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日本版ISAの道 その34

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国際投信投資顧問株式会社

迫る税制の崖’13! NISA前夜に日本株波乱?

2014 年 1 月からの少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)を前に「税制の崖」が話題となっている。 「創業者が自社株 売り、1~9 月、7 割増の 290 億円、税優遇廃止控え、年末期限。」(10 月 26 日付日本経済新聞夕刊 1 面)、「NISA胎動 (3)迫る税制の崖(迫真)」(10 月 17 日付日本経済新聞朝刊 2 面)、「NISA前夜に日本株波乱も、優遇廃止で個人売り警 戒-02 年再来。」(10 月 16 日付ブルームバーグ)、「姿勢問われる“配当の崖”-年末特配ラッシュも?」(9 月 18 日付日本証券 新聞 1 面)などに示される通りである。 「税制の崖」とは、2013 年 12 月末で上場株式・公募株式投信の譲渡益・配当・分配 金(*分配金は元本払戻金を除く)の税率 10%が終わり 2014 年 1 月から 20.315%に戻されることだ(*証券優遇税制の軽減税 率 10%は譲渡益が 2003 年 1 月から、配当が 2003 年 4 月・投信分配金は 2004 年 1 月から始まり、共に 2013 年 1 月から 10.147%となっている)。 話題なのは、「税制の崖」を前にした「駆け込みの売り」、含み益を低税率の内に実現しておこうとする行動が市場の売り材料 になると言う懸念からである(*ただし、立会外取引市場引け後に引け値で売って翌営業日寄り前に同じ値段で買い戻すクロ ス取引であれば売り材料にならない)。 しかしこの「税制の崖」によって起こることは、軽減税率廃止が決まった 2013 年 1 月 からほぼ予想されていたことである(2013 年 2 月 1 日付日本版 ISA の道 その 1 「軽減税率打ち切りと日本版 ISA 導入を前 にして起こりそうなこと」、2013 年 4 月 15 日付日本版 ISA の道 その 8「日本版 ISA と無(低)分配志向と日本株ファンド~軽 減税率打ち切り前に検討すること、無分配投信のこと~」~URL は後述[参考ホームページ])。 冷静に考えたいものである。 日本の個人向け株式・公社債・投信

税制(税率)

の歴史(1963年4月末~2018年1月末、2013年11月以降は見込み) *原則分離税率。有価証券取引税・総合課税・源泉分離課税(売却額の1%)の選択・各種特例を除く。 0 5 10 15 20 25 30 35 40 19 63 年 4 月 19 64 年 4 月 19 65 年 4 月 19 66 年 4 月 19 67 年 4 月 19 68 年 4 月 19 69 年 4 月 19 70 年 4 月 19 71 年 4 月 19 72 年 4 月 19 73 年 4 月 19 74 年 4 月 19 75 年 4 月 19 76 年 4 月 19 77 年 4 月 19 78 年 4 月 19 79 年 4 月 19 80 年 4 月 19 81 年 4 月 19 82 年 4 月 19 83 年 4 月 19 84 年 4 月 19 85 年 4 月 19 86 年 4 月 19 87 年 4 月 19 88 年 4 月 19 89 年 4 月 19 90 年 4 月 19 91 年 4 月 19 92 年 4 月 19 93 年 4 月 19 94 年 4 月 19 95 年 4 月 19 96 年 4 月 19 97 年 4 月 19 98 年 4 月 19 99 年 4 月 20 00 年 4 月 20 01 年 4 月 20 02 年 4 月 20 03 年 4 月 20 04 年 4 月 20 05 年 4 月 20 06 年 4 月 20 07 年 4 月 20 08 年 4 月 20 09 年 4 月 20 10 年 4 月 20 11 年 4 月 20 12 年 4 月 20 13 年 4 月 20 14 年 4 月 20 15 年 4 月 20 16 年 4 月 20 17 年 4 月 (出所:大蔵省/財務省などより国際投信投資顧問株式会社投信調査室作成) (単位: %) 株式インカム ゲイン 株式キャピタ ルゲイン 公社債インカ ムゲイン 公社債キャ ピタルゲイン 株式投信イ ンカムゲイン 株式投信 キャピタルゲ イン 公社債投信 インカムゲイ ン 公社債投信 キャピタルゲ イン 株式キャピタルゲイン 株式 インカムゲイン 株式インカ ムゲイン 公社債イン カムゲイン 株式投信イ ンカムゲイ ン 公社債投信 インカムゲ イン ←2003年1月1日~ 2013年12月31日→ 株式・株式投信 軽減税率 株式インカ ムゲイン 株式投信 インカムゲイン 株式・公社債・株式投信・公社債投信の キャピタルゲイン 公社債・公社債投信 キャピタルゲイン 公社債インカムゲイン 株式投信インカムゲイン 公社債投信インカムゲイン 株式投信キャピタルゲイン 株式・公社債・株式投 信・公社債投信の キャピタルゲイン 及びインカムゲイン 公社債インカム ゲイン 公社債投信イ ンカムゲイン 株式・株式投信の キャピタルゲイン 及びインカムゲイン 株式・株式投信の キャピタルゲイン 及びインカムゲイ ン 公社債インカムゲイン 株式投信インカムゲイン 公社債投信インカムゲイン 株式投信キャピタルゲイン 税制の崖'13 2013年 12月 税制の崖'89 1989年 3月 税制の崖'02 2002年 12月 税制の崖'77 1977年 12月

