Architectural Institute of Japan
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Arohiteotural エnstitute of Japan
畑 究 論 文
1
UDC ;550.
34 :624.
042.
7 日本 建築学会構 造系論 文 報 告 集 第 348 号・
昭和 60 年2 月断
層
モ
デ
ル
に
よ る
加 速 度
記
録
の
包絡 線
の
シ ミ
ュレ
ー
シ
ョ ンに
関
す
る
研
究
正 会 員 正 会 員 正 会 員和
勝
萩
泉
倉
野
正洋
哲
*裕
* *_
* * *T.
は じ め に 現 在,
地 震 学お よ び耐 震工学の分野で断層モ デル を 用 い た 研究が 盛にな さ れてお り,
断 層 運 動と地 震 波との対 応関係が長周期成分におい てはよ く説 明で き る様に なっ て きて い る。 しか し,
短周 期 成 分に関し て は,
そ れ が断 層 運 動の細 か な挙動や伝 播 過 程に おける か く乱作 用の 影 響 を受け や すい こと も あっ て,
現 在のところ十分に説 明 されるまで に は至っ ていない。 筆 者ら は,
断層モ デルに よ り 地 震 動の短周 期 成 分の シ ミュ レー
ショ ンを試み て来たが, 次の理由に よっ て短 周 期成分の時 刻 歴を シミュ レー
シ ョ ンす ることは断 念 し,
短 周 期 成分の 包 絡 線を シミュ レー
シ ョ ン し よ う と す る 立 場に立つ様になっ てい る。 (1) 短 周 期 成 分は種々 の要因 に影 響さ れ や すい もの であり, いか に地 震 学が発展 して も,
断層 運 動や 伝 播 経 路に関して短周 期 成 分が説 明できる程 正 確 な情 報は得ら れ ないで あ ろ う。 し た がっ て,
本 質 的に短 周 期 成分に関 して は不 規 則 過 程とし て の取 扱いが必 要で ある。 (2
) 同様に,
将 来 発 生する地 震の断層 運 動 を短周期 成 分が説 明で き る程 詳 細に 規定す る ことは不 可 能 であろ う。
〔3> 耐 震 工 学 的に重 要なもの は 必ずし も短 周 期 成 分 の時 刻歴では な く,
包 絡 線な どの不 規 則過程と し ての 特 性で ある。 (4) 短周期成分の時刻歴の説 明は少な くと もその包 絡 線が捉え られ ない限り に おい て可 能になる はず が な かろ うQ す な わち, 地 震 動の短周期 成分 は本 質的に不 規 則 過 程 として の性 格 を有し て お り,
断層運動と地 震 波と の関 係 は断層 運動と 不 規 則 過 程の特 性との関 係とし て記 述さ れ るこ とが必要であ り,
筆 者ら は その特 性と し て包 絡 線に *東 北 大学 教 授・
工博 # 東 北 大 学 助手・
工博−
# 東 北 大 学 大 学 院生 〔昭 和59年 2 月21日原 稿 受 理日,
昭和59 年 10 月 5 日改 訂原稿 受 理日,
討 醜 期 限昭和60年 5月 末日) 着 目して いることにな る。
一
方,
短周期成分の シ ミュ レー
ショ ン に関 し て, 最近,Hartzell
‘)の 考えに基づき,
余 震の観 測 記 録か ら本 震の波形を シ ミュ レー
ショ ンする試 み が な さ れ て お り,
本震波形が可 成 り の精 度で シ ミュ レー
ショ ンさ れ る様に なっ て きて い る。
こ の ことは, 短 周期 成分 を説 明す る場 合に,
伝 播 経 路に お け る波動のか く乱 現 象の特 性 を 正し く捉え ること が必 要で ある こと,
お よ びこ の特 性が短周期 成分 を 決 定 する重要な フ ァ ク ター
の一
つ に なっ て い る こと を示唆してい る。 (Hartze11 の考えで は,Green 関 数とみ なされ る余震の波動の中に,
伝 播 経 路にお け る 波 動の か く乱現象の特 性が情 報 と して 含ま れ てい る。
)し た がっ て,
包 絡 線を説 明する場 合に も, 伝 播 経 路にお け る波動のか く乱 現 象を考 慮 する ことは必 要なことで あり, その と き包 絡線が どの程 度 断層運 動に 影 響さ れ,
またどの程 度伝播 経路に影 響さ れ る もの な の かを 明ら かにす ること は興 味深い問 題 と な ろ う。
本 論 文では, 地 震 動の 短 周 期 成 分の包 絡 線が断層モ デ ル に よ り どの程 度 説 明できる もの な の かを示す こと を 目 的 とし て お り,
は じ め に,De
Hoop2
〕 ,Haskell3
〕 ら に よっ て 誘 導さ れ た断 層モデル に関する表現式を,
短 周 期 成 分 の包 絡 線をシ ミュ レー
ショ ンする とい う観 点で整理 す る。 次い で, こ の表現式に基づ き,
包 絡 線 を 断層モ デル に関 する情 報に依 存す る部分 p(t)とそ う で な い部分 θ(t)に分離する考え方を示 し,
断層パ ラメー
タ が 比較 的 良く整 理 されており,
しか も, 利用 し得る 地震 記 録の 多い1978
年6
月12
日の宮 城 県 沖 地 震 (M =
7.
