35 国際バカロレアにおける言語プログラム
の改革−その1
岡 崎
脾 1 国際バカロレア教育 国際バカロレア(InternationalBaccalaureate)は,ヨ−ロッパ共同体の付属 学校であるヨ・一口ッパ学校に続くものとして,多国籍企業や国際機閑の増設に伴う海外子女の増加を前に彼らの一項した教育を与えることを目標に,1969年
に成立した。最低二年間に渡って一定の教育課程を履修した者に受験資格を与え,国際バカロレア本部が統一tて行う試験に一定の点数を稼いだ者に国際バ
カロレア資格(InternationalBaccalaureatediploma)を与えるというものであ る。 国際バカロレア教育の目的を,西村(1989:38)次のように整理している。 「全人教育(theeducationofthewholeman)が強調され,a)いかなる職業,いかなる学科専攻にも必要な「道具」の利用法を習得させる広範な
−・般教育の必要性,b)できるだけ柔軟に科目を選択させ,生徒の興味や 能力に応えるようにし,同時に均衡のとれた教育を確保させること,の二 原則に従って計画を立てている。」 このような目的の実現のために国際バカロレア規約によって具体的な教育課樫をはじめ資格取得までの手続きが細かく定められている。かいつまんで見てみ
よう。 a−国際バカロレア資格取得試験の受験資格は国際バカロレア加盟校において 決められた教育課程を履修した者に限って与えられる。 b.試験は2年以上に渡って正規に学習した6科目について行われる。6科目 のうち3ないし4科目を上級レベルで残りを下級レベルで受ける。各教科 の履修時間は上級レベルが最低240時間,下級レベルが150時間である。岡 崎 膵 36 (各科目全て原則として上級と下級の両レベルが置かれる。) cり 教育課程は以下のものからなり,各群より1科目ずつ合計6科目を選択す る。 1群 語学A(第一言語)世界文学を含む。
2群 語学B(第二言語)あるいは語学Aで選択した以外の語学A
3群 人間学::歴史学/地理学/経済学/哲学/心理学/社会人類学/覿織論 4群 実験化学:生物学/化学/応用化学/物理学/自然科学/実験心理学 5群 数学: 数学/数学・計算/数学研究/高等数学 6群 以下のものから1科目選択 美術/デザイン/音楽/古典語(ラテン語及びギリシャ語)/計算機 学校独自の必要性によって設置した科目(下級レベルのみ) 更に以上の6科目に加え,以下の三つの条件を満足させなければならな い。 (1)知識の理論(TheoryofKnowledge)::最低100時間の授業 (2)論文(Extended Essay) (3)創造的・審美的活動及び社会奉仕活動 d。.2年間の準備期問の終了時点で全科目一斉に試験を受ける。この試験は全 て国際バカロレア本部にて作成・評価が行われる。全ての科目で先ず内部 評価が最大限20%行われ,後に本部で調整される。評点は1から7までに 点数化される。各科目最高点が7点最低点が1点である。 e国際バカロレア資格の授与条件ほ試験の総点が24点以上の受験者に与えら れる。 以上の手続きによって取得した国際バレカロレア資格は,ヨ・−ロッパ,アメ リカ,カナ・ダなどにおいては高く評価され,そのままで大学の入学資格として 認められている。日本においても近年その認知が進んで釆ている状況がある。 例え.ば多くの私立大学においては入学試験に代わるものとしての扱いを受けて いる。また国立大学においても,面接などと併用することによって入学試験の 代用とする大学も見られるようになった。但し以上は外国人及び日本人が海外 で取得した国際バカロレア資格について言えることで,日本人が日本国内で取国際バカロレアにおける言語プログラムの改革一その1 37 得したものについては認められない。(筑波大学だけは外国人と自国人の区別 なく認知している。) 国際バカロレア資格の受験者は年をおって増加の一途を辿っているが,1986 年の調査によれば,日本人の受験者は222人でイタリア人の241人に続いて第8 位となっている。また日本における国際バカロレア加盟校も神戸のカナディア ンカアカデミ・−,東京の聖心インタ・−ナショナルスク・−ルなど6校に上ってい る。 本稿では,直接的には加盟校の増加によって様々の問題が表面化し,現在改 革の真っ只中にある「言語」の科目(語学Aと語学B)に絞って国際バカロレ アの教育課樫を検討する。
2改革の動き
