• 検索結果がありません。

報告書.PDF

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "報告書.PDF"

Copied!
31
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成 16 年 2 月 25 日 平成 15 年度川崎市総合教育センター 情報教育研究室指導主事研究 報告書

授業におけるIT活用方法の開発に関する研究

授業にITを活用できる教員の育成を目指して

情報教育研究室 指導主事研究会議 高橋 邦夫1 西田 政吉 長谷部 実 大串 一彦田中 克明 キーワード:IT・ICT・IT活用指導力 ・コンピュータ授業利用・授業改善・eラーニング 12345川崎市総合教育センター研修指導主事 現在、急速に「教育の情報化」が推進されている。この大きな目的は「わかる授業」の実現である。 ここで重要なことはITを活用するための目的を明確にし、その目的を達成するためのひとつの手段 としてIT活用を考えることである。そのためには日々、授業を実践している教員のIT活用指導力 (授業でITを活用する力)の向上が不可欠である。 本研究では、「授業にあまりITが活用されていない」「教員のIT活用指導力不足が懸念される」 「ITを活用するねらいが明確でない状況が見られる」といった本市の授業におけるIT活用の現状 に対する問題点とその解決に必要な対応を考えた。 IT活用の問題点として、「ITへの意識の問題」「IT活用指導力の問題」「物理的な問題」が挙 げられた。そこで総合教育センターとして対応が可能な「教員のIT活用指導力」に視点をあて、“手 軽に短時間で準備ができる”をねらいとした『IT活用事例』を開発した。この事例を研修及び授業 で活用することで、「わかる授業の実現」と「教員のIT活用指導力の向上」に寄与できると考えた。

要 約

目 次

はじめに Ⅰ 主題設定の理由 ・・・1 (1) 授業におけるIT活用の現状 (2) IT活用の問題点と必要な対応 ・・・2 (3) 研究主題及び副題 (4) 研究のねらい ・・・3 Ⅱ 研究の方法 ・・・3 (1) IT活用の現状と教員の意識に関する調査の実施 (2) 学校におけるIT活用の整理と分類 (3) 活用方法の開発と検証・見直し (4) 授業でのIT活用の支援とIT活用指導力の向上に 関する研修 (5) 授業でのIT活用と研修に寄与できる活用方法を ・・・4 まとめた冊子及びCD−ROMの発行 Ⅲ 研究の内容 ・・・ 4 (1) 授業におけるコンピュータ活用にかかわる調査から見えてきたこと (2) 学校におけるIT活用の内容と目的を視点とした整理・分類・・・ 8 (3) IT活用の基本的な考え方 ・・・ 9 (4) 確かな学力とIT活用 (5) 授業と研修に利用できるIT活用方法をまとめた冊子の発行・・・12 (6) 授業におけるIT活用方法の開発 ・・・13 (7) 開発した「授業におけるIT活用方法」 (8) IT活用事例を使った夏期研修講座の結果 ・・・23 (9) IT活用指導力の向上を目指した研修体制 ・・・24 (10)IT活用指導力と自己評価票の提案 ・・・25 (11)児童生徒による授業評価 ・・・28 (12)児童生徒による授業評価システムの開発 ・・・29 Ⅳ 今後の課題 ・・・30 ・引用文献、参考文献、指導助言者、開発協力者

(2)

はじめに

新しい学習指導要領が全面実施(高等学校は今年度より)され、「基礎的・基本的な内容の確実な定 着」と「自ら学び自ら考える力の育成」が学習指導の方向性として示された。 一方、文部科学省の第3次コンピュータ新整備計画では、平成 17 年度までに「すべての教室からイ ンターネットにアクセス」「すべての教室にコンピュータを」の整備が予定され、急速に「教育の情報 化」が推進されている。この整備の大きな目的は「わかる授業」の実現である。 「基礎的・基本的な内容の確実な定着」「自ら学び・自ら考える力の育成」と「わかる授業」は別の ものではなく、ともに児童生徒の「確かな学力」の育成を図るものである。 社会はIT( Information Technology 情報通信技術)の進歩により、情報化社会、高度情報化社会、 高度情報通信社会とその姿を変えてきた。この社会の変化に伴い学校教育においても「教育の情報化」 が求められている。「教育の情報化」は学校教育においてITを効果的に活用することである。 そこで重要なことはITを活用するための目的を明確にし、その目的を達成するための手段として IT活用を考えることである。そのためには日々、授業を実践している教員のIT活用指導力(授業で ITを活用する力)の向上が不可欠である。 IT(Information Technology)は直訳すると「情報技術」であるが、最近は「情報通信技術」とされ ることが多い。本研究ではITを「情報通信技術」と訳し、具体的にはコンピュータとネットワークを指す ものとする。また、表現としての理解のしやすさからコンピュータという言葉を使っている箇所がある。

Ⅰ 主題設定の理由

1)授業におけるIT活用の現状

次の表 1 は、平成 14 年度に実施された文部科学省「情報教育に関する実態調査」の“授業でITを活 用できる”教員の全国と本市の割合である。本市の活用できる教員の割合は 66.7%で全国の 42.1%を 上回っている。しかし、この“授業で活用できる”条件として“1 回でもインターネットを使った授 業を行ったことがある”も含まれており、本市における教員のIT活用指導力に心配がある。 表 2 は、平成 14 年度に全市立小学校に派遣された情報インストラクターがコンピュータ活用授業を 支援した教科別の割合である。総合的な学習の時間の授業が 72.1%で最も多いが、総合的な学習の時 間以外の教科等ではあまり活用されていない状況がわかる。教員のIT活用指導力と授業での活用の 割合には強い関係があると考えられる。 小学校 中学校 高等学校 聾養護学校 全体 全 国 59.4 41.5 34.4 33.2 42.1 川崎市 75.7 56.3 62.0 46.2 66.7 表 1 授業でIT活用できる教員の割合(%) 総 合 生活科 国 語 算 数 理 科 社 会 音 楽 図 工 川崎市 72.1 3.2 7.7 2.4 2.3 4.8 0.5 6.6 表 2 コンピュータ活用教科の内訳「小学校」(%) そこで、授業におけるIT活用の現状をまとめるとおおむね次の 3 つであろう。 ① 授業にあまりITが活用されていない 専門教科(例.中学校技術・家庭科の情報とコンピュータ、高等学校の普通教科の情報)と総合 的な学習の時間以外の教科等の授業でコンピュータがあまり活用されていない。

(3)

② 教員のIT活用指導力不足が懸念される ③ ITを活用するねらいが明確でない状況が見られる インターネットへの常時接続が可能になったことで、総合的な学習の時間等でインターネットを 使った調べ学習が多く見られる。また、発表や表現等での活用も盛んになった。しかし、IT活用 の目的が明確ではない事例が見られる。

