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Academic year: 2021

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「「厚生年金基金の資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドライン(通知)」

の一部改正について」に関する意見募集結果の公表について

厚生労働省より、「厚生年金基金の資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドラインにつ いて(通知)」の一部改正について、平成 25 年 2 月 13 日に概要が公開され、3 月 15 日まで意見 募集(パブリックコメント)に付されていましたが、3 月 29 日にその結果が公表されました。 コメントの概要及びそれに対する厚生労働省の考え方については、厚生労働省ホームページ (http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495120352&Mode=2)にて まとめられていますが、当社にて確認したところ、原案をほぼ踏襲する内容となっております。 この度の年金通信では、運用ガイドライン改正内容の解説と、パブリックコメントに寄せられ た主な意見内容および厚生労働省の回答をまとめております。 【ご参考】 【過去関連資料】 年金通信第 24-71 号(平成 25 年 2 月 15 日) 「厚生年金基金の資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドラインについて(通知)」の一 部改正について http://www.dai-ichi-life.co.jp/legal/welfare/nenkin_tsushin/pdf/index_12_045.pdf 平成 25 年 4 月 4 日 団体年金事業部 運用コンサルティングG №25-4 第 4 号

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■改正の主な内容および解説 【内容】 ○ 厚生年金基金は、運用受託機関の通知が適切に行われるよう、運用受託機関に対し、運用の基本方 針の写し又は総資産額を示す資料を①②に掲げる時期に交付すること。 ①運用基本方針の写し ・運用ガイドラインを交付したとき (注)既に運用の基本方針の写しを交付した運用受託機関に対しては、記載内容に変更がない限り、再度交付する必要はない。 ・運用の基本方針に記載している事項に変更があったとき ②総資産額を示す資料 ・運用ガイドラインを交付したとき ・その後毎事業年度 1 回以上 【解説】交付のパターン 基金様は運用受託機関に対して運用を委託する際、運用ガイドラインの交付に加えて、運用の基本方針 の写しと総資産額を示す資料の交付が必要となります(①)。 その後も、基本方針への記載事項に変更があった場合には最新の基本方針の写しを再度交付しなけれ ②基本方針記載事項変更時 ① 運用ガイドライン交付時 基本方針(写) 総 資 産 額 を 示 す 資料 運 用 受 託 機 関 基 金 様 分散投資チェック ③毎事業年度(1 回以上) 総 資 産 額 を 示 す 資料 ガイドライン 基本方針(写)

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【内容】 ○厚生年金基金は、運用受託機関から分散投資に関する通知を受けた場合には、運用状況を確認した上 で、結果を代議員会及び資産運用委員会を設置している基金にあっては資産運用委員会に報告するこ と。 ○分散投資義務に違反していること又は違反するおそれがあることが判明したときは、必要な措置を講じ、 運用受託機関に報告すること。また、分散投資義務に違反していないことが判明した場合も、その旨を運 用受託機関に連絡すること。 【解説】 運用受託機関から分散投資に関する通知を受けたケース ①運用受託機関は分散投資に違反しているおそれがあることが判明した場合には、基金様に対して分散 投資に関する通知を行います。 ②基金様が分散投資に関する通知を受けた場合には、運用状況を確認します。 ③代議員会及び資産運用委員会を設置している基金様は、対応結果を資産運用委員会にて報告しま す。 ④基金様が、確認により、分散投資義務に違反していること又は違反するおそれがあることが判明したと きは、必要な措置を講じ、運用受託機関に報告することとなります。また、分散投資義務に違反していな いことが判明した場合も、その旨を運用受託機関に連絡することとなります。報告及び連絡の方法につ いては、書面にて行うことを望んでいます。 基 金 様 用 受 託 機 関 ① 分散投資に関 する通知 ④報告 ②運用状況確認 ③代議員会及び資産 運用委員会報告

