((((2014201420142014年年年年3333月月月月6666日 第日 第日 第日 第2222版公開)版公開)版公開)版公開) 「認知症 やさしい解説」では、認知症とはどんな病気か、一 般の方向けにやさしく解説しています。脳のしくみとはたら き、認知症の種類、どんな症状がでるのか、どんな人がか かりやすいのか、検査の方法、治療の種類、日常生活上の 留意点などをわかりやすい言葉と図を用いて解説していま す。 この「やさしい解説」は、Mindsが作成しており、専門医による 監修を受けています。 実際の診療にあたっては、主治医をはじめとする医療者に 相談されることをお勧めします。
監修監修監修監修・・・・作成作成作成作成ごごごご協力者協力者協力者協力者
氏名 所属
中島 健二 鳥取大学医学部脳神経内科 教授 和田 健二 鳥取大学医学部脳神経内科 講師
認知症全般 認知症全般 認知症全般認知症全般についてについてについてについて
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◆認知症
認知症
認知症
認知症とは
とは
とは
とは
人は年齢とともに新しいことを覚えにくくなりますが、多くは誰でも起こりうる自然な老化現象で す。 同じもの忘れであっても、脳の障害によって引き起こされた進行性の認知障害により、日常生日常生日常生日常生 活 活 活 活やややや社社社社会会会会生活生活生活生活にににに支障支障支障支障をを来をを来来来すすすす状状態状状態態態を認知症認知症認知症認知症といいます。 認知症のおもな原因として、脳の神経細胞の変化によって起こる神神神神経変経変経変経変性疾患性疾患性疾患性疾患と脳脳脳脳血管障血管障血管障血管障 害 害 害 害の2つがあります。 神経変性疾患の中で患者さんが最も多い認知症はアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマー型認知症型認知症型認知症型認知症です。次いで、 レヴィ小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。 脳血管障害には脳出血や脳梗塞などが原因の認知症があります。 認知症高 認知症高 認知症高 認知症高齢齢齢齢者者者者のののの日常生活自立度日常生活自立度日常生活自立度日常生活自立度ⅡⅡⅡⅡ**** 1111以上以上以上以上のののの将来将来将来将来推計推計推計推計 *1:日常生活自立度Ⅱとは、認知症高齢者の患者さんにおいて,日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難 さが多少見られても,誰かが注意していれば自立できる程度をいいます. 出典: 厚生労働省 平成24年8月24日報道発表資料,「認知症高齢者の日常生活自立度」Ⅱ以上の高齢者数の将来 推計,より作成. 上記のグラフとは別に、平成25年6月、厚生労働省の研究班の調査から、日本の認知症の患 者さんの推計数が発表されました。 これによると、全国の65歳以上の高齢者のうち認知症の人は15%、2012年の時点で462万人 にのぼり、従来の予想よりも多い結果となりました*2。 *2:厚生労働科学研究費補助金 認知症対策総合研究事業,研究代表者 朝田 隆「都市部における認知症有病率と認知症の 生活機能障害への対応」平成23年度~平成24年度総合研究報告書.平成25年6月1日発表より。<認知症 <認知症<認知症<認知症をををを引引引引きききき起起こすおもな起起こすおもなこすおもなこすおもな病病病病気気気気>>>> 神神神神経変経変経変経変性疾患性疾患性疾患性疾患 アルツハイマーアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマー型認知症型認知症型認知症型認知症 レヴィレヴィレヴィレヴィ小体型認知症小体型認知症小体型認知症小体型認知症 前頭側頭型認知症前頭側頭型認知症前頭側頭型認知症前頭側頭型認知症 脳脳脳脳血管障害血管障害血管障害血管障害 脳脳脳脳梗塞梗塞梗塞梗塞,,,,脳脳脳脳出血出血出血出血,,,,硬膜下血腫硬膜下血腫硬膜下血腫硬膜下血腫 そのそのそのその他他他他 特特特特発発発発性正常性正常性正常性正常圧圧圧圧水頭症水頭症水頭症水頭症 薬薬薬薬物中毒物中毒物中毒物中毒 アルコールアルコールアルコールアルコール中毒中毒中毒中毒
