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郵船ロジスティクス株式会社(9370)

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2017 年 6 月 23 日

個人投資家向け会社説明会 ミーティングメモ

株式会社 C&G システムズ(6633)

日 時:2017 年 6 月 10 日 場 所:大和コンファレンスホール(東京都千代田区) 説明者:代表取締役社長 塩田 聖一 氏 1. 会社概要 ・ 当社は 30 年以上の歴史がある金型用 CAD/CAM システムのソフトウェア会社です。製 造業向けのソフトウェア開発、販売、サービスを行っています。 ・ 2010 年にコンピュータエンジニアリング株式会社と株式会社グラフィックプロダクツが 両社が設立した純粋持株会社に吸収合併される形で1つの事業会社となり、両社の頭文 字をとって株式会社 C&G システムズとなりました。業界では「CGS」の略名で親しま れています。 ・ 2016 年 12 月期の連結売上高は 44 億 4,500 万円、営業利益は 4 億 800 万円です。事業所 は国内 7 拠点、海外はインドネシアにテクニカルセンターがあります。タイ、カナダ、 米国に海外事業子会社があり、米国シカゴで金型製造を行っています。 2.事業内容 ・ 当社は、工業製品の量産に欠かせない金型の設計・製造段階で利用される金型用 CAD/CAM システムの開発、販売、サポートを行うソフトウェアメーカーです。 ・ 量産品を作るためには金型が必要です。スマホや車の部品等、世の中の大半の量産品は 金型で作られています。金型を作るために金型設計をしますが、命を預かるような量産 品は精度が重要です。最近では金型を作る際に、ソフトウェアで制御をしています。当 社のソフトウェアサービス、ソフトウェア開発は、量産の縁の下の力持ちの役割を担っ ています。 ・ 当社はモノを設計・生産することを支援するソフトウェアを作っています。また、量産 技術の分野において専門性を持った金型を製造しています。CAD(Computer aided-design) はコンピューター上で製品を設計し、CAM(Computer aided-manufacturing)は工作機械 で加工するための数値データを作ります。 ・ 当社の CAD/CAM 製品の主力は 3 商品です。「EXCESS-HYBRIDⅡ」は 2 次元・3 次元融 合型で、設計から金型加工までフルサポートします。「CG シリーズ」は、図面を介さず に全て 3 次元で設計から加工までを一貫して行う 3 次元 CAD/CAM システムです。 「CAM-TOOL」は同時 5 軸に対応し複雑な曲面もミクロン単位で加工する金型向け CAD/CAM ソフトウェアです。 ・ 事業構成は、金型 CAD/CAM システム等が約 80%、金型製造が約 20%を占めています。 全体の 46%がストックビジネスの保守領域です。顧客の年間サポートやバージョンアッ

