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生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3) : 横浜市における調査結果の報告

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Academic year: 2021

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(1)生活実態及び期待の把握に関する母と子の. ズレについて(3) -横浜市における調査結果の報告垣. 野 On. Discrepancy. the. between. Aeknow・1edgments. A. Mothers. for. Report. Survey. Life. (3). in. Yokohama. Yoshiyuki. their. about. of Family. Expectation. the. on. Children. and. Condition. the. Mutual. and. 行. 義. City-. NoGAKI*. SUMMARY This. their. paper. to. aims. describe for the. acknowledgments In the part l and. II,. of objects and for their communication, household affairs, child's the. interesting. are. in. deep. think. of the. the. expectation. about discription Wbat. do. careers academic their children to. bigber. academic. boys. mothers. want. mothers their. to. to. to. is. so. discrepancy. also than. children. make. their. but. and say. much. of. of these. their. children. do・. so・. say. is. mothers. parents. do. children free. that. want. But. high. this. expect. mothers. expect. higher. expect lower. society. academic. academic career. academic in. kind. what. mothers. want. bigber. want. and. Mothers boys. speaking,. that. cbildrens'. many. speaking,. reasons. and. of. parents.. to. children. girls. mothers. analysis. children. Strictly. estimate. when. mothers. between the. and. with. and. sons,. One. high. in bone,. play. want mothers Generally get?. girls.. their. their. children. children. daughters.. their. career. academic. course. than. want. to. college their. found. we. of childrens' condition btlt Children do not children,. do to. examples,. the. about. on.. experiences. want. to. career. career. than. career. sad. of. For. useful And. etc.. aware. and. the. with life. oneself home. items.. to. so. survey, attributes their acknowledgment. about. become. and. this. children jn. about. expectation.. of. making. children. and. mutural. method. role. many. study. courses. children. complete. academic. and. in they. play. deal chiefly the future. abollt delightful kind of educational. and. advisors. of. and. parents'. them. between. much. to. aim. mothers. life and. education,. that. say. relation. make children this part III, we. the. and. important. most. of. manners,. between. between. family. mothers. pocket-money. and In. the. teaching. mothers. the. In respect. study. with between. discrepancy. trouble,. themselves. sol. dealt. we. discrepancy. the. discrepancy. the condition. of career. than today to. sons.. What delightful. kind. of. experiences,. *教育学教室(°ept.. experiences. with. children of Education). list. tbeis up. the. following. children ones,. seek taking. for them. and. avoid? so皿eWbere. As to.

(2) 11. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3) buyin岳something. play,. contrary,. vitb for. as. sad. corporal own. child. experiences,. punishment egoISm,. parentsl. we. nice. relation,. bone. children without. reason,. doing. life and. parents'gentle. list up. and. tbese丘ndings. expect. for them,. not. make. in this bone. the. breaking. e庁ort. paper. would. to. to. attitude followlng OneS・ a. understand be useful. them,. being. promise,. their for. On. etc・. scold・. the. especially. partiality showing feeling, etc・. betterment. Of. parent-. education.. は. じ. め. に. 第1部では,調査の目的,方法,被調査者の属性,コミュニケーショソを中心にした親 子の人間関係等を,第2部では,しつけ,学習,手伝い,小遣い,父親・母親像及び父 親・母親の役割に関して,母と子の問にどのようなズレが見られるか,調査の結果を分析 し,いくつかの興味深いズレを発見することができた。そしてこの調査の最終報告である この第3部では,進学期待,職業,子どもの将来の生活等の子どもの将来に関する項目を 中J[♪に,その他のいくつかの残された項目に関して,母と子ほ相互にどんな期待をいだき, それをどう受け止めているかについて問題にするとともに,両親との関係・生活において,. 子どもは父親あるいほ母親に対して,どのようなうれしい経験をまたどのような悲しい経 験をもっているかについての,子どの記述を分析してみたいと思う。 6.子どもの将来. 子どもの幸を願わない親はいない。そしてこの幸ほ現在に限定されるものでなく将来に 延長されるものである。むしろ力点は将来にあるといってもよかろう。子どもの将来の青 写真を具体的に措き,日々の営みがこれ総てその実現の過程であるといったものから,そ うしたことをほとんど意識しないものまで,その幅はかなり広いし,また,こんな人間に なってはしい,こんな生活をするようになってほしい,という親の子への期待が,親の一 方的な願いであるものから,子どもの性格・能力等を配慮した上でのものまで,種々の段 階が認められるが,親として子どもの将来をおもんばからない老ほいない。親の子-の意 図的な働きか桝も働きかける時はいつも子どもの将来像を念頭に思いうかべているとい うのではもちろんないが,親の子-の期待の集中的表現であると見ることができる。もち ろん,親め子への意図的な働きか桝こよって,子どもの将来が一方的に規定されるもので はない。既にふれたことではあるが,子どもの人間形成にとって,親の意図的働きかけの 重要性を否定するものではないが,それと並んで,いやそれ以上に,親が1個の人間とし てどう生きているかということ,つまり,親の価値観・人生観,それに支えられた生活態 度の方がより大きな意味を持っているといえる。こうした親の価値観・人生観が子どもに 投射されたもの,それが子-の期待である。したがってそれは,意識的なレベルであるい は無意識的なレベルで,絶えず子どもに働きかけているといってよいo 子の側からいえば,こうした親の期待を意識しているとほかぎらない。正しく受け止め ている老もあればそうでない老もあろう。またそうした期待に応えようと努力する老もあ ればその磁場から逃れようとする老もいるだろう。子どもが幼ければ幼いはど,モデルと.

(3) 12. 野. 垣. 義. 行. しての親の生活態度を全面的に受け入れるが,子どもは成長するにつれ親を批判の対象と して見つめ,親の生活態度を選択的に取り入れるようになる。そこでは,親の子への期待 が順機能的に作用することもあるだろうし,逆機能的に作用することもあるだろう。しか しそれを免ぬがれるわ桝こほいかない。こうした意味において,親が子どもの将来に関し てどんな期待を寄せているかということは,親の子への働きかけを規定するというだけで なく,子どもの人間形成,しかもそれは受動的に子どもが親の働きか桝こよってつくられ るというだけでなく,能動的な,子ども自身による自己形成にとっても,極めて重要な事 柄といわなければならない。したがって家庭教育にとって重要なことほ,単に家庭教育だ けでなく総ての教育においていえることだが,教育者が,この場合親であるが,実現しよ. うとする人間像,教育目的,その実現が被教育者である子どもにとってどんな意味を持っ ているかということを,子どもに自覚させることである。そのためには,実現しようとす る人間像が,子どもからいえば自己の将来像であるが,子どもにとって魅力的なものでな ければならないoつまり,親によって一方的に規定されたものでなく,子どもの性格・能 力等に立脚したものであることが必要であるoそうであってはじめて子どもはその教育目 的の意義を自覚し,その実現に向っての意識的努力が可能になる。そこでは,親の子への 意識的働きかけと,子の方のその目的へ向っての自己形成が結合し,効率的な人間形成を 結果するであろう。. 子どもの将来と一口にいっても,時間的にも空間的にもその領域は極めて広い。如何な る事噴を取りあげるかということも重要な問題であろうが,ここでほ子どもの将来だけで なく子どもの現在の生活のかなりの部分を規定している「進学期待+,そこで獲得された 学歴と高い相関関係にある「職業+,その職業によって規定されるところの大きい「生活+ について問題にするo以上の三者に関して,母は子に対してどんな期待をいだいているか, それを子ほどう受け止めているか,また道に,子ども自身ほどんな期待をもちそれを母親 はどう受け止めているか,といった認知の一致・ズレについて見ていこう。 1)進学期待. 学校基本調査によると昭和45年度の高校進学率は全国平均で82.1%,大学進学率は 23・4%であるo. アメリカのそれにほまだ及ばないとしてもその伸びほ著しく,高校進学 率は昭和47年春には85%を越え, 50年には90%ラインに近づくだろうと予想され ているoこうした結果を生み出した理由としてほ,経済の高度成長,科学技術の進歩,そ れに基づく企業の要求などいろいろな要因が作用しているが,何よりも強い要因は強烈な. 進学意欲,もっと端的にほ学歴志向的態度である○学歴が立身出世(社会的上昇移動)の 手段として機能してきたことほ歴史的事実であるし,実力主義が叫ばれている今日におい てなお,学歴ほ社会的地位,職業を規定する最大の要因である。有利な学歴を持った老が 有利な経歴を期待しうる社会の仕組み,つまり学歴主義が支配する社会を学歴社会という のだろうが,その呼称ほ決して誇張でほないoところで学歴主義にほ2つのものが区分さ れるoその一つほ中学・高校・大学といった段階別学歴において,高学歴暑が高い評蛎を 受けるという,いわば垂直的な学歴主義であり,いま一つほ同一段階の学歴において,出.

