 、月 に1回 以上 の 来 所 者27名 、3ヶ 月 ∼1年 に1回 以 上 の 来 所 者11名 、 は じめ て の 来 所 者 は 1 名 で あ っ た 。43名 の う ち調 査 所 要 時 間 が 測 定 で き た 者 は21名 で 、平 均20.1分(SD=12.0)で あ る 。 また 、43名 全 員 が 、 診 察 終 了 後 の 「他 に 聞 き た い こ と は あ り ませ ん か 」 の 質 問 に 「無 い 」 と答 え た 。 対 象222名 の う ち 診 察 中 お よ び 診 察 後 の 対 面 調 査 中 と も に 質 問 を しな か っ た32名(14.4%)の 内 訳 は 、 小 児 期 2名 、 中 年 期8名 、 老 年 期22名 で あ っ た 。 慢 性 の 病 気 を 抱 え る者 は28名 、急 性 の 病 気 を抱 え る 者 は4名 で あ っ た 。 来 所 経 過 で み る と 、 週 に1回 以 上 の 来 所 者2名 、 月 に1 回 以 上 の 来 所 者21名 、3ヶ 月 ∼1年 に1回 以 上 の 来 所 者 9名 で あ っ た 。 月 に1回 以 上 の 来 所 者 の 約2割 が 診 察 中 も診 察 後 も 質 問 し な か っ た こ と に な る 。 調 査 所 要 時 間 が 測 定 で き た 者 は15名 で 、 平 均19.4分(SD=9.4)で あ っ た 。 IV.考 察 1.質 間 数 に つ い て 診 察 中 の 医 師 に対 す る 質 問(顕 在 的 質 問)数 は1人 平 均0.7件 で あ っ た 。こ れ は 診 療 所 の 受 診 者 か ら医 師 へ の 質 問 と し て 多 い の で あ ろ うか 、 そ れ と も少 な い の で あ ろ う か 。 藤 崎3)の 場 合 は 、 開 業 医 に 診 察 を受 け た21名 の 患 者 の 質 問 は19件 、1人 当 た りに 換 算 す る と約0.9件 で あ る 。 こ れ は 本 調 査 の 平 均 件 数 よ り多 い が 、 対 象 数 の 違 い や 藤 崎3)の 研 究 で は 対 象 の 年 齢 が 不 明 で あ る こ と 、 質 問 の採 用 条 件 の 違 い な ど を 考 え る と、 実 際 に は そ れ ほ ど差 は な い の で は な い だ ろ うか 。 ま た 、West 4)の 場 合 は 、 家 庭 医 に受 診 し た21名 の 質 問 は68件 で あ り、1人 当 た りに 換 算 す る と3.2件 とな る 。本 調 査 の 顕 在 的 質 問 数 の 平 均 よ り多 い が 、 最 高 件 数(5件)よ りは 少 な い 。0 .7件 は3.2件 に 比 べ て 確 か に 少 な い が 、 対 象 数 や 診 察 時 間 の 長 さ な ど を 考 慮 に入 れ て 比 較 す る 必 要 が あ ろ う。 小 児 期 受 診 者 の 保 護 者 の 質 問 数 が 中年 期 、 老 年 期 受 診 者 に比 べ て 多 い が 、 こ れ に は 受 診 者 の 病 気 に 急 性 の もの が 多 い こ とが 強 く影 響 して い る と思 わ れ る 。 子 供 の病 気 は 保 護 者 に と っ て 大 事 で あ り、 病 気 そ の も の の こ と や 生 活 行 動 へ の 影 響 を知 る こ と は 彼 ら に と っ て 差 し迫 っ た 必 要 事 で あ る 。 診 察 の 場 を最 大 限 有 効 に使 っ て 知 り た い こ

