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平成20年度 国民健康保険料関係予想質問

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Academic year: 2021

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この回答集は、昨年度までに加入者の皆さまから寄せられた「ご質問」をもとに、平成 29 年度の国民 健康保険事業の予定にあわせ「一般的なご質問」と、これらに対する「回答」として作成しました。 なお、個別の皆さまの保険料金額のお問合せは、お住まいの区役所保険係へご照会ください。 保険料額・率 Q1 保険料は、どのように計算されているのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 Q2 医療分(基礎賦課額)とは何ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 Q3 支援分(後期高齢者支援金等賦課額)とは何ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 Q4 介護分(介護納付金)とは何ですか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 Q5 自分の収入は「昨年と一昨年で変わらない(又は減った)」のですが急に保険料が上がりまし たが?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 Q6 保険料率が増減したのはなぜですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 子どもがいる世帯の保険料減免 Q7 子どもがいる世帯の保険料減免とは何ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 Q8 子どもがいる世帯の保険料減免の対象者を具体的に教えて下さい。・・・・・・・・・・・・・ 6 Q9 子どもがいる世帯の保険料減免の対象とならないのは、どのような場合ですか。・・・・・・・ 6 医療費等 Q10 医療費はどのように見込んでいますか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 Q11 近年の医療費の動向・推移はどうなっているのですか? ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 保険料額の支払い Q12 なぜ世帯主が納付義務者なのですか? なぜ保険料の算定は世帯単位で計算するのですか? 7 Q13 医療機関で受診する回数が少ない人は、保険料を安くすることはできませんか?・・・・・ 7 Q14 私は後期高齢者ではないので「支援分」を支払う必要がないと思うのですが?・・・・・・ 8 Q15 私や家族は介護サービスを受けておらず、将来も受けるつもりが無いので、「介護分」を支 払いたくないのですが?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

平成29年度 国民健康保険料額決定通知書送付に伴う

「加入者の皆さまからのご質問」への「回答」

ページ

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Q16 特定健診は受けないので、その分の保険料を安くして欲しいのですが?・・・・・・・・・ 8 Q17 保険料額決定通知書が届いてから納期限の6月 30 日までは期限が短すぎると思います が? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 Q18 税金のように、来年の3月期分までの納付書をまとめて同封した方が、コスト削減になるの ではないでしょうか? また、一括納付書も同封してはどうでしょうか?・・・・・・・・・ 9 最高限度額 Q19 最高限度額(賦課限度額)とは何ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 国民健康保険事業の財政状況と対策 Q20 国民健康保険の財政状況はどうなっているのですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 Q21 保険料を支払わない人の分まで、支払わされているということですか?・・・・・・・・・・ 10 Q22 保険料を支払わない滞納者がいると聞きましたが、未納対策はどうしているのですか?・・ 10 特別徴収 Q23 特別徴収とは何ですか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 Q24 特別徴収されると保険料は変わりますか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 Q25 特別徴収の対象となるのはどのような場合ですか。・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 Q26 特別徴収はいつから始まりますか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 Q27 現在、仮徴収されている人の 10 月以降の保険料はどうなりますか。・・・・・・・・・ 11

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保険料額・率

横浜市国民健康保険の保険料は、加入者ごとに下記の各保険料を計算し、合算したものが世帯全体の保 険料となります。 ○ 医療分保険料 加入されている方の「医療費」の一部に充当するため徴収します。 ○ 支援分保険料 「後期高齢者支援金」として拠出(納付)するため徴収します。 ○ 介護分保険料 「介護納付金」として拠出(納付)するため徴収します。ただし、計算の対象となるのは 40 歳以 上 65 歳未満の方のみとなります。

Q1 保険料は、どのように計算されているのでしょうか?

