受審事業所基本情報 事業所名称
梅南・橘地域在宅サービスステーション
運営法人名称 社会福祉法人 ヒューマンライツ福祉協会 福祉サービスの種別 通所介護 予防通所介護 代表者名 管理者 橋本安子 定員(利用人数) 25名 事業所所在地 〒557-0034 大阪府大阪市西成区松3-1-16 電話番号 06-4398-7474 FAX番号 06-4398-7222 ホームページアドレス http://www.humannet.or.jp/ 電子メールアドレス 評価機関情報 第三者評価機関名特定非営利活動法人 市民生活総合サポートセンター
大阪府認証番号 270001 評価実施期間 平成21年12月1日~平成22年6月8日 評価決定年月日 平成22年6月8日 評価調査者氏名(役割) 0410A076 運営管理委員 0401A081 専門職委員評価機関総合コメント 第三者評価結果の概要 総合コメント 西成区に根ざした運営を理念の一つとする法人を母体に持ち、在宅介護支援センター を併設されています。事業所はISO認証を取得され、品質管理には充分な時間をかけ て取り組まれ、各種のマニュアルはサービス手順だけでなく、細目に渡って明文化され ています。元々は社会福祉協議会が運営されていたデイサービスを引き継いだ事業 所であり、広いデイルームは季節の飾り付けが施され、食事をする場所とアクティビテ ィの活動場所が分けられています。 畳のコーナーや暖かな光が差し込むサンルーム、中庭風のテラスが整備され、利用者 は自由に移動することができ、お気に入りの場所で利用者同士お話されたり、新聞を 読んだり、創作活動をしたりと趣味が活かせる時間を過ごされています。アットホーム な雰囲気があり、利用者と職員はふれあいの時間を多く持たれています。事業所のす ぐ前には公園があり、気分転換に散歩に出かけて子供たちの駆け回る姿に目を細め られ、お花見やバーベキュー、福祉祭りなどで地域の方々との交流もあります。職員 は、利用者が参加できる場面を増やす事で自立と生きがいの支援にも努めています。 また、要望に応えての行事を計画して、利用者の笑顔を多く引き出されています。在宅 介護支援センターでは介護予防教室を開催したり、様々な相談にも応じています。体 験利用の受け入れも積極的で、昼食はもちろん、入浴まで体験でき、一日の流れを把 握した上で安心しての利用に繋がっています。 特に評価の高い点 ・ 公園への散歩やデイルームでの趣味活動など、利用者が一日を自分のペースで活 動できるように配慮されています。食後の一時は、テレビを見たり、新聞を読んだり、テ ラスで会話を楽しんだりと思いおもいに過ごされ、自由に過ごせる空間を整備されてい ます。 ・事業所の機能を地域に開放する為に、事業所内の会議室の地域への開放や、相談 員主催の介護予防教室を開催する等、地域への還元に取り組まれています。地域か ら理解を得られている事業所であり、町会の方々から行事へのお誘いを受けたり、相 談ごとにも応じる等、地域に密着したのデイサービスとしての機能が充分に果たされて います。 ・利用者と職員が会話する時間を多く持ち、一人ひとりの要望に応えられるように取り 組まれています。職員は、個別ケアの重要性を理解して、自立支援を心がけ、レクレエ ーションや行事を企画することで、参加できる場面を積極的に作り、日常の楽しみが増 えると共に、生きがいの支援に繋がっています。 ・利用希望者には見学を勧め、食事や入浴等、デイルームで1日を過ごして頂き、事業 所を理解した上で、安心して通所できるように配慮されています。慣れない場所で過ご す不安感を拭う取り組みがなされており、稼動率の向上にも繋がっています。 改善を求められる点 ・法人理念に基づく事業計画や中期経営計画などの基本方針とISO認証による品質 管理システムの方針を明文化されていますが、職員への周知が充分ではありません。 全職員で共有を図り、達成に取り組まれることが期待されます。職員への周知の徹底 の仕組みを検討されてはいかがでしょうか。 ・ヒヤリハット報告書の整備が充分ではありません。客観的に状況を分析し、原因を探 り改善策を考えることで、更にサービスの質の向上が図れるのではないでしょうか。情 報を共有する意味と、最終的には事業所を守るものとしての認識、さらにリスクマネジ メントの把握に繋がるように記録を整備することが求められます。 ・毎年度の研修計画に従って受講され、報告書も書かれていますが、ファイル化されて おらず、所在が明らかではありません。受講していない職員にも研修の内容が把握で きるように、報告書のファイル整備をされ、全員が読んで共有を図られることが求めら れます。 ・独自のアセスメントシートと介護支援専門員からの情報を合わせて、援助計画を作成 されていますが、希望の記入やサービスの内容など具体的な文書にされることが期待
