日本における大気汚染研究の歴史的考察
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(2) 56. 堀 雅宏 表1. 大気汚染研究のアプローチ 対象の状況. 対象. 状況. 影響. 既にあ る 可能性があ. 表2. る. 原因物質. 暴露条件. 明確であ る 明確でない. 明確 不明確. 工学的対策 確立 未確立. 対策の実施. 可能 困難. 大気汚染研究目的の 分類. (1) 原因汚染質の 特定と監視、 抑制、 禁止対象汚染質の 選定 (I1)暴露地域とレベルと 条件の明確化 (mII)環境や排出源の 監視、 測定、 評価法の確立 (W) 影響の調査と 影響評価法の 確立及び環境クライテリアや 基準の呈示 (V) 対策、 制御技術の確立 (Ⅵ ). 対策敷桁のための. 方法、. 判断資料の呈示. ほ げればならない. 対象となることは 今日広く認識されているところであ る。 表 1 に大気汚 染研究のアプローチ 対象とその状況のおかれる 可能性を示した。 具体的目的としては 表 2 の項目が挙げられる。 このために役に 立っていることが、 意義 に通じる。 大気汚染研究の 意義はそれから 得られた情報が 汚染予防や必要なレベルまでの. 発生段階においても、 影響を受ける 段階においても、 人間活動 ( 生産と消費 ) そのものに絡むので、 政治経済と 社会情勢に密接に 関係し、 また研究成果の 受け入れ側の 要素も大きい。 しかし、 将来の時 点を含め最終的には 現場に取り入れられ、 政治、 行政に影響を 与え、 所期の目的達成に 寄 汚染低減を実現して 初めて生じるものであ. る。 勿論、. 大気汚染問題は. 与したかによってのみ 評価されるべきであ ろう。 研究者とその 集団の必要な 働きかけが求 められるのえんであ る。 先の日的から 研究が社会的に 成功を収めたとして、 そのプロセス や形は次のような 場合が想定される。. 1) 2). 方法や測定機器、 除去装置などが 現場に普及し、 有効に機能した。 リスクの明確でなかった 汚染質を指摘し、 学会や現場、 政治行政の場で 取り上げられ. 研究・開発した Ⅰ。. ナ-. 3). あ. 4). 適切な評価基準を. 明確にし、 汚染原因やメカニズムを 解明にした。 提案し、 適切な汚染度の 判定がされた。. る地域での汚染度や 影響の有無を. 2. 大気汚染研究の 特徴 多くの研究分野がそうであ は 大気汚染研究全体の. (1). るよ. う. に、 基礎的研究と 応用的研究に 分げられるが、 ここで. 特徴を整理してみる。. 世. 問題としての 俺諦. 一般に " 基礎研究 " は利害や可能性に 捕らわれたいところに 意味があ るが、 環境研究は 。問題あ るいはそのリスクの 認識 " に 始まる。 この問題認識は 現在及び将来の 地球自然、.
(3) 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察. 57. 生態系、 人類に対するもので、 これは大気汚染に 限られることではないが、 特に問題意識 なしの研究は 有益でない場合が 多いと考えられる。. 近年、 地球規模の大気汚染問題が 注目されているが、 二酸化炭素を 対象としたハワイの マグナ ロァ の観測は 1957 年以来、 続げられて来た 2)0 この地道な観測は 環境研究の一つの 行き方を示すものであ るが、 多くの化学種の 中でこれを選んだのは 問題認識があ ったから にほかならない。. (2). 監視と 謂杢. 種々の環境調査や 環境モニタリ ソグ は環境研究の 基礎で、 問題認識の出発点であ るとと もに、 環境が保全されていることを 確認するゴールでもあ る。 しかし、 時間と費用のかか る長期の測定や 疫学調査などにおいて、 その対象物質の 選択には先見性を 含む見識が必要 で、 上記の観測はその 好例であ った。 また、 効果的な実施にあ たっては対象物質の 外、 地. 点の選定、 測定時期、 方法が重要であ. るのれらに関する 普段の検討が 研究課題の一つとも. いえる。 特に方法は問題に 対処するために、 必要なところで 必要なだけの サソブ ルを処理 できる操作性やコストをも 含む実用性が. 求められる。. (3) 地域 性 地球規模の大気汚染問題は 子孫を含む人類全体に 共通な汚染であ. り、 重要であ るが、 現. 存する我々の 当面の健康も 依然として問題で、 我々の日々呼吸する 空気すな ね ち、 地域や 室内環境はどのような 物質にどの程度汚染されているのか。 その影響は受けているのか。 ヒト や 生態系、 環境自体の受けるリスクや 不利益はどのようなものか。 これらは発生源、 地域利用形態、 人口密度、 気象、 地形などの条件が 地域によって 同一でないので、 それぞ れに判断を要する 対象であ る。 一つの調査対象を 独立に複数の 研究者 ( グループ ) が調査 し、 同じ汚染質を 異なった地域で 測定して意味を 持つのもこの 分野の特徴であ ろう。. (4) 7 ィールド研究 環境研究は. " 環境の構成因子すなわち. 大気と水と土. ". と. ". ヒト や生態系との 関わり. ". が. 対象であ る。 従って、 フィールドとしての 環境は研究対象であ るとともに、 発想の原点で もあ る。 影響が日常生活を 含むフィールドの 中で感覚的に、 疫学的にあ るいは気象学的に 認識され、 大気中の物質との 因果関係が考察されて、 大気汚染と認識されたのであ る。 特 に 大気汚染は火山や 水圏地圏の自然の 活動 ( メタ ソ の発生など ) に比し、 急激で、 膨大な 人間の生産・ 生活行為の結果もたらされたものであ ることは論を 待たないが、 この中で使 用 されてぎた数あ る化学物質や 二次的に生成される 汚染質の中には、 どのようなメカニズ ムで、 どの様な場合に、 どの程度問題になるか、 環境現象は複雑で、 机上の理論や 計算、 実験室実験からの 情報だけでは 予測不可能なものも 少なくない。 従って、 フィールドその ものが研究対象でなければならない。 また、 フィールド研究では 現象を支配する 多くのパ ラメーターがあ り、 また自然現象はコソトロールできないので、 解析に当たっては 必要に 応じて確率統計の. (5) %. 手法を導入しなければならない。. 台領域 と学 標的アプローチ. 大気環境研究は 環境学一般がそうであ るよ う に、 学問としての 分野は総合領域であ り、 その ア ブローチは学際的であ る。 すな ね ち、 汚染発生と把握、 人体や生態への 影響、 防止.
