夢中で雪遊び
駒ヶ根高原スキー場
市報
灯油定期配送
会員募集中
本 社/駒ヶ根市北町31-15 TEL 0265-83-3434市報
(令和2年2月20日発行)3
編集・発行/〒399 -4192 駒ヶ根市赤須町20 -1 駒ヶ根市役所総務部企画振興課 0265 -83 -2111 印 刷/株式会社 宮澤印刷 こ の 印 刷 物 は 、 日 本 環 境 協 会 エ コ マ ー ク 認 定 の 紙 と イ ン キ を 使 用 し て い ま す 。 月号アルプスがふたつ映えるまち
2
0
2
0
年(令
和
2年
)
地域防災の決意新たに
市消防出初式が行われ、消防団員309人が市民生活の安全 確保の決意を新たにしました。観閲式では、消防団や市赤 十字奉仕団が広小路からすずらん通りを威風堂々と行進。 子ども隊として行進に加わった男の子は、「消防車がかっこ よかった。一緒に歩けて良かった」と笑顔で話しました。そ の後行われた式典で、北原義康団長は、「われらが守る強 い意志を持ち、みんなで共に頑張ろう」と呼び掛けました。こまかっぱ6歳おめでとう
市のPRキャラクター「こまかっぱ」のお誕生日会が開かれ、 親子連れなどおよそ500人が参加しました。今回は、友好 都市の静岡県磐田市からPRキャラクター「しっぺい」も駆 け付けて祝福。子どもたちは、ダンスを一緒に踊ったり、 缶バッジを作ったりして、イベントを楽しみました。参加者 は、「娘たちが毎年楽しみにしている。今回は、しっぺいに も会えてすごくうれしそう」と家族で満喫していました。駒ヶ根の
の話題
ここに掲載しきれないイベントや写真は、 市ホームページの「市政の動き」や市公式 フェイスブック「駒ヶ根市役所」で配信中。旬
Koma
Topi
cs
gane
12
128
113
1ものづくりを学び合う
今回で7回目となる「全国ものづくり高大連携発表会&マ ッチングフォーラムin駒ヶ根」が文化センターで開かれ、地 元学生や企業関係者など、およそ500人が参加しました。4 つの高校が研究成果を披露し、駒ヶ根工業高校は、諏訪東 京理科大学と連携した、農業ハウスをセンサーで管理する 通信実験を発表。参加した東中学校の生徒は、「スマホの 部品を全部機械で作っていてすごい」と興味津々でした。3期12年 杉本市長が退任
任期満了となった杉本幸治市長の退任式が行われました。 杉本 前市長は、3期12年にわたり市政発展に尽力。昭和 伊南総合病院の経営再建や、学校の耐震化等に精力的 に取り組みました。退任のあいさつで、「新市長を支え、愛 と誇りと活力に満ちた駒ヶ根市をつくってほしい」と期待 しました。式後は、正面玄関前で、多くの市民や職員らが つくる花道と拍手に見送られ、市庁舎を後にしました。31
126
市報 この市報は、紙、インキともに日本環境協会エコマーク認定商品を使用しています。 2020. 3 市報こまがねは、毎月20日に発行し21~25日の間に市内の全てのご家庭に配布しています。 届かない場合には、企画振興課秘書広報室へお問い合わせください。3
No.
1147
2019.12 市報
2
Contents ~もくじ~
3
市報 2020.3 2020.32
市報Contents ~もくじ~
今月の表紙
02 04 08 10 12 13 18 20 22 特集市長就任のあいさつ
特集 大切な命を守るために 特集 私たちができること 情報ピックアップ ・転入・転出の手続き ・粗大ごみの回収日は3/29 ・地域支え合い 担い手募集 ・美化活動などを支援 ・公共下水道の整備状況 ・新赤穂公民館の紹介 こまかっぱ情報コーナー すこやかライフ(健康情報) カリヨン(文化センター情報) やまびこひろば 駒ヶ根のシゴト ナパック株式会社 地域おこし協力隊通信 清水 大輔 さん ちょっとひとこと 林 朋浩 さん まなびい すくすく(子育て情報) 子育てイベント情報 子育てリポート (赤穂公民館 おやこ学級) 元気なこまがねっ子 (北割保育園 ごっこ遊び) Happy Birthday3月生まれ 司書オススメ絵本 駒ヶ根高原スキー 場で行われた、赤穂 東小学校のスキー教 室の様子です。 1・2年生はそり 遊び、3~6年生は それぞれのレベルに 合わせたスキー教室 に参加。暖冬による全国的な雪不足 の中でも無事に開催ができ、当日は 雲一つない青空の下、ゲレンデには 子どもたちの歓声が溢あ ふれていました。 夢中で雪遊び (1月21日)就任のごあいさつ
さぁ、駒ヶ根の新時代を開こう
~2027年の飛
躍
に向けて~
