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I. 総則 (1) 要求水準書の位置づけ 馬籠文化交流施設改修管理運営整備( 解体を含む ) 事業に関する業務に伴うふるさと学校 ふれあい広場 総合グラウンド ( 駐車場含む ) の維持管理業務仕様書 ( 以下 本書 という ) は 中津川市 ( 以下 本市 という ) が 馬籠文化交流施設改修管理

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馬籠文化交流施設改修管理運営整備(解体を含む)事業に関する業務

に伴うふるさと学校・ふれあい広場・総合グラウンド(駐車場含む)の

維持管理要求水準書

(指定管理業務に係る提案)

平成29年4月25日

中津川市

(2)

2

I.総則

(1) 要求水準書の位置づけ 「馬籠文化交流施設改修管理運営整備(解体を含む)事業に関する業務に伴うふるさと学校・ふれあ い広場・総合グラウンド(駐車場含む)の維持管理業務仕様書」(以下「本書」という。)は、中津川 市(以下「本市」という。)が、馬籠文化交流施設改修管理運営整備(解体を含む)事業に関する業務 (以下「本事業」という。)を実施する事業者(以下「提案事業者」という。)を募集及び選定するに あたり、参加しようとする者を対象に交付する「馬籠文化交流施設改修管理運営整備(解体を含む)事 業プロポーザル実施要領(以下「実施要領」という。」と一体のものとして位置付けるものであり、「馬 籠文化交流施設改修管理運営整備(解体を含む)事業に関する業務に伴うふるさと学校・ふれあい広場・ 総合グラウンド(駐車場含む)の維持管理に関する業務」(以下「本施設」という。)について、本市 が要求するサービス水準並びに具体的な指針を示すものである。 本事業を提案するにあたり、その提案時における管理運営をより効率的に進めるために、同事業と併 せて公共施設の維持管理運営の優先交渉権を与え、提案事業がより現実的な施設整備となることを目指 すものである。 応募型プロポーザル方式により選定された応募企業及び応募グループの構成員並びに協力企業が、優 先的に指定管理を受託し手続き後、一体的管理運営をするものとする。 なお参考に提案する業務一式の見積書の提出をするものとする。 (2)指定予定期間 平成29年11月 1 日から平成34年3月31日まで(指定予定期間中における業務の範囲や実施など に関する細目的事項は、指定管理者と市との間で協議のうえ、基本協定を締結するものとする。また指 定期間中、会計年度(4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までをいう。以下同じ。)ごとに、中津川市と年度協定 を締結する。) (3) 業務範囲 馬籠文化交流施設の指定管理者が行う業務の内容及びその範囲等は、「中津川市馬籠文化交流施設の 設置等に関する条例(平成21年中津川市条例第9号)」(以下「条例」という。)及び「中津川市馬籠文 化交流施設の設置等に関する条例施行規則(平成21年中津川規則第28号)」(以下「規則」という。) に定めるもののほか、以下による。 中津川市馬籠文化交流施設を管理運営するにあたり、次に掲げる項目に沿って行うこととする。 ア 利用者への奉仕及び公平なサービスの提供に努め、特定の団体等に有利、あるいは不利になる運 営をしないこと。 イ 中津川市役所及び中津川市内にある他の類似施設との連携を図った運営を行うこと。 ウ 利用者や地域住民の意見を管理運営に反映させること。 エ 個人情報の保護を徹底すること。 オ 利用者の安全を第一に管理運営を行うこと。