(4) 58. 堀. 雅宏. 表 3 我が国における 大気汚染に関わる 先駆的研究の 例 ( 大気環境学会創立 30 周年記念訪中の " 協会の沿革 " よ り著者が作成 ) 年. 次. 研究者. 大正 11年. 藤原九十郎、 庄司 光. 昭和 2 年 昭和 4 年 昭和 10 年. 有本邦太郎 辻本 謙 之助、 有木 三宅泰雄. 昭和 24 年. 野瀬善勝. 研究内容 大阪市で汚染測定開始 東京都の汚染測定開始 燃焼改善技術による 煤煙防止 大気雨水中の 微量成分調査 ( 化学気象学 宇部市大気汚染調査を 開始. 昭和 25 年. 川村清、 三宅. オゾン測定法、 調査の測定. 昭和 26年. 北川登姉、 小林義隆. 簡易微量迅速分析法. 工技院資源技術研究所. 燃焼・ 集 塵装置の研究. 昭和 27 年頃. ( ガス検知 管 ). ). の開発. 昭和 29年. 堀 省一郎、 村上恵一. 石灰石膏排煙脱硫法の 開発. 昭和 30 年. 鈴木武夫、 輿 重治ら. 昭和 32 年. 三宅泰 雄. 昭和 34 年. 日本医学会. 浮遊 煤塵 連続測定法の 改良 都市での オゾソ 生成の指摘 都市問題シソポジ ゥム で大気汚染を 取り上げる. 対策のほか、 法律、 経済学などを 含み、 これらが相互に 密接に関連して 来るからであ る。 総合領域や学際的という 概念は学問の 進展とともに 今日では認知されるに 至ったが、 縦割 りの学問が主流の 学会において 議論のあ ったところであ る。 環境学、 特に大気汚染の 研究 はその出発として. " 総合領域と学際的. ァ ブローチ " を意図したわげではないが、 その歴史. はこの必要性を 証明した歴史でもあ る。 我が国に大気環境学会 ( 大気汚染研究全国協議会 ) が設立されたのは 1959 年昭和 鯉年 m2月のことであ るが、 当初から関連学会との 連携が重視 された ')のも 故 あ ることであ る。. 3. 大気汚染研究内容の 分類と実態 3.. ]. 大気汚染研究のテーマ. 一般に研究 テ一 マ 設定の出発点はニーズ 型とシーズ型に 大別されるが、 冒頭で述べたよ. に大気汚染研究は 大半がニーズ 型に分類される。 これらはさらに 被害の発生のためや 解 決の要請から 必然的に出てくるものと 総合的な立場から 学会や関係機関などが 誘導するも う. のに大別される。 多くはないが、 一見無関係の 領域の科学技術の 導入や個人の 発想はこの 分野ではシーズ 型 といえる。 大気汚染研究全国協議会. ( 大気環境学会の. 前身 ) が発足した 1959 年 12月以前に我が 国で. 行われた先駆的研究の 例を表 3 に示した。 これらの研究テーマは 被害や苦情があ った工場 周辺地域の調査と 都市大気の実態調査、 燃焼技術、 排ガス処理装置、 測定方法の開発であ っ. た。 調査研究の大部分は 国や地方自治体の 研究所で実施されたたもので、 一部対策技術や 測定技術は大学でも 実施された。 この時期は調査であ れ、 測定技術も防止技術あ れ、 資材 や情報の乏しい 中で我が国では 手探りで実施された 研究的なものであ ったと推察される。 この間の経緯は 同学会の創立 30 周年記念号の 沿革紹介 " や氷見の論文 ")に詳しい。 これら の 研究はニーズ 型に属するが、 一方日本で光化学スモッバが 発生する遥か 前の三宅、 川村.
(5) 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察 のオゾソ 濃度測定 " 、 北川・小林らのガス 検知管の開発の、 大気汚染 質で媒塵が 主体であ. 59 っ. た当時、 窯業学が専門の 村上らの排ガス 脱硫の石膏石灰 法 ")などはこの分野ではシーズ 型 に 属する。. 我が国における 大気汚染研究において 大気汚染研究全国協議会の 設立は組織的研究に 重. 大な影響を与え、 設立に前後して 合意された研究テーマは 小委員会で推進され、 それまで 関係機関や個人で 単発的であ った研究はここで 集大成され、 長足の進歩を 遂げた。。 それ. らのテーマは、 大気汚染測定基準 ( 測定法 ) の設定、 排ガスや大気の 化学分析法の 確立、 気象分野の大気拡散機構、 医学分野の人体や 植物への影響、 工学的対策 ( 燃焼技術、 排ガ ス処理装置など ) で大気汚染全般にわたるものであ ったの。 この分類は本質的なもので 今 日まで引き継がれている。 特に測定法の 委員会が昭和 37 年に我が国最初のこの 分野の専門 書 として " 大気汚染の測定 " ")を 編纂したのを 皮切りに、 それらの成果は 順次刊行された (大気汚染 ハソ ドブック (D)∼ (4)) 。 この時期、 気象学会では 汚染問題が取り 上げられ⑧ 、 公衆衛生学会では 疫学以覚に環境保健の 部門で、 放射能の大気汚染や 室内環境問題が 取り 上げられていた⑨。 化学の分野でも 件数は少ないが、 工場 廃 ガス・廃水・ 公害の研究発表 がなされている 利 。. 我が国の中心的文献情報誌であ る科学技術振興財団科学技術情報 セ ソタ一のデータベー スⅡ CST に環境公害 編 が加えられたのが 昭和 46 年 1971 年であ る "'ことから判断して、 この 頃 から関連分野の 研究者の環境問題に 対する関心が. 広がったといえる。 我が国に大気汚染. 研究全国協議会が 発足したのはこれからさらに 約 W0年遡るが、 年会におけるプロバラムか ら見て取れるように、 継続的なテーマもあ るが、 変遷しているものもあ る。 プロバラムの セッシ ョソ の名称には時々の 当事者の思考と 苦心の後が見て 取れ、 時々の大気汚染研究者 の関心を示していると 見られる。 表 4 は 5 ∼ 6 年ごとにみたセッション 名称であ る。 近年 ほ ぼ 固まっているセッシ. ,ソ名に過去の相当するセッシ. ョソ を対応させ、 時々のテーマを. 追加して示した。 特徴的なキーワード 0 流れは 塵挨 ( 煤塵 ) 、 亜硫酸ガス、 重金属 ( 鉛 ) 、 光化学スモッバ、 自動車、 酸性雨、 地球環境であ る。 表 5 は同じ学会でまとまった 成果が 発表される論文誌の 内容であ る。 " 大気汚染学会誌総索引 " (1966 ∼ 1995 年 )")を 用いて 件数を調べたものであ る。 幹文、 技術 / 調査報告、 資料、 ノートをすべて 含めた。 ただし、 分類できない 総合的な報告書などは 除いた。 前半の サソ プル数が少ない 時期は 10 年単位で 見ることにした。 また、 ここでは、 項目間の数値の 比較はあ くまで傾向を 示すだけで、 研 充分野や内容が 異なれば、 一報に要する 労力と時間も 異なるので研究の 関心度の目安とし ては意味は小さい。 これに対して、 同じ分野で変遷を 見るのであ れ ば 趨勢の比較はできよ. う。 テーマは大気汚染一般、 物性、 測定調査、 影響に偏り、 対策技術と社会経済的研究が 少ないのは学会の 成り立ちや性格、 学会員の所属の 偏りによる。 この対策技術や 社会経済 的研究は従来の 縦割りの学会や 環境全般を扱. になったが、 これは次節で 触れる。. う. 学会や雑誌でも 頻繁に取り上げられるよ. う.