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と を知 ろ う とす る の は も っ と もで あ ろ う。 受 診 者 の 約 半 数 が 診 察 中 に 質 問 し、 そ の 回 数 が 多 い 者 ほ ど立 て 続 け に 質 問 して い る こ と も 、受 診 者 が 短 い 診 察 時 間 に必 要 最 低 限 の こ と は 聞 こ う と して い る 様 子 を うか が わ せ る 。 Roter5)は 、健 康 教 育 的 介 入 が 外 来 受 診 に お け る 患 者 の 質 問 行 動 を増 加 さ せ る か ど うか を知 る た め に 、 慢 性 病 を もつ 高 齢 者294名 を 対 象 に 実 験 的 研 究 を 行 っ た 。 そ の 結 果 、 医 師 の 診 察 の場 に お け る 直 接 的 質 問 数 は 、 実 験 群 の 患 者 平 均2.12件 、 対 照 群 の 患 者 平 均1.21件 で あ り、 そ の 差 は 有 意 で あ っ た 、 と報 告 して い る 。 本 調 査 で は 、 診 察 終 了 後 の 対 面 調 査 に お け る 質 問(潜 在 的 質 問)数 は 平 均 1.9件 で 、診 察 中 の 平 均 質 問 数 よ り多 か っ た 。Roter5)の い う 健 康 教 育 的 介 入 よ りは 介 入 の 度 合 が 弱 い が 、 対 面 調 査 とい う積 極 的 な 関 わ りが 、診 療 所 受 診 者 の 意 識 を高 め 、 質 問 数 を 増 加 させ た と言 え る の で は な い だ ろ う か 。 潜 在 的 質 問 も小 児 期 受 診 者 の 保 護 者 の 質 問 数 が 中 年 期 、 老 年 期 受 診 者 に 比 べ 多 か っ た が 、 こ れ は 顕 在 的 質 問 の 場 合 と 同様 に解 釈 で き る だ ろ う。 小 児 期 受 診 者 の 場 合 、 診 察 終 了 後 に 他 に 聞 き た い こ と が 「有 る 」 と答 え た 保 護 者 は 矢 継 ぎ早 に 質 問 し、 そ の 質 問 間 隔 が 非 常 に 短 か っ た 。 そ の 結 果 、 対 面 調 査 の 所 要 時 間 は 短 い が 質 問 数 は 多 い の で あ る 。 子 供 は 動 い た り、 泣 き出 した りす る こ とが 多 く、 保 護 者 は 座 っ て ゆ っ く り話 を す る こ とが で き な い 状 況 で あ り、 対 面 調 査 に 臨 む に は 限 界 が あ る こ と も こ れ に 関係 して い る と考 え ら れ る。4 歳 の 双 子 の 母 親 は 「4月 か ら幼 稚 園 に行 き だ した が よ く 風 邪 を ひ き 、薬 が 切 れ な い 。 集 団 生 活 も は じめ て だ か ら や っ ぱ り疲 れ る ん で し ょ うか 」 と 質 問 して きた が 、 子 供 が 騒 ぎ 出 し14分 で 調 査 を 中 断 した 。 母 親 は も う 少 し話 し た そ う な 様 子 で あ っ た 。 こ の例 か ら、 こ の た び の 病 気 を き っ か け に保 護 者 が 日頃 気 に して い た 広 く成 長 発 達 に 関 す る 疑 問 が 表 出 され る た め に は あ る時 間 が 要 る と い う こ と は 言 え る だ ろ う。 慢 性 の 病 気 を もつ 中 ・老 年 期 の 受 診 者 で 、 他 に 聞 きた い こ とが 「有 る 」 と答 え た 者 は す ぐに 質 問 して くる 。「無 い 」 と答 え た 受 診 者 は 研 究 者 に導 か れ て毎 日の 生 活 状 況 を 具 体 的 に 話 す う ち に思 い 出 した り、 気 づ い た り して 質 問 して くる 。 慢 性 の 病 気 を もつ 者 の 質 問 は 長 い 経 過 の 背 景 が 複 雑 に 絡 ん で お り、 あ る程 度 詳 し く説 明 して も ら わ な い と研 究 者 に理 解 し に く く、 受 診 者 も納 得 して 話 を先 に 進 め ら れ な か っ た 。 結 果 的 に 質 問 の 件 数 は 少 な い が 調 査 時 間 は 長 く な る 。 初 対 面 で は 慢 性 の 病 気 を 持 つ 中 ・老 年 期 の 受 診 者 か ら質 問 を 引 き 出 す に は22∼26分 は か か る の で あ る。 こ れ だ け の 時 間 をか け な け れ ば 受 診 者 の 問 題 の核 心 に 関 わ る 質 問 を 引 き出 す こ とは 困 難 で あ る と言 え よ う 。 他 に 聞 きた い こ とは な い か と 間 か れ て 「無 い 」 と答 え 、 実 際 潜 在 的 質 問 が な か っ た群 に は 日常 の 自己 管 理 が 良 好 で 本 当 に今 は疑 問 が な い 人 が い た が 、 そ れ が わ か る ま で に や は り20分 程 を要 した 。 こ の 時 間 も、 診 察 場 面 と は 別 に 設 け られ る こ とが 受 診 者 を 安 心 させ る よ う で あ る 。 2.受 診 者 の 顕 在 的 質 問 小 児 期 受 診 者 の 場 合 、 特 に 保 護 者 に と っ て 第1子 の 場 合 は 、「薬 物 」 の 用 法 に 関 す る基 本 的 な 質 問 が 多 く、学 童 期 に な る と 「下 の 子 の 薬 を 上 の 子 に 使 っ て も よ い か 」 な ど の 保 護 者 の あ る 程 度 の 判 断 を含 ん だ 確 認 の 質 問 が 主 に な る 。 保 護 者 の 質 問 は 生 活 行 動 に 関 す る も の が 全 体 の4割 強 を 占 め 、 他 の 年 齢 層 に お け る よ り も多 か っ た 。 な か で も 「清 潔 」 の 質 問 が 多 く、 い ず れ も が 入 浴 や シ ャ ワ ー の 可 否 を 問 う も の で あ っ た 。 短 い 診 察 時 間 で もぜ ひ と も答 え を も ら い た い と い う様 子 が あ り、 病 児 を抱 え る保 護 者 は 日常 の 生 活 行 動 を続 け させ て よい か ど うか 迷 うの で あ ろ う 。 数 は 少 な い が 「運 動 」 や 「学 校 」 につ い て も病 気 に 伴 う行 動 の 制 限 や 可 否 を 間 う も の が 目立 ち 、 母 親 が 判 断 しか ね る こ との 在 りか が わ か る と思 う。 中 ・老 年 期 受 診 者 の 顕 在 的 質 問 は 「病 気 」 と 「薬 物 」 に 分 類 さ れ る もの が 約8割 を 占 め た 。「薬 物 」で は 用 法 や 作 用 につ い て の 質 問 の ほ か に 、 「あ の 薬 は も う 出 な い の か 」な どの 薬 の 要 求 を 含 む 質 問 が 目立 っ た 。 これ は 急 性 、 慢 性 い ず れ の 病 気 を 抱 え る受 診 者 に もみ られ 、 特 に 長 期 に 渡 り診 療 所 を利 用 して い る 受 診 者 は 医 師 が 診 断 して 処 方 す る よ り先 に 薬 を要 求 す る行 動 を と っ て お り、 村 岡6) の 指 摘 と一 致 す る 。 「病 気 」 で は 血 圧 の 値 、検 査 結 果 、現 に も っ て い る症 状 につ い て の 質 問 が 主 で あ る 。 生 活 行 動 は 「清 潔 」 に 関 す る もの が 主 で あ り、 小 児 期 同 様 、 行 動 の 可 否 、特 に 入 浴 の 可 否 を 問 う質 問 が ほ とん どで あ っ た 。 大 貫 η の 「日本 人 に と っ て 入 浴 の 可 否 は 病 気 の 程 度 の 間 接 的 指 標 と して 用 い られ 、 入 浴 の 再 開 は 病 気 が 癒 え た こ との 象 徴 的 表 現 で あ る 」 と述 べ る と こ ろ に納 得 させ ら れ る 。 質 問 の 形 で み る と、 急 性 の 病 気 を抱 え る 受 診 者 、 特 に 小 児 期 受 診 者 の 保 護 者 の 場 合 、 行 動 の 可 否 を 求 め る " yes-no  question"が 多 か っ た 。 短 い 診 察 時 間 内 で ど う して も知 り た い こ と に 医 師 が 端 的 に肯 定 か 否 定 で 答 え て くれ る よ う に受 診 者 が 質 問 の 仕 方 を工 夫 し て い る こ とが うか が え る。 この よ う な 質 問 は受 診 者 に と っ て ぜ ひ と も 答 え が 欲 しい 、 最 小 限 の 質 問 な の で あ ろ う。 ま た 、 来 所 回 数 が 多 い 受 診 者 は 急 を要 しな い 場 合 は 「今 日 は 聞 け な か っ た け ど 、 ま た 今 度 に す る わ 」 な ど 自分 の 来 所 予 定 と 照 ら し、 こ の 次 の 機 会 に そ の 内 容 を補 お う とす る 姿 勢 が 読 み とれ る 。 診 療 所 の 今 日の 混 み 具 合 を判 断 して 診 察 中 に 話 す 内 容 を選 択 して い る と思 わ れ る 。

