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(2) 田 園 景 観 自 然 景 観 ゾーン 市 の 大 部 分 を 占 める 都 市 計 画 区 域 外 の 地 域 や 市 街 化 調 整 区 域 の 農 地 集 落 河 川 等 からな る 田 園 景 観 山 林 山 間 農 地 集 落 河 川 等 からなる 自 然 景 観 ゾーンは 地 域

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Academic year: 2021

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5. 景観形成及び自然環境保全の方針

5-1. 景観形成の方針

市民やまちを訪れる人々が潤いや安らぎを感じるとともに、市民の誇りとなる、須賀川市を 印象づける特色をもった、美しい市街地などの街並みや河川・道路などの景観づくり、豊かな 農地、自然環境とともにある田園地域、山間地域の景観保全に努めます。

(1) 都市景観ゾーン

1) 市街地のシンボル景観軸の形成

歴史・文化・にぎわい軸

本市の特色となる歴史的・文化的資源を活かして、中心市街地のにぎわいをつくる景観軸と します。 ◍ 市街地中心部の須賀川駅を中心に、北部の歴史・文化を活かした(仮称)山寺池公園、(仮称) 上人壇廃寺跡史跡公園、南側の都市計画道路須賀川駅並木町線、緑豊かな翠ヶ丘公園周辺 を「歴史・文化・にぎわい軸」として、公園・道路整備とともに、かつて宿場町・商業都 市として栄えた歴史を活かした景観形成を図ります。 ◍ 国道118号以南の本町、大町については、まちづくり協定により市民主導による景観形 成を実施しており、今後も促進します。 ◍ 景観軸となる都市計画道路須賀川駅並木町線周辺については、歴史を活かした景観形成を 図るため、無電柱化についても検討します。

親水・やすらぎ・アメニティ軸

◍ 市街地の中央を流れる釈迦堂川については「親水・やすらぎ・アメニティ軸」として位置 づけ、関係機関との連携を図りながら、親水空間の整備と景観形成を推進します。 ◍ 釈迦堂川の親水空間を活かして、市民だけでなくまちを訪れる人々にとっても、憩いの場・ やすらぎの場・散策等の場として、それぞれが楽しめる景観軸とします。

2) 魅力ある施設景観の形成

◍ 翠ヶ丘公園を始め、公園・緑地等においては、それぞれの歴史的・文化的・自然的特性を 活かした景観形成に努め、特色ある施設として市民やまちを訪れる人々に親しまれる施設 とします。 ◍ 都市計画道路については、周辺の環境と調和した景観形成に努めるとともに植栽等の維持 管理に努め、市街地に潤いを与える施設とします。 ◍ 住宅地や商業・業務施設等の民間施設については地区計画や建築協定、緑地協定等を促進 し、市民主導による景観の維持向上に努めます。 ◍ 公共施設の改修等にあたっては、周辺の環境と調和するよう、意匠や形態、色彩などに配 慮していきます。 ◍ 公共サインや、施設案内表示等の景観への配慮についても、関係機関や企業、市民との協 働により進めます。 ◆ 景観形成の方針 市街地のシンボル景観軸形成や景観拠点ゾーンの景観維持 市民との協働による景観形成と自然環境の保全、活用

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(2) 田園景観・自然景観ゾーン

◍ 市の大部分を占める都市計画区域外の地域や市街化調整区域の農地・集落・河川等からな る田園景観、山林・山間農地・集落・河川等からなる自然景観ゾーンは、地域ごとの歴史・ 風土、集落環境、自然環境を保全し、地域にふさわしい景観の維持・再生に努めます。 ◍ 幹線道路沿道については、背景となる田園景観、自然景観に配慮した景観の維持・形成に 努めます。 ◍ 集落拠点景観ゾーンについては、田園景観と調和し、長沼・岩瀬地区の特性を活かした景 観形成に務めます。

(3) 新生活産業景観ゾーン

◍ 研究関連施設やふくしま森の体験科学センター(ムシテックワールド)などの自然・環境 学習施設と住宅などが近接した須賀川テクニカルリサーチガーデン周辺は、豊かな自然環 境と山並みを背景として立地しており、今後とも周辺環境や景観との調和に努めます。

(4) 交流エントランス景観ゾーン

◍ 福島空港周辺は、田園景観と山並みを背景として福島空港公園と一体となった緑豊かな景 観形成が進められており、今後とも良好な景観の維持に努めます。

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5-2. 自然環境保全の方針

長沼や岩瀬、小塩江、大東、仁井田地区は、次世代へ引き継ぐべき豊かな森林資源や優良な 農地に恵まれています。これらの地域は農林業の基盤であるとともに、豊かな生態系を持つ自 然環境でもあります。こうした環境は市民とともに保全・育成し、さらに環境学習の場として の活用を図ります。

(1) 田園環境ゾーンの保全

◍ 農地と集落、周辺の里山が一体となった良好な田園 環境の保全を図ります。 ◍ 河川改修等においては、多様な生物の生息・育成環 境を生かした整備を図り、自然環境の維持保全に努 めます。

