1 別紙標準様式(第7条関係) 会 議 録(案) 会議の名称 令和元年度(2019 年度) 第1回 枚方市人権尊重のまちづくり審議会 開催日時 令和2年(2020 年)2月 28 日(金) 10 時 30 分から 11 時 40 分まで 開催場所 枚方市立メセナひらかた会館 出席者 明石会長、明石副会長、井戸委員、白井委員、川端委員、 下辻委員、磯野委員、津熊委員、久保見委員、西平委員 欠席者 安田委員、河井委員、藤井委員、森田委員、豊髙委員 案 件 名 1.2019 年度の人権及び平和に関する事業内容について 2.今年度、市内で発生した差別事象について 3.その他 提出された資料等の 名称 ・枚方市人権尊重のまちづくり審議会委員名簿 ・枚方市人権尊重のまちづくり条例 ・上記案件に関する資料 決 定 事 項 ・各案件について報告を受けるとともに意見交換を行った。 会議の公開、非公開の 別及び非公開の理由 公開 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理由 公表 傍聴者の数 0人 所管部署 (事務局) 市長公室 人権政策室
2 審 議 内 容 発言者 発 言 の 要 旨 事務局 それでは、定刻になりましたので、2019 年度第1回枚方市人権尊重のまちづく り審議会を開催させていただきます。委員の皆様におかれましては、公私ご多忙 の折、また、新型コロナウイルスの感染症拡大の状況にも関わらず、ご出席いた だき誠にありがとうございます。私は、人権政策室 人権・非核平和担当課長の 牧です。よろしくお願いします。 開会に先立ちまして、市長公室山中次長からご挨拶を申し上げたいと存じます ので、よろしくお願いいたします 事務局 (山中次長) 皆様、おはようございます。本日は、お忙しい中、枚方市人権尊重のまちづく り審議会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。 本来、乾口市長公室長が出席の予定をしていましたが、昨日国のほうで小中高 校を休校にするというような発表がありまして、そうした対応で、現在、緊急会 議に出席しておりまして、欠席となりますことをご了承いただきますよう、よろ しくお願いいたします。 昨今、新型コロナウイルスの感染などが社会問題となっておりますが、本市に おきましても感染予防対策といたしまして、多数の方が集まるイベントなどにつ きまして、中止もしくは延期の措置をとっているところでございます。後ほど報 告させていただきますが、人権政策室が所管する平和啓発事業につきましても、 複数の事業が急遽、中止となっております。感染症への対応につきましては、市 といたしましても、関係機関と情報共有を深め、医療機関などと連携し、感染の 拡大防止に向けて取り組んでまいります。 さて、今年は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。 開催にむけては、国内の人権課題はもとより、国際的な人権への関心が高まりを 見せている中、人種、肌の色、性別、性的指向、言語、障害の有無など、あらゆ る面での違いを肯定し、互いに認め合う「多様性と調和」が大会の基本コンセプ トのひとつとなっています。 そのような中、大阪府におきましても昨年、「大阪府性の多様性理解増進条 例」、「大阪府ヘイトスピーチ解消推進条例」が新たに制定され、また「大阪府 人権尊重の社会づくり条例」におきましては一部改正がございました。本市とし ましても、3条例の趣旨を十分に踏まえ、枚方市人権尊重のまちづくり条例に基 づき、各施策を推進してまいります。 明石一朗会長、明石隆行副会長はじめ、委員の皆様におかれましては、本審議 会においてそれぞれのお立場からご意見をいただき、人権尊重のまちづくりにお 力添えをいただきますようお願いしまして、私からのご挨拶とさせていただきま す。 事務局 それでは、会議に入ります前に、お手元の配付資料の確認をさせていただきま