脳 脳 脳脳のしくみとはたらきのしくみとはたらきのしくみとはたらきのしくみとはたらき ひとの脳は、いろいろな情報をからだ全体に伝えるはたらきがあります。 その中でも大脳は大きく4つの領域からなり、各領域はさまざまなはたらきをつかさどる、大変 重要な場所です。 脳 脳 脳 脳のしくみのしくみのしくみのしくみ 脳 脳 脳 脳のののの各部位各部位各部位各部位 脳 脳 脳 脳のおもなのおもなのおもなのおもな機能機能機能機能
認知症 認知症 認知症認知症のののの種類種類種類種類にはどのようなものがあるのにはどのようなものがあるのにはどのようなものがあるのにはどのようなものがあるの???? 認知症の中でもっとも患者さんの数が多い認知症はアルツハイマー型認知症です。 次に、血管性認知症、レヴィ小体型認知症と続きます。
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◆アルツハイマー
アルツハイマー
アルツハイマー
アルツハイマー型認知症
型認知症
型認知症
型認知症とは
とは
とは
とは
アルツハイマー病の病態生理変化を背景とする認知症をアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマー型認知症型認知症型認知症型認知症といい、 近年、日本の高齢化とともに患者さんは増え続けています。 アルツハイマー型認知症が引き起こされる原因は、まだはっきりと解明されていません。 ただ、アルツハイマー型認知症の患者さんの脳では、記憶をつかさどる海馬海馬海馬海馬((((かいばかいばかいばかいば))))にある 神経細胞から死滅していきます。 脳が萎縮(いしゅく)し脳脳脳脳室室室室((((のうしつのうしつのうしつのうしつ))))が 広がり、大大大大脳脳脳脳皮質皮質皮質皮質((((だいのうひしつだいのうひしつだいのうひしつだいのうひしつ))))を顕 微鏡で見ると、老人斑老人斑老人斑老人斑((((ろうじんはんろうじんはんろうじんはんろうじんはん))))**** 1111 と呼ばれるシミや神経細胞の中には神神神神 経 経 経 経原線維原線維原線維原線維変変変変化化化化**** 2222と呼ばれる異常な線維 が見られることが分かっています。 そして老人斑老人斑老人斑老人斑**** 1111や神神神神経経原線維経経原線維原線維原線維変変変変化化化化**** 2222が多く見られるようになると、神経細胞がジワジワと死 滅し、脳脳脳脳がががが萎縮萎縮萎縮萎縮するするするすると考えられています。 これにより、場所や時間が分からなくなる、最近の出来事が覚えられないといったものものものもの忘忘忘忘れのれのれのれの 症 症 症 症状状状状が引き起こされるのです。 ■ ■ ■ ■ * 1* 1* 1* 1老人斑老人斑老人斑老人斑とは とは とは とは ■■■■ アミロイドベータというタンパク アミロイドベータというタンパクアミロイドベータというタンパクアミロイドベータというタンパク質質質質がががが細細い細細いい線維物質い線維物質線維物質線維物質をつくりをつくりをつくりをつくり,,,,神神経神神経経経細胞細胞細胞細胞とと神とと神神神経経経経細胞細胞細胞細胞 の のの間の間間間でででで蓄積蓄積蓄積蓄積してきますしてきます....これをしてきますしてきますこれをこれをこれを老人斑老人斑老人斑老人斑といいますといいますといいますといいます.... 老人斑 老人斑老人斑老人斑やややや神神神神経経経経原線維原線維原線維原線維変変化変変化化化**** 2222は年ははは年年年齢齢齢齢とともにとともに増とともにとともに増増増ええええ,,,,正常正常正常正常のののの神神経神神経経経細胞細胞細胞細胞はは減はは減減減っていきっていきっていきっていき ます ますますます.... ■ ■ ■ ■ * 2* 2* 2* 2神神神神経経経経原線維原線維原線維原線維変変変変化化化化とは とは とは とは ■■■■ リン リンリンリン酸化酸化酸化酸化というというというという化化化化学学学学的的に的的に修飾にに修飾修飾修飾ををを受を受受受けたタウけたタウけたタウけたタウ蛋白蛋白が蛋白蛋白ががが線維線維線維線維をををを形成形成形成形成しし,,,,神しし神神神経経経経細胞細胞細胞細胞のののの中中中中 に ににに蓄積蓄積蓄積蓄積してきますしてきますしてきますしてきます....これをこれをこれをこれを神神神神経経経経原線維原線維原線維原線維変変変変化化化化といいますといいますといいますといいます.... 老人斑 老人斑 老人斑 老人斑やややや神神神神経経経経原線維原線維原線維原線維変変変変化化化化はははは、年、年、年、年齢齢齢齢とともにとともにとともに増とともに増増増ええええ、正常、正常、正常、正常のののの神神経神神経経経細胞細胞細胞細胞はは減はは減減減ってってってって いきます いきます いきます いきます。。。。◆