(4) 13. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3) 第102表. \. 短 r苛. 母. 千. 20 1.6. 453. 16. 370. 大. 29.8. 184 14,8. 530. 101. 672 8.1. X. FS. 中 仁コ. 「司. 短. 11. 大 1. 大. 短. 仁:I. 同. 1. 32 2.6. 大. 】. 3. 0. 108. 6. 43. 37. 31. 20. 435. 31. 0. 20. 8. 5 6. t. 16. r. 370. 101. 】. ll. 0.9. 1241 100.0. 5 0.4. 1241 100.0. 227. 672. 2.2. 1. 】 ;. 9 2 12. 計. NA. 丁 ̄l. 1. 5. 95・. NA. 計. ll. そ の他. 大学院. 39. その他. 計. 母×子. 276. 大学院. NA. 局. 千-の進学期待. 2. の他. 0.9. 52... 54.1. 大. そ. 大学院. 42.7. 第103表 中. 大. (含高専). 36.5. 1.3. 子-の進学期待. t. 20. 2. i. 453. 1. j. 184. 6In¶〉m530. T. 32. 0. 0. 11. 0. 11. 50. 】. 27. 5. 1241. 身校の固有名詞あるいほ一流・二流といった格づ桝こよって評価される,いわば水平的な 学歴主義である。進学期待をとりあげる場合,この両者を合わせ問題にすることが望まし いが,ここでは前者すなわち学校段階別学歴を問題にする。 親の教育に対する関心の大部分は進学にあるといってもいいと思うが,親ほわが子妃ど. んな学歴を斯待しているのだろうか。また子ほどこまで進学したいと思っているだろうか。 もちろん,進学したいからといってその希望する学歴が獲得できるものでなく,子ども自 身の能力・親の経済的能力等いろいろな要因が作用していることほいうまでもないが,こ こでほ期待のレベルで,母と子がどんな進学期待をいだいているか眺めてみた。 まず子-の進学期待から見ていこう。母はわが子をどこまで進学させたいと思っている か,その母の期待をどう受け止めているかを示したものが第102表である。表を一見して 明らかなように,千-の進学期待ほ極めて高い。短大も含めると母親の約60%もの者が, わが子に大学以上の学歴を期待している。こうした母親の期待を子どもはどう受け止めて いるだろうか。母親が自分に大学(短大を含む)以上の学歴を期待していると受け止めて いる者は約66%で,子の方が高いとほいえ,母凝の期待とほぼ一致しているといえる。 学歴段階別に個々に見ていくと,中学・高校・短大でほ子の方が低く,大学・大学院でほ 高くなっており,子ほ母の期待をより高い方で受け止めているといえる。そしてこれには, 「もっと頑張らなくてほいい学校に入れませんよ。+といった,学習・進学に関する母親の.

(5) 14. 野. 第104表. \さ+-\\ 中. 9. 小. 局. 185. 短. 大. 116 17.6. 垣. 行. 義. 小・中×子-の進学期 大. 大学院. そ の他. 計. NA. 317 48.0. 22. 3.3. 0.8. 6 0.9. 660 100.0. 213. 10 1.7. 6 1.0. 5. 0.9. 581 100.Q. 43. 8. 2. 1.2. 0.3. 1.4. 28.0. ll 1.9. 268 46.1. 68. 4. 133 20.2. 55 8.3. 415. 237. 46. 257 44.2. 5. 母. 中 小. 0.6. ll.7. 36.7. 62.9. 6.5. 660 100.0. 千. 中. 12 2.1. 40.8. 7.9. 第105表 中. 男. l昂. 8 1.2. 158 24.5. 短. 大 31. 4.8. 7 1.2. 19. 3. 3.3. 581 100.0. 0.5. 性×子-の進学期待 大. 大学院. 414 64.1. 27 4.2. その他. NA. 計. 3. 5. 646. 0.5. 0.8. 100.0. 8 1.3. 冒.oi至3芸.o. 母 12. 2.0. 116 E l≡喜.8 2芸芸.5. 男. 7 1. 1. 111 17.2. 女. 9 1. 5. 2雲冒.6r f….1. 女. 5 0.8. 19.5. 29 4.5. 39. 443. 68.6. 6.0. 14 2.2. 3. 0.5. 646 100.0. 2 0.2. 594 100.0. チ 228. ll. 38.4. 1.9. 13 2.2. 日常の言動が強く反映していると見てよかろう。なお母親の回答と子どもの回答とをクロ スさせたものが第103表で,その一致度は61.7%であった。 こうした進学期待は,子の年令・性によって強く規定されていると考えられるので,吹 にこの点について問題にしてみよう。小・中別,性別に母の子-の進学期待と,それを子 がどう受け止めているかを示したものが第104. 105表である。まず母の子への進学期待 から見ていこう。同じくわが子といっても,その子が小学校5年生か中学校2年生かでは, ・. 子への進学期待はかなり異なっている。高校と大学(短大を含む,以下同じ)のところで 一線を引くと,高校まででよいというもの,小の母では約29%に対して中の母では48% と高く,大学以上の学歴を期待する母は,小の約69%に対し中でほ約50%と逆に低く なっている。母の子への進学期待が小よりも中で低くなるということは,どう理解したら よいのだろうか。こうした懐向は同様の他の調査でも見うけられることであるが,これは. 小学校段階でほ高校・大学-の進学ほかなり先のことであって,親の方もそれほど切実に 感じていず単なる期待のレベルに止まっているものが,中学2年生ともなると高校進学は 目先のことであり,また先にふれたように,子どもの能力・親の経済力等との関連から, 進学の見通しも次第に明確になってくるため,実現可能性との関連で上級学校-の進学が.

(6) 15、. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). 考慮されるため,子への進学期待が低下するものと考えられる。一方子どもはこうした母 の期待をどう受け止めているか。大学以上の学歴を期待する母親,小で約69%,中で約 と,第102表でも見たよう 50%であるのに対し,子の方は/J、で約78%,中で約53% に,子ほ母の進学期待をより高い方向で受け止めてはいるが,全体の傾向は母のそれと類 似している。小に比して中で母・子問のズレがやや縮小しているが,これは,こうしたこ. とが話題にのぼることがより多く,親の期待を捉えやすいためではなかろうか。 子どもの性によって母の子-の進学期待ほどうちがうだろうか。上と同じように高校と 大学の問で一線を引いて見ると,高校までの学歴でよいという母親,男子に対してほ紛 26%,女子に対しては約52%,大学以上の学歴を期待している母親,男子に対してほ約 73%,女子に対しては紛46%で,女子に対しても約半数の母親ほ,子への進学期待を大 学とはいうものの,そのうちの半数以上ほ短大であることからも明らかなように,男子に 対する進学期待の方が断然高く,男子に対しては大学,女子に対して高校あるいは短大と いうのが,進学期待の一般的パターγと見てよさそうである。こうした母の期待杏,前に も見たように子の方ほより高く受け止める傾向があるというものの,その性による差に関 しては大体正しく捉えているといってよかろう。. 母の子への進学期待は,母親の学歴,母親の年令,母親の就労形態,地域を分析軸とし 第106表. \ 36. 母. 480. 2.9. 38.7. 38. チ. 短. 高. 443 35.7. 3.1. 大 130 10.5. 508. 151 12.2. 520. 室i. 327. 13. 24. 大. 短. 大. 53. 77. 48. 52. 9. その他 NA. 1. i. 9 38. 1. 443. t. 1241. 0.3. 100.0. 母×子 そ の他. 計. NA. 0. 2. 1. 2. 1. 36. 5. 3. 1. 2. 1. 480 130. 359. 39. ll. 17. 508 3. 9. 520. 1241 100.0. 4. 1.5. 3. oE35 oJ25 27. 10 151. 27 2.2. 19. 5.3. 大学院. 1. 大学院. 計. 66. 子の進学期待. 56. 大. 25 2.0. 2.8. 41.9. 15. 14. 高l. 短. 35. 40.9. 計. NA. そ の他. 大学院. 第107表 局. 子の進学期待. 66. 1. 19. 1241.