(6) 60. 堀. 表4. 雅宏. 大気環境学会誌に 見るテーマの 変遷 ア. 一. 60-65@. マ. 発 表 年 次 66-75@ 76-85@ 86-90@. 91-95. *. 1 実態把握と解析 1.1 環境中の汚染 質と 汚染 度 Ⅰ. 2. 77 90. 38 50. 53. 34. 22 11. 12 11. 77. 環境動態、 拡散・濃度シミュレーショ. ソ. 54. 1.3 汚染質の物理的化学的特性 1.4 排出源 2 影響. O. 5. 34. 10. 11. 1. 12. 7. 2.1. 50. 34. 10. 3. 29. 3. 18 22 12. 9. 19 21. 22 28. 2. 1. 4. 2. 1. 0. 1. 10. 9. 2. 1. O. 3. 1. 1. 0. 3. 6. 1. O. 30 57. 5. 2. 7. 1. 26. 95. 49. 23. 3. 2. 9. 6. 6. 疫学. 2.2 環境毒性学 2. 生態系への影響 2.4 材料 ( 建築物や器物 ) への影響 3 方法 3.1 環境汚染調査と 解析 3.2 影響調査 3. 環境評価 ( リスク ) と基準値 3.4. 3. 環境モニタリソバ 窩. 3.5 環境汚染 質 の 捕集 と分析は 3.6 排出源の測定評価 4 対策 4.1 発生抑制 4.2 除去 4.3 物質やシステムの 選定 4.4 法的 ". 表5. 1 2 3 4. Ⅰ. 2. 0. 7. 2. 0. 19. 2. 17. 4. 6. 1. 2. ⅠⅠ. 1. 5. 4. 5. 12. 12 7 論文 誌 発刊前で同じ 学会の研究発表会の 要旨 集②より. "" 測定方法と機器. 研究対象環境汚染質の 変遷. 年 次 群 源 粒子状物質 硫黄酸化物 一酸化炭素 窒素酸化物. 5 オキシダ ソト. 汚染一般・物性・ 大気管理 71-75@ 75-80*@ 81-85@. 6 6. 86-90@. 91-95@. 138. 323. 347. 483. 188 77. 285. 309. 514. 358. 463. 516. 77 14. 80. 826 185. Ⅰ. 21. 6. 重金属. 32. Ⅰ9. 27. 7. フロ ソ. 23. 340. 8. 有機塩素 歩環. 33. 202 229. 9. 10 メタ ソ 11 ダイオキシ ソ. 12 大気汚染 質. 1.1. 0. 9. 28. 0. 0. 21. 0. 0. 0. 629. 0. 62 13 830@. 409 20 13. 1663. 96-97 Ⅰ 51 184 227. 65 Ⅰ. 2. 130 186 5. 42. 503.
(7) 61. 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察. 測定・調査 71-75 1 2 3 4. 津波粒子状物質 硫黄酸化物 一酸化炭素 窒素酸化物. 19. 重金属. 1.l. 7. フロ ソ. 0. 8. 有機塩素 歩環. 9. 81-85. ㏄ -97. 90. 86. 362. 478. 449. 499. 146. 106 23. 133 101. 3. 1Ⅰ8. 69 17 73 59. 44 52. 63 14 10 14 18. 59. 2組. 0. 9. O1 61. 0. 9. 61. 12 大気汚染 質. ⅠⅠ. 8. 3 Ⅰ. 10 メタ ソ 11 ダイオキシン. 91-95 749 235 185. 86-90 792 250 121. 764 305. 11. 5 オキシダ ソ 6. 76-80 405. 50. 10. 30 30 11. 533. 570. 692. 81-85@. 86-90@. 91-95@. 217 95 65. Ⅰ. 8 8. 203. 影 71-75@. 9. 有機塩素 歩環. 12 大気汚染 質. 1 2 3 4. 浮遊粒子状物質 硫黄酸化物 一酸化炭素 窒素酸化物. 5 オキシダント 6. 重金属. 7. フロ ソ. 8. 有機塩素 歩環. 処理及び対策 71-75@ 76-80@ 119 176 31 71 618 30 7 0. 1.l. 7. 13. 32. 5 0. 8 0 2. 243. 244. 81-85@ 63 96 12 187 8. 11. 0. 2. 1.l. 0. 8. 10 メタ ソ 11 ダイオキシ ソ. 0. 1.l. 0 6. 12 大気汚染 質. 0. 9. 76-80 の硫黄酸化物と 窒素酸化物は 75 年を含む. 5. 0. 0. 4. 20. 86-90@ 51 112 26 188. 6. 10 メタン 11 ダイオキシ ソ. Ⅰ. 2. 903. 8. 15. 15. Ⅰ一丁. フロ ソ. 8. 76 152. Ⅰ. 96-97 219831 2 23. 重金属. 7. 12 199 129. 115. 2 ㏄. 6. 115. 23 Ⅰ 01. 8 如 ㏄㎎ I.l. 5 オキシダ ソト. 78. 的. 4. 1よ 1. 硫黄酸 ィヒ物 一腰 ィヒ 炭素 窒素酸 ィヒ物. 3. 105342304149. 2. 10. 1Ⅰ .. 浮涛 粒子状物質. Ⅰ 2 一30000. 1. 76-80@. 353. 6. 3Ⅰ. 96-97 27 58 18 Ⅰ 95 21. 16 27 42. 30 65 180. 20 61. Ⅰ. 91-95@ 69 63 74 475. 53. Ⅰ. 0. 2. 17 10 42. 50 63 00. Ⅰ. 6. Ⅰ. 7. 32 42.
(8) 62. 堀. 表6. 日本と欧米におけるダ. 年次 1957. イ. オキシ. 本. 日. 1㏄0. 1970 Ⅰ Ⅰ. かねみ 油症研究で PCDF 等発見. 976 977. 雅宏. ソ 大気汚染研究と. 社会的対応. 欧 米 ドイッ皮膚科医師労働衛生の 問題として 毒性を初めて 指摘 ベトナム戦争で 除草剤中に混入 マウスによる 催奇形性と胎児毒性の 確認 イタリア Seveso の化学工場事故 焼却炉のフライアッシュから. 検出. ゴミ焼却炉が 主要発生源であ ることが認知. 1980 ∼ 83. 1983 ゴミ焼却炉から 初めて検出 1984 環境庁緊急調査 1986 焼却炉からの 発生抑制法. 1987. 環境庁廃棄物処理対応物質として 認識前駆物質明確化. 1990 広範囲で検出 1991. 焼却炉や土壌汚染の 種々の調査報告 フライアッシュの 分解技術の報告 健康影響アセスメ ソト. 厚生省発生防止等ガイドライソ 廃棄物研究財団. 1993 1994 1 ㏄6. " 発生機構の報告書 ". WHO. などⅠ 日 摂取許容量発表 アメリカで「奪われし 未来」出版. リスク評価検討会が 指針値. 1 ㏄7. 環境庁大気環境基準設定. 3, 2. 研究対 抹 大気汚染 仮 の 変丑. すでに存在しているか、. 存在するかもしれない 多くの環境汚染質の. 中で、. どの物質に注. 目するかは研究の 意義を決定する。 ここではⅡ㏄ T の環境公害 編 (1971∼ ) の索引や キ一 ワードを検索することによって 動向をみた。 なお、 それ以前の変遷は 1959 年以前は大気汚 (1㏄0 ∼ 1970) は同会の総会や 染学会誌の記述により、 大気汚染研究全国協議会発足以後 大会のプロバラムによった。 研究内容はⅡ CSTT の分類を考慮して、 A: 大気・排気調査測 定、 B: 被害 ( 影響 ) 、 C: 除去対策、 D: それ以外 ( 大気汚染一般、 大気管理、 動態、 モデル、 シミュレーシ , ソ 、 気象等 ) に四分した。 あ くまで、 J ㏄T 上での情報で、 医学 関係の環境毒性学的な 基礎研究など 関連分野は広 い ので、 網羅は困難で、 その意味で検索 精度は高いとは 思われない。 表 5 はその結果であ る。 注目汚染 質は 、 85 年以前は浮遊粒子 状 物質、 硫黄酸化物が. 多く、 それ以降、 窒素酸化物が 増加し、 95年には最大の. 対象汚染 質. となっていることが 見て取れる。. 3. 3. 研究と汚染の 推移. 我が国の長期間にわたる. 汚染の推移をみるために、. 継続測定局. ( 国設測定局 ). における. 年平均の経年変化")と 神奈川県大気汚染報告書 ")と 30 周年記念訪中の 記述,)から図. 1. を作. か. t@. 111|. の我が国における 研究件数の推移のパターソの 比較すると汚染が 最大になって. 1. 5. ・. 移と表. ト. 成した。 対象汚染質は 浮遊粒子状物質、 一酸化炭素、 硫黄酸化物、 窒素酸化物、 非メタ ソ 炭化水素、 オゾ ソ であ る。 最後の三汚染質は 光化学汚染関連物質であ る。 図 1 の汚染の推.