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3.受 診 者 の 潜 在 的 質 問 診 察 終 了 後 に 他 に 聞 き た い こ とが 「有 る」 と答 え た 小 児 期 受 診 者 の 保 護 者 は 矢 継 ぎ早 に 質 問 し、 そ の 質 問 間 隔 が 非 常 に 短 か った 。 そ の 結 果 、 対 面 調 査 の 所 要 時 間 は 短 い が 質 問 数 は 多 い の で あ る 。 子 供 づ れ の 保 護 者 が ゆ っ く り と対 面 調 査 に 臨 む に は 限 界 が あ る こ と も こ れ に 関 係 し て い る と考 え られ る 。「病 気 」で は 現 に も っ て い る 病 気 の 基 本 的 な 知 識 、 治 療 法 や検 査 、 病 気 の 特 性 に 関 す る 質 問 が 顕 在 的 質 問 に比 べ 増 加 した 。 診 察 中 に 聞 け な か っ た あ る い は 聞 き忘 れ た こ とが 潜 在 的 質 問 に な る よ うで あ る 。 保 護 者 に と っ て 初 体 験 の 病 気 の 場 合 、 医 師 か ら診 断 さ れ て もそ の 場 で は事 態 が 飲 み 込 め ず 十 分 に整 理 が で き な い う ち に診 察 が 終 る こ とが しば しば の よ う で あ っ た 。 こ れ か ら ど う した らい い か 、何 か も どか しい もの が あ る の だ ろ う が そ の 場 で は 出 て こ な い 。 通 常 で あ れ ば こ の ま ま 帰 宅 す る の で あ ろ うが 、 今 回 研 究 者 が 他 に 聞 き た い こ と は な い か と尋 ね た の で 、 す ぐ さ ま質 問 す る 様 子 が み て と れ た 。 この こ とは 永 瀬 ・杉 崎8)が 電 話 相 談 の 内 容 を分 析 し た 結 果 と ほ ぼ 同 様 の 傾 向 で あ っ た 。 さ ら に保 護 者 は 今 後 も診 療 所 との 関 係 が 続 くこ と を予 測 して で あ ろ う 、「も っ と早 く来 た 方 が よ か っ た ん で す ね/」 な ど と 自 ら の 判 断 の 是 非 を確 認 した り もす る 。 保 護 者 が 積 極 的 に 知 識 を取 り入 れ 、 自己 管 理 を確 立 す る た め に 学 ぶ 良 い 機 会 が こ こ に あ り、 ま た そ れ は 受 診 の 方 法 や 診 療 所 との 良 好 な 関 係 を 保 つ た め の 対 応 を知 る 機 会 に も な る だ ろ う、, 生 活 行 動 の 中 で は 「食 事 」 に 関 す る 質 問 が 多 く、 特 に は じめ て 子 供 を もっ た保 護 者 の場 合 は 「離 乳 食 は 再 開 し て よ い か 」、 「水 分 は ジ ュ ー ス で も よい か 」 な ど 、 今 の 身 体 状 態 で な に を、 どれ だ け 、 どの よ う に 食 べ させ(飲 ま せ)れ ば よ い か と い う 質 問 が ほ と ん ど で あ っ た 。 学 童 に な る と小 食 と 間 食 、 食 事 の 時 間 、 食 事 摂 取 量 と発 育 の 問 題 な どが で て き た。 こ れ ら は 一 般 に 育 児 相 談 の 内 容 で あ り、 日常 的 に も情 報 を得 る こ とが で き る が 、 今 の う ち の 子 の 状 態 に何 が よ い か 具 体 的 に知 りた い と い う保 護 者 の 切 実 で 不 安 な 思 い が そ こ に み て と れ る 。 中 年 期 ・老 年 期 の 受 診 者 の 場 合 は 、 受 診 者 自 身 が 日常 の 生 活 に つ い て気 に な る こ と を も っ て い る と、 調 査 の 所 要 時 間 が 長 くな る 傾 向 が あ っ た。 慢 性 の 病 気 を もつ 中 ・ 老 年 期 の 受 診 者 で 、 他 に 間 き た い こ とが 「有 る 」 と答 え た 者 は す ぐに 質 問 して く る。「無 い 」 と答 え た 受 診 者 は対 面 調 査 に対 して や や 拒 否 的 に 反 応 して い た が 、 調 査 票 を 使 う研 究 者 に 導 か れ て 毎 日 の生 活 状 況 を具 体 的 に話 す う ち に 思 い 出 した り、 気 づ い た り して 質 問 して く る の で あ る 。 先 述 の よ う に 、 初 対 面 で は 慢 性 の 病 気 を持 つ 中 ・老 年 期 の 受 診 者 か ら質 問 を 引 き出 す に は 約25分 は 必 要 な の で あ る 。 