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タ イ テ 丨 ブ ル 2 最 新 のタイテーブルは でご 確 認 ください

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Academic year: 2021

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6

β

!!

報道関係各位

  ユーザー参加型研究の実現を目指すニコニコ学会β実行委員会(委員長: 江渡浩一郎・産業技術総合研

究所)では、来る2014年4月26日(土)~27日(日)に「第6回ニコニコ学会βシンポジウム ~魔術師たちの

楽園~」を、幕張メッセのニコニコ超会議3内で開催いたします。

 未来のスポーツ、気象サイエンス、マンガ研究、仮想と現実の境界をあいまいにする科学など充実した

8つのセッションを予定しています。さらに、会場内のスペースではポスターやデモ展示など参加型の

セッションをご紹介いたします。

  2011年12月の第1回から4年目を迎え、ますます充実したプログラムで科学の新たな地平を切り拓く、

ニコニコ学会βにどうぞご期待ください。

2014年4月8日

ニコニコ学会β実行委員会

お問い合わせ ニコニコ学会β実行委員会 事務局長 岡本真 <

contact

@niconicogakkai.jp

〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町3-61 泰生ビル さくらWORKS<関内>408

アカデミック・リソース・ガイド株式会社内 ニコニコ学会β実行委員会

WEB

:http://niconicogakkai.jp/info/ Twitter:@niconicogakkai

取材に関するお問い合わせ、プレス用写真等ご入用の方は上記までご連絡ください。

第6回ニコニコ学会βシンポジウム、登壇者決定!

「魔術師たちの楽園」へようこそ。

最先端の科学によって実現される魔法の世界をお楽しみください。

第6回ニコニコ学会βシンポジウム ~魔術師たちの楽園~

2014年4月26日(土)10:00~17:30

    4月27日(日)10:00~16:30

会場:幕張メッセ(ニコニコ超会議3内の併催イベントとして開催)

入場料などの詳細は http://www.chokaigi.jp/2014/booth/nico_gakkai6.html をご確認ください。

全編をニコニコ生放送で生中継します。URLは http://niconicogakkai.jp/ からリンクします。

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最新のタイムテーブルは http://www.chokaigi.jp/2014/booth/nico_gakkai6.html でご確認ください。

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「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」は、

SF小説家アーサー・C・クラークによる有名な言葉です。それを

受け、稲見昌彦氏は「科学を洗練させることで魔法を実現する」

を目標としています。言ってみれば、私たち科学者はみな魔法を

実現することを目標としているといっていいでしょう。

「洗練された科学者は、魔術師と見分けが付かない」。

第6回ニコニコ学会βシンポジウムには、そんな魔法を実現しよ

うとする人が集まる楽園です。科学を使って魔法を実現したり、

魔法を元に科学を実現したり。そんな不思議な現象を作り出した

り、不思議を解明したりしようとする人が集まります。科学によっ

て実現される魔法の世界をどうぞお楽しみください。

ニコニコ学会β実行委員長 

江渡浩一郎

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このマンガ研究がすごい!

~広がるマンガの世界へようこそ~

「おまえは今まで読んだマンガの本数をおぼえているのか……?」 ま、覚えている人はそう多 くはないでしょう。それくらい、日本ではマンガは子供から大人まで、誰にとっても身近な、 自然な存在となっています。しかし、そんな「マンガ」という存在に「疑問」を持ち、研究しちゃ う人たちもいるんです!  でも、マンガを「研究」するって……いったいどんな事をしている の!?

藤本由香里

(明治大学国際日本学

部 教授)

明治大学国際日本学部教授。専門は「漫画文化論」「ジェンダー と表象」など。2007年まで筑摩書房で編集者として働くかたわ ら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。 2008年から明治大学、2014年4月から現職。日本マンガ学会理 事。講談社漫画賞・手塚治虫文化賞・メディア芸術祭マンガ部門 等の選考委員を歴任。最近ではとくに、マンガの国際比較や海 外市場調査などを行っている。現在、サンケイ新聞で「MANGA の時間」を連載中。著書に『私の居場所はどこにあるの?』(朝 日文庫)、『快楽電流』(河出書房新社)『少女まんが魂』(白 泉社)、『愛情評論』(文藝春秋)等。近著に『きわきわ』(亜 紀書房)がある。

池川佳宏

((株)寿限無/文化庁メ

ディア芸術デジタルアーカイブ事業 マ

ンガ分野コーディネーター)