3 す。(資料確認) 続きまして本審議会委員におきまして、一部委員の改選がございましたので、 ご紹介させていただきます。 枚方市社会福祉協議会よりご推薦いただいておりました、狩野史男委員に代わ られまして、あらたに白井重喜委員をお願いしております。 白井委員 <委員自己紹介> 事務局 ありがとうございました。続きまして、特定非営利活動法人枚方人権まちづく り協会よりご推薦いただいておりました、田中昭導委員に代わられまして、あら たに磯野雅治委員をお願いしております。 磯野委員 <委員自己紹介> 事務局 続きまして、枚方市精神障害者をもつ家族の会(わかちあう会)よりご推薦い ただいておりました、和田純子委員に代わられまして、あらたに久保見 誠委員 をお願いしております。 久保見委員 <委員自己紹介> 事務局 ありがとうございました。新たに委員となられた方々におかれましては、どう ぞよろしくお願いいたします。 それでは、明石会長、よろしくお願いいたします。 明石会長 皆様、改めましておはようございます。新型コロナウイルスが広がって大変心 配しております。委員の皆様におかれましては、本日は大変公私ご多忙の折、ご 出席いただきましてありがとうございます。 現下の状況を勘案いたしまして、本審議会を円滑かつスムーズに進行させてい ただければと思います。ご協力をよろしくお願いします。なお、会議中のマスク 着用は可とさせていただいてもよろしいでしょうか。マスクをしている方はして いただいてということで、よろしくお願いします。 本審議会につきましては「枚方市審議会等の会議の公開等に関する規程」に基 づきまして公開とし、議事録につきましても同規程7条に基づき、作成・公開で よろしいでしょうか。 では、傍聴希望者はおられますか。 事務局 確認します。 傍聴希望者はおられません。 明石会長 ありがとうございます。 ただいまより、2019 年度第 1 回枚方市人権尊重のまちづくり審議会を開催いた します。 まず、はじめに、事務局から委員の出席状況について、報告をお願いします。 事務局 本日の出席状況は、出席委員 9名。 本審議会委員 15 名のうち2分の1以上の委員の出席がありますので、枚方市人
4 権尊重のまちづくり審議会規則 第4条第2項の規定に基づき、本審議会が成立し ていることをご報告いたします。 なお、欠席の委員につきましては、事前に連絡をいただいております。また、 2名の委員については、後ほど来られる予定です。 明石会長 それでは、早速、案件に入らせていただきます。 案件1「令和元年度(2019 年度)の人権及び平和に関する事業内容について」、 事務局から説明をお願いします。 事務局 <資料説明> 明石会長 1年を通しての取り組みでございましたので、簡潔に説明していただきまし た。私から2点質問をさせていただきます。人権平和に関して、特徴的な取り組 みといいますか、例年になく今年度、特に重点的に取り組んだ行事がありました ら、教えてください。それから、参加人数について、例年の参加状況と比べまし て、どのような傾向があったのか、以上の2点よろしくお願いします。 事務局 まず、1点目、今年度の重点的な取り組みについてですが、人権施策について は、後ほどご説明させていただきますが、市内でも差別落書きの事象が発生して おり、人権啓発や人権教育の充実を重視し、ホームページを活用して差別落書き の防止の呼びかけなどを行いました。また、平和施策については、枚方市では、 禁野火薬庫の爆発があった3月1日を「枚方市平和の日」と制定しており、約 700 名の方が死傷されたという大惨事を風化させることなく、当時の体験者の話を聴 くことで、戦争の悲惨さや平和の大切さを感じていただくための行事として「ひ らかた平和フォーラム」を企画していましたが、新型コロナウイルス感染症の影 響で中止となりました。体験者の話については、エフエムひらかたで放送される 予定ですが、企画・準備してきた事業の多くが実現に至りませんでした。 次に2点目の参加状況ですが、講座「生きること」のアンケートでも紹介させ ていただきましたように、参加者アンケートでは「おおむねよかった」「とても よかった」との評価をいただいているものの、すべての行事に多くの方に参加し ていただいたといえません。市の事業として、効果的で効率的な実施を目指し、 例えば、パネル展を開催する際には、市民の方々にわざわざ来ていただかなくて も、庁舎などの常に人が行きかう場所で行うなど、より多くの方に啓発の機会が 提供できるよう更に工夫していきたいと思います。 明石会長 来年度に向けて、今年度中止になった事業もあるので、やはりより一層充実し ていただくためにも、予算化、あるいは目標の定数的な定量的な、こういう目標 をかかげて取り組んだけれども、こういう評価になったとか。事業と参加人数だ けが列記されていますが、そのへんの評価も少し私たちに資料提供していただけ るとよりわかったと思います。 ご意見ご質問ありませんでしょうか。
