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足底面急傾斜刺激が立位姿勢反応に及ぼす影響

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(1)

理学療 法学 第 19巻第 4 号  399

404頁 (1992年 )

報   告

足 底

傾斜刺

位姿勢

反 応

影響

後傾刺激

足底

軌跡

距離

面積

に よ る

解析

喬 博

1)

賀 辰

2)

1)

猪 田 邦

1) 要旨   安 静立位と転 倒 性の外 乱 刺 激を与え た場 合の 老年 群 と青 年 群との姿 勢 調 節の巧 拙を足 底 圧 中心軌 跡 (重 心 動 揺 ) の移 動 距 離と面 積で比 較検 討し た。 老 年 群 (平 均

68.

1

歳 )

17

名と青 年 群 (平均

21.

2

歳 ) 10名 を 対 象に

足 底 面

0

度と不 意に踵下が りに

3,6,9

度で急 傾 斜さ せ た場合の重心 移 動 距 離と面 積を

重 心動揺 計で 30秒 間 測 定した。   重 心 移 動 距 離 而 積 共に 0

3

6

 9度におい て老 年 群の値は青 年 群より も高 値 を 示 し

老 年 群で姿 勢 調 節 能は劣っ て いた

 両 群とも傾 斜 角 度の増 加に伴っ て

O,

 

3,

6

9度の順に距 離 も面 積 も増 大し

9度と6度 間の増 大が非 常 に大 きかっ た。   両 群とも測 定 回 数があとになるほど距 離

面 積 共に小 さい値 を示 す 傾 向が み られ

学 習の影 響を無 視 で きない こと を窺わ せ た。   後 方 傾 斜に対 する姿 勢 調 節は両 群とも前 後 方 向で行 わ れて いた。 キ

ド  後方 傾斜

姿勢反 応

足 底 圧中心軌跡 は じ め に  歩行 時に障害 物につ ま ついたり

立 位 時に転 倒 性の外 力 が 不 意に加 わっ た時

反 射 的に姿 勢 調 節が行わ れて姿 勢は保持さ れ る が, 転倒 性の外力の大 きさ や種類に よっ て は

ン スを崩し た り転倒す ること も あ る

。一

般 的 に老 年の方が青年よりも転倒 性の外力の作 用に よ り姿勢 を崩し易い印象が あ る。  ヒ トの平 衡 反 応は姿 勢 運 動

動 作に欠か せ な いもの で ある が

重 心 動 揺 計な どによる静 的な平 衡 反 応の評 価

Upright

 Balance Reaction of Sudden Backward Tilting   of a Floor Board

l) 古屋大 学医 療技 術 短 期 大 学 部 理 学 療 法 学 科

  Takahiro Kiyama

  RPT

  Hiroyasu Iwatsuki

 RPT

  Kunio  Ida

 RPT :Department of Physical  Therapy

 Nagoya  University College of  Medical TechnoLegy

2)名 占屋 大医 療技 術短 期大 学 部 作 業 療 法 学 科

  Tatsuo Muroga

  MD :Department  of  Occupational

 Therapy

 Nagoya Univcrsity College of Medical Tech

  nology   (受付日1991年4月11口/受 理目 正991年9月3日) が多い  静

動移行 時の過 渡 現 象 期の反 応 を含めた姿 勢 反 応に 関 して は

立位 姿勢状態で重 心位置に転倒性外力を加 えて姿勢調節能を検索し た奈良1) 報告や台車上 立位 時に台 車に外 力を加え た時の姿 勢 調 節 を 定 量 的に評 価 し た浅井2)らの報 告な ど が ある   我々 は足 底 面 を急に傾 斜させた場 合の姿 勢 調 節 能 を検 索 するため に考 案

作 成 した傾斜 刺激装 置を用い て 止 立 位 時に傾 斜 台 (足 底 面 ) を不 意に爪 先 下 がり に傾 斜 (前傾)さ せ た転倒性の外乱刺激を加えて, 重 心動揺計 の フォ

