枠組壁工法 耐火建築物設計・施工の手引
設Ⅱ.主要構造部・認定耐火構造の仕様
設Ⅱ-2.間仕切壁耐力壁(1 時間耐火構造)
Ver.4.00
(一社)日本ツーバイフォー建築協会
設Ⅱ-2-P7
設計・仕様編
(4)FP060BP-0051(平成 25 年仕様)
認定区分
間仕切壁耐力壁の 1 時間耐火構造
認定番号
FP060BP-0051
構造方法
の名称
両面強化せっこうボード重・木質系ボード張/木製枠組造間仕切壁
適用条件
壁の高さ及び幅については、構造計算等により構造安全性が確かめられた寸法とする。
たて枠間隔は 455mm 以下とする。
注意点等
概要図
断面図
施工編
参照ページ
構造躯体工事: 工Ⅰ-2-P3
室内側耐火被覆:工Ⅳ-4-P11
下張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
木質系ボード(厚さ9㎜以上)
上張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
下張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
上張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
たて枠
(38 ㎜以上×89 ㎜以上、
間隔 455 ㎜以下)
191
95.5
95.5
木質系ボード(厚さ9㎜以上)
たて枠
(38㎜以上×89㎜以上、@455㎜以下)
上張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
受け材(38以上×89以上)※
下張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
下張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
木質系ボード(厚さ9㎜以上)
上張り強化せっこうボード(厚さ21,25㎜)
木質系ボード(厚さ9㎜以上)
※:あり又はなし
枠組壁工法 耐火建築物設計・施工の手引
設Ⅱ.主要構造部・認定耐火構造の仕様
設Ⅱ-2.間仕切壁耐力壁(1 時間耐火構造)
Ver.4.00
(一社)日本ツーバイフォー建築協会
設Ⅱ-2-P8
[
(4)FP060BP-0051-2]
仕様:
壁体 上枠・下枠・
頭つなぎ・
たて枠・受け材
次のいずれかとする
□平成 13 年国土交通省告示第 1540 号第二
第一号に基づく、aからdのいずれかに
よる。
a.枠組壁工法構造用製材(JAS)
b.枠組壁工法構造用たて継ぎ材(JAS)
c.集成材(JAS)
d.単板積層材(JAS)
□平成 13 年国土交通省告示第 1540 号第二
第三号に基づく、枠組壁工法構造用製材、
枠組壁工法構造用たて継ぎ材又は構造用
製材
断面寸法(mm):38 以上×89 以上
密度(g/cm3
):0.31 以上
たて枠の取付け間隔(mm):455 以下
受け材の取付け:必要に応じて取付ける。
受 け 材 留 付
方法 次のいずれかとする
□太め鉄丸くぎ
□めっき太め鉄丸くぎ
寸法(mm):φ3.76 以上×L76.2 以上
取付け方法:片側1本以上
室内側
(両面
張り)
内装下地材
(木質系ボード) 次のいずれかとする
□構造用合板
規格:JAS に規定する構造用合板(1 級
又は 2 級)
形状:平板
長辺方向小口の処理:さね無し又はさね
有り
厚さ(㎜):9 以上
密度(g/cm3
):0.39 以上
大きさ(mm):910×1,820~3,030(一般部
における寸法を示す。)
□構造用パネル
規格:JAS に規定する構造用パネル
形状:平板
長辺方向小口の処理:さね無し又はさね
有り
厚さ(㎜):9 以上
密度(g/cm3
):0.39 以上
大きさ(mm):910×1,820~3,030(一般部
における寸法を示す。)
□パーティクルボード
規格:JIS A 5908
形状:平板
長辺方向小口の処理:さね無し又はさね
有り
厚さ(mm):12 以上
密度(g/cm3