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第三者評価に対する事業者のコメント されます。援助方法や手順を共有するという意味で、介護メモとして個々の援助方法を 整備されてはいかがでしょうか。 事業者のコメント ・法人の基本方針の組織への周知については、現在、中期経営計画を策定中です が、これらも含め、職員会議等の機会に周知徹底していきたいと思います。 ・記録についての不備、ヒヤリハット等の報告がないことについては、職員の気付きを 高めるとともに、リスクマネジメント上からも記録、報告を励行するよう改善したい。 ・職員研修については、現状の見直し、評価検証を行い、指摘された改善点につい ても次年度の研修実施に反映させていきます。研修のファイル化は、研修に参加でき なかった職員にも内容が把握できるように改善していきます。 ・利用者個々の援助計画やアセスメントについては、事業所として援助計画目標や 利用者等の希望を詳細まで記録することで全体化でき、職員への周知徹底が可能に なると思います。 今回の第三者評価での助言を参考に検討していきます。
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梅南・橘地域在宅サービスステーション
理念・基本方針について 判断基準項目 評価結果 理念が明文化されている。 a 理念に基づく基本方針が明文化されている。 a 理念や基本方針が職員に周知されている。 b 理念や基本方針が利用者等に周知されている。 c 評価機関コメント ISO認証を取得されており、品質管理には充分な時間をかけて取り組んでいます。品質方針として理念を掲げており、 それにを基に、基本方針や行動指針も明確にされています。理念を基に年度ごとに事業方針も明文化しています。毎 月開催される職員会議では理念や基本方針について話し合っていますが、全職員への周知が充分でなく、理解が深 まっていません。法人としての取り組みを全職員が共有できるようなシステム作りが期待されます。利用者や家族に基 本方針を説明する機会は持っていますが、理解が得られているかまでは把握できていません。今後は、機関紙等を作 成する際には、理念や事業計画を掲載し、利用者や家族にはもちろん、地域の方々等にも配布されて、広く周知でき るような取り組みをされてはいかがでしょうか。 計画の策定について 判断基準項目 評価結果 中・長期計画が策定されている。 a 中・長期計画を踏まえた事業計画が策定されている。 c 計画の策定が組織的に行われている。 a 計画が職員や利用者に周知されている。 b 評価機関コメント 在宅サービスにそって、また、理念を踏まえた上で、中・長期計画を策定しています。現状の課題を分析し、法人のミッ ション達成に向けて、目標を掲げた事業計画を現在策定中です。それを基に財務内容を検討して、計画に反映させた 上で、理事会に図り承認をいただく運びとなっています。現在の状況や今後の見込みも含めて職員会議で説明を行 い、具体的な行動に繋がるようにしています。利用者や家族には説明する機会を持っていますが、理解が得られてい るかは把握できていません。今後は広く周知できるような取り組みが期待されます。 管理者の責任とリーダーシップについて 判断基準項目 評価結果 管理者自らの役割と責任を職員に対して表明している。 b 遵守すべき法令等を正しく理解するための取り組みを行っている。 b 質の向上に意欲を持ち、その取り組みに指導力を発揮している。 a1/2 ページ