出版社・IT企業勤務後、(株)コンテンツワークスにて、講談社・ 小学館などと提携する絶版コミックオンデマンド復刊サービス「コ ミックパーク」の運営を担当し、8000冊のマンガを復刊。2011 年度より、(株)寿限無にて「文化庁メディア芸術デジタルアーカ イブ事業」のマンガ分野コーディネーターを担当し、マンガ所蔵 機関が持つマンガのデータベースを作成している。

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日髙利泰

(京都大学大学院 人間・

環境学研究科博士課程/日本学術振興会

特別研究員)

1987年生まれ。少女マンガについて戦前・戦後の連続/不連続 や社会の中での教育と娯楽の関係性を考慮しつつ、歴史的に研究 している。専門はメディア史、教育史。イチオシ少女マンガは『ひ るなかの流星』(やまもり三香、集英社『マーガレット』にて好 評連載中)。最近出たもの:「少女マンガ的リアリズムの問題構 成」『三角星』第3号。

座長:宮本亮平

(明治大学大学

院 国際日本学研究科)

1987年生まれ。明治大学大学院  国際日本学研究科博士課程。 (おそらく)世界初の「オタク文化研究」を専門とする研究室で ある明治大学森川嘉一郎研究室に所属し、ボーカロイドを中心 としたCGM・N次創作文化の研究や、研究室主催の展示活動等 を行う。関東圏の若手マンガ研究者を中心として開催されている 「マンガ・アニメ史研究会」の幹事の一人。これまでニコニコ 学会βやニコニコ学会βデータ研究会には「本宮平亮」名義で参 加し、早口で喋って酸欠になったり、ガムテープでスネ毛をはが されるなどする。

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13:00~ 2nd session

科学と魔術

「科学と魔術」の間には、切っても切り離せない関係があります。万有引力の法則の発見で有名 なニュートンは最後の錬金術師としても知られていますし、そんな昔の話だけでなく、マジック で人の認識を操る手法はユーザーインタフェースにも応用されています。そんな科学と魔術の関 係について、魔法と科学が一体化した世界観を描くJH科学、プロのマジシャンとしての技術を 映像表現に活かす高橋ヒロキ、人の外界知覚を操作することで現実世界と仮想世界の区別を無 くしてしまう藤井直敬の3人が、実演と共に鼎談を繰り広げます。

JH科学

(科学創作アーティスト)

2004年東京大学大学院物理工学専攻修士修了。2005~2006年同 大学院博士課程に進学、日本学術振興会特別研究員を兼任。(専 攻は物理工学:量子極限物理学)フリーランスにて絵、デザイン、 小説、プロダクトデザイン、装置開発、ロボット開発、ソフトウェ ア開発、動画、3D立体絵など理系の技術や理論とデザインやス トーリーなど融合させた多面的な創作活動を行っている。2014 年からは京都嵯峨芸術大学客員教授も兼任し様々な分野におい ての活動に意欲をみせる。

高橋ヒロキ

(マジシャン)

2011年、東京藝術大学大学院・映像研究科メディア映像専攻修 了。修了制作において映像とマジックを融合した過去と未来を つなぐパフォーマンス作品「Past Future」を公開。大学院卒業 後はマジシャンとしてパフォーマンス活動を継続するとともに、 映像制作やワークショップ、リアル脱出ゲームの企画などの活動 もしている。

藤井直敬

(理化学研究所 適応知性

研究チーム・チームリーダー)

1965年広島県生まれ。東北大学医学部卒業。同大医学部眼科学 教室にて初期研修後、同大大学院に入学、博士号取得。1998年 よりマサチューセッツ工科大学(MIT)、McGovern Instituteに て研究員。2004年より理化学研究所脳科学総合研究センター象 徴概念発達研究チーム副チームリーダー。2008年より同センター 適応知性研究チーム・チームリーダー。主要研究テーマは、適応 知性および社会的脳機能解明。主な著書に、『つながる脳』 『ソーシャルブレインズ入門』『拡張する脳』など。

座長:江渡浩一郎

(メディア

アーティスト/産業技術総合研究所主任

研究員)

1997年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2010 年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情 報理工学)。産総研で「利用者参画によるサービスの構築・運 用」をテーマに研究を続ける傍ら、「ニコニコ学会β」の発起 人・委員長も務める。おもな著書に『パターン、Wiki、XP~時 を超えた創造の原則』(技術評論社)、『ニコニコ学会βを研 究してみた』(河出書房新社)。