ヨ・一口ッパ共同体のヨ−ロッパ学校を魁織においても教育理念においても引 き継いでいることから推測できるように,国際バカロレア発足当初は加盟校が ヨーロッパ諸国やアメリカなどに限られていた。このことから,語学の取り方 としては以下のような選択が−・般的であった。第一言語としての語学Aには・, 英語,フランス語,スペイン語の中からその学校の授業言語が選択された。語 学Bには非ヨーロッパ語系を母語とする学生は自らの母語を選択し,ヨーロッ パ語系を母語とする学生は自らの母語でない別のヨーロッパ語を選択した。例 えば,日本語を母語とする学生は,学校の授業言語が英語であるならば英語を 語学Aとして選択し,日本語を語学Bとして選択した。他方,英語を母語とす る学生は,英語を語学Aとして選択し,語学Bとしては例えばスペイン語を選 択するという具合であった。 このような選択の形式は,全体として受講者に少ない負担で高度の内容の学 習を可能にした。つまり,語学Aとして選択される英語,フランス語,スペイ ン語は国際バカロレア規約によって定められた授業言語でもあるので,それら を母語としない受講者,つまり日本語などを母語とする学生をも含めて高度の 言語能力を持っているのが−・般的である。従って,語学Aの授業レベルは相当 に高ぐても問題がない。更に,ヨ・−ロッパ語系を母語とする学生にとっては言岡 崎 絆 38 わば同系の他の針−ロッパ語系言語の学習ほそれ程の負担を学生に強いるもの ではない。同様に,非ヨ・−ロッパ語系の学生にしても自らの母語を多くの場合 語学Bとして選択するのでそれ程の学習負担がなくともかなりの内容が学習可 能である。従って,語学Bもかなりの高度のレベルで問題がない。 このような状況を反映して,語学Aも語学Bも,それぞれ第一言語,第二言 語という規定がありながら,それほど内容的に変わりのないシラバスが採用さ れた。言い換えれば,語学Bが第二言語(外国語)というよりは第一言語とし ての扱いを受けたのである。 しかしながら,近年状況は大きく変わって来た。第一・に,バカロレア加盟校 が大幅に増加し,ヨ・−・ロッパのみならずアジア,アフリカ諸国に.おいても国際 バカロレア教育ほ広く認知されるようになった。このことによって受講者の母 語も多様化し,ヨ1−ロッパ語系を母語としない受講者もーつの層を構成するよ うになった。第二は,受講者のエキゾチックな言語への学習費求に高まりであ る。日本語を初めとして,ヨーロッパ語系ではなくいわば外国語らしい外国語 を学習したいという要求が高まって釆たのである。第三は,民族語・民族文化 の継承育成という観点から受講者の第一言語を重視する傾向が内外において出 てきたことである。このような動きを受けて,従来専らインタ・−ナショナリズ ムの追求,つまり言語は英語,フランス語,スペイン語の何れかで十分という 姿勢で来た国際バカロレア教育はここに来て,ナショナリズムの追求とも折り 合いを付ける必要性が出て釆たと言える。 このような状況の変化の中で,国際バカロレア本部でほ,語学A,語学Bと いう従来の言語のプログラムを,1.内容的妥当性,2。信頼性,3い 対比 性,という三点から見直すことになった。この三点は,特に国際バカロレア教 育のように地球規模で受講者に統一・プログラムを与えそこでの成果を資格試験 によって評価し資格を授けるという制度にとっては重要である。 第一・の内容的妥当性とは,プログラムの内容に関わる問題である。これほ特 に語学Bの問題として浮かび上がってきた。語学Bは,バカロレアの規定から す−ると,内容的にはゼロから学習を始めて上級レベルで240時間の授業で学習 可能なものである。しかしながら,現実にはその言語を母語とする学生をも受
国際バカロレアにおける言語プログラムの改革−その1 39 講対象に含めていることからも明らかなように,一言で言えばレベルが高く24 0授業時間でカバーできる内容にはなっていない。日本語の指導内容を一月す れば分かることだが,上級レベル(HL),下級レベル(SL)共に文学鑑賞的分 野を多く含み,日本の高校国語科の指導内容にはるかに近い。つまり,240時間 で学習可儲な外国語科目としての内容を提供しているとは言い難いのである。 更にこのような問題のみでなく,外国語教育の発達もまた外から教授内容の 再検討を迫ることになった。つまり,外国語教育の中で学習者のニー・ズを重視 する方向性が強く打ち出されてくると同時に,伝達能力の養成に目標が絞られ るようになって来たからである。伝達能力の養成とは,異文化状況の下で機能 し得る言語能力の育成を意味する。