基準総所得金額(★) = 総所得金額等 - 市民税の基礎控除額(33万円)

地方税法第314条の2第1項などで規定される総所得金額等で、次の①~⑧の所得金額の合計となり ます。ただし、退職所得を除きます。また、雑損失(災害又は盗難等によって生じた損失)の繰越控除は 行いません。 ① 総所得金額 (注) ② 山林所得 ③ 分離課税分の土地建物等に係る短期譲渡所得(特別控除後) ④ 分離課税分の土地建物等に係る長期譲渡所得(特別控除後) ⑤ (申告分離課税を選択した)上場株式等に係る配当所得 ⑥ 一般株式等に係る譲渡所得等 ⑦ 上場株式等に係る譲渡所得等 ⑧ 先物取引に係る雑所得等 (注)総合課税分の長期譲渡所得及び一時所得については、1/2の金額 医療分所得割料率 (6.64%) 医療分均等割料率(額) 32,180 円)

+ = 医療分保険料 (限度額:54万円) 加入者ごとに各保険料を計算し、合計したものが世帯全体の保険料となります。 ≪所 得 割 額≫ ≪均 等 割 額≫ (※1) 後期高齢者医療制度の費用の一部に充てるため、拠出金として社会保険診療報酬支払基金に収めるものです。 (※2) 介護保険制度の費用の一部に充てるため、拠出金として社会保険診療報酬支払基金に収めるものです。 介護分は40歳以上65歳未満の方のみとなります。 基準総所得金額(★) × 支援分所得割料率 (1.99%) 支援分均等割料率(額) ( 9,890 円) + = 支援分保険料 (※1) (限度額:19万円) 基準総所得金額(★) × 介護分所得割料率 (2.03%) + 介護分均等割料率(額)(

12,650 円) = 介護分保険料 (※2) (限度額:16万円) 基準総所得金額(★) × (

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被保険者に係る「療養給付費」、「高額療養費」等のほか、「前期高齢者納付金」等を加えたものから、社 会保険診療報酬支払基金から交付される「前期高齢者交付金」や「第三者行為に係る納付金」等を差し引 いた医療費見込総額に、「特定健診・保健指導に要する経費(事務費を除く)」を加えたものです。 本年度は、約1,408億円を予定しています。 ※前期高齢者納付金…前期高齢者(65~74 歳)に係る医療費の負担均衡を図るために社会保険診療報 酬支払基金に対して支払う納付金 ※前期高齢者交付金…前期高齢者に係る医療費の負担均衡を図るために社会保険診療報酬支払基金から 分配を受ける交付金 【医療分の保険料率】について 医療分の保険料率の算出にあたっては、平成29年度の一般被保険者の医療費等の総額を、約2,39 5億円と見込み、そこから前期高齢者交付金等の見込額987億円を差し引いた1,408億円のうち約 39.9%を国費・県費、5.5%を市費、約8.3%を保険者支援制度等でそれぞれ賄い、残りの約46. 3%を加入者の皆さまの保険料でご負担いただくこと(保険料賦課総額)となっています。 このうちの60%を基準総所得金額見込総額で除して、所得割の保険料率「6.64%」を算出し、残 りの40%を被保険者見込数で除して、均等割の保険料率「32,180円」を算出しました。 医療分 28 年度(a) 29年度(b) 差引き(b-a) 医療費の見込総額 1,426億円 1,408億円 △18億円 保険料率(所得割) 6.43% 6.64% 0.21% 保険料率(均等割) 31,740円 32,180円 440円 保険料賦課総額※ 656.0億円 652.4億円 △3.6億円 被保険者見込人数 826,879人 811,000人 △15,879人

※端数による誤差があります。

国・県が負担

39.9%

÷

÷

所得割総額(60%) 5.5%

一般被保険者の医療費の見込総額等

(特定健診・保健指導事業費を含む)

医療分の保険料は、国民健康保険事業の費 用(医療費)の一部に充てるものです。 横浜市は、法定負担である国・県の補助金 のほかに、予算措置により多額の市費を繰入 れ、被保険者の保険料負担を緩和しています。 保険料率(所得割) 6.64%

世帯主が保険料を負担

46.3% 8.3%

横浜市が負担

被保険者均等割総額(40%) 一般被保険者の基準総所得金額見込総額 一般被保険者見込人数 約2,395億円(※1) ※2 保険者支援制度:保険料負担を緩和するために、国・県・市が費用を負担する制度 約391.5億円 約261.0億円 約5,900.0億円 811,000人 約987億円 保険料率(被保険者均等割) 約1,408億円 約652億円 約562億円 約78億円 約115億円 交付金等 保険者支援制度(※2)等 ※1 端数による誤差があります。

Q2 医療分(基礎賦課額)とは何ですか?