(7) 16. 野. 行. 義. 垣. た場合,それぞれ統計的有意差が認められた。母親の学歴では,学歴が高くなるほど子へ の進学期待ほ高い。母親の年令でほ, れないが,. 45才までの母親に関してほそれほどの差ほ認めら. 45才以上になると進学期待は急に低下する。これにほいろいろな要因が作用. していると考えられるが,その最大のものは,高年令の母親の場合,当然のことだがその 子は中である割合が高く,第104表で見た差が反映しているといってよかろう。母親の 就労形態では,共稼,. /ミート・タイム,内職,主婦の順で,地域でほ,農業,工業,商業, 旧市,新興・公団住宅地の順で,母の子-の進学期待ほ高くなっている。 以上,母の子-の進学期待とそれを子がどう受け止めているか見てきたが,次に,子ど も自身はどこまで進学したいと思っているか,そしてそれを母親はどう受け止めているか. を問題にしてみたい。第106表は子の進学期待を示したものである。前と同じように高 校までと大学以上に2分して見ると,子の進学期待は,高校まででよいという者約39%, 大学以上という者約59%でその差は約20%,大学以上の学歴を期待している子が多い ことが知られる。こうした子の期待を母はどう受け止めているか。子の進学期待が高校ま でと見ている母ほ約42%,大学以上と見ている母ほ約54%,半数以上の母親ほ,子ども が大学以上の学歴を期待していると受け止めているが,その差は約12%で低学歴の方に 第108表. 小・中×子の進学期待. \ \. 高. 短. 大. 大学院. 小. 12 1.8. 209 31.7. 73 ll.1. 314 47.6. 23 3.5. 中. 24 4.1. 271 46.6. 57 9.8. 194 33.4. 12. 13. 187 28.3. 74. 325. 52. そ の他. NA. 19. 10. 2.9. 汁 660. 1.5. 100.0. 母. 小. 2.0 25. 4.3. 256 44.1. ll.2. 49.2. 77. 1.0. 7.9. 195. 13.3. 6. 2.1. 14 2.4. 33.6. 17 2.9. 7. 2. 1.1. 0.3. 12 2.1. 2. 0.3. 581. 100.0 660 100.0. i +. 第109表. \モ\. 局. 581 100.0. 性×子の進学期待 大学院lそ. 短大i. 20 3.1. 129g.4i 2圭.3. 16. 289. 369 57.1. 27 4.2. の他 8 1.2. NA ll. 1.7. 計 646 100.0. 母 女. 男 女. 2.7 24. 3.7 14 2.4. 48.7 188. 29.1 255. 42.9. 109 18.4 57. 8.8. 139 23.4. 317 49.1. 冒含.81 2監... 8 1.3 46. 7.1 20. 3.4. 17 2.9. 16. 10 1.5. 4. 9. 0 0. 1.5. 2.7. 0.6. 594 100.0 646 100.0 594 100.0. ・.

(8) 17. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). 傾斜している。そしてこのことは上に見た母親自身の子-の進学期待を反映しているもの と考えられる。母と子の回答をクロスさせたものが第107表であるが,その一致率は 63.5%であったがこの数値はかなり高いといえるのでほないかo 子ども自身の進学期待は子の年令・性によってどう変わるだろうかo小・中別,陛別に ょる子の進学期待と,それを母親がどう受け止めているかを示したものが第108・109表 である。子どもが小の場合,自己の進学期待,高校まででいいという者約30%,これに 対して大学以上という老約68%で,大学以上の学歴を期待している者が倍以上にのぼっ 49%で,相半ばしてお. ている。他方中でほ,高校まででと大学以上はそれぞれ約48%, り,中になると子ども自身の進学期待も低下することが知られるoこうした子どもの進学 期待を母親はどう受け止めているかo小の母の場合,子の進学期待を高校までと見る老約 45%で,傾向は一 34%,大学以上と見る老約62%,中の母の場合ほそれぞれ約51%, 致しているが,・既に見たように子どもの期待をより低い方向で受け止めているといえるo. 性によって子の進学期待ほどうかわるだろうかo男子の場合,高校まででよいとう老紛 33%,大学以上の学歴を期待している者65%,これに対して女子の場合はそれぞれ約 45%,. 53%で,進学期待は当然のことながら男子の方がかなり高いo. こうした子どもの. 期待を母親はどう受け止めているかo男子の母の場合,個々の学校段階については子の期 待と若干ズレているが,高校までと大学以上に2分すると,その傾向ははとんど一致して いるといってよく,母は子の進学期待を正しく捉えているといえるo他方女子の母の場合, 子の進学期待が高校までと受け止めている老約51%,大学以上と見る者約43%で,千 の期待をより低い方向で捉えているといえるo子どもが男子の場合,その母親の子の期待 の認知がより確かということは,母親の関心が男子により集中していることを物語るもの・ であろうか。. 子の進学期待においても,母の子-の進学期待と同じく,母親の学歴,母親の年令,母 親の就労形態,地域を分析軸とした場合,それぞれ統計的有意差が認められたo母親の学 歴でほ,母親の学歴の高い子の方が進学期待が高いo母親の年令では,母親の年令が45q 才以上になると進学期待は急速に低下する。母親の就労形態でほ,子の進学期待は共稼, ′く-ト・タイムで低く,次いで内職,主婦で最も高いo地域では,工業,農業で低く,次 いで商業,旧市・新興・公団住宅地で最も高くなっているo 以上,母親はわが子をどこまで進学させたいと思っているか,子ほそれをどう受け止め ているか,さらには子ども自身どこまで進学したいと思っているか,母親はそれをどう受 け止めているか,といったことについて問題にしてきたoでは母の子-の進学期待と子自 105・108・109表に示したものと重なり 身の進学期待との関係ほどうだろうかo第104・ 合うが,両者の関係を小・中別'性別に改めて示すと第110・111表の通りであるoまず 第110表から見ていこう.進学期待が中で低いことはこれまで見た通りであり,学歴段 階別に個々に見ると,チ-の進学期待と子の進学期待との間にほ若干のズレが認められる が,高校までと大学以上に2分して見ると,両者間の一致度は高いoすなわち,進学期待 を高校までという者,小の母で約29%,子で約30%・中ではそれぞれともに約48%・.

(9) 18. 野. 第110表. \こ\. 垣. 義. 行. 小・中×子への進学期待(母)・子の進学期待(千) 中. \. 子への進学 期待(母). 9 1.4. 局 185. 短. 大. 116. 28.0. 大学院】その他f 22. 317. 17.6. 48.0. 3.3. 13 2.0. 187. 74 ll.2. 325. 28.3. 千-の進学 期待(母). ll 1.9. 268 46.1. 68 ll.7. 213. 36.7. 1.7. 子の進学 期待(子). 25 4.3. 256. 77. 195 33.6. 14 2.4. 中. 第111表. ㌔-男. 44.1. 13.3. 性×子-の進学期待 局. 短. 52 7.9. 49.2. (母). 大i. 大. 10. 6 0.9. 660 100.0. 7. 2. 1.1. 0.3. 660 100.0. 6. 5. 581. 1.0. 0.9. 100.0. 12 2.1. 31 4 57. 子の進学 期待(子). 24 3.7. 188. 千-の進学 期待(母). 12 2.0. 294. 子の進学. 14. 255. 29.1. 49.5. 女. 期待(千). 2.4. 42.9. 8. 8 8. 大学院. 153. 25.8. 414 64.1. 27 4.2. 317. 46. 49.1. 116 19.5. 2. 0.3. ・子の進学期待(千) その他. -、\、\.-__I_ーi中 苧.2 嘉首背戸 j 158 24.5. 計. 5 0.8. 小 子の進学 期待(千). NA. NA. 計. 3. 5. 0.5. 0.8. 646 100.0. 10 1.5. 4. 5. 8. 6. 0.8. 1.3. 1.0. 7.1. 230.4 冒含.8 I?302.. Z. 646 100.0. 0.6. 9. 0. 1.5. 0. 大学以上という者,小の母で約69%,子で約68%,中ではそれぞれ約50%,. 594 100.0 594 100.0. 49%であ. るo第111表性別に見た場合であるが,女子に比して男子において進学期待が高いとい うことは・これまで見てきた通りであるが,次のような興味深い事実が発見された。男子 の場合,進学期待を高校までという老,母で約26%,これに対し子の方でほ約33%と 高くなっている。大学以上という着でほ母約73%に対し子では65%と逆に低くなって いるoつまり子への進学期待がの進学期期を上回っているのである。他方女子の場合,高 校までという老,僧で約52%,子で紛45%,これに対し大学以上という老,母で約46%, しかもそのうち短大というのが半数以上を占めているが,子で約53%で短大の割合は低 く,男子の場合と逆の傾向を示しているoつまり女子は母が期待する以上の進学期待を有 しているというわけであるoこうした数値ほ,母親が男子の進学に対してより積極的で, 学歴の持つ意味をより重視していることを物語っているものと考えられる。 2)職. 業. 職業の選択・決定ほ,最終的には子ども自身が行なうことであろうが,親として当然か くあってほしいという期待があるにちがいないoその期待ほ,具体的な職業名として指摘 できるものから漠たるものまで,その幅は広いであろうが,親の子への働きかけを規定す.