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(c) JohnHathway

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作品に宿る「本物っぽさ」の謎に迫る

実在(現存)しない世界を表現した作品の数々。本物なんて誰も見たことが無いのに、いかに も本物っぽく見えてしまうのはなぜか。その「本物っぽさ」を支えているのは、さまざまな研究 分野からもたらされる学術的知見の蓄積だった。「タモリ倶楽部にも取り上げられた『空想地 図』、日々進化を続ける空想都市を作り込むプロセスを大公開」、「綺麗なだけでは許されな い『サイエンス・イラストレーション』の裏側」等に関して、実際に作品を囲みながら作者とと もに語り合う展示企画。

地理人

(空想地図作家)

実在しない都市をリアルな都市地図で描く、空想地図作家。地図 の他、空想都市の空気感を映すものとして各種架空企業ロゴ、デ ザインを制作中。2013年11月『みんなの空想地図』を出版、ほ か今後2冊出版予定。また、47都道府県の主要都市を廻る。その 他、DTPデザインも手掛ける傍ら、シェアハウス「はなれ」を企 画。

枇々木聖

(空想神話屋)

好き勝手に空想するだけではなく、筋が通った空想神話を作る ことをモットーとする空想神話屋。「楔形文字を実際に粘土板 に掘りながら空想言語を作る」「神話のバックグラウンドをリア ルにするため、世界シミュレータを作る」等、頭の中で考える だけでなく、手を動かしながらの空想神話開発を行っている。

小田隆

(成安造形大学イラストレー

ション領域・准教授)

古生物の復元から現代美術まで精通した画家、イラストレー ター。博物館や図鑑向けに古生物の復元画を多数制作する一方、 その知見を活かした「ガチャピンの古生物学的、解剖学的考察に よる骨格復元図」をTwitterで公開して、ネットでも大きな話題 となった。SVP、日本美術解剖学会、なにわホネホネ団団員。

座長:山田光利

(学術系イベン

トプロデューサー)

研究者のためのイベントスペース「博士のシェアハウス」や、面 白い研究活動の発掘・紹介・論点整理を行う研究会「研究現場 の知財分科会」の発起人。有志の小規模な勉強会から大学等の 大規模な学術機関に対してまで、学術系イベントの運営支援や研 究者の紹介等を行っている。

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15:00~ 4th session

第6回・研究100連発

あの大人気セッション「研究100連発」が第6回ニコニコ学会β でも行われます。研究100連発では、第一線の研究者5名に、自 身の研究を1人20個、合計100個を限られた時間で連続して発表 していただきます。過去から現在にいたるまでの多くの研究成 果が連続して発表されることによって、研究成果を俯瞰してみ ることができます。研究者の凄さや研究の大変さ、面白さも見 えてくることでしょう。

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梶田秀司

(産業技術総合研究所知能システム研究部門

主任研究員)

1961年愛知県生まれ。1985年東京工業大学大学院修士課程修了(制御工学専攻)。同年より 現独立行政法人産業技術総合研究所に入所。主任研究員。1996年2月より1年間米国カリフォ ルニア工科大学客員研究員。1996年3月東京工業大学より学位取得。博士(工学)。1996年 度計測自動制御学会論文賞受賞。2005年度日本ロボット学会論文賞受賞。計測自動制御学会、 日本ロボット学会、IEEE(Robotics and Automation Society) の会員。著書『歩き出した未来 の機械たち』(ポプラ社)、『ヒューマノイドロボット』(編著)(オーム社)。

持丸正明

(産業技術総合研究所デジタルヒューマン工

学研究センター長)

1993年、慶應義塾大学大学院 生体医工学専攻科博士課程修了。博士(工学)。人体の形状・ 運動の計測とモデル化、産業応用の研究に従事。操作性の良いマウス、機能性スポーツシュー ズ、掛け心地のよいメガネなどの製品開発や、顧客の足形状を計測して中敷きをカスタマイズ しながら足データを蓄積し、量産シューズ設計に再活用する店舗サービス設計などに関与。子 どもの安全を守るキッズデザイン研究として、使い捨てライターの安全規制に関わるなど、国 内・国際標準化にも貢献。著書に『子ども計測ハンドブック』(朝倉書店)など。