(9) 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察. 傾炭 す化. ら、. 研究数も追随してピークを 赤. れたといわれる. 63. にあ ることが見て 取 れる。 また、 我が国で解決さ 素などにみられるよ う に研究件数は 激減したままで 向. 二酸化硫黄、 一酸. あ る。 0 8 70 60 5 %. 0 0. 腰 3. 0. 2 0 O. 一. n@. L@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i@ i. 玲. の の 「. 1" 「. の の 「. の の の 「. 「 r,"" の ト. 印 ナト の 「. Ⅰ. の 戸ト. の 「. ト 田 の ト. Ⅱ. 口Ⅰ ト、 >. の 「. 年 一斗- 浮遊粒子状物質 戸びm3. +. +. 十 非メタン炭化水素. 二酸化硫黄 ppb. 図1. Ⅰ. ㌣Ⅰ. ㏄ の 「. 00. の 「. 次. 一酸化炭素 ppm ハ O. pphm. lnⅠ っ 。. ㏄ ト. 卜. の. の 「. の. つつ. 00. 「. l. l. r@. の ㏄ ナ. キ 窒素 い酸化物 ppb モ 降下ばいじん ]0Ok 十 オキシダント ppb. l ⅠⅠ. の の 「. 1. 1. 」. 玲. の の 「. が km2/ 月. 日本における 大気汚染濃度の 推移. 3.. 4 いくつかの大気汚染研究における 検証 これまで見てきたよさに 我が国でも幾多の 研究がなされてきた。 いくつかの汚染問題を 取り上げ、 その経緯から 研究の意義の 検証を試みる。 なお、 個々の研究のイソパクトを 定 量的に示すことはできなかった。. (1). 光化学スモⅤ ヴ. 光化学スモッバは 悪臭とともに 人が感覚的に 捕らえやすい 大気汚染問題であ る。 光化学 スモッバが我が 国で最初に発生したのは 1970 年 ( 昭和 45 年 ) 東京で、 その後各地で 相次い.
(10) 堀 雅宏. ㎝. だ切。 環境危機 " がいわれ始めた 頃 であ る。 アメリカで発生したのはロスア れを遡ること 20 年前、 1950 年初め頃 であ った 鋤 。 この汚染が、 窒素酸化物と 水素と太陽光の 紫外線の反応によりオキシダ. ソ ョ戸. ゼルスでこ メタ ソ 炭化. ソトや 刺激性の有機化合物により 引き起こさ. れることを 力 ルフォリニア 工科大学の生物有機化学担当教授の Haagen Smit ら 潮が解明す るまでは誰一人 " 光化学スモッバ " を予測し、 当時 力 ルフォルニアで 起こっていた 現象を 説明した光化学研究者はいなかったく 問題の解明 ノ 。 一方、 我が国でもロスア ソ ゼルスと ほぼ同時期に 気象研究所の 三宅泰雄、 川村清は 1950 年にオゾン分析法 ")を 研究し、 51 から 52年にかけて東京で 観測し、 オゾ ソ 生成を光化学反応理論から 考察している㈲ く 問題の認 識 ノ 。 さらに 1957 ∼ 59 年には二酸化硫黄とともに オゾソ 、 二酸化窒素を 測定を行っている ,。, 。 アメリカような 自動車排ガスによる 汚染がいずれ 我が国でも深刻になることを. 想定し. たからで、 自動車排ガス 汚染に関心をもった 研究者たちは 光化学スモッバの 発生の以前は 一酸化炭素や 鉛 ( ガソリ ソ に添加される ア ソチノック剤の 四アルキル 鉛 ) を調査研究の 対 象 とし、. 測定法、 環境動態、 影響の研究を 行っていた. 我が国の行政は 二酸化硫黄の K 値 規制の導入 化 炭素新型車排出規制. W45年 ). (表. ( 昭和 43 年 ). 、 環境基準の閣議決定. 4). く 問題の認識 ノ 。. この時期、. 、 特別排出基準 (44年 ) 、 一酸. (45年 ) 等、 二酸化硫黄と. 一酸化炭. 素対策に追われていた " 。 都市大気は浮遊粉塵、 一酸化炭素や 二酸化硫黄がモニタリ ソグ され、 鉛などの重金属も 対象にされつつあ った㈲。 最も注目されたのは 光化学スモッバが 起こった年の 大平俊男らの 朝顔に対するオキシダ ソト. の影響の指摘③で、. 当時の屋外活動していた 首都圏のいくつかの 学校の児童生徒の 健. 康 被害が光化学スモッバと 結びっげられ、 解釈された。 大平らは昭和 38 ∼ 39 年における東 京の大気汚染の 調査 3,) で、 すでに夏期のスモッバの 増大に注目し、 オゾ ソ 、 炭化水素 ")を 調査し、 誰もが発生を 認めた昭和 45 年以前にその 予兆を指摘した 33) 。 三宅らの研究 ")は注 目されなかったとはいえ、 その年から広範に 測定され始めた 窒素酸化物 ( 一酸化窒素・ 二 酸化窒素 ) 、 オゾン濃度の 対照データに 資されたと思われる。 被害発生後の 我が国の光化 学 スモッバの研究はチャ ソ バーテストが 中心になった。 。 被害の原因として 当初、 自動車 排ガス説のほか、 航空機排ガス 説 ")、 シアソ原因説 35) などいくつもの 説が出された。 研究 は種々の可能性を 追求する面を. 持つので、. はじめから特定の 原因に絞ることはむしろ 避 け. なけれ ば ならないが、 原因はその後の 研究の進化で 自動車排ガスが 主であ. れた 句 。. ョト. ることが確認。 さ. メタン炭化水素とくに 不撲和炭化水素、 芳香 族 炭化水素と窒素酸化物が 原因 物. 質 で、 日本の当該地域. ( 例えば首都圏 ). の気象条件下. ( 夏季の日射と. 弱 風 ) で発生するこ. とは明確になった. ")0 これらのシミュレーションを. 報に反映された。. また症状や被害が オゾソ だけでは説明できないところから. 含む定量的な 研究は後年の 光化学注意 研究が進めら. ね 、 刺激物質のアルデヒドや 有機過酸化物の 生成も確認された 鋤 。 被害が出ておよそ 後の昭和 48 年に二酸化窒素 0 02ppm ( 後年 0 04 ∼ 0 ・㏄pprm に改訂 ) 、 光化学才キシダ ・. ・. 3. 年. ノト. 08ppm の環境基準が 設定された。 50年自動車 NOx 規制開始、 51早大気中炭化水素濃度 指針値答申、 52年光化学スモッバ 注意報発令の 基準決定に至り、 その後注意報や 被害の発. 0. ・. 10年 ) 現在窒素酸化物汚染問題は 残っている。 と 研究は、 疫学調査、 各地の環境調査とモニタリ ソグ 、 排出源 調. 生が 漸減した 鋤。 しかし、 1998 年. ころで、. 光化学スモッバの. ( 平成.
