第6学年2組 家庭科学習指導案
授業者 教 諭 佐々木 智美 栄養士 阿部 すみ子 (クッキング・サポーター) 場 所 家 庭 科 室 1 題 材 名 ふれあい弁当大作戦 2 題材の目標 (1)弁当作りに関心を持ち,家族のためにおいしい弁当を作ろうとする。 【関心・意欲・態度】 (2)環境に配慮しながら,家族の健康や好みを考えた弁当の作り方を工夫し計画を立て ることができる。 【創意工夫】 (3)これまで学習してきた食品や調理の技能を生かして,安全に気をつけ友達と協力し ながら手順よく調理することができる。 【技能】 (4)目的や材料に応じた調理方法や栄養のバランスを考えたおかずの組み合わせについ て理解する。 【知識・理解】 3 学習にあたって (1)題材について 本題材は「家族に感謝大作戦」の中に位置付けられる。5年生から培ってきた調理 の技能や知識をベースにしながら,弁当作りを通して家族との心のつながりを深め, 自分達の生活をさらに楽しく豊かなものにしていこうというねらいで設定した。「食事 への関心」「簡単な調理」を中心に,弁当に欠かせない弁当包みの製作,また環境に配 慮した学習や家庭生活と結び付けた学習などを取り入れ,各内容の関連を図りながら 構成している。 教材の系統としては,5年生では「生野菜を洗う・切る」「ゆでる」「いためる」な ど基礎的な学習を,6年生では「私の朝食大作戦」で米飯とみそ汁を中心とした1食 分の食事を考える学習をしてきた。その中で,児童は自分達で工夫して作ることの楽 しさや家族に食べてもらうことの喜びを味わってきている。 弁当作りは,今まで学習した野菜や卵,加工食品を利用し,調理方法を応用しなが ら,栄養のバランスや好み,季節感などを考えた献立を立てて調理するのに適した題 材である。今までの調理実習のまとめの場として,また,総合的な力を生かす発展の 場としてとらえ,児童の思いや願いを生かす活動を展開させたい。 この学習を進めていくにあたっては,地球にやさしい調理実習に視点をおいた。学 童農園では,コンポストで作った肥料で無農薬・有機野菜を栽培している。これらの 野菜を材料にしたエコクッキングに挑戦していくことを通して,総合的な学習との関 連を図りながら環境に配慮した実践を行いたい。 (2)児童について (6年2組 23名) 本題材の学習に取り組むにあたり,調理実習の様子や生活における観察から児童の 実態を以下のように把握した。① 家庭での食生活への関心・意欲・態度 本校の調理実習は,学童農園で育てた野菜を中心にして行われる。植え付けから収 穫まで自分達で育てた野菜を使うことで児童は食事に関して強い関心を持ち,調理実 習にも楽しみながら意欲的に取り組んでいる。昨年度行った家庭科の調理実習や総合 的な学習の後に,家庭でもう一度作って家族に食べさせた児童も多い。 4月の調査では,家庭において米とぎ・食器洗い・みそ汁作りなど調理の役割を分 担して日常的に調理をしている児童が1/3,休みの日などに時々手伝っている児童が 1/3,ほとんどしたことがない児童が1/3だった。その後「家でもチャレンジ大作戦」 を続ける中で,意欲的に料理作りに挑戦する児童が増えてきている。 ② 生活を創意工夫する能力・生活の技能 彩りや盛り付け方に工夫を凝らして,楽しんで調理することができる。しかし,食 材への好き嫌いが先に立ち,栄養のバランスについて考えが至らない児童もいる。 調理器具の使い方や基礎的技能に関しては個人差がある。包丁を安全に使うことは できても,切り方や皮のむき方が効率よくできない児童も1/4ぐらいいる。 学級の人数が少ないので,各自が役割を分担することで準備・調理・後片付けなど が短時間で行えるようになってきている。 ③ 家庭での食生活への知識・理解 5年生の学習で,栄養バランスの取れた食事の必要性を理解している。学習後は給 食のときなど好き嫌いをしないように努力する姿が見られた。しかし,時間が経つと 頭では分かっていても,ついつい便利なインスタント食品に頼ることが多くなったり, 偏った食べ方をしたりしている児童もいる。 ④ 環境への配慮 調理実習のとき,アクリルたわしを使って洗剤の量を抑えたり,油を拭き取ってか ら洗ったり,生ごみをコンポストで再利用したり,という試みを実践してきた。多く の児童が自分のできることは心掛けようという意識をもって,家庭でも実践している。 (3)支援の手立て ※「児童の実態」と「支援の手立て」の番号は,対応する。 本題材の内容及び児童の実態から,次の点に留意して支援をしていきたい。 ① 家庭での食生活への関心・意欲・態度 児童の意識の流れがねらいに向けて継続していくように「弁当の秘密を探ろう→ふ れあい弁当を考えよう→ふれあい弁当を作ろう」という3段階の学習計画を組み立て る。「弁当の日」に家族が作ってくれた弁当を味わったり,弁当作りにこめられた思い を調べたり,ふれあい弁当を家族に食べてもらう見通しを立てたりすることで,児童 の弁当作りへの意欲を高めていきたい。 また,家庭科だけでなく,学童農園の活動を行う総合的な学習との関連を図った学 習を展開する。 ② 生活を創意工夫する能力・生活の技能 1学級23人という少人数の利点を生かし,一人一人の実態把握に努めて個に応じ た細やかな支援を試みる。さらにクッキング・サポーターとして栄養士の先生に加わ ってもらい,専門性を生かして食品の体内での働き・食品の組み合わせについて指導 していただく。 学習時間は弾力的に運用し,60分・90分の授業も取り入れていく。ゆとりを持 った学習活動を展開させることで,児童の学ぶ意欲を高めていくようにしたい。
③ 家庭での食生活への知識・理解 生活の中から課題を見つけ,よりよい家庭生活を営んでいこうとする実践力を育て るために,家庭との連携を密にして食事を自分の生活の一部として浸透させていくよ うにする。そのために,家族に聞いてきたり,家族とともに考えたりする活動を意識 的に取り入れ,家庭での食事を見つめる目を育てていく。「わが家の○○の秘密を探れ 大作戦カード」を使い,視点に沿って家庭での食生活の工夫を調べ,実践に生かして いく。 ④ 環境への配慮 実施している3つの作戦を継続していく。また,家庭にも啓蒙していく。 ○「丸ごと使おう大作戦」(生ごみを減らすために野菜の皮や葉も使う) ○「NO洗剤大作戦」(アクリルたわし・油拭き取りで洗剤の量を減らす) ○「コンポスト大作戦」(生ごみの再利用) 4 研究仮説との関連 (1)研究仮説①について ○自ら学ぶ意識を生む課題提示の工夫 「家族に感謝大作戦」では,「自分と家庭生活」「食事のとり方と調理」「衣服の製作 と小物の製作」「家庭生活の工夫」の各内容が総合的に関連を持ちながら展開される配 列になっている。題材を大きな一つのテーマの中でとらえることにより家庭生活を見 つめる目を開かせ,よりよくしていこうとする思いや願いを育てていくことができる と考える。 小題材「ふれあい弁当大作戦」では家族への感謝をこめたふれあい弁当という目的 意識をはっきり持たせ,作る側と食べる側の心の交流を大切にする。作ってあげる相 手をしっかりと意識付けることで,その人の好みや健康などを考え,工夫する視点を 明確にすることができると考える。 ○一人一人のオリジナル弁当 一人一人の児童がそれぞれの家族に対する思いをふくらませ,献立を立てる。自分 で考え,選び,決定する場面を設定し,主体的な態度を育てていく。一人一人のよさ や個性を生かし,自分だけの弁当作りに取り組ませることは,自分の思いや願いを持 つことにもなる。 (2)研究仮説②について ○「試し実習」と家庭での体験の積み上げ 基礎技能の習得を目的に,本実習の前に「試し実習」を行う。「試し実習」によって 計画の確認や修正を行い,次時への意欲を高めて,本実習につなげていく。 また,学級通信などで家庭科の学習の様子を知らせて家庭との連携を図る。家庭で も洗い方・切り方・味の付け方・後片付けの仕方など多様な直接体験を積み重ねてい くことで,自信をもって実習に取り組めるようになると考える。「家でもチャレンジ大 作戦カード」には家族からの感想も書いてもらい,家族の役に立つことや家族に喜ん でもらい認めてもらうことによって児童の意欲を高めていくことができるであろう。 ○弁当作りについての問題解決的な学習 家族の喜ぶ弁当作りのために,おかずの作り方や栄養のバランス,盛り付け方につ いて疑問を持ち,それを解決するための調べ学習を展開する。本やインターネット,
聞き取り調査など多種多様な情報の中から一人一人が疑問の解決に必要な情報を取捨 選択できるようにする。 (3)研究仮説③について ○学童農園での野菜を生かした調理実習 総合的な学習の時間に学童農園で育てた野菜を使って調理実習を行う。植え付けの 前に「家族への感謝をこめて作る弁当のためにどんな野菜を育てたいか」のアンケー ト調査をした。その結果をもとに作物を決定し,「家族のための弁当作り」という目的 をもって野菜作りをスタートした。野菜の育て方の調べ学習,暑い夏の間の草取り等 それぞれの野菜に合った世話を続ける中で,家族への感謝の弁当作りへの意欲をふく らませてきた。半年かけて育てた野菜を材料に使って手作りの弁当を作ることは,家 庭でも実践していこうとする気持ちを育てることができると思われる。 ○栄養士の先生にクッキング・サポーターになっていただいてT・T支援 5年生の時から「食」の学習の際には栄養士の先生にクッキング・サポーターにな っていただいている。専門的な立場から食品の栄養的な特徴や食品の組み合わせなど について児童に直接指導をしていただくことで,その後の児童の主体的な取り組みの 支えとなっている。 T・Tの体制をとることによって一人一人の技能や思いを把握し,思いや願いの実 現や工夫の成果を上げることができると考える。 ○意欲につながる評価の場の設定 めあての達成に向け自分の計画に沿って実行した実習の後には,観点別の評価カー ドを使っての自己評価を行う。また,互いのよさやがんばりを認め合い,それぞれの 考えを広げさせるために相互評価の場も設定する。 また,家庭での実践に対して家族からの感想を書いてもらう。家庭における実践に 対しての評価の場を設け,児童の実践化への意欲をさらに喚起していくことができる と考える。 《平成13年度 学童農園での6年生の栽培作物》 ネギ・ハクサイ・ニンジン・ダイコン・ゴボウ・サトイモ・ジャガイモ・レタス・ スイカ・カボチャ・ミニトマト・ナス・ピーマン・サツマイモ・万能ネギ・ モヤシ・ケール・コマツナ・カブ・ホウレンソウ・トマピー・ハツカダイコン・ トウモロコシ・ブロッコリー 総合的な学習 学童農園での野菜作りをしよう アンケート・植え付け・支柱立て・ わら敷き・除草・追肥・受粉 等 学童農園で植える野菜の調べ学習をしよう コンポストを使って,生ごみを堆肥にしよう 収穫 ふれあい弁当大作戦 家庭科