岩田洋夫

(筑波大学大学院システム情報工学研究科知

能機械システム専攻 教授)

1957年東京生まれ。1981年東京大学工学部機械工学科卒業、1986年東京大学大学院工学系研 究科修了(工学博士)、同年筑波大学構造工学系助手。現在筑波大学システム情報工学研究科 教授。バーチャルリアリティ、特にハプティックインタフェース、ロコモーションインタフェー ス、没入ディスプレイの研究に従事。SIGGRAPHのEmerging Technologiesに1994年より14年 間続けて入選。東京テクノフォーラム・ゴールドメダル賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞など を受賞。インタラクティブテクノロジの本質を表現内容とする「デバイスアート」を推進。

石黒浩

(大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成

専攻 教授)

1963年滋賀県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授・ATR石黒浩特 別研究所客員所長(ATRフェロー)。工学博士。社会で活動できる知的システムを持ったロボッ トの実現を目指し、これまでにヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットである ジェミノイドなど多数のロボットを開発。2011年大阪文化賞(大阪府・大阪市)受賞、2013 年大阪大学特別教授。最先端のロボット研究者として世界的に注目されている。

佐野明人

(名古屋工業大学大学院工学研究科機能工学

専攻 教授)

1963年生まれ。1987年岐阜大学機械工学科助手。1992年、電気通信大学機械制御工学科助手。 1994年、名古屋工業大学機械工学科講師等を経て2005年、同大学大学院工学研究科教授、現 在に至る。博士(工学)。触覚テクノロジー、人間ー機械系、受動歩行の研究に従事。職人の 現場仕事から発想した触覚コンタクトレンズにて、2004年度グッドデザイン賞。更に、受動 歩行ロボットでも、2008年度グッドデザイン賞を受賞など受賞多数。

座長:青木俊介

(ユカイ工学株式会社 代表)

東京大学在学中に、チームラボ株式会社を設立、CTOに就任。 その後、ピクシブ株式会社のCTOを務めたのち、ロボティクス ベンチャー ユカイ工学を設立。ソーシャルロボット「ココナッ チ」や、フィジカルコンピューティングキット「konashi」など センサー、スマートフォンやネットワークを生かした開発を得 意とする。共同開発では、脳波で動くコミュニケーションツー ル「Necomimi(ネコミミ)」、ハンガー型次世代販売促進シス テム「チームラボハンガー」、メガネ型デバイス「Telepathy One (テレパシー・ワン)」を開発。

座長:稲見昌彦

(慶應義塾大学大学院メディ

アデザイン研究科 教授)

野生出身研究者。自在化技術、エンタテインメント工学、超人 五輪に興味を持つ。大学入学時より学生サークル、東工大ロボッ ト技術研究会に所属し、趣味でVRシステムを多数自作。現在ま で光学迷彩、触覚拡張装置、吸飲感覚提示装置、動体視力増強 装置など、人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。米 「TIME」誌Coolest Inventionsなど受賞。

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くもくも劇場

~気象サイエンスパフェ~

皆さんは、サイエンス・カフェっていうイベントご存じですか?いろんな科学分野の知見を専門家が一般の方向 けにやさしく解説するために開催する科学コミュニケーションイベントです。気象学でも日本気象学会や気象予 報士の人たちが中心になって全国各地で開催されています。ただ、あれは凄く硬い感じになってやしないか?そ して、様々なシガラミの中で、奥歯に物が挟まったような感じになってやいないかと。しかし、ここはニコニコ 学会βです。近場の喫茶店でパフェでも食べながら、知り合いの研究者に出来たてホヤホヤの実験・観測話を聞 くような、しかし最新故に、「まだ定説にはなってないけど俺はこう思う!」という研究者の熱量だけで突っ走 るような、くもくも劇場 ~気象サイエンスパフェ~はそんなセッションになる予定です。 今回のサイエンスパフェは「絶叫の雲ドラマ」「雲粒ナイショ話」「雨雲の台所事情」「天気予報のウラ側」「地 球外PM2.5」などをお届けする予定です。

茂木耕作

(独立行政法人海洋研究開

発機構研究員)

気持ちは死ぬまで18歳の37歳、気象”楽”者、通称モテサク。気象・ 防災情報にさまざまなキャラクターを導入し、空のドラマを読み 解くコツを伝えるコンセプトで、童話的ストーリーを気象学に融 合する。

荒木健太郎

(雲研究者/気象庁気

象研究所研究官)