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3 カ 効率的、効果的な運営を行い、経費の節減に努めること。 (4)管理運営に関する主な業務の範囲 ① 管理業務 ア 基本的な管理運営業務 ・総括責任者として、施設長を1人配置する ・各関係法令に規定する有資格者及び人数を配置する ・労働関係法令を遵守するとともに、管理運営に支障がない勤務体制とする イ 職員への研修の実施 職員の能力向上のために必要な研修を行う ウ 事業計画書及び各種報告書の作成 指定管理者が行う業務に関する事業計画書を毎年度作成し、年度が始まるまでに市に提出し、 承認を得るものとする エ 各種報告書の作成 (業務報告者) 次の事項を記載した業務報告書を作成し、当月分を翌月 10 日までに市に提出する。 ・管理運営の業務の実施状況等を記載した業務報告書 ・施設ごとの利用件数、利用者数及び施設使用料 ・施設ごとの減免件数、減免人数及び減免額 ・その他特に報告を求めるもの (収納事務報告書) 毎月の収納実績を受託収納実績報告書により翌月 10 日までに市に提出する。 (事業報告書及び決算書) 毎会計年度終了後、事業報告書(役員名簿を含む)及び決算書を翌年 5 月末までに市に提出する。 (その他の報告書の提出) 管理業務の実施状況の確認及び利用者数の把握等のため報告書を提出する。 オ 第三者への委託 清掃、警備といった個々の業務を第三者へ委託することができるが、管理に係る業務を一括して 第三者へ委託することはできない。 また、公の施設の管理のあり方を踏まえ、管理の主たる業務を委託することは適当でない。第三 者に委託する業務については、常に実施状況を把握するとともに、必要に応じて指導するなど、責 任を持って管理する。 カ 危険防止等の為、施設の利用禁止及び制限 キ 他市等からの行政視察及び見学者等への施設の説明 ク 各種物品、消耗品の購入 ケ 光熱水費等の支払などの経理事務 コ 中津川市が推進する事業に伴う業務等

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4 ② 受付、案内、収納業務 ア 施設利用の受付・案内業務 受付カウンターにおいて、受付及び案内業務を行う職員を1名以上配置する。 イ 有料施設の使用料・施設の占用使用料の収納業務 公の施設の利用に係る料金を指定管理者が自らの収入として収受する「利用料金制」を採用する。 ウ 減免申請の受付等 (5)施設の維持管理に関する主な業務の範囲 ① 施設の保守管理業務 施設を適切に運営するため、日常的に施設の点検を行い、仕上げ材の浮き、ひび割れ、はがれなど が発生しないように維持し、かつ美観を維持する。 また、施設を安全かつ安心して利用できるよう施設の保全に努めるとともに、建築物等の不具合を 発見した際には、速やかにその改善が図られるよう適切に対処する。 ② 施設及び敷地内清掃 施設の良好な衛生環境、美観の維持に心掛け、公共施設として快適な空間を保つために必要な清掃 業務を実施する。 また、作業時は通行者や内・外壁等にほこり・清掃用水等を飛散させないよう十分注意する。 ③ 設備等の保守点検 附属設備等の安全の確保及び適切な管理運営のため、次に掲げる保守点検等の必要な処置を講じる。 ア 附属設備の法定点検及び初期性能、機能保全のため、機能点検、機器動作特性試験、整備業務 等を行う。 イ 故障等の発生や短期間のうちに故障が発生すると見込まれる場合は、速やかにその改善が図ら れるよう適切に対処する。 ④ 駐車場管理 敷地内にある駐車場の車両の監視を行うとともに、必要に応じて車両の誘導を適切に行うこと。ま た、繁忙期には、車両誘導員を配置するなどの対策を講じる。 ⑤ 警備業務 施設の防犯、防火及び防災に万全を期し、利用者が安心して利用できる環境を確保した警備体制を 実施するとともに、防火管理者を1名以上配置する。