前期高齢者 32,180円

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医療保険制度を持続可能なものにしていくため、平成 20 年度に、75 歳以上の高齢者の方等を対象と する『後期高齢者医療制度』が創設されました。 『後期高齢者医療制度』では、必要となる医療給付費のうち自己負担を除いた額の5割を公費で、1割 を後期高齢者医療制度被保険者(加入者)が負担する保険料で、残り4割を各医療保険からの「後期高齢 者支援金」で賄う仕組みとなっています。 このため、横浜市国民健康保険では、平成 20 年度から、後期高齢者医療に係る医療費の一部を支援す る(=後期高齢者支援金を拠出する)こととなり、本年度の必要額として、約423.4億円を予定して います。 【支援分の保険料率】について 支援分の保険料率の算出にあたっては、平成29年度の後期高齢者支援金等の総額を、約423.4億 円と見込み、そのうち約44.4%を国費・県費、5.5%を市費、約2.8%を保険者支援制度でそれぞ れ賄い、残りの約47.3%を加入者の皆さまの保険料でご負担いただくこと(保険料賦課総額)となっ ています。 このうちの60%を基準総所得金額見込総額で除して、所得割の保険料率「1.99%」を算出し、残 りの40%を被保険者見込数で除して、均等割の保険料率「9,890円」を算出しました。 支援分 28年度(a) 29年度(b) 差引き(b-a) 支援金等見込総額 437億円 423億円 △14億円 保険料率(所得割) 2.02% 1.99% △0.03% 保険料率(均等割) 10,170円 9,890円 △280円 保険料賦課総額※ 210.2億円 200.5億円 △9.7億円 被保険者見込人数 826,879人 811,000人 △15,879人

※端数による誤差があります。

所得割総額(60%)

÷

÷

世帯主が保険料を負担

被保険者均等割総額(40%) 2.8% 47.3% 支援分の保険料は、後期高齢者医療制度の 費用(後期高齢者支援金等)の一部に充てる ため、拠出金として社会保険診療報酬支払基 金に納めるものです。

後 期 高 齢 者 支 援 金 等 の 見 込 総 額

5.5% 保険料率(所得割) 1.99%

国・県が負担

保険料率(被保険者均等割) 9,890円 一般被保険者の基準総所得金額見込総額 一般被保険者見込人数 約200億円 約80.2億円 約6,065.8億円 811,000人

保険者支援制度

約188億円 44.4% 約23億円 約423億円(※) 約12億円 ※ 端数による誤差があります。

横浜市が負担

約120.3億円

Q3 支援分(後期高齢者支援金等賦課額)とは何ですか?

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介護保険制度の費用の一部に充てるため、社会保険診療報酬支払基金に拠出する介護納付金の額です。 介護保険は、40 歳以上のすべての方が加入し、保険料を負担する仕組みとなっていますが、介護サー ビスへの需要と、それに対する供給量は加齢に伴って増加するため、40 歳から 64 歳までの方と 65 歳 以上の方とでは大きく差があることから、保険料の算定方法や徴収方法が異なっています。 介護納付金とは、このうち 40 歳から 64 歳までの被保険者が負担するもので、保険者が保険料の一部 として被保険者から徴収し、社会保険診療報酬支払基金に対して拠出します。本年度は約168.6億円 を拠出する予定です。 【介護分の保険料率】について 介護分の保険料率の算出にあたっては、平成29年度の介護納付金の総額を、約168.6億円と見込 み、そのうち36.7%を国費、8%を県費、2.6%を保険者支援制度でそれぞれ賄い、残りの52. 7%を2号被保険者(40 歳以上 65 歳未満)の皆さまの保険料でご負担いただくこと(保険料賦課総額) となっています。 このうちの60%を基準総所得金額見込総額で除して、所得割の保険料率「2.03%」を算出し、残 りの 40%を被保険者数見込数で除して、均等割の保険料率「12,650円」を算出しました。 介護分 28年度(a) 29年度(b) 差引き(b-a) 介護納付金見込総額等 170億円 169億円 △1億円 保険料率(所得割) 2.03% 2.03% 0% 保険料率(均等割) 12,170円 12,650円 480円 保険料賦課総額※ 90.3億円 88.8億円 △1.5億円 被保険者見込人数 296,682人 280,952人 △15,730人