スプレ

トで測定 し た 足底圧中心軌跡 (以下重 心動 揺と す る)の移 動 距離と面 積か ら, 老 年 群と青 年 群 との違 いについ て報 告し た3)4)

 そこ で

今回は踵 下が り に傾斜 (後傾)さ せ た と きの 姿勢調節 能を前 傾と同様のと方法で老年 群と青年群 との 違いにつ い て比較検 討すること を目的と し た。

(2)

400

理 学 療 法学   第 19巻 第 4号 対 象   青年群は当医療短大に在 籍する平衡 機 能 障 害の 無い

21 〜 22

歳   平 均 年 齢

21.

2

±

O.

4

歳の

10

名   (男

4 ,

女 6 )を対象と し, 老年群は ゲ

ト ボ

ル (4 回/週, 以

L

)や カラオ ケ (

1

回/週

以 上)な どに参加 し

日常 活 動 を 積 極 的に健康 的に過ご して おり

平衡機 能障害を 訴え て い ない 60

82 歳 平 均年

va

 68

18

2 歳の 17 名 (男 6

女 11) を対 象 と した。 ただし

後 傾

9

度に おい て は1回目に転倒し た例が 5 例あり

そ の うち2例 は

3

回 と も転 倒し た ため

9

度で は 工

5

例 と した

方 法  方 法は図 1に示 した ご とく

傾 斜 台を重 心 動揺計(1} (日本電気三 IG

06)上に置し

重 心 動揺計の零 点を目動調節し

傾斜 台

ヒに検 者 を両足 部 内 側 を 接 し た閉 足 位で立た せ

, 2m

前方の さのを凝 視さ せ た

両 足 先は傾 斜 台(2の回転軸 (図 1の矢 印)

した線に合 わせ た。 ロ

部   を鋼 線 (ので引っ 張 り

ス トッパ

  で ロ

ー9B

(s)を固 定し

傾 斜 板   を水 平 に保 ち, 傾 斜 楓2)

E

に被 検 者 を 立た せ た

傾 斜 角 度は

板(9}のさ で, 3, 6, 9 度の 3 種類を可変とし た。 傾 斜 角度を設定し た後

手 動で ス トッ パ

  を外す と

軸 芯を や やず らせ たロ

部  の前方回転力とバ ネ (6}の 張 力とで ロ

部 (のが急 激に前 方に回 転 するこ とに よっ て

傾 斜 板 (Z)が 自 由落 下 を 開 始 し

落 下 開 始と同 時 に リミッ トス イッ チωが作動する。 こ の リミッ トスイ ッ チ で検 出し た傾斜開始の信 号を ト リ ガ

と して重 心 動揺

}…

2      

9

8 4

3

 

                 

      1

 

 

  

  

 

  −1

 

  

  

1

−一

7  5   6

丶 一

        \

_

   

1

1

 傾斜刺 激装置の簡 略 図 1 :重 心 動 揺 計 2 :傾斜板 3 :鋼 線 4 : ス トッパ

5 : ロ

部 61 バ 7

リミッ トス イッ チ 8

ピュ

タ 9

傾斜 角設定板 計(1)の出 力をパ

ソ ナル コ ン ピュ

NEC

の PC

9801) 〔S)に取 り込 み

重 心 動 揺の 移 動 距 離と面 積 や 移 動 距 離の 8方 向 成 分な ど がパ ソ コ ンで処 理され

プ 「丿

に描 出される。   計測の順は被検者に検査の内容と目的を説明して

傾斜 角 0 度 (水平)は 2回

後 傾角 3 度は 3回 (前 傾の 場 合に最 初の傾 斜 刺 激に対 する重 心 動 揺 が 最 も大 きい こ と が観察さ れ た ため

3

回 と し た)