4)を例 に取 り上 げ,
観測さ れ た加 速 度 波の 包 絡 線を ρ(t
)と e{t)に よ り 分析的に考 察 する。 な お,
こ のとき に得ら れ る関 数 e(t)は震 源で発 生す る波 動の みによっ て決 定 さ れ る わけで はな くて,Source
か ら観 測点まで の伝 播 経 路に お ける波動のか く乱 現 象の特 性が評価さ れ たもの となっ てい る。
し た がっ て e(t)より伝 播 過 程 をモ デル 化 することな く その 伝達特 性が考察で きる (第4章参 照)。
以上の考察を通 して,
耐 震工学 上 重 要な地震動特 性の一
つ で あ る短 周期成分の包絡 線が断 層モ デル との関 係でどの程 度 まで説 明し得る もの なのか を検 討する。
一 26 一
N工 工一
Eleotronio Library
2.
断 層モデル による加 速 度 波 包 絡 線の表 現 式 2−
1 断 層モ デル の表現式閉曲 面
S
に よっ て 囲 ま れ た領
域y
の線 形 弾 性 体の内 部の 任 意の 点 x{Xl,Xt,x3)の 変 位 Ui (x,
t
),
す な わ ちNavier
の 方 程 式 を 満足 する変 位の積 分 表現式は, 時 間 領域と周 波 数領域で そ れ ぞ れ次の様に表現で き る41。
Ul (x ,t
}一
∫
G
・[fJ
]dV ・f
、Gw
[F・・idS
+
f
.
c
…。・G
・gq[UJ]nitdS・
一 ・
・
一 …
(ユ) ・1(x,
・)一∫
i
・ア
・dv
+ゐ
瓦
’戸・・S
+
∫
c
…砿
砿dS …・
……・
……
(2) ま た,
Haskellによっ て誘 導さ れ た,
無限弾 性 体 内 部 に くい違い が 生 じ る 場 合の表現 式 は u・(x,
t>−
X
]
.
CJtoq
Gtnq
[D
、]ni・dS ・
・
…一 ・
・
…・
・
(3) ・・
(x,
・)−f
“ ・…砧
万・・差d
・……一 ……
川 の様に な る。
こ こに,
Gv
[ ],
G
“,
q[ ]とGtJ,
G
‘」,
a は そ れ ぞ れNavier
の方程式
の基本解に関 連し た作 用 素と 関数,
ゐ は単 位 体 橿 当た りの物 体 力,F
,は単 位 面 積 当 た りの 力,
翫 はS
の 外 部 方 向の単 位ベ ク トル,Cjkpq
はCJl
ρ α= λaJk
δpq十μ〔δJρδiC9十 δhρδ}q}……・
……・
…
(5)であり
,
断 層 面 Σ】=
Σ+ +Σ一
に対 して D,.
f
of,’
一
万i
と考え て い る。 な お,
本論 文で英 文 字の 上に付さ れ た一
は その英 文 字の表 す 量が周 波 数 領 域の量で ある こと を 意味して いる。 (4)式によ れ ば,
無 限 弾 性 体 内 部に く い 違い D,が生じ る場 合の任 意 点の変 位は,
G、
A9 に依 存 し て決 定さ れ る ことに な る。 こ の G‘,.
q は,
砧
纛
{
−
i・ 7帶
・−
t“・f
+ 」ω η γ・γ・
一
δ ・・z
’ e−
t・i
β3γ一
[6rt
rJ rq−
(δtj rq十 δta r」十 δJq rt)] 1−
1ωヱ’
:T:i「e α α 7’
十[6rt rJ rq−
(2δ‘j
ra 十 δ幻・
7,十 δ丿q rl)].