※端数による誤差があります。

介 護 納 付 金 の 見 込 総 額 等

国が負担

県が負担

保険料率(被保険者均等割) 12,650円 保険料率(所得割) 2.03% 介護分の保険料は、介護保険制度の費用 (介護納付金)の一部に充てるため、納付金 として社会保険診療報酬支払基金に納めるも のです。 8.0% 被保険者均等割総額(40%) (※) 所得割総額(60%)

世帯主が保険料を負担

2.6% 52.7%

保険者支援制度

÷

÷

40歳以上65歳未満の 被保険者の見込人数 約169億円(※) 約89億円 約53.2億円 約35.5億円 約2,629.7億円 280,952人 40歳以上65歳未満の被保険者 の基準総所得金額見込総額 36.7% 約62億円 約14億円 約4億円 ※ 端数による誤差があります。

Q4 介護分(介護納付金)とは何ですか?

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〔所得が不明な場合〕 昨年度まで、均等割額が法定減額により7割・5割・2割減額となっていたものの、今年度はこの減 額の対象にならない方のなかには、ご自身で税金の申告をしていないため、所得不明世帯として、今年 度は暫定的に「均等割額を保険料額としてご通知」している世帯があります。この場合は、所得の申告 をしていただき、基準所得以下であれば、後日、法定軽減が適用されることになります。 ※ 均等割額の法定減額制度について 国の定める所得基準を下回る世帯については、医療分、支援分及び介護分それぞれの均等割を減額する 制度があります。 【平成 29 年度】 ※1 市町村民税の総合課税分と分離課税分の所得金額(ただし、所得控除前の金額です。また退職所得を除きます。なお、総合課税分と 分離課税分のうち、どちらかが損失等により所得金額がマイナスになっても税と同様に相殺はしません。マイナスは0円として合算しま す。)の合算額ですが、事業主の事業専従者控除は無いものとするほか、土地建物等に係る譲渡所得金額(長期又は短期)の特別控除 前の額で算定します。また、65歳以上の人が公的年金所得を有した場合は、税法上の控除額とは別に15万円を控除した額を公的年 金等に係る所得金額とみなして算定します。 ※2 次の①及び②に該当する者 ① 後期高齢者医療制度の被保険者の資格を取得した日において、国民健康保険の被保険者の資格を有 する者 ② 後期高齢者医療制度の被保険者の資格を取得した日において、同一の世帯に属する国民健康保険の 世帯主(以後継続して世帯主である者に限る。)と当該日以後継続して同一の世帯に属する者(当該日に国民健康保険の世帯主であ った場合にあっては、当該日以後継続して国民健康保険の世帯主である者)

〔特別な所得が発生する場合〕

さらに、収入は変わっていないとおっしゃっている方のなかには「給与や年金は変わってい

ない」ものの、

「上場株式等の配当所得について上場株式等の譲渡損失と損益通算するために確

定申告した場合、又は土地等に係る譲渡所得があった」ことで所得金額が増額し、結果として

保険料額も増加している方がいらっしゃいます。このような可能性がある方は、再度、確定申

告の内容確認をお願いいたします。

(確定申告の内容などの問合せは「お住まいの管轄税務署」へお尋ねください。)

・医療分については、高齢者の増加による医療費の増等により、保険料率が上がっています。

・支援分については、後期高齢者支援金の見込み総額が減ったことにより、保険料率が下がっ

ています。

・介護分については、介護納付金の1人あたり負担額の増等のため、均等割額の保険料率が上

がっています。

減額割合 所得基準(前年中の総所得金額等の合計額(※1)) 7割減額 33万円以下 5割減額 33万円+(27万円×被保険者数と世帯に属する特定同一世帯 所属者(※2)の合算数)以下 2割減額 33万円+(49万円×被保険者数と世帯に属する特定同一世帯 所属者の合算数)以下

Q6 保険料率が増減したのはなぜですか?

Q5 自分の収入は「昨年と一昨年で変わらない(又は減った)

」のですが、急に保険料が

上がったのはなぜですか?