2)IT活用の問題点と必要な対応

前述の現状に対する問題点とその解決に必要な対応として、次のようなことが挙げられる。 [ 問 題 点 ] ① ITへの意識に関する問題点 ・コンピュータは難しい、嫌いである ・期待する効果がない ② IT活用指導力に関する問題点 ・活用のための教材準備などに多くの時間を要する ・授業のねらいと活用方法が結びつかない(具体的な活用方法が思いつかない) ③ 物理的な問題点 ・コンピュータやソフトウェアのトラブルに対応できない ・教育用ソフトウェアを購入する予算がない ・利用できるコンピュータの台数が少ない [ 必 要 な 対 応 ] ① IT活用の現状と教員の意識に関する調査の実施 学校における授業へのコンピュータ活用の現状と教員の意識に関する調査を実施し、その 結果を研究及び研修に生かす ② IT活用方法の開発・提供 ・“これをこのままやれば、授業で利用できます”といった具体的な活用方法を示す ・コンピュータは難しいという意識を考慮して、教員が日常的に使っているアプリケーシ ョンソフトウェア(Word・一太郎・ Excel・ブラウザなど)を活用方法の基本とする ・そのままで利用できる完成教材の開発・提供に加え、教員が自ら教材を作成するという 視点から「手軽に短時間で準備ができる教材の作成方法」を示す ・活用にかかわるコンテンツ(完成教材例・教材作成方法・インターネット上のコンテン ツ紹介・コンピュータ活用に関する各種情報・留意事項等)をまとめた冊子及びCD- ROMを作成し、提供する ③ 授業にITを活用できる教員の育成 授業におけるIT活用を推進するためには、活用できる教員の育成が不可欠であり、その 育成の方法を検討する必要がある 以上のような認識に立ち、研究主題及び副題を設定した。また、これらの課題を焦点化し、研究の ねらいを定めた。

3)研究主題及び副題

授業におけるIT活用方法の開発に関する研究

授業にITを活用できる教員の育成を目指して

(4)

(4)研究のねらい

Ⅱ 研究の方法

次の(1)∼(5)に示した研究の手続きに従って研究を進める。 (1)IT活用の現状と教員の意識に関する 調査の実施 川崎市の特色ある活用方法を開発するため に、授業におけるIT活用の現状と教員の意 識を調査し、活用方法の開発に生かす。 (2)学校におけるIT活用の整理と分類 活用のねらいを明確にするために、学校に おけるIT活用の内容と目的を整理・分類する。 (3)活用方法の開発と検証・見直し 手軽に短時間で準備ができるIT活用方法 を“教員が日常的に使っているソフトウェア を利用して”をねらいとして開発する。 開発した活用方法を総合教育センターの研 修講座で実施し、評価と見直しを行う。 (4)授業でのIT活用の支援とIT活用指導 力の向上に関する研修 授業でのIT活用の支援と教員のIT活用 指導力の向上に寄与する方策として、研究内 容を研修講座に生かす。実際に次の2つの研 修講座を企画・実施した。 ①「家庭、技術・家庭科教育」講座 確かな学力の向上にむけた授業改善を趣旨 とした研修を企画・実施した。 ②「コンピュータ授業利用」講座 授業にITを活用できる教員の育成を趣旨 とした研修を企画・実施した。 図 1 研究の手続きとねらい 1 手軽に短時間で準備ができるIT活用方法(事例)を開発し、 2 それを研修講座での実践を通して評価し、 3 授業におけるIT活用方法(事例集)を冊子及びCD−ROMにまとめ提供し、 4 学校の授業でのIT活用を支援し、 5 授業にITを活用できる教員の育成を目指す。 授業におけるIT活用方法の開発 活用方法の評価と見直し 授業でITを活用できる 教員の育成を目指す IT活用の現状と 教員の意識調査 学校におけるIT 活用の内容・目的の 整理と分類 調査結果を生かし、活用目的を明確にし、 研修及び授業の実践結果をもとに (教員に) 総合教育センターの 研修講座で実践 (児童生徒に) 授業で実践 IT活用指導力向上に寄与できる研修講座と活用冊子 学校で利用できるI T活用方法をまとめ た冊子の作成・提供 教員のIT活用指導 力の向上に関する 研修講座体制の確立

(5)

表3 全体的な割合 校数 1 教材準備などに時間が必要 58 54% 2 コンピュータは難しい・特別な技術が必要 47 44% 3 コンピュータのトラブルに対応できない 45 42% 4 利用できるコンピュータが少ない 44 41% 5 ソフトを購入する予算が無い 40 37% 6 具体的な活用法が浮かばない 33 31% 7 活用事例集がそのまま使えない 27 25% 8 コンピュータが嫌い 11 10% 9 その他 9 8% 項目 授業における活用に関して、「活用してい ない」「活用は少ない」で 67%を占めており、 「授業におけるコンピュータの活用」が少な いことがわかる。 なお、このデータは、全校種ほぼ同程度の 割合であるので、ひとまとめにしたグラフで ある。 質問2:質問1で「活用して いない」「活用は少ない」を 選んだ学校で、その原因にあ てはまるものすべてをお答 えください。 (複数回答) グラフ1 (5)授業でのIT活用と研修に寄与できる活用方法をまとめた冊子及びCD-ROMの発行

各学校での授業・校内研修、総合教育センターの研修講座で、教員のIT活用指導力の向上及びわ かる授業に寄与することを目的とした活用方法の冊子及びCD-ROMを作成し、提供する。 なお、冊子は「授業におけるIT活用事例」とし、内容は授業におけるIT活用にかかわるコンテン ツ(完成教材例・教材作成方法・インターネット上のコンテンツ紹介・IT活用に関する最新各種情 報・IT活用指導力自己評価システム・児童生徒による授業評価システム等)とする。

研究の内容

1)授業におけるコンピュータ活用にかかわる調査から見えてきたこと

川崎市の授業におけるIT活用の現状と教員の意識を把握するために、アンケートを各学校の「情 報教育学校担当者」(教諭)に対して実施した。本調査は、「情報教育学校担当者」から見た校内のコ ンピュータ活用の現状及びコンピュータ活用に関する個人の考えの2点に視点をおいた。 [アンケート回収学校数] 2003.5.21 校種 校数 校種 校数 ① 小学校 103 ④ 高校(定) 5 ② 中学校 49 ⑤ 聾・養護学校 3 ③ 高校(全) 5 合計 165

【校内のコンピュータ活用の現状】

次にその理由を聞いた。 「活用していない」「活用は少ない」理由は、「教材準備などに時間が必要」が 54%で半数以上を占 めており、続いて「コンピュータは難しい・特別な技術(スキル)が必要」が 44%。それに関連して

活用して

いない

2%

活用は

少ない

65%

活用は

多い

33%

質問1:所属校の教科等の授業におけるコンピュータ活用の全体的な現状についてお答えくだ い。もっとも、あてはまるものを一つお答えください。

(6)

0% 20% 40% 60% 80% 100% 系列1 84% 53% 49% 18% 15% 5% 5% 4% 3% 2% 2% 2% 0% 技家 選択 総合 美術 社会 保体 国語 理科 英語 数学 音楽 特活 道徳 0% 20% 40% 60% 80% 100% 系列1 76% 33% 18% 9% 8% 7% 4% 4% 3% 1% 0% 0% 0% 総合 社会 図工 国語 生活 理科 特活 音楽 算数 道徳 英語 家庭 体育 グラフ2 グラフ3 グラフ4 質問4:所属校の教科等の授業におけるコンピュータ活用の頻度についてお答えください。 「コンピュータのトラブルに対応できない」が 42%の順で挙げられている。また、「利用できるコン ピュータが少ない」41%、「ソフトを購入する予算が無い」37%など、機器に関する環境整備の問題も 現状としてある。 さらに「具体的な活用法が浮かばない」が 31%であることも見逃せない。 年間計画に位置付けて活用している教科 年間計画に位置付けて活用している教科 (小学校101校中の割合) (中学校47校中の割合) コンピュータ活用の頻度を「年間計画に位置付けて活用している」という条件を付けると、小学校 では「総合的な学習の時間」が 76%と高く、以下、「社会科」「図工」の順であるが何れも低く、他は 一桁の値である。 中学校においては、「技術・家庭科」が 84%、以下、「選択」「総合的な学習の時間」の順であり、 小学校同様に教科等での活用が少ないことがわかる。