美し い 自然や産業集積、 伝統の農林業とさまざま な宝を持つ駒ヶ根市。 リニア中央新幹線開通や三遠南信自動車道整備、 国体開催が重なる2027年は、さらに飛躍する チャンスです。 全国の街づくりを見てきた経験を生かし、 駒ヶ根 新時代を市民の皆さんと共に開きます。 ま た、 地 域 づ く り に 挑 む 団 体 を 表 彰 し よ う と、 共 同 通 信 社 と 信 濃 毎 日 新 聞 社 な ど 46の 地 方 紙 が 合 同 で 設 け た「 地 域 再 生 大 賞 」の 創 設 に 携 わ り、 選 考 委 員 と し て 各 地 の 地 域 づ く り の 現 場 も 訪 ね て き ま し た。 中 央 と 地 方、 両 方 の 現 場 を 歩 い て き た こ と は 自 分 に と っ て 大 きな 財 産となりました。 と り わ け、 知 恵 と 工 夫 を 凝 ら し て 地 域 づ く り に 取 り 組 む さ ま ざ ま な 人 々 と の 出 会 い は 印 象 深 い も の で し た。 離 島 や 山 里 な ど、 決 し て 恵 ま れ て い る と は い え な い 環 境 に も 関 わ ら ず、 住 む 街 を よ り 良 く し よ う と 懸 命 に 汗 を 流 し て お ら れ る 姿 を 見 る た び に、 自 分 は 古 里 の た め に 何 が で き る の だ ろ う か と 考 え さ せ ら れ ま し た。 こ う し た 思 い が、 共 同 通 信 社 を 退 職 し て 新 た な 仕 事 に 挑 む 決心につながっていきました。 広 島 県 の 山 あ い の 街 で 、 児 童 が 減 り 廃 校 寸 前 に な っ た 小 学 校 を 守 ろ う と 、 仲 間 と 改 装 し た 空 き 家 に 、 子 ど も を 持 つ 夫 婦 の 移 住 を 呼 び 掛 け る 活 動 を 始 め た 男 こ の た び、 駒 ヶ 根 市 長 に 就 任 い た し ま し た、 伊 藤 祐 三 と 申 し ま す。 多 く の 方 か ら 頂 い た ご 支 援 に 感 謝 申 し 上 げ ま す。 同 時 に、 寄 せ ら れ た 期 待 の 大 き さ を 感 じ、 身 が 引 き 締 ま る 思 い で す。 全 力 で 取 り 組 む 覚 悟 で す の で、 ど う ぞ、 よ ろ し くお願いいたします。 私 は 35年 間、 新 聞 記 者 と し て 働 い て き ま し た。 経 済 分 野 の 担 当 と し て、 財 務 省 な ど の 中 央 官 庁 や 日 銀、 東 京 証 券 取 引所で取 材 を 重 ねてきました。 性 が い ま し た 。 取 り 組 み は 成 果 を 上 げ 、 小 学 校 は 危 機 を 脱 し ま し た 。 男 性 は 、 夫 婦 ら に こ ん な 話 を し ま し た 。「 移 住 し て く れ て あ り が と う 。 で も 、 子 ど も が 成 長 し た ら 、 あ な た 方 の 古 里 で あ り 、 ご 両 親 が 住 む 街 を 考 え て く だ さ い 。 も し 、 そ の 街 が 心 配 に な っ た ら 、 戻 ら れ て も 構 い ま せ ん よ 」と 。 人 口 減 少 は 各 地 で 進 ん で い ま す。 少 な く な る パ イ を 自 治 体 が 奪 い 合 っ た ら、 日 本 は 暗 く な る ば か り で す。 男 性 の 言 葉 は、 自 治 体 が 共 に 力 を 合 わ せ て 共 生 し て い く こ と の 大 切 さ を 示 し て い ま す。 地 域 づ く り の 奥 深 さ を、 こ う し た 出 会 いが 教 えてくれました。 厳 し い 財 政 事 情 と い う 課 題 も あ り ま す。 し か し、 さ ま ざ ま な ア イ デ ア を 集 め、 恐 れ ず に 前 へ 進 ん で い け ば、 必 ず 新 た な 時 代 が 開 け る は ず で す。 胸 を 張 っ て 子 ど も や 孫 に 引 き 継 げ る 街 に す る た め、 一 緒 に 歩いていきましょう。 さ ぁ、 駒 ヶ 根 の 未 来 に 向 か って。 プロフィール 伊藤 祐三(いとう ゆうぞう) 1960年生まれ(59歳)。 赤穂小学校、赤穂中学校、伊那北高校、中央大学法学部卒。毎日新 聞社に入社後、共同通信社に移り、経済部記者や編集委員、論説委員。 相模女子大学非常勤講師や農水省食育推進会議委員なども務めた。 〇趣味 映画鑑賞、サイクリング 好きな映画は、黒木和雄監督の「祭りの準備」 〇家族 妻、息子2人2019.12 市報
2