5 磯野委員 講座「生きること」の福島の中学の先生のお話ですが、参加された方から「個 人的に先生のお話に違和感を感じたのですが」と、相談を受けたんです。担当課 が生涯学習課でしたので、そちらに思われたことを伝えられたらどうですかとお 話しましたが、その後、その方の声は届いているんでしょうか。 事務局 講座「生きること」は4回の連続講座で、各講座はテーマ毎にそれぞれの関係 部署で実施しています。参加者アンケートの結果は、枚方人権まちづくり協会で 集約され、人権政策室担当分については連絡をいただいております。委員がお示 しの件については、把握できておりません。 明石会長 ありがとうございます。案件1につきまして、ご意見ご質問ありませんでしょ うか。よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。 それでは、続きまして、「案件2 今年度、市内で発生した差別事象につい て」、事務局からご説明をお願いします。 事務局 <資料説明> 明石会長 ありがとうございました。ただいまのご説明につきまして、ご質問、ご意見等 ございませんでしょうか。 明石会長 連続して起こっているということですが、これは、市民からの通報、また、職 員の皆様方が巡回されていて発見されているのでしょうか。発覚の経緯を教えて いただけますか。それから、実態として、たばこの吸い殻のポイ捨てやペットの 糞など、このエリアはそういったことが多いのかどうか。差別表現につきまして も、今あまり学習の機会以外では日常的に触れられる専門的な言葉ではないと思 いますが、同一人物としたら考えられるような人物像とか、この間の取り組みで わかってきていることをお知らせいただければと思います。 事務局 初回の通報につきましては、市民の方からお電話とメールで連絡を受けまし た。職員が現地に向かい、現場の状況を記録した後、消去を行っています。連絡 の多くが市民からの通報となっています。この間、現場付近におられる市民の方 とお話しをさせていただく中においては、高齢者の方による行為ではないかとい う情報をいただいております。しかしながら、私たちが、その場を確認したわけ ではありませんので、人物像等についての報告はこの程度とさせていただきま す。ただ、市民の方々から「比較的午前中に落書きされることが多い」など様々 な情報も聞いておりますので、今後、それらの情報を集約・整理したうえで、少 しでも効果がある巡視ができればと考えております。 現地でたばこのポイ捨てが多いところは、ベンチがあるところです。やはり、 歩道を歩いている方がベンチに座ってたばこを吸い、そこに吸い殻を捨てる方が いるようで、実際にたばこの吸い殻も確認しています。そういう場所に落書きが 集中して発生しております。また、ペットの糞につきましては、犬又は猫のもの と思われるものが、歩道脇等にあることを確認しており、そのすぐ近くに落書き
6 が発生しているといった状況です。 明石会長 再発防止に向けて、さまざま取り組まれているということですが、環境を整え るマナーを啓発していくということも大きいかと思います。少数の人物がしてい るとはいえ、やはり、器物破損、消したらいいという問題ではありません。環境 を整えるマナーの意識を広げ、より一層、啓発、教育に取り組んでいただけたら と思います。他はいかがですか。 川端委員 その辺は禁煙エリアになっているのですか。 事務局 灰皿は置いていませんが、市民の方がたばこを吸われている光景を目にしてい ます。禁煙エリアかどうかは、把握できておりませんので、みち・みどり室に確 認をいたします。おそらく禁煙エリアではないと思います。 川端委員 枚方市としては、禁煙のエリアや喫煙場所とかは指定されているのですか。 事務局 市駅周辺とか一定のエリアでは喫煙禁止区域の設定はありますが、全域が喫煙 禁止にはなっていない状況です。歩きたばこは禁止となっています。たばこのポ イ捨て禁止条例にも関連しますので、この間、環境保全課とも連携して対応して います。 川端委員 自己責任で、自分で始末するのが本来なのでしょうけれども、禁煙場所でな く、これだけポイ捨てが多いというのであれば、逆にここに捨ててくださいとい うような場所を設けるというのはどうなのでしょうか。 事務局 灰皿の設置についてですが、関係部署からは管理の問題などがあり、設置は難 しいと聞いております。 川端委員 現実、灰皿がないけれどもそこに捨てられているわけですよね。それを後で、 掃除しに行っていることを考えれば、事前にそういう場所を設ければ、管理もし やすいのではないですか。 事務局 そのことにつきましては、委員からご提案をいただいたということを担当課に 連絡させていただきたいと思います。 