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プ、当社技術員の定期訪問サービス等の収益が 5 割を占め、安定したビジネスを展開し ています。 ・ ストック売上を増やすためには、パッケージ販売を増やす必要があります。製品販売の うち 20%は新規顧客であり、現在シェアを拡大しています。ライセンスが売れると、パ ッケージが売れ、保守ビジネスも広がります。ダブルで成長できるビジネスモデルを作 っています。 ・ 2016 年 12 月期の会社所在地別売上高の内訳は、全体の 70%強を国内が占めています。 アジアは 5%程度で、まだ大きな伸びしろがあります。北米は CAD/CAM が 1%、金型 製造が約 20%です。アジアの顧客の 7 割程度が日系企業のため、ローカル企業をいかに 取り込んでいくかが、今後の成長戦略の大きなポイントだと考えています。 3.中長期事業方針 ・ 当社の社是は「生産性の限界に挑戦する」、経営理念は「技術立国日本を代表する CAD/CAM ソリューションメーカーとして、世界のモノづくりに貢献する」です。具体 的なあり方として、「Global Niche Top」を掲げています。世界で、当社の製品、ソリュ ーション、社員が活躍できるニッチな市場において、トップになることを戦略テーマに しています。 ・ 中長期事業方針の基本戦略は 3 つです。基本戦略①は、既存の基幹収益源(国内 CAD/CAM システム事業)の維持・拡張です。基本戦略②は、成長する海外 CAD/CAM 市場の取り 込みです。当社はストックビジネスも含めて、国内の金型用 CAD/CAM 市場で大きなシ ェアがありますが、既存の収益源を展開しながら、海外に技術を展開していきます。特 に日系企業にかかわらず、アセアン等の海外ローカル企業に当社製品の利用を推進する ことを目標にしています。 ・ 基本戦略①と②の成長戦略で安定した基盤をつくり、海外展開をはかります。2020 年 12 月期までは基本的に売上高年平均成長率 5%、2020 年 12 月期には経常利益率 20%以 上、ROE15%以上を目指します。 ・ 基本戦略③は、次世代収益源としての新規事業の育成です。現在、製造業やプロフェッ ショナル、産業向けの 3 次元プリンタ向けソフトウェアの新製品を開発しています。 ・ 既存技術の事業から OEM 事業へと技術革新をしていきます。当社製品を OEM として他 社の工作機械メーカーに展開し、パッケージ販売だけでなく、他社メーカーを通じて販 売する方法で新規事業の育成を行います。 ・ 既存の基幹収益源の維持拡張では、保守領域に重点をおきます。一般的なソフトウェア の保守更新率は 6 割程度と聞いておりますが、2016 年 12 月期の当社の保守更新率は 94% です。これは世界的にみても非常に高い更新率で、当社の製品自体が愛され、ユーザ満 足度が高い証だと思います。 ・ 現在、製造業で、CAD/CAM を持たない企業は少数かと思われます。先程申し上げた新

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規販売率は、当社製品に切り替え、乗り換える顧客のことを指しており、これが製品販 売の約 20%程度を占めているという状況です。(2016 年 12 月期)。 ・ 競合しない CAD/CAM メーカー、工作機械メーカーに対し、当社のソフトウェアを供給 していく OEM 事業も展開しています。 ・ 海外ローカル展開は、専門代理店のフランチャイズ化により技術体系をしっかり作って いきます。海外ローカルはコピーソフトもたくさんあります。当社はコピーソフトが横 行するようなアンフェアマーケットではなく、フェアな分野でソフトウェアの対価をし っかり理解し、グローバルで戦うローカル企業を開拓していきます。 ・ 当社の保守ビジネスは安定収益源です。これまで 80%以上をキープすると言っていた保 守更新率は 2016 年 12 月期に 94%となっております。国内外 7,000 事業所以上の既存ユ ーザがあり、それらの既存ユーザを優先的にサポートし大事にしていきたいと考えてい ます。 ・ 日本の当社を中心に、東アジア戦略、アセアン戦略、北米戦略の 3 つの海外戦略を考え ています。基本的に中国・東アジアでは代理店戦略をとります。アセアン戦略は親日の 国もあるため、テクニカルセンターを置いて日本のスタッフを配置する方法も考えてい ます。地域特性に応じた形の海外戦略を推進していきます。 ・ ゲーム向けのように、工業製品向けソフトウェアが海外で認知されることは、国内のソ フトウェアではあまりありません。当社は海外展開のパイオニアであると自負していま す。 ・ 3 次元プリンタは、ホビー向けの何十万円単位のものもあれば、製造業向けの何千万円、 何億円もするものもあります。当社は B to B の製品を扱っており、工業向け、製造業等、 プロフェッショナルな方が利用できる 3 次元プリンタ関連ソリューションの開発を試み ています。 ・ 切削は、削ってモノを作るため「引き算加工」と言われます。一方、積層技術は何もな いところから材料を積み重ねるため、「足し算加工」と言われます。当社はこのような 新しい技術に対応すべく、ソフトウェア分野で期待をされています。 ・ 経済産業省が所管する NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合技術開発 機構)のプロジェクトにトラファム(TRAFAM、技術研究組合次世代 3D 積層造形技術 総合開発機構)があります。国産システムを作るために、機械・ソフトウェア・材料メ ーカー等が集まりました。当社は 2016 年 12 月にトラファムに加入し、金属造形および 樹脂造形向けソフトウェアを開発しています。樹脂造形向けソフトウェア開発は、数年 前から榎本工業株式会社と共同で研究開発をしています。 4.2017 年 12 月期業績予想 ・ 2010 年の合併以降、年平均成長率 8.1%で推移しています。2017 年 12 月期の業績は売 上高 42 億 1,700 万円、営業利益 3 億 8,500 万円と、前年比で若干の減収減益を予測して