6

9

度は各々 2回 ずっ こ の順序で

30

秒闇測定 し た  各々 の件で の移動 距離

面 積

離の

8

方 向 分は 2同の平均 値 (

3

度の場合は

2

回目と

3

回 目の 平 均 )を個 人の代 表 値と し た場 合と

各 角 度の回 数 別のイ直 を代 表 値と した場 合の比 較を t

検 定で行っ た

8方 向 成分の うち 前 後 左 右の 4方 向成 分の み につ いて整 理 した。 結 果   1

重 心 移 動 距 離の変 化

 

老 年 群と青 年 群の重 心 移 動

離の平均と標 準 偏 差を図 2に示し た。 両群 と も後 傾 角 度の増 加に伴っ て移動距離 は増 加のを示 してお り, この傾 向は前傾と同様で あっ た  同じ角 度での 老 年 群と青 年 群との較は図

3

に示し た。 移 動 蹲離は老年群の方が大きい値で あっ た。 すな わ ち

転 倒 惚の外 乱 刺 激に対 して老 年 群の ほうが不 安 定で ある ことを示した。  後 傾角度の増 加に よ る移動距 離の増 大は

両 群とも

0

度よ り

3

, 6

度より

9

度の ほうが移動 距離は有 意 (p < 0

01)に大 きかっ た。 6度は

3

度より も移 動 距 離が大 きい傾 向 を 示 すにと ど まっ た。   隣合う角度間の平均値の差 を 図4に グラフで示 した

cm140120

1008060402   o 老 年 群 青 午 群 * 一

** * * 一 一 * * 一 0度3度 6度 9t蔓 図

2

    

±

P< O

05

0度 3 6度 9度 後傾斜角度と重 心 移 動 距 離       x * pく

0.

01

(3)

足 底面急 傾 斜 刺激が立位姿勢反 応に及ぼ す影 響 401 皿 舶

W

  20   00 踟 60   胴 W   20   0 C1   1   1 * * 鬥 * * ** 一 一 * * * 一 図

3

老 青   老 青   老 青   老 青 0度     3度     6度     9度 後 傾 斜 角 度 と重 心 移 動 距 離 * p〈

O.

05 

** pく 0

02

 

* * * p< 0

Ol a) 前 傾 時 cm2018161412

1086

4

2

o       (3

0 6

3) (9

6} 老 年 群 青年 群

b

)後傾 時 em201816 /41210 老年群の方が高値を示 した。 角度 増 加に よ る影響は両 群 とも左 右の成 分の増 加は小さ く

前後の成 分の ほ う が大 きかっ た

0 度に対する比率を範囲で示 すと

青 年 群の 左 右で は 1

04

1

07

老年群のそ れ は

LO9,

青 年 群の 前 後で は L83

〜 2.

58,

老年群のそ れ は

1,

78 〜2.

42と左 右成 分よりも非常に大き か

た。   3

測定順 序別移動距 離

 

後 傾

3

度で

3

,6 ,9

度では2回 ずつ測 定 した角度 別の移動距離表 2 の ご とくで あっ た

移 動 距 離を 測定 回別に比 較 す ると

老 年 群の 3 度で は

1

回 目と

2 ,3

回 目とのに差がある傾 向を示し た が

,6 , 9

度で は回 別 間に差は無 かっ た 青年群で は

3

度の 1回 目と3回 目と のに差が見ら れ た (p<

0

05

, 2

回 目 と

3

回 目 と のには差が あ る傾向を示 すに と どま り

6

9度で は 回別 間に差は見 られな かっ た。  4

重心移 動 面 積の変 化

 

老年 群と省 年 群の重 心

動面積の平均と標準 偏差を図

5

に示 し た。 両群と も後傾角度の増 加に伴っ て移 動 面 積 は増 加の 傾 向 を 示 して おり

この傾 向は前傾と同 様で 表

1

 

4

方 向移動距離 (cm 亅 「 目 後 左 右 (3

0) (6

3) (9

−6

) 老 年

0

36.

1        

3

度   J「

3.

 

3

      

6

度  

60.2

      

9

度  

64.2

36,8

  

35.