1e
−
sω−S
βZ〆 十[−
15r ‘rj rq 十3(δw rg十δtq rJ十 δJq rE)]・
[
謡
詣
・−
i・
・f
・
盖
か
煽一
÷÷
・輔・
÷÷
θ一
剄 }
・
…・
……・
・
…・
……・
……
(・) x‘−
e
,,
ξ1は断 層 面 上の点の座 標,
r は x,
こ こ に,
ri=
7 ξ間の距 離,
pは密 度,
a は縦 波 速 度,
βは横 波 速 度で ある。
こ こで
Gu ,
g に関して次の仮 定 を導 入する5〕。 ω ・一 大・峠
・比・・1
,亭 歩
嘸 視・ き る。
(2
)1Hz 一
ユO
Hz
く らいの短周期 成分を考え ると きには ・
砒
… 1ゐ
か
撫 視・きる・
(3
〕 。纏
謂
畿
篇
驫
懸
毳
譬
て横 波の みを考え る。 これら の仮 定の下で はGw ,
q は碓
昜
噛譜
・
・…一 …
(・・ の様に近 似 表 現で きる。
し た がっ て(4 )式におい て 」=1,
k
=3
の 断 層,
す な わ ち すべ りの方 向が1,
断層 面が 1,
2平 面にある断 層 を 考え れ ば, 変 位は ・,(x,
・)−
f
.z
.
Ut
−
1
ri・ki
r3一
磐
一
“n rl・
昜
静
・煽誌
……・
…・
・
……
(・) の様に近 似 表 現で き る。 (8 )式は一
般にfar
field
の 近似解と し て用い ら れ てい る も のであ る が仮 定 (2 )は短 周期 成分に関 して は近 似 精 度 が 特に よい こ と を 意 味 して い る。
2−
2 加 速 度 波 包 絡 線の表 現 式 (8 )式におい て,
断 層 Σ+
がNe
個の微 小 断 層 面 要 素 に よっ て構 成さ れ ている と考え, さ ら に そ の断層面要 素 に おい て は一
つ の値で r丿お よ びD,が代 表で き る と考 え れ ば,
(8
)式は次の様に離 散 化で き る。
(上 指 標m で 要 素 名を表す。) ・,(x,
・}一鰐
・一
…一
曙 翻 呪・)…・
・
(・) こ こ に,
S7=
2 r野rf γ孕一
δiS r響一
δtl γ『Asm
:微小断層面要素m の面積
lvm{… 一
轟
畚
万・D7
:t=tm
に お い て すべ り始める微 小 断 層 面 要 素 m の source function (9
)式は,N
・ (。)に動 照 。)一
響
。−
1・…e一
碍 △sm を掛けて微 小断層面要 素Ne
だ け和を と ることによ り,
変 位 波Oft
(x,
ω)が得ら れ ること を 意味し ている。
加 速 度の包絡 線 を 得るた め 本 論文で はさ らに 二つ の仮 定 を導入 する。
(1) 加 速 度
瓦
(ω)が翫
(ω)=
(i
ω)2瓦(ω)で あること を考え ると凱
(ω)は (iω)2NM (ω)に重み W 烈ω)を付けて 和 をと る ことに よ り得ら れ る。 同 様に,
加速度波の包絡 線も(ぢω> 2 遅 ω)の包絡 線と重み 曜 (ω)か ら得ら れ る と一
27
一
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仮定す る。
(2) (‘ω)11VM (ω)の包 絡 線は
,
SQurce function D『に依 存し
,
こ の sourcefunction
は一
般に はdislocation
O
とrise timeτ に よっ て特徴づ け ら れ る。 ‘ω
DF
が関係 す る変 位 波に関して は,
DT をrampfunction
程 度の 関 数 形で定 義してもその長 周 期 成 分は十 分に表 現で き,
し たがっ てすべ り速 度 D/τが大き な意 味を有す る。一
方,
(‘ω)3Dr が関 係する加速度 波に関し て は ramp function で は十 分と は言えず,
し た がっ てDf
τは直 接 的に は加 速 度の大き さ に結びつ くこと は な か ろ う。
本論文で は,
(ia
,) 2NM
(ω)の包 絡 線の大 き さが , すべ りff
度D
/τ に比糶
鰍
、r
褓 囎 る量e
以上の仮 定に基づ き,
さら に加 速 度 波の 包 絡 線が正 値 関 数で あ るこ と を考えW
『(ω)のSP
を1srl
に置き換 え る と次の様な包絡線 atの表 示 が 可 能である。
・,・・,
・・一 ・…煮
1
罪
1
(
?