):0.39 以上
大きさ(mm):910×1,820~3,030(一般部
における寸法を示す。)
同留付方法 次のいずれかとする。
□太め鉄丸くぎ
又はめっき太め鉄丸くぎ
寸法(mm):φ2.87 以上×L50.8 以上
仕様(続き):
室内側
(両面
張り)
(続き)
同留付方法
(続き) □タッピンねじ、ドリリングタッピンねじ
又は十字穴付き木ねじ
寸法(mm):φ3.8 以上×L25 以上
留め付け間隔(mm):周辺部 100 以下、中間
部 200 以下
内装下張り材
□強化せっこうボード
規格:不燃材料認定番号
NM-8615(GB-F(V))及び JIS A 6901
形状:平板
表面の形状:平滑
端部の形状:スクエアー、テーパー又は
ベベル
厚さ(mm):21・25±0.5
かさ比重:0.75 以上
大きさ(mm):606×1,820~2,730(一般部
における寸法を示す。)
同留付方法
次のいずれかとする
□鉄丸くぎ
□せっこうボード用くぎ
□太め鉄丸くぎ
□めっき太め鉄丸くぎ
□ステンレス鋼くぎ
寸法(mm):φ2.15 以上×L38 以上
□タッピンねじ
□ドリルねじ
□ドリリングタッピンねじ
□十字穴付き木ねじ
寸法(mm):φ2.15 以上×L38 以上
留め付け間隔(mm):300 以下
内装上張り材
□強化せっこうボード
規格:不燃材料認定番号
NM-8615(GB-F(V))及び JIS A 6901
形状:平板
表面の形状:平滑
端部の形状:スクエアー、テーパー又は
ベベル
厚さ(mm):21・25±0.5
かさ比重:0.75 以上
大きさ(mm):606×1,820~2,730(一般部
における寸法を示す。)
同留付方法
□ 1)及び 2)の併用とする。
1)接着剤
下記の種類のいずれかによる。
酢酸ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、
ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、塩
化ビニル樹脂系、シリコーン系、合成
ゴム系、せっこう系又は炭酸カルシウ
ム系
塗布量(g/cm2
):150~300
2)ステープル
寸法(mm):幅4以上、長さ 32 以上
留め付け間隔(㎜):200 以下
上張り材の
目地処理材
( 必 要 に 応 じ て
処理する。)
せつこう系パテ又は炭酸カルシウム系
パテ
塗布量:100g/m 以上
枠組壁工法 耐火建築物設計・施工の手引
工Ⅰ.主要構造部の構造躯体工事
工Ⅰ-2.間仕切壁耐火構造の認定仕様別・構造躯体工事
Ver.4.00
(一社)日本ツーバイフォー建築協会
工Ⅰ-2-P3
施工編
(3)FP060BP-0051 の構造躯体工事
大臣認定番号
構造種別:
工程区分:
間仕切壁耐力壁
構造躯体工事
FP060BP-0051
本ページ記載事項は、左記
の 大 臣 認 定 仕 様 以 外 に 対
し、流用しないこと。
工程
1
たて枠設計・施工の注意点
① たて枠の間隔は 455 ㎜以下とする。
図 工Ⅰ-2-(3)-1
【構成材料の詳細】
■上枠・下枠・頭つなぎ・たて枠・
受け材
次のイ又はロのいずれか
イ
) H13 国交告 1540 号第二第一
号に基づく下記 a~d のいずれ
か
a) 枠 組 壁 工 法 構 造 用 製 材
(JAS)
b) 枠組壁工法構造用たて継ぎ
材(JAS)
c) 集成材(JAS)
d) 単板積層材(JAS)
ロ) H13 国交告 1540 号第二第三
号に基づく枠組壁工法構造用
製材又は枠組壁工法構造用た
て継ぎ材
断面寸法:38 ㎜以上×89 ㎜以上
枠組壁工法 耐火建築物設計・施工の手引
工Ⅳ.室内側耐火被覆工事
工Ⅳ-4.間仕切壁耐火構造の認定仕様別・耐火被覆工事
Ver.4.00
(一社)日本ツーバイフォー建築協会
工Ⅳ-4-P11
(4)FP060BP-0051 の耐火被覆工事
大臣認定番号
構造種別:
工程区分:
間仕切壁耐力壁
耐火被覆
FP060BP-0051
本ページ記載事項は、左記
の 大 臣 認 定 仕 様 以 外 に 対