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◆血管性認知症
血管性認知症
血管性認知症
血管性認知症とは
とは
とは
とは
血管性認知症のおもな原因は、脳の血管障害、脳出血や脳梗塞によって起こる認知症をいい ます。 血管障害が起きると、脳細胞に十分な酸素が行き渡らず、最終的には細胞が死んでしまうた めに起こります。 脳出血や脳梗塞になったことがある方、また高血圧、糖尿病、心疾患も脳血管障害を引き起 こす危険因子なので注意が必要です。◆
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◆レヴィ
レヴィ
レヴィ
レヴィ小体型認知症
小体型認知症
小体型認知症
小体型認知症とは
とは
とは
とは
アルファ-シヌクレインというタンパク質が神経細胞の中に蓄積してできたかたまり〔封入体 (ふうにゅうたい)〕をレヴィ小体といいます。 レヴィ小体型認知症では、レヴィ小体が大脳皮質に現れて大脳の萎縮を引き起し、進行性の 認知機能の低下や幻視を繰り返します。 認知症症状と運動症状の両方の症状が見られるのが特徴です。 認知症症状としてはもの忘れのほかに幻視や注意力低下、段取りが悪くなるなどの症状が見 られます。 運動症状としてパーキンソニズムが出現し、動作が鈍くなります。そのため、つまずいて転倒 する恐れがあるので、注意が必要です。どんな どんな どんなどんな症症症症状状状状がでるのがでるのがでるのがでるの????
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◆認知症全般
認知症全般
認知症全般
認知症全般の
の
の
の症
症
症
症状
状
状
状
認知症の症状として、以下の症状がよく知られています。 認知症 認知症 認知症 認知症のおもなのおもなのおもなのおもな症症症症状状状状 上記の症状は徐々に進行していきます。初期 のころから見られる症状ですので、家族家族家族家族はははは早早早早 い い い い段階段階段階段階でででで変変変変化化化化にににに気気気気づくことづくことづくことづくことが望まれます。 認知症 認知症 認知症 認知症とととと区区区区別別別別すべきおもなすべきおもな病すべきおもなすべきおもな病病病気気気気やややや障害障害障害障害 ■ ■ ■ ■ 失語失語失語失語とは とは とは とは ■■■■ 聴 聴 聴聴くくくく,,,,話話話話すすすす,,,,読読読む読むむむ,,,,書書書書くといったくといった言葉くといったくといった言葉言葉言葉によるコミュニケーションがうまくによるコミュニケーションがうまくによるコミュニケーションがうまくによるコミュニケーションがうまく行行行えない行えないえないえない状状状状態態態態をいいます をいいます をいいますをいいます.... ■ ■ ■ ■ 失行失行失行失行とは とは とは とは ■■■■ 大 大 大大脳脳脳脳のののの一部一部一部一部にに障害にに障害障害障害がががが起起起起きているもののきているものの,,,,麻痺きているもののきているものの麻痺麻痺麻痺などのなどのなどのなどの運動機能運動機能運動機能運動機能のの障害のの障害障害障害がががが見見見見られられられられ ないにもかかわらず ないにもかかわらず ないにもかかわらずないにもかかわらず,,,,目的目的目的目的にににに合合った合合ったった動作った動作動作動作やややや行動行動がうまく行動行動がうまくがうまくがうまく行行行行えなくなったえなくなった状えなくなったえなくなった状状状態態態態をいをいをいをい います います いますいます.... ■ ■ ■ ■ 失認失認失認失認とは とは とは とは ■■■■ 大 大 大大脳脳脳脳のののの一部一部一部一部にににに障害障害が障害障害ががが起起起起きてきてきてきて,,,,見見見見たりたり,,,,聞たりたり聞聞聞いたりいたりいたりいたり,,,,触触触触れるなどのれるなどのれるなどのれるなどの感感覚感感覚覚覚からからからから得得る得得るるる情報情報情報情報 を を をを選選選選択択択択してしてしてして収収集収収集集集したりしたりしたりしたり,,,,そのそのそのその情報情報情報情報をををを理解理解理解理解してしてしてして認識認識認識認識することがうまくすることがうまく行することがうまくすることがうまく行行行えないえないえないえない状状状状態態態態 をいいます をいいます をいいますをいいます....