潜 在 的 質 問 は 「病 気 」 と 「薬 物 」 が あ わ せ て 全 体 の4 割 強 、 生 活 行 動 の 合 計 が6割 弱 で あ り、 顕 在 的 質 問 よ り も後 者 が 増 加 して い た 。「病 気 」で は 現 に あ る症 状 に 関 す る 質 問 が 多 く、 こ れ ら は 本 来 、 診 察 中 に 医 師 に 訴 え る べ き内 容 で あ る 。 しか し、 診 察 場 面 で は 受 診 者 が 尋 ね て い る 途 中 か ら 、 医 師 が そ の 内 容 を 先 読 み して 自分 の 判 断 を 述 べ た り、 話 の 方 向 を 変 え た り して お り、 こ の 点 は ま さ に 藤 崎3〕が 指 摘 して い る と お りで あ る 。 しか し、 そ の や り と りで 納 得 で きな か っ た り、 結 局 言 わ ず じ ま い に な っ て し ま っ た り、 以 前 か ら気 に して い た が 「医 師 に 言 っ て も し ょ う が な い か ら」とあ き らめ た り し て い た 受 診 者 が 、 診 察 後 の 対 面 調 査 に お い て 、 自 分 は何 が ど の よ う に疑 問 な の か に つ い て 聞 い て も らい た い 、 教 え て ほ しい と い う 思 い を 表 出 した の だ と推 測 さ れ る。 ま た 「血 圧 っ て や っ ぱ りい ら い ら す る と影 響 す る の か し ら」 な ど受 診 者 な り に 自分 の 身 体 状 態 と周 囲 の 環 境 と の 因 果 関 係 を考 え 、 判 断 した こ と を確 認 す る 質 問 が 目立 っ 。 特 に 、 女 性 の 中 年 期 受 診 者 に は 更 年 期 に 関 係 し た 質 問 が あ り、 そ の 点 に つ い て も っ とゆ っ く り医 師 に 聞 い て も ら い た い と思 っ て お り、 自 分 な りに 考 え て は い て も さ ま ざ ま な 症 状 が 出 る こ と に伴 う不 安 を 聞 い て も ら い た い 、 安 心 した い 、 と い う 思 い が 明 らか に み て と れ た 。 生 活 行 動 の う ち 「食 事 」 で は 、 病 気 に 照 ら して 「カ ロ リー は ど れ く らい とれ ば い い か 」 な ど 自 分 に不 足 して い る 知 識 を 求 め る 質 問 、 「油 は 少 し な ん だ け ど そ れ ぐ ら い だ っ た ら大 丈 夫 よ ね/」 な ど現 状 の 食 生 活 で 受 診 者 自 身 が 気 に し て い る 点 を確 認 す る 質 問 、 「(中性 脂 肪 が 高 い) バ ナ ナ は い い ん で し ょ うか 」 な どが あ り、そ れぞ れ"自 分 の 場 合"に 応 じ た 具体 的 な 指 導 を求 め て い る と言 え よ う。 「運 動 」 や 「趣 味 ・嗜 好 」 の 飲 酒 、 た ば こ をめ ぐ る 質 問 に み る こ とが で き、 男 性 に も あ るが 女 性 に 多 くみ ら れ た 特 徴 は 「何 で も手 当 た り次 第 食 べ ち ゃ う ん だ よ ね 。 そ れ が い け な い の よね え/」 な どの よ う に 、「… い け な い ん で し ょ/」 、 「… … 。 わ か っ て い る の よね え/」 と い っ た 語 尾 を もつ 表 現 法 で あ っ た 。 こ の 表 現 は 、 質 問 者 が 発 病 し て 診 療 所 に 通 い だ して か らあ る 時 間 が 経 過 して い る こ と を 暗 示 して い る 。 この 間 、主 に は 医 師 か ら で あ ろ う が 、 看 護 婦 や 栄 養 士 か ら 、 あ る い は 集 団 指 導 な ど で 、 病 気 に 関 連 し た 生 活 指 導 を受 け て い る の で こ の よ う な 質 問 が 出 て くる の で あ る 。 受 診 者 な りの 病 気 に対 す る 知 識 が す で に あ り、 そ の 関 心 の 程 度 に よ っ て は さ ら に 周 辺 か ら も情 報 を取 り入 れ て きて い る。 多 く は 断 片 的 な そ の 知 識 に 照 ら して 、 自分 の 病 気 に と っ て 良 くな い とい う事 は わ か る が 実 際 の 行 動 が そ れ に従 わ な い た め 、 後 悔 の 思 い や 自己 弁 護 を 含 ん だ 表 現 が そ う した 語 尾 に 表 れ る の で は な か ろ うか 。 看 護 婦 に と っ て は 、 受 診 者 の そ の よ う な思 い を 尊 重 し 、行 動 変 容 の 手 が か り を探 る 良 い 機 会 が そ こ に あ る 。 中 ・老 年 期 の 「健 康 学 習 」 に分 類 され る 質 問 は小 児 期