5 題材の学習計画と評価計画 題材名 「ふれあい弁当大作戦」 12時間扱い(本時10・11/12) 評 価 の 観 点 小題材名 主な学習内容 時間 評 価 項 目 関・意・態 創意工夫 技能 知・理 弁当にこめられた家族の心 に気付くことができる。 ○発 表 弁当の思い出調べ 大作戦 ○ 弁 当 に こ めら れ た 思いを知る。 1 今度は自分が作りたいとい う意欲を持つ。 ○発 表 どんなおかずがあるかを知 ろうとする。 ○発 表 弁当の中身調べ 大作戦 ○弁当の献立を調べる。 1 様々な方法でおかずを調べ る。 ○観 察 弁当の工夫に関心を持つ。 ○発 表 弁当の様々な工夫を思いつく。 ○観 察 探ろう! 弁当の 秘密 大作戦 弁当の工夫調べ 大作戦 ○弁当作りの工夫を調べる。 1 弁当の様々な工夫を調べる ことができる。 ○カード 弁当の献立調べに意欲的に 取り組もうとする。 ○発 表 ふれあい弁当 マイ献立大作戦 ○自分なりの献立を立てる。 1 弁当にふさわしいおかずを 知る。 ○カード 材料を無駄なく使い切るこ とができる。 ○カード ふれあい弁当 マイ工夫大作戦 ○自分なりの工夫を考える。 1 調理の仕方や盛り付け方を 工夫する。 ○カード おいしい弁当の調理計画を 喜んで立てようとしている。 ○観 察 おいしい弁当の調理計画を 立てる。 ○カード 考えよう! ふれあい 弁当 大作戦 ふれあい弁当 マ イ 計 画 大 作 戦 ○調理の計画を立てる。 1 友達と話し合いながら献立, 手順,分担を工夫している。 ○観 察 加工品を使ったおかずを調 理しようとする。 ○観 察 試食して,気付いたことをま とめることができる。 ○観 察 ふれあい弁当 ためし実習大作戦 ○ 弁 当 の お かず 作 り の試し実習をする。 2 既習の基礎的な調理法を活 用することができる。 ○観 察 もっといいふれあい弁当の 献立や作り方がないかを考 える。 ○カード もっといいふれあい弁当の 献立や作り方を考え付く。 ○カード ふれあい弁当 計画修正大作戦 ○ 試 し 実 習 の結 果 か ら計画を改善する。 1 もっとおいしいふれあい弁 当を作ろうと意気込んでい る。 ○発 表 調理器具を衛生的で安全に 取り扱うことができる。 ○観 察 切り方や盛り付けに注意し て弁当を作ることができる。 ○観 察 環境を考えて実習すること ができる。 ○観 察 もっといい切り方や盛り付 けがないかを考える。 ○観 察 作ろう! ふれあい弁当 大作戦 ○工夫して,自分の思 い の こ も っ た 弁 当 を作る。 【本時】 2 めあてに向かい進んで楽し く弁当を作ろうとしている。 ○カード ○発 表 今後に生かす点をまとめる ことができる。 ○カード 環境にやさしい調理の仕方 が分かる。 ○カード 作ろう! ふれあい 弁当 大作戦 振り返ろう! ふれあい弁当大作戦 ○ 弁 当 作 り を振 り 返 り 生 活 に 生 か そ う と す る 意 欲 を 高 め る。 1 これからも弁当を作ってみ たいと思っている。 ○発 表
6 本時の学習計画 (1)小題材名 「作ろう!ふれあい弁当 大作戦」 (2)本時の目標 野菜や卵,加工食品を使い,調理手順や方法・盛り付け方などを工夫して自分の思 いのこもった弁当を友達と協力して作ることができる。 (3)本時の支援の手立て ①一人一人の思いや願いをかなえるグループ構成 学習形態を材料別や似たおかずを作る目的別のグループとする。実習が進むに従っ て自然にグループから個人に分かれたり,また必要に応じてグループになったりと, 自分の思いや目的を果たし自分なりの工夫ができるように,学習形態を工夫したい。 ②めあての達成を自己評価する場・友達のよさを認める相互評価の場の設定 「家族に喜んでもらえる弁当を作ろう」というめあてに対する振り返りの時間を設 け,弁当を詰め終わったら観点別の自己評価カードに書き込ませる。 また,互いのよさやがんばりを認め合い,それぞれの考えを広げさせるために,弁 当のできばえや彩り,調理方法,環境にやさしい調理だったかなどについて話し合う 活動を取り入れる。