(10) 19. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). る極めて重要なものであるといえる。上で母の子に対する進学期待を問題としてきたが, 親が子の進学にそれほど関心を示し熱心であるのほ,どんな学歴を獲得するかということ が,どんな職業に就くかということと直結していると判断しているためであろうoそして この職業が子どもの将来の生活のあり方を大幅に規定するのであるから,子どもの将来の 幸を何よりも願っている親として無関心ではいられまい。 親ほ子にどんな職業を期待しているか,子は親の期待をどのように受け止めているか, また子ども自身ほ将来どんな職業に就きたいと思っているか,それを親はどう受け止めて いるか,といったことをここでは問題としたい。職業ということになると,女子にあって. も学校を卒業してから結婿するまで就職するのが一般的であり,また結解しても共稼とい う形で就労する老が増大していることは事実であるが,それが男子に対して持っ意味と, 女子に対するそれとでほかなりの落差があると思われる。また自己の将来とか自分自身に っいて考えることのあまりない小と,そうしたことを考えほじめ,将来の方向にかなり大 きな影響をもつ高校進学をひかえた中とでは,職業についての受け止め方がかなり違うこ とが予想される。したがってこの問題ほ,こうした性,小・中をはじめ他の分析軸を通し てのインチソシブな考察が要求されるが,ことでは整理の都合上,全体としての傾向を指 摘するに止めたい。 第112表ほ,母親が子どもに就かせたい職業として何を考えているか,それを子ども r一致+というのは,母 はどう受け止めているかを示してたものである.第112表の1 子につかせたい職業. 第112表. \ \. 3.. 致. 1.一. 2.不一致. 127. 母. 10.2 127 10.2. チ. わからない. 4.子がのぞ むものなら. NA. よい. 227 18.3. 206 16.6. 648 52.2. 33 2.7. 1241. 220 17.7. 309 24.9. 570 45.9. 15. 1241. 第113表. 子につかせたい職業. 100.0. 】. 1.2. 100・0. 母×子. \子. 2篭3i4iNAi計・. 母\---\ー,1. 0. 0. 0. 127. 134. 32. 59. 2. 227. 3. 21. 84. 97. 4. 206. 4. 61. 398. 5. 648. 1. 127. 2. 0. 0. NA. 計. l. 127. 1. 220. 184. 9. 16. 309. 570. 33. 15. 1. 1241. (.

(11) 20. 野. 転. 行. 義. の子につかせたい職業とその意向を受け止めて子があげた職業とが一致したもの,但し一 方が「銀行員+といい他方が「サラ1)-マン+といった程度のものは一致と見なした。 「不一致+は母と子があげた職業が一致しないもの,また一方が職業名をあげているが他 方が「わからない+といったもの等を含む。 4. い+と答えたもの。. 3. 「わからない+ほ母子ともに「わからな. 「子どもがのぞむものならなよい+というのは,母がそのように答. え,子が「あなたがのぞむものなら何でもよいと考えている+と答えたものである。母と 子があげた職業が一致した「1+は約10%,この数値,高いのか低いのか比較すべきも のを持たないので何ともいえないが,これから判断するかぎり,子どもの将来の職業につ いて母子間で話題になることがあるとしても,それはど真剣にほ話されていないといえそ うである。 「4+というのが母の約52%に対し子では約46%と若干のズレがあると紘 いえ,母の意向を大体正しく捉えているといえる。半数以上の母親が「子どもが望むもの なら何でもよい+といっている。この数値,子どもの意向を大切にするものわかりのいい 母親が多いことを示すものなのか,いろいろと注文してもどうせいうことをきかないのだ から,子どもの希望通りするしかないといったあきら衿ないのか,それとも民主的な母親 であることを示すタテマ-意識のあらわれなのか,その点何ともいえないが,親としても っとはっきりとした意見を持っていてもいいのでほなかろうか。なお母と子の回答をクロ スしたものが第113表である。 子どもはどんな職業に就きたいと思い,それを母親ほどう受け止めているだろうか。そ. れを示したのが第114表である。子が就きたいという職業と同一の職業をあげた母,つ まり1. 「一致+ほ約14%,この数値ほ第112表でみた「一致+よりも高いが,これは母 第114表. 子がつきたい職業. RI r. \. 1.. &. -. 167. 母. 13.5 167 13.5. 千. 3.わからない. 2.不一致. NA. 236 19.0. 779 62.8. 59. 441 35.5. 609 49.1. 24 1.9. 第115表. 子がつきたい職業. 4.8. 計 1241. 100.0 1241. 100.0. 母×子. \. \. 1. 2. 3. NA. \ 1. 1. 167 163. 【. 274. 1. NA. 計. 167. I. 441. 計. 0. 167. 69. 236. 498. 779. 42. 13. 609. 24. 59 1241. 2.

(12) 21. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). が自分にどんな職業に就かせたいと思っているかということに関心を持つよりも,子の希 「わからない+という子. 3. 望に対する母親の関心の方が強いことを物語るものであろうo. は約半数の49%,彼らが実際に職業に直面するのほかなり先のことであり・就職のこと を真剣に考えないのほむしろ当然のことかもしれないoしかし確たる職種をあげることは できなくても,希望のレベルでは職業名をあげることほできそうなものだと思うが,その ように答えてくれなかったのは,質問自体に問題があったのかもしれないoなお母と子の 回答をクロスしたものが第115表であるo 3)将来の生活. 子どもの将来の生活は子ども自身のものであって,いかに親といえそれを全面的に規定 するわ桝こはいかない。では,子どもが将来どんな生活をするかということに・親が全く 無力かというともちろんそうではないo誕生から独立までの長期にわたる生活の共有を通 じて,意識的あるいは無意識的な親の子に対する働きかけを通じて,子どもほ親の価値 観・人生観を内面化し,親が価値ありと認めるものに子どもも価値を見出すようになるも のである。既にふれたように,親の子-の働きかけが順境能としてばかりでなく,道横能 として作用することも当然あるわけだから,親の鋳型に子どもほ形成されるというもので もないが,子どもの価値観・人生観は親のそれと没交渉ということは考えられないo親の 第116表. 二ゝ 母. 千. 1. 子に期待する生活. 81 6.5. 720 58.0. 79. 704. 6.4. 13 1.0. 5.3. 第117表 千. 2. 1. 25.7. NA. 1.0. 煎1. 81 6.5. 13. 147. 31 2.5. 209. 66. 56.7. 319. 16.8. ll.8. 子に期待する生活. 計. 6. 2. 1241 100.0. 5. 1241. 100.0. 0.4. 母×子 計. NA. 3. 母. A. ll. 1. 5. 457. 242. 29. 10 105. 720. 14. 68. T` ̄p4皇21o 4. ち 18. 5. i. 5. 145. 39. 28 4. 74. l12. 13. 0. ー二享亡ill 17. 81. O. ll. O. 1. 319 81. 4. 13. 6. 計. 14. ll. NA 79. 704. 66. 209. ・47. 岳 31. i. 5. 1241.

(13) 22. 野. 垣. 行. 義. 子に期待する生活,それは親の価値観・人生観の集中的反映である。子どもへの働きかけ において,親がいっもそうした将来の生活を自覚しているわけでほもちろんないが,子へ の働きかけの程度や方向を規定する,いわば形成目的と見ることができる。 母は子の将来にどんな生活を期待し,それを子はどう受け止めているか,また子ほ将来 どんな生活をしたいと思い,それを母ほどう受け止めているだろうか。さらにほ母が子に 期待する生活と, 子自身が期待する生活との対応関係ほどうだろうか。 まず第116表, 明すると,. 1ほ. 母の子に期待する生活とその受容から眺めてみよう。選択肢について読 「経済的に(お金や物にめぐまれた)豊かな生活+ 〔註( )ほ子ども用. 調査票の表現〕, 2は「平凡でも家族-しょに楽しめる生活+, の高い(有名になったりみんなの上に立った)生活+, ことのできる生活+,. 3ほ「社会的な地位,名声. 4は「自分の才能や能力をのばす. 5は「社会のた捌こつくすことのできる生活+,. 6ほ「その他+とい. うものであるo. 5つの生活類型のうち・母が子に期待するものほ何だろうか.母親に最も 人気のある生活類型ほ「2+で,半数以上の58%もの母親がわが子に期待している。い わば片隅の幸福とでもいおうか,マイホーム主義的な生活を高く評価していることがうか がえる。さきに母の子-の進学期待が高いことを見たが,それは決して時代的な立身出世 主義を目指したものでないことが知られる。ホンネは豊かな経済力・社会的名声かもしれ ないが,今日の社会にあってほよほどのつきのないかぎり実現不可能という判断から,そ れならばせめて楽しい家庭の実現をというのではなかろうか。そしてこうした生活を獲得 するためにこそ,高い進学期待・競争志向的態度が必要だと判断しているのかもしれない。 そしてこのことは社会的現実に照して当っているのでほないか。こうした母の期待を,そ のように受け止めている子ほ約57%でほとんど一致している。母親に,次に人気のある 生活類型ほ「4+で約26%,このように受け止めている子ほ約17%とかなりのズレが 認められるo母と子の問にズレが認められるのは「5+のいわば社会奉仕型,. 「3+の立. 身出世型であるが,これほともに母の期待以上に子ほ受け止めているが,これは母親の日 常の言動が競争志向的であることの反映と見てよいではないか。母親の回答と子どもの回 答をクロスしたのが第117表であるが,その一致率は42.4%である。 こうした将来の生活ほ,子どもの年令・性と無関係ではないと想定されるので,次にこ の点について眺めてみようo小・中別,性別に母の子に期待する生活と,それを子がどう 受け止めているかを示したものが第118 119表であるoまず子に期待する生活から見て ・. いこうoマイホーム型の「2+が小・中とも過半数にのばっているが,小の約54%に対 して中では約63%と高くなっているo他方「4+の自己を生かす生活型,. 「5+の社会 奉仕型を期待する割合は小の方が高くなっいるoこれらから見るかぎり,子どもが大きく なるにしたがって,母の期待も現実と妥協し「2+あたりに収赦するようである。他方子 どもほ,こうした母親の期待をどう受け止めているだろうかo. の傾向も母のそれと類似しているが,子の方に特徴的なことほ, の社会奉仕塑が母親の期待よりもかなり高いこと, 逆に子でほ中の方が高いということである。. 「2+が過半数を占軌 「3+の立身出世型,「5+. 「4+の自己を生かす生活型,母とほ. そ.