明石会長 ありがとうございます。他にいかがでしょうか。 明石会長 よろしいでしょうか。これは継続して、教育、啓発、また、巡回等も含めまし て、今出ましたご意見を参考によろしくお願いします。 明石会長 それでは、案件3「その他」ですが、事務局から何かございますでしょうか。 事務局 その他の案件としまして、お手元の資料について、ご説明させていただきま す。お手元の色の付いている、クリップ止めで止めておりますリーフレットが3 種類ございます。昨年の 10 月、11 月に施行されました3つの人権に係る条例でご ざいます。それぞれの裏面に条例の本文が書いておりますが、見開きのところに ポイントでありますとか、改正のあらましでありますとか、そういったことをわ かりやすく記載されています。時間の関係もございますので、個々の説明は省略
7 させていただきますが、大きなポイントとして、府の責務、また事業者の責務 が、いずれの条例にも盛り込まれています。本市の人権尊重のまちづくり条例に つきましては、市民の責務はありませんが、市の責務を規定しております。3年 前には、障害者差別解消推進法、部落差別解消推進法、ヘイトスピーチ解消法の 3法が整備されたところでございますので、そうした法律や今回の府条例の趣旨 を十分踏まえつつ今後も人権施策を進めてまいりたいと思います。 もう1点ございます。今後の審議会の方向性についてです。人権尊重のまちづ くり審議会につきましては、委員の皆様からご意見をいただいて人権施策に反映 していこうと考えています。これまでは、年度の後半の2月下旬もしくは3月頃 に年1回の開催としておりましたが、今後については、委員の皆さんへの情報提 供の機会やご意見をいただく機会を増やしていきたいと考えていますので、審議 会の開催回数を年1回ではなく、複数回、2回又は3回にしていくことを考えて いるところでございます。 また、開催時期についても、年度の終わり頃ではなく、年度の前半、夏までに 初回の開催ができればと思っております。引き続き、委員となる方々、また、新 たに委員となる方々から、ご意見をいただく場として、審議会の複数開催という ことをこれからの方向性とさせていただきたいと考えていますのでよろしくお願 いいたします。 以上、事務局の思いとして、委員の皆様にご報告させてもらいます。 明石会長 ありがとうございます。3条例の説明と来年度の開催時期・回数等についての ご提案がございました。よろしいでしょうか。 久保見委員 精神障害者の家族会のものですけれども、この審議会で、こういうことをこう 施策としてやってほしいとか、そういうことを提案することはよろしいでしょう か。 事務局 委員からのご意見としてお聞きし、それをどうしていくということについて は、審議会を含めまして、行政のほうで検討させていただくということになると 思いますが、意見として、いろいろいただきたいと思います。 久保見委員 まず一つ目に、昨今、いろいろな精神障害者に係る事件などがあって、そのこ とが影響して、精神障害のある当事者の人に対して、いろいろな偏見などが発生 しているのではないかと思います。また、そのことを心配している家族の方もた くさんおられる状況です。それで、まず、最初に学校教育とか地域社会、自治会 とか民生委員の方々にご協力いただいて、精神障害に対する正しい知識を啓蒙し ていってほしいと思っています。ただ、これでどのくらいスティグマの減少の効 果があるのかというと、それほど多くないのではないかと思っています。という のは、実際に、精神障害者の方と出会う経験を通して、減少していくものではな いかと考えるからです。そのためには、施設に子どもたちが訪問したり、そうい うところで職業体験したり、あるいは、学校や自治会の催しに当事者団体を招請
8 してもらう。いろいろな作業をやっている方とか、パフォーマンスをやられる方 もおられますので、楽しく、実際に触れ合ってもらうことができると思います。 二つ目として、精神障害者は多様な存在で、神経質な人とか、落ち込みやすい 人とか、言葉の悪い人とか逆に優しい方もおられます。そこに精神障害というの がくっついて、精神障害者となるのですけれども、つまり、精神障害の部分を除 けば、普通の人と実は、まったく変わりないのです。ですから、障害の部分を、 支援、つまり、福祉サービスなどで補えば地域で普通に暮らすことができる人が ほとんどです。通院さえすれば、入院はよほど悪くならない限り必要がない。こ れが現実なのです。しかし、実際は今も多数の方が入院しておられます。いわゆ る、地域に住むところがない社会的入院ですね。 