(11) 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察. 65. ったが、 より複雑な 現象であ ったため、 光化学反応機構の 解明、 日照、 ・気温・移流拡散などの 気象の影響、 複 数の原因物質の 排出実態と抑制、 予測モデル、 人や植物の疫学調査、 測定など多岐にわた るテーマが実施された。 これらの研究成果は 基準や指針の 決定段階で用いられた⑨ く 基準 査などの点では 従来の硫黄酸化物や 一酸化炭素汚染と 共通する面もあ. の設定 ノ 。. (2). 地球規模大気汚染. 地球規模大気汚染は 温暖化とオゾン 層破壊 (越境汚染の酸性雨はより 地域的あ る ) で あ る。 この問題は選れて 地球物理学・ 気象学と大気汚染学の 境界分野で複合領域であ る。 CO, の温室効果を 示唆したのは 1887 年の A Ⅱ hemius が晴天といわれている 弼く問題の認識 ノ 。 1982 (57年 ) に著された大喜多敏一の 著書でも明確に 地球規模汚染 "'を 指摘している が 、 温暖化に関してはエ ア ロゾルによる 寒冷化説もあ り、 熱 収支の問題としている。 これ は 1970 年代までは北半球を 寒波が襲い、 寒冷化説が有力であ った ")ためと思われる。 異常 気象と環境汚染の 関係は 1972 年に著された 朝倉正の著書 ")でも気象専門家の 間では検討さ れて来たことが 分かる。 しかし、 1985 年オーストリアのフィラファで 国連環境計画 (UNE P) 、 世界気象機関、 国際学術連合主催の 国際会議で " 二酸化炭素及び 他の温室効果気体 の 気候変動及びそれに 起因する諸影響における 役割の評価 " が 取り上げられたことにも 見 られるようにこの 頃 までには温暖化が 明確になり、 この問題に関する 国際的コソ セソサス 造りの第一歩が 踏み出されたく 問題の認識の 敷桁 ノ 。 それからいくつもの 関連会議が開か れ、 1997 年 m2月我が国で開催された 京都会議はその 集大成になるはずであ った。 この間、 最も社会に影響があ ったのは 1988 年米議会での 航空宇宙局の Hunsem 博士の "19㏄ 年 米国 の 穀倉地帯で起こった 干ばつなどの 異常気象は二酸化炭素などの 温暖化物質による 大気汚 染の影響であ. る". という証言であ ったといわれるの。 その後の研究によって 温暖化防止す. なわち温暖化物質発生抑制のための 温暖化シミュレーシ , ソ. ( 年次と二酸化炭素濃度関係 ). は発生条件がパラメータ 一であ るか、 このパラメータ 一の定量化は 社会経済学的課題でも あ. ったく状況と 解決法の説明. ノ。. 先の京都会議は 政治的な駆け 引きの場と化した. 働が. 、 二. 酸化炭素をはじめ 温暖化物質濃度と 気温上昇の関係の 定量的精度を 上げる研究は 国際的に. 行われてきており 俺が、 国際政治をも 動かす説得力あ る総合的研究が 待望される。. 前述のように、. 光化学スモッバ 発生の支配因子のひとつは 紫外線であ. る朝。 今日ではこ. の紫外線照射量の 増加は成層圏オゾ ソ層 破壊によってもたらされることが 定説になってい るが、 1974 年アメリカの Rowland によって初めて 成層圏に到達した 含 塩素フロ ソ の 光化 学 反応によって オゾソ層 破壊 説 が出された 47)く 問題の発見認識 ノ 。 この 3 年後の 1977 年 U №P で オゾソ 問題調整委員会が 発足され、 1 卵 8 年米国では プ ロ ソ 11 、 12 を用いた エ アロゾ 一 ル 製品の製造禁止の. 法律が作られた。 一方、. 我が国では. 1980年エアロゾール. 製品への使用. 削減努力が始まり、 1981 年通産省が「フロンガス 環境対策委員会」を 設置した。 UNEP で 「オゾ ソ 層を破壊する 物質に関する モソ トリオール条約議定書」が 採択された 1987 年に環 境庁は「オゾン 層保護に関する 検討会」を設けた。 通産省の使用削減マニュアル 働で本格 的な対策が講じられたのは 1991年であ る。 この間に最も 影響を与えた 研究は南極での オゾ ソ層 希薄 域 ( オゾ ソ ホール ) の発見 49)(1985 年日本と英国がそれぞれ 発表した ) と増大の観.