日本版ISAの道 その34

※国際投信投資顧問 投信調査室がお届けする、日本版ISAに関する情報を発信するコラムです。

迫る税制の崖’13! NISA 前夜に日本株波乱?

今回の税制の崖’13 は税制の崖’77 と同様、「増税に非課税

枠拡大」であり大きな懸念は不要と思われる。

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国際投信投資顧問株式会社

尚、「税制の崖」を前にした「駆け込みの売り」を一因として、株式・投信の売却資金などが入る証券総合口座用追加型公社 債投資信託「MRF(Money Reserve Fund、マネー・リザーブ・ファンド)には資金が集まり、2013 年 9 月末において純資産が 9 兆 656 億円と 1997 年 10 月からのデータで過去最高となっている。 「証券投資の待機資金が過去最高水準で推移して いる。個人投資家などが証券口座に預けた資金を運用するマネー・リザーブ・ファンド(MRF)はデータが残る 1997 年以降で 最高の 9 兆円に迫る水準にある。株式相場の先高観が一時より後退したため流入ペースは鈍っているが、証券口座から引き 出されず、待機資金として投資機会をうかがっている。MRF の残高は今年 4 月に初めて 8 兆円台を突破。7 月も MRF に約 4000 億円が流入し、7 月末時点では 8.8 兆円となった。株式投資信託の残高(約 60 兆円)と比べると約 7 分の 1 の規模にな る。MRF は証券口座内の預金のような性格を持つ。証券口座の開設時に手続きをすると、証券口座へ入金した資金や、株 式・投資信託を売却した際に得る現金が一時的に MRF で運用される。」(9 月 3 日付日本経済新聞夕刊1面)と言う。 1997 年 10 月からの MRF だけではなく、1980 年 1 月から存在する中期国債ファンド、1992 年 5 月から存在する MMF も加 え、証券投資の待機資金性の高い日々決算型等の純資産の推移を見たのが下記である。 待機資金が株式・投信に戻る可 能性は十分ある。 日本の

日々決算型等ファンド

の純資産の推移(1989年1月末~2013年9月末) *日々決算型等…MRF、MMF、中期国債ファンド、 追加型内外債券ファンド(短期決済ファンド)。 「法人版・中期国債ファンド、法人版MMF」 のFFF(フリーファイナンシャルファンド)及び CRF(キャッシュ・リザーブ・ファンド )は含まず。    1980年1月から中期国債ファンド、1992年5月からMMF、 1997年10月からMRFが開始。 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 198 9年 1月 199 0年 1月 199 1年 1月 199 2年 1月 199 3年 1月 199 4年 1月 199 5年 1月 199 6年 1月 199 7年 1月 199 8年 1月 199 9年 1月 200 0年 1月 200 1年 1月 200 2年 1月 200 3年 1月 200 4年 1月 200 5年 1月 200 6年 1月 200 7年 1月 200 8年 1月 200 9年 1月 201 0年 1月 201 1年 1月 201 2年 1月 201 3年 1月 (出所: 投資信託協会より国際投信投資顧問株式会社投信調査室が作成) 純資産 (単位: 億円) 追加型内 外債券ファ ンド(短期 決済ファン ド) MRF MMF 中期国債 ファンド 2013年9月末に日々決 算型等ファンドの純資 産は11兆1973億円 と、2003年1月末以来 最大(=MRF9兆656億 円+MMF1兆8713億円 +中期国債ファンド 2603億円+追加型内 外債券ファンド無し)。  2011年11月末に付け た7兆7223億円(1992 年7月末以来最小)から 3兆4750億円増加。 *グラフには含まれて いないが、FFFは8713 億円、CRFは1兆1374 億円。 2000年6月末に日々決算型等ファンドの純資 産は33兆9234億円と、1989年1月からの データで最大(=MRF1兆7408億円+MMF21兆 6991億円+中期国債ファンド5兆8536億円+ 追加型内外債券ファンド4兆6289億円)。 中期国債ファンド MMF(Money Management Fund、マネー・マネージメ ント・ファンド) 追加型内外債券ファンド (短期決済ファンド) MRF(Money  Reserve Fund、マ ネー・リザーブ・ ファンド、証券総 合口座用追加型 公社債投資信託) ←2003年1月1日~ 2013年12月31日→ 株式・株式投信 軽減税率 税制の崖'13 2013年 12月 税制の崖'89 1989年 3月 税制の崖'02 2002年 12月

