2008年度冬学期
量子化学
Ⅲ
3章
3章
全体のまとめ
全体のまとめ
3章
3章
全体のまとめ
全体のまとめ
2009年2月2日
担当:常田貴夫准教授
担
常
貴夫
教授
主要テーマの変遷
主要テーマの変遷
年 主要テーマ 理論化学のトピック 科学技術のトピック 1926 – 1937 量子力学の基礎理論 構築 HF法、経験法、VB法、摂動 法、固体論、反応論など 量子論、Dirac法、原子核論、 核融合など 核分裂 超ウラン元素 超流 1938 – 1949 原子爆弾関連 反応速度論など 核分裂、超ウラン元素、超流 動、原爆など 1950 - 1960 コンピュータの開発と量子力学の応用 Roothaan法、基底関数、MC法、 MD法、電子相関など 大型計算機、レーザー、DNA、 BCS理論、超伝導など 量子力学の応用 法、MD法、電子相関など BCS理論、超伝導など 1961 - 1968 具体的な対象のため の技術・理論構築 軌道論、CPHF法、CC法、多 配置法、GVB法など タンパク質、カオス、クォーク、 RNAなどの解明 コンピュ タ汎用化と DFTとMD法の確立 励起状 パソコン 遺伝子 塩基配列 1969 - 1984 コンピュータ汎用化と技術・理論の淘汰 DFTとMD法の確立、励起状態理論、Gaussian公開など パソコン、遺伝子、塩基配列解読、量子ホール効果など 1985 - 1995 コンピュータ+量子論 による新技術・材料 CPMD法、DFT汎関数、多参 照法 拡張アンサンブル法 フェムト秒などレーザー科学、 高温超伝導 C60など による新技術 材料 照法、拡張アンサンブル法 高温超伝導、C60など 1996 – 2005 技術・理論の高度化 による多用途性の追 求 Order-N法、QM/MM法、 DFT汎関数補正法など フェムト秒科学応用、アト秒科 学、ES細胞、ゲノム科学など 求 2006– 現在 ? ? メタマテリアル、iPS細胞単純ヒュッケル法
単純ヒュッケル法
0
2 2 22 21 21 1 1 12 12 11−
−
−
−
−
−
ε
ε
ε
ε
ε
ε
m m m mS
h
h
S
h
S
h
S
h
h
L
L
有機分子を取り扱うため、 炭素の2pπ軌道のみ考える 有機分子を取り扱うため、 炭素の2pπ軌道のみ考える β β α α × × × × × ×0
2 2 1 1=
−
−
−
mε
m mε
mmε
mS
h
S
h
h
L
M
O
M
M
炭素 pπ軌道 み考える 炭素 pπ軌道 み考える 軌道数 π p 2 β α × × × × E. Hückel∑
=
π軌道数χ
φ
p p pi p iC
2 2 隣接炭素間以外の共鳴積分を無視: 1.重なり積分を無視: Spq(p≠q)=0 i番目の分子軌道 2pπ軌道関数 3.Coulomb積分は負の一定値: hpp=α 2.隣接炭素間以外の共鳴積分を無視: hpq(|p-q|>1)=0 近似ハートリー方程式=
−
∑
(
h
pqε
iS
pq)
C
qi0
α − ε β 0 L 0 4.共鳴積分は負の一定値: hpq=β 負 pp>
=<
>
+
=<
∑
q p pq q eff p pq q qi pq i pqS
v
h
h
χ
|
ˆ
|
χ
,
χ
|
χ