(2) 自然環境ゾーンの保全

◍ 山間農地・集落や、宇津峰山自然環境保全地域、古寺山緑地環境保全地域をはじめとする 山林の自然環境の保全に努めます。

(3) 樹木等の保護

◍ 市街地及び集落における住宅や寺社等の古木や巨木 などは地域の自然資源であり、シンボルとなる樹木 として地権者の理解と協力により保護します。 ◍ シンボルとなる貴重な樹木は市民に広く公表し、大 切さを周知します。

(4) 市民等との協働による自然環境の保全、活用

◍ 河川や農地、森林等は、関係機関との連携と地権者の理解と協力により、豊かな生態系の 保護、自然環境の保全に配慮し、自然に触れ、自然を知る活動の場として整備・活用を図 ります。 ◍ 自然保護活動を行う市民、団体の育成、活動の支援を図ります。 農地と水路(岩瀬) 自然環境保全の方針 豊かな生態系と景観を構成する農地、山林の保全と活用 市民との協働による景観形成と自然環境の保全、活用(再掲) 十念寺のキャラボク

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自然景観 田園景観 市街地を一望 田園景観 自然景観 都市景観 釈 迦 堂 川 阿 武 隈 川 宇 津 峰 八 幡 岳 市街地を一望 【景観の構造(断面東西方向)】

新生活産業景観

ゾーン

交流エントランス景観

ゾーン

景観形成及び自然環境の保全の方針図

自然環境

自然景観

ゾーン

田園環境

田園景観

ゾーン

田園環境

田園景観

ゾーン

自然環境

自然景観

ゾーン

農地と集落、周辺の里山が一体と なった良好な田園環境を保全(①) 農地、集落、河川等からなる 田園景観の維持・再生(①) 空の玄関口として福島空港公園は田園・山並 みが一体となった緑豊かな景観形成の推進と 維持。新生活産業景観ゾーンやアクセス道路 と共にシンボル景観軸を維持(②) 阿武隈高地を借景にする須賀川 テクニカルリサーチガーデンは 周辺自然景観に調和 宇津峰山自然環境保全地域、古寺山緑地環境 保全地域等の山林の自然環境を保全(①) 地区のシンボルとなる古木や巨木など地権 者との協力により保護(③) 須賀川駅∼南部地区は、公園、街路、寺社仏 閣、民地の緑地等を効果的に活用し、シンボ ル景観軸を形成(②) 阿武隈川左岸流域として豊かな 生態系・自然環境の保全(①) 公共施設・公共サインや施設案内表示等の形 態・色彩に配慮した都市景観の形成

都市景観

ゾーン

◆景観形成と環境保全

① 豊かな生態系と景観を構成する農地、山林の保全と活用

② 市街地のシンボル景観軸形成や景観拠点ゾーンの景観維持

③ 市民との協働による景観形成と自然環境の保全、活用

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景観形成及び自然環境の保全の方針図(市街地)

周辺の環境と調和するよう意匠や形 態、色彩などに配慮した公共施設の改 修や整備の推進 民間施設は地区計画、建築協定、 緑化協定等を促進し、市民主導 による景観の維持向上 地域の自然資源としてのシンボ ルとなる古木や巨木などは地権 者の理解と協力により保護(③) 釈迦堂川の親水空間を活かし て、憩いの場、やすらぎの場、 散策等の場として、だれもが楽 しめる景観軸の形成(②) 馬の背地形、蔵・寺社仏閣、井戸水等 の歴史的・文化的・地勢的資源を活か して、中心市街地のにぎわいをつくる 景観軸の形成(②)

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6. 防災の方針

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防災性の高い市街地の形成

◍ 中心市街地をはじめ古い木造建築物が密集し、幅員の狭い生活道路が多くみられる地区では、 建築物の建て替えにあわせ生活道路等の空地整備を景観等に考慮しながら促進し、防災性の 向上に努めます。 ◍ 幹線道路・生活道路網や街路樹の整備、公園・緑地などのオープンスペースの確保を進め、 延焼遮断空間や避難経路、救援経路を確保します。 ◍ 小・中学校や公民館等の公共施設は、災害時には応急対策の拠点や避難施設となるため、施 設の耐震化や不燃化等の対策を行います。 ◍ 民間建物は、所有者の責務において安全対策を行うものであるため、市は関係機関と連携し 耐震不燃化に関する指導、広報に努めます。特に、多くの人が利用する商業施設等の防火、 避難対策について指導に努めます。

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水害予防対策の推進

◍ 森林は水源かん養機能を有し、洪水や土砂流出防止の上で非常に重要な役割を果たすため、 市は関係機関と連携し、治山整備・森林整備の推進に努めます。 ◍ 河川の安全性の向上に努めるため、関係機関と連携し、河道の拡幅、築堤、河床掘削、護岸 等、計画的な河川整備を推進します。 ◍ 宅地化の進行や水田等の減少による雨水貯留機能の低下がもたらす内水氾濫を防止するた め、施設等における雨水の貯留施設の設置を促進し、新たな開発における雨水対策の指導に 努めます。