(12) 66. 堀. 雅宏. 側 であ るく問題認識の 敷桁 ノ 。 これにより Rowland らの説が証明され、 国際的に対策が. 推進された。 なお、 1989年以前、 地球規模汚染の 分野の我が国の 基礎研究は欧米と 比して 弱かったとされる③が、 関連分野の研究者の 研究の意義・ 問題意識の差によるものと 思わ れる。 大気汚染に関して 特定フロ ソ 禁止の必要性の 直接的研究とともに、 間接的、 技術的 な対策研究も 不可欠であ る。 我が国の大気汚染対策の 成功例として 引き合いに出される 二 酸化硫黄汚染では 燃料転換、 原油脱硫、 排煙脱硫であ った靱が、 フロ ソ 問題では材料化学、 洗浄技術などの 分野では代替物質とこれらを 使用しないシステムの 研究を行ってぎた 働く 対策 ノ 。. ほとんどの人間生活や 生産活動はその 使用する化学物質とェネ 、 ルギーを適して 環境問題 に関わってくるので、 諸分野の研究の 間接的な意義も 認識され ば げればならないことは 地 球 環境時代に入って 共通の認識になった。. (3). ダイオキシン. 1998 年現在、 ダイオキシ. ソ 汚染問題は最も. 関心をもたれている 環境問題の一つであ る。 ダイオキシ ソ 汚染は水圏汚染、 食物汚染を含むが、 どの地域にもあ る都市ゴミ焼却炉が 主 発生源とされ、 汚染経路が大気であ るので、 選れて大気汚染のテーマであ る ( 影響研究で は 大気汚染にすることはできないが. ). 。. 米軍による べ トナムで使用された 枯草 剤 2,4,5 一 T に含まれていた 副成分がダイオキシ ソ で、. この催奇形性汚染問題が 塙矢 であ る②。 イタリア 舘 Wso の化学工場の 火災爆発事故 で生成したダイオキシ ソ が近隣の大気と 住民と土壌を 汚染したのがこれに 沈 ゅ)0 ところ が、 オラ ソダ の研究者 OIie 、 Hutzinger ら 印が 1977 年都市ごみ焼却工場排ガス 中のフライ アッシュからダイオキシ ソ 類 (PCDD,PCDF) を検出して、 初めて重要な 環境問題として 広範囲に取り 上げられた。 いずれも研究の 成果であ る。 この後、 欧米では 1980 ∼ 1983 年に く. ゴミ焼却炉が 主要発生源であ ること広く認知されるに 至った め )が、 我が国では愛媛大の 立. 川原,) らが 1983 年ゴミ焼却炉から 初めて検出した。 国内の身近な 都市ゴミ焼却炉からの 猛 毒物質であ ったから、 この影響は大きく、 我が国でこの 問題を取り上げる 研究者が増えた のはこの後であ る。 厚生省も翌年ダ イ オキシ ソ を含む有害化学物質の 緊急調査を実施した. ㈲。. この後の組織的な 調査でも広範囲で. 検出され、. 関係官庁が廃棄物処理において. 対応す. べき微量化学物質の 一つとして認識した 57) が、 1991 年厚生省は発生防止等ガイドライソを. 発表した。. この時期までに 研究段階では 電気集塵機での 生成条件の明確化と. 抑制法、. フラ. イアッシュの 分解技術、 発生源モニタリンバのための 前駆物質とその 方法はほ ぼ 明らかで あ った鋤が、 ガイドライソにはそれらの 成果を反映した 徹底したものにはならな ず 、 小規 模焼却炉の中止を 含む徹底したものになるのは. )0 発表を待たなければな. 5 年後の指針Ⅲ 直,. らなかった。 この頃 、 欧米では健康影響 ァ セスメ ソト が行われ、 1983 ∼ 1 ㏄ 0 年にかけて欧 米諸国で TEQ 換算一日摂取許容量が. 設定された。. それらの値は 国や設定時期によって 差. が大きい。 我が国ではガイドライソから 5 年後、 19㏄ 年 リスク評価検討会が 指針値 (5pg/ Kg/d) を 答申、 1997 年環境庁が大気環境基準を 設定した ")。 我が国の研究では 表 6 のように 1983 年のゴミ焼却炉排ガスからの 検出が発端で、 1 ㏄ 8 年 のかね み 油症事件以来、 ダイオキシ ソと 同種の ジベソゾ フラン (PCDF) とコブラナ PCB.
(13) 日本における. 大気汚染研究の 歴史的考察. 67. (C 一 PCB) の存在が毒性学的に 明らかにされ "'、 BHC 、 DDT などの農薬環境汚染、 PCB 汚染などの研究を 継続的に行っていた 研究者 群 が多くはないがいたことは 基礎があ るので、 す 早い対応につながった。 問題の最初の. 段階では電気集塵機での. 発見者ではなく、 欧米にやや遅れていたが、 研究 生成条件の明確化と 抑制法、 フライアッシュの 分解技術、 発生源. モニタリンバのための 前駆物質とその 方法の確立、 毒性影響データの 集積と数年して 追い ついている。 これらの研究成果は 民間の排ガス 処理装置関連、 環境分析機器やモニタ 一な どのメーカ一の 対応に影響を 及ぼした。 しかし、 これらの成果が 基準値設定に 見られるよ う に本格的に行政に 生かされるまでには 時間を要し、 1990 年代後半に入ってからであ る。 この理由はいくつか 考えられるが、 1994 年アメリカで 出版された「奪われし 未来」の著書 ②の中で、 ダ イ オキシ ソ が内分泌授乳環境汚染物質 ( いわゆる環境ホルモ ソ ) の一つとし て 指摘され、 アメリカ政府を 含めて国際的に 対応を急 、 ぐことになったことが 大きいと推測. される。 この著書はジャーナリステックな 内容であ るが、 数多くの研究者によるダイオ キ ンソと 内分泌 撹 乱の関係の研究が 参考にされている。 この一連のダイオキシ ソ 汚染に関係した 記述から次のことが 確認される。 ひとっは大気. ・. 汚染を含む環境汚染研究の 意義は冒頭に 述べたよ. う. に汚染質の特定とともに 発生源と原因. を 特定することあ. る。 またそのためには 対応能力を保持することも 意味があ る。 さらに最 終的な実効あ る対策の敷桁には 世論が必要で、 これにはマスコミないしジャーナリズムが 介在するが、 これに対して 基礎研究とともにその 情報のもっ意味を 考え、 理解しやすい 必 要十分な情報を 提供することが 研究を意義あ らしめる。. (4). 測定法. 大気汚染における 研究分野は前述の. 表の通りで、. どれ一つ 火 げても最良の 解明と対策は. 得られないが、 ここでは汚染測定調査方法の 研究の意義を 検証しょう。 ここで測定調査 法 とは分析法、 モニタリソバ 法 、 調査法を意味する。 なお、 その詳細は現在大気環境学会で 編纂中の「日本の 大気汚染経験に 関わる史料の 収集整理に関する 調査報告書」に 譲る。 と. ころで、. 汚染測定方法は 大気汚染研究において 一手段であ. るが、 問題の認識の 第一段階の. 影響の疫学調査において、 汚染質の特定と 汚染・暴露量との 相関をみて初めて 意味を持っ。 一方、 汚染レベルの 把握のためにも、 また発生源対策においてその 必要性と効果の 確認な しには対策の 実施に支障をきたす。 次に測定法研究の 意義をいく っ かの例で示す。 1) 低温濃縮 一 ガスクロマトバラフ 技術 前述の姉宅らの 我が国にお け 先駆的な光化学汚染の 研究は同時期の 米国と比して 測定手 段の点で障害があ. ったと推察される。. 関与が明らかになったが、 技術はなかった。 昭和 30 年代の終わり. 結果的に有機物の. 我が国には 低 濃度の有機ガス 成分を測定する. 当時の 頃 自動. 車排ガス汚染調査のために 確立された低温濃縮 法と ガスクロマトバラフを 組み合わせた 技. 術繋がこの時代にあ ったならばと 思われる。 この技術はその 後メルカプタ ソや アミ. ppb オーダ一の悪臭分析③に 応用され、 個人差の伴う. ソ など. 臭気強度の客観的な 測定を可能にし. た。 光化学スモッバの 被害が出た 1970 以降のチャ ソ バーテストはガスクロマトバラフ 一貫 量 分析 計 で解析された 64) 。 この技術は PPt オーダ一の オゾソ層 破壊物質の プ ロ ソ 分析㈲ 、.