0 0 0 0 = − − β ε α β β ε α β O M M M L L これがCqi=0以外の解をもつためには… 0 0 0 α − ε β L →軌道エネルギーεiと分子軌道φiを算出ab
ab initio
initioハートリー
ハートリー‐
‐フォック法
フォック法
ハートリー‐フォックエネルギー V A Fock(
)
1 , 12
2
n n i ij ij i i jE
h
J
K
= ==
∑ ∑
+
−
D R Hartree V. A. Fock 分子軌道φiの微小変化に対する変分法 δE/δφi=0 D. R. Hartree ab initioハートリー‐フォック法 ハートリー‐フォック方程式 ˆˆ ˆ ˆ (2 ˆ ˆ ) i i i j j j F F h J K φ ε φ= = +∑
− フォック演算子 二 2 * 0 2 ˆ ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 4 ˆ j i j j i ij e J d r e λ μ φ μ φ λ φ λ φ μ τ πε =∫
∫
クーロン演算子 交換演算 二 電子演 算 * 0 ˆ ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 4 j i j i j ij e K d r λ μ φ μ φ λ φ λ φ μ τ πε =∫
交換演算子 算 子配置間相互作用
配置間相互作用 (CI
(CI))
水素分子の基底電子配置の波動関数:(1) (2)
A
φ φ
Ψ
=
解離極限:(
A(1)
B(2)
B(1)
A(2)
A
χ
χ
χ
χ
Ψ
基底配置=
+
1(1) (2)
1A
φ φ
Ψ
基底配置=
⇒イオン状態波動関数のために解離極限の エネルギーを不安定に見積もる(1)
(2)
(1)
(2))
A A B Bχ
χ
χ
χ
+
+
ネルギ を不安定に見積もる ⇒励起電子配置を考慮: 解離極限: 2(1) (2)
2A
φ
φ
Ψ
励起配置=
解離極限: Ψ基底配置+Ψ励起配置で正しい解離極限が得られる。(
A(1)
B(2)
B(1)
A(2)
A(1)
A(2)
B(1)
B(2))
A
χ
χ
χ
χ
χ
χ
χ
χ
Ψ
励起配置=
+
−
−
解離極限以外では Ψ基底配置 と Ψ励起配置 の線形結合を使用{
}
1 1 2 2( (1) (2)
(1) (2))
2
A(1)
B(2)
B(1)
A(2)
A
φ φ
φ
φ
A
χ
χ
χ
χ
Ψ =
+
=
+
解離極限以外では,Ψ基底配置 と Ψ励起配置 の線形結合を使用c
c
Ψ =
基底配置Ψ
基底配置+
励起配置Ψ
励起配置 配置間相互作用コーン
コーン‐
‐シャム法
シャム法
分子軌道{ϕi} 運動エネルギーのみ 波動関数で表現 軌 {ϕ i} W Kohn L J Sham 分子構造の指定 ポ total/ 2 2 = N∑
i iρ
ϕ
電子密度 W. Kohn L. J. Sham 各空間点における外場ポテ ンシャルVを電子密度の汎 関数で表現 2 (1) eρ
厳密運動エネルギー とVを使 たKS SCF 2 0 12 (1) (1) (1) (1) 4 = +∫
e + xc V v d v rρ
τ
πε
とVを使ったKS-SCF 方程式により分子軌 道{φi}とそのエネル ギー{ }を決定 分子軌道とその エネルギー 2 22
⎡
⎤
−
∇ +