9  

36.

1 57

7   

36.

8  

35.

9

7L

 

2

   

37.

2

   

37.

3

89.1

   

39.

2

    

39.

4

青 年

O

31.4

      

3

度  

44.6

       

6

度  

52.6

        9 度   57

6

32,0

   

33.

0

   

32,

9

59,1

   

32.

9

   

34。

0

65.9

    

33.

3

    

33.

3

82

7   34

2   

35,

1 表2 測 定 順序別移動距離 (cm

  

(3

0〕

 

〔6

3)

 

(9

6)

 

 

 

 

 

 

 

(3

O)

 

(6

3)

 

〔9

−6

) 図

4

  前

後 傾 時の重 心 移 動 距 離の角 度 間 差 老年群 (n

=17

)  青 年 群 (n

10) 3度と0度間の差と9度と6度 間の差 が大き か

た。 こ の傾 向は前 傾の場 合にも見ら れ た が

,9

度と

6

度聞の差 を傾と前傾とで比較する と後傾は前 傾の

2.

1〜 2.

2

と非 常に大 き く2倍 以 ヒの差で あっ た   2

重 心 移 動 距離の 4 方向成分  前 後 左 右の重 心 移 動距 離の平 均を表 1に示し た。 後傾 角 度の増 加に よ る距離の

4

方 向成分は各角度に お いて

後 傾3度     回 目     回目     回 目 後傾

6

度     回 目     回 目 後 傾

9

度     回

R

    回 目

96.

6

:辷14

5

89,

8

±15

4 88

1± 

9,

3 97

7:ヒ19

4 93

14

3

114.

8

22.7

107

0±17

0 86

0

±8

0 79

2±7

2

77,

8.0

84

7±6

1

82.

0

±

9,

2

93.

3

±

6.

3

94

8二辷7

1

(4)

402

理学療 法学 第

19

巻 第

4

号 コ  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

mOOOOOOOOO C87654321 老 年 群 * * 青 年 群 一 * * 一 * * 一 * * 一

0

度  

3

6

9

度 図

5

     * * P< 0

 1

0

3

6

9

度 後 傾 斜 角 度 と重 心 移 動 面 積       0000000Q   876543210 老 青 0度 図 6   老 青   老 青   老 青    3 度       6度      9度 後傾斜 角 度と重心移動面積 表

3

 測 定 順 序 別 移 動 面 積 (cm2 ) 老年 群 (n

17  青 年 群 (n

≡10

) 後 傾3度     同 目    回 目    回 同 後傾

6

度    回目    回目 後 傾9度     回 目     回 目

34.6

ニヒ16

6

29.5

±王

3.

1

23.

3

:ヒ

6.6

35,

8

:ヒ

15,3

28,

6

± 

7.9

60

1±26

3 49

5±23

5 36

7±14

1

23.0

± 8

5 18

7± 6

8

27.

1弖: 

9.3

2L

 

2

±1L2 43

2±17

2 42

6±13

4 あっ た   同じ角度で の老年群 と青 年 群 との比 較は図 6に示 した

移動面積は老年群の ほ う が大きい傾 向を示すにとど まっ た。  後 傾 角 度の増 加によ る移動 距離の増 大

両群とも

0

度よ り3度

6度より9度の ほ うが動 距 離と同 様に

面 積 も有 意 (pく

O.