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います。 ・ 財務状況は 2014 年に借り入れを全額返済し、現在は無借金経営の状態です。自己資本 比率は 2016 年 12 月期末時点において 52.8%であり、財務基盤は安定しています。 ・ 2017 年 12 月期第 1 四半期(1~3 月)は、CAD/CAM 事業が増収増益(前年同期比)と なりました。金型製造事業は受注関連で不安定さがあり、減収減益(同)となりました。 ・ 2017 年 12 月期第 1 四半期の売上高、営業利益、経常利益は、通期の見込みの 4 分の 1 程度で推移しています。当期純利益は進捗率 14%と遅れていますが、期末に繰延税金資 産の回収可能性を見直すため、下期偏重となる見込みです。 ・ 市場動向は、円安傾向が続き、色々な助成金もあるため、国内製造業の設備投資は堅調 に推移しています。 ・ 韓国は地政学リスクも含めて低調です。中国は製造業が回復しています。タイを含むア セアン地域は、ローカル企業も好調になり、設備投資は 2017 年 12 月期下期からの回復 が見込めます。北米は、金型製造事業が 2016 年 12 月期と比較すると低調です。下期か らは回復していくと考えています。 ・ 2017 年 12 月期の売上高、営業利益、経常利益は、それぞれ 5%ほど減少見込みです(前 年比)。CAD/CAM システム等事業はプラスですが、金型製造事業が大きくマイナスのた め減少を予想しています。しかし、中長期では基本的に平均成長率 5%をキープできる よう進めていきます。 ・ 当期純利益は、期末に繰延税金資産の回収可能性を見直すため、下期偏重の予想です。 2017 年 12 月期では、前年比 1 億 9,500 万円増加の見込みで進捗しています。 5.株主還元策 ・ 当社は株主の皆様への利益還元を経営の最重要施策の 1 つに位置づけています。2017 年 12 月期の配当金は、1 株当たり 10 円の期末配当を予定しています。 ・ 配当性向は実績としては例年 30~40%ですが、2017 年 12 月期は当期純利益が増加する 見込みです。配当額 10 円では配当性向 22.4%となります。配当額は内部留保、研究開 発費を勘案しながら決定しています。 ・ 2016 年 12 月期の参考財務指標は、EPS(1 株当たり純利益)が 24.7 円、BPS(1 株当た り純資産)が 231 円、ROE(株主資本利益率)が 11.1%です。 ・ ROE の水準は、2016 年 12 月期は 11.1%と、前年の 13.2%から少し減少しています。ROE は 2020 年 12 月期には 15%以上に引き上げたいと考えています。 6.質疑応答 Q1.海外ローカル企業という言葉がでましたが、展開手法を具体的に説明してください。 A1.文化的な生活には量産技術が絶対に不可欠です。国内や先進国の技術革新・量産技術 を考えると、金型は成長期を終えて安定期を迎えたマーケットです。発展途上国の人