一人一人に成就感や達成感を持たせるとともに,学習したことを 自分の生活に生かせるような評価としたい。 ③学童農園の野菜を使った敷玉小オリジナル食品を利用してのおかず作り 普段捨ててしまうことの多いダイコンの葉や皮,カボチャの種を使う。また,食す ることの珍しい桜の花を使ってエコ・クッキングにも挑戦する。 5年生の総合的な学習で作った保存食の中から,リクエストがあれば取り入れる。 《 例 》 ○「歯ごたえシャキシャキカボチャ漬け」…5年生の総合的な学習「どっちの料理シ ョー」で作った保存食・カボチャの漬け物 ○「敷玉特産自然ふりかけ」…同上「どっちの料理ショー」で作った保存食・ダイコ ン葉のふりかけ ○「究極のお菓子 種のスナック」…同上「どっちの料理ショー」で作った保存食・ カボチャの種のおつまみ ○「ダイコンの皮まで丸ごと切り干し」…昨年の冬,学童農園のダイコンで作ってお いた切り干し大根 ○「敷玉桜の花漬け」…春に敷玉小学校の桜の花で作った八重桜の花の塩漬け 保存食は前日までに作っておく。 (4)準備物 〔児 童〕世界で一つのリサイクルエプロン・三角巾・野菜や花で染めた布を作った手 作り弁当包み・弁当箱(牛乳パックで作ったリサイクル弁当箱など)・ 家族へのメッセージカード・弁当作り計画カード 〔授業者〕材料・調理用具・弁当の仕切りなどの用品・ビニール手袋・まな板や包丁の 消毒液・手指の消毒液・アクリルたわし・分別ゴミ箱(コンポスト用生ごみ・ 燃えるごみ・燃えないごみ)・評価カード
(5)学習過程 過程 学 習 活 動 支 援 1 本時の学習のめあてをつかむ。 2 手順や安全面・衛生面で気をつける ことを確認する。 ○手洗い ○包丁 ○ガスコンロ ○ゆで汁 ○フライパン 3 弁当のおかずを作る。 ・せっけんで手をよく洗おう。 ・おいしい弁当を作るぞ。 ・時間内に完成したいな。 ・環境を考えた後片付けをしよう。 4 弁当箱に盛り付ける。 ・彩りを考えて詰めよう。 ・食べやすい詰め方を工夫しよう。 ・栄養のバランスは取れているかな。 ・おかずの詰め方はむずかしいなあ。 5 めあてに対する振り返りをする。 ・評価カードに書き込む。 6 出来上がった弁当を見せ合い,よい と思う点を評価カードに書く。 ・栄養のバランスを考えているね。 ・仕切りを工夫してきれいに詰めた。 ・切り方を工夫していて,すごいね。 ・味が濃くなくて,健康のことを考え ているね。 7 実習を振り返り,感想を発表する。 ・家でも,また作ってみたいな。 ・心をこめて作ると楽しい。 8 栄養士の阿部先生の話を聞く。 ○新鮮な野菜 ○一食分の栄養バランス ○盛り付けや彩りの工夫 9 まとめをする。 ・家族の感想を聞いてみよう。 ・前時までの活動を想起させ,本時の活動 の意欲を喚起させたい。 ・絵や図を使って補説し,安全・衛生面に は十分注意させる。 ・用具や材料は前もって用意しておき,す ぐ実習に取りかかれるようにする。 ・今回は電気炊飯器でごはんを炊いておく。 ・安全面や衛生面を中心に机間指導する。 阿部先生には,汁を切る・熱を取るなど 弁当作りの留意点を指導してもらう。 ・使い終わった用具から,班で協力し合い 片付けさせる。 ・計画カードを見ながら,思いに沿った盛 り付けができるようにする。 ・観点別の自己評価カードを準備し,評価 しやすくする。 ・友達と相互評価を行い,友達の弁当のよ さに目を向けさせる。友達の工夫を知っ て,また作ってみたいという意欲を喚起 させる。 ・残ったおかずの試食をさせ,味について も評価させる。 ・家庭ではどのように生かしていけるかを 考えさせたい。 ・阿部先生に本時の実習の中で良かった点 を中心に指導してもらう。担任は,家庭 での実践につながるように補助にあた る。 ・手作りの弁当包みにつつんで,書いてお いたメッセージカードを添えてプレゼン トすることと,今日の昼食として食べて いただくことを確認する。 家族に喜んでもらえる弁当を作ろう。 つ か む や っ て み る 深 め る ま と め る (60) (5) (15) (10)