=
⎢
⎥
⎣
⎦
h
i i iV
φ ε φ
ギー{εi}を決定2
⎢
⎥
⎣
m
⎦
2 2 * 2 1 1 1 2 0 12(1) (2)
2
(1)
(1)
(1) (1)
2
2
4
⎛
⎞
=
⎜
−
∇
⎟
+
+
+
⎝
⎠
∑ ∫
ih
i∫
∫∫
xc ie
E
d
v
d
d d
E
m
r
ρ ρ
ϕ
ϕ
τ
ρ
τ
τ τ
πε
分子振動解析
分子振動解析
ポテンシャルVを平衡構造の核座標x0のまわりで2次展開 2 t d ⎛ d ⎞ ⎛ ⎞ FG行列法 V(x0)および勾配がゼロ→原子核に関する固有方程式(
)
(
)
(
)
0 0 2 0 0 0 2 0 1 ( ) ( ) 2 t t dV d V V V d = d = ⎛ ⎞ ⎛ ⎞ ≈ +⎜ ⎟ − + − ⎜ ⎟ − ⎝ ⎠ x x ⎝ ⎠x x x x x x x x x x x x 3N 2 2 ⎡ ⎛ ⎞ ⎤ とおく atom 3 2 2nuc nuc nuc 2 1 1 2 2 N t i i i E m x = ⎡ ⎛ ∂ ⎞ ⎤ − + Δ Δ Ψ = Ψ ⎢ ⎜ ∂ ⎟ ⎥ ⎝ ⎠ ⎣
∑
x F x⎦ h 1/ yi = m x GiΔ i, ij =1/ m mi jとおく→ y m x GΔ m m(
)
atom 3 2 2nuc nuc nuc 2 1 1 2 2 N t i i E y = ⎡ ⎛ ∂ ⎞ ⎤ − + ⋅ Ψ = Ψ ⎢ ⎜ ∂ ⎟ ⎥ ⎝ ⎠ ⎣
∑
y F G y⎦ h 水の基準振動 ユニタリ行列U によってF・G行列を対角化し、基準振動qiと対応する固有値εi を得る→(
)
(
)
atom 3 2 2nuc nuc nuc 2 1 2 2 N t t E ⎡− ⎛ ∂ ⎞+ ⋅ ⎤Ψ = Ψ ⎢ ⎜ ∂ ⎟ ⎥ ⎝ ⎠
∑
h q U F G U q(
(
)
)
( )
atom atomnuc nuc nuc 2
1
3 2 2 3
2
nuc nuc nuc nuc 2 1 1 2 2 1 ˆ 2 2 i i N N i i i i i i i q q h q E q ε = = = ⎢ ⎜ ∂ ⎟ ⎥ ⎝ ⎠ ⎣ ⎦ ⎡ ⎛ ∂ ⎞⎤ ⎡ ⎤ ∴ ⎢− ⎜ + ⎟⎥Ψ ≡ ⎣ ⎦Ψ = Ψ ∂ ⎝ ⎠ ⎣ ⎦
∑
∑
∑
q q h 1 1 i ⎝ qi ⎠ i ⎣ ⎦ 1 2 i iν
ε
π
= 3Natom通りの1次元固有方程式に 基準振動数反応
反応速度の決定:遷移
速度の決定:遷移状態理論
状態理論
速度定数と活性化エネルギーとの関係式(アレニウス式) /RT] E Aexp[ k = − a (Eaは活性化エネルギー) ボルツマン分布関数→あるエネルギーをもつ分子の数=分配関数: elec vib rot trans elec vib rot trans BT q q q q kq=
∑
exp[−ε / ]=∑
exp[−(ε +ε +ε +ε )]= trans rot vib elec H. EyringB B q q q q T k q
∑
p[ ]∑
p[ ] 分配関数は並進、回転、振動、電子の分配関数に分解可能 3 / 2 (2πmk T) V H. Eyring 3 (2 B ) trans mk T V q h π = 2 2 2 2 0 8 (2 1) exp[ ( 1) / 8 ] B rot B J Ik T q J J J h Ik T h π π ∞ =∑