Contents ~もくじ~
3
市報 2020.3 2020.32
市報Contents ~もくじ~
今月の表紙
02 04 08 10 12 13 18 20 22 特集市長就任のあいさつ
特集 大切な命を守るために 特集 私たちができること 情報ピックアップ ・転入・転出の手続き ・粗大ごみの回収日は3/29 ・地域支え合い 担い手募集 ・美化活動などを支援 ・公共下水道の整備状況 ・新赤穂公民館の紹介 こまかっぱ情報コーナー すこやかライフ(健康情報) カリヨン(文化センター情報) やまびこひろば 駒ヶ根のシゴト ナパック株式会社 地域おこし協力隊通信 清水 大輔 さん ちょっとひとこと 林 朋浩 さん まなびい すくすく(子育て情報) 子育てイベント情報 子育てリポート (赤穂公民館 おやこ学級) 元気なこまがねっ子 (北割保育園 ごっこ遊び) Happy Birthday3月生まれ 司書オススメ絵本 駒ヶ根高原スキー 場で行われた、赤穂 東小学校のスキー教 室の様子です。 1・2年生はそり 遊び、3~6年生は それぞれのレベルに 合わせたスキー教室 に参加。暖冬による全国的な雪不足 の中でも無事に開催ができ、当日は 雲一つない青空の下、ゲレンデには 子どもたちの歓声が溢あ ふれていました。 夢中で雪遊び (1月21日)就任のごあいさつ
さぁ、駒ヶ根の新時代を開こう
~2027年の飛
躍
に向けて~
美し い 自然や産業集積、 伝統の農林業とさまざま な宝を持つ駒ヶ根市。 リニア中央新幹線開通や三遠南信自動車道整備、 国体開催が重なる2027年は、さらに飛躍する チャンスです。 全国の街づくりを見てきた経験を生かし、 駒ヶ根 新時代を市民の皆さんと共に開きます。 ま た、 地 域 づ く り に 挑 む 団 体 を 表 彰 し よ う と、 共 同 通 信 社 と 信 濃 毎 日 新 聞 社 な ど 46の 地 方 紙 が 合 同 で 設 け た「 地 域 再 生 大 賞 」の 創 設 に 携 わ り、 選 考 委 員 と し て 各 地 の 地 域 づ く り の 現 場 も 訪 ね て き ま し た。 中 央 と 地 方、 両 方 の 現 場 を 歩 い て き た こ と は 自 分 に と っ て 大 きな 財 産となりました。 と り わ け、 知 恵 と 工 夫 を 凝 ら し て 地 域 づ く り に 取 り 組 む さ ま ざ ま な 人 々 と の 出 会 い は 印 象 深 い も の で し た。 離 島 や 山 里 な ど、 決 し て 恵 ま れ て い る と は い え な い 環 境 に も 関 わ ら ず、 住 む 街 を よ り 良 く し よ う と 懸 命 に 汗 を 流 し て お ら れ る 姿 を 見 る た び に、 自 分 は 古 里 の た め に 何 が で き る の だ ろ う か と 考 え さ せ ら れ ま し た。 こ う し た 思 い が、 共 同 通 信 社 を 退 職 し て 新 た な 仕 事 に 挑 む 決心につながっていきました。 広 島 県 の 山 あ い の 街 で 、 児 童 が 減 り 廃 校 寸 前 に な っ た 小 学 校 を 守 ろ う と 、 仲 間 と 改 装 し た 空 き 家 に 、 子 ど も を 持 つ 夫 婦 の 移 住 を 呼 び 掛 け る 活 動 を 始 め た 男 こ の た び、 駒 ヶ 根 市 長 に 就 任 い た し ま し た、 伊 藤 祐 三 と 申 し ま す。 多 く の 方 か ら 頂 い た ご 支 援 に 感 謝 申 し 上 げ ま す。 同 時 に、 寄 せ ら れ た 期 待 の 大 き さ を 感 じ、 身 が 引 き 締 ま る 思 い で す。 全 力 で 取 り 組 む 覚 悟 で す の で、 ど う ぞ、 よ ろ し くお願いいたします。 私 は 35年 間、 新 聞 記 者 と し て 働 い て き ま し た。 経 済 分 野 の 担 当 と し て、 財 務 省 な ど の 中 央 官 庁 や 日 銀、 東 京 証 券 取 引所で取 材 を 重 ねてきました。 性 が い ま し た 。 取 り 組 み は 成 果 を 上 げ 、 小 学 校 は 危 機 を 脱 し ま し た 。 男 性 は 、 夫 婦 ら に こ ん な 話 を し ま し た 。「 移 住 し て く れ て あ り が と う 。 で も 、 子 ど も が 成 長 し た ら 、 あ な た 方 の 古 里 で あ り 、 ご 両 親 が 住 む 街 を 考 え て く だ さ い 。 