経営や業務の効率化と改善に向けた取り組みに指導力を発揮している。 a 評価機関コメント 組織図に職務を明文化し、管理者としての役割は明確にしています。今後は、職務権限を整備した上で、明文化する 事も必要ではないでしょうか。法令遵守についても必要性を理解して研修等で勉強する機会を持っています。基本的 な個人情報保護や介護保険法、自立支援法に基づくサービスについて理解はされていますが、法律の細かな部分の 把握も必要と考えられています。 管理者は、定期的に職員面談を行い、職員の思いや要望を聞くことで、働きやすい職場作りを目指し、業務改善を加 えながら質の向上を図られています。管理者は職員の急な休みにはシフトに入っているので、現場の状況や困難な事 柄にも精通され、改善を図られています。
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梅南・橘地域在宅サービスステーション
経営状況の把握について 判断基準項目 評価結果 事業経営をとりまく環境が的確に把握されている。 a 経営状況を分析して改善すべき課題を発見する取り組みを行っている。 a 外部監査が実施されている。 c 評価機関コメント 法人での分析を受けて、業務改善に取り組んでいます。相談業務には力を入れており、経営を取り巻く環境の把握に 努めています。状況を分析して、事業所独自の課題を明らかにした上で、稼働率アップに繋がるように、行事予定を載 せたパンフレットを居宅介護支援事業所や地域に配布し、広報活動をしています。 介護支援専門とは毎月意見交換を行い、利用者の居宅での様子や、地域の要望を把握しています。外部監査は受審 されていません。 人材の確保・養成について 判断基準項目 評価結果 必要な人材に関する具体的なプランが確立している。 a 人事考課が客観的な基準に基づいて行われている。 a 職員の就業状況や意向を把握し、必要があれば改善する仕組みが構築されている。 a 福利厚生事業に積極的に取り組んでいる。 a 職員の教育・研修に関する基本姿勢が明示されている。 c 個別の職員に対して、組織としての教育・研修計画が策定され、計画に基づいて具体的な取 り組みが行われている。 a 定期的に個別の教育・研修計画の評価・見直しを行っている。 b 実習生の受け入れに対する基本的な姿勢を明確にし、体制を整備している。 c 実習生の育成について、積極的な取り組みを行っている。 b 評価機関コメント 法人には適切に人事考課を行うための基準があり、昇進や昇給に反映しています。年に2回、職員が自己評価を行 い、それに基づいて管理者が面談の場を設置し、話し合った上で人事考課を行っています。モチベーションやレベルを 上げる為の面談となる様にとの配慮と、職員の様々な思いを把握する場となっています。 職員一人ひとりの目標を評価し、達成に向けてのアドバイスもしています。今年度は報酬加算の申請を行ったことで、 昇給率がアップする見込みです。職員の急な休みにも対応できるように、法人からの応援体制も整えています。 厚い人員配置となるように、また、職員の離職を減らしたいと考え、働きやすい職場作りに努めています。厚生会に加 入し、また、職員親睦として、食事会やボーリング大会等、楽しみとストレス解消の場を作ると共に、会計面での負担も しています。有給消化率についても、事業所からの働きかけを行い、一人ひとりが一週間の休暇を取り、リフレッシュ 出来るように配慮しています。研修については、法人内で毎年度計画を立て、それにそって実施しています。研修受1/2 ページ
講後は報告書を作り、理解度を高められていますが、作った報告書がファイルに整備されておらず所在が明らかでは ありません。受講していない職員にも研修の内容が把握できるように、報告書のファイル整備をされ、全員が読んで共 有を図られることが求められます。 また、年度ごとの研修の総括を行い、評価を行って、課題を来年度の研修に組み込めることが出来るような仕組みを 構築されることが期待されます。実習生については、マニュアルを整備し、積極的に受け入れをされています。福祉を 学ぶ学生や中学生の職場体験など社会貢献や後進の育成を担って取り組まれており、担当職員を決め、実習内容に 応じてのプログラムを用意していますが、実習生受け入れの明確な姿勢が文書化されていません。基本姿勢を明らか にした上で実習生の受け入れが期待されます。 安全管理について 判断基準項目 評価結果 緊急時(事故、感染症の発生時など)の対応など利用者の安全確保のための体制が整備さ れている。 b 利用者の安全確保のためにリスクを把握し、対策を実行している。 c 評価機関コメント 安全衛生管理マニュアルを整備しており、現在は危機管理マニュアルを整備しているところです。