+ − + ≅ 並進 回転 0 J= h 0 1 exp[ / ] 1 exp[ / ] B vib B v B k T q vh k T h k T h ν ν ν ∞ = = − ≅ ≅ − −∑
exp[ / ] exp[ / ] exp[ / ]
q =
∑
g ε k T = +g g ε k T +g ε k T +振動
電子 elec iexp[ i/ B ] 0 1exp[ 1/ B ] 2exp[ 2/ B ] i q =
∑
g −ε k T = +g g −ε k T +g −ε k T +L 電子 A B+ →X‡ →生成物 反応 A B+ ←X‡⎯⎯→生成物 活性障壁を乗り越える頻度=反応方向の振動数ν 反応 ] / exp[ [A][B] ] [X‡ ‡ T k E q q q h T k k a B B A B − = = ν A-B振動で反応が進行 活性障壁を乗り越える頻度=反応方向の振動数ν 反応速度定数物性
物性値
値の
の摂動論的表現
摂動論的表現
F B I R F B I R n n n n n n n nE
+ + +∂
∝
∂
F
∂
B
∂ ∂
I
R
物性
化学物性は概ね外場に 対するエネルギーの応答 ⇒外場Vをハミルトニアン演 算子Hに取り込みエネルギー を偏微分すれば計算 能 摂動法: 摂動が加わったときのハミルトニアン演算子 レ リ シ レ ディンガ 摂動論より エネルギ の摂動補正 2 0 1 2ˆ
ˆ
ˆ
H
=
H
+
λP
+
λ P
F B I R∂
F
∂
B
∂ ∂
I
R
対するエネルギ の応答 を偏微分すれば計算可能 レーリー・シュレーディンガー摂動論より、エネルギーの摂動補正 1 0ˆ
1 0ˆ
ˆ
W
=
Ψ
Ψ
⎡
Ψ
Ψ Ψ
Ψ
⎤
λ
P
P
P
0 1 1 0 2 2 0 2 0 0 0ˆ
i i i iW
E
E
≠⎡
Ψ
Ψ Ψ
Ψ
⎤
=
⎢
Ψ
Ψ +
⎥
−
⎢
⎥
⎣
∑
⎦
P
P
λ
P
全ての励起状態に対する和→解くのは不可能→応答理論で解く 全ての励起状態に対する和→解くのは不可能→応答理論で解く エネルギーの導関数: 1次導関数 2次導関数(変分波動関数の場合)E
∂Ψ
∂
21
∂
E
∂Ψ
波動関数の1次変化のみ必要。厳密なら、 0 0 1 0 0 0 0ˆ
2
ˆ
E
H
=∂Ψ
∂
= Ψ
Ψ +
Ψ
∂
λ
λP
∂
λ
0 1 0 0 2 0 2 01
ˆ
ˆ
2
E
=∂Ψ
∂
=
Ψ + Ψ
Ψ
∂
λ
λ∂
λ
P
P
波動関数の 次変化のみ必要。厳密なら、 DFTやHF法で得られた変分波動関数の 場合、ヘルマン・ファインマン定理でゼロ 0 1 0 1 0ˆ
,
i i i i i ia
a
E
E
∞ =Ψ
Ψ
∂Ψ
=
Ψ
=
∂
∑
−
P
λ
化学
化学への
への相
相対論的効果
対論的効果