(14) 68. 堀 雅宏. およそ 0 03 ∼ 30(@@g/m3)の基準値が設定された 有機塩素化合物や べンゼソ 濃度等の測定の ・. にも適用された。. この測定技術がなければこれらの 解析や規制は 進まなかったと 推察され. る。. 2). 簡易 法. 測定が、 専門家でなくとも 実施でき、. 結果が得られ、 安価で持 有効であ る。 大気汚染測定に. できれ ば 短時間で現場で. ち 運び易 い 器具を使えることは. 環境汚染問題に 対応するのに. おいて簡易化は 測定操作と サノ. プリ. ソグと 二つの側面があ. る⑦ 0. 前者についてはガス 検知. 管 や北散乱型粉塵 計 に代表される。 分光光度計さえ 容易に入手でぎなかった. 時代、. 発生源. における 低 濃度の塩素や 有機ガスの測定のために 開発された検知 管 ( 北川、 小林 ). ")は 今. 日の実質的な 種類は 50 種類程度であ. る ",。。 ,。)が 、 ・. この一部は環境庁が 測定機器や専門家な. しでも測定できることを 指向した排ガス⑦や 悪臭 ")の 簡易測定マニュアルや 衛生試験法②. に採用されている。. 光 散乱型粉塵 計 ")も 今日の日本では. 普及し、 簡易 法 の 範 時に入る。. 煙. 道 排ガス 73) や室内環境 ( ビル管理法 ) のの測定に適用されている。 サソプリ ソグ には人手 を 要するので、 捕集サソ プリソバ操作の 簡易化も意義があ る。 排ガスのバッバ サソ プリ ソ グ75)、 長時間平均濃度を 測定するためのパッシブサンプラ ロ。田)が 検討の結果実用されて いる。. 4. 我が国の諸学会における 研究 我が国の大気汚染研究の 中心は 1959 年 ( 昭和 34 年 ) に設立された 大気汚染研究全国協議 会 、 大気汚染研究協会 ( それぞれ大気環境学会の 前身 ) であ ったことは論を 待たないが、. 研究発表会、 分科会活動、 研究論文誌の 編集発行、 地域連絡委員会、 会の企画開催、 国際交流に及んだり。 現在の研究分科会は 発足当初の研究小委員会の その研究活動は. を汲むものであ る。 本学会の歴史的意義は 我が国で. " 大気汚染の専門家 ". 講演 流れ. がおらず、 それ. 医学、 薬学、 農学、 化学、 生物学、 気象学、 物理学、 工学など ) を 持つ時代に、 大気汚染に関心を 持つ研究者の 集う場を提供したことであ ろう。 これは期せ ずして学問分野としての 総合領域と学際的アプローチの 先鞭を付けることになった。 次に日本におけるいくつかの 関連学会の取り 組みについて 顧みる。 日本化学会では 年会 ぞれが別の専門分野. (. で工場 廃 ガス・廃水・ 公害の講演申し 込み部門 ( 発表 7 件 ) が昭和 29 年に設げられ 朝 、 昭 和 32年には工場廃棄物・ 防災化学、 Al年には汚染の 部門があ る。 会員 誌 " 化学と工業 " に は " 人間と化学 " 特集の一環として 昭和 45 年に初めて食糧問題などとともに 取り上げられ た 78) 。 同誌の巻頭言でも 環境問題にも 触れられ、 総説 " 環境と化学 " もこの頃 で、 翌年に は トピックス櫛のジャンルに。 環境科学 " が加えられた。 日本公衆衛生学会は. 綾学的アプローチ ". 響の明確化が 他の分野の研究の に最も近い学会であ. る。 疫学調査による 大気汚染の影 出発点になる 場合も少なくない。 この意味で大気汚染研究 が主流であ. った。 確認できる資料では. 昭和 30 年に疫学以覚に 環境保健の部門があ. 、 放射能の大気汚染や 室内環境問題が 取り上・げられている ")。 昭和 34 年の日本医学会総 会でのシソポジウム "都市公害の諸問題 " は大気汚染研究全国協議会の 結成の機運を 盛り り. |ド ・.
(15) 69. 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察 上げたといわれる。 。. 日本気象学会. :. 大気汚染は気象条件によって 支配されるとともに 気象を支配する。 1958. 最初で、 以来大気汚染研究会が 発足するま. 年の第. 1. 回の研究発表会で. で 毎年. 1. ∼ 8 件があ った 瑚 。 前述のように 気象化学の立場から 三宅 88) は戦前から調査を. 3. 件発表されたのが. 行っている。 日本学術会議は 我が国における 諸学会の研究連絡機関でもあ るが、 当時の大気汚染研究 協会の所属部門の 調整に手間取り、 第 7 部 ( 医学 ) に決まったのが 昭和 54 年であ った。。 これは同会議の 部門が縦割りで、 当時学際的で 総合領域の環境学のような 分野には対応で さなかったためと 推察される。 文部省の科学研究費の 研究分野に総合領域が 設げられたの は昭和 46 年で、 環境科学の細目はそれから 20 年以上経た平成 5 年のことであ る。 同会議の 中で例えば化学研究連絡委員会などでは 平成 5 年本格的に取り 上げ " 環境と化学 " の講演 を始めたが、 すでに地球環境時代初に 入っていた。 学会の状況を 欧米と対比すると、 英国では 1899 年以来 Coal Smoke Abatement S0ciety (1958以降 National Society for Clean Air) が、 米国では 1950 年 ( 昭和 25 年 ) 以来 Amehcan Air Pollution Control Association が活動してきた。 彼我の歴史の 差は 特に英国との 差は大きい。 全体的にみて、 我が国でもごく 少数の先駆的な 研究者が各々の 分野で大気汚染研究を 昭 和 30 年代までにすでに 始めていたことが 分かった。 その後、 公害の被害が 顕著になって 研 究数や関心をもつ 研究者は増えたが、 まだ、 被害者と一部の 問題意識の持つ 人々を別にす れば、 社会的な関心は 深まらず、 一過性のものであ った。 公害問題から 環境問題すなわち 特別有害なものを 排出せずとも 原因者となる 時代を迎え、 また地球規模汚染が 対応を迫ら れる時代 ")になってようやく 広く環境問題が 認識されるよ う になった。 この歴史は学問 所 究 領域が従来の 縦割りのみでは 機能できないことを 認識し、 総合領域と学際的アプローチ の時代への移行とほほ 対応している。 また、 一般論として 新しい装置やシステムの 基礎研究と実用研究の 間にはかなりの 乖離 があ り、 環境機器も例外ではない。 基礎がきても 実用化、 普及には 幾 段の研究が必要な 場 合が少なくない。 我が国のメーカ 一の大気汚染制御装置やシステムの. 誌 ②に見るよ はならない。. う. 技術資料 " 、 ")や学会. に、 メーカーが開発研究・ 実用化研究で 担った部分の 大きいことも 忘れて. 5. 祐 吉 これまで述べて きた よ や保全と無関係ではあ. う. に、 大気汚染研究は 基礎研究も応用研究も 環境のおかれた 実態. り得ないが、 研究の役割りを 大気汚染. 染 問題の歴史と 対比してみる、. 啓蒙の段階. :. ( 環境 ). 問題認識と個々の 汚. ことが重大にならない 前にあ るいは大多数. の人が認識する 以前に汚染物質と 汚染問題の存在を 指摘、 次に理工学的研究の 段階 二ズム の解明や測定法の 確立、 工学的対策の 研究、 最後は社会的対応の 段階 ソス 、. リスクアセスメ. :. : メカ. サーべ. う. ソト 、 防止システム 導入やモニタリ ソグ の実施になる。 過去のどの.
