19告0.5 叩 57
第
5
態 賃 金
転職行動と賃金構造の経済合理的関係
1.はじめに 転職率や飽食構溺の問題に限らず,統計によ 」って国際比較を行なう ζとは容易なととではな い。一見同じように見える資料でも,調査内容 や対象者を群しく見るとまったく比較に耐えな いものもある。たとえばζ ζで問題としている っても,対象者が男 子の常用労鶴者に賎怒されているのか,それと も女子やパートタイマ…,臨時日雇労欝者を含 むのか,また対象企業は大企業だけれそれと もすべての企業れといった点により結議は大 きく左右される。またまさ議率は従業員の年齢や 男女構或によっても興なるから,どうしても年 齢別・性別の資料が来頓になる。 とれらの点が異なっていたのでは.i
じl
たよう な名称が与えられているからと替って,それら を比較しでも意味がない。ぞれどころか,むし ろ誤った認識を与えるだけ弊轡にさえ念るかも しれ念い。多くの盟で比翻々の調査対象者に ついての資料(錨菓データ)は利患できないか ら,謂査機関料何らかの器準に突って集計した データに頼ら念ければ、念ら念い。それだけに麗 性票JIの警報を必要とする分析では,韓宝査対象の 類製した資料を捺すととはきわめて難しい。 ζれまでにもこのような諒難があったが,そ れに加えて最近では調査環境がさらに悪化して議 ロ 奨 誰
(憂慮義塾大学) いるため,閤際比較は難しさを増しているO た とえば最近のアメリカでは企業は差別撤廃条例 よる訴えを恐れて,性別・年齢別・人 種別の資料そ外部に出したがらない。あるいは 蔵前上,企業は個々の従業員の年齢や性,人種 を知らないとことにさえなっている。したがって 暁究者が企業に資料の提出を求めても,提業員 の属君主部の擬料を企業調査によって入手するこ とは難しく,家計を調査対象とした資料に従わ ざるをえないととが多い。ととろがそれ以外の 留では,家計告と対象とした賃金や離議室容のデー タは数少ない。 ζの点,8
本はデータの宝庫であると言われ るくらい, とこれらに関する資料は他の園に比べ て豊富であり,企業調宝較による資料も世帯調査 による資料も盤っているO したがって,アメリ カと日本以外の閣については転職率や賃金構造 を置接比較できなくとも,日本との比較を通じ である軽度のととは比べられる。そとで,以下 ではわが慣のζのような雑草奇を括かし,転車襲率 や賃金構造について木路縮かい比較を行念って いくととにする。2
. 問題の提起
わが冨の転職率は間際的もで非常に抵いと- 58 日 本 経 済 研 究 No.20 言われる。学校を卒業して就職すると,多くの 人は転職を経験するととなしに定年年齢まで一 つの企業で勤め続けると思われているC 人々は ζれをもってわが閣では襲身震用制が薙立して いると替うが,はたしてどれくらいの人がとの 議念に当てはまるのだろうか。最近になってよ うやくわが部でも就業経霊についての統計資料 が整備されるようになったが,その一つである
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年の『就業構造基本調査』によると,5
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-54歳の男子のうち現職に就いた年齢が30歳以蔀 でかっそれ以降転騒を経験したことのな 者の苦手i
舎は31%
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最では21%
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騒ぎな い。また現議羅用就業している人に思ったとし ても転鞍経験のない人はそれぞれ4
3
錫,33%
に とどまる。 ζの割合を高いと思うか低いと患う かは人によって意見の分かれるところであろう が,はたして他の国と比べてどうなのだろうか。 また実擦にわが国では長期藤摘が一般的であ るとしても,それはなぜなのだろうか。その理 由として,これまでにも多くの可能性が指議さ れてきたが,それらを大別すると段ぼ2つ 約するζとができょう。 1つは,わが菌の企業 や労{勤者が持つ特殊性を強嘉する考え方で, 日 本的経営の礎となっている企業と労愚者の信頼 関擦を錐持するために,企業は賃金問では生括 質保樟のために年齢に応じて震金を文払う年功 黄金制度を維持しながら多耀用言語では定年年齢 までの謹罵保献を与えるというのがその見方で ある(氏翠(