2 2 2 1 V i ⎡ ⎛ ∂ ∂ ∂ ⎞ ⎤ ∂Ψ − + + + Ψ = ⎢ ⎜ ⎟ ⎥ 時間依存シュレーディンガー方程式 相対論的シュレーディンガー方程式 =ディラック方程式 ⎛Ψ ⎞ ⎜ Lα ⎟ 2 2 2 2m x + y + z +V Ψ =i t ⎢ ⎜∂ ∂ ∂ ⎟ ⎥ ∂ ⎝ ⎠ ⎣ ⎦ ⇒ローレンツ変換に対して不変でない ˆ 2 ˆ , α p β ⎜Ψ ⎟ ∂Ψ ⎜ ⎟ ⎡ ⋅ + + ⎤Ψ = Ψ = ⎣ ⎦ ∂ ⎜Ψ ⎟ ⎜ ⎟ ⎜Ψ ⎟ ⎝ ⎠ L L S c mc V i t α β α パウリ方程式 ダーウィン項 , , , , 1 0 , , 0 1 0 σ I 0 α β I σ 0 0 I ⎜Ψ ⎟ ⎝ ⎠ ⎧ ⎛ ⎞ ⎛ ⎞ ⎛ ⎞ = = = ⎪ ⎜ ⎟ ⎜ ⎟ ⎜ ⎟ ⎪ ⎝ ⎠ ⎝ ⎠ ⎝ ⎠ S x y z x y z β パウリ方程式 2 4 3 2 2 2 3 2 2ˆ
ˆ
ˆ
( )
2
8
2
2
Z
Z
V
m
m c
m c r
m c
πδ
⎡
⋅
⎤
+ −
+
+
⎢
⎥
⎣
⎦
p
p
s l
r
項 化学への相対論的効果 , , 0 1 0 1 0 1 0 , , 1 0 0 0 1 σ 0 0 I σ σ σ ⎪ ⎝ ⎠ ⎝ ⎠ ⎝ ⎠ ⎨ − ⎛ ⎞ ⎛ ⎞ ⎛ ⎞ ⎪ =⎜ ⎟ =⎜ ⎟ =⎜ ⎟ ⎪ ⎝ ⎠ ⎝ ⎠ ⎝ − ⎠ ⎩ x y z x y z i i LE
LΨ = Ψ
質量速度 補正項 スピン-軌道 相互作用項 化学への相対論的効果 相対論的効果を考慮したことによる違い 1.電子の速度依存質量による効果→s, p軌道を収縮、d, f軌道を拡張 2 電子スピンによるハミルトニアン演算子への新しい(磁気的)相互作用 2.電子スピンによるハミルトニアン演算子への新しい(磁気的)相互作用 →スピン‐軌道相互作用によるスピン軌道モデル(α、β)の崩壊 3.陽電子状態の導入による効果 波動関数にsmall成分をもたらし 軌道の形を変える →波動関数にsmall成分をもたらし、軌道の形を変える 4.光速の有限性によるポテンシャルの修正 →クーロン演算子へのブライト演算子の追加電子スペクトルと無放射遷移
電子スペクトルと無放射遷移
電子遷移の選択則 波動関数φ
χ
σ
Ψ (電子運動) (核振動) (電子スピン) 電子軌道 (1) φiとφjの偶奇性(パリティ) と 対称性 空間的な重なり について、遷移確率は iφ
iχ
iσ
i Ψ = (電子運動) (核振動) (電子スピン)⋅ ⋅ i jdτ ⎡ φi φ τjd e⎤ ⎡ χ χ τi jd N⎤ ⎡ σ σ τi jd s⎤ Ψ Ψ ≅ ⎣ ⋅ ⋅ ⎦ ⎣ ⋅ ⎦ ⎣ ⋅ ⎦∫
r∫
r∫
∫
(2) φiとφjの対称性・空間的な重なり 核振動(フランク・コンドン因子) 基底状態の零点振動状態から重なり の大きい励起状態の振動状態へ遷移内部転換 [A*(S2)→A(S1)など] 項間交差 [A*(S1)→A(T1)など]
に比例 ⎣ ⎦ ⎣ ⎦ ⎣ ⎦ 電子軌道 核振動 電子スピン の大きい励起状態の振動状態へ遷移 電子スピン 同スピン状態へ遷移 転 [ ( 2) ( 1) ] 非断熱相互作用(振動状態と電子状態 との非断熱相互作用)で同スピン多重 度の電子状態の高振動状態への遷移。 項間交差 [ (S1) ( 1)など] スピン軌道相互作用(電子スピンと軌道 角運動量との相対論的相互作用)で異ス ピン多重度電子状態の高振動状態へ遷移。 非断熱相互作用 はポテンシャル 擬交差付近 誘起磁気モーメント 右ねじの法則で 磁場が発生する の擬交差付近で 大きい 誘起磁気モーメント 円電流と誘起磁場 電子スピンの磁気モーメン トと原子核の誘起磁気モー メントとの相互作用 電子の周りを 原子核荷電の 円電流が流れる