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■主な意見内容と厚生労働省の回答 (1)総資産額を示す資料について 【意見内容】 「総資産額」は、「総資産額を示す資料」を交付する際に把握している直近の総資産額であるという認識で良 いか。 【厚生労働省回答】 貴見のとおり。 【意見内容】 「基金の総資産額を示す資料を交付しなければならない。基金の総資産額を示す資料については、その後 毎事業年度一回以上、運用受託機関に交付しなければならない。」としているが、どのような方法で交付を 行えばよいか。例えば、運用受託機関毎に交付するのではなくホームページ上で開示する総資産額をもっ て代えることはできないか。 【厚生労働省回答】 資料(書面)の対面による交付のほか、郵送、電子メールによる送付等が考えられる。確実に運用受託機関 に交付する必要があるため、ホームページ上の公表で代替することは適当ではない。 (2)分散投資義務違反の基準について 【意見内容】 運用受託機関が、分散投資義務違反発生のおそれを把握した場合には、年金基金へ通知することが義務 付けられ、その通知を受けた年金基金は、分散投資義務違反の有無を確認することとされているが、どのよう な基準で判断するのか。 【厚生労働省回答】 基金から提示を受けた運用の基本方針の写しと運用指針に両者に齟齬があることが確認された場合のほ か、運用の基本方針において資産の全額をハイリスク商品に投資することとしているなど一見明白に運用の 基本方針の内容に疑義がある場合等を想定しているが、個別具体には個々の運用受託機関の判断による ことになる。 (3)分散投資義務に違反している又は、そのおそれがあることが判明した場合の措置について 【意見内容】 「分散投資義務に違反していること又は違反するおそれがあることが判明したときは、投資配分比率を調整 するなど必要な措置を講じ、当該措置について、分散投資に関する通知をした運用受託機関に報告しなけ ればならない。分散投資義務に違反するおそれがないことが判明したときには、その旨を分散投資に関する 通知をした運用受託機関に連絡しなければならない。」とあるが、投資配分比率を調整するなど必要な措置 を行う場合については、代議員会での議決又は報告、資産運用委員会を設置している厚年基金にあっては

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(4)運用受託機関への報告について 【意見内容】 厚生年金基金が運用受託機関から分散投資に関する通知を受けた際には、理事長等は、必要な措置を講 じた場合は当該措置について運用受託機関に報告を行い、分散投資義務に違反する恐れがないことが判 明した場合はその旨を運用受託機関に連絡する、とあるが、ここでいう、「報告」・「連絡」は文書により行われ るとの理解でよいか。 運用受託機関には、分散投資義務違反の恐れを把握した場合に厚生年金基金に対し通知を行う義務があ り、当該義務を果たしたことを確認するために、文書により理事長等から「報告」・「連絡」を得る必要がある。 【厚生労働省回答】 報告及び連絡の方法については当事者の判断によるが、書面により行うことが望ましい。 (5)分散投資義務違反による契約の拒絶について 【意見内容】 金融庁の監督指針を踏まえ、分散投資義務違反の恐れに関する通知を行った運用受託機関が、分散投資 義務違反の恐れが解消されないと判断した場合は、基金との契約締結を拒絶(既契約の解約を含む)しても 厚生年金保険法第 130 条の 2 に抵触するものではないとの認識で良いか。 【厚生労働省回答】 個別の事情も含めて総合的に判断する必要があるが、当該契約を継続することにより厚生年金基金(以下、 「基金」という)に係る分散投資義務違反のおそれが解消されないと判断した場合は、契約を拒絶しても、厚 生年金保険法第 130 条の 2 第 3 項には抵触しないと考えられる。 <参考> 厚生年金保険法第 130 条の 2 第 3 項 信託会社、信託業務を営む金融機関、生命保険会社、農業協同組合連合会又は金融商品取引業者は、 正当は理由がある場合を除き、前 2 項に規定する契約の締結を拒絶してはならない。 以上

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