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◆アルツハイマー
アルツハイマー
アルツハイマー
アルツハイマー型認知症
型認知症
型認知症
型認知症の
の症
の
の
症
症
症状
状
状
状
アルツハイマー型認知症の症状は、中核症中核症中核症中核症状状状状と行動・・・・心理症行動行動行動 心理症心理症心理症状状状状の2つに分けられます。 中核症状は脳脳脳脳のののの障害障害障害障害がががが直接直接直接直接のののの原因原因原因原因となって現れるもので、記憶や物事の認識にかかわる能 力が低下していきます。 「目の前にいる家族が誰か分からない」「駅までの道のりが分からない」など、患者さんの生活 に不自由さをもたらすようになります。 一方、行動・心理症状には、不適切な不適切不適切不適切ななな行動上行動上の行動上行動上のの問題の問題問題問題とうつとうつとうつとうつ症症状症症状状状やややや妄想妄想のような妄想妄想のようなのようなのような心理症心理症心理症心理症状状状状 があります。 たとえば目の前にいる家族が誰か分からないために、「知らない人が家に侵入してきた」と騒 いだり、駅までの道のりに迷って何時間も徘徊(はいかい)してしまう、といった行動を引き起こ します。 アルツハイマー型認知症では,もの忘れなどの中核症状より先に「財布や預金通帳などが盗 まれた」などのもの盗られ妄想が目立つ場合があります。どんな どんな どんなどんな人人人人がかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいの???? 認知症にかかる原因は、認知症のタイプにより違ってきますが、共通していえることは生活習 慣が大きく関わっているようです。
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◆アルツハイマー
アルツハイマー
アルツハイマー
アルツハイマー型認知症
型認知症
型認知症
型認知症
アルツハイマー型認知症の原因はまだはっきりと分かっていませんが、ある特定特定特定特定のタンパクのタンパクのタンパクのタンパク 質 質 質 質が脳内に蓄積してくると、それらのタンパク質が老人斑と呼ばれるシミや神経原線維変化を つくり出し、脳の萎縮を引き起こすとされています。 また、家族性家族性家族性家族性アルツハイマーアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマー病病病病という病気があるように、遺遺遺遺伝伝伝伝によってアルツハイマー型認知 症を発症する人がいることも分かっています。 < < <<アルツハイマーアルツハイマーアルツハイマーアルツハイマー型認知症型認知症型認知症型認知症のののの おもな おもな おもな おもな危危危危険険険険因子>因子>因子>因子> 加 加 加加齢齢齢齢 遺 遺 遺遺伝伝伝伝 生活習慣病 生活習慣病 生活習慣病生活習慣病 喫煙 喫煙 喫煙喫煙 運動不足 運動不足 運動不足運動不足 知的作業 知的作業 知的作業知的作業のののの不足不足不足不足 余暇活動 余暇活動 余暇活動余暇活動やややや社社社社会会活動会会活動活動活動のののの不足不足不足不足◆
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◆血管性認知症
血管性認知症
血管性認知症
血管性認知症
血管性認知症は、脳の血管障害、脳梗塞や脳出血などが原因です。 この、脳血管障害を引き起こす原因の疾患として、糖尿病や高血圧、心疾患、肥満などがあり ます。 脳の血管に負担を与えるタバコやお酒の飲みすぎなども危険因子となるため、十分に注意が 必要です。 <血管性認知症 <血管性認知症 <血管性認知症<血管性認知症のおもなのおもなのおもなのおもな危危危危険険険険因子>因子>因子>因子> 糖尿病 糖尿病糖尿病糖尿病,,,,高血高血高血高血圧圧圧圧,,,,心疾患心疾患心疾患心疾患,,,,脂質異常症脂質異常症脂質異常症脂質異常症などのなどのなどのなどの生活習慣病生活習慣病生活習慣病生活習慣病 加 加加加齢齢齢齢 喫煙 喫煙喫煙喫煙 飲 飲飲飲酒酒酒酒運動不足 運動不足運動不足運動不足 肥
肥肥肥満満満満 などなどなどなど