(3)

土砂災害、山地災害予防対策の推進

◍ 土砂災害危険箇所は、土石流危険渓流、地すべり危険箇所及び急傾斜地崩壊危険箇所の調査 を実施し、安全対策に努めます。 ◍ 山地災害危険地区は、山腹崩壊危険地区、地すべり危険地区及び崩壊土砂流出危険地区の調 査を実施し、安全対策に努めます。

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地域防災力の強化

◍ 災害状況を早期に把握し、被害を最小限に抑えるためには、常日頃から地域が連帯して防災 活動に取り組むことが重要です。 ◍ 行政内部の防災体制の整備に努めます。 ◍ 市民の防災意識の向上や自主防災組織の育成・支援を図ります。 ◍ 防災関係機関、消防団、自主防災組織などの連携強化を図ります。 ◍ 防災マップ・ハザードマップ・広報紙・パンフレット等により、重要水防区域、浸水想定区 域、山地災害危険区域、土砂災害警戒区域等を公表し、住民等に対して周知の徹底に努めま す。 ◍ 旧市街地や山間地では人口減少及び高齢化が進んでおり、地域防災力の低下阻止が課題であ ることから、日常における地区住民間での協力・連携を強化し、災害発生時に備えるなど安 心して暮らせる都市づくりを目指します。 防災の方針 防災性の高い市街地の形成 土砂災害や水害予防対策の推進 市民と行政が一体となり地域防災力の強化

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49 防災都市構造のイメージ 都市計画公園 (広域避難地) 密集地・市街地 小・中学校 (避難施設) 緑地・公園 (延焼遮断帯) 防災緑化 避難地周辺 の不燃化 沿道の不燃化 沿道の不燃化 幹線道路の整備 ・避難経路 ・救援経路 ・延焼遮断空間 幹線道路の整備 ・避難経路 ・救援経路 ・延焼遮断空間 ・密集地・市街地 の不燃化、 ・避難経路の確保

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7. 市街地整備の方針

高速道路や空港が整備され、各都市とのネットワークが形成されている須賀川市は、豊かな自然、 歴史・文化に恵まれた特性を活かし、定住、生産、消費・交流の場として都市機能の強化を図るた め、地区計画制度、既存都市基盤を有効活用した整備を目指します。

(1)

中心市街地の再生

◍ 都市計画道路須賀川駅並木町線(県道須賀川二本松線)沿道に形成された中心市街地の再生 を推進するため、賑わいの創出や、都市と農村間の交流に努めます。 ◍ 現在、本町・大町・馬町・八幡町では、まちづくり交付金により ①芭蕉ゆかりの地、奥州街道の宿場町として芭蕉が感じた風流の再生 ②良好な住環境の形成による安心・安全・安住のまちづくり ③風流につながる景観づくりを通した住民主体のまちづくり を3つの目標としたまちづくりを都市再生整備事業により実施しています。 ◍ 今後もこのような活動を継続して実施し、中心市街地の再生を図り、景観に配慮した照明等 の形成を目指すとともに、まちなか居住についても促進に努めます。

(2)

既成市街地の整備

◍ 既成市街地については、子どもから高齢者まで誰もが安心して、くらし続けられるよう生活 道路、オープンスペースなどの基盤施設の整備や地区環境の向上を図ります。また、地区が 有している歴史や文化を大切にし、住民が誇りをもてる地区まちづくりを市民と行政が協働 で推進していきます。 ◍ 山寺地区、須賀川駅前地区の土地区画整理事業等で計画的に整備された既成市街地について は、地区計画に基づき良好な市街地環境を守ります。 ◍ ニュータウン等が計画的に整備されて一定期間を経過した住宅市街地では、少子高齢化によ る空き家や空き地の増加に対応したソフト施策について検討します。

(3)

市街化区域の低未利用地に対する適正な土地利用の誘導

◍ 計画的に整備された市街地内の未利用地については、県内外へ宅地情報を提供し、土地の有 効利用を図ります。 ◍ 都市基盤が未整備な市街化区域内の未利用地については、宅地化の誘導を図るため地区計画 の導入を検討し、生活道路など基盤施設の確保に努めます。 ◍ JR須賀川駅西側の地区は都市再生整備事業などによる整備について検討します。

(4)

住工混在市街地の整序化

◍ 市北部の国道4号沿線地区のように住宅と工場が混在する市街地では、道路・公園等が未 整備なため、地区計画制度等の活用により、建築物用途の整序化と効率的な都市基盤施設 の整備を図り、居住環境と工業生産機能の適正配置に努めます。 市街地整備の方針 中心市街地の再生、既成市街地の整備 市街化区域の低利用地区に対する適正な土地利用の誘導 まちの賑わいにつながる交流の場づくり

参照

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