質問3:所属校で、「校務でコンピュータを利用している先生方のおよその人数の割合」と「授 業にコンピュータを活用できる先生方のおよその人数の割合」をお答えください。 コンピュータの利用 4 5 21 38 92 18 41 50 25 19 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 20%未満 20∼ 40∼ 60∼ 80%以上 人数の割合 校 校務 授業 「授業での利用」よ りも圧倒的に「校務で の利用」が多くなって い る 現 状 が 見 え て き た。 次に、コンピュータ をどの授業で活 用して いるかを質問した。 校務・授業利用の人数の割合

(7)

グラフ6 0% 20% 40% 60% 80% 補充学習 問題解決学習 発展学習 調べ学習 グラフ7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% その他 芸術工芸 芸術書道 芸術音楽 芸術美術 道徳 選択教科 体育保健 特別活動 生活科 英語 音楽 技術家庭 美術図工 国語 算数数学 理科 社会 総合的な学習の時間 グラフ5

【コンピュータ活用に関する個人の考え】

「情報活用能力」(87%)をトップに 「興味・関心」(82%)と続き、3 番目 にインターネット、イントラネットの ネットワーク活用において必要な「情 報モラル」(58%)が挙がっている一方 で「創造力」「判断力」「思考力」とい う力の育成にコンピュータが活用でき るという回答が 30%を切っているこ とが注目される。 l 調べ学習の結果を児童生徒は、コピーアンドペーストしただけで終わってしまう可能性がある。 コンピュータの活用の仕方とその目的を教員がしっかり計画することが必要である。 l 調べ学習においてインターネットへの依存が懸念される。 l 実体験の不足が懸念される。 l 授業での活用のための教材づくり研修が必要である。 l 校内 LAN でインターネットが普通教室等でつながっているとよい。 l 回線速度が遅く使えないときがある。 l 十分使用するには、ハード、ソフトともに不足している。 l 情報教育専任の人がほしい。 質問5:どのような授業(学習)にコンピュータが活用できると思いますか。あてはまるものす べてをお答えください。(複数回答) 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他 考え方 思考力 判断力 創造力 コミュニケーション能力 問題解決能力 知識・理解 表現力 情報モラル 興味・関心 情報活用能力 コンピュータの活用ができると思う教 科等を聞いたところ、左図から「総合的 な学習の時間」「社会科」「理科」の順で 挙げられ、その活用内容は「調べ学習」 「発展学習」「問題解決学習」「補充学習」 の順となり、中でも「調べ学習」が8割 近くを占めている。 次に、児童生徒にどのような力の育成 や定着にコンピュータが活用できると思 うかを質問した。 問題解決 学習 質問6:児童生徒のどのような力の育成や定着にコンピュータが活用できると思いますか。 あてはまるものすべてをお答えください。(複数回答) 質問7:授業へのコンピュータの活用について、あなたの考えをお書きください。(自由記述)

(8)

【 考 察 】

これまでのアンケート結果から以下のように考察した。 質問1「所属校の教科等の授業におけるコンピュータ活用の全体的な現状」は、「活用していない」 「活用は少ない」で約三分の二以上(65%)を占めていることから、低いと言わざるを得ない。 次に質問2でその理由を聞いたところ、半数以上(54%)が「教材準備などに時間が必要」になる と答えており、コンピュータ操作技術の習得(44%)より上位を占めている。一から自分で教材を作 成することよりも、すでにある教育用コンテンツをどのように利用するかの視点が必要である。

そのためには、“川崎市教育情報ネットワーク(Kawasakisi Educational Information SystemーNet work , 略称 KEINS-NET(ケインズネット))”(市立学校間イントラネット)をはじめ、ポータルサ イトと呼ばれる各種コンテンツ検索の入口をたよりに、どこにどういうコンテンツがあるかという存 在そのものを理解することが必要である。併せて、そのコンテンツの良さを評価でき、活用する力が 大切になると考える。 また、「コンピュータのトラブルに対応できない」ということからは、児童生徒をコンピュータ室に 連れて行けないという、心理的な壁もその裏にあるように思われる。 一方、質問2は、複数回答であるにもかかわらず、「利用できるコンピュータが少ない」(41%)あ るいは、「ソフトを購入する予算が無い」(37%)などの物理的な面(環境整備)が少ない回答になっ ていることから、今必要とすることは、教員のIT活用の意識の高まりと手軽に短時間で準備ができ ることが重要な要素であると考える。 質問3で「『校務』であるいは、『授業』でコンピュータを利用している先生のおよその人数の割合」 を聞いたところ、「校務」で 80%以上使っているが 92 校、「授業」で 80%以上使っているが 19 校であ ることから、圧倒的に「校務」での利用が多いことがわかる。これまで当センターが行ってきた情報 教 育 関 連 の 研 修 で は 、 I T を 操 作 で き る 教 員 の 育 成 に 重 点 を 置 い て き た 。 Windows の 操 作 、 Word/Excel/PowerPoint/電子メールの利用/Web ページ作成、等々である。「校務での活用」に重点を おいてきた、その結果を反映したものと思われる。 (一部、PowerPoint の研修については「授業」を意識した研修として位置付けた) 平成 14 年度、本市で“操作できる”教員が 94.2%(文部科学省の情報教育に関する実態調査)に なった今、それを 100%にするとともに、“授業で活用できる”教員(「指導できる教員」)の育成の段 階になってきたと言える。 質問4「所属校の教科等の授業におけるコンピュータ活用の頻度」については、平成 12、13 年度の 学習指導要領移行期からITの活用が期待されていた「総合的な学習の時間」が小学校で 76%と高く、 その活用が年間計画に位置付けられている。一方、中学校における専門教科を除き、「選択教科」、「総 合的な学習の時間」等、教育の情報化の過渡期における本市において、授業へのIT活用頻度は高い とは言えない。 質問5「どのような授業(学習)にコンピュータが活用できると思いますか(複数回答)」では、「調 べ学習」が 80%と期待が大きいことがわかるが、「調べ学習」でのIT活用では、その目的を明確に することが大切であると考える。 質問6「児童生徒のどのような力の育成や定着にコンピュータが活用できると思うか」については、 3番目の「情報モラル」であるが、その教材はまだ乏しいと言えよう。このことを踏まえ、教員の情 報モラル向上に関する研修と児童生徒への情報モラル指導のための教材開発が必要である。現在、長 期研修員が「情報モラルの育成を目指した指導資料の作成」というテーマで研究を行っている。また、 今年度、「情報モラル・危機管理」という研修講座を開設した。 一方で、「創造力」「判断力」「思考力」の値が低いことから、児童生徒が自ら考え、判断し、創り上 げていく活動でコンピュータの可能性を見いだせていないことも現状として浮かび上がる。 この調査の目的は、本研究のねらいである「IT活用方法の開発」に生かすことである。そこで考察 から開発に関して配慮すべき事項を次のようにとらえた。

(9)

表現・発表・思考・創造・ コミュニケーション・コラボレーションなど “操作できる教員” “操作できる教員” “指導できる教員” “操作できる教員” “指導できる教員”

【考察から見えてきたIT活用方法の開発で配慮すべき事項】

(1)すぐに利用できるコンテンツ(教材) (2)授業におけるIT活用で利用できるインターネット上のコンテンツの存在の理解と コンテンツの良さを評価でき、活用できる力 (3)教員の授業におけるIT活用の意識の高まり (4)手軽に短時間で準備ができるIT活用方法 (5)教員が校務で日常的に利用しているアプリケーションソフトウェアの活用 (6)情報モラルの指導のための教材 (7)ITを活用するための授業設計 なお、この考察の内容は、前述のⅠ? のIT活用の問題点を裏付けるものとなっている。