税制の崖’

77、税制の崖’89、税制の崖’02、そして税制の崖’13

「税制の崖」は今年だけではない。 過去に幾度か大きな税制の変更、「税制の崖」があった。 先の 10 月 16 日付ブルーム バーグ記事にも「近年で、株式等譲渡益課税の大幅変更が行われたのは 02 年末。それまでは源泉分離課税と申告分離課 税の選択制だったが、申告分離に一本化された。源泉分離は株式売却代金の 5.25%を利益と見なし、これに 20%の税率をか けるもので、売却額の 1.05%相当を各証券会社が売却時に天引きして投資家に代わり納付、投資家にとっては確定申告も不 要だった。こうした過程で、個人は 02 年 10 月第 5 週から 12 月第 4 週まで 9 週連続で日本株を売り越した。」と出ていた。 そこで、過去の税制大幅変更、「税制の崖」を見る。 1977 年 12 月末の「税制の崖’77」、1989 年 3 月末の「税制の崖’89」、 2002 年 12 月末の「税制の崖’02」、そして 2013 年 12 月末の「税制の崖’13」であり、その時々の株・為替と家計金融資産 残高が次頁である(上段が株・為替、下段が家計金融資産残高)。

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日本

株・為替

(米ドルの対円相場)推移 (1964年12月末~2013年3月末) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 1964 年 1 2 月 196 6年 6 月 1967 年 1 2 月 196 9年 6 月 1970 年 1 2 月 197 2年 6 月 1973 年 1 2 月 197 5年 6 月 1976 年 1 2 月 197 8年 6 月 1979 年 1 2 月 198 1年 6 月 1982 年 1 2 月 198 4年 6 月 1985 年 1 2 月 198 7年 6 月 1988 年 1 2 月 199 0年 6 月 1991 年 1 2 月 199 3年 6 月 1994 年 1 2 月 199 6年 6 月 1997 年 1 2 月 199 9年 6 月 2000 年 1 2 月 200 2年 6 月 2003 年 1 2 月 200 5年 6 月 2006 年 1 2 月 200 8年 6 月 2009 年 1 2 月 201 1年 6 月 2012 年 1 2 月 (出所:東証、ブルームバーグより国際投信投資顧問投信調査室が作成) 東証株価指数(TOPIX) 0 50 100 150 200 250 300 350 400 米ドルの対円相場 (1米ドル=○○円) 東証株価指数 (TOPIX) 米ドルの対円相場 東証株価指数 (TOPIX) 米ドルの対円相場 2013年12月 1989年 3月 2002年 12月 1977年 12月 日本家計金融資産残高推移 (1964年12月末~2013年3月末) 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 7,000,000 8,000,000 9,000,000 19 64 年 1 2月 19 66 年 6 月 19 67 年 1 2月 19 69 年 6 月 19 70 年 1 2月 19 72 年 6 月 19 73 年 1 2月 19 75 年 6 月 19 76 年 1 2月 19 78 年 6 月 19 79 年 1 2月 19 81 年 6 月 19 82 年 1 2月 19 84 年 6 月 19 85 年 1 2月 19 87 年 6 月 19 88 年 1 2月 19 90 年 6 月 19 91 年 1 2月 19 93 年 6 月 19 94 年 1 2月 19 96 年 6 月 19 97 年 1 2月 19 99 年 6 月 20 00 年 1 2月 20 02 年 6 月 20 03 年 1 2月 20 05 年 6 月 20 06 年 1 2月 20 08 年 6 月 20 09 年 1 2月 20 11 年 6 月 20 12 年 1 2月 (出所: 日本銀行の資金循環統計より国際投信投資顧問投信調査室が作成) 現金・預金(単位: 億円) 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 1,000,000 1,100,000 1,200,000 1,300,000 1,400,000 1,500,000 1,600,000 1,700,000 1,800,000 1,900,000 2,000,000 2,100,000 2,200,000 2,300,000 2,400,000 2,500,000 現金・預金以外(単位: 億円) 現金・預金 債券 投資信託受益証券 株式・出資金 保険準備金 年金準備金 対外証券投資 外貨預金 株式・出資金は2013年3月末に124兆3334億円。 2007年6 月末に202兆9785億円と、日本銀行の統計をさかのぼるこ とができる1964年12月末以降で最大。 債券は2012年12月末に32兆1428億 円。 1997年12月末に63兆9931億円 と、日本銀行の統計をさかのぼること ができる1964年12月末以降で最大。 投信は2013年3月末に 71兆2155億円と、2007 年12月末以来の大きさ。  2007年6月末に78兆 7914億円と、日本銀行 の統計をさかのぼること ができる1964年12月末 以降で最大。 保険準備金は2013年3月末に229兆2289億円。 2000年9月末 に240兆8870億円と、日本銀行の統計をさかのぼることができる 1997年12月末以降で最大。 対外証券投資(外債・外株・外国投信) は2013年3月末に8兆2852億円。  2002年9月末に9兆9180億円と、日本 銀行の統計をさかのぼることができる 1997年12月末以降で最大。 現金・預金は2013年3月に848兆2297億円。2012年12月末 に853兆9586億円と、日本銀行の統計をさかのぼることがで きる1964年12月末以降で最大。 年金準備金は2013年3月末に203兆7071億円 と、2009年12月末以来の大きさ。 2009年9月 末に206兆4484億円と、日本銀行の統計をさ かのぼることができる1964年12月末以降で最 大。 *年金準備金=国民年金基金+確定拠出年金 (個人型)+中小企業退職金共済制度等 外貨預金は2013年3月末に6兆702億円と、日本銀 行の統計をさかのぼることができる1997年12月末 以降で最大。 2013年12 月 1989年 3月 2002年 12月 1977年 12月