も し 、 そ の 街 が 心 配 に な っ た ら 、 戻 ら れ て も 構 い ま せ ん よ 」と 。 人 口 減 少 は 各 地 で 進 ん で い ま す。 少 な く な る パ イ を 自 治 体 が 奪 い 合 っ た ら、 日 本 は 暗 く な る ば か り で す。 男 性 の 言 葉 は、 自 治 体 が 共 に 力 を 合 わ せ て 共 生 し て い く こ と の 大 切 さ を 示 し て い ま す。 地 域 づ く り の 奥 深 さ を、 こ う し た 出 会 いが 教 えてくれました。 厳 し い 財 政 事 情 と い う 課 題 も あ り ま す。 し か し、 さ ま ざ ま な ア イ デ ア を 集 め、 恐 れ ず に 前 へ 進 ん で い け ば、 必 ず 新 た な 時 代 が 開 け る は ず で す。 胸 を 張 っ て 子 ど も や 孫 に 引 き 継 げ る 街 に す る た め、 一 緒 に 歩いていきましょう。 さ ぁ、 駒 ヶ 根 の 未 来 に 向 か って。 プロフィール 伊藤 祐三(いとう ゆうぞう) 1960年生まれ(59歳)。 赤穂小学校、赤穂中学校、伊那北高校、中央大学法学部卒。毎日新 聞社に入社後、共同通信社に移り、経済部記者や編集委員、論説委員。 相模女子大学非常勤講師や農水省食育推進会議委員なども務めた。 〇趣味 映画鑑賞、サイクリング 好きな映画は、黒木和雄監督の「祭りの準備」 〇家族 妻、息子2人2020.3 市報
4
5
市報 2020.3市の現状
日 本 の 自 殺 者 数 は、 先 進 7 カ 国 の 中 で も 最 も 高 く、 毎 年 2 万 人 を 超える方が自ら命を絶っています。 こうした中、 国では、 平成 18年 に「 自 殺 対 策 基 本 法 」を 制 定 し、 相 談 窓 口 を 充 実 す る な ど の 対 策 を 進 め て き ています。 当 市 で も、 10年 間 で 78人 の 方 が 自 殺 で 亡 く な っ て お り、 性 別 や 年 齢 別 で 見 る と【 図 1】 の よ う な 傾 向 が あ り ま す。 こ れ を 受 け、 市 で は 本 年 度 、 自 殺 対 策 に つ い て の 行 動誰も追い込まれることのない地域へ
3月は、
自殺対策強化月間です。
今回の特集では、
市
の
現
状
な
ど
を
知
り、
私
た
ち
に
で
き
る
こ
と
を
一
緒
に考えてみましょう。
大切な人の命を守るため
私たちができること
特集
計 画 を 定 め、 「 誰 も 自 殺 に 追 い 込 ま れ る こ と の な い 駒 ヶ 根 市 」を 目 指 し、 組 織 横 断 的 な 対 策 を 進 め て い ます。自殺は個人の問題ではない
自 殺 は「 個 人 の 問 題 」 と 考 え ら れ が ち で す が、 誰 に で も 起 こ り 得 る こ と で あ り、 一 人 一 人 が 身 近 な 問 題 と し て 考 え る 必 要 が あ り ま す。 そ し て、 こ の 問 題 に 地 域 全 体 で 取 り 組 む こ と が、 自 殺 で 亡 く な る 方 を減らすことにつながります。 尊 い 命 を 守 る た め に は、 次 の ペ ー ジ で 紹 介 す る「 自 死 遺 族 の 思 い ・ 願 い 」に あ る よ う に、 灯 台 と な る 支 え が 必 要 で す。 心 の 不 調 を 抱 え た 人 の 多 く は、 自 分 か ら 訴 え た り、 相 談 し た り す る こ と が 難 し い 状 況 に あ り ま す。 家 族 や 職 場 の 同 僚 な ど が、 「 い つ も と 違 う な 」 と 思 っ た ら、 勇 気 を 出 し て 声 を 掛 け て み て く だ さ い。 声 を 掛 け た 後、 相 手 の 気 持 ち に 耳 を 傾 け た り、 寄 り 添 っ た り す る こ と で、 孤 立 を 防 ぐ こ と が で き ま す。 こ の よ う に、 悩 み を 抱 え た 方 を 支 え る 人 た ち の こ と を、 ゲートキーパーと言います。 林 節 せ つ こ 子さん 講座で、「悩みを抱えている 人に『がんばって』と言うのは良 くない」と知りました。言って しまいがちな言葉ですが、もし 相談を受けたら、「話してくれ てありがとう」と感謝と共感の 気持ちを伝えたいです。一人で は大変だと思うので、地域や仲 間で見守っていきたいです。養成講座を受けてみて