(14) 23. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3) 小・中×子に期待する生活. 第118表. \こ-\\ 37. 53 8.0. 7 1.1. 9 1.4. 660 100.0. 126 21.7. 28. 6 1.0. 5. 581. 0.9. 100.0. 2. 0.3. 660 100.0. 3. 581. 0.5. 100.0. 5. 364 62.7. 8. 7.6. 小. 41 6.2. 369 55.9. 中. 38 6.5. 2去.6 5 111岩.3 9.1 3喜57.7i. 5.6. 0.8. 母 44. 1.4. 97. 45. 6.8. 14.7. 4.8. 冒芸.2弓1至.8 53. 第119表. 計. 193 29.2. 356 53.9. 小. NA. 19 3.3. 性×子に期待する生活. \. \ 男. 45. 7.0. 315 48.8. 4. 211 32.7. 47. 1.5. 108. 34. 10. 母 女. 36. 404. 5. 3. 2. 3 0.5. 6.1. 68.0. 男. 46 7.1. 296 45.8. 49. 33 5.6. 408 68.7. 17. 女. 7.6. 18.2 122. 18.9. 7.3. 5.7 108. 16.7. 千 2.9. 雪64.5 I 3冨.6. 計. NA 8 1.2. 10 1.5. 5. 4. 0.8. 0.7. 2去.3t 芸.6 10 1.7. 1 0.2. 646 100.0 594 100.0 646. 100.0 594 100.0. 性によって母の期待はどうちがうだろうかo女子の場合,結掛こよる配偶者のあり方に ょってその生活が大幅に規定されるので,男子と同一レベルで取りあつかうことには問題 があるかもしれないが,そうしたことを含みながら結果を見ていこうo母の子に期待する 生活,ここでも「2+というのが高いが,男子に対しては約49%であるのに,女子に対 しては68%とその差はかなり大きい。次いで「4+というのが高いが,男子約33%に 対して女子では約18%と道転している。こうした母の期待を子ほどう受け止めているか, 「4+ほ 「3+・「5+ほ子の方がより高く, 「2+に関してほその類似度ほ極めて高いが, やや低く受け止めている。 母の子に期待する生活,母親の学歴・母親の就労形態・地域を分析の軸にした場合統計 的有意差が認められた。それらについて簡単にふれると,まず母親の学歴でほ,. 「2+の. マイホーム型ほ母の学歴「初(高小・新中)+・「中(高女・新高)+・「高(短大以上)+で 54%, 44%と学歴が高くなるはど低くなり,この傾向ほ「1+でも認 それぞれ約64%, 31%, 35%と学歴が高くなるほど高くな められたoこれに対し「4+でほ道に約20%, 「2+というもの「内職+・ り,この傾向ほ「5+でも認められた。母親の就労形態でほ, 「4+は「主婦+ 「主婦+ (54%)で低いo 「パート・タイム+ (ともに63%台)が高く,.

(15) 24. 野. 垣. 第120表. 行. 義. 子が期待する生活. \. 5. 179 14.4. 母. 512. ll 0.9. 41.3. 41 3.3. 第121義. :送. 1. 1. 16. 2. 33. t. 35. 99L. 361さ. 6. ). 5. 1. 3. 81. で高く(29%),. 1. F. 211.7. 1241. J 3.5. 母×子. d. 60. 15. 148. 1. 1. 3. F. l. 1. 179. 35. 1. 8. 1. 2. 【. 512. 0. o. l. ll. 8. ㌔ー【+. 25. 18. 計. 17. -. 18. 】. 計i. 13 2. ]. 37. 1 241. NA. 5J. 5. 51. 4.1. 9.2. 子が期待する生活. 計. 3.3. 114. 22.6. 2l. {ヱ+1・ 4‡22i142F ̄. 41. 84 6.8. 281. 8去.5 i 6冒言.2. チ. NA. 363 29.3. NA. 363. 23. 10. 35. 0. 84. 0. 41. 5. i. 697. 41. 281. I. 「パート・タイム+で低い(18%)0. めていた(10%)。地域でほ,. 公団住宅街+で低い(約54%)0 高い(紛30%)。そのほか「農業+,. 114. 「1+ほ. 「2+というもの「農業住宅街+ 「4+は逆に「農業+で低く. 「1+で高く(約11%),. 51 21. L. 1241. 6. 「共稼+が他の2倍近くを占. に高く(紛66%),「新興・ (17%),. 「新興・公団+で. 「5+で低い(約. 3%)と. いう面白い傾向が認められた。. では子自身ほ自分の将来の生活としてどんな類型を望み,それを母はどう受け止めてい るだろうかo. 両者の関係を示したものが第120表である。子の約56%は「2+のマイ. ホーム型の生活を期待しているが,そのように受け止めている母ほ約41%でかなりのズ レが認められる。次いで「4+の自己実現塾を望む子が多いがその割合ほ約23%,これ に対し母ほ約29%でわずかの差とほいえ母の方が高い。. 「1+の経済的に豊かな生活,. これも立身出世型の一形態であろうが,これは母の方,子の倍以上に受け止め,同じく立 身出世型である「3+は,母・子とも数値は低いとはいえ,母は子の3分の1以下で,母 ほわが子の将来の生活,経済力の伴わない単なる社会的名声にほ魅力がなさそうである。 なお母と子の回答をクロスさせたものが第121表で,その一致率は49.0%であった. 子の年令・性によって,期待する将来の生活ほどうちがうか,それを母ほどう受け止め ているだろうかoその結果を示したものが第122・123表である。まず第122表から見.

(16) 25. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). 「2+を期待している子,小の約60%に対し中でほ約52%と少し低くなっ. ていこう。. ている。これに対し母の方は小で約40%,中で43%と子の期待を下回っており,小・ 中が逆転している。次いで「4+を期待する子が多いが,これほ小で紛17%,中で約 29%. と中の方で高くなっている。これを母ほ小約32%,.中約27%と子の期待以上に受 「1+は子の期待以上に母は受け止め, け止め,ここでも小・中が逆転している。. 「3+で. ほ逆の傾向を示しているが,これらから見るかぎり両者間のズレほ大きいといわなければ ならない。おそらく子どもが日常生活において,自分は将来こんな生活をしたいというよ うなことについて,話すことがあまりないことを物語っているものであろう。 性別ではどうだろうか。 「2+という子,男子で紛46%,女子で約68%. とその差ほ大. きい。これを母はどう受け止めているか。男子よりも女子で高いという傾向は類似してい と子をかなり下回っている。これ. るが,その割合ほ男子の母約32%,女子の母紛52%. に対し「4+では母の方が子を上回っており,この傾向ほ「1+でも認められる。割合は それほど高くないが, 「5+という者男子に13%いるが,母の受け止め方ほそれをかな り下回っている。なお,子ども自身が望む将来の生活類型に関しては,母親の学歴・年令 等において統計的有意差は認められなかった。 第122表. 小・中×子が期待する生宿. \こ--\\ 小. 83. 12.6. NA 263 39.8. 6 0.9. 208. 5. 155. 31.5. 47. 7.1. 28 4.2. 計. 25 3.8. 660 100.0. 26. 581. 母 249. 中1冒66.5 398 小l 4喜.8 60.3 42.9. 36 6.2. 299 51.5. 0.9 24. 26.7 111. 3.6. 16.8. 17 2.9. 170 29.3. 第123表. 37 6.4. 13 2.2. 95 14.7. 206 31.9. 9. 84 14.1. 306 51.5. 2. 49. 296. 1.4. 100.0. 73. 4. 5. ll.1. 0.6. 0.8. 660 100.0. 1. 581. 0.2. 100.0. 41 7.1. 17 2.9. 性×子が期待する生活. 3. 男. 4.5. 228 35.3. 52 8.0. 24. 32 5.4. 17 2.9. 84 13.0. 13 2.0. 3.7. NA. 計. 32. 646 100.0. 5.0. 母. 男. 7.6. 45.8. 0.3. 134. 22.6. 32 5.0. 169. 9 1.5. 112. 26.2. 19 3.2 3. 0.5. 594 100.0 646 100.0. チ 女. 31 5.2. 401. 67.5. 18.9. 30. 5.1. 8 1.3. 3. 0.5. 594 100.0.