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税制の崖’13 は「増税に非課税枠拡大」であり大きな懸念は不要

税制の大幅変更、「税制の崖」と株・為替及び家計金融資産残高の関係を見ると、1989 年 3 月末の「税制の崖’89」は、かな りの影響があった様に見える。 だが、1977 年 12 月末の「税制の崖’77」や 2002 年 12 月末の「税制の崖’02」はそれほど大 きな影響は無かった様に見える。 後者で増税の影響を薄めた一因として非課税制度がありそうだ(非課税制度については 2013 年 9 月 9 日付日本版 ISA の道 その 27 を参照~URL は後述[参考ホームページ])。 1989 年 3 月末の「税制の崖’ 89」の時は、その 1 年前の 1988 年 4 月よりマル優/特別マル優/郵便貯金非課税制度が原則廃止されて 20%の源泉分離 課税になり、さらに 1989 年 4 月より上場株式等の譲渡益が非課税から申告分離課税 26%もしくは源泉分離課税 20%の選択 制となったのである。 これは「増税に増税」ということとなる。 ただ、1977 年 12 月末の「税制の崖’77」では「増税に非課税 枠拡大」であったのだ。 また、2002 年 12 月末の「税制の崖’02」の時は、それまで選択可能だった源泉分離課税(*売却代 金の 1.05%を払えば申告不要)が廃止された上、非課税制度(1 年超保有した株式譲渡益)も廃止されたものの、2003 年 1 月 からはそれこそ、2013 年 12 月末で廃止される証券優遇税制が始まったのである。 2003 年 1 月は同時に高齢者向け少額 貯蓄非課税制度(マル優)の設定・追加が不可能にはなったのだが、「減税に非課税枠縮小」となろう。 今回は、税制の崖’ 77 と同様、「増税に非課税枠拡大」である。 もちろん、かなり小さな非課税枠拡大でもあるが、その分、増税も過去に比べれ ば小さいものだろう。 その意味で、歴史的な観点からすれば、今年の「税制の崖」に対し、大きな懸念は不要と思われる。 日本の個人向け

非課税制度(上限)