(中沢区) 「お茶でも飲まない?」と 声を掛け、関わりを通し て孤立を防ぎましょう。 【図2】ゲートキーパー養成講座で学べる事 よく話してくれたね。 打ち明けてくれて、 ありがとう。 話をじっくり聞き、本人の気持 ちを肯定的に受け止めましょう。②傾聴する
◆例えばこんな人いませんか? ・ボーッとすることが増えた ・身だしなみを気にしなくなった 家族や仲間の変化に気付き、声を掛 けてみましょう。①気付き
早めに専門の相談窓口 (7ページ)を紹介しま しょう。③つなぐ
④見守る
命を守るゲートキーパー
市 で は、 ゲ ー ト キ ー パ ー 養 成 講 座 を 開 催 し て い ま す。 ゲ ー ト キ ー パ ー の よ う な 支 え る 人 が 増 え る こ と が、 誰 も が 自 殺 に 追 い 込 ま れ る こ と の な い 地 域 づ く り に つ な が り ます。 こ の 講 座 は、 特 別 な 資 格 が な く て も 誰 で も 参 加 で き、 具 体 的 な 支 援 方 法 な ど を 学 ぶ こ と が で き ま す 【 図 2】 。 多 く の 皆 さ ん の 参 加 を お 願 い し ま す。 ま た、 企 業 や 地 域 へ の 出 前 講 座 も 開 催 し て い ま す の で、 地域保健 課 までご 連 絡ください。 ◆職業 会社勤めの方が最も多く、 全体の37%を占める。 ◆年齢・性別 男性が全体の75%を占め、50~60代が 一番多い。 ◆原因・動機 原因は、「仕事上の問題」が20%を占め、 全国や県と比べて2倍と多い。 【図1】駒ヶ根市の自殺者の現状 息 子 の 16歳 の 誕 生 日 に、 市 役 所 に 死 亡 検 案 書 を 提 出 し た。 あ れ か ら 8 年、 時 間 は そ の 時 に 止 ま っ た ま ま だ。 心 に ぽ っ か り 空 いた穴は、埋まることはない。 亡 く な る 一 週 間 前 に、 息 子 と 食 事 を し た。 彼 が、 死 を 望 ん で い た の だ ろ う か。 何 に 絶 望 し た の か。 気 付 い て や れ な か っ た。 悔 し い。 あ の 時、 何 か 声 を 掛 け て い れ ば。 彼 は 死 な ず に 済 ん だ の だ ろ う か。 彼 を 死 に 追 い や っ て し ま っ た の は 自 分 だ ろ う か。 助 け ら れ な か っ た 思 い が、 自 分 を責める。 長 野 県 で は、 今 こ う し て い る 間 に 1 日 に 一 人 が 自 ら の そ の 尊 い 命 を 絶 っ て い る( 年 間 で 約 3 5 0 人 )。 ま た、 息 子 の よ う な 未 成 年 者 の 自 殺 は、 全 国 で 断 ト ツ に 多 い( 10万 人 当 た り の 自 死 率 は、 全 国 平 均 が 2 ・ 9 人 に 対 し 長 野 県 は 4 ・ 2 人 )。 私 の 息 子 の よ う な 子 ど も た ち や 自 分 の よ う な 親 を、 一 人 で も 減 し た い と、 自 死 遺 族 と し て の 思 い や 願 い を、 講演で語るようになった。 講 演 で、 「 自 殺 し そ う だ と い う こ と が 分 か り ま す か 」 と 聞 か れ る。 専 門 家 の 方 は よ く 見 て い れ ば 分 か る と 言 う が、 私 に は そ の 日 が 突 然 訪 れ た。 死 に た い の か、 そ う で な い の か、 本 人 が 言 っ て く れ な け れ ば わ か ら な い。 夜 の 海 で は、 陸 か ら 船 は 見 え な い。 船 は 灯 台 の 明 か り を 見 て、 航 海 し て い る。 私 た ち か ら 自 殺 し た い 人( 船 ) は 見 え な い が、 自 殺 し たい人 (船) からは、 この人 (灯台) な ら 自 分 の 気 持 ち を 伝 え ら れ る、 そ う い う こ と が 分 か る。 し っ か り と 自 殺 予 防 の 旗 を 立 て て い た だ い て、 多 く の 皆 さ ん に、 死 に た い と い う 人( 船 ) に 明 か り を と も す 灯 台 に な っ て い た だ き た い。 そ の た め に、 自 分 に も 何 か で き る か、 こ れ か ら も 考 え て い き た いと思う。 ※ 自 死 ・ 自 殺 の 表 現 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン に よ り 、 自 死 遺 族 と い う 表 現 を 用 い て い ま す 。 県 内 で 自 殺 対 策 の 講 演 を さ れ て い る T さ ん に、 自 死遺族 の 声 を 寄 稿していただきました。自