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5 表 1 施設の維持管理業務一覧表 本市の条例により定義された建物設備に限り定義し、各室に条例外の物品等に関しては対象外とする。 大分類 中分類 小分類 業務内容 ふ る さ と 学 校 ・ ふ れ あ い 広 場 ・ 総 合 グ ラ ウ ン ド ( 駐 車 場 含 む ) の 維 持 管 理 に 関 す る 提 案 業 務 a . 本 施 設 の 保 全 業務 保全業務 (建築物) ・建築物の保全計画の策定提案 (年1回の調査により保全計画提案) ・建築物の点検・保守等の提案(軽微な日常点検) 保全業務 (建築設備) 日常点検範囲 ・電気設備全般の運転・監視・点検・保守等範囲 ・空気調和設備全般の運転・監視・点検・保守等 ・給排水衛生設備全般の運転・監視・点検・保守等範囲 と保全業務 ・防災・防犯設備等の運転・監視・点検・保守等 b. 本 施 設 の 修 繕 業 務 修繕業務 (建築物) ・建築物の修繕更新計画の策定及び想定される修繕提案 ・建築物の修繕提案 (点検・協議により改修の必要な範囲) ・建築物の大規模修繕提案 (事業期間中に発生するものを含む) 修繕業務 (建築設備) ・建築設備の修繕更新計画の策定 ・電気設備の修繕・更新 ・空気調和設備の修繕・更新 ・給排水衛生設備の修繕・更新 c. 舞 台 設 備 の 保 全 及 び 修 繕 業務 保全業務 ・舞台設備の保全計画の策定 ・舞台設備の運転・監視・点検・保守等 (舞台設備には機械、照明、音響を含む、日常利用の支 障のある個所の提案・報告) 修繕業務 ・舞台設備の修繕更新計画の策定 ・舞台設備の修繕・更新の提案 ふ る さ と 学 校 ・ ふ れ あ い 広 場 ・ 総 合 グ ラ ウ ン ド ( 駐 車 場 含 む ) の 維 持 管 理 に 関 す る業務 d.ふれあい広場駐車場及 び駐輪場修繕業務 ・駐車場等の保守管理業務提案 (予算措置が必要と考えられる場所等の提案) e.総合グラウンド駐車場 の保全業務 ・駐車場等の保守管理業務提案 (予算措置が必要と考えられる場所等の提案) f.備品の保全及び修繕 業務 ・備品の点検・保守業務(指定点検期間) ・備品の修繕業務(点検により必要な個所提案) ・備品の更新業務(点検により必要な個所提案) g.本施設の清掃業務 ・建築物内部の日常清掃(指定期間による) ・建築物内部の定期清掃(指定期間による) ・建築物外部の日常清掃(指定期間による窓ガラス等) ・建築物外部の定期清掃(指定期間による外壁等)

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6 ・外構施設(駐車場含む)等の清掃業務 h.本施設の警備業務 ・本施設の警備(不法投棄及び不法駐車) ・施設利用者の安全性の確保(協議により) ・各室鍵の管理 ・駐車場警備(協議により決定する) i.外構・植栽の保全及び修 繕業務 ・外構、植栽の点検・保守(目視点検) ・外構の修繕、更新 (点検により予算措置が必要なものの提案) (6) 業務概要 ① 本業務の目的 提案事業者が本事業の開始から終了までの期間において、実施要領及び設計、施工に関する業務に 基づき、本市が必要とする公共サービスを円滑に遂行するうえで支障なく、かつ、公共サービスの利 用者及びその従事者にとってより快適で安全に施設利用ができるように本施設の性能及び機能を常時 適切な状態を維持するために行うものである。 ただし、利用による事故等におけるスポーツ保険等は対象外とし、市において処理するが、管理業 務等の実施中に故意、又は過失により市又は第三者に対し、損害を与えたときは、指定管理者の負担 でその損害を賠償しなければならない。そのため、損害賠償を担保するためには賠償責任保険に加入 していない団体は賠償責任保険に加入する必要がある。 ② 業務体制 本業務を実施するにあたり、本業務と同時に利用者の利便性を図るために、施設利用者申込業務及 び施設間に管理業務等の以下の事項を準拠し実施体制を明確にして、本市に提案報告する。 1) 本業務の付帯する施設である体育館及びふれあい広場等の全体を総合的に把握し調整を行う業 務責任者を置く。 2) 本業務の遂行に最適と思われる業務主任を選定する。 3) 法令等により資格を必要とする業務の場合は、各有資格者を選任する。 4) 業務主任は業務区分の複数を兼務することは可能とする。 ③ 業務計画 本業務の付帯する体育館・ふれあい広場・総合グラウンド(駐車場を含む)の利用者受付業務等の 実施に先立ち業務の区分毎に実施体制、実施工程、作業項目、作業内容等必要な項目を記載した年間 の業務計画書を業務毎に協議により作成する。業務計画書は実施する年度の市の予算策定時期2ヶ月前 に本市に提出する。 業務計画書の作成に当たっては、関連する全ての法令・基準・規則等及び本事業を行うにあたり必 要とされるその他の本市条例について遵守すると共に以下の項目に配慮する。 なお「国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 建築保全業務共通仕様書〈最新版〉」を参考に該当する 項目、内容を設定する。