(6)評価 今まで学習した野菜や卵・加工食品を使い,友達と協力して調理手順や方法・盛り 付けなどを工夫して自分の思いのこもった弁当を作ることができたか。 評価の観点 学習 過程 学 習 活 動 関・意・態 創意工夫 技 能 知・理 つ か む 〇めあてを つかむ 〇安全面の確認 ・自分の思いを こ め た 弁 当 を 作 っ て 喜 ん で も ら お う と 思 う。 ・安全面で気を つ け な け れ ば な ら な い こ と が分かる。 や っ て み る 〇おかずを作る 〇盛り付ける ・自分の作りた い お か ず を 友 達 に 伝 え よ う とする。 ・友達と協力し な が ら 進 ん で 作ろうとする。 ・自分なりに, あ る い は 友 達 と 話 し 合 い な がら,弁当のよ り よ い 作 り 方 を 考 え 出 す 。 ( 手 順 や お い し さ , 盛 り 付 け) ・自分の思いを こ め た 弁 当 を 友 達 と 協 力 し な が ら 手 順 よ く作る。 ・弁当のよりよ い 作 り 方 に 気 付く。 深 め る 〇振り返る 〇見せ合う 〇感想発表 ・作った弁当を 互 い に 見 合 っ て,よさや工夫 し た と こ ろ を 見 つ け よ う と する。 ・いろんな角度 か ら 自 分 達 の 弁 当 の よ さ や 工 夫 し た と こ ろ を 見 つ け よ うとしている。 ・自分や友達の 弁 当 の よ さ や 工 夫 し た と こ ろ を 見 つ け 発 表する。 ・自分や友達の 弁 当 の よ さ や 工 夫 し た と こ ろが分かる。 ま と め る 〇話を聞く 〇まとめ ・家族に食べて い た だ く こ と を喜ぶ。 ・今日作った弁 当 は 家 族 に 食 べ て い た だ く も の で あ る こ とが分かる。 (7)板書計画
ふれあい弁当大作戦
・家族に喜んでもらえる弁当を作ろう。 危険 ・包丁 ・ガスコンロ ・湯 きれいに ・手洗い ・まな板,包丁 ・食中毒予防 10:05 おかずを作る 10:45 弁当をつめる 11:05 話し合い ・後片付け ・後片付け《時間のめやす》
むだなく ・洗剤 ・生ごみ ・エコクッキング・感謝の気持ちをこめて
・学童農園の野菜を使って
(8)場の設定 (家庭科室) お母さんのための ビューティー& へルシー 弁当グループ 保存食コーナー ・カボチャ漬け ・自然ふりかけ ・種のスナック ・丸ごと切り干し ・桜の花入りゼリー 調味料コーナー ごはんコーナー 弁当用品 コーナー 弟・妹のための 好き嫌いをなくす 弁当グループ おじいちゃん・おばあ ちゃんのための 100歳まで長生き 弁当グループ お父さんのための 栄養たっぷり・ 元気回復 弁当グループ お兄さん・お姉さんの ための 力もりもりスポーツ 弁当グループ 黒 板
6年( )組 氏名( )
《今日の調理実習のめあて》
《実習をふりかえって》
(◎・〇)
計画カードに従って手順よく進めることができたか。 安全や衛生に気をつけてできたか。 みんなで協力してできたか。 もりつけを工夫できたか。 あとかたづけがきちんとできたか。 環境のことを考えた調理ができたか。 今日の調理実習のめあてが達成できたか。《弁当が完成した感想》
《友達の弁当のよいところを見つけてみよう》
家庭科年間指導計画