事業所では避難訓 練を行い、災害に関する意識を高める共に、通報の方法や、避難経路を確認をすることで、非常時に備えています が、実際の場面で落ち着いて行動が出来るように工夫しての訓練が望まれます。 今後は緊急時の連絡体制としてのフローチャートの整備を考えています。ヒヤリハット報告書の整備が充分ではあり ません。客観的に状況を分析し、原因を探り改善策を考えることで、更にサービスの質の向上が図れるのではないで しょうか。 情報を共有する意味と、最終的には事業所を守るものとしての認識、さらにリスクマネジメントに繋がるように記録を整 備することが求められます。 地域との交流と連携について 判断基準項目 評価結果 利用者と地域とのかかわりを大切にしている。 a 事業所が有する機能を地域に還元している。 a ボランティア受け入れに対する基本姿勢を明確にし、体制を確立している。 b 必要な社会資源を明確にしている。 a 関係機関等との連携が適切に行われている。 a 地域の福祉ニーズを把握している。 a 地域の福祉ニーズに基づく事業・活動が行われている。 a 評価機関コメント 事業所の機能を地域に開放する為に、事業所内の会議室の地域への開放や、相談員主催の介護予防教室を開催す る等、地域への還元に取り組んでいます。事業所の前の公園でバーベキューや花見、福祉祭りに参加して地域の 方々との交流も持ち、利用者の楽しみ事に繋がるような支援をしています。地域から理解を得られている事業所であ り、町会の方々からの行事へのお誘いもあり地域密着型としての機能を果たしています。 ボランティアも受け入れ、担当職員も配置していますが、基本姿勢を明らかにした上での受け入れと、個人情報の漏 洩等にも充分に配慮した取り組みが期待されます。地域の社会資源は資料ファイルを作成し活用しています。区社会 福祉協議会での地域会議に出席し、地域のアクションプランの作成と、ネットワーク作りにも協力しています。また、区 の福祉ニーズに応える為に、地域の在宅介護支援センターも設置し、役割を果たすべく活動されています。地域の相 談に応じ、必要であれば関係機関に繋げ、検討会議を開催する等細やかな支援がなされています。また、月に1度、 地域包括支援センターとの会議にも参加し、情報の交換に努めています。
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梅南・橘地域在宅サービスステーション
利用者本位の福祉サービスについて 判断基準項目 評価結果 利用者を尊重したサービス提供について共通の理解をもつための取り組みを行っている。 a 利用者のプライバシー保護に関する規定・マニュアル等を整備している。 b 利用者満足の向上を意図した仕組みを整備している。 a 利用者満足の向上に向けた取り組みを行っている。 a 利用者が相談や意見を述べやすい環境を整備している。 a 苦情解決の仕組みが確立され、十分に周知・機能している。 a 利用者からの意見等に対して迅速に対応している。 a 利用者や家族からの求めに応じ、サービスに関する記録の開示を行っている。 a 評価機関コメント 利用者の守られるべきプライバシーの保護には取り組んでおり、意思や人格を尊重することは、文書に明確にされて います。人権研修も受講し、職員の理解は深まってきたところです。個人情報保護規定はあり、法人としての姿勢は明 確にしていますが、プライバシー保護としての規定は充分ではなく、弱者を守る立場として、利用者のプライバシーに 配慮する為の明確な姿勢が求められます。利用者満足度については聞き取りでアンケートを行い、集計をして事業所 内に掲示することで広く周知されています。アンケート結果の評価を行い、改善策を立てて具体的に取り組み満足度 の向上に繋がっています。結果を検討することで、今まで気付かなかった事柄に目を向ける事ができ、また、一つひと つのケアの重要性も再認識できています。今後は、さらに充実したサービスに繋がるように、利用者だけでなく家族ア ンケートも実施されてはいかがでしょうか。日常のケアの中で利用者の意向を聞くように努め、意見や要望を表しやす い体制を作っています。連絡帳に家族からの情報や要望を記入して頂き、事業所からは要望に対しての返答や対応 策を書いてお返ししています。