1984年生まれ、茨城県出身。慶應義塾大学経済学部に進学後、1 年で中退して気象庁気象大学校に入学。2008年に卒業し、地方 気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。専門は竜 巻や局地豪雨・豪雪などの顕著な気象現象と、それらの原因とな る雲の物理学。雲の実験・観測・予測の研究を進め、防災・減 災に貢献することを目指す。『雲をつかもうとしている話-雲の 気象学-』(仮)(ベレ出版)を近刊予定。

佐々木恭子とパンダ先生

(てんコロ代表 気象予報士)

お天気のことをガンガン考える会社「てんコロ.」代表。走れる 気象予報士として、日々お天気と戯れながらマラソンしている者 です。世田谷、横浜あたりのの局地予報が得意技。外すとスゲー 怒られるよ。大人なのに。ちなみに、マラソンは特に趣味とい うわけではありません。たくさん食べたいから走ってる感じです! パンダ先生の詳細は秘密です。

今村剛

(宇宙航空研究開発機構宇宙

科学研究所准教授)

1970年生まれ。地球と惑星の気候の成り立ち、惑星の気象の多 様性、多様性のウラにひそむ共通原理を知りたい。研究対象は 金星大気、火星大気、月の電離層、太陽コロナなど、宇宙のふわ ふわしたものなら何でも。電波と光と数値シミュレーションで 探る。金星探査機「あかつき」の科学主任。暴風の中が好き。

座長:中村央理雄

(株式会社

キバンインターナショナル代表)

2013年夏、梅雨前線の正体を探るために長崎丸にて東シナ海で の気象観測に従事。2014年3月の大雪で山梨の実家が陸の孤島に。 お天気に翻弄されつつお天気の正体を探っています。要するにお 天気好きのおっさん。

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座長:湯村翼

(フリーランスエンジ

ニア/明治大学総合数理学部研究支援者)

北海道大学、東京大学大学院、JAXA宇宙科学研究所にて宇宙プラ ズマの研究に従事した後、東芝でホームネットワーク、Koozytで AR(Augmented Reality)や位置情報に関する研究開発を行う。2013 年独立し、iOSアプリケーションの開発や、明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科にて研究支援を行う。北陸先端科学技 術大学院大学博士後期課程在学中。物理世界と情報世界を融合し た世界を目指して研究を行う。ニコニコ学会β宇宙研究会の立ち上 げ活動中。 座長からのメッセージ: 『研究(けんきゅう)とは、ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、実験、 観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことで ある。語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。』 - Wikipedia「研究」より  研究してみたマッドネスは、前回までの5回で、発表総数92もの野生の研究が登場しました。 今回で、ついに100を超えます。いままでの研究してみたマッドネスでは、どれひとつとして 同じ研究はありません。野生の研究者がつくったいろんなソフトウェアやハードウェアが登場 してきました。でも、世の中には、もっと幅広くいろんな研究をしている人達がいるはずです。

誰も気に留めないような物理現象を突き詰めて考察す

る人、超マイナーな植物の生態を詳細に調査する人。

そのような人達に、研究してみたマッドネスにぜひ登壇して欲しいです。いままで見たことの ない野生の研究を期待しています。あなたの「研究」で、世界中を熱狂させましょう!

座長:落合陽一

(メディアアー

ティスト/IPA認定スーパークリエータ/

日本学術振興会特別研究員/魔法使い)

東京大学にてコンピュータグラフィクスの実体化やインタラクショ ンに関わる研究に従事し、作品では映像装置の文脈からの超越を意 識した物理的表現を探求している。2013年東京大学大学院学際情 報学府修了、現在博士後期課程在学中。ACM SIGGRAPHで研究や 作品を発表、展示はTokyo Designers Weekや府中市美術館、Laval Virtualなど多岐に渡る。国内外の受賞歴や、BBCやDiscovery Channel、TED等メディア出演多数。 座長からのメッセージ:

「科学者は人類社会のピーターパンである。”大人”