どんな どんな どんなどんな検検検検査査査査をするのをするのをするのをするの???? 認知症が疑われたら、早めに医療機関を受診しましょう。 認知症を専門的にする診療科には、精神神精神神精神神精神神経経経経科、神科、神科、神科、神経内経内経内経内科科科科などがあり、老年科老年科老年科老年科にもの忘れ 外来が設けられていることがあります。 近くに専門医がいない場合は、ひとまずかかりつけかかりつけかかりつけかかりつけ医医医医に相談するとよいでしょう。 認知症を調べる方法には、医師による診察や検査のほか、認知症の有無や程度をチェックす るためのテストがあります。
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◆診察
診察
診察
診察
認知症の場合、家族家族家族家族からからからから話話を話話ををを聞聞聞聞きとるきとるきとるきとるこ とが多いようです。 その際、「年齢、学歴、仕事やこれまでの 生活、病歴や治療中の病気、お酒やタバ コなどの生活習慣、いつごろからどのよう な変化が現れたか」などのメモを用意して おくと、医師が正確な診断をするのに役立 ちます。 そのあと、あらためて医師は家族同席のもと患者さん本人を診察します。 簡単な質問をしながら患者さんの表情や答え方を観察し、加齢によるもの忘れか認知症かを 判断します。 診察室で簡単にできる認知機能を検査するツールとして、長谷川式簡易知能評価スケール 〔HDS-R〕、精神状態短時間検査〔MMSE〕、時計描画テスト〔CDT〕などが、代表的なものとして 挙げられます。 認知機能 認知機能 認知機能 認知機能をををを検検検検査査査査するためのするためのするためのするための神神経神神経経経心理心理心理心理検検検検査査査査◆
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◆検
検
検
検査
査
査
査
アルツハイマー型認知症になると脳が縮んでいくため、脳表面のシワとシワのあいだが広が り、溝のスペースが広がって見えるようになります。 血管性認知症の場合は血管の詰まり〔梗塞〕や出血などが見られます。 認知症 認知症 認知症 認知症のおもなのおもなのおもなのおもな画画画画像像像像検検検検査査査査 認知症は残念ながら、現代の医学では完全に治すことのできない病気です。 ただし、早い段階で病気に気づき治療を行うことで病気の進行をゆるやかにし、日常生活をお だやかに過ごせる可能性があります。 ■ MRI
■ MRI■ MRI■ MRI検検検検査査査査でのでの注意でのでの注意注意注意点点点点 ■■■■
MRI MRI MRI MRIはははは強強強強いいいい磁場磁場磁場磁場のの中のの中中中にににに体体を体体ををを置置置置きき,,,,ラジオきき ラジオラジオラジオ波波波波ををを照射を照射照射照射してしてしてして,,,,からだをからだを画からだをからだを画画画像化像化像化像化するするするする方法方法方法方法でででで す す す す.... エックス エックス エックス エックス線線線線をををを使使使使わないのでわないのでわないのでわないので被曝被曝被曝被曝はありませんがはありませんがはありませんがはありませんが,,,,大大大大変変強変変強強強いいいい磁磁磁磁気気を気気ををを使用使用使用使用しているたしているたしているたしているた め め め め,,,,金金金金属属属属類類類類をををを体体体体にににに着着着着用用用用しているしているしている方している方方方,,,,ペースメーカーやペースメーカーやペースメーカーやペースメーカーや口腔口腔口腔口腔内内インプラントなど内内インプラントなどインプラントなどインプラントなど体体体体内内内内 に に に
に器機器機器機を器機ををを植植植植込込みしている込込みしているみしているみしている一部一部一部一部のの方のの方方方にはにはにはには,,,,MRIMRI検MRIMRI検検検査査査査ができないことがありますができないことがありますができないことがありますができないことがあります.... また また また また点点点点滴台滴台滴台滴台やや歩やや歩歩歩行補助具行補助具行補助具行補助具,,,,ベッドやベッドやベッドや酸素ベッドや酸素酸素酸素ボンベなどもボンベなどもボンベなどもボンベなども引引きつける引引きつけるきつけるきつける力力力力がありますがありますがありますがあります.... 大事故 大事故 大事故 大事故につながりますのでにつながりますのでにつながりますのでにつながりますので,,,,検検検検査査前査査前前前のののの注意事項注意事項は注意事項注意事項ははは必必必必ずずずず確確確確かめておきましょうかめておきましょうかめておきましょうかめておきましょう....