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に比 較 して 上 位 に で て きて お り、 健 康 に暮 らす た め の 知 識 が 欲 しい と い う受 診 者 の 意 欲 が う か が え る。「ビ ー ル っ て 何 カ ロ リー 」 な どの 一 般 的 知 識 、 身 内 の 健 康 状 態 、 白 内 障 な ど他 科 の 病 気 に対 す る ア ドバ イ ス な ど 、 求 め る も の は 多様 で あ っ た 。 あ る 受 診 者 は 「テ レ ビ を 見 て い る と い ろ い ろ な 情 報 が あ る が 自 分 に 合 うの は ど れ か 迷 っ て し ま う。 自分 の こ と は こ こ で 聞 い た 方 が い い ん で し ょ う ね え/」 と言 っ た 。"あ な た の場 合"の 具 体 的 で 適 切 な 答 え が 求 め ら れ て い る こ とが こ れ で よ く わ か る。 受 診 者 個 々 の 健 康 学 習 の 継 続 は 、 彼 らが 疑 問 点 を 明確 に す る の を 助 け 、 ひ い て は こ こ で い う顕 在 的 質 問 を増 加 させ る の で は な い だ ろ う か 。 こ の 点 に つ い てRoter4)は 、健 康 教 育 的 介 入 に よ っ て 診 察 中 の 食 事 や ヘ ル ス プ ロ モ ー シ ョ ン に 関 す る 質 問 が 増 加 した と指 摘 して お り、 継 続 した 健 康 教 育 的 介 入 の 重 要 性 を示 唆 して い る。 上 気 道 炎 患 者 の 診 療 に対 す る 期 待 を調 査 し た藤 内9)は "生 活 上 の ア ドバ イ ス を して ほ しい"が ア メ リ カ の 調 査 よ り も低 か っ た の は 文 化 的 、 社 会 的 背 景 の 違 い で あ る と説 明 し、 日本 の 患 者 は 医 師 が 診 断 や 診 療 上 必 要 とす る と思 わ れ る情 報 の み を提 供 し よ う と努 め る が 、 診 察 終 了 の 帰 り際 に な っ て 診 療 に対 す る期 待 を 表 出 す る こ とが 多 い と 言 っ て い る 。 本 調 査 の 潜 在 的 質 問 の 分 析 か ら は 、 受 診 者 は 医 師 に聞 き た い こ とが あ る が 診 察 中 に 聞 い て も よい も の か とい う 遠 慮 をす る 、 日常 生 活 に 関 す る こ と を診 療 所 で 質 問 す る と い う意 識 が 低 い 、 こ と が 推 測 さ れ る 。 潜 在 的 質 問 の 質 問 の 形 を み る と"yes-no  question"と 、 情 報 の 確 認 を求 め る"tag question"が ほ ぼ 同 数 で あ っ た 。 根 本 的 な判 定 を 全 面 的 に 答 え 手 に委 ね る肯 否 的 問 い に比 べ て 、確 認 を 要 求 す る 問 い に は"疑 い"の 性 格 が 色 濃 い 。 問 い を 発 す る た め に は心 中 に ま ず 疑 い が 生 じ、 や が て そ れ が 問 い の 形 で 発 現 さ れ る の で あ る10)。受 診 者 は 自分 自 身 の 中 で 疑 い 、 思 い 、 あ れ か こ れ か 考 え る が、 医 師 に 聞 け な い 、 あ る い は 聞 くほ ど に急 を要 して は い な い と 自己 判 断 し て 、 診 察 中 は 質 問 す る こ と を 断 念 して い る 。 しか し、 あ え て 聞 き た い こ と は な い か と問 わ れ る と普 段 思 い 迷 っ て い る こ とが 「… … は ど う な の か し ら」、 「… … や つ ば り△ △ な の よ ね え/」 また は 、 語 尾 に 「… い け な い ん で し ょ/」 とい う確 認 を取 る 質 問 の 形 、"tag-question" の 形 で 表 現 され る の で は な か ろ う か 。 この た め 時 間 的 余 裕 の あ る 潜 在 的 質 問 で は"tag-question"の 割 合 が 増 加 して い る と考 え られ る 。 4.顕 在 的 質 問 と潜 在 的 質 問 の 関 連 診 察 終 了 後 の 対 面 調 査 で 他 に 聞 き た い こ と が 「有 る」 と答 え た 者 は 診 察 の 内 容 に納 得 して い な い 、 あ る い は 自 分 な りに は っ き り と問 題 意 識 を もつ 者 で あ る 。 しか し、 「無 い」 と答 え なが ら も診 察 中 と 同 じ質 問 を し た り、 関 連 した 質 問 をす る者 が い る の で あ る 。 