(17) 26. 野. 第124表. 垣. 小・中×子に期待する生活(母). \こ---\ 小. 37 5.6. 356 53.9. 子が期待す. 45 6.8. 398. 44. 364 62.7. 子に期待す. 7.6. る生活(母). 5. 5. 193. 0.8 24. 60.3. 29.2. 3.6. 111 16.8. 8. 126. 1.4. 中 子が期待す る生活(千). ・子が期待する生活(千). 4. 子に期待す る生活(母) る生活(千). 行. 義. 6. 53 8.0. i.lil. 73. 4. ll.1. 0.6. 21.7. る生活(チ). 子に期待す る生活(母). 子が期待す る生活(千). 5 0.8. 660 100.0. 5. 581 100.0. 3喜.2、⊆ 259冒.5】. 性×子に期待する生活く母) ・子が期待する生活(千) 5. 47 7.0. 315. 49. 296. 48.8. 7.6 36. 45.8 404. 6.1 31. 401. 67.5. 211 32.7. 32 5.0. 169 26.2. 47. 8 1.2. 7.3. 軒 ̄ ̄可 30. 5.1. 1_?_二三1ー_至 0. 2.0. 岩.5i至芸.6... 5. 4. 594. 0.7. 100.0. 8. 3. 1.3. 0.5. 594 100.0. 13. 84 13.0. 喜.5 i 12….2E 3芸.7 O.8. 68.0. 5.2. 10 1.5. 計. NA. -ー\ー. 子が期待す. 660 100.0. 0.9. \こ--る生活(母). 1.4. 9. 【 1書.9 4与.1 i1芸.9 去.21瓢o 一軍土l}・_? F 1芸g.3. 第125表. 子に期待す. 計. NA. 以上,母親は子どもの将来にどんな生活を期待しており子ほそれをどう受け止めている か,子自身ほどんな生活を期待し母ほどう受け止めているかについて問題としてきた。 では母の子に期待する生活と子自身が期待する生活との対応関係ほどうであろうか。第 124・125表は小・中別,性別に両者の関係を示したものである。まず小・中別の第124 表から見ていこう。子どもが小の場合, 「2+は母・子とも半数以上もの老が期待してい るが,その割合は子において高い。 ないが,. 「4+はそれが逆になっている。. 「3+・「4+はともに子の方が高い。中の場合,. 「4+は子の方に高く,小と逆の傾向を示している。. 「1+ははとんど差が. 「2+というもの母の方に高く, 「3+・「4+は小ほどのズレはないが. ともに子の方で高くなっている。以上見るかぎり,小・中を分析軸にした場合,母が子に 期待する生活と子自身が望んでいる生活との対応関係はあまりないといえそうである。 まず男子の場合, 「2+ ・r4+を期待する老母の方にやや 高く, 「3+・「5+でほ逆に子の方で高くなっているというようにズレは認められるもの では性別でほどうだろうかo. の,小・中別ほどでない。女子の場合,そのズレほ一層縮少され,母の期待と子自身の期 待とはほぼ一致しているといえそうである。前に母・子のコミュニケーショソは男子にお けるよりも女子における方がスムーズだといったが(本報告の第1部参照),上の結果ほ.

(18) 27. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). こうしたことを反映しているといってよかろう。また,小・中別よりも性別における方が, 両者の期待の一致度が高いということほ,将来の生活に対する期待は,子どもの年令より も性によって規定されることが多いことを物語っていると見てよかろう。 7.友だち・親孝行. 子どもの成長発達にとって,友だちの存在は極めて重要といわなければならない。家族 関係はその主要なものとして夫婦関係,親子関係,きょうだい関係等を含むが,子どもの しつけ,教育という観点からは,親子関係が最も重要である。親の子への働きかけ,モデ ルとしての親の行動様式・規範の内面化等を通じて子どもほ社会化されていくが,これだ けでほ十分でない。親子関係は,保護し保護される関係,もっと端的にほ支配一服従のタ テの関係を本質としており,そこでほ子どもが1個の独立した人格とし行動することを阻 害している。水平構造を特質とする仲間集団において,子どもほほじめて他者と対等な関 係をとり結ぶが,そこで彼は誰れからも保護されずに独立した人格として行動しなけなれ ばならい。ヨコの関係を本質とする仲間集団の中で子どもは,家族の中で得ることのでき なかった,できないとまでいわなくとも極めて困難であった諸々の社会的行動様式や社会 規範を学習■していく。子どもの成長発達にともなって,仲間関係,そこでの活動も当然変 化していくが,子どもの社会化,人間形成に不可欠な友だちについて,親はどんな態度を とっているだろうか。 1)友. だ. ち. まず母の友だちに対する関心から問題にしよう。質問及び整理の仕方は次のような形を とった。子どもに最も親しくしている友だち3名の氏名をあげさせた。母親にも同様の質 問をしたが,この方ほ名字でも名前でもよいこととし,その一致度を見たわけである。調 査対象1241ペアのうち, もの250ペアで20.1%, アで24.2%,. 1名もー致しなかったもの275ペアで22.2%,. 2名一致357ペアで28.8%,. 1名一致した. 3名とも一致したもの300ペ. NAは59ペアで4.7%であった。こうした調査をした場合,. 3名中何名. 一致するのが一般的傾向なのか,比較すべき数値を持ち合わせていないので何ともいえな いが, 3名総てが合致したもの約24%, 2名以上に枠を広げると53.0%で,母親の子 どもの友だちの認知度ほかなり高いといっていいのではなかろうか。これは小・中,性, 母親の学歴を分析軸としたとき統計的有意差が認められたが,その結果を示したものが第 126・127・128表である。 まず小・中別から見ていこう。. 「1名もー致しなかったもの+小の約16%に対して中. では約29%と13%のズレが認められる。一致したものの割合ほ総て小で高く,両者間の 「2名一致+でほ約5%, 「3名一致+でほ約7%とズレ ズレは「1名一致+で約2%, 自体も増大しており,小の母親の場合,子どもの友だちに閲す認知度はかなり高いといっ てよさそうである。これは子どもの交際範囲,つまり小の場合ほ生活空間が地域にかなり. 限定されているが,中になるとそれがかなり拡大される,また前にもふれたように小に比 して中で母・子間のコミュニケ-ショソ量が減少するため捉えにくいということもあろう.

(19) 野. 28. 垣. 第126表. \ト致なし 小. 行. 義. 小・中×友だちの名前. 1名一致. 2名一致. 105 15.9. 140. 205. 170 29.3. 110 18.9. 21.2. 3名一致. 31.1. 152 26.2. 第127表. 計. NA. 181 27.4. 29 4.4. 660 100.0. 119. 30. 581 100.0. 20.5. 5.2. 性×友だちの名前. \ \. \. 一致なし. 1名一致. 166. 141. 男. 25.7. 21.8. 108. 女. 109 18.4. 18.2. 3名一致. NA. 計. 172 26.6. 135. 32. 20.9. 5.0. 646 100.0. 185. 165 27.8. 27 4.5. 594 100.0. 2名一致. 31.1. 第128表. 母学歴×友だちの名前. \ \. \. \. 3名一致. NA. 163 27.0. 132. 28. 102 20.5. 153 30.7. 132. 17. 28. 13.9. 23.0. 一致なし. 初. 1名一致. 2名一致. 115 19.0. 166 27.5. 88 17.7. r笥. 21.9. 計 604. 4.6. 100.0. 23. 498. 26.5. 4.6. 100.0. 37. 33. 7. 122. 30.3. 27.0. 5.7. 100.0. が,これと同時に,小において母親の子どもの友だちに対する関心がかなり強いためでも あろう。 でほ性別ではどうか。. 「1名もー致しなかったもの+男子の約26%に対し女子でほ紛 「1名一致+ほ男子でやや高いが,. 18%で,その間のズレほ約8%ある。. 「3名一致+ではそれぞれ女子の方が約5%,. 「2名一致+,. 7%高くなっており,母親の子の友だちの. 認知度ほ女子の場合高いことが知られる。これほ男子と女子とでほ,つきあいのあり方自 体に差のあることの反映であるとともに,母一女子間のコミュニケーショソあり方とも無 関係でなかろう。 母親の学歴に関してもはっきりとした傾向が認められる。. 「高+でそれぞれ紛28%,. 18%,. 14%で,. 「一致なし+は「初+. 「初+と「高+では倍の開きがある。. 致+で「中+が「高+よりもやや高いが,他ほ総べて「初+・「中+,. ・「中+ 「2名一. 「高+とその順で一致. 度ほ高くなっており,高学歴の母親ほど子どもの友だちの名前をよく知っているといえる。 母親の学歴による差は他の項目でも多く見受けられたが,これは高い学歴の母親ほど,チ. ・.