《 6 年 》 学 期 月 テーマ・題材名 時数 主 な 学 習 活 動 指導 内容 主な地域素材 学校生活や 他教科との関連 4 月 5 月 私におまかせ 大作戦 1生活の工夫 大作戦 22 4 ①生活を振り返って自分の 時間の使い方を見直し, 家族に協力できるように する。 ②金銭の計画的な使い方が 分かり,工夫して買い物 ができるようにする。 (1) ウ (7) ア イ リサイクル できる品 (総合的な学習) 農園で野菜を 作ろう↓ (学級活動) 桜の花漬けを 作ろう (業前活動) 学区の清掃を しよう 10 ①自分の使いたいエプロン を計画し,材料を揃える。 ②自分で立てた計画に従っ てエプロンを製作する。 ③製作したエプロンを実習 に使い,役立てる喜びを 味わう。 (3) ア イ ウ Yシャツ等 リサイクル ゲストティーチャー の活用 (総合的な学習) 農園に植えた 野菜調べをしよう (総合的な学習) コンポストで 肥料を作ろう 2私のエプロン 大作戦 8 ①毎日の食事について調 べ,組み合わせに気付く。 ②食品の組み合わせを考え て,1食分の献立を立て る。 ③ご飯とみそ汁の朝食の計 画を立てて,実習する。 (4) ア イ (5) エ オ カ 地場産野菜 農園野菜 ・サヤエンドウ ・ジャガイモ ・ツルムラサキ ・ナス・シソ アクリルたわし (総合的な学習) 野菜の収穫を しよう① 第 一 学 期 6 月 7 月 3私の朝食 大作戦 第 8 ・ 9 月 10 家族に感謝 大作戦 1弁当包み 大作戦 26 8 ①家族に感謝の気持ちをこ めてプレゼントする弁当 包みの計画を立てる。 ②計画に従って,使いやす い弁当包みを製作する。 (3) ア イ ウ 地場産野菜 農園野菜 ・ナス ・タマネギ ・サフィニア ・カンナ (総合的な学習) 野菜・草花染めを しよう *5年生との 合同学習 (図工) 牛乳パックの 弁当箱を作ろう2ふれあい弁当 大作戦 12 ①家族のために栄養のバラ ンスの取れた弁当を考え る。 ②食品の栄養的な特徴を生 かした1食分の献立を考 える。 ③計画に従って,家族との ふれあい弁当の実習をす る。 (4) ア イ (5) ア イ ウ オ カ 地場産野菜 農園野菜 ・バケツ稲 ・切干し大根 ・大根葉のふりかけ ・カボチャの漬け物 ・ケール・ネギ ・ホウレンソウ ・サトイモ ・ニンジン ・カボチャ等 (総合的な学習) 野菜の収穫を しよう② (創意の時間) 芋煮会をしよう 二 学 期 月 11 月 12 月 3私の衣服 大作戦 6 ①衣服の働きを知り,日常 着の着方や手入れの仕方 を工夫する。 ②環境や資源を大切にし, 手洗いで自分の衣服を洗 濯する。 (2) ア イ ステップアップ 大作戦 1住まいの工夫 大作戦 17 5 ①快適な住まい方を工夫す る。 ②環境を考えた住まい方を 工夫する。 (6) ア イ (保健体育) 健康な生活 (学級活動) かぜを予防しよう キャップハンディ 体験をしよう 2オリジナル 料理大作戦 8 ①世界に1つしかないオリ ジナル料理を計画する。 ②計画に従って,実習する。 ③オリジナル料理会食会を 開く。 (5) ア イ ウ オ カ (1) エ 郷土料理 地場産野菜 農園野菜 ・カボチャ ・ダイコン ・ツボミナ ・ユキナ等 (社会) 世界の国々 (国語) 招待状を書こう (学級活動) 会食会をしよう 第 三 学 期 1 月 2 月 3 月 3夢の生活 大作戦 4 ①自分の家庭生活や地域で の様子に目を向け,課題 意識をもつ。 ②環境,資源などの問題に 対応する家庭生活の工夫 を考える。 (8) 地域のごみ出しの きまり (道徳) 環境保全 (社会) 地球の環境 (理科) 人と環境 合計時数 65
内
容 確 認 表