受 診 者 自 身 明 確 に 意 識 は し て い な い が 漠 然 と は心 の 中 に気 に か か る も の が あ る の で あ り、そ れ を ど こ か で 確 認 した い と思 っ て い る 。 確 認 す る こ とで 一 つ の 知 識 が そ の 人 の 中 に組 み 込 ま れ 、 さ ら な る疑 問 が 浮 か ぶ 契 機 に も な る 。3つ の か た ち の う ち 回 帰 型 質 問 は 受 診 者 の もつ 問 題 の 核 心 が はっ き りわ か り、 対 応 は 比 較 的 容 易 で あ る 。 漸 次 多 面 化 質問 は受 診 者 自 ら の 問 題 意 識 が 確 か で は な く、 答 え る側 と して は 問 題 の 核 心 が つ か み に く く、 対 応 が 困 難 で あ る 。 一 点 集 中 型 の 質 問 の 事 例 で は コ レ ス テ ロ ー ル に 関 す る 知 識 の 要 求 だ け が あ り、受 診 者 の 抱 え る 問 題 の 核 心 が 明 らか で は な い 。 漸 次 多 面 化 質 問 、 一 点 集 中 型 質 問 は 、 問 題 の 背 景 が 単 純 で は な く病 気 の 経 過 が 複 雑 に 関 係 して い る こ と を予 測 さ せ 、 一 場 面 だ け で は そ の 核 心 は と ら え に く く、 継 続 した 対 応 が 必 要 で あ ろ う。 5."診 療 所"受 診 者 像 、お よ び 彼 らの 内 な る 質 問 を取 り 出 す 意 味 に つ い て 診 療 所 を長 期 に 継 続 的 に 利 用 して い る と受 診 者 は医 師 の 性 格 的 特 徴 や 診 療 所 の 状 況 を 熟 知 し、 そ の 日 の 診 療 状 況 を 判 断 して 医 師 に対 す る 質 問 を制 御 した り、 あ る い は 自 由 に話 した りす る"術"を 習 得 す る よ う に な る の で は な い か 。 一 方 、 は じめ て 来 所 した 受 診 者 は 医 師 の 対 応 の 仕 方 に よ っ て は何 も言 え な くな り、 ひ い て は 医 療 へ の 不 信 、 不 満 を つ の らせ る こ と に な る の で は な い か 。 受 診 者 に は 、 大 丈 夫 だ ろ う と思 う反 面 、 本 当 に こ れ で よ い の だ ろ う か と心 配 に な る何 か が あ る と思 わ れ る 。 受 診 者 は そ れ につ い て 医 療 者 に確 か め た い が 、 診 察 の場 面 で 質 問 す る ほ どで も な い と判 断 し、 質 問 せ ず に い る 、 とい う こ と を 医 療 者 は常 に 念 頭 に置 い て 対 応 し、 他 に な い か と促 す こ と に よ っ て 思 い 迷 っ て い る こ と を 「質 問 」 の 言 語 表 現 と して 表 出 で き る よ う に 受 診 者 を 導 く働 きか け が 必 要 で あ ろ う。 し か し、Henderson2)の 指 摘 に もあ る が 、 受 診 者 の き きた い 内 容 が 生 活 行 動 に 関 す る こ とで あ れ ば 、 診 察 終 了 後 に 看 護 婦 が よ り積 極 的 に 対 応 す べ き で あ る 。 診 療 所 の 受 診 者 は 研 究 者 が 思 っ て い た 以 上 に 日常 意 識 を持 ち 続 け て お り、 そ の 一 部 に健 康 問 題 が あ る の だ とい う こ と を今 回 改 め て 感 じ さ せ られ た 。 も っ と も そ の 健 康 問 題 が 概 して軽 症 の もの な の で あ る が 、 普 段 の 自分 を そ の ま ま診 療 所 に持 ち 込 ん で い る 様 子 は 病 院 の 入 院患 者 と 大 幅 に異 な る 。 毎 日 の よ う に通 っ て 来 る 高 齢 受 診 者 の 問 に は 竹 崎11)が 指 摘 して い る よ う な連 帯 意 識 を 持 つ 仲 間 関 係 が 生 まれ て い る よ うで あ る。 が 、 多 くの 受 診 者 は 、 団 地 で の 顔 見 知 りは 少 々 あ る もの の 普 段 の ま まの 個 人 が ば ら ば ら に そ こ に い る の で あ っ て 、「私 を 知 っ て ほ しい 」 と い う要 求 を 強 く も っ て い る と思 わ れ た 。 そ の よ う な彼 ら が 内 に もつ 質 問 を 出 せ る機 会 を与 え る こ とは 、 単 に"学 ぶ""教 え る"だ け で は な い 、彼 ら と研 究 者 で あ る私(看 護 婦)両 方 に と っ て 実 に 貴 重 な恵 み で あ る と思 う 。