(16) 70. 堀 雅宏. 研究もこれらの 研究段階において 研究目的の達成にどれほど 寄与して来たかで、 評価され るべきであ る。 ところで、 1998 年 ( 平成 10 年 ) 現在、 環境ホルモ ソ が注目されている。 これは大気汚染 だけの問題ではないが、 これらの問題への 対応も今までの 汚染問題への 対応を顧みた 上で 進められなければならない。. 文. 献. 1)例えば日本における 大気汚染経験委員会編 補償予防協会 (1996)や環境庁 : 環境白書. :. 日本における 大気汚染経験、 公害健康被害. 2)@C D , Keeling@:@Atmospheric@ carbon@ dioxide@ variation@ at@ Magnaroa@ observatory Hawaii , Tellus@ Vol . 28@ 0.538-551(1976) 3)R.J.B け皿 :Air pollution monitoring, L.Stem; 加 r Pollution II p.441, Academic Press,New York (1㏄ 6) 4) 氷見康二、 八巻首 臣 、 鈴木武夫 : 大気環境学会の 沿革について、 大気汚染学会誌 V01.24. 334 (1989) ・. 5)藤原九十郎. :. 都市問題 15,. (1932). 59. 6) 有本邦太郎 : 第 4 回東京市衛生試験所報告 学術報告, 13 一 50(1928) 7)辻本 謙 之助 : 都市問題 14, 1705(1932) 8)三宅康雄、 川村清 : 気象集議 V0132, 96(1954) 9)Yoshikatu@. Nose:@ Bulletin@ of@ Yamaguchi@. Medical@. School@ Vol 7@ No , 391-105 ・. (1960) 10) 川村清、 三宅康雄 : 高層気象台業報、 V01.5, 76 一 82(1951) 11) 北川登姉、 小林義隆 : 高圧化学 V01.4,41 (1951) 12) 山田剛 : 資源技術研究所における 公害研究の歩み、 公害 Vol. 1(1) 40 一 47 (1966) 13) 村上恵一也 : 窯業協会誌 V01. ㎝,43 一 48(1956) 14) 鈴木武夫、 崇重治 : 大気汚染、 公衆衛生 V01.18 、 1 一 10(19 お ) 15) 三宅康雄、 川村清 : 気象 集誌 32 、 96 一 110(1954) 16) 氷見康二 : 公害と対策 V01.20.314(1991). 17)大気汚染研究全国協議会第. 大気汚染の測定法, コロナ 社 (1㏄ 2 18) 河村武也 : 日本気象学会 100 年史、 天気 29 、 299 一 314 (1982) 2. 小委員会編. :. Ⅰ. 19) 日本公衆衛生学会 : 第 9 回公衆衛生学会総会特集 (1954) 20) 日本化学会 : 化学と工業,7(2) A24(1954) 21) 科学技術情報 セ ソタ. 22)大気環境学会. :. 一 : 科学技術文献速報. 大気環境年会. (. Vol.1(1970). 大気汚染学会、. 大気汚染研究全国協議会. ) 年会講演要旨. 集 ( 第 1 ∼ 舘回 ). 23)大気環境学会 : 大気汚染学会誌総索引 (1990) 24)総理府・厚生省 : 環境白書 ( 昭和 45 、 46 年版 ) 、 環境庁. :. 環境白書. ( 昭和 49 年版∼ ).
(17) 日本における 大気汚染研究の 歴史的考察. 25)神奈川県. :. 大気汚染報告第. 1. 71. 報 ∼ 33 報 (1958 ∼ 1991) 及び神奈川の 大気汚染平成. 5 ∼. 8 年度版. 26)坂本和彦他 : 大気汚染の変遷、 大気汚染学会誌 V01.24,363一 387(1987) 27) 毎日新聞昭和 45 年 7 月 19 日朝刊号、 1 面 (1970) 28)@L , A Chambers:@Air@ pollution@ problems,@ L , Stern , Air@ Pollution@I@p, 8.@ Academic Press , New@ York@ (1966) 29)A , J Haagen-Smit@ et@ al:@ Ind Eng Chem , Vol , 45 , 2086(1953) 30) 東京都公害研究所 : 東京光化学スモッバに 関する調査研究 ( 第 1 報 ) P.288 一 300@ (1971) ・. ・. ・. 31) 東京都首都整備局公害部 一 49, V01.2.28. 一. :. ・. 東京都大気汚染調査の 概要 (1),(2) 、 大気汚染 V01.1,33. 39(1965). 32)加藤竜夫 : 分析化学 V01.15(1)14(1 ㏄ 6) 33)@Tokyo@ Metropolitan@ Government,@ Bereau@ of@Capital@ City@ Development: Airpollution@ , in@Tokyo-A@ summary@ of@Aerometric@ Surveys@During@ 1963-64(1965) 34 リ ヒ川 徹三 : 光化学スモッバの 研究、 紀伊国屋書店 (1981) 35)天谷和夫 : 大気汚染研究全国協議会大会講演要旨 集 p.191 (1971) 36) 前田泰明 : 大気汚染学会誌 V01.24. 397 一 402 (1989) 37)E .R .Stephens et al'.Intern . J. Air. Water Pollution Vo1.4, 79(1960) ㏄ ) 環境庁. :. ( 昭和 60 年版. 環境白書. ) p.7(1986). 39)窒素酸化物等に 係わる環境基準専門委員会 資料、 大気汚染学会誌. 窒素酸化物等に 係わる環境基準に 関する V01.7.33 、 77 、 143 、 149 、 151(1972) :. 40)George Gaid め as: 大気汚染学会誌 Vol.24(5.6),156 (1989) 41)大喜多敏一 : 大気保全学、 p.239 、 産業図書、 東京 (1982) 42)土屋 巌 : 地球は寒くなるか、 講談社、 東京 (1975) 43)朝倉 正 : 異常気象と環境汚染、 共立出版、 東京 (1974) 44)柳沢幸雄 :C02 ダブル、 三五館、 東京 (1997) 45)毎日新聞 1997 年 m2 月 12 日朝刊号、 1,5 面 (1997) 46) 秋元 肇 : 大気汚染学会誌 V01.24, 456 一 462 (1989). 47)F .S.Rowland 131. 一. and M .J.Molina: Revew. Geophys.. Spacephys.(USA)Vol.. 35 (1975). 48)通産省保護対策室監修、. オゾ ソ層 保護対策産業協議会編. :. オゾソ層 破壊物質使用削減. マニュアル (1991). 49)持田佐知子. オゾンホールの 発見、 天気 V01.67,65(1987) 50) 秋元 肇 : 大気汚染学会誌 V01.24, 456 一 462 (1989) 51) 日本における 大気汚染経験委員会編 : 日本における 大気汚染経験、 p.75 一 77 、 公害健 :. 康被害補償予防協会. (1996). 52) 長山淳 哉 監修、 ダイオキシ p.90. 一. 94(1997). ソ 問題を考える. 会編. :. ダイオキシ. ソ. 列島日本への 警告、.
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