Ol

)に大 きか っ た

。 6

度は

3

度より も移動面 積が大 きい傾 向 を示 すにと どまっ た

 隣合う角度間の平均値の 差を図

7

に グラフで示し た

3

度 と

0

度間の差 と

9

度 と

6

度 間の差 が 大 きかっ た

こ の傾向は前傾の場 合に も 見 ら れ た が

9度と6度 間の差 を後 傾 と前 傾 とで比 較 すると後 傾は前 傾の 2

3 〜

2

5

倍 と非常に大き く2 倍以

h

の差で あっ た  

5 ,

測定順序別 移動面積   後傾

3

度で

3

,6 ,9

度で は 2回 ずっ 測定し た角度 別の移動 面積を表

3

に示し た。 測定回 別に比 較 すると

老年 群で は

3

度の

1

回目と

3

回 口とのに差があっ た a)前傾 時 cm2302520151050        (3

0) (6

3> (9

6) b) 後 傾 時 cm2302520

15

1Q50         (3

0> (6

3) (9

6>     図 7  前

3−0

> (

6−

3) (9

6) 老 年 群 青年 群

〔3

O) (6

3) (9

6) 後 傾時の重心移 動 距離の角 度 間 差 (p< O

Ol) が

6

9度で は回 別 間に差は無か っ た

青 年 群で は3度の 1回 目 と2回 目 (p< 0

05) および1 回 目 と3回 目 (pく 0

01) との間に差がみ られた が, 6,

9

度で は回 別間に差は無 かっ た   考      察   立 位 時に後 方 転 倒 性の傾 斜 刺 激 を加え て

立 位 姿 勢 維

(5)

足底面急傾 斜刺 激が立 位 姿 勢 反 応に及ぼ す影 響 403 持の制御 能力を重心移 動距離と面積で, 老年群 と青 年 群 と を比 較 検 討 した。  後 傾 時の姿 勢 調 節 機 序を推 測 する と

足底板が急 傾斜 を し た時,

反 力激 減

傾 斜 完 了 後足 底 が板に接触して床反 力が復活 することによっ て姿 勢 維 持 が可 能と な る。 この時の姿勢調節に影響する因子と して

足 底の床 反 力が変化 し た 量 と速 度の 求心 性情報の正 確さ

その情 報 処 理 能 力

姿 勢 維持に適 切な遠心性情 報 出力, 足関節の可 動 域の違いな ど が挙げ られ る。  後傾時の重 心 移 動 面 積 と距 離の青 年 群に対 する老 年 群 のは前傾の場 合と同様に

1

よ り人き くな り

傾斜刺 激 に対 する姿勢調節 能は老年群の ほ う が青年群よ りも21

〜38

% 低い結 果と なっ た。 これ は柳 沢 5)ら の 報 告にあ る単純反 応 時 間の遅れ が 38% で あ るこ と と よ く似て い る。 これ らの機 能 低 下の原 因 と して幾つ かの因 子が考え られ る が

末 梢神経伝達 速度は

60

歳を超え ると約 10% 低 下 し6)

直 接的因子 と は言え ない が

,65

歳の筋 力は

20〜 30

歳に達 した筋力より約

20

%低下する了)ことや柳 沢5)らの推 測 する中 枢 処理過 程の延 長な ど が総合 的に関 わっ て い る結 果で あろう

  後傾

9

度に お け る重 心移動 面積は後 傾3度 と6度の時 と較べ て, 非常に大きな値を 示 した こと と対 象の項で述 べ た ように

9

で は

5

例が

1

回目に

, 2

例は

3

回 と も転 倒し たこと か ら

老年 群で は 9度 付近に後 方転倒の限 界 角 度が存 在 するもの と思 わ れる

転 倒 例の無かっ た前傾 よ り も後 傾で転 倒し易い理 由は

転 倒 防 止に必 要な足 関 節軸 か ら踵 部の力 点 まで の テコ の レ バ

長が短い こ と

傾斜終了後の床反力復 活時閤の遅れ や足関節の可 動 域は 底 屈よりも背 屈のほ う が少ない こ と な どの因 了 が 影響 す る もの と思 われ る。   今後はこ の転 倒 限 界 角 度の有 無と その角 度