(1)家庭生活と家族 (2)衣服 への 関心 (3)生活に 役立つ物の 製作 (4)食事 への 関心 (5)簡単な調理 (6)住ま い方 への 関心 (7)物や 金銭の 使い方 と 買い物 (8) 家 庭 生 活 の 工 夫 ア イ ウ エ ア イ ア イ ウ ア イ ア イ ウ エ オ カ ア イ ア イ ア チャレンジ! わが家の仕事○ ○
チャレンジ! 楽しくかわいい 小物作り○
○
チャレンジ! しきたまっこサラダ○
○
○ ○
○
チャレンジ! おいしさアップ 役立つ小物作り○
○
チャレンジ! しきたまっこ レストラン○
○
○
○
○
チャレンジ! ほっとタイム○
チャレンジ! クリーン& リサイクル作戦○
○
○
第 五 学 年 ワン・モア・ チャレンジ!○
生活の工夫 大作戦○
○
○
わたしのエプロン 大作戦○
○
○
私の朝食 大作戦○
○
○
○
○
弁当包み 大作戦○
○
○
ふれあい弁当 大作戦○
○
○
○
○
○
○
○
私の衣服 大作戦○
○
住まいの工夫 大作戦○
○
オリジナル料理 大作戦○
○
○
○
○
○
第 六 学 年 夢の生活 大作戦○
題 材 名 内 容6年( )組・
*おうちの人が作ってくれた弁当の秘密を探ろう。
1 おかずや栄養のバランスの工夫を探ろう。 2 色合いの工夫を探ろう。 3 食べやすい詰め方の工夫を探ろう。 4 弁当にこめられたおうちの方の思いを探ろう。6年( )組・
氏 名 ( )
名 前
このおかずの いいところ材 料
作り方
6年 組・
ふれあい弁当は
だれに?
ふれあい弁当に
こめる思い
ふれあい弁当の
工 夫
ふれあい弁当計画カード
《作る料理》
《担当》
《試し実習の反省を生かしたいこと》
①
②
③
④
名 前
グループ
0
10
20
30
40
料理完成 片付け完了6年( )組( )
1 エコ・クッキングって知ってる?知ってることを書いてみましょう。
2 エコ・クッキングのポイントをまとめましょう。
買
い
物
調 理片
付
け
3 エコ・クッキングについて,今までにやったことがあること,やったことが
ないこと,これからの生活に生かせることを書きましょう。
4 エコ・クッキングについて,もっと知りたいこと,調べてみたいこと,やっ
てみたいことを書きましょう。
おかずの名前 材料 作り方 感想 《出来上がり図》
6年( )組・
( )
№ 月日 やってみたこと 感 想
エコクッキングを心がけても,どうしてもごみの量をゼロにする
ことはできません。生ごみを有効に利用して,学童農園の野菜を育
てる堆肥
た い ひに生まれ変わってもらいましょう。
私たちがふだん何気なく出しているごみの量は,日本全体で年間
約5000万トン。そのうち約3分の1にあたる1500万トンが
生ごみだと言われています。生ごみを堆肥に変えることで,身近な
ところからリサイクルに挑戦しましょう。
① 生ごみは,水がかからないようにして,その日のうちに
.......
処理
する。生ごみは,小さく切って
......
おくのがポイント。
② バケツの底にボカシをさっとまいておく。ぬらさないように
して,細かく切った生ごみをバケツに入れる。
③ 生ごみを入れるたびに,ボカシを1にぎり分(20g∼30g)
ふりかける。
④ 手かしゃもじのようなもので,ボカシと生ごみをよく和える。
⑤ 空気に触れないようにバケツのふたをしっかりしめる。中ぶ
たの代わりに,新聞紙をかぶせておいてもよい。
⑥ 発酵液
はっこうえきがたまったら,そのつど抜き出す。
⑦ 生ごみが容器の
8 分目になったら,しっかりふたをして,直
射日光の当たらない場所に1∼2週間置く。
⑧ ぬか漬けのようなにおいになれば,出来上がり。
生ごみ堆肥の作り方
古 川 市 立 敷 玉 小 学 校