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7 1) 維持管理は、予防保全を基本とする。 2) 施設環境を良好に保ち、公共サービス利用者の健康被害を防止する。 3) 公共サービス利用者の安全確保に努める。 4) 建築物(付帯設備を含む)が有する性能を保つ。 5) 劣化等による危険・障害の未然防止に努める(看板等により告知する。)。 6) 省資源、省エネルギーに努める。 7) ライフサイクルコストの削減に努める。 8) 建物等の財産価値の存続を図る。 9) 環境負荷を低減し、環境汚染等の発生防止に努める。 10) 故障等による公共サービスの中断に係る対応を定め、回復に努める。 ④ 業務報告 本業務に係る実施状況や維持管理等の記録を報告書として、業務毎に四半期に指定した月に作成し、 業務計画書で定めた月に本市に報告を行う。また、本業務に関する苦情については、苦情を受けた当 日中に、利用者の安全性を損なう若しくはその恐れがある事象が発生した場合には随時本市に報告す る。 ⑤ 報告書等の整理・保管・管理 本業務における業務計画書や業務報告書、維持管理等の記録などをわかり易く整理し、本市の要請 に応じて速やかに提示することができるよう事業期間を通じて管理・保管する。 なお、上記維持管理等の記録には各種設備の点検記録・補修記録・事故記録・営繕工事完成図書を 含むものとし、修繕・更新において設計図書に変更が生じた場合は、変更箇所を反映させておく。 ⑥ 緊急時等の対応 本事業の期間中、緊急時・非常時及び本業務に関する苦情に迅速に対応できるように業務責任者を 中心に連絡体制、対策マニュアル等を作成し、本業務の開始前に本市に報告する。緊急時・非常時及 び本業務に関する苦情に対し本市の職員、担当者から要請を受けたときには、業務責任者及び業務主 任ならびに本業務に係わる者は業務計画外であっても出勤し対応することとする。 ⑦ 事業期間終了後における本施設等の状態 本施設及び植栽・外構、じゅう器・備品を、要求水準を満たした状態で事業を終了すること。提案 事業者は事前に調査を行い、要求水準を満たした状態であることを確認し、事業終了時の1ヶ月前に本 市と現地立会いのもと報告を行い、本市の検査を受けるものとする。 なお経年劣化を考慮する必要があると思われるものについては、事前調査前に本市と協議し判断基 準を定めるものとする。 ⑧ 費用の負担 本業務に係る利用者受付業務及び軽微な清掃業務の為の光熱水費や消耗品費は市の負担とする。

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8 指定管理料の範囲内で施工できる施設及び設備等の軽微な修繕等については、提案事業者の負担とす る。また、施設等の改造や指定管理料の範囲内での困難な修繕等の場合については、市と提案事業者 で協議のうえ、定めることとする。 施設等の損傷が指定管理者の責めに帰すべき事由により生じたときは、提案事業者の負担とする。 ⑨ 指定管理業務に要する経費の考え方 交流施設の名称 経費の考え方 馬籠ふるさと学校 (利用料金により賄う) 施設の管理については、公の施設の利用に係る料金を指定管理者が自らの収 入として収受する「利用料金制」を採用する。 利用料金収入のみで管理業務に要する経費を賄うこととし、指定管理料は支 払わない。 利用料金については、市が条例及び規則で定める額の範囲内で、市長の承認 を受けて、指定管理者が定めることができる。 ただし、宿泊利用料金は、現行の条例に無いため、条例改正を行う予定。 馬籠総合グラウド(駐 車場含む) 馬籠ふれあい広場 (利用料金制を採用し一部指定管理料を支払う) 施設の管理については、公の施設の利用に係る料金を指定管理者が自らの収 入として収受する「利用料金制」を採用する。 利用料金については、市が条例及び規則で定める額の範囲内で、市長の承認 を受けて、指定管理者が定めることができる。 施設の管理業務に要する経費の見込額から、利用料金収入見込額を引いた額 を指定管理料として支払う。 指定管理料=管理業務に要する経費―利用料金収入 ※利用料金等減免の補償 使用料には、政策的に減免をしているものがある。市が使用料を減免している基準は指定管理者の 利用料金においても同様の取り扱いをする。このため、減免により指定管理者の収入が減収になるこ とから、減免相当額を市が補填する。 ⑩ 用語の定義 本書における用語は以下のように定義する。 1) 点検 ・建築物等の機能及び劣化の状態を調べることをいい、異常又は劣化がある場合は必要に応じ対応 措置を判断する。 2) 保守 ・建築物等の必要とする性能又は機能を維持する目的で行う消耗部品又は材料の取り替え、注油、 汚れ等の除去、部品の調整等軽微な作業を行う。