また、相談員も配置し要望や苦情には迅速に対応し、苦情や相談マニュアルを整備し、 重要事項説明書に窓口等を記載しています。記録の開示方法についても明確であり、求めに応じての対応がなされ ています。 サービスの質の確保について 判断基準項目 評価結果 サービス内容について、定期的に評価を行う体制を整備している。 a 評価の結果に基づき、組織として取り組むべき課題を明確にしている。 a 課題に対する改善策・改善計画を立て実施している。 a 個々のサービスについて、標準的な実施方法が文書化され、サービスが提供されている。 a 標準的な実施方法について、見直しをする仕組みが確立している。 a 利用者に関するサービス実施状況の記録が適切に行われている。 b 利用者に関する記録の管理体制が確立している。 b1/3 ページ
利用者の状況等に関する情報を職員間で共有している。 a 家族との連絡を密にし、面会等の配慮を行うなど、家族等との連絡について積極的に対応し ている。 a 身体拘束をなくしていくための取り組みが徹底されている。 非該当 嗜好品や外出希望など、利用者個人の選択や望みに、可能な限り応じられるよう配慮されて いる。 非該当 利用者の金銭を預かり管理する場合は、利用者や家族に定期的に報告するなど適切な管理 体制が整備されている。 非該当 居室は、利用者が安全・快適に過ごせるように配慮がなされている。 非該当 食事は、楽しくゆとりを持ってできるよう工夫されるとともに、利用者の好みが尊重されてい る。 a 入浴は、利用者が安全に入浴できるとともに、プライバシーにも十分に配慮されている。 a 排泄は、可能な限りトイレでの排泄を促しながら、介助の際には、衛生面やプライバシーに十 分に配慮されている。 a 移動・移乗は、利用者の身体機能を把握し、安心・安全に介助がなされている。 a リハビリは、利用者とも話し合いの上、目標・実施計画が設定され、評価を行いながら効果的 な実施に努めている。 a レクリエーションには、メニューが多彩に用意され、利用者の意向に配慮されている。 b 認知症高齢者については、問題行動がある場合に、その原因の究明除去および適切な対応 が行える体制がとられている。 a 寝たきり予防については、利用者の意欲と結びつけながら離床対策が計画的に実施されてい る。 非該当 評価機関コメント 今回初めて第三者評価を受審され、日常の取り組みを再確認する機会になり、自ら改善点を把握し、法人全体の問 題として、また事業所独自の問題として、改善に向けての取り組みを開始する予定です。各種のマニュアルは整備し 標準的なサービスの基準があり、定期的に検証する機会を持っています。マニュアルには作成日を記入して、更新さ れてはいかがでしょうか。日々の記録はリハビリやレクリエーションの内容や、血圧や体温のバイタルサイン、食事摂 取量、排泄チェック等項目にわけて記載しています。職員間での共有は、日報や看護日誌を活用されていますが、回 覧した人のサインが残されておらず十分な伝達ができているかが確かではありません。申し送りが確実に活用できる ために、一人ひとりの自覚を促す意味でも、目を通したら日付とサインをする事の徹底を図られることが求められま す。記録の管理体制についても具体的な管理規定を定め、保管場所や責任者を明確にされることが望まれます。家 族とは連絡帳を活用し、また、送迎の際に家での様子を聞き、要望や意見を頂いたり、デイサービスでの様子を報告 し密に連携を図っています。食事については、法人の管理栄養士が栄養バランスを考慮して立てたメニューを提供し、 嚥下状態に応じてキザミやお粥での対応もしています。食事サービス担当が独自のアンケートを実施し、要望を聞き、 嗜好も把握しています。また職員の検食簿も整備していますが、充分に活用されていません。高齢者にとって、食事 は一番の楽しみである事を理解され、味や盛り付けに一工夫を加えることが望まれます。何時までも美味しく食事を採 っていただきたいとの思いから口腔ケアには充分に時間をかけて取り組まれています。 入浴は一般浴とリフト浴、個浴を整備し、状態に応じて使い分け、細かな項目までマニュアル化され、安全に入浴でき るように配慮しています。風呂場の清掃には充分に気を使い清潔な空間を提供しています。 排泄は定期的な誘導で 失禁ゼロを目指しています。特に帰宅時には、家族からの要望もあり、必ずトイレ誘導を行い綺麗な状態で帰って頂く ことが徹底されています。