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子どもがいる世帯の保険料減免

【対象者】19歳未満の被保険者(該当年度の前年12月31日時点で判定)が属する世帯の

世帯主

(世帯主が国民健康保険の被保険者でない場合や世帯主に所得がない場合

(妻

のみに所得がある等)

、減免額を控除してもなお限度額を超える場合、均等割額のみ

の場合は対象となりません。

【減免方法】世帯主の基準総所得金額から一定額を控除して保険料所得割額を算定し、控除前

の保険料所得割額との差額を減免額としています。

平成29年度の場合は、平成10年1月2日以降に生まれた被保険者が4月1日(年度の途中

で新たに加入した世帯はその資格取得日)現在において同一の世帯にいる世帯主が対象者になり

ます。

(ただし、国民健康保険に加入している世帯主に限ります。

なお、

平成10年1月2日以降に生まれた被保険者の合計所得金額が38万円を超える場合は、

対象となりません。

以下の項目のいずれかに該当する場合は対象となりません。

①すでに加入している世帯で年度の途中に子どもが生まれた(例:4月19日に生まれた場合。

②すでに加入している世帯に年度の途中で19歳未満の被保険者が転居等により国民健康保険に

加入した

③世帯主が国民健康保険に加入していない、または、世帯主が年度の途中で国民健康保険に加入

した

④世帯主の保険料額が均等割額のみ

⑤世帯主の所得割額の一部を控除してもなお限度額を超える場合

Q7 子どもがいる世帯の保険料減免とは何ですか?

世帯主の基準総所得金額 控除額 減免計算上の 所得金額(*)

×

×

所得割料率

所得割料率 (減免後の)保険料所得割額 保険料所得割額 減 免 後 減 免 前 減免額 1人あたりの控除額 16歳未満 33万円 16歳以上 19歳未満 12万円 (*)世帯主の基準総所得金額-減免計算上の控除額

Q9 子どもがいる世帯の保険料減免の対象とならないのは、どのような場合ですか。

Q8 子どもがいる世帯の保険料減免の対象者を具体的に教えて下さい。

(9)

- 7 -

〔対象となる場合〕

①世帯主・19歳未満の被保険者が国民健康保険に新しく加入した(年度途中でも対象)

②すでに対象となっている場合で、19歳未満の被保険者が年度途中で国民健康保険を脱退した

③すでに対象となっている場合で、世帯主が年度途中で国民健康保険を脱退した(ただし世帯主

が加入していた期間のみ)

④1月1日から3月末日までに出生した子が賦課期日時点で加入している場合

医療費等

医療費(見込額)は、過去の医療費実績とその経年変化をふまえ、次の式で算出しています。 「医療費(見込額)」 = 「受診 1 件あたりの金額」 × 「総受診件数」 高齢化や医療の高度化によって、年々医療費は増加しています。横浜市国民健康保険においても同様の 状況にあります。 <1 人あたり医療費(全体)の推移> (単位:円) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 310,254 319,951 337,682 343,160 350,116 ※25~27 年度は決算値、28~29 年度は予算値

保険料額の支払い

国民健康保険では、保険料を世帯単位で計算し、その納付義務は世帯主が負うことが「法令」で規定さ れています。 これは、

医療給付という受益が世帯全体の経済効果となって現われることから、世帯主が納付

義務を負うのが妥当と考えられているためです。

国民健康保険に限らず、健康保険制度は、その加入者全体の医療費を、加入者全体で保険料負担すると いう相互扶助の考え方に基づいて運営されていますので、保険料の算定に、受診回数の多寡(診療率)を 考慮することはできません。

Q12 なぜ世帯主が納付義務者なのですか? なぜ保険料の算定は世帯単位で計算するのです

か?

Q13 医療機関で受診する回数が少ない人は、保険料を安くすることはできませんか?

Q10 医療費はどのように見込んでいますか?

Q11 近年の医療費の動向・推移はどうなっているのですか?