)
2 ・…噛
“・
………・
…・
…
(10 ) (1・)式に おい ・, (i
・} ・N
・(・)・ 包黼 を・(・)(
?
)
2 と お い て い る。
な お,
加 速 度の各 成分 間の関 係が伝 播 経 路でまっ た く変 化し な いとは考え難い の で本 論 文で は加 速度波の包絡ec
E
(x,
ω)をE
(エ,ω)冨
百(ω凧ω)……・
一 ………・
…・
・
(11
)P
(・)一
鰐
(
♀
)
2 △即 ・一 峠・
…………・
(・2
) (sm
)!=
(s
野)z十(s
野)2十 (s
?)t ; (r野)2十〔r翌)2−
4(r『〕2(r梦)2…
一・
・
一・
一・
・
一・
…
(13) で定 義し,
成 分の違い による包 絡 線の違い は考 慮し ない。雛
灘
購
。鷺
嚥
繍
ρ(t
)と関数 e(t
)の合 積 を 表 し ており,
ゆえにE
(x,
t) は,
E
(x,
t)一菖
募
(
?
)
’… e(
卜 ・・
一
堤
)
…・
(1・) の様に表 現で きる。
(ll),
(14)式は P(・)一名
詈
(
?
)
’ AS・
・
δ(
t−
・・m一
髫
)
一
回
一
蹠P
(・)一
拶
(
?
)
!・
A
・・ e−
・ 畊一 ・
國
一
五・・…・
・
…
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
tt
(15
) の様な線形システムを表す と考え ることがで きる。 つ ま り,(11),
(14)式は,
断 層モ デル を特 徴づ け る諸パ ラメー
タに よっ て決 定さ れ る関 数p(t)を 入力,
包絡線百〔ω)を一
28
・
…
システム関数と す る システムの出力と し て理 論 加 速 度 波 の 包 絡線E
(x,
t) を捉えることが可能である ことを意 味 している。
本論 文で は, e(t
}をsourcefunction
と 呼ぶ ことにす る。
2−
3sourcefunction
e(t)の決 定 本 論文で は,
sourcefunctione
(ω)を観 測 波の包 絡線 に基づ い て推定す る。 す な わ ち,
観測 波の 3 成分か ら求 め た 包 絡 線 をX
(t
)と す る と き,
・
一
∫
气
・ω一
跏 )…・
………・
・
(16) が最 小と なる様に e(t
)を推 定す る。
こ こ に,Td
は継 続 時 間で ある。
X(t)に,
震 源で発生し た波 動が震 源か ら観 測 点 まで の伝 播 経 路におい て か く乱, 増 幅され て い く特 性が含ま れて い る こ とを 考えると,
ρ(t)を入 力,
X(t)を出力 とし て推定さ れ る シ ス テ ム関 数1(ω)に もこ れ らの特 性が含ま れて く るこ とにな る。 とこ ろで,
(11 > 式によれ ば,
・(・・
一
齧
一 …一 ………一 ………・
…
(17
) である の で, こ の式に基づ き?(tO)を 決 定する ことも可 能で あ る が, こ の と きに因 果 性 を 満 足する様に ?(ca)を 決 定 する ことは なかな か大 変で ある。 む しろ,
明ら か に 因 果 性を満足す る関 数の線 形 和とし て e(t)を表現 し,
(16)の J が最 小にな る様に未 知パ ラ メー
タ を定め る方 が, e〔t
)の 因果性を満足 さ せ る とい う観点におい て は 容易であ る。
し たが っ て本 論 文で は, e(t)と し て e(t)=
=
1
・・lexp
(
t幵
TaT
)
・a… P(
一
孟
「
)
・a・exp(
t
−
T
乙丁
)
t≧・
・
……
(18)O
t
<0
を考 え,
勾 配 法によ り,J
が 最 小 とな る様にパ ラ メー
タ al−−
a6 を決 定し, e(t
)を定め る。
3.