になることをやめ、好奇心を保ち続ける存在だ」

 ノーベル賞学者イジドール・ラービの言葉です。研究者とは職業ではなく生き方や心の持ち 様のことだと思います。サイエンスであれ、エンジニアリングであれ、アートであれ、今まで になかった何かを見ようとする心や何かを知ろうとする心の全ては研究であり、探求です。人 生をかけた探求の中で、我々は好奇心を保ち続け、それを糧にして常に新鮮に生きることが出 来ます。また我々は、自分の好奇心の成果に伴うワクワクや感動や知性を人々に伝えることで 心の自由さや未来へ向かう更なる好奇心を育んでいく存在です。重ねて、研究とは小難しい数 式や形式張った作法によって成り立つものではありません。効率上、いわゆる研究者は論理や 数式、共通の作法を駆使して正確に物事を伝えようとするだけなのです。ここは自由に研究を 伝えあう場です。あなたが発見した知識、作り上げたモノに関わる情熱や感動を人々に伝えて ください。そしてそれが誰かの好奇心の芽を開かせるものであるなら、それはとてもすばらし いことです。このマッドネスでは、我々は発表者に限られた時間しか提供できません。多くの 場合一つの、信念を持った強いメッセージを伝えることが重要だと思います。たとえ時間が少 なくともメッセージが届けばそれは数十分のつまらない講演の何百倍もの価値を持ちます。真 の意味で「マッドな」発表、それは真剣でいて既存の価値観や倫理観に捕われずーーたとえ多 くの人々の共感が得られずともーー何かを見いだそうとする強い情熱を持った発表だと思いま す。みなさまの応募を心よりお待ちしております。 世界各地に生息する野生の研究者の方々に、取り組んでいる研究を存分に発表していただく場で す。発表時間は3分。その短い時間に熱い想いが凝縮された研究発表をお楽しみ下さい。

13:00~ 7th session

第6回・研究してみたマッドネス

12:00~ 6th session

デジタルスポーツ研究展示

慶應義塾大学で開催された第4回KMDフォーラムで好評を博した「超人オリンピック」に関する 研究内容を展示予定です。

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スポーツは、人間誕生とともに「運動」や「遊び」として始まり、近代オリンピック等で定義 され世界中に広まりました。学校では「教育」に取り入れられ、近年はテレビによって選手を 世界的英雄にもしました。いつの時代にもスポーツはテクノロジーによって更新され、我々の 生活に寄り添いながら発展しています。今後発明される新しいスポーツは、「どのように」 「誰」が作っていくのでしょうか?  社会はスポーツの何を「評価」するのでしょうか?  実 際に「スポーツをつくってみた」研究者を迎えて、スポーツの未来を作る議論を始めたいと思 います。

作ってみた。未来のスポーツ、スポーツの未来

座長:犬飼博士

(エウレカコン

ピューター株式会社取締役)

愛知県生まれ、eスポーツプロデューサー、ゲーム監督。つなが りと笑顔を生むテクノロジーとして、ゲームとスポーツに着目。 スポーツとITを融合した作品発表、大会運営等を手がける。 現 代的なスポーツマンシップとしてスペースマンシップを提唱。 人工知能を巻き込んだ次世代の「遊び」を研究開発中。

為末大

(プロ陸上選手)

スプリント競技における日本初の「プロ陸上選手」。男子400m ハードル日本記録保持者(47秒89、2013年3月現在)。世界選 手権で二度の銅メダルを獲得、五輪はシドニー、アテネ、北京の 3大会に連続出場。2012年に現役を引退。現在、アスリートソサ エティ代表理事、R.project取締役、地元広島でランニングクラ ブ「CHASKI」を運営。講演・イベント、執筆、テレビのコメン テーターなど、多方面でスポーツと社会についての活動を広げて いる。 ▲犬飼博士らによる「スポーツタイムマシン」のイメージイラスト。スポーツタイムマシンは、 2013年度文化庁メディア芸術祭の優秀賞に選ばれている。

斎藤敏一

(ルネサンス会長・ス

ポーツクラブ経営)

1944年、宮城県生まれ。京都大学工学部卒業。大日本インキ化 学工業(株)(現DIC)入社、1979年社内ベンチャー事業とし て健康スポーツ事業を企画し、1982年(株)ディッククリエー ションを設立。1992年代表取締役社長に就任、2003年現社名へ 変更。2008年より現職。株式会社ルネサンスは、スポーツクラ ブ事業を中心に現在120ヶ所の施設を経営している。

YCAM InterLab

山口情報芸術センター[YCAM]に附属するメディアアートを専門 とした研究開発チーム。主にYCAMの委嘱作品として発表するイ ンスタレーション作品やパフォーミング作品の技術開発をおこ なっている。また、文化施設における技術者間の交流と人的ネッ トワークの構築、研究領域の拡大・普及を目的とし、国内外か ら研究者を招聘する共同研究にも積極的に取り組んでいる。