この目標ほ,従来の第一言語の学習内容と 変わらない,文学鑑賞に偏った外国語教育では,学生はいざその言語が専ら使 われている社会に投げ出されてみると,全く幼児同様で何らそれまで習った言 葉を使って自らの用を足すことができないという事態への深刻な反省から出て きた。 これらの点から考えると,従来の言語,特に語学Bはその内容的妥当性が極 めて低かったと言え.る。 次に信頼性の問題ほどうであろうか。上記の妥当性に比較すれば問題ほそれ ほど重症ではない。しかしながら語学Bの日本語を,例えば日本語を母語とす る学生が受ける場合と英語を母語とする学生が受ける場合を比較すると,後者 には大変なハンディがある。このような学生の言語上のバックグラウンドの逢 いによる学校間の格差が,試験問題の難易度の年によるぶれや学校によって異 なるオーラルの試験の内容・レベルといった問題として出てくることによって 倍額性の低下を来していると言えよう。 最後の対比性はどうだろうか。対比性とは異なった言語のプログラムが相互 に匹敵できるものであるかということである。同じ果物と言っても「りんご」 と「みかん」がそもそも比較できないのと同様に,同じ言語と言っても例えば 英語と日本語はまるで違うものであり,両者を同一の物差しで規定するのは難 しい。この対応性の問題は第一の妥当性同様大きな問題を抱えている。 ヨ・−ロッパ語系と日本語,中国語,アラビア語などで同一のシラバスを使う
岡 崎 瞼 40 とした場合,シラバスで設定された内容の達成にかかる時間,言い換え.れば受 講者の負担は二つのグル・−・プの間で大きく異なる。例えば英語を母語とする学 生にとって,フランス語で詩や小説を読むのと日本語で同じことをするのとで は,それに費やす時間はまるで違う。前者は240時間の授業時間で可能かも知 れないカ㍉後者は全く不可能である。つまり240時間で教授可儲な内容は言語 によってある程度変わって来ると言わざるを得ない。現行のバカロレアの言語 のプログラムでほ,このような言語間の違いは無視されほぼ同一・のシラバスが 与えられている。これはむしろ異なる言語を対等に扱っていないことであり, 言い換えれば言語プログラム間の対比性が低いと言える。
3改革案
以上のような見直し作業を受けて,1987年1月に言語の改革案が国際バカロ レア本部により提出された。それによると,言語ほ.グル・−プ1とグル・−プ2に 分けられ,更にグ/レープ1は6コースに分けられ細分化された。グループ2は 従来通りの1コース2レベルとされた。但し,SLに代えてAbinitio(後述)を 幾つかの言語においては置くこととされた。これらのコースは図式化すると以 下のようになる。 グループ 1 6 語学A(言語) HLorSL 自学OR授業 自学はSLのみ お よ び 4WORLDLITERATURE(30%) 授業言語での外部評価 グル・−プ 2 同時に,資格取得のための要件として以下が定められた。 1‖ グループ1から語学Aを履修すること。国際バカロレアにおける言語プログラムの改革−その1 41 2.グル・−プ2から語学Bを履修するか,あるし1はグループ1から第二番 目の語学Aを履修すること。 具体的には: 1小資格を取得するためにはグル−プ1から1… 2、3の何れかのコ・−ス を履修しなくてはならない。 2.この場合,世界文学(WORLD LITERATURE)は必修である。 3L.資格を取得するためにほり 更にグル・−プ2から一つ,あるいはグル・− プ1から別にもう一つコース(具体的には5か6のコース)を履修し なくてはならない。 4.この場合,最初のコl−スと重複するので世界文学(WORLD LITERATURE)を履修する必要ほない。しかし,新たに世界文学 コースの負担に匹敵する内容を持ったコースワ、−・クが追加される。 5り 自学(self−taught)のコl−スは合計で1コ1−スのみに限られる。 6∴資格取得のための第六番目の選択肢として5.67のコ・−スの何れ かを選択してもよい。 1から7の各コースの概要を特に従来のコ・−スとの違いに注目して見てみよ う。 先ず,レベルほ月学コースである2のコースを除いて従来同様どのコースに もHLとSLが置かれる,2のコ、−スはHLほなくSLのみである。グループ1の 言語ほ従来の語学Aである。基本的に受講者の第一言語であり,言語のみなら ず,文学や文化の学習も焦点とする。グル・−プ1には先に見たように,従来の 一つのコースに代えて合計六つのコースがオプションとして設けられている。 1のコ・−スは,文学鑑賞中心の典型的な語学Aのコースである。但し,新設 の4の世界文学のコースとの兼ね合いで現行の語学Aの内容よりほ減少するか もしれないとされている。 2のコ・−スは,当該校で様々な理由で教授できない言語に限って置かれる自 学自習のコースである。受講者ほ自学が可能な言語能力を持つと想定されるこ とから,授業言語とのバイリンガルとなろう。このコースは,従来国際人の養 成という観点から,特にその言語の使用範囲が地理的に限られているとか,そ