2)学校におけるIT活用の内容と目的を視点とした整理・分類

学校におけるIT活用を考えるにあたって、活用の目的と内容を視点とし、次の図のように整理・ 分類を行った。 図2 学校におけるIT活用の内容と目的 上記の整理・分類のように、学校におけるIT活用を「情報教育に活用」「授業に活用」「校務に活 用」「PTA・地域等に活用」の4つに整理した。「情報教育に活用」の内容は、児童生徒の情報活用 能力とコンピュータ操作能力の育成の2つが考えられる。学校教育においてこれらの育成が必要であ るという認識はすでに定着し、小学校では総合的な学習の時間等で、また、中学校・高等学校では情 報とコンピュータに関する学習は必修となり、取組の推進が図られてきたと考えている。そこで、本 研究では学校におけるIT活用のもう一つの内容である「授業に活用」を研究の対象とした。 文部科学省のミレニアム・プロジェクト 「教育の情報化」 実践力・科学的理 解・参画する態度 各教科等 情報とコンピュータ(中学技術・家庭科) 普通教科情報等 (高等学校) 総合的な学習の時間など 学 校 に お け る I T 活 用 情報教育 に活用 情報活用能力 の育成 コンピュータ 操作能力の育成 普通教科での育成 専門教科での育成 専用時間での育成 道具としての利用 を通しての育成 各教科等での 問題解決の道具 確かな学力の向上 指導方法の改善 授業に活用 校務に活用 PTA・地域等 に活用 子どもの 学習の道具 教員の 指導の道具

(10)

「確かな学力」の向上

(基礎学力・学習力) 指導の 一つの道具 学習指導 の充実に 情報 活用能力

(3)IT活用の基本的な考え方

「ITで築く確かな学力 ∼その実現と定着のための視点と方策∼ 平成 14 年8月 28 日 初等中等教育におけるITの活用の推進に関する検討会議報告書3ページより引用」 平成 15 年4月より順次実施される学習指導要領においては、基礎・基本を確実に身に付けさせ、 それを基に、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することを基本的なねらいとしてい る。このねらいの実現のためには、知識や技能だけでなく、学ぶ意欲、思考力、判断力、表現力、 情報活用能力までを含めた「確かな学力」を育むことが重要であり、この「確かな学力」の向上は、 「心の教育」と並び今日の学校教育における大きな課題となっている。 ITは、各教科の授業における指導の充実のために用いられるものであり、今回の学習指導要領 の趣旨を踏まえ、「確かな学力」の向上のために効果を発揮するものでなければならない。 上記の内容は考えていたことと符合しており、IT活用の基本的な考え方に据えた。研究の対象 とIT活用の基本的な考え方をまとめた図を次に示す。 図3 研究の対象とIT活用の基本的な考え方

4)確かな学力とIT活用

文部科学省「学びのすすめ」 文部科学省の「確かな学力の向上のための 2002 アピール『学びのすすめ』平成 14 年1月 17 日」 のなかで「確かな学力」の向上のために、指導にあたっての重点を明らかにした5つの方策を次のよ うに示した。

学習指導要領の基本的なねらい

基礎的・基本的な 内容の習得 自ら学び自ら 考える力の育成 実現のために 「生きる力」の育成 技 能 表 現 関 心 意 欲 態 度 思考力 判断力 確かな学力の向上を図るために

各教科等の指導方法の工夫・改善

少人数 指導 ティーム ティーチング 教員の 努力と工夫

IT(コンピュータ及びネットワーク)の活用

学校へのコンピュータ設置新基準

平成17 年度までに、「すべての教室」 「すべての授業」で活用できる環境を整備 小学校 総合的な学習の時間 中学校 技術・家庭科 「情報とコンピュータ」 高等学校 普通教科「情報」 情報教育に活用 学習指導に活用 教科等の IT活用の基本的な考え方 ITは各教科等の授業における指導の充 実のために用いられるものであり、「確かな 学力」の向上のために効果を発揮するもの でなければならない。 研究の対象 教科等の授業にITを活用する IT活用方法の開発 知 識 理 解

(11)

① きめ細かな指導で、基礎・基本や自ら学び自ら考える力を身に付ける 少人数授業・習熟度別指導など、個に応じたきめ細かな指導の実施を推進し、基礎・基本の 確実な定着や自ら学び自ら考える力の育成を図る ② 発展的な学習で、一人一人の個性等に応じて子どもの力をより伸ばす 学習指導要領は最低基準であり、理解の進んでいる子どもは発展的な学習で力をより伸ばす ③ 学ぶことの楽しさを体験させ、学習意欲を高める 総合的な学習の時間などを通じ、子どもたちが学ぶ楽しさを実感できる学校づくりを進め、 将来、子どもたちが新たな課題に創造的に取り組む力と意欲を身に付ける ④ 学びの機会を充実し、学ぶ習慣を身に付ける 放課後の時間などを活用した補充的な学習や朝の読書などを推奨・支援するとともに、適切 な宿題や課題など家庭における学習の充実を図ることにより、子どもたちが学ぶ習慣を身に 付ける ⑤ 確かな学力の向上のための特色ある学校づくりを推進する 学力向上フロンティア事業などにより、確かな学力の向上のための特色ある学校づくりを推 進し、その成果を適切に評価する 文部科学省「ITで築く確かな学力 ∼その実現と定着のための視点と方策∼」 また、同省の「ITで築く確かな学力 ∼その実現と定着のための視点と方策∼ 平成 14 年8月 28 日」初等中等教育におけるITの活用の推進に関する検討会議報告書のなかでも前述の「学びのす すめ」に対応する形で、「確かな学力」の向上を図る観点から、ITはいかなる教育効果を発揮し得る かについて次の7点を挙げている。 ① 基礎・基本の確実な習得 ○抽象的な概念や思考過程を視覚的に示すことにより、イメージを抱かせる授業を実現し、子 どものつまずきを克服する ○一人一人の理解度等に応じた双方向的できめ細かなプログラムにより、基礎・基本の確実な 定着を実現する ○データ分析など時間のかかる作業を簡単かつ効率的に行うことにより、結果に基づいて子ど もに考察させる授業を実現する ② 子ども一人一人の力の伸長 ○一人一人の個性や能力等に応じたプログラムやインターネットの活用により、個に応じた主 体的、多様な学習を実現する ○遠くにいる様々な専門家と連携・協力による指導を通じ、魅力ある発展的な学習を実現する ③ 学ぶ楽しさの実現と自ら学ぶ意欲の向上 ○実際に目にし難い内容を実物のように示すことにより、動きのある授業を実現し、学ぶ意欲 を引き出す ○生きた豊富な情報を活用することにより、受け身にならず、学ぶ楽しさを実感できる主体的 な学習を実現する ④ 思考力、判断力、表現力の育成 ○相手や目的に応じた多様な表現手段を用い、論理的な思考力や実践的な表現力を高める ○学級や学校の枠を越えた共有・交流を通じ、他と学びあいながら、多様なものの考え方を知 り、自らの考察を高める ⑤ 学び方、問題解決能力の育成 ○ITの適切な活用を通じ、情報を適切に活用するために必要な理論や方法を身に付け、情報 を主体的に選択・活用・発信できる力を身に付ける

(12)