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『後期高齢者医療制度』は、将来にわたり高齢者の医療を安定的に支えていくために、各世代それぞれ の負担能力に応じて費用負担をするという考え方で創設されました。 現役世代が、国民健康保険料として「支援分」を負担して『後期高齢者医療制度』を支えることは、現 行法制度に定められた仕組みですので、ご理解ください。 なお、国民健康保険では、医療給付に充てる「医療分」と、後期高齢者医療に係る医療費を支援するた めの「支援分」、介護保険の給付費を一部負担する「介護分」の3つの保険料を合算して、国民健康保険料 として一体的に納付いただいており、これらのうちのどれかを選択して納付することはできません(国保 法施行令第 29 条の 7 第 1 項)。 介護保険制度は、高齢者の介護に係る負担を、社会全体で支えるという考え方で創設されました。 このなかで、満 40 歳以上満 65 歳未満の介護保険法に定める第2号被保険者については、現在、「介護 サービスを受けている」と「受けていない」とにかかわらず、加入する医療保険の保険料の一部として、 介護保険制度の運営に係る費用の一部を負担することとなっておりますので、ご理解ください。 なお、国民健康保険では、医療給付に充てる「医療分」と、後期高齢者医療に係る医療費を支援するた めの「支援分」、介護保険の給付の一部を負担する「介護分」の3つの保険料を合算して、国民健康保険料 として一体的に納付いただいており、これらのうちのどれかを選択して納付することはできません(国保 法施行令第 29 条の 7 第 1 項)。 特定健診やその後の特定保健指導は、「メタボリックシンドローム」を早期に発見し、健診後の保健指 導を徹底することによって、総医療費の3割を占めるともいわれる生活習慣病を予防し、中長期的に 医療費の伸び(=保険料の伸び)を抑制することを目的として、保険者による実施が法令で義務付けら れています。 特定健診等に係る費用の、国費、県費、市費を除いた残りについて、皆さまの保険料でご負担いただく こととし、「医療分の保険料」の中に含めていますが、医療を受けていない方について保険料額を減額しな いのと同様に、健診等を受けない方や特定健診の対象でない 40 歳未満の方について保険料額を減額する ことはできません。 平成 29 年度保険料額決定通知書は、5月末に提供される市民税課税情報を基に、6月上旬に計算し、 その後、保険料額決定通知書の作成等の後、6 月中旬に各区役所から郵便局へ持ち込み、お手元には概 ね 20 日頃までに届くよう発送しています。 現在、保険料額決定通知書の作成等は外部業者に委託しており、これ以上発送時期を縮めることは、 技術的な制約から困難な状況ですので、ご理解くださいますようお願いいたします。

Q15 私や家族は介護サービスを受けておらず、将来も受けるつもりが無いので、

「介護分」を

支払いたくないのですが?

Q14 私は後期高齢者ではないので「支援分」を支払う必要がないと思うのですが?

Q16 特定健診は受けないので、その分の保険料を安くして欲しいのですが?

Q17 保険料額決定通知書が届いてから納期限の6月 30 日までは期限が短すぎると思います

が?

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≪平成 29 年度保険料額決定通知書の発送等スケジュール≫ ① 保険料率の告示 5 月25日 ② 市民税課税情報を確定 5 月31日 ③ 加入世帯それぞれの保険料額を計算 6 月上旬 ④ 委託業者が保険料額決定通知書等を作成 6月中旬 ⑤ 区役所で発送作業 ⑥ 被保険者へ保険料額決定通知書が到着 6 月 20 日頃まで 住民税や都市計画税等の税金は、年度当初に課税された税額が年度途中に変更されることはほとんどな いため、納付書は年間納付分を一度に郵送しています。 これに対して国民健康保険料は、世帯内の加入者が今年の4月から加入している期間のみ請求します。 「世帯内での新たな被保険者の加入や脱退等の異動」や「所得額の変更」等により、年度途中で保険料額 が変更される場合が多く、その変更の都度、新しい納付書を発行する必要があります。このため、年間一 括で納付書を発行すると、かえって経費の増大と事務の非効率化になることから、年4回に分けて納付書 を送付しています。 一括払用納付書は、横浜市国民健康保険料専用ダイヤル(※)にご連絡いただくことで、別途発行いた します。 6月期の納付書は保険料額決定通知書と一緒に送付するので、7月期から3月期の保険料を一枚にまと めた納付書を発行いたします。なお、一括でお支払いいただくことによる保険料の割引等はありません。

最高限度額

最高限度額(賦課限度額)は、世帯主にお支払いいただく「年間の保険料額の上限金額」です。 この最高限度額が決められている理由は、国民健康保険では「納めた保険料の多寡にかかわらず、加入者 は同じ給付を受ける」ため、大きな負担能力がある方から無制限に保険料を徴収することは妥当ではないと いう考え方から、国が政令で最高限度額を定めているものです。

※横浜市国民健康保険料専用ダイヤル

TEL:045-640-4028 FAX:045-640-4029 時間:8時 30 分から 19 時(土・日・祝日も含む) お問合わせの際はお手元に「保険料額決定通知書」をご用意ください。

Q19 最高限度額(賦課限度額)とは何ですか?