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9 3) 修繕 ・劣化した部位・部材又は機器の性能・機能を原状(初期の水準)又は実用上支障のない状態まで 回復させること。ただし保守範囲に含まれる軽微な作業は除く。 4) 更新 ・建築設備において劣化した部位・部材や機器などを新しい物に取り替える提案をする。 5) 大規模修繕 ・建築物の一側面、連続する一面全体又は全面に対して行う修繕の提案をする。(設計書と予算見 積書を提出する。) 6) 運転・監視 ・設備機器を稼働させ、その状況を監視すること及び制御すること等の軽微な作業を行う。

II.維持管理業務仕様書

(1) 本施設の保全業務(建築物) ① 業務内容 本施設の建築物の機能と環境を維持し、利用者が安全で快適に施設を利用でき、公共サービスが常 に円滑に行われるように、建築物の点検及び保守を実施する。 ② 要求水準 1) 点検及び保守に関する項目 ア) 内壁、外壁(柱を含む) ・仕上げ材や塗料の浮き・剥落・ひび割れ・破損・変形・錆付き・腐食・チョーキング・エフロ レッセンスの流出等がないかの点検をする。 ・漏水・カビ等が発生しないようにする。 イ) 床 ・仕上げ材の浮き・剥れ・ひび割れ・腐食・極端な磨耗等がないかの点検をする。 ・その他、各スペースの特性に応じた利用に支障のないようにする。 ウ) 屋根 ・漏水のないように点検をする。 ・ルーフドレン及び樋が正常に機能するように確認する。 エ) 天井 ・漏水が無いかの点検をし、漏水個所の特定をする。 ・仕上げ材や塗料の浮き・剥落・ひび割れ・破損・変形・錆付き・腐食・チョーキング・エフロ レッセンスの流出等がないかの点検をする。 オ) 建具(扉・窓・窓枠・シャッター・電動式可動間仕切り等) ・がたつき・緩み等が無く、可動部がスムーズに動くか点検をする。 ・所定の水密性・気密性・遮断性が保たれているか点検をする。 ・各部にひび割れ・破損・変形・仕上げの変退色・劣化・錆付き・腐食・結露やカビの発生・部 品の脱落等が無いかの点検をする。

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10 ・開閉・施錠装置が正常に作動するか点検をする。 カ) 階段 ・通行に支障・危険がないかの点検をする。 ・仕上げ材・手摺り等に破損・変形・緩み等がないか点検をする。 (2) 本施設の保全業務(建築設備)委託 ① 業務内容 ・施設の機能と環境を維持し、利用者が快適に施設を利用でき、公共サービスの提供が常に円滑 に行われるよう、空調設備・給排水設備・電気設備・機械設備・防災設備等の建築設備につい て、適切な保全計画に基づき運営・監視・点検・保守を行い、修繕箇所等の費用算出をし、そ の仕様定義をした上で費用提案(保守・修繕・交換・分解整備・調整等)を実施する。 ② 要求水準 1) 運転・監視 ・施設の利用者の快適性等を考慮し各施設を適切な操作によって効率良く運転・監視する。 ・運転時期の調整が必要な設備に関しては、本市の責任者と協議して運転期間・運転時間等を決 定する。 ・各設備の運転、点検及び操作に使用上不備になるものの有無を点検し、発見した場合は除去も しくは本市と協議を行い適切に対応する。 2) 点検・保守 ・各設備を常に正常な機能を維持できるように設備系統ごとに日常現場を巡回して点検・保守を 行う。 ・各設備を常に正常な機能を維持できるように設備系統ごとに定期的に点検・保守を行う。 ・点検により設備等が正常に機能しないことが明らかになった場合、又は何らかの悪影響を及ぼ すと考えられた場合には、適切な措置(保守・修繕・交換・分解整備・調整等)により対応す る。 3) 法令点検・保守 ・各設備の関係法令の定めにより、点検を実施する。 ・点検により設備が正常に機能しないことが明らかになった場合には、適切な措置(保守・修繕・ 交換・分解整備・調整等)により対応する。 (3) 本施設の修繕業務委託 ① 業務内容 事業期間中の建築物の基本性能を保持するために定期的な建築物の修繕及び建築設備の修繕・更新 を実施する。なお、業務期間中に不可抗力により生じた建築物の大規模修繕については、本市と協議 を行い対応する。