(20) 29. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). どもの教育に関心をもっているためであろう。 母親として子どもの友だちにほいろいろと注文があるだろう。友だちとして歓迎する者 やしない者があるにちがいない。母親はこうした感情を友だちの前でどう表現しているの 「子どもの友だちが遊びにきたとき,友だち だろうか。ここで問題にしようとするのほ, によって態度を変えることがあるか+という質問に対する母親の回答と,母親の態度を子 どもほどう見ているかということで,その結果は第129表に示した通りである。ほとん 「かわらない+といっており,子もそのことを裏づけているがその間のズレ. どの母親は3 1. は紛14%,. 「よくかわる+というのはさすがに少ないが,. 「時々かわる+を合せる. 2. と母でほ約11%だが子では約26%と倍以上にのぼっている。、態度を変えることはよく ないという意識からタテマ-反応を起した結果,母子間にかなりのズレが出たと見ていい のではなかろうか。母の回答と子の回答をクロスしたのが第130表で,その一致度は 72.0% とかなり高かった。 この問題,小・中別で母親の回答,子ども見方の両方において統計的有意差が認められ 「1+と「2+の計,小で たが,それを示したものが第131表である。まず母親の回答, 約15%,中で紛7%で倍の開きがあり,小の母親の方が態度を変えることが多いことを. 自ら告白している。この傾向ほ子の回答にも認められるが,その割合は小で約30%中で 20%と母親の回答の割合の2倍あるいはそれ以上にのぼっている。母子ともに小の方で 態度を変えることが多いといっているが,友だちが家に遊びに釆た場合'子どもが小の場 合,話し合い等に母親が参加するとまではいかなくとも,顔を出すことが多いため,こう した結果になったのではなかろうか。 友だちによって母親の態度がかわるか. 第129表. \\J. 2.. l・よくかわる. ll. 母. 0.9 28 2.3. 第130表. かわらない. 129 10.4. 1091 87.9. 290 23.4. 922 74.3. 友だちによって母親の態度がかわるか. 手. \ 母. 3.. 時々かわる. \. 2. 1. NA. 計. 10. 1241. 0.8 1241. 1. 0.1. 母×子 NA. 3. ll. 1. l. 51 231. 24. 「 】. 74 835. 0 1. 129 1. 1091. 10. NA 28. 1. 290. 】. 922. 1241.

(21) 30. 野. 第131表. 垣. 行. 義. 小・中×友だちによって母親の態度がかわるか. 雫‡こ. 1.よくかわる. 2.時々かわる. 3.かわらない. NA. 計. 小. 8 1.2. 90 13.6. 559 84.7. ! i¶_i:L竺ーh¶ー. 中. 3 0.5. 39. 532. i. 660. 100.0. 母. 190. 10. 小. 91.6. 6.7. 1.5. 28.8. 18 3.1. 100 17.2. i.2. I. 581 100.0. 460 69.7. 0. 0. 660 100.0. 462. 1. 581. 0.2. 100.0. 千 中. 79.5. このほか子どもの性・母親の年令において,子どもの回答に有意差が認められた。簡単 にふれると,. 「1+と「2+の計,男子で約30%,女子で21%で,男子の友だちに対し. て母親の態度がかわることが多いことが認められた。母親の年令では,他ほそれほどの差 はないが, 34才以下の若い年令層の母親の場合,態度をかえるという子の割合は約34% 34才以下の母親の子どもはほとんど小であろうから,第131 でかなり高かった。これは, 表で見た小・中の差がより端的な形で表明されたと見てよかろう。 2)親. 孝. 行. 「イ-+が何よりもの重みをもっていた家族制度のもとでほ,子が親につくすというこ とは当然のことで,五倫の一つとしての「親に孝+ほ何の抵抗もなく受け入れられ,人間 を評価する極めて重要な尺度でもあった。しかし今日では様相は大きくかわっている。親 孝行ということばほ死語になった感さえある。それにほ種々の要因が作用しているが,そ の最大のものは「イェ+の崩壊をもたらした価値観の変化であろう。親孝行ということば に,ある人は淳風良俗を見出すであろうし,また別の人は桓桔を見出すであろうが,それ ほとにかく,今日の子どもたちにほ親孝行についてどう考えているだろうか。また母親は どうか。. 第132表ほ親孝行についての母と子の反応を示したものである。まず選択肢について 説明しよう。. 1ほ「ぎせいを払ってここまで育ててきたのだから,子が親につくすのはあ たりまえ(わたしたちを生み育ててくれたのだから,自分をぎせいにしても親のためにつ くしたい)+,. 2は「ある程度親につくすことは当然だが,無理をしてまでつくす必要はな 第132表. \ 母. 1. つくす のほあた りまえ 54 4.4 451 36.3. 2.ある程 度,無理 をしない. 親孝行について. 3.孝行を期. 待してほい らナない. 718 57.9. 341. 706 56.9. 23. 27.5. 1.9. 4.反発 をかん じる. 5.. その他. 30 2.4. 54 4.4. 12 1.0. 41. 3.3. NA. 計. 44. 1241. 3.5 8 0.6. 1241.

(22) 31. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3) 第133表. 主二塁. 4. 1. 1. ロ=. 21. 254 118. 1. NA. 計. い+,. l. 416 1. 17. 23. 27. 451. 【 1. 】. 25. 【. 706. 計. NA. 54. 1. 0. 25. 12. ・o. 200. ll. 14. 母×子. 親孝行について. 】 】. 6. 718. 1. 341 30. 4. 0 3 23. ∃ 1. 0 12. l. 】. T. I. I. 54. 二亡土三∃ t r 44. 41. 8. 1 241. 3は「親として子どもの世話をするのは当然で,親は子に孝行を期待すべきでない 4は「親孝行なんてことばはおしつけがましく反ば. (子の方で掛こつくす必要はない)+,. っを感じる+, 5ほ「その他+というものである。全体を通じていえば「2+というのが 母・子とも過半数を占め,このあたりの考え方が一般的であることが知られる。両者間に ズレはほとんど認められない。 「1+と「3+ほ母と子の受け止め方が全く逆になってい る。. 「1+というもの母の紛4%に対して子は約36%,. 「3+は母の約28%に対して子. は紛2%というように極めて大きなズレが認められる。こうした結果を素直に見るかぎ り,母の方は,親孝行ということに,それを要求することにためらいが感じられる,とい うよりはむしろそうした考え方を否定したがっているようだが,一方子どもの方は,何の ためらいもなく,生み育ててくれたことに対して,それに報いることほ当然だと思ってい. る,といってよさそうである。これと類似した他の調査においても,これと似た結果,つ まり俗な表現をすれば,子は親が考えている以上に親思いである,という結果が出ている が,親たるもの,親子の情地におちず,と手放しで葺こんでいいのだろうか。調査結果を 「親孝行+というこ 見るかぎりでほ,上のように解釈されるが,ここで指摘したいことほ, とばの持つ意味の母と子の受け止め方に差があるのではないか,ということである。つま り,同じく「親孝行+ということばを提示されても,そこから受け取るイメージ,それに 「親孝行+を身近かに感じて育った母の世代と,それとは もり込んでいる意味,概念ほ, 無縁であるといってよい子の世代とで峠,大きくかけ離れているのでほないかということ である。母親の方は「親孝行+の実態を捉えた上で反応したと理解してよいと思うが,千 どもの方ほ選択肢として与えられたことばに反応したにすぎないとすれば,両者を同-の レベルで理解することは問題だといわなければないだろう。母と子の回答をクロスしたも のが第133表で,その一致度ほ41.8%であった。なお,この項目に関しては,小・中, 性等において有意差は認められなかった。.