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たちが豊かな生活を求めれば、量産技術が成長産業になると捉えています。現時点で はアジアで当社のソフトウェアが使われるのは日系企業が大半です。当社は具体的な 展開として、2 つのマーケットのどちらかを選択する必要があります。一つはコピー市 場もある、安くて数を求めるビジネス方法です。もう一つはサポートや支援がなけれ ば立ち上がらないが高価でプロフェッショナルなもので、グローバル世界で通用する 支援技術を提供することです。当社は後者を選びたいと思っています。また、海外で も日本企業が受けるサービスと同様のサービスが受けられるべきだと考えています。 そのために、テクニカルセンターのフランチャイズ化を行っています。すでに中国で は展開を始めていますが、最終的にはアセアンで数十ヶ所のフランチャイズを展開し、 ローカルの技術者を配備していきます。当社の役目は、その教育であると考えていま す。地域の方に完結した形でソフトを売り、サービスを行い、しっかりと保守料を得 る形のビジネスを一歩先んじて行っています。 Q2.AM-CAM についてどんな用途で使われるのですか。また将来性をどういうふうに見て いますか。

A2.AM-CAM の AM とは、Additive Manufacturing のことで、端的に言えば「付加製造」で す。AM は 3 次元プリンタの中でも産業界向けで、工作機がハイブリッド化したもので す。工具でものを削るロボットの役割と、3 次元プリンタで材料を積層してものをつく ることが、1 台の機械ですべて行えます。この技術に適合する CAM ソフトが当社の加 工用ソフトの AM-CAM で、現在開発研究を進めています。市場規模から考えると、国 内で 1 年間に売れる切削の工作機は 4,000~5,000 億円です。このうちハイブリッド加 工機の市場規模は 200~300 億円のマーケットになると考えられています。また、日本 で普及する 3 次元プリンタは、300~400 億円の市場規模です。今後 5~6 年程の間に 2,000 億円規模になると調査機関が予想しており、そのうちプロフェッショナル用の AM-CAM は 200~300 億円程度になると見ています。つまり、工作機械、3 次元プリン タの両方から考えて、200~300 億円程度の市場規模になります。その中のソフトウェ アのビジネスは 3 分の 1~4 分の 1 程度と予測しております。ハイブリッド機械は、航 空機などの精度の高い部品の試作や、医療系のアシスト機械等に利用されます。例え ば腰に負担が掛からないようなアシスト機械は、一人ひとり形状が違うため、量産で はなく一品一品作らなければなりません。そのためには、安く、早く、頑丈なものが 必要です。量産の場合は値段が均一で安く、オーダーメイドは高くなります。それを AM-CAM で提案することで、世の中に貢献できる製品になるのではないかと考えてい ます。当社はこの点で一役買いたいと思っています。 Q3.ソフトウェア企業といえば人材が重要ですが、海外サポート強化のためにどのような 人材確保や育成を行っているのかを教えてください。

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A3.海外企業との勝負どころは研究開発です。「企業は人なり」と言いますが、当社もいく つかの施策を行っています。1 つ目は、大学とのコラボレーションによる研究開発です。 優秀な学生が当社のラボラトリーで働き、自由に様々な取り組みをしています。埋も れている優秀な人材の発掘をしています。2 つ目は API(アプリケーションプログラミ ングインターフェース)サテライトです。海外企業も専用ソフトが欲しいと考えてい ます。9 割はパッケージで 1 割は独自でカスタマイズすることも、日本企業であれば見 積もりからサービス、納品まで簡単に行えます。しかし、海外では、販売までに、出 張コストを掛け、言葉の壁がある中で何度も打ち合わせをし、ようやく見積もりを出 すなど、非常に多くの手間がかかり、ビジネスとして成り立ちにくいという課題があ ります。このような課題を解決するため、当社では、地域で完結し、開発できる環境、 API サテライトを提供しています。当社のソフトウェアにカスタマイズできる道具を技 術体で供給しています。ローカル企業が、当社の開発ツールで開発をして、地域に納 めて完結させていきます。API サテライトは地域の文化に応じた考え方で展開していき ます。3 つ目は、海外の開発センターです。海外人材も日本人と同じ仕事をしているの であれば同じ対価を払って、優秀な人材を集めていきます。このように地域に合わせ たユニークな施策を行っています。

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