Team Twinkrun

Team Twinkrunは考案した新しいスポーツゲーム「Twinkrun」 を広めるべく活動する、四人の大学生で構成されたグループ。iOS デバイスを頭に取り付けたプレイヤーが、数秒おきに変化する画 面を見合いながら追いかけ合うゲームを考案した。第5回ニコニ コ学会βシンポジウム「研究してみたマッドネス」では稲見昌彦 教授から審査員賞を受賞。ゲームに使用するアプリケーションは App Storeで4月末にリリース予定。

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Wild Researchers' Poster & Demonstration

野生の研究者ポスター&デモ

ポスターセッションとは、ボードなどに研究内容をまとめたポスターを貼って自由に見られるようにし、ポスターの前で発 表者が説明をおこなう研究発表の形式です。ニコニコ学会βポスターセッションでは、ニコニコ超会議内に一人A0縦サイズ までは貼れるだけのスペースをご用意します。また、機材を持ち込んでデモを行うこともできます。前回は半数近くのポスター 発表でデモが行われ、盛況となりました。特に評価の高いポスターはニコニコ学会βの壇上で表彰します。今回もご期待くだ さい!

座長:くとの

(チームSRSIV)

「作る人文学」をめざし人文系と理工系の境界領域で活動。小学生の 頃から電子工作に親しみ、ロボコンから約10年のブランクの後、LED を約5000個使用した初音ミク電飾ウェディングドレスを制作して復帰 し、第2回研究してみたマッドネスに出展。D3.jsで視覚化した思想の テクストをKinectで動かせるようにした「さわれる」思想を第4回ニ コニコ学会βポスターセッションにて発表&デモ。

NNG48 Madness General Elections

NNG48マッドネス総選挙

ニコニコ学会βの名物セッション「研究してみたマッドネス」では、 前回までの全5回で、発表総数92もの野生の研究が登場しました。野 生の研究者が熱意を込めた研究発表ですが、多くの方はニコニコ生放 送を通じてしか見ていません。そこで、第6回ニコニコ学会βでは、 過去の研究してみたマッドネスの研究発表の中から生で見たい野生の 研究発表に投票していただき、上位7つを超会議会場の幕張メッセで 展示します。

Digital Sports Demonstration

デジタルスポーツ研究展示

慶應義塾大学で開催された第4回KMDフォーラムで好評

を博した「超人オリンピック」に関する研究内容を展示

予定です。

Water Bear Hunting with your Smartphone

スマホで探せ! クマムシハント

スマートフォンを顕微鏡に早変りさせる道具「Leye」を使って、ク マムシを探そう! 各地のコケを持ち寄って、不思議な微生物「クマ ムシ」を探しつつ、身近な場所に潜む微生物達の世界を覗くワーク ショップを実施します。もしかして未発見の微生物が見つかるかもし れない…?

Kumokumo Museum

くもくも博物館

気象と人類の暮らしとの関わりは切っても切れない密接なもので、そ れこそアリストテレスの頃からの文献にも見られます。科学的に気象 を知るという試みは、最近(17世紀頃)始まったものです。最初は、 科学とも占いともつかなかったものが、如何にして科学になったのか。 どのようにして大気や蒸気の振る舞いへの理解を深めていったのか。 展示される昔ながらの測器、研究者の手作り測器から、その歴史を体 感して頂ければ幸いです。また、気象研究者による実験展示も予定し ています。

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COI-T: Innovation Center for Kansei-oriented Personalized Sustainable Society