Q18 税金のように、来年の3月期分までの納付書をまとめて同封した方が、コスト削減にな

るのではないでしょうか? また、一括払用納付書も同封してはどうでしょうか?

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国民健康保険事業の財政状況と対策

横浜市の国民健康保険事業は、一般会計とは別に、「特別会計」で経理管理されています。平成19年度 から続いた累積赤字は平成25年度に解消され、黒字となりました。平成27年度は、平成22年度以来 の単年度赤字となりましたが、未だ118億円の累積黒字となっています。 ■横浜市国民保険事業費特別会計の過去 5 か年の決算状況(累積) (単位:億円) 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 歳入 (A) 3,348 3,446 3,551 3,605 4,096 歳出 (B) 3,440 3,449 3,436 3,444 3,978 収支差額 (A)-(B) △92 △3 115 161 118 保険料は、医療費等の費用から、国・県や本市が負担する分を差し引いた後の費用見込額について、加 入者の人数や基準総所得金額に応じて、皆さまにご負担いただいています。 したがって、滞納となっている保険料を、費用として見込むことはありません。 納期限を経過されてもなお、納付の確認できない方には、督促状を送付して再度、納付をお願いしてい ます。 その後も、納付が確認できない方については、定期的に年 4 回、支払の催告を行うとともに、保険料が 納付できない事情等について調査を実施します。また、保険料を納付できる資力がありながら、納付しな い方については、その方の所有する財産を差押え、処分させていただく場合があります。

特別徴収

年金から国民健康保険料を天引きする徴収方法のことです。年間 10 回の支払いではなく、年金支給月 に年金から天引きして納めていただくことになります。 28 年度 10 月より天引きされている世帯の場合、4月、6月、8月まで仮徴収を行います。10 月以降 分については法定の要件(Q25 参照)において対象世帯となれば引き続き年金より天引きを行います。 対象の世帯とならなかった場合、普通徴収となり、口座振替又は納付書にて納付していただきます。 新たに対象となった世帯は、10 月から天引きが開始になりますので、6月から9月までは普通徴収(口 座振替又は納付書)、その後は年金が支給される 10 月、12 月、2月に年金から天引きして国民健康保険 料を納付していただくことになります。

Q21 保険料を支払わない人の分まで、支払わされているということですか?

Q22 保険料を支払わない滞納者がいると聞きましたが、未納対策はどうしているのですか?

Q20 国民健康保険の財政状況はどうなっているのですか?

Q23 特別徴収とは何ですか。

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国民健康保険料の支払い方法を変更するものであり、年間の保険料額について変更となるものではあり ません。 特別徴収となる方は、原則として、次の要件すべてに該当する方となりますが、実際の特別徴収にあた っては、年金保険者から送付される年金情報と被保険者の情報を市町村において結びつける作業を行う必 要があるなど、被保険者の方の状況により異なる場合があります。判定については7月に行われ、対象の 方には国民健康保険額通知書をお送りします。 『要件』 (1) 世帯主が国民健康保険に加入しており、世帯内の被保険者全員が 65 歳以上 74 歳未満である (2) 世帯主が特別徴収の対象となる公的年金を年額換算で 18 万円以上受給している (3) 世帯主の介護保険料が公的年金から特別徴収されている (4) 同一の月に徴収されると見込まれる世帯主の介護保険料と国民健康保険料の合算額が当該月に 支払われる公的年金受給額の 1/2 を超えない。なお、複数の年金を受給している方については、 国の定める順位により、優先順位の一番高い年金で上記の判定をいたします。 7月に特別徴収するかどうか判定し、10 月に支給される年金から特別徴収が開始となります。 対象となる世帯には7月に再度、国民健康保険料額通知書をお送りしますので、特別徴収される金額等 については、その通知書にてご確認ください。 10 月以降年金から天引きする保険料額については、6月にお送りする保険料額決定通知書でお知らせ いたします。 ただし、7月以降に変更となる場合があります。変更となった場合には、7月に保険料額通知書をお送 りしますのでご確認ください。

Q24 特別徴収されると保険料は変わりますか。

Q25 特別徴収の対象となるのはどのような場合ですか。

Q26 特別徴収はいつから始まりますか。

Q27 現在、仮徴収されている人の10月以降の保険料はどうなりますか。

参照

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