読み・ 書き・ 計算 ⑥ 創意工夫を生かした質の高い授業づくり ○子どもの興味・関心などを引き出し、学習理解を深める魅力的な教材づくりにより、創意工 夫を生かした授業を実現する ○学校の枠を越えた教員間のコミュニケーション、情報の共有を通じ、教員間の連携を深め、 よりよい授業づくりのヒントを得、より質の高い授業を実現する ○蓄積・共有された教材を効率的に活用でき、魅力ある授業を実現するとともに、子どもと触 れ合う時間を確保する ⑦ 障害のある子どもの障害に基づく種々の困難の改善・克服と、社会とのコミュニケーションの 拡大 この7項目は、授業におけるIT活用の道筋を示したものであり、本研究でIT活用方法を開発す る上での具体的な指針とした。 学力については、平成 14 年度川崎市総合教育センター教育課程編成研究会議「教科における基礎学 力の育成を目指して」の研究報告書の中で「生きる力と学力の構造」として、次のように示された。 図4 生きる力と学力の構造(平成 14 年度川崎市総合教育センター教育課程編成研究会議報告書より) 同報告書では、「教科における基礎学力」を「知識を獲得する力」と、そこから「獲得される知」 と考え、「知識を獲得する力(資質・能力)」として関心・意欲・態度、思考力・判断力、技能・表現 力、「獲得される知」として知識・理解・技能を考えた。「獲得される知」は、知識・理解・技能の獲 得を最終目的とするのではなく、その知識・理解・技能が次の学習に生かされていく、また、新たな 発見を生み出していくというように、変化していくものと考えた。また、「知識を獲得する力」と、そ こから「獲得される知」を意識的に分けているが、教科における基礎学力はこれらの相互関係のなか にあると考えた。 本研究では、「確かな学力」について次のように考察した。 「確かな学力」は生きる力を「知」の側面から見たものである。また「学力」に “確かな”という修飾語が付いた「確かな学力」は、上記報告書の学力と異なるも のではなく、児童生徒に生きて働く力を身に付けさせることが重要であるという強 い意志が込められたものである。 そこで、図4にある「教科における基礎学力」をより確かなものにするために各教科等では、指導 方法の工夫・改善が行われている。その一つの手立てとしてIT活用を考えていく。 思いやり・感動・豊 かな人間性 生きるための 健康や体力 自ら課題を見つけ・ 学び・考え・判断・ 行動し、問題を解決 する資質や能力 生 き る 力 知識を獲得する力 (資質・能力) 獲得される知 関心・意欲・態度 思考力・判断力 技能・表現力 知識・理解・技能 教科における 基礎学力 生 活 基 盤 学習態度 根気強さ・協調性・かか わる態度・学習習慣 など 基本的生活習慣 時間を守る・整理整頓 あいさつ・落ち着き など 学習力 学 習 基 盤

(13)

(5)授業と研修に利用できるIT活用方法をまとめた冊子及びCD-ROMの発行

川崎市総合教育センターでは、これまで情報教育関係の研究の内容をまとめ、次のような冊子を発 行してきた。平成 12 年3月発行の『情報発信のすすめ』からすでに3年が経過し、その間にも教育の 情報化が急速に進んでいる。このような状況に対応するためにも本研究のまとめを「授業におけるI T活用事例」として発行し、学校での授業・校内研修会及び総合教育センターの研修講座に役立てた いと考えている。 ① コンピュータの教育利用に関する共同研究(総合教育センターと研究校による) ② 川崎市教育情報ネットワーク実践事例集・情報発信のすすめ 第 1 次共同研究 昭和 62 年度∼平成 2 年度 第2次共同研究 平成3年度∼平成6年度 第3次共同研究 平成7年度∼平成 10 年度 実践資料集 平成 11 年3月発行 情報発信のすすめ 平成 12 年3月発行 実践事例集 平成 10 年3月発行

(14)

(6)授業におけるIT活用方法の開発

開発にあたっての基本方針 授業におけるIT活用の現状と教員の意識調査の結果から、IT活用方法の開発に関して配慮すべ き点が浮かび上がってきた。これを考慮して、開発にあたっての基本方針を次のように決定した。 ア 手軽に短時間で準備ができる活用方法であること イ 教員が日常的に利用しているアプリケーションソフトウェア(例.Word・一太郎・Excel・ブ ラウザなど)を使った活用方法であること ウ そのままで授業に活用できる完成教材と教員が自ら準備ができる教材作成方法の2つの形態 で開発すること エ IT活用の推進及び活用方法の共有化の視点にたち、Webで運用できること

(7)開発した「授業におけるIT活用方法」

この研究で開発したIT活用方法(IT活用事例集)は次のようである。また、次頁より開発した 8つのIT活用事例の概要を示す。なお、文中にでてくる“川崎市教育情報ネットワーク(Kawasakisi Educational Information System-Network , 略称 KEINS-NET(ケインズネット))”は、川崎市立学 校間のイントラネットのことである。

(15)

計画 授業設計

タイトル

コンピュータ初心者の先生方が気軽にITを授業で活用するために 電子学習指導案と電子ワークシートをつくろう

概 要

【気軽にITを授業で活用するための手順】 【慣れてきたら】 学校のサーバに共有フォルダを作ると、指導案の共有化もでき、電子学習指 導案として威力発揮 (研究会 Web ページを利用すると KEINS-NET で共有化できる)

使用

ソフトウエア

作成時:Microsoft Word

使用時:Microsoft Word・ブラウザ(Internet Explorer、他)・ Windows Media Player

*本 CD-ROM 内(「活用資料」フォルダ)に所収:学習指導案・ワークシート等 → IT 利用の視点・効果 インターネット上より、校種、学年、 教科にあったものの中から使えそう なものを

探す

→ 岡山県情報教育センター 教育画像素材集 (インターネット) 関連 活用事例1 関連 活用事例2 最初は見せるだけでも効果があり、 とにかく授業に取り込んで

利 用 す

授業設計

電子学習指導案

→ 学習指導案作成 (学習指導要領) (Word 画面) 教育情報ナショナルセンター 教育用コンテンツ検索 先生 → 研修/研究 (インターネット) 授業の効果を高める補助教材

電子ワークシート

→ 作成のポイント (Word 画面) 作成方法は活用事例3 授業を

評価する

→ 関連 授業評価 → プロジェクタの利用 IT 活用指導力を

評価する

→ 関連 IT 活用指導力評価 児童生徒に対して今回の授業で何を したいか

決める

(16)

実施 活用事例1

タイトル

Web上のディジタルコンテンツを利用しよう

概 要

【活用のポイント】 (1) Web 上のディジタルコンテンツ(電子化された動画・静止画・音声等)を、 授業の導入・展開・まとめ等で利用できる (2) 教員も児童生徒も、簡単操作で再生、巻き戻し、早送り、一時停止が自由 自在にでき、一斉指導、調べ学習、発表等の学習場面で利用できる (3) 動画の Web ページを作成して授業で利用できる 【ディジタルコンテンツの所在】 KEINS-NET インターネット 見る 1 約 10,000 点の画像素材 2 動画 (1) こんな描き方もあるよ ! CD-ROM 所収(14本) (2) おもしろ実験(26本) (3) 川崎の職人( 14本) (4) 自然教室へ行こう (24本) CD-ROM 所収 1 川崎市総合教育センター作成 2 出典:IPA「教育用画像素材集サイト」 3 岡山県情報教育センター 4 Web コンテンツの 岡山県情報教育センター 作る 動画ページの作り方 (上記のディジタルコンテンツからデータを探す) 音声の入れ方

HTML へ Windows Media Player(WMP)の組込例

作成例:器械運動→とび箱運動→屈身(くっしん)とび

使用

ソフトウェア

作成時:ホームページ・ビルダー

(17)