「COI-T: 感性に基づく個別化循環型社会の創造」研究展示

私達はこれまで、万人向けに大量生産されたものを、ある程度我慢をしてでも、そのまま受け入れる受動的

消費者でした。本研究拠点では、個人が心から満足できるものを自ら作り、それらを使うことで満ち足りた

生活を送ることができる創造的生活者になれる社会の実現を目指します。そのためには、個人の感性を解明

し、それに基づいたもの作りを行うための技術を開発すると共に、個人の感性へ他者の評価をフィードバッ

クさせる仕組みが必要であると考えます。今回の展示では、本プロジェクトの中核となる共創プラットフォー

ムのモジュールとなる組み立て支援システムfabnaviなどのデモンストレーション、ワークショップを行いま

す。

NicoNicoGakkai SIGSpace

ニコニコ学会β宇宙研究会

宇宙に興味のある野生の研究者が集まり、野生の宇宙開

発について議論する研究会です。第6回ニコニコ学会βシ

ンポジウムでは、宇宙エレベーター昇降機を有志で開発

している「チーム奥澤」と、プロジェクターを用いたデ

ジタルな地球儀・惑星儀を制作している「Personal

Cosmos」が展示を行います。

菌放送局

たぐいまれな多様性を誇り、プロ・アマ、文・理問わず、様々なジャンルにわたって人々の心を捉え

て止まない存在、菌類。そんな菌類という生物の魅力をあらゆる側面から伝える研究会です。これま

で、菌類研究者と行くエクストリームきのこ狩り、国立科学博物館筑波実験植物園「きのこ展」会場

からの番組、普通じゃないきのこの写真展&きのこトーーク!、第5回ニコニコ学会βシンポジウム

「菌放送局特番『きのこ会議』」を行ってきました。会場では、そういった放送ベースで伝えてきた

菌類の魅力をより身近に感じられる展示を行います。

NicoNicoGakkai SIGData

ニコニコ学会βデータ研究会

「面白いデータ」をテーマに「データ分析を始めたい人」、「面白 い発表が好きな人」、「データ分析実務者」を対象とした、誰でも 参加できる研究会です。野生の研究者によるデータ分析結果を元に ポスター発表など行います。

(13)

β

ニコニコ学会β実行委員会

顧問:竹内郁雄(東京大学名誉教授)

委員長:江渡浩一郎(産業技術総合研究所 主任研究員/メディアアーティスト)

実行委員:(50音順)

青木俊介(ユカイ工学 代表/チームラボ株式会社 取締役)、稲見昌彦(慶應義塾大学大学院 教授)、伊豫田旭彦(株式会社ドワンゴ ユー

ザーエンターテインメント)、大岡寛典(大岡寛典事務所/アートディレクター)、大向一輝(国立情報学研究所 准教授)、岡田良太郎

(Asterisk Research, Inc. リスク・リサーチャ)、岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー)※事

務局長、川崎稔(株式会社フォーキックス 代表取締役/クリエイティブディレクター)、後藤真孝(産業技術総合研究所 首席研究員)、高

井浩司(ガレージ/ディレクター)、高須正和(チームラボ株式会社 カタリストDiv)、武田英明(国立情報学研究所 教授)、千野裕司(株

式会社ドワンゴ コーポレート副本部長)、塚田浩二(はこだて未来大学准教授/科学技術振興機構さきがけ研究員)、豊田正史(東京大学

准教授)、中西泰人(慶應義塾大学 准教授)、中村聡史(明治大学 准教授)、八谷和彦(メディアアーティスト/東京芸術大学 准教授)、

濱崎雅弘(産業技術総合研究所 主任研究員)、濱野智史(株式会社日本技芸 リサーチャー)、福地健太郎(明治大学 准教授)、宮下芳明

(明治大学 准教授)、myrmecoleon(Paradoxical Library/明治大学米沢嘉博記念図書館)、吉川日出行(みずほ情報総研株式会社 シニア

マネジャー)、暦本純一(東京大学大学院 教授)

ニコニコ学会βとは

ニコニコ学会βとは、ユーザー参加型研究の世界を共に作り上げる場です。これまで、計5回開催してきたシンポジウムの他に、ニコニコ学

会βデータ研究会、菌放送局、ニコニコ学会β宇宙研究会などの分科会活動、これからの学会や研究のあり方について考えるサマーキャン

プ、展示イベント「ニコニコ学会β夏の自由研究」などを開催してきました。

ニコニコ学会β関連書籍

・『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社、2012)

・『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』(イースト・プレス、2013)

・『総力特集 ニコニコ学会βの野望って何ですか? 月刊ニコニコ学会β創刊準備号』(ブックウォーカー、2013)

・『ニコニコ学会βが栄誉賞を受賞した2013アルス・エレクトロニカに行ってみた

 月刊ニコニコ学会β01』(ブックウォーカー、2013)

・『「つくる」とニコニコ学会β 月刊ニコニコ学会β02』(ブックウォーカー、2014)

・『ニコニコ学会βと生命の小宇宙 月刊ニコニコ学会β03』(ブックウォーカー、2014)

参照

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