3点目が引きこもりの問題です。これは、診断を受けられないことによる人権 の侵害があるのではないかと私は思っています。特に、学校教育とか地域社会、 これは広報で知らせたり、あるいは自治会とか民生委員の方、特に民生委員の方 の理解を求めて、引きこもりの実態を把握してほしいんですね。そして、その原 因が、もともとがいじめであったり、家族の誰かの死別であったり、あるいは失 業とか失恋など、最初の原因はいろいろあるかもしれませんけれど、その背後に 精神障害というのが、隠れている場合も実はあると。やはり、早期発見、早期治 療を介することによって、よくなっていく人も多いけれども、それが長引くと結 局は、なかなかよくならないという現状もあるのではないかと思います。ですか ら、早く引きこもり状態を発見したら、精神神経科、あるいは心療内科で受診を してもらう。あるいは、保健所で相談をするように促したり、あるいは、私たち が属しているわかちあう会などを紹介してもらうというようなことも必要かなと 思うんですね。 それから、最後に家族の問題もあるのではないか。つまり、家族からの人権侵 害、これは、家族会としては言いにくいことではあるんですが、つまり、息子や 娘は障害があるから自立できないと親が判断して、引きこもり状態に置いている ということがあるのではないか。自立のためのサポート体制を、いろんなものが あるんだよということを市はさらに充実させていくとともに、それを伝えていく ということですね。通院しているが、引きこもりになっている障害者が地域で自 立した生活を送れるように家族に働きかけていく必要があるのではないかと。こ れは逆に言えば、経済的に、つまり当事者の人に障害者年金や生活保護を受けさ せなかったり、あるいは、ケミカルな、つまり服薬によって意欲をなくすことに よって、引きこもり状態に置いているとすれば、これも一種の虐待なのではない かと思うんですね。しかし、一方では、お世話されている家族の人が高齢となっ ている場合も結構あります。そうすると、相互に依存せざるを得ない状況が出て くるんですね。そうすると、高齢になっている家族に対しても支援が必要になっ てくるのではないかと思います。
9 明石会長 ありがとうございます。今のご意見について何かありますでしょうか。 事務局 まず市として、行政としてどういったサービスにつなげるかという点について は、縦割りと言われるかもしれませんが、担当部署における検討材料でもあり、 どのように対応できるのかが課題でもあると思います。 ただ、あらゆる人権課題について、身近に感じると、こういう問題があちこち であるんだよということを身近に感じる機会の提供というのは、我々、人権政策 室の役目でもあると思います。いろいろなテーマで講座等々、当事者の方に来て いただいて、お話を聞くような機会というのも、身近に感じることの機会の提供 の一つと考えていますので、精神障害に係ることも含めまして、いろいろな問 題、高齢者の問題、子どもたちの問題、そういうことを身近に感じる機会を提供 させていただきたいと思います。ご意見ありがとうございました。 川端委員 以前に、私どもの施設の車が包丁で傷をつけられたことがあったんです。地域 では、包丁を持っている人がいて困っておられたということを警察から聞いてた のですが、それを支援する体制に社会が全然なっていないということ、その問題 がずっと続いているんだろうなというふうに感じています。我々、高齢とか保育 とかには目がいきますけれども、精神障害の方について、なかなか社会として支 えるという体制づくりを抜かしているじゃないかなという気がします。 明石会長 ありがとうございます。他に意見がございませんでしょうか。 明石会長 精神障害者への理解、そして支援について、久保見委員からご提案なり、ご意 見がありました。これは、この課題に限らず、重要な提起があったかと思いま す。一つは、正しく学び、知るということ、二つ目には、学ぶだけじゃなくて、 触れ合う、交流して経験を通して、理解を深める。3点目には、実態をまず把握 して、調査をして現状を把握する。最後には、当事者や家族のサポート体制をど う充実させていくか。貴重なご意見4点ございました。他のことにも、それは、 共通している課題かと思いますので、来年度、そうしたことも踏まえて、推進し ていただければと思います。 他にご意見ございませんでしょうか。 明石会長 最後になりますけれども、事務局からその他、何かありましたら、いかがで しょうか。 事務局(林室長) 人権政策室長の林でございます。いろんなご意見、本当にありがとうございま した。案件というわけではございませんが、事務局のほうから、委員の皆様に御 礼を申し上げたいと思います。本審議会委員の任期は、2年となっておりまし て、この3月 31 日をもちまして、委員の皆様の任期が満了ということになりま す。ご就任以来、本市人権施策に対して、多くの貴重なご意見を賜りましたこと に心より感謝を申し上げます。また、引き続き様々な機会を通じまして、ご指