実施 活用事例2

タイトル

Web上の学習ソフトを利用しよう

概 要

【活用のポイント】 (1) Web 上の学習ソフト(フリーソフト等)を使って 〇教員や児童生徒による問題作成 〇学習内容の理解と定着 〇学習履歴をもとに、児童生徒による自己評価 【教材の種類】 (1)株式会社東大英数理教室のiPC教育シリーズ(幼児教育∼大人まで利用 可能)(KEINS-NET) (2) Excel のマクロによる「漢字テスト」 (3) Excel のマクロによる「計算問題」 【問題・資料作成】 Web 上のソフト 見る 1 iPC教育シリーズ をクリックする (KEINS-NET) 2 漢字テスト(Excel) リンクをクリックすると、新しいウィンドウに Excel ファ イルが開きます。このファイルにはマクロが含まれています。 メッセージが表示されたら、マクロを有効にする設定を選 択してください。(Excel のマクロセキュリティの設定が「中」 である必要があります。) 開発者のページ(配付許可済) 教師のための ExcelVBA 開発室 3 計算問題(Excel 問題用紙) 開発者のページ(配付許可済)100 マス計算 足し算、引き算、かけ算、わり算1、 わり算2、わり算3、わり算4 作る 1 漢字テスト a 漢字テストの加工編集方法 b 漢字テストの印刷 【学習で使えるフリーソフトの展開(解凍)方法】 「ダウンロードの方法」

使用

ソフトウェア

作成時:Microsoft Excel・ファイル展開(解凍)ソフト

(18)

実施 活用事例3

タイトル

教員の指導の道具・児童生徒の学習の道具として利用しよう

ワープロ(Word)のハイパーリンク機能

概 要

使用

ソフトウェア

【活用のポイント】 (1) いつも使っている Word を利用する (2) Word のハイパーリンク機能を利用する (3) Web からも利用できる 【Word のハイパーリンク機能】 ハイパーリンクとは、Word 文書中の文字またはオブジェクト(図や写真 等)をクリックすると次のような動作を行う機能である。 (1) 同一文書の指定箇所(見出し・ブックマーク)に移動する (2) 他の文書の指定箇所(見出し・ブックマーク)に移動する (3) 指定した Web ページを表示する (4) 指定したファイル(静止画・動画等)を表示する 【活用例】 * をクリックすると同一ウィンドウに Word 文書が開きます。 【ハイパーリンク作成方法】 *詳細は「ハイパーリンク作成方法」をご参照ください。 作成時:Microsoft Word・Excel・PowerPoint 使用時:Microsoft Word・Excel・PowerPoint・

ブラウザ(Internet Explorer、他)・Windows Media Player・ Adobe Acrobat Reader または Adobe Reader 6.0

Wordのハイパーリンク機能 提示・発表・レポート ド リ ル 教 員 教 材 提 示 の 道 具 計算ドリル 児童生徒 発 表 の 道 具

(19)

実施 活用事例4

タイトル

リンク集の利用と自作リンク集作り

概 要

【活用のポイント】 (1) 授業ですぐに使えるポータルサイト(案内口)やリンク集を利用すること により、わかる授業をめざす (2) 授業の展開にあわせた自作のリンク集を作成して、児童生徒の学習内容の 理解を深める 【役立つポータルサイト・学習リンク集の紹介】 (1) NICER(教育情報ナショナルセンター)や KEINS-NET の学習リンク集 (2) 授業に役立つ学習リンク集(他の Web ページ) (3) 検索の種類 1 全文検索型(キーワード)検索 2 ディレクトリ型(カテゴリー)検索 【活 用 例】 主な検索ページと学習リンク集 ポータルサイト 学習リンク集 検索(全文+ディレクトリ) (インターネット) 見る ・KEINS-NET 特選 リンク集 ・インターネット 教育情報ナショナルセンター ・YAHOO! JAPAN ・検索&リンク ・YAHOO! きっず ・キッズgoo 作る 1 学習リンク集の作成方法(ホームページ・ビルダーの例) (1)ホームページ・ビルダー (2)ワープロソフトへの貼り付け 2 HTML で保存 使用 ソフトウェア 作成時:ホームページ・ビルダー 使用時:ブラウザ(Internet Explorer、他)

(20)

実施 活用事例5

タイトル

提示教材(PowerPoint)をWebで利用しよう

概 要

【活用のポイント】 PowerPointで作成したスライドを見るためには、コンピュータに PowerPoint がセットアップされていないとできない。そこで、PowerPoint が完成して、保 存するときに PowerPoint の形式の他に Web ページとして保存する。 (ファイル → Web ページとして保存) そのことによって他のコンピュータに高価な PowerPoint が入っていなくて も、Internet Explorer などのブラウザがあれば、プレゼンテーションの内容 を提示することができる。

<例> 【Web ページとして保存する】 (1)[ファイル]メニューから[Web ページとして保存]を選択する。 (2)[名前を付けて保存]ダイアログが表示されるので、適当にファイル名を つけて保存する。 *ただし、保存した Web ページは、単一のファイルではなく、一つの HTML ファイルが集合したフォルダで保存されている。したがって、他のメディ アに保存するときは、ファイルとフォルダごとコピーする必要がある。ま た、Web ページで保存したプレゼンテーションの内容は、PowerPoint で再 び開いて再編集できる。 *PowerPoint のうち、スライドショーの機能部分のみを含んだアプリケーシ ョンが提供されています。詳細は以下の URL を参照。(インターネット) http:/www.microsoft.com/japan/office/ork/appndx/appa13.asp

使用

ソフトウェア

作成時:Microsoft PowerPoint97/2000/2002 使用時:ブラウザ(Internet Explorer、他) PowerPoint のファイルは こちらから Web ページとして保存した ファイルはこちらから

(21)

実施 活用事例6

タイトル

eラーニング教材を作ろう

「ホームページ・ビルダー」や「Web 問題作成ツール」を使って

概 要

【活用のポイント】 (1) 教員や児童生徒が問題を作成できる (2) メモ帳や Excel(ひな型)で問題作成ができる (3) 学習内容の理解の定着に利用することができる (4) 採点機能により、児童生徒が自己評価できる 【教材の種類】 (1) ソフトや Web で教材を作成することができる (2) 選択(単数・複数)・記述・穴埋め・択一・〇×等の問題を作成する ことができる 【問題閲覧・作成】 選択・記述・穴埋め・〇×問題等 見る 1 ホームページ・ビルダーを使用 (1) 選択問題 (2) 記述問題 (3) 穴埋め問題 e ラーニング教材例 2 「Web 問題作成ツール」を使用(配付許可済)(インターネット) http://www.iwaiーh.ed.jp/ irie/javascript/webquiz/ (1) N択問題 (2) ○×問題 (3) 一問一答問題 (4) 穴埋めと選択問題が混在 (5) WEB Quiz 作成 作る 1 問題を作る (ホームページ・ビルダー7 + エクステンションで HTML 化) (1) 問題の作成方法 (2) [Excel]の例 (3) 完成 2 「Web 問題作成ツール」の使い方(インターネット)

使用

ソフトウェア

作成時:ホームページ・ビルダー7+エクステンション・Microsoft Excel・ Web 問題作成ツール(インターネット上の Web)・ メモ帳等のエディタ 使用時:ブラウザ(Internet Explorer、他)

(22)

評価 IT活用指導力評価

タイトル

短時間でチェックできるIT活用指導力自己評価票

概 要

【IT 活用指導力(授業で IT を活用する力)自己評価票活用のポイント】 (1) 教員が IT を活用した指導力のレベルがチェックできる (2) 教科指導における IT 活用の得意不得意の程度を客観的に認識できる (3) 教員が授業を実施した後、簡単に自己評価できる (4) 川崎独自の評価項目を設定している 【IT 活用指導力評価項目について】 教員の IT 活用指導力を評価するために、下記の5項目を設定した。 A 基本的な操作能力 B 授業活用能力 → 開発した自己評価システム C 情報教育の基本能力 D 校務の情報化能力 E 情報モラル・危機管理能力 【評価項目を試作するにあたって参考にした研究】 平成 14 年度文部科学省委託事業 JAPET 社団法人日本教育工学振興会 → 委託委嘱事業 → 「IT を用いて指導できる」基準の作成のための調査研究 → 報告書 ・リンクをクリックすると、新しいウィンドウに PDF ファイルが開きます。 第1章 調査研究の主題と概要 第2章 評価項目の概要 第3章 評価表 共通事項 評価表 小学校編 評価表 中・高等学校編