し、流用しないこと。
工程
1
内装下地材取付け(両面施工)
① 内装下地材として木質系ボードを内装下地材用接合具により外周部 100
㎜以下、中間部 200 ㎜以下の間隔でたて枠に効かせるように取付ける。
② たて方向の目地は必ずたて枠に当たる位置に設けること。
図 工Ⅳ-4-(4)-1
【構成材料の詳細】
■内装下地材
次の何れかとする
イ) 構造用合板(JAS1 級又は 2 級)
ロ
) 構造用パネル(JAS に規定する
構造用パネル)
ハ
) パーティクルボード
(JIS A 5908)
厚さ:9 ㎜以上(イ、ロ)
12mm 以上(ハ)
■内装下地材用接合具
次の何れかとする
イ) 太め鉄丸くぎ
ロ) めっき太め鉄丸くぎ
φ2.87mm×L50.8mm 以上
ハ) タッピンねじ
ニ) ドリリングタッピンねじ
ホ) 十字穴付き木ねじ
φ3.8mm×L25mm 以上
工程
2
内装下張り材取付け(両面施工)
③ 内装下張り材として強化せっこうボードを内装下張り材用接合具により
外周部、中間部とも 300mm 以下の間隔で内装下地材に効かせるように取
付ける。
図 工Ⅳ-4-(4)-2
【構成材料の詳細】
■内装下張り材
強化せっこうボード
規格:不燃材料認定番号
NM-8615(GB-F(V))及び
JIS A 6901
厚さ:21・25 ㎜
■内装下張り材用接合具
次の何れかとする
イ) 鉄丸くぎ
ロ) せっこうボード用くぎ
ハ) 太め鉄丸くぎ
ニ) めっき太め鉄丸くぎ
ホ) ステンレス鋼くぎ
φ2.15 ㎜×L38 ㎜以上
ヘ) タッピンねじ
ト) ドリルねじ
チ) ドリリングタッピンねじ
リ) 十字穴付き木ねじ
φ2.15 ㎜×L38 ㎜以上
注意:
この認定仕様では断熱材の
充てんの施工はできない。
内装下地材
内装下地材
内装下張り材
枠組壁工法 耐火建築物設計・施工の手引
工Ⅳ.室内側耐火被覆工事
工Ⅳ-4.間仕切壁耐火構造の認定仕様別・耐火被覆工事
Ver.4.00
(一社)日本ツーバイフォー建築協会
工Ⅳ-4-P12
施工編
主要構
造
部
の構
造
躯
体
開
口
部
廻
り
の耐
火
被
覆
屋
外
側
耐
火
被
覆
室
内
側
耐
火
被
覆
主要構
造
部
階
段
耐
火
被
覆
し
な
い壁
・
床
床
上
間仕切
外
壁
天井
屋
天井
床
外
壁
軒天等
設
備
埋込等
貫
通
(2)FP060BP-0051 の耐火被覆工事
(つづき)
大臣認定番号
構造種別:
工程区分:
間仕切壁耐力壁
耐火被覆
FP060BP-0051
本ページ記載事項は、左記
の 大 臣 認 定 仕 様 以 外 に 対
し、流用しないこと。
工程
3
内装上張り材取付け(両面施工)
④ 内装上張り材として取付ける強化せっこうボードは、その目地を内装下
張り材の目地からたて目地よこ目地とも重ならないよう配置する。
⑤ 留め付けは内装上張り材の裏面に無機質系接着剤を 150~300g/㎡となる
よう塗布し、内装上張り材を張りつける。
⑥ 接着後、幅 4 ㎜以上、長さ 32 ㎜以上のステープルをたて・よこ方向に 200
㎜以下の間隔で留め付ける。
図 工Ⅳ-4-(2)-2
【構成材料の詳細】
■内装上張り材
強化せっこうボード
規格:不燃材料認定番号
NM-8615(GB-F(V))及び
JIS A 6901
厚さ:21・25 ㎜
■内装上張り材用接合具
下記1)および2)の併用とする
1) 接着剤
下記の種類のいずれかによ
る。
酢酸ビニル樹脂系、アクリル樹
脂系、ウレタン樹脂系、エポキ
シ樹脂系、塩化ビニル樹脂
系、シリコーン系、合成ゴム
系、せっこう系又は炭酸カルシ
ウム系
2) ステープル
寸法:幅 4 ㎜以上
長さ 32 ㎜以上
工程
4
内装上張り材目地処理(両面施工)
⑦ 内装上張り材目地部の凹み部分にパテを
100g/m以上の塗布量となるよ
うに塗り、平滑に仕上げる。
①目地部パテ処理 ②完了
図 工Ⅳ-4-(2)-3
【構成材料の詳細】
■パテ
せっこう系パテ又は炭酸カルシウム
系パテ
内装上張り材
目地が下張り材の
目地と重ならない
ように配置する。