10 導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。本市といたしましても、今後と も本審議会でいただきました委員の皆様のご意見を人権施策に活かし、市民一人 ひとりの人権が尊重されるまちづくりに努めてまいりたいと考えています。 明石会長 ありがとうございます。 本日の案件はすべて終了しましたけれども、全体を通して、委員の皆さん何か ご意見ございませんでしょうか。 井戸委員 私も長い間、委員をさせていただいておりますが、先ほど事務局からございま したが、だいたい年1回だけということで、今まできていると思うんです。審議 会というのは、施策に係る様々な事項を案件として出して、それについてどうな のかという形が本来なのかなと思ったりもしているんですが、残念なことに今の 形態でいきますと、年度の終わりに開催があり、報告ばかりで次の年度は何をす るのかわからない。ただ、結果報告だけを聞いているだけの審議会という形に なっているんだと思うんですね。この点について、先ほど事務局が言ったように 何回するのか、こういったことも含めて、今後検討すべきであると思います。 久保見委員がおっしゃったように、いろんなご意見等がでてきても、それをど うなんだというようなことも反映もできずに結果だけを聞いているだけという感 じがしてならないんです。 人権擁護委員会としても、人権について、どういった悩みがあるのか、実態が わからないからということで、昨年も一回招提の障害者の作業所でバザー等が あった時に参加させてもらいました。作業所で作った製品などを必要な人にお分 けしているといった状況も見ておりまして、すばらしいことだと思いました。作 業所もそういった形で、広く参加を呼びかけて、我々もそういったところに行っ て、どういった悩みがあるのかといったことを、お互いに参加して知ってもら う。こういったこともやっていただいたら、いいのかなと思います。今後とも人 権政策室を通じて、協働していったらいいと思っています。 明石会長 ありがとうございます。今の井戸委員のご意見について何か。 事務局 井戸委員ご指摘のとおり、本審議会がここ数年、取り組みの報告が中心という 形になってきているということについては、課題と捉えています。先ほど複数回 の開催ということを言いましたが、回数を増やすことが目的ではなく、やはり中 身について、十分意見交換、情報収集、どういうふうに施策に反映していくの か、ということをご意見いただくという場でもあると思っています。審議会の内 容や進め方を見直す必要があると考えています。来年度については、そうしたこ とを踏まえて、取り組みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 久保見委員 直接、何かができないとしても、情報は少なくとも提供していただけたらと思 います。例えば、今日お話ししたところでいうと、学校教育に生かしてほしい と。あるいは、民生委員の人にも、よく理解してほしいんですと。作業所に一度
11 足を運んでほしいんですというところもね。また、どういったところに働きかけ たらいいですか、人権尊重のまちづくり審議会を通して言ってもらえませんかと か。私たちが直接言ってもなかなか動いてもらえません。だけど、審議会から 言ってもらえれば、聞いてもらえるかもしれないんですね。こういう働きかけも ぜひやってほしいんですね。よろしくお願いします。 明石会長 いかがですか。 事務局 ご意見ありがとうございます。委員の皆さんのいろいろな立場で、いろんな意 見を伺う機会ということで、この審議会の意義もあると思います。これまでの状 況には課題があるということについては、十分認識しておりますので、できる限 りよい形を目指して、取り組んでまいりたいと思います。 明石会長 他にございませんでしょうか。よろしいでしょうか。 明石会長 本日、審議会で貴重なご意見を多数いただきました。ありがとうございまし た。それでは、2019 年度第1回枚方市人権尊重のまちづくり審議会を閉会とさせ ていただきます。