使用

ソフトウェア

Microsoft Excel・Adobe Acrobat Reader または Adobe Reader 6.0

リンクをクリックすると、新しい ウィンドウに Excel ファイルが開き ます。このファイルにはマクロが含 まれています。 メッセージが表示されたら、マク ロ を 有 効 に す る 設 定 を 選 択 し て ください。(Excel のマクロセキュ リティの設定が「中」である必要 があります。)

(23)

評価 授業評価

タイトル

児童生徒による授業評価システム(アンケート形式)

概 要

【授業評価システム活用のポイント】 (1) 児童生徒がその授業をどのように感じたかを評価できる (評価の3つの視点 興味・関心、コミュニケーション、フイット感) (2) 児童生徒はコンピュータからアンケート形式で短時間で入力できる (3) 教員は授業後に短時間で授業評価の結果(クラス一覧・個別結果等) のグラフを見ることができる (4) 児童生徒の入力から教員の結果処理が短時間で行えることから評価を 次の授業に生かすことができる 【授業評価の項目について】 評価の項目は、平成6年度川崎市総合教育センターコンピュータ教育利用 研究会議が因子分析によって、抽出した18 個の設問を利用した。 この 18 個の設問は、次の3つの視点に分類されており、その授業の約 44%が説明できるとされている。 1 興味・関心的項目 6問 (児童生徒がその授業にどれだけ興味・関心をもったか) 2 コミュニケーション項目 8問 (児童生徒同士・児童生徒と教員のコミュニケーションが どれだけあったか) 3 授業へのフィット感項目 4問 (児童生徒がその授業にフィットしていたかをどれだけ感じたか) 【本システムの構成と利用時の設定】 1 授業評価システムの構成 ・児童生徒用(Microsoft Access) 児童生徒用コンピュータに設置 ・教員用(Microsoft Access・Microsoft Excel)

教員用コンピュータに設置 2 利用するときの設定方法

詳細は「授業評価システムのインストールの方法」をご参照ください。

使用

(24)

(8)IT活用事例を使った夏期研修講座の結果

① 実施した夏期研修講座 「授業でのIT活用の支援」と「教員のIT活用指導力の向上」を目的として、本研究で開発した 活用事例を次の2つの研修講座で実施した。 夏期研修講座名 趣 旨 研 修 内 容 期間 参加 人数 家庭、技術・家庭科教育 授業でのIT活用の支援 確かな学力の向上にむけた授業改善 Webページを生かす教材リンク集づくり ∼教科における基礎学力の育成を図る 授業モデルプラン∼ 1日 22 名 コンピュータ授業利用 教員のIT活用指導力の向上 授業でITを活用できる教員の育成 情報源紹介 (リンク集・検索・教育素材集・実践紹介) 2日 26 名 ② 研修アンケートから 研修に参加し、実際にIT活用事例を使った教員へのアンケートからは、次のような意見が寄せ られた。 ア 「家庭、技術・家庭科教育」研修講座(22 名) ・活用事例(CD-ROM)全体について(参考になった・参考にならなかった) ・主な意見 イ 「コンピュータ授業利用」研修講座(26 名) ・ 活用事例(CD-ROM)の各事例について(参考になった・参考にならなかった) ・主な意見 ・短時間で簡単にできるところがよい ・良くできている、利用していきたい ・このCD−ROMは、教員 1 人が 1 枚持つべきである ・このIT活用事例(CD−ROM)を学校で紹介したい ・私には無理と思っていましたが、ほんのわずかな光が見えました ・リンク集の作り方がわかった、難しく考えなくてもよいと思った ・今の段階では実践のなかでどのように活用できるかイメージできない 人 ・学校でさっそく使ってみようと思います ・具体的に授業で使うことのできる事例がたくさんあり、参考になりました ・授業に生かせる内容がわかりやすくまとめられ、2学期からの授業に活用していきたい ・意識が高まり活用してみようという気持ちになりました ・内容が盛りだくさんで頭が混乱しています ・一つ一つの事例をもう少しゆっくりと説明してほしかったです 88 12 92 8 96 4 96 4 100 0 88 12 87 13 74 26 0 20 40 60 80 100 1授業設計 3Webソフト 5リンク集 7eラーニング

大変参考

あまり

1授業設計 2Web コンテンツ 3Webソフト 4ハイパー リンク 5リンク集 6提示教材 7eラー ニング 8IT活用 指導力評価 % 95 5 0 20 40 60 80 100 大変参考 あまり % 参考になった 参考にならなかった □ 参考になった ■ 参考にならなかった

(25)

講師として 学校のリーダーとして

(9)IT活用指導力の向上を目指した研修体制

① 今年度(平成 15 年度)に実施した情報教育関連研修 情報教育関連の研修講座の企画にあたっては、研修後の受講者アンケートや情報教育の動向等を考 慮し、「教員のIT操作技術の向上」「わかる授業を目指した授業におけるIT活用」「学校・研究会W ebページの 100%立ち上げ」を基本方針として、次のような具体的な考え方で研修講座を計画・実 施してきた。 ア 希望が多い Word と Excel 操作の研修講座を継続する イ 授業にITを活用できる教員を増やす研修講座を充実する ウ 教科教育(家庭、技術・家庭科)の研修講座と連携し、授業におけるIT活用を推進する エ ネットワーク活用に伴った情報モラル・危機管理の研修講座を充実する オ 学校・研究会Webページ立ち上げ 100%を目指した研修講座を強化する カ リーダー養成のための情報教育指導者認定研修を充実する キ 教員の要請に対応した出前研修を強化する 研修講座名 内 容 日数・人数 ワード入門・応用 Word の操作及び例文の作成 2 日・240 名 エクセル入門・応用 Excel の操作及び事例作成 2 日・240 名 プレゼンテーション入門 Power Point の基本操作 2 日・ 74 名 ディジタル画像入門 画像の取込・編集・ディジタルカメラ操作 1 日・ 74 名 コンピュータ授業利用 授業におけるIT活用方法 (新規) 2 日・ 32 名 家庭、技術・家庭科教育 教科における基礎学力育成にむけたIT活用(新規) 1 日・ 30 名 Webページ作成 学校・研究会のWebページ作成・更新 3 日・ 64 名 情報モラル・危機管理 著作権及び情報モラル・危機管理 (新規) 1 日・ 32 名 情報教育指導者認定 ID取得・Webページ維持管理 2 日・ 32 名 出 前 研 修 各種アプリケーションソフトウェア操作・映像編集等 随 時 表4 平成 15 年度情報教育関連研修 ② 教員のIT活用指導力の向上にむけた研修体制 来年度(平成 16 年度)の研修講座については、本研究の対象である「教員のIT活用指導力の向上」 を大きな柱として位置付け、次のような研修体制を考えている。 図5 教員のIT活用指導力の向上を柱とした研修体制 総合教育センターが実施する研修講座 情報教育指導者認定者 情報教育指導者認定研修 一般申込研修 校内研修 出前研修 一般の教職員

研修教材

授業における IT活用方法 の開発

(26)