ただ、定期的な誘導だけでなく、排泄アセスメントを行い一人ひとりのリズムを把握した上で の誘導ということも今後は必要になってくるのではないでしょうか。トイレは個室になっていますが、扉がカーテンにな っており、 プライバシーの保護の観点から充分な配慮が望まれます。 事業所内はバリアフリーで移動は自由にでき、安全に配慮されています。テラスにも自由に出入りでき、利用者はお 気に入りの場所で過ごされています。レクリェーションや行事については、利用者からの要望を聞き、また、職員のア イディアを取り入れ、より充実した内容を検討しています。季節ごとの行事や地域の行事にも参加し、日常の楽しみを 多く提供されています。利用者にはそれぞれの担当職員がおり、ケース会議での検討を基に、要望や状態に応じた個
別支援を心がけています。認知症の利用者についても自立を第一に考えた支援を提供しています。 入浴は一般浴とリフト浴、個浴を整備し、状態に応じて使い分け、細かな項目までマニュアル化され、安全に入浴でき るように配慮しています。風呂場の清掃には充分に気を使い清潔な空間を提供しています。 排泄は定期的な誘導で失禁ゼロを目指しています。特に帰宅時には、家族からの要望もあり、必ずトイレ誘導を行い 綺麗な状態で帰って頂くことが徹底されています。ただ、定期的な誘導だけでなく、排泄アセスメントを行い一人ひとり のリズムを把握した上での誘導ということも今後は必要になってくるのではないでしょうか。トイレは個室になっていま すが、扉がカーテンになっており、 プライバシーの保護の観点から充分な配慮が望まれます。 事業所内はバリアフリ ーで移動は自由にでき、安全に配慮されています。テラスにも自由に出入りでき、利用者はお気に入りの場所で過ご されています。レクリェーションや行事については、利用者からの要望を聞き、また、職員のアイディアを取り入れ、より 充実した内容を検討しています。季節ごとの行事や地域の行事にも参加し、日常の楽しみを多く提供されています。 利用者にはそれぞれの担当職員がおり、ケース会議での検討を基に、要望や状態に応じた個別支援を心がけていま す。認知症の利用者についても自立を第一に考えた支援を提供しています。 サービスの開始・継続について 判断基準項目 評価結果 利用希望者に対してサービス選択に必要な情報を提供している。 a サービスの開始にあたり、利用者等に説明し同意を得ている。 a 事業所の変更や家族への移行などにあたり、サービスの継続性に配慮した対応を行ってい る。 a 施設サービスを受ける必要性の高い利用者が、優先的に入所できるよう適切に取り組まれて いる。 非該当 評価機関コメント 毎月の行事を載せた事業所独自のパンフレットを作成し配布しています。利用希望者には見学を勧め、食事や入浴 等の1日体験を行って頂き、事業所を理解した上で安心してのサービス利用に繋げています。サービス開始に当たっ ては、重要事項説明書に沿ってサービスの内容や方針、利用料金、相談窓口などをわかりやすく説明し同意を得てい ます。他事業所に移行される場合は介護支援専門員を通じて情報提供をしています。 サービス実施計画の策定について 判断基準項目 評価結果 定められた手順に従ってアセスメントを行っている。 a 利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している。 b サービス実施計画を適切に策定している。 b 定期的にサービス実施計画の評価・見直しを行っている。 a 自立を支援するという基本方針の下に、利用者個々のサービス計画が作成され、サービス実 施にあたっては、利用者の同意が徹底されている。 a 評価機関コメント 事業所独自の所定の様式のアセスメントがあり、希望や状態を把握し介護支援専門員からの情報と合わせて個別援 助計画を立てています。自立支援を第一に考えた計画となるようにしており、利用者や家族からの同意ももらっていま すが、希望が記入されておらず、サービス提供内容が具体的に書かれていません。援助方法や手順を共有するという 意味で、介護メモとして個々の援助方法を整備されてはいかがでしょうか。 ISOの手順にそって、計画は定期的にモニタリングを行い、評価を加えた上で見直しをされています。介護支援専門員 にも毎月サービス状況の報告をしており、在宅との連携が図られています。