どんな どんな どんなどんな治療法治療法治療法治療法があるのがあるのがあるのがあるの???? 認知症を完全に治す治療法はありません。 しかし、認知症の進行を遅らせたり、症状を軽くすることは可能です。
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◆薬
薬
薬
薬物療法
物療法
物療法
物療法
アルツハイマー型認知症の場合、脳内 のアセチルコリンなどの神経伝達物質 が極端に少なくなっています。その神神神神 経 経 経 経伝伝伝伝達物質達物質達物質達物質をををを増増増増やすようにはたらきやすようにはたらきやすようにはたらきやすようにはたらき かける かける かける かける薬薬薬薬を服用します。 また、グルタミン酸という神経伝達物質 のはたらきも悪くなっていますので、そ のはたらきを調整する薬もあります。 しかし、失われてしまった記憶などを元に戻すことはできません。 病気に伴って現れる徘徊や幻覚などの症状を改善する目的で、抗精神病抗精神病抗精神病抗精神病薬薬薬薬、抗、抗うつ、抗、抗うつうつうつ薬薬薬薬、睡、睡、睡、睡 眠導入 眠導入 眠導入 眠導入剤剤剤剤なども併せて用いることがあります。◆
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その
その
その他
他
他
他の
の
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の治療法
治療法
治療法
治療法
薬物療法と併せてリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション療法療法療法療法を行うと、一定の効果が認められるとされていま す。 現在行われているものには、グループで楽器を演奏したり歌ったりする音楽療法、絵を描くア ートセラピー、動物と触れ合うアニマルセラピーなどがあります。 いずれも普段の生活では経験しえないことに取り組むことで、五感を活用し、脳を活性化させ るはたらきがあると考えられています。 認知症治療 認知症治療 認知症治療 認知症治療のののの非非非非薬薬薬薬物療法物療法物療法物療法 ・リアリティーオリエンテーション ・リアリティーオリエンテーション ・リアリティーオリエンテーション ・リアリティーオリエンテーション〔〔〔〔RORORORO〕〕〕〕 「何月何日か」「いまの季節はいつなのか」など見当識障害(けんとうしきしょうがい)を解消し、 現実認識を深めることにより残存機能を高める療法。 ・バリデーション ・バリデーション ・バリデーション ・バリデーション療法療法療法療法認知症の方とのコミュニケーション方法。相手の話に耳を傾け接点を持つことで、行動の異常 や感情を和らげることを目的とする。 ・・・・回想法回想法回想法回想法 過去を振り返り、共感、受容的に対応することによって心理的安定、人格統一を図る。 ・・・・認知刺激療法認知刺激療法認知刺激療法認知刺激療法 言語や数字などを使ったゲームや簡単な計算で脳に刺激を与える。 ・・・・運動療法運動療法運動療法運動療法 運動機能と心肺機能の改善と維持を目的とする。寝返りや布団から起きるなどの基本的な動 作や、歩行や散歩などの移動動作、関節を動かす運動や筋力を強くする運動、持久力を高め る運動など、症状に合わせて行われる。 ・・・・音音音音楽楽楽楽療法療法療法療法 心身のリラックスと不安やストレスを軽くする目的で行われる。方法はさまざまで、個人か集団 か、自分自身で演奏や歌を歌う参加タイプ、もしくは音楽を鑑賞するタイプなどがある。
認知症 認知症
認知症認知症のののの診診診診断断断断からから治療からから治療治療治療までのまでのまでのまでの流流流流れれれれ