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IV.結 論 一 有 床 診 療 所 の 受 診 者222名 を対 象 に、医 師 に 対 す る 診 察 中 の 質 問(顕 在 的 質 問)と 診 察 に 同 席 し た研 究 者 に対 す る診 察 後 の 質 問(潜 在 的 質 問)に つ い て 実 態 調 査 を行 っ た 。 そ の結 果 、 以 下 の 結 論 を 得 た 。 1.顕 在 的 、 潜 在 的 質 問 と も に 「病 気 」 と 「薬 物 」 に 関 す る もの が 多 い が 、 促 され る と生 活 行 動 に 関 す る 質 問 が 増 え 、 そ の 内 容 は 多 岐 に わ た る 。 2.潜 在 的 質 問 の 生 活 行 動 の 中 で は 、 い ず れ の 年 齢 層 で も 「食 事 」 に 関 す る も の が 多 く、 次 い で 、 小 児 期 で は 「清 潔 」、 中年 期 、 老 年 期 で は 「運 動 」 に 関 す る 質 問 が 多 い 。 3.限 ら れ た 時 間 内 に な され た 顕 在 的 質 問 に は 肯 否 を求 め る"yes-no question"が 多 く、 時 間 的 に余 裕 の あ る 潜 在 的 質 問 に は 情 報 の 確 認 を 求 め る"tag-question" が 多 い 。 4.顕 在 的 質 問 が な くて も受 診 者 の 中 に は思 い 迷 っ て い る 「疑 い 」 が あ り、 そ れ を 質 問 の か た ち で 表 出 で き る よ う な援 助 が 必 要 で あ る 。 5.受 診 者 の 質 問 は 、 看 護 婦 に と っ て は 受 診 者 が 抱 え る 問 題 の 核 心 を 知 る 上 で 重 要 な 手 が か り と な り、 受 診 者 に と っ て は 自 己 管 理 を す る た め の 学 習 の 入 り 口 に な る 。 本 研 究 は1995年 度 日本 赤 十 字 看 護 大 学 大 学 院 看 護 学 研 究 科 に提 出 した修 士 論 文 を加 筆 ・修 正 した もの で あ り、 研 究 の 要 旨 は 第16回 、 第17回 日本 看 護 科 学 学 会 に お い て 発 表 した 。 文 献 1)南 不 二 男:質 問 文 の 構 造,文 法 と 意 味Ⅱ(水 谷 静 夫 編),39-74,朝 倉 書 店,東 京,1985.