老 年 群と 青 年 群との違い と その因 子

平衡 機 能 障 害の評 価や歩 行 機 能との関 連 性な どを追 求 する準 備を進め て い る

結 論 1) 後 傾 斜 刺激にする老年群と青年群の姿勢調節能 を重 心 動 揺 計で足 底 圧 巾 心 軌 跡の移 動 距 離と面 積で比 較 検 討 した

2

) 傾斜角度が増 す と

両 群 と も距 離 と面 積が増 加 し た。

3

)同じ角度に お け る距離は

老年群で大き かっ た が

面積 は老 年 群で大 きい傾 向を示 した。 4) 距 離

面 積は両 群とも3度とO度

9度と6度 間 の差 が著し く大 きかっ た

5

)老年群で は後傾

9

度近く に立位 保持

不 可の 限界が あ るこ と を窺わ せ た。 6) 測 定 回 数に よ る慣 れ 現 象 が 窺 わ れた。        文      献 1)奈良 勳

辛 島 修二

他:下 肢 関 節 固 定 時の立 位 重 心 動 揺に   及ぼ す外 力の 影 響

理学 療 法 学  12(学 会 特 別 号):163

  19852 ) 浅 井   仁1 河 村 光 俊

他 :平 衡 反 応の定 量 的 検 査の試み

  理 学療 法 学  14:2上

25

1987

3

) 室 賀 辰 夫

木 山喬

1

他 :急 傾 斜 刺 激に対 す る立 位 姿 勢 反   応の解折

厚生省 科学研究費補助 金シ ル バ

サ イエ ン   究  平成 元 年 度 報 告

1988

1) 木 山 喬 博

室賀辰 夫

他 ;足 底 面 急 傾斜刺 激 時の立位 平 衡  反 応

名 大 医 療術 短 大 部 紀 要  3 :83

90

1991

5) 柳 沢 信 夫

田丸冬 彦

他:厚 生 省 厚生科 学 研 究 費 補 助金 シ   ル バ

サ イエ ン ス研 究 昭 和 62隼 度 研究報 告

1988

6) 祖 父 言1

逸 郎

  藤 原 哲 司

他   (編 ):「内 科セ ミ ナ

PN 2   脳 波 筋電 図 」永 井 書 店

1981

7) 朝 比 奈

男 (監 訳 )

浅 野 勝 巳 (訳):「オス トラン ド運 動 生   理学 」 大修館 詣店

柬京

1984

507L

(6)

404

-\esza#

eg19geg4e

<Abstract>

Upright Balance Reaction on

Sudden

Backward Tiltingof a Floor Board

Takahiro

KIYAMA,

RPT,

Hiroyasu

IWATSUKL

RPT,

Kunio

IDA,

RPT

Dopartment

of

IVzysical77tempy,A;ttgoya[1itiversityCotlage

of

Medical 7lechnolog),

Tatsu6

MUROGA,

MD

Department

of

Occmpational

ThevaPy,

IVZigaya

VhivexsiCy

Collage

of

hedical

Technotqg))

Controlabilityof upright

balance

at static state and

just

after sudden backward tiltingof a

floorboard was compared between the aged and young subjects using a stabilograph for30

seconds. The upright balance was estimated by sway length and area of center of

body

gravi-ty.

Subjects

were seventeen aged people

(mean

68.1

years old) and ten young people

(mean

21.2

years old),

Angles of the

backward

tiltingof a

floor

board

were set as

O

(at

rest),

3,

6, 9

degrees

and subjects could not predict thetiltingtriggertiming.

Results were as follows:

1

)

Both the sway lengthand the area of theaged group at static condition and when

tilt-ing

were largerthan thoseof the young group.

2)

In the

both

groups, the sway

length

and the area

increased

with an

increase

in

the

angle of thetilting.

3) The sway length of the aged group was 13-20% higher,and the sway area 26-61%

higher than thoseof the young.

4) Ratio of the sway area at 3 deglO deg, 6 deg/3 deg, 9 deg!6 deg was 3,72,1.22,

1,70,

respectively, inthe aged group and 4.75,1.16,1.77,respectively, intheyoung.

5)

Upright

balance

when

tilting

a

floor

board

was mostly controlled

by

forward

and

back-ward directional

Corce.

参照

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