日常生活 日常生活 日常生活日常生活ではどのようなことにではどのようなことにではどのようなことにではどのようなことに気気気気をつければいいのをつければいいのをつければいいのをつければいいの???? 認知症は、患者さん本人の問題だけではなく、家族家族家族家族にとってもにとってもにとってもにとっても重大重大な重大重大ななな問題問題問題問題です。 誰かひとりがすべてを背負うのではなく、家族全員家族全員家族全員家族全員やややや地域地域地域地域のののの人人人人のののの協力協力協力協力が必要なのはいうまで もありません。 また、家庭内の問題と捉えずに、必要であれば地域の保健所、自治体の相談窓口、家族会な どに相談をし、いろいろな人の手を借りて患者さんの介護を乗り切りましょう。 そうした環境があってこそ、精神的なゆとりをもって患者さんと接することができるのです。 <日常生活上 <日常生活上 <日常生活上 <日常生活上のののの注意注意注意注意点点点点>>>> なじみのある なじみのある なじみのある なじみのある環境環境環境環境がががが変変変変化化しないように化化しないようにしないようにしないように配慮配慮配慮配慮するするするする 生活 生活 生活 生活リズムをリズムをリズムをリズムを整整整整えるえるえるえる バランスのとれた バランスのとれた バランスのとれた バランスのとれた食事食事食事食事をををを心心心心がけるがけるがけるがける 家族 家族 家族 家族はははは,,,,話話話話したりしたりしたりしたり歩歩歩歩いたりするいたりするいたりするいたりする速度速度を速度速度ををを患者患者患者患者さんのペースにさんのペースにさんのペースにさんのペースに合合合合わせるわせるわせるわせる 残 残 残 残されているされているされているされている運動機能運動機能運動機能運動機能をなるべくをなるべくをなるべくをなるべく使使使使うよううよううよううよう心心心心がけるがけるがけるがける デイサービスを デイサービスを デイサービスを デイサービスを利用利用利用利用するなどするなどするなどするなど,,,,外出外出外出外出のののの機機会機機会会会をををを設設設設けるけるけるける
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◆認知症
認知症
認知症
認知症の
の
の
の患者
患者
患者
患者さんとその
さんとその
さんとその
さんとその家族〔介護者〕
家族〔介護者〕
家族〔介護者〕
家族〔介護者〕への
への
への
への支援情報
支援情報
支援情報
支援情報
また、認知症の患者さんと一緒に生活する家族への支援も、いろいろとあります。 地域住民の心身の健康と生活を安定させるため、各市町村で地域包括支援センターを設置し ています。 患者さんの重症度に合わせたサービスや介護プランを作成してくれます。 <介護保 <介護保 <介護保 <介護保険険険険でででで使用使用使用使用できるいろいろなサービスできるいろいろなサービスできるいろいろなサービスできるいろいろなサービス>>>> 通所 通所 通所 通所リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション〔〔〔〔デイケアデイケアデイケアデイケア〕〕〕〕通所介護〔 通所介護〔 通所介護〔 通所介護〔デイサービスデイサービスデイサービスデイサービス〕〕〕〕 訪問看護 訪問看護 訪問看護 訪問看護 訪問介護〔 訪問介護〔 訪問介護〔 訪問介護〔ホームヘルプサービスホームヘルプサービスホームヘルプサービスホームヘルプサービス〕〕〕〕 訪問入浴介護 訪問入浴介護 訪問入浴介護 訪問入浴介護 短期特定施設入所者生活介護 短期特定施設入所者生活介護 短期特定施設入所者生活介護 短期特定施設入所者生活介護 入所生活介護〔 入所生活介護〔 入所生活介護〔 入所生活介護〔ショートステイショートステイショートステイショートステイ〕〕〕〕 認知症 認知症 認知症 認知症対応対応対応対応型共同生活介護〔型共同生活介護〔型共同生活介護〔型共同生活介護〔グループホームグループホームグループホームグループホーム〕〕〕〕 住宅改修費 住宅改修費 住宅改修費 住宅改修費のののの支給支給支給支給 福祉用具 福祉用具 福祉用具 福祉用具のののの貸貸貸貸与与与与・・・・購入購入購入購入