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11 ② 要求水準 1) 初期性能の確保 初期性能を保つよう本市と協議のうえで、本施設の修繕・更新を行う。 2) 長期修繕計画書の作成 ・実施年度、修繕部位及びその範囲(大規模修繕がある場合はそれも含む)、更新の部位及 びその範囲、仕様と工法、概算修繕費用等を記載した長期修繕計画書(竣工後10年間)を 作成し、本事業の契約後の適切な時期に本市に報告する。 ・「国土交通省大臣官房庁営繕部監修 改訂建築物のライフサイクルコスト〈最新版〉 編集・ 発行/(財)建築保全センター 発行/(財)経済調査会」の本施設に該当する部分の項目 を参考に提案事業者の独自の提案により適切な長期修繕計画書を提案作成する。 3) 長期修繕計画書によらない修繕・更新が必要となった場合 ・「建築物修繕措置判定手法 建設大臣官房官庁営繕部 監修(最新版) 編集/(財)建築保 全センター 発行/(財)経済調査会」を参考に判断するとともに、公共サービスへの影響、 修繕部位及びその範囲、仕様と工法、概算修繕費用等を記載した実施計画書を作成し、本 市と協議のうえ実施の有無を確認する。 (4) 舞台設備の保全及び修繕業務委託 ① 業務内容 ホールの機能と環境を維持し、利用者が快適に施設を利用でき、公共サービスの提供が常に円 滑に行われるよう、舞台設備について、適切な保全計画に基づき運営・監視・点検・保守(保守・ 修繕・交換・分解整備・調整等)を実施する。 ② 要求水準 1) 運転・監視 ・施設の諸室用途及び利用者の快適さ等を考慮し、各施設を適切な操作によって効率良く運 転・監視する。 ・運転時期の調整が必要な設備に関しては、本市の責任者と協議して運転期間・時間等を決 定する。 ・各設備の運転中、点検及び操作使用上の障害になるものの有無を点検し、発見した場合は 除去、もしくは本市との協議のうえ適切に対応する。 2) 点検・保守 ・各設備について、常に正常な機能を維持できるように設備系統ごとに日常現場を巡回して 点検・保守を行う。 ・各設備について、常に正常な機能を維持できるように設備系統ごとに定期的に点検・保守 を行う。 ・点検により設備等が正常に機能しないことが明らかになった場合、又は何らかの悪影響を 及ぼすと考えられた場合には、適切な措置(保守・修繕・交換・分解整備・調整等)によ り対応する。

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12 (5) 駐車場(ふれあい学校・ふれあい広場・総合グラウンド)・駐輪場保守管理業務委託 ① 業務内容 駐車場内及び敷地内の車路において利用者が安全かつ快適に利用できるように点検・保守を実 施する。 ② 要求水準 1) 安全性、利便性、快適性の保持 ・公共サービスに支障をきたさぬよう適切な管理を行う。 ・常に安全に使用できるよう適切な管理を行う。 2) 機器の維持管理 ・安全に入出庫が行われるよう点検及び保守を行う。 ・機器の故障等に迅速に対応できる体制を整え、故障等が発生した場合は、24時間常に対応 を行う。 (6) 備品の保全及び修繕業務の委託 ① 業務内容 ・設計、施工に関する業務仕様書において設置する備品を、利用者が安全かつ快適に利用で き、公共サービスの利用に支障をきたさないよう適切な状態を保つために維持管理する。 ② 要求水準 1) 初期性能の維持管理 ・利用者の安全性が損なわれないようにする。 ・公共サービスに支障ないよう常に良好な状態に保つ。 (7) 本施設の清掃業務の委託 ① 業務内容 ・本施設及び敷地内を良好な環境・衛生状態を維持し、常に快適な空間を保つために必要な 清掃を行う。なお「中津川市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例及び施行規則」 に基づき適切に行うものとする。 ② 要求水準 1) 日常清掃 ア) 床・壁・天井・窓ガラス及び付帯施設 ・仕上げに応じた適切な方法により、ほこり・ゴミ・汚れ・シミ等を落とし、清潔な状態に 保ちできる限り業務の妨げにならないように実施する。 イ) ゴミ収集・分別・運搬・処理・管理 ・施設内より出るゴミの収集・分別・運搬・処理(処理場等までのゴミ収集運搬を行い最終 処理は含まない)管理を行い、始業前にはゴミがない状態にする。