1978年6月12 日宮 城 県 沖 地 震に対す る適 用 例 Fig.
1〜Fig.
7に 1978年 6月 12 日宮 城 県 沖 地 震に対 す る,
e(t),
p(t)の計 算 例を示す。 な お用い た断 層モ デ ル は,
瀬 野 らG )によ っ て示 さ れ た3−
segment モデル であ り,
そ の断 層パ ラ メー
タをTable 1に示す。
Fig.
1〜Fig.
7は,
全エ ネル ギー
が 1にな る様にそ れ ぞ れの正値 関 数を規 準 化し て表 示し て い る。
な お,
ρ{t) は本 来は 正の 値を有す るパ ル ス列であるが,
図 上で はこ れ の密度を 近似 的に求めて表 示して いる。 観 測 波の包 絡 線は,
NS,
EW,
UD の 3成 分の 2乗 和の平 方 根で定 義し, さ らに包 絡線に お ける 2Hz 以 上の短周期成分は 除いて お り,
図 で は点線で表 示し てい る。
包絡 線の2
Hz
以 上の短 周期成分を除くの は,
工学的に必 要と さ れ る短 周 期 不 規 則 過 程の包 絡 線がこ の くらい の成 分で十 分 N工 工一
Eleotronio Librarye.sD o.o.so o.P.50 o. SauHcEfuN[T[oNE[T] OEHSITTSFPtT;
'
ttt.-'"Lttttttt.'
HecH["eH[ a IDFig.1ZO 10 iO'"nptEassen,
sop(t), 6ee{t)・・・ la eoAFllSEC o.so D.o.so o.o.so o. ScuHCEFUHCTigHEtT: OENSITIOFP[T:
'''-'
"ITfiKa olo Fjg.2n 3o・io
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50pu), an 7n e(t)-・gesansfe O.50 o.o.so o.o.so o. se"ncEFUHeTleHECT) DENSTTrOFPtr]'v'tt
eHFU"HTO D leFig.3 20 10 40""vafitusswt,
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e(t}・・')(mareeos{t o.so e.o.so o.o.so e. SOUHEFUNCTIUH'
OENSITTorFPtt: SHIOCANRt-t
tt''.tttttJ''
'
'
O10 Fig.4m :e lohnvaRatawt,,
sop(t), 60 70 e(t)-'vafienSEt a.sD o.e.se o.V.50 n. o.se e.a.so o.o.ss a. sauHtEFUNCTIOHEtT) oEHs[TrOFP[T]-ttny
SENORItJOHSKVUNIV.,'.
o toFig.520 30 IO SObugRaewt,
p(t),(m:it
±\ptat'Lxetz)
SD ?O e{t)・・・tthaeo seuHcfFUHCTTONErTl OENS[TTnFPCTI''tt.t..-.L''
nNnHAnAtttt'tt
o 10Fig.7tS 30 40"umencE$wt,
p{t),so sc 70 e{t)・-・,]xZuteo SEC SEC o.se e.e.so e.a.so o. oFig.6 souncEFUNCTtaH OENSITrOF?[Tl t't'ttt.t SEHOSItsuHITOHa) lo nlnmsfiEwawt, Tnble 1 Fault :o p(t), Parameters IO 50 e(t)・・・im SEC 60 7D eo ts(trfiS"n
e)v) of Miyagiken-ekiEarthquake of1978 3-SegmentModel lstsegment2ndsegment3rdsegment Faultlength 10km 2ikm 24tm'
Faultwidth 17km 34km 34km Depth 2B-34km23-34km'3B-50km Dislecation 4.2m2.em 2.3nn Risetime ls 2s 2s Rupturevelocity3.]kmls3.2kmls32krn/s29'
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o
.
5e1
:,。 o●
o。
5e ee SEC e l卩 20 30 ‘0 5囗 50 7a 8D Fig.