(23) 32. 8.. 野. 垣. 義. 行. うれしかったこと・悲しかったこと. 以上,生活実態や期待の認知において,母と子の間にいかなるズレが見られるかという ことを,統計的有意差の認められたものに関して取りあつかってきた。既に述べたように, この調査は質問紙法によるもので多肢選択法を採用し,フェイス・シートをのぞき質問項 目のほとんどは母子とも同一のものであった。そこでほ,質問紙の与えられた選択肢のい ずれに母と子は反応したか,その間にいかなるズレが認められたかという,いわば一定の 枠内での母・子間に見られる生活実態や期待の認知におけるズレを明らかにすることが主 たる関心事であった。 最後にここで今取りあげようとするのは,多肢選択法に基づくものとは異なる,子の自 由記述を通じての,子どもの側からの親子関係の評価,戟-の期待とでもいうべきもので ある。子ども用調査票の最後に,両親との関係において,これまでの生活をふりかえって 一番うれしかったこと,逆に悲しかったことを自由に記述させる欄を設けた。子どもの誕 生から小学校5年生あるいほ中学校2年生に至るまで,その間にはいろいろのことがあっ ただろう。親子関係におけるどんな経験が,子の脳裏によろこび・楽しみとして,あるい はいきどおり・悲しみとして刻み込まれているのだろうか.以下これから述べようとする ことは,子の記述によるものであって,母親の立場からの,子どもはどんな経験を楽しい としあるいほ悲しいとしていると思うか,といったこととは比較できない。したがって 母・子問のズレの明確化という主題にはそぐわないかもしれないが,子どもが両親に何を 求め,どんな経験に価値を見出しているかを知ることほ,親子関係のよりよいあり方をさ くやる上で極めて大切なことであるといえよう.自由記述のため,質問に応えてくれたのは 約半数であり,悲しかったことに関してほ書くことに抵抗があったためか半数にも満たな かったが,以下,子どもたちほ親子関係におけるどんな経験に,よろこびや悲しみを見出 しているか眺めてみよう。 1). うれしかったこと. 子どもたちはどんなことによろこびを感じているのだろうか。親が子どもがよろこぶだ ろうと一生懸命やったことは,子どもにほそれほど受け入れられず,親が別に意識もしな いでやったことが,楽しい思い出となって親子の粁を強固なものにしているかもしれない。 小男子,小女子,中男子,中女子の順で子どもの記述を見ていこう。 父親との関係におけるこれまでの生活をふりかえって,小男子ほ一番うれしかったこと について次のようにいっている。最も記述の多かったのは,遊園地・釣り・ナイター・ 田舎・夜店というように「いろいろなところ-連れていってくれたこと+というものであ った。次いで,自転車・グローブ・ピアノなど「ほしいものを買ってくれたこと+という. もので,これらを指摘したものの割合は極めて高かった。やや割合は低いが次いで「一緒 に遊んでくれたこと+というのが多かった。父親と一緒に遊ぶということほ,ごく日常的 なことでとりたてていうほどのことでないと思われるのだが,これがうれしかったことの. 第3位に釆ているということは,そうした経験を求める欲求が強いにもかかわらず,あま り満たされていない現実を物語っているものであろう。第4位ほ「お金・小遣いをくれた.

(24) 33. 生活実態及び期待の把握に関する母と子のズレについて(3). こと+というもの,第5位は「勉強や水泳などやさしく教えてくれたこと+というもので 「前々からたのんでいたサイクリソグ車を買っ. あった。生の声をいくつかあげてみよう。 てくれたこと。+,. 「お父さんと釣りに行って大物をあげた時うれしかった。+,. 「ぼくがお父. さんの大事なものをこわした時,自分・でいったらやさしくゆるしてくれた。+,中にほ「い じめられて家に帰えってきた時,お父さんほケンカのやり方を教えてくれた。+とか「お 父さんが石をみがいていた時,このきれはフソドシだよと教えてくれたこと。+といった 面白いのもあった。. 小女子ではどうだろうか。第1位ほ「いろいろなところ-連れていってくれたこと+, 第2位ほ「ほしいものを買ってくれたこと+だがその割合ほ第1位に接近している,第3 位は「一緒に遊んでくれたこと+と3位までほ男子と全く同じである。次に多かったのは, 「私の意見をよく聞いてくれる+とか「私のことをほんとうに心配してくれた+といらた. ことにうかがえる「父親のやさしい態度.・思いやり+をあげたものである。第5位は,大 きくほ「父親のやさしい態度・思いやり+に含まれるかもしれないが,男子と同じく「や さしく教えてくれた+というものである。生の声としては「4年の時,成績が下ったので 「お母さんにしかられている時,よく話を. しかられるかと思ったらほげましてくれた。+,. 聞いて私の身方をしてくれた。+,. 「七五三の時,わたしが髪を切ってお父さんに見せたら. 『きれいだ』といってくれたこと+といったのがある。. 中男子でも第1位・第2位は小と同じであるが,第3位には「ぼくの意見をよく聞いて くれる。+,. 「広い目でぼくを見ていてくれる。+,. 「ぼくの趣味を理解してくれる。+という. ことばが示すような「父親の理解ある態度+とでもいうべきものがくる。父親に対する見 方・期待が,小段階とやや異なっていることが知られる。第4位は「お金・小遣いをくれ たこと+,第5位は小より順位が下ってほいるが「一緒に遊んでくれたこと+がきている&. 生の声としてほ次のようなものがある。. 「ぼくがアルバイトをした時,お父さんが『あの. 子もなかなか根性があるんだなあ』といっているのを聞いた時,とてもうれてかった。+, 「ぼくの意見をよく聞いて正しいと認めてくれたこと。+,. 「お母さんから『お父さんはあな 「いつ. たのことをよく知っている』といわれた時,なんだかうれてくてわくわくした。+, でもそうだが,ぼくのいいたいことをみんなにいってくれる。+,中には「競馬で大穴を当てた。+とか「酒をのまなくなった。+といった面白いものもある。. 中女子ではどうだろうか。第1位は「はしいものを買ってくれたこと+,それにすぐ接 して第2位ほ「父親の理解ある態度+がきており,第3位以下は第2位とかなり離れて, 「やさしく教えてくれたこと+というの, 「いろいろなところ-連れていってくれたこと+, が続いている。第5位の「やさしく教えてくれたこと+ほ第2位に含めてもよかろうが, もしそうするとこれが第1位となり,こうした父の思いやりのある態度を,男子以上に求 「音楽のあまり好きでな め,高く評価する女子の心情を物語っている。生の声としてほ, かった父が,私のた捌こピアノを買ってくれ,音楽も好きになってくれた。+, まで何かしているといっしょに起きていてくれる。+,. 「私が遅く. 「私が英語の勉強をしているとそば. に来て『教えてくれ』といったこと。+といったのがある。中女子で他に比較してやや多.

(25) 34. 野. かったのは,. た。+,. 垣. 義. 行. 「建築一級技能士になった。+とか「お父さんのことをよその人がほめてい. 「お父さんが病院から退院した時。+といった,父親と自分の関係というよりも,父. 親自身の状態によろこびを見出すという傾向であった。 母親との関係でほどうだろうか。まず小男子から見ていこう。一番うれしかったこと, その第1位は「はしいものを買ってくれたこと+,第2位は「いろいろなところへ連れて. いってくれたこと+で,これほ父親との関係におけるそれと逆になっている。どこかへ出 かけるといった行動力を伴うものほ父親に傾斜した役割なのだろうか。第3位は「お金, 小遣いをくれたこと+,第4位は「病気の時寝ないで看病してくれた+とか「やさしく教 えてくれた+といったことにうかがえる,. 「母親の親切な行為+である。第5位ほ,第4 位に含めてもよいと思われるが,テストの点がよかったこと,r通信簿が上ったこと,手伝 ったことを「ほめてくれたこと+というものであった。対父親との関係では,. 「一緒に遊. んでくれたこと+というのが高くランクされていたが,対母親でほそのようにいうものが 少ないことは面白い。生の声としてほ, くれた。+,. 「ぼくが病気で休んでいる時,親切に世話をして. 「兄からなく小られそうになった時,とめてくれた。+というものから,. 「ぼくの. 好きなものがあったら,夜みんながねてから出してくれる。+とか「塾をやめさせてくれ た。+といった面白いものもある。 小女子でほどうだろうか。第1位は「はしいものを買ってくれたこと+,第2位は「い ろいろなところへ連れて行ってくれたこと+,これらは男子と同じであるが,第3位にほ,. 男子で第4位だった「母親の親切な行為+声ミきている.第4位ほ「いい点を見つけてほめ てくれる+,. 「私の気持をよくわかってくれる+といった「母親のやさしい態度・思いやり+. で,第5位に「一緒に遊んでくれたこと+というのがきている.生の声としては, を飼ってもよいとゆるしてくれた。+,. 「ねこ. 「母の日のプレゼソトをとてもよろこんでくれた。+,. 「私の注文通りの洋服をつくってくれた。+といったものである。. 中男子でも「ほしいものを買ってくれたこと+というのが第1位にきているが,第2位 ほ「母親の理解ある態度+といった心情的なものがきている。第3位ほ「いろいろなとこ ろへ連れて行ってくれたこと+,第4位ほ「母親の親切な行為+,そして第5位にほ「お金, 小遣いをくれたこと+というのがきている。生の声としてほ,. 「中学1年の時,. 3年生の. 送別会でぼくがクラスのリーダーになってすすめていたが,途中でどうもうまくいかず頭 をなやましていた時はげましてくれた。+,. 「記念切手を朝早やく郵便局-行って買ってき. てくれた。+といったのがある。. 中女子では,第1位ほ「何でも相談にのってくれる+,. 「私のことを真剣に考えてくれて. いる+といったことばにうかがえる「母親の理解ある態度+で,これほ第2位以下を大き く引きほなしている。こうした範暗に入る経験を,小よりも中が重視し,同じ中であって ち,男子よりも女子が重視していることほ興味深い。第2位は「ほしいものを買ってくれ たこと+,第3位ほ「母親の親切な行為+,第4位は「いろいろなと与ろへ連れて行ってく れたこと+,第5位は「お金,小遣いをくれたこと+となっている。生の声をいくつかあ げてみよう。. 「友だちの家からの備えりが遅くなって,まっ暗なこわい夜道をひっしにな.

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