死
遺
族
の
思
い
・
願
い
2020.3 市報
4
5
市報 2020.3市の現状
日 本 の 自 殺 者 数 は、 先 進 7 カ 国 の 中 で も 最 も 高 く、 毎 年 2 万 人 を 超える方が自ら命を絶っています。 こうした中、 国では、 平成 18年 に「 自 殺 対 策 基 本 法 」を 制 定 し、 相 談 窓 口 を 充 実 す る な ど の 対 策 を 進 め て き ています。 当 市 で も、 10年 間 で 78人 の 方 が 自 殺 で 亡 く な っ て お り、 性 別 や 年 齢 別 で 見 る と【 図 1】 の よ う な 傾 向 が あ り ま す。 こ れ を 受 け、 市 で は 本 年 度 、 自 殺 対 策 に つ い て の 行 動誰も追い込まれることのない地域へ
3月は、
自殺対策強化月間です。
今回の特集では、
市
の
現
状
な
ど
を
知
り、
私
た
ち
に
で
き
る
こ
と
を
一
緒
に考えてみましょう。
大切な人の命を守るため
私たちができること
特集
計 画 を 定 め、 「 誰 も 自 殺 に 追 い 込 ま れ る こ と の な い 駒 ヶ 根 市 」を 目 指 し、 組 織 横 断 的 な 対 策 を 進 め て い ます。自殺は個人の問題ではない
自 殺 は「 個 人 の 問 題 」 と 考 え ら れ が ち で す が、 誰 に で も 起 こ り 得 る こ と で あ り、 一 人 一 人 が 身 近 な 問 題 と し て 考 え る 必 要 が あ り ま す。 そ し て、 こ の 問 題 に 地 域 全 体 で 取 り 組 む こ と が、 自 殺 で 亡 く な る 方 を減らすことにつながります。 尊 い 命 を 守 る た め に は、 次 の ペ ー ジ で 紹 介 す る「 自 死 遺 族 の 思 い ・ 願 い 」に あ る よ う に、 灯 台 と な る 支 え が 必 要 で す。 心 の 不 調 を 抱 え た 人 の 多 く は、 自 分 か ら 訴 え た り、 相 談 し た り す る こ と が 難 し い 状 況 に あ り ま す。 家 族 や 職 場 の 同 僚 な ど が、 「 い つ も と 違 う な 」 と 思 っ た ら、 勇 気 を 出 し て 声 を 掛 け て み て く だ さ い。 声 を 掛 け た 後、 相 手 の 気 持 ち に 耳 を 傾 け た り、 寄 り 添 っ た り す る こ と で、 孤 立 を 防 ぐ こ と が で き ま す。 こ の よ う に、 悩 み を 抱 え た 方 を 支 え る 人 た ち の こ と を、 ゲートキーパーと言います。 林 節 せ つ こ 子さん 講座で、「悩みを抱えている 人に『がんばって』と言うのは良 くない」と知りました。言って しまいがちな言葉ですが、もし 相談を受けたら、「話してくれ てありがとう」と感謝と共感の 気持ちを伝えたいです。一人で は大変だと思うので、地域や仲 間で見守っていきたいです。養成講座を受けてみて
(中沢区) 「お茶でも飲まない?」と 声を掛け、関わりを通し て孤立を防ぎましょう。 【図2】ゲートキーパー養成講座で学べる事 よく話してくれたね。 打ち明けてくれて、 ありがとう。 話をじっくり聞き、本人の気持 ちを肯定的に受け止めましょう。②傾聴する
◆例えばこんな人いませんか? ・ボーッとすることが増えた ・身だしなみを気にしなくなった 家族や仲間の変化に気付き、声を掛 けてみましょう。①気付き
早めに専門の相談窓口 (7ページ)を紹介しま しょう。③つなぐ
④見守る
命を守るゲートキーパー
市 で は、 ゲ ー ト キ ー パ ー 養 成 講 座 を 開 催 し て い ま す。 ゲ ー ト キ ー パ ー の よ う な 支 え る 人 が 増 え る こ と が、 誰 も が 自 殺 に 追 い 込 ま れ る こ と の な い 地 域 づ く り に つ な が り ます。 こ の 講 座 は、 特 別 な 資 格 が な く て も 誰 で も 参 加 で き、 具 体 的 な 支 援 方 法 な ど を 学 ぶ こ と が で き ま す 【 図 2】 。 多 く の 皆 さ ん の 参 加 を お 願 い し ま す。 ま た、 企 業 や 地 域 へ の 出 前 講 座 も 開 催 し て い ま す の で、 地域保健 課 までご 連 絡ください。 ◆職業 会社勤めの方が最も多く、 全体の37%を占める。 ◆年齢・性別 男性が全体の75%を占め、50~60代が 一番多い。 ◆原因・動機 原因は、「仕事上の問題」が20%を占め、 全国や県と比べて2倍と多い。 【図1】駒ヶ根市の自殺者の現状 息 子 の 16歳 の 誕 生 日 に、 市 役 所 に 死 亡 検 案 書 を 提 出 し た。 あ れ か ら 8 年、 時 間 は そ の 時 に 止 ま っ た ま ま だ。 心 に ぽ っ か り 空 いた穴は、埋まることはない。 亡 く な る 一 週 間 前 に、 息 子 と 食 事 を し た。 彼 が、 死 を 望 ん で い た の だ ろ う か。 何 に 絶 望 し た の か。 気 付 い て や れ な か っ た。 悔 し い。 あ の 時、 何 か 声 を 掛 け て い れ ば。 彼 は 死 な ず に 済 ん だ の だ ろ う か。 彼 を 死 に 追 い や っ て し ま っ た の は 自 分 だ ろ う か。 助 け ら れ な か っ た 思 い が、 自 分 を責める。 長 野 県 で は、 今 こ う し て い る 間 に 1 日 に 一 人 が 自 ら の そ の 尊 い 命 を 絶 っ て い る( 年 間 で 約 3 5 0 人 )。 ま た、 息 子 の よ う な 未 成 年 者 の 自 殺 は、 全 国 で 断 ト ツ に 多 い( 10万 人 当 た り の 自 死 率 は、 全 国 平 均 が 2 ・ 9 人 に 対 し 長 野 県 は 4 ・ 2 人 )。 私 の 息 子 の よ う な 子 ど も た ち や 自 分 の よ う な 親 を、 一 人 で も 減 し た い と、 自 死 遺 族 と し て の 思 い や 願 い を、 講演で語るようになった。 講 演 で、 「 自 殺 し そ う だ と い う こ と が 分 か り ま す か 」 と 聞 か れ る。 専 門 家 の 方 は よ く 見 て い れ ば 分 か る と 言 う が、 私 に は そ の 日 が 突 然 訪 れ た。 死 に た い の か、 そ う で な い の か、 本 人 が 言 っ て く れ な け れ ば わ か ら な い。 夜 の 海 で は、 陸 か ら 船 は 見 え な い。 船 は 灯 台 の 明 か り を 見 て、 航 海 し て い る。 私 た ち か ら 自 殺 し た い 人( 船 ) は 見 え な い が、 自 殺 し たい人 (船) からは、 この人 (灯台) な ら 自 分 の 気 持 ち を 伝 え ら れ る、 そ う い う こ と が 分 か る。 し っ か り と 自 殺 予 防 の 旗 を 立 て て い た だ い て、 多 く の 皆 さ ん に、 死 に た い と い う 人( 船 ) に 明 か り を と も す 灯 台 に な っ て い た だ き た い。 そ の た め に、 自 分 に も 何 か で き る か、 こ れ か ら も 考 え て い き た いと思う。 ※ 自 死 ・ 自 殺 の 表 現 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン に よ り 、 自 死 遺 族 と い う 表 現 を 用 い て い ま す 。 県 内 で 自 殺 対 策 の 講 演 を さ れ て い る T さ ん に、 自 死遺族 の 声 を 寄 稿していただきました。自
死
遺
族
の
思
い
・
願
い
2020.3 市報
6
7
市報 2020.3ス
ト
レ
ス
と
上手に付き合う
ゲ ー ト キ ー パ ー 養 成 講 座 で は、 大 切 な 人 の 命 を 守 る た め に で き る こ と だ け で な く、 自 分 の 心 を 健 康 に 保 つ 方 法 も 学 ぶ こ と が で き ま す。 自 殺 に 至 る 人 の 中 に は、 さ ま ざ ま な 要 因 が 重 な る こ と で、 ス ト レ ス が た ま り、 追 い 詰 め ら れていく場合が多くあります。 ス ト レ ス と の 上 手 な 付 き 合 い 方 を、 養 成 講 座 で 講 師 も 務 め る 臨 床 心 理 士 の 大 越 拓 郎 さ ん に 伺 いました。ストレスとの付き合い方
いつでも相談を
【問い合わせ】 地域保健課 健康長寿係 内線331こころの健康に関する相談
(地域保健課)☎ 83-2111 内線331