8
加 速 度 包 絡 線,
p(t},
e(t)…
塩 竈 2−
segment モ デル によ る ga1 25e.
oe 100.
no 150凾
oo ■eo.
oo 50●
eo o曾
2aの
oo 15.
00 LO.
oo 5.
oo o。
SEC o 10 mo 3臨 40 so 6口 70 en SHIoa刪ASE 閥DAI (TOHOKU U国IV.
}SENDA【{ SUMETO団O BJILD
.
}GHFUNATD 岡 [YAKOHACHlNOHEoNAHA 門A Fig
.
10 加 速 度記録の包絡 線 ga11 〔cm3 /s2〕 SEC e 10 20 30 40 50 60 ?0 80Fig
.
12Seurce
function e〔t)に表 現で きると考え られ る か らで ある
。
p(t
),
e(t
), 観 測波は すべ て 10 秒か ら立ち上が る様に時間推 移を与え ている。
’
な お, 観 測 波はS
波 到 着 後の部 分に着 目し,P
波 部分は考 慮し ない こ とにする が,P
波とS
波の区 別が明瞭で な い波, 例えば小 名 浜の観 測 波に関し て は適 当にS
波 部 分を定めて い る た めに何 ら かの誤 差が 入 る 可 能性の あ るこ と を断っ て お く。 これ らの図 よ り以 下の こと が 言える。
(1) p{t)はすべ て の場合に おい て初 期に鋭い立ち 上が りを 示し,
これは特に仙 台 市 (住 友 生 命ビル,
東 北 大 学 建 設 系 建 物 )と塩 竈に おいて顕 著で ある。
こ れ は, そ れ らの観 測 波に み られ る S波 到 着 時 の鋭い立ち上が りに対 応する もの で あろ う。
一
30
一
oり
501
:, 。 0,
o。
50 0。
SEC O I0 2e 30 4a 50 6亘 70 80 5ロロ曜EF刪α 「口開【 ζU 0匸H5:TYOF PlT, Shlu A 蘇
,
F
卩
・
’
Lc Fig.
9
加 速 度 包絡線,
P(t),
e{t)…
塩竈 D/τに比 例すると考え た場 合ヨ
【⊂m/s) 19.
50 9.
ア5 0.
e ta 20 30 Fig.
11 DensityofP{t〕 SECte (2 > e(t
)の継続幅は 明 ら か にrise time よ り大き く な っ て お り,
これ は e(t)の形 状が震源での 包 絡 線よ りも伝 播 過 程に大き く影 響され ること を 意 味 して い る。 な お,
e(t
)は断 層か ら比 較 的 遠い 小 名 浜 と 八 戸 に おい てその継 続 幅が より大き くな っ ている が,
これ は伝 播 経 路におけ る波 動の か く乱 作用が よ り多く現れ たこ とに起 因す るもの であ ろ う。 (3) 同じ仙 台 市 内の住 友 生 命ビル と東 北 大学建 設系 建 物の e(t
)は, ρ〔t
)が極めて近 いに も か か らず,
大き く異な る。
これ は, e(t
)が観測 点近 傍の伝 達 特 性に特に影 響さ れ や すい こ と を意 味して い る。 (4
) 観測波の包絡線 (点線)と シミュ レー
ショ ン さ れ た包 絡線 (実線 )は当 然ながら良く似てい る。
特に仙 台および塩鼇の場 合に は,
二つ の ピー
クを 持つ 様 子が比 較 的 良く捉え ら れ てい る。
ま た,
こ の二つ の ピー
クは p(t)の特 性が現れ たもの であ ること が 図 よ り推測で き る。 な お,
(4 )で述べ た様に,観測 され た包絡線と シ ミュ レー
ショ ンされ た包絡 線 が よ く似ることは,
両 者の誤 差 が最 小に なる様に e{t
)のパ ラ メー
タ が定め られ て い る ことによ り 明 らか で はある が, こ れ は p(t)が適切に設 定さ れて いると きに限る。Fig.
8に同じ く瀬 野らに よっ N工 工一
Eleotronio Libraryて示 された 2
−
segment モデル6)を用い た と きの塩 竈の結 果 を示 す。
こ の 図 より明らか な様に,
2−
segment モ デル で は,.