2)Henderson  V.:Basic  Principles  of Nursing  Care,   International  Council  of Nurses,  Switzerland,1960,湯   槙 ま す ・小 玉 香 津 子 訳,看 護 の 基 本 と な る も の,日 本   看 護 協 会 出 版 会,東 京,1961/1995.

3)藤 崎 和 彦:診 察 室 で の 二 つ の ま な ざ し,日 本 保 健 医   療 行 動 科 学 会 年 報,7,104-119,1992.

4)West.  C."Ask  Me  No  Questions..."An  Analysis  of   Queries  and Replies  in Physician一Patient  Dialogues.  In   Todd  D.A.&Fisher  S.(Eds).The  Social Organization   of Doctor一Patient  Communication,127-157,Washington,   D.C., Center  for applied Linguistics,1983.

5)Roter  D.L.:Patient  Question  Asking  Physician   Patient-lnteraction.  HEALTH  PSYCHOLOGY,3(5),395-  409,1984. 6)村 岡   潔:東 大 阪 ・A病 院 の 夜 間 利 用 者 た ち 一 夜 問   診 療 の く か け ひ き 〉 と 戦 力 と し て の 〈 投 薬 要 求 〉,人   類 学 と 医 療(波 平 恵 美 子 編 集),152-179,弘 文 堂,東   京,1992. 7)大 貫 恵 美 子:日 本 人 の 病 気 観,岩 波 書 店,東 京,   1985. 8)永 瀬 春 美 ・杉 下 知 子:乳 幼 児 を 持 つ 親 が 受 診 後 に 抱   く 疑 問 や 不 安 と 電 話 相 談 の 役 割,小 児 保 健 研 究,53(6),   777-784,  1994. 9)藤 内 修 二: 上 気 道 炎 患 者 の セ ル フ ケ ア と 診 療 に 対 す   る 期 待 に 関 す る 研 究,家 庭 医,4(3),459-463,1988. 10)阪 倉 篤 義:日 本 語 表 現 の 流 れ,141-151,岩 波 書 店,   東 京,1993. 11)竹 崎 久 美 子:都 市 に 住 む 老 人 に と っ て 地 域 診 療 所 の   果 た し て い る 役 割 一 あ る 整 形 外 科 診 療 所 と そ こ に 通 う   老 人 の 場 合 一,日 本 看 護 科 学 学 会 誌,13(3),178-  179,誌,13(3),178-  1993.       (平 成12年11月30日 受 稿)       (平 成13年1月16日 受 理)

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Questions

Asked by Clinic Patients During Consultation

and After

Consultation

When Encouraged

to Ask

YAMADA

Yasuko

Nagoya

City University

School

of Nursing (Fundamental

Nursing)

Abstract

The purpose of this study was to investigate the frequency, content, and form of questions asked by clinic patients during consultation and after consultation when encouraged to ask. A total of 222 patients took part in the study.

Many patients asked about "disease" and "medication" in both situation. But there were more varieties in the questions asked after consultation than ones asked during consultation, and many of which related to the activities of daily living. Form of questions asked during consultation were mostly "yes-no question" but increased number of patients asked "tag question" after consultation when encouraged to ask. Asking questions may be a chance to learn self-care for patients and give a clue to the personal health education for clinic nurses.

参照

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