(10)IT活用指導力と自己評価票の提案

① 教員のIT活用指導力 本研究では、教員のIT活用指導力をその内容から「基本的な操作能力」「授業活用能力」「情報教 育の基本能力」「校務の情報化能力」「情報モラル・危機管理能力」の5つに分類した。なお、「情報モラ ル・危機管理能力」はすべての能力にかかわると判断し、他の4つの能力の中に分散して配置した。 図6 教員のIT活用指導力の分類 ② IT活用指導力自己評価票の提案 教員のIT活用指導力の向上を考える上で必要なものが「何がどのようになったら向上したか」 といった基準である。そこで本研究では「 平成 14 年度文部科学省委託事業 日本教育工学振興会『I Tを用いて指導できる』基準の作成のための調査研究報告書 平成 15 年3月」を参考にし、上記①の IT活用指導力の分類と関連させ、独自に「IT活用指導力自己評価票」を作成した。この自己評価 票を教員が記入することで、現在の自己のIT活用指導力の把握と次の目標が明確になると考えた。 能力 コード 評 価 項 目 段 階 A-1 A-2 A-3 ・ ・ ・ コンピュータ、ソフトウェア及びネットワーク の基本的な操作に関する能力 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 ・ ・ ・ B-1 B-2 B-3 ・ ・ ・ 授業における IT 活用に関する能力 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 ・ ・ ・ C-1 C-2 C-3 ・ ・ ・ 情報教育に関する基本的な能力 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 ・ ・ ・ 教 員 の I T 活 用 指 導 力 D-1 D-2 D-3 ・ ・ 校務における IT 活用に関する能力 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 ・ ・ 表5 教員のIT活用指導力自己評価票の概要 教科等の授業でITの効果的な活用方法を 検討し、授業設計や学習指導に生かす力 情報教育に関する基本的な知識・技能 校務でITを活用する力 コンピュータ・ソフトウェアの基本操作 教員の IT活用指導力 基本的な操作能力 授業活用能力 情報教育の基本能力 校務の情報化能力 D 校 務 の 情 報 化 能 力 A基本的な操作能力 B授業活用能力 C 情 報 教 育 の 基 本 能 力 情報モラル・ 危機管理能力 E 情 報 モ ラ ル ・危 機 管 理 能 力

(27)

③ 作成した「教員のIT活用指導力自己評価票」 教員が手軽に短時間で自己評価ができるように各能力の評価項目を 10 個に絞り込んで、次のような 「IT活用指導力自己評価票」を作成した。また、評価の段階は5段階(数値が大きいほど達成された と判断する)とした。 能力 コ ー ド A-1 評 価 項 目 段 階 A-2 A-3 A-4 A-5 A-6 A-7 A-8 A-9 A-10 ファイル管理(ファイルのコピー・移動・削除・フォルダの作成)ができる。 ワープロソフトで文書処理(文字入力、文書作成、印刷、保存)ができる。 表計算ソフトを使って、集計処理(計算式を使った集計)ができる。 データベースソフトを使ってデータ処理(検索用のインデックスを付け、データを検索・分類できるデータベース の作成)ができる。 インターネットにアクセスして必要な情報を検索し、利用することができる。 教育用ソフトを使用してコンピュータを活用した授業等ができる。 プレゼンテーションソフトとプロジェクタを使って、文字や画像情報により概要説明ができる。 プロジェクタによってコンピュータ画面上のネットワーク提供型コンテンツや電子教材などを提示しながら授業 等ができる。 KEINS-NET の電子メールにおいて、添付ファイルを含む受信・送信ができる。(川崎)(モラル) 学校・研究会(部会)などのWebページの作成・変更ができる。(川崎) 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 B-1 B-2 B-3 B-4 B-5 B-6 B-7 B-8 B-9 B-10 授業でITを使った学習指導案を計画することができる。 自分の授業でITの効果的な活用が可能な単元や題材を挙げることができる。 自校のコンピュータシステム環境を理解し、活用することができる。 授業を行う際にKEINS-NET(メール・掲示板・リンク集)を活用できる。(川崎) 授業で活用する素材や資料を加工することができる。 学習を評価するために必要な情報機器及びその特徴を活かした活用例を挙げることができる。 わかりやすく提示するための機器の利用及びプレゼンテーションソフトを活用できる。 授業で使用する学習用ソフトウエアを活用することができる。 授業を行う際に、他機関から提供されているコンテンツを使うことができる。 児童生徒が情報の収集・発信をするときに、情報モラルの指導ができる。(モラル) 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 C-1 C-2 C-3 C-4 C-5 C-6 C-7 C-8 C-9 C-10 情報教育の3つの目標(「情報活用の実践力」「情報の科学的理解」「情報社会に参画する態度」)を挙げることがで きる。 情報教育の実践と学校の情報化 ∼新「情報教育に関する手引」∼(平成14年6月文部科学省)の内容を理解し ている。 教育の情報化は、情報教育、各教科等の学習指導における情報手段の活用、校務の情報化から構成され、すべての 教員が担うべきことであることを説明できる。 学校段階ごとの情報教育の体系について説明できる。 ネットワークから得られた情報の信頼性、信憑性を理解し、そのことを説明できる。 川崎市総合教育センター及び公的機関が実施する情報教育関連の研修を受講し(または、同程度の理解をしている) 授業の中で活用している。(川崎) 情報教育指導者認定研修を受講し校内研修を実施している。(川崎) コンピュータウイルス感染に関する予防と対応ができる。(川崎) KEINS-NET を利用するときに必要なルールを理解している。(川崎) コンピュータ及びネットワークを利用する上において個人情報や著作権、また、健康への影響の配慮の仕方につい て説明できる。(モラル) 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 教 員 の I T 活 用 指 導 力 D-1 D-2 D-3 D-4 D-5 D-6 D-7 D-8 D-9 D-10 校務文書や資料の作成にワープロソフトや表計算ソフトを活用でき、利点について説明できる。 校内での様々な活動をディジタルカメラを活用して記録及び発信でき、その利点について説明できる。 行事等の計画・立案のために事例や資料をインターネットを活用して収集し、利用することができる。 学級経営や成績処理、進路指導等のために、表計算ソフトを活用し、その利点を説明できる。 校務に必要な資料をKEINS-NETの電子メールで受信・送信ができ、その利点について説明できる。(川崎) 校務で学校のWebページを活用している。(川崎) 各種のデータをサーバに保存し、活用する際の利点と留意点について説明できる。(モラル) 個人情報や著作権にかかわる各種データを取り扱う際の留意点を説明できる。(モラル) 保護者や地域の人たちとの連携促進のためにITを活用し、その利点について説明できる。 校内を情報化する利点について説明することができる。 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 5-4-3-2-1 表6 IT活用指導力自己評価票 D校務の情報化能力 A基本的な操作能力 B授業活用能力 C情報教育の基本能力 E 情 報 モ ラ ル ・ 危 機 管 理 能 力

(28)

④ IT活用指導力自己評価システム(Microsoft Excel 版)の開発 本研究で作成した前頁③のIT活用指導力自己評価項目を、教員が自分で評価できるシステム(図 7参照)を開発した。Microsoft Excel の画面で、入力欄に評価段階の1から5の数字を入力するこ とで、対応したグラフ(レーダーチャート)が作成される。また、IT活用指導力自己評価票及びグ ラフを印刷することができる。 図7 IT活用指導力自己評価システム画面

参照

関連したドキュメント

200 インチのハイビジョンシステムを備えたハ イビジョン映像シアターやイベントホール,会 議室など用途に合わせて様々に活用できる施設

 方針

特定非営利活動法人

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア

(今後の展望 1) 苦情解決の仕組みの活用.

2011年(平成23年)4月 三遊亭 円丈に入門 2012年(平成24年)4月 前座となる 前座名「わん丈」.

「AI 活用データサイエンス実践演習」 「AI

報  告  事  項 内             容.