い か に e(t)の パ ラ メー
タ を変 更し て も観 測 波の 包絡 線に見 られる鋭い立 ち上が り は説 明で きない。 この こと は,
加 速 度の包 絡 線を説 明すると き に2−
segment 程 度の モ デル化で は不十 分で あ るこ と を 意 味 し てい る。
・・g.
・ ・,
包 絡 線の 大き さ が(
?)
t で …(
?)
・比 例すると 考え て p(t
)を与え たときの塩 竈の結 果 を 示 す。
こ の場 合に は,
p(t)に見ら れ る 二つ のパ ル ス の強 さが同じ く ら い である ことにより,
包 絡 線は大き くゆ が み,
誤 差 を大 きくして い る。 こ の ことか ら,
包絡 線の大 き さが(
?
)
2 眦 例・・ と考… と・方碩
孕
)
・ 比 例する と考え る ことよ りも, 包絡 線の誤 差が少な いと いう観 点に お い て は,
妥 当である という結 論が出せ る。
以 上の 二 つ の例は,
とに かく ρ(t
}が適切に与え られ て い る と き に の み, 包 絡 線 をよく説 明する様な e(t)の パ ラメー
タお よ び e(t)が得られ る ことを示して い る。
Fig.
10〜Fig.
12は,
Frg.
1− Fig.
7まで の 7つ の観 測 点につ い て , それぞれ観測波の 包 絡線,
p(t),
eO )の その もの の値 を示 し た もの で あ る。
観測波の包 絡線や p(t)の ぱ らつ きに比 し て e(t)の ば らつ きは大き くはな いが,
こ れ は,
e(t}が観 測 波の包 絡 線か ら断層モ デル に関 する情 報,
すな わちρ(t
)の情 報, を取り除い たも の で あ ること を考え れ ば理 解で きる。
e(t
}に見ら れる ばらつ きは,
(2 ),
(3)で示し た様に,
伝 播 過 程に お け る波 動のか く乱 作 用 や観 測 点 近 傍の伝 播 特 性の違い に起 因 するもの で あ ろ う。 な お, 大 船 渡の e{t
)は小 さ く, 宮 古の e(t)が 大き い と い う結果 は,
特に こ れ ら二 つの 観 測 点 近 傍の増 幅 特 性の違いを顕 著に表し てい る もの と 思わ れ る。4.
考 察 以上,
加速度 記 録の包 絡 線を,
断 層モデル に依 存す る 部分 p(t
)と 震源で発 生す る波 動が伝 播 経路でか く乱 増 幅され て し ま う特 性まで が考 慮さ れ た θ(t)に分離す る 考え 方を示し, 1978年 6月 12日宮 城県沖 地震 を例に p{t),
e(t)を求め,
包 絡 線の シ ミュ レー
ションを試み た。 これらの結 果 より以 下の様な考 察が可 能である.
(1) 1978年 6月 12 日宮 城 県 沖 地 震につ い て の適 用 例では加 速 度 波の包 絡 線が良くシ ミュ レー
ション さ れ て い る。
これは,
誤 差が小 さ く なる様に e(t)が定め られて い る ことか ら当 然の ことで は ある。 しか しながらp(t
)が 適 切に設 定さ れ てい る と きに限っ てS
波 到 着 時の 急 峻な立ち上がり が説 明でき るこ とか らもわか る様に,
意 味の な い ρ(t
)を導入 し た場 合に は観 測 包 絡 線 を説 明 する こ、
とは困難である。
この こと は,
加 速度波の 包絡 線の シ ミュ レー
シ ョ ンに閧 し て本論文で展 開 し た 手 法お よ び仮 定が ある程 度は妥 当である こ とを示 す もの であ ろ う。
こ の な か に は,
震 源で の包 絡 線φ 大・ ・ が
(
?
)
・雌 す ・ と・ う仮 定な ど今 後 検 討を要す る問 題も あ ろ う が
,
本 論 文で の解 析 結 果は,
本 来は長 周 期 成 分 を説 明す る と き に導入 さ れ る断 層パ ラ メー
タで短 周 期 成 分の包絡線も ほ ぼ 説 明できる ということ を示唆する もの で あ.