の歴史(1963年4月末~2018年1月末、2013年11月以降は見込み) *国民皆制度(年齢制限付きも含む)のもので高齢者・障害者・母子家庭向け及びマル財(財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄を除く非課税制度。 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1963年 4月 1964年 4月 1965年 4月 1966年 4月 1967年 4月 1968年 4月 1969年 4月 1970年 4月 1971年 4月 1972年 4月 1973年 4月 1974年 4月 1975年 4月 1976年 4月 1977年 4月 1978年 4月 1979年 4月 1980年 4月 1981年 4月 1982年 4月 1983年 4月 1984年 4月 1985年 4月 1986年 4月 1987年 4月 1988年 4月 1989年 4月 1990年 4月 1991年 4月 1992年 4月 1993年 4月 1994年 4月 1995年 4月 1996年 4月 1997年 4月 1998年 4月 1999年 4月 2000年 4月 2001年 4月 2002年 4月 2003年 4月 2004年 4月 2005年 4月 2006年 4月 2007年 4月 2008年 4月 2009年 4月 2010年 4月 2011年 4月 2012年 4月 2013年 4月 2014年 4月 2015年 4月 2016年 4月 2017年 4月 (出所:大蔵省/財務省などより国際投信投資顧問株式会社投信調査室作成) (単位: 万円) 少額投資非課 税制度(日本 版ISA=NISA) 老人等の郵便 貯金非課税制 度 老人等の少額 公債非課税制 度(特別マル 優) 老人等の少額 貯蓄非課税制 度(マル優) 郵便貯金(非 課税)(郵貯マ ル優) 少額公債非課 税制度(特別 マル優、マル 特) 少額貯蓄非課 税制度(マル 優) 少額投資非課 税制度(日本版 ISA= NISA) *2014年1月より 100万円から開 始。 ←2003年1月1日~ 2013年12月31日→ 株式・株式投信 軽減税率 郵便貯金(非課税)(郵貯 マル優) *1963年4月の マル優開始時点におい てマル優と同じ50万円 で(1962年4月より30万 円から50万円へ)、その 後はマル優と連動する 形で推移。 少額公債非課税 制度(特別マル 優、マル特)  *1968年1月より マル優と別枠で 国債と公募地方 債の額面50万円 から開始。 少額貯蓄非課 税制度(マル優)  *1963年4月よ り「国民貯蓄制 度」を受け継ぐ 形で50万円か ら開始。 老人等の郵便貯金非課税制度 * 預入限度額は1988年4月より500 万円、1990年1月より700万円、 2003年11月より1000万円だが、老 人等の郵便貯金非課税は300万 円。 高齢者向け少額貯蓄非課税 制度(老人マル優)は2003年 1月より非課税枠の設定・追 加が不可能になり、2005年 12月31日に廃止。 *高齢者向け少額貯蓄非課 税制度(老人マル優)…老人 等の少額貯蓄非課税制度 (マル優)、老人等の少額公 債非課税制度(特別マル 優)、老人等の郵便貯金非 課税制度。 老人等の少 額公債非課 税制度(特 別マル優) 老人等の郵 便貯金非課 税制度 老人等の少 額貯蓄非課 税制度(マ ル優) 1972年から 株式投信が マル優の対 象となる(.公 社債・公社 債投信はマ ル優の始 まった1963 年4月より 可)。 2013年 12月 1989年 3月 2002年 12月 1977年 12月 [参考ホームページ] 2013 年 2 月 1 日付日本版 ISA の道 その 1 「軽減税率打ち切りと日本版 ISA 導入を前にして起こりそうなこと」 … 「 http://www.kokusai-am.co.jp/news/jisa/pdf/130201_02.pdf 」、2013 年 4 月 15 日付日本版 ISA の道 その 8「日本 版 ISA と無(低)分配志向と日本株ファンド~軽減税率打ち切り前に検討すること、無分配投信のこと~」…

「 http://www.kokusai-am.co.jp/news/jisa/pdf/130415.pdf 」、2013 年 9 月 9 日付日本版 ISA の道 その 27「NISA(日 本版 ISA)に公社債(投信)を追加する要望が無くなった!? これまでの「投資から貯蓄(マル優・郵便貯金)への流れ」⇒来 年からの「貯蓄から投資(NISA)への流れ」…「 http://www.kokusai-am.co.jp/news/jisa/pdf/130909.pdf 」。

以 上 (投信調査室 松尾、窪田)

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国際投信投資顧問株式会社

本資料は日本版ISA(少額投資非課税制度、愛称「NISA/ニーサ」)に関する考え方や情報提供を目的として、国際投信投資顧問が作成したものです。 本資料は投資勧誘を目的とするものではありません。なお、以下の点にもご留意ください。 ○本資料中のグラフ・数値等はあくまでも過去のデータであり、将来の経済、市況、その他の投資環境に係る動向等を保証するものではありません。 ○本資料の内容は作成基準日のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 ○本資料は信頼できると判断した情報等をもとに作成しておりますが、その正確性、完全性等を保証するものではありません。 ○本資料に示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の国際投信投資顧問 投信調査室の見解です。 本資料中で使用している指数について ・東証株価指数(TOPIX)は、(株)東京証券取引所及びそのフループ会社(以下、「東証等」という。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、 利用など同指数に関するすべての権利・ノウハウは東証等が所有しています。

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