人間関係や家族の悩み、ひきこもっている家 族の相談などに、保健師が対応します。 【受付時間】午前8時30分~午後5時15分(平日) 以下の専門職による相談もあります。日程は、 市ホームページや市報でお知らせします(今月は 18ページ)。地域保健課へ予約をお願いします。 こころの 健康相談日 精神科医による 個別相談(年6回) 心理士相談 心理士による 個別相談(月2回) 市や専門機関にはさまざまな相談体制があります。直接会って相談しにくい場 合は、電話相談もあります。 また、皆さんの周りに心配な人はいませんか。ご本人でなくでも、身近な方が 代わりに相談することもできます。いのちの電話
☎ 0120-783-556
「消えてしまいたい」、「生きるのがつらい」と思 う時など、お電話ください。専門的な研修を受け た相談員が対応します。 【受付時間】午前11時~午後10時(年中無休) 毎月10日は、24時間対応しています。 自殺は個人の問題ではなく、地域全体で支えることで、尊い命を守ることができ ます。市では、今後もゲートキーパー養成講座などを開催し、支える人・寄り添う 人を増やし、誰も追い込まれることのない地域を目指していきます。 大切な命を守るためには、皆さんの支えが重要です。 「自分は一人じゃない」 そう思える地域を一緒につくりましょう。 ストレスについて学ぶ参加者 過労 家族の不和 生活苦 健康不安日本産業カウンセラー協会「こころの耳」
☎
0120-565-455
職場での悩みなど、主に働く皆さんの相談窓口 です。 【受付時間】午後7時~ 10時(月・火曜日) 午前10時~午後4時(土・日曜日) メール相談もあります。右のQRに アクセスし、入力フォームから相談 いただくと、1週間以内に返信しま す。24時間受け付けています。 URL:http://kokoro.mhlw.go.jp/mail-soudan/ 働く皆さんへ 電話相談 市の相談窓口
チャイルドライン
☎
0120-99-7777
18歳までの子どものための相 談先です。名前や学校名を言う必 要はありません。まわりに悩んで いるお子さんを見かけたら、教え てあげてください。右のQRにア クセスし、チャットで相談するこ ともできます。 【受付時間】午後4時~9時 (月~土曜日) 子どもの相談 ス ト レ ス の 原 因 を 知 っ た 上 で、 余 計 な ス ト レ ス を 避 け るようにしましょう。 食事、 睡眠、 運 動 な ど の 健 康 的 な 生 活 習 慣 を 保 つ こ と も ス ト レ ス を た め な い コ ツ で す。 ま た、 困 っ た 時 に 気 軽に相談できる人 が身近にいること も重要です。 ためないコツは? ストレスを ス ト レ ス 解 消 法 は 人 そ れ ぞ れ で す が、 お 勧 め は 息 抜 き の 時 間 を つ く る こ と で す。 「 頭 の 中 の 考 え 事 を 忘 れ る 時 間 」を つ く る と 効 果 的 で す。 考 え 事 は、 ど こ か に 置 い て お き、 「 気 持 ち 良 い な 」と か、 「 お い し い な 」と 心 や 体 で感じることに集 中できる時間をも つとよいですね。 解消するには? ストレスを 専 門 機 関 に 相 談 し ま し ょ う。 ス ト レ ス が た ま っ て い る 時 の、 一 番 分 か り や す い サ イ ン は 睡 眠 で す。 寝 つ き が 悪 い、 途 中 で 目 が 覚 め る な ど の 状 況 が 続 い た ら相談してみてください。 左 の チ ェ ッ ク リ ス ト を 参 考 に、 早 め の 相 談 を お 勧 め し ま す。 ま た、 家 族 や 友 達 の こ の よ う な サ イ ン に 気 が 付いたら、 声掛けをお願いします。 「最近、 眠れてる?」 と 具 体 的 に 聞 く ほ う が、 相 手 が 答 え や す く、 次 の 会 話 につながりやすいのでお勧めです。 ス ト レ ス を コ ン ト ロ ー ル できないときは □気分が落ち込みやすく、わけもなく 不安になる □イライラして、怒りっぽくなった □手のひらや首筋に汗をかきやすく なった □眠りにつきにくかったり、夜中に目 が覚めてしまう □お酒の量が増えた □疲れやすく、 体調を崩しやすくなった □めまいや耳鳴りがする □食欲がなかったり、食べ過ぎたりす ることがある ※このような状態が続く場合は、左ペー ジの相談窓口などにご相談ください。心と体のチェックリスト
臨床心理士からの
アドバイス
Q
Q
Q
A
A
A
(通話料無料) (通話料無料) (通話料無料)2020.3 市報