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13 ウ) 生ゴミ処理 ・湯沸室や講習室(調理室として使用した場合)より出る生ゴミの処理をする。 エ) トイレ ・衛生陶器類は適切な方法で清潔な状態に保つ。 ・衛生消耗品(トイレットペーパー等)は常に補充された状態にする。 ・洗面台・間仕切り等付帯設備の汚れ・破損のない状態に保つ。 オ) 消耗品 ・清掃用具、洗剤等の資機材やトイレットペーパー等の衛生消耗品は全て市の負担とする。 2) 定期清掃 ア) 床・壁・天井・窓ガラス及び付帯施設 ・仕上げに応じた適切な方法により、ほこり・ゴミ・汚れ・シミ等を落とし、清潔な状態に 保つ。 イ) 害虫駆除 ・ネズミ・ゴキブリ等の駆除を行う。殺鼠剤の使用にあたっては、予め本市と協議する。 ウ) 雨水桝・汚水桝・屋上防水ドレン等の清掃を行う。 エ) 消耗品 ・清掃用具、洗剤等の資機材やトイレットペーパー等の衛生消耗品は全て市の負担とする。 (8) 本施設の警備業務の委託 ① 業務内容 ・施設における本市の財産を保全し、利用者の安全を守り、公共サービスの提供に支障を及 ぼさないよう、警備業法を遵守し適切な防犯・防災警備を行う。 ② 要求水準 1) 防犯・防災対策マニュアルを作成する。 2) 本施設内への不審者の侵入、人的災害を未然に防止する。 3) 利用時間即時対応 ・開館利用時は有人警備を原則とし、閉館後無人警備に応じた設備(機械警備等)を設け、 利用時間時には即時対応を原則とし、夜間は機械警備業務を行う。機械警備等の費用は市 の負担とする。 4) 災害等の緊急時には適切に迅速な初期対応をとる (9) 外構・植栽の保全及び修繕業務委託 ① 業務内容 本事業の敷地内における植栽や舗装等を本施設の利用者及び歩行者に対し安全で快適に行い、 通行できる状態を維持するように点検・保守および修繕を実施し、清掃を行う。

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14 ② 要求水準 1) 植栽管理 ・植栽を良好な状態に維持する。 ・風等により倒木しないように管理を行う。 ・薬剤散布又は化学肥料の使用にあたっては、関連法令を遵守し事前に本市と協議の上環境 等に十分配慮して行う。 2) 外構管理 ・舗装、照明(独立柱、外壁に設置された照明)、案内板、ベンチ等初期の機能を維持する。 ・利用者の安全性を確保するために巡回点検を行う。 ・修繕や更新を行う場合、歩行者の安全性の確保に十分配慮する。 3) 外構清掃 ・敷地内のごみや植栽の落ち葉等が交通広場及び近隣施設に飛散して迷惑を及ぼさないよう に日常的に清掃、水撒き等を行う。 ・敷地内の側溝、排水桝等がごみ・落ち葉等でつまらないように配慮する。 【参考】 ○中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例(使用料) 区分 9 時から 22 時 9 時から 12 時 13 時から 17 時 18 時から 22 時 馬籠 ふるさ と 学校 多目的ルーム1-4、6-11 950 円 320 円 430 円 430 円 多目的ルーム5 1、420 円 480 円 640 円 640 円 会議室1~3 950 円 320 円 430 円 430 円 交流室 2、840 円 970 円 1、290 円 1、290 円 アリーナ(全面) 4、270 円 1、450 円 1、940 円 1、940 円 アリーナ(半面) 2、120 円 720 円 970 円 970 円 シャワー室(1人1回につき) 100 円 備考 本市の住民以外の者が使用する場合は、この表に定める使用料の額の5割を増額した使用料を納付しなければならない。 ○中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例施行規則第3条第1項4号(減免規程) 備考 減免額に 10 円未満の端数があるときは、これを切り捨てる。 減免することができる場合 減免する額 (1) 市又は教育委員会が主催又は共催する事業のために使用する場合 全額 (2) 市内の中学生以下の子どもの団体(スポーツ団体、文化団体等)が使用する場合 全額 (3) 国又は県が主催する事業のために使用する場合 使用料の 100 分の 50 に相当する額 (4) その他市長が特に必要と認める場合 全額又は使用料の 100 分の 50 に相当する額

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