岡 崎 膵 42 の言語が使用されている国の政治的力が弱いとかなどの場合の言語を不当に無 視して釆たことを反省し,受講者の母語をより重視するという考え方に基づい て導入されたものと考え.られる。従来ほ語学Bにおいてチエ∴−ターの下で行わ れて来たものに相当する。先に述べたようにSLのみが置かれる。評価において は,試験官による直接口頭試験はないものとし,その言語にふさわしい独自の 評価形式を新たに作り出す必要のあることが提起されている。 3のコースは完全な新設のコーースである。文化的課題をトピックとして受講 者の母語で授業が行われるものである。現段階ではアラビア語によるイスラム 文化の研究がこのコ1一スの例として挙がっているだけで,プログラムとしての 展開は今後に待たれる。但し,このコ、−スの設置については受講者のニ−ズが 高いこと及び国際バカロレア本部の承認が条件となり,安易に設置ほできない。 評価は口頭試験で行われる。
4のコースは世界文学(WORLD LITERATURE)と言われるコ−スであ
る。このコ・−スは自己完結したコースというよりは,1から3までのコースを 選択した老について必修となるものである。このコースは,グループ1全体に 占める時間的割合を増加させることによって,特に2のコ・−スの受講者につい てほ授業部分を増やすこと,3のコ−スの受講者については国際性を育てるこ とを補完的に目指すという使命をも担わされている。つまり,プログラム全体 に占める自学自習の部分の割合が増加すれば,プログラムとしての妥当性,信 頼性が低下すると考えられること,及び3のコ・−スの例から分かるようにイス ラム文化をアラビア語で学習する場合には民族文化の継承はなされても国際的 な広がりを持った世界の文化遺産を継承するとはならないと考えられるからで ある。評価は外部評価として行われる。 5のコースは第二番目の語学Aとして履修するバイリンガル向けのコースで ある。従って世界文学を再度履修する必要はない。但し,世界文学コースの学 習負担に匹敵する位のチェ.・一夕ー付きの学習あるいほプロジェクトワークが課 される。 6は新設のコ1−スである。レベルからすれば現行の語学BのHLに相当する コースだと言えよう。但し,どちらかと言えば文学鑑賞にではなく,言語学習国際バカロレアにおける言語プログラムの改革−その1 43 に焦点が置かれる。その言語のネイティブスピ・−カー・あるいはそれに近い言語 能力を持つ受講者が対象とされ,学習形態としては授業及び自学自習の両方が ある。自学の場合は2のコー・スと同様HLはなくSLのみ置かれる。 グループ2は,以下のようにコ・−スとしては一つのオプション(コ1−ス7) のみからなる。7のコースほ,第二言語の受講者を対象とし,学習形態ほ授業 のみである。つまり,従来のように自学は認めちれていない。また,従来の語 学Bの場合と違ってその言語のネイティブスピ・−カーは原則として除かれる。 「原則として」と言うのほり何を以てネイティブスピ・−か−・とするかという規 定が,両親の国籍が二国に渡っているとか,自分自身が生まれ育った国と今現 在生活している国が違うとかなどにより現実的には難しいことから,最終的に は各学校の判断によらざるを得ないからである。 以上の他に以下のような改革点が同時に提案された。第一・は,シラバス及び 使用テキスtについての規制が強化されることになった点である。具体的に は,どのコー・スについても使用テキストの50%をバカロレア本部が指定するこ とになった。現行はいわば100%各学校の自由である。つまり,現行では前以て これこれのテヰストを使用するという申し出を国際バカロレア本部に行いその 承認を得ていれば学校独自のテキスト選択が可能なのである。但し,例えば, 時代を違えてとか異なるジャンルからといった形で,どのような範囲から選ぶ という大枠の規定はある。 第二は,授業したコーースについては直接試験官の面接による口頭試験を原則 とするという点を従来同様堅持することと併せて,面接試験のあり方の検討を 提起している。 以上のような大幅な言語プログラムの改革の理由として,国際バカロレア本 部は,以下の四点を挙げている。 1,提供される全てのコ・−スは受講者にとって,妥当性,信頼性があり更に相 互に匹敵し合うものでなければならないという原則を現実化するため。 2特に授業言語を外国語とする学生の母語教育を重視するため。 3.受講者の母国における状況を考慮し,母国でも十分成功し得るため。 4..但し,コースはそれぞれの加盟校において現実的(財政的に人的に)に開