る。 (2 ) 本手法に基づ け ば,
ある地 点で観 測され る加 速 度 波の包絡線は P(t)回
E
(x,
t) の様な システム の出 力と し て得ら れ る。
この シス テム に おい て e(t)は,
主に伝 播 経路でのか く 乱 現象の特性や観 測点近 傍の増 幅 特 性に関す る情 報 を有す るイン パ ルス 応答と考え ること がで き る。 し た がっ て,
異な る 観 測 点で のe
(t)の違 いは 伝 播経路のか く乱 現象の特性や観 測点近 傍の増 幅 特 性の違い を表わ し てい る。
伝 播 経路 や観測点近傍 の地 盤をモ デル化 すること な くこの違いが評 価で き るとい うのがこ の手 法の特 長で あろう。
ま た, e(t)の性 質が整 理 されて い るな ら ば断 層モ デル に よ り 入力 p(t)を定め る ことに よ り,
伝 播 経 路 のか く乱現 象の特 性や観測 点 近傍の増 幅 特 性を考 慮し た加 速度 波包絡 線を予 測す ることも可 能と な る。 し た がっ て今後,
多くの地震につ い て,
e(t) を求め その性 質を 整 理 して い くこ と は,
情 報と し て曖昧さ が残る伝 播 経 路や観 測点近 傍の地盤をモ デル化す ること な く地 震入力が評 価で きるとい う 観点におい て耐 震工学上極めて興 味 深い問題 とな ろ う。 (・) 本 論 文・・泡 絡 線の木
・ ・ が(
♀
)
2 眦 例・ る とい う仮 定 を 導入 し,
し か も 3−
segment モ デ ル とい う 比 較 的 複 雑な モデル に よ り包 絡 線の シ ミュ レー
ショ ンを行っ た。 これ は,
短周 期 成 分の 包絡線が断層の すべ り速度に敏感に影 響さ れ るこ と, さ らに, 包 絡 線を精 度 良く再 現す る た めに は ある程 度 までは詳 細に破 壊 過 程 をモ デル化す る 必 要の ある こと を意 味してい るが,
地 震 が 発 生す る 前に こ れ だ けの モ デ ル を予想する ことは極めて困 難である。
し た がっ て, 本解析結果は断層モ デル で短 周 期 成 分お よ び その包 絡 線 を予測す るこ との 難 しさを示し た もの と も言え よ う。
本 論 文では, 加 速 度 波の包 絡 線に着 目 して,
断 層モ デ ル の検 討 を行っ たが,
本 論 文で展 開し た包 絡 線に着 目す る手 法が耐 震工学におい て必要と さ れ る 短周 期 成 分の評 価に対し何ら かの手 掛か りにな ること を期待し, 今後 多 くの地 震 につ い て包絡線 特 性を求めていき, その工学 的 応用 を検 討し てい く予定で あ る。
一 31 一
Architectural Institute of Japan
NII-Electronic Library Service
Arohiteotural エnstitute of Japan
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7
STUDY
ON
THE
SIMULAT
匪ON
OF
ACCELERATION
ENVELOPES
BY
FAULT
MODELS
by Dr
.
MASANORI IZUMi,
Professor,
Faculty of Engineer・
ing
,
Tohoku Univ、
,
Dr.
HIROSHl KATSUKURA,
Research Associate,
Faculty of Engineering,
TohokuUniv
.
,
and YOUICHl HAGINO,
Graduate Student,
Facul−
ty of Enginee【ing
,
Tohoku Univ.
,
Members of A.
1.
J.
In
this paper,
a simulation 皿 ethod of acceleration envelopesby
fauit
modelsis
proposed.
In
the method,
thetheoretical ac¢eleration envelope
E
(x,
t)is obtained as the output of thefollowing
system.
砌
一 一
回
一
・(・・t)
Where an input p(t)is determined by means of a fault model
,
and e(t)isdetermined
by such a function thatmakes an errQr
between
theoretical and observed envelopes minimum,
In
this system,
e(t),
animpulse
response,
represents the properties of the wave propagating pathbetween
thefault
and the observational point x,
Enveiopes
andfunctions
p(t)and eω are calculated for Miyagi−Oki
Earthquake ofJune
12,
1978.
Based onthe calculations
,
the possibility and meanings of the simulation of short−
period seismic ground motions byfault
models are considered