岡 崎 膵 44 講できるものでなければならない。 理由の第一・と直接関連するのほ語学Bからのネイティブスピーカ−の排除と 後述するコース7のSLへの段階的なabinitioの導入であろう。第二は,バイリ ンガル向けとして新しく設置が提起された自学のコ、−ス2として実現されてい る。第三は,語学Aを従来のように一つとするのではなく,複数(6コ・−ス) のオプションを置いたことに見られる。第四ほ自学コ・−スを認めたことに現れ ている。 参考文献 西村俊一編著 国際的学力の探究 国際バカロレアの理念と課題創友社.1989
国際バカロレアにおける言語プログラムの改革−その1
1NTERNAT10NAL,BACCALAUREATE ORGANISAT10N
PROFル[FOR1986 45 Heさdquarters: 旧ORoute des Mor川ons.15 1218 Grand Saconnex Geneva.S\∼itヱerland
Admi11istr∂tion: Presirje11t O†廿Ie Coし」nCil: Dr P GautIlier,Netherlands Director Gene†al:DrR MPeel THEORGANISAT10N’S^lMS 旧Ois帥inI¢ト∩8tio=al即丸■Ca−jonal◇r卵nis8(ionI一口ldj−、gCO=S刷8tivestatus“両hUN∈SCO∂ndregi$−e−edきS8Foun舶ti囲W肘−the SwissF8de柑IGov即nm…tTl、elnte川∂tio−ほIB∂CCal∂Ur¢掴tI即isさIwoY銅rl)reuniv¢・S叫P−09柑nImeOIstu輌sdesjgnedtomeet the†ollowlng8ims: ‖p−OmOtejnte‖lRtion8lur−derst抑ding、∼i=linl厄co=leYtO†i−−t州ec【l伯l‖gOUl帥d8CRりemic8XCell帥Ceintl−e†雨†YearSO† SeCOn雨rysch00!. 附plOVidem柚1Cl両ti()n†or‖nlVerS・tYentlYCO・町刷胱Iewithc=eria叩ーい州e【11)Vl一口li〇nalaulllり−ities. 1刷moetthelea・∩・ng・leedsoIamobileexp∂tr;∂lecO・一日=U什・tVn一雨・▼−届‖Odi如c∂tioni・川−ee山ca抽nn†d砧1r¢‖即=heY−¶○>e †−Om(、ountlYtOCOUntrY ThelBPr09ramme Thoprogr8mm8Seek$t01nCOrPOr.1tefhebest8SPeCtSO†traditionsi一一SeVe,8FnF,tiona)りPr,eTSeCOnd∂rYSChoo■systemsinits CUr「事cu山md8Sign【rnph∂Sisisp18Cedo・−aPrO卵m・れeWh腔h8‖SUreS一雨ur∂ndexce=即CeCOV即i■−泄、e■¶加1†ieldsofhum帥 ○×PO「帽nC¢さnd舌Cad帥−jcpリーsuits・Stし一d帥tS8rereq山一edto†○触vn−Ore8Uhiectsthan=−enVer898UKJA・一eve−student旧program・ me9StUdiodovorthetvvoY㈹・Periodgi>eagre∂†prdegreeofd叩Ih什㈲n∧m針両泊nAPst・l〉fects The帽sphF】050Phyemph8S】ヱe9 thein(ern81cohcrerlC08ndintF・grltYOlthepro9ramme85aWh()le D;p10m8C叩did81es8■8▼eqUjredtopl”S=eStUd−e∼inthe†01low…g即e∂5= −lan9∪8gOA榊st18nglI叩eOr18ngし■ageOfinsけ=C†ionI −しpngし柑gO【=secondl8ngU叩e) −・StudyofM8n −EズPe−iment81Sciences − M8th¢m8tlcs
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