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,舟橋(
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小野 台錦9))
九
もう 1つの見解は臨際的君主共通性を主張する 立場であり,たとえば労働者の企業内教育訓練 の重饗性を重視する考え方がその代表摂であ る。そζでは舗の内外a-関わず,企業内教務を 霊視する企業ではいずれも高い饗需をかけて従 業員の教育認11練に当たるため,従業員にすぐに やめられたのでは費用が概駄になってしまう。 そζで判とか荒藤性需を高めようといろいろな 施策を講じている。またj湾特に企業内で技箭鶴 発を進めていくうえでは,どうしても内部情報 に精通した労働者が必獲であり,技能に連続性 があるi誌上,稜らの持つ技能や知識を基礎にし てはじめて新技鱗の襲発や企業内への蓄積も 能になる。その締果,企業は定着'性を高めよう と勤続年数を議視した賛金体系をとり, 企業業績が多少落ち込んだとしても教費諜練を た労i
験者を解麓したのでは長期的視点から 見て得策ではないから,彼らの雇需を楳証する ことにより,長期的雇君繋約が結ぼれると説鳴 するO ζれはわが閣においてだけ観察されるわ けではなく,欧米でも現場における技議開発を る企業ならどζでも晃られる共通な境象 であり,わが盟では経済発展の過程でとくに大 企業を恥心に企業内部績を麓掘した企業が多か ったために,平均してみれぜ長期製旅充者が多か ったという ζとになる(小池(
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, Mi即 位 andHig町 hi(1988),樋口(1988日
。
ととでは,どちらの主涯がましいかを臨接質 ζとを悶的とするものではない。むしろ,利 用できる資料に悲づき霞際比較を行なう ζとに よって,わが躍と他の国との転職率や賃金構造 についての共通点,程議点を説い出L,今後の 分析で需うべき間星題点を明らかにするととを言 的とする。 とくにととでは以下の 2つの点に住意を向け る。第1はその盟,あるいは企業にままける労繍 者の年齢構成と企業定着性との関係である。企 業定藩性を統計上捉える指標として,離職率や 転職率と企業における勤続年数分布のz
つが挙 げられよう。ある揺における労働者が企業定議 的であるかどうかを見る以上,性や年齢,職識 を同じくする者どうしを比較する必警震がある。 男子に比べ女子の定着率は一般に低い。あるい は壮年置に比べ若年閣の定着率は{まい。閣によ ってとれらの労欝力構成比が瀧う以上,一回全 体の罷毅率や平均勤続年委主が異なるととは当た り前のζとである。したがって程々の労働者の 企業定鶏性を比較するうえでは,これらの翼性 をコントロールした資料が必要であるとと うまでもない。 だが,その一方で,経務全体の労働力再麗分 や雇用調整の難しさという立場から労醐者の企 業定着性会見るときには,個々の労難者のE
毒性 を無視したー罰金体の転犠率という指標も となる。また動続年数を鷺視した策金体系の下 では,たとえ傭々の議接到に見た労働者の定選安 ゑ 級 殺 H i r i l l i -t t E E i u t i l -員 59 -も仕方ない。比較可能性を十分に吟味せずに比 較を行なっても仕方ない。 幸いにしてわが留では労動統計が他の盤に比 べて鰻富である。たとえば,勤続年数藷緩別労 働者構成比のとれる E C諸国のデータが事業所 に回答させる語査であるのに対し,アメリカの それは設帯調査である。務者には常用車装用者だ けを対象とするのか,それとも臨時ヱや 家族従業者を含めているのかといった点で も瀧っている。地方わが国では f賃金構造基本 調査ムす就業構造基本欝査Jといったそれぞれ の観念にあった調査がともに利用可能であるか ら ,
E
C
と比較するときには前者を覆い,アメ リカと比較するときには後者をζれに充てると いう ζとができる。また集計区分についても, わが舗の資料はより詳締であるため,それぞれ の留の統計区分に襲撃する乙とが可能である。 すなわち怠Cとアメリカの統計は蓋接比較する ζとはできなくとも,日本のデータを媒介にし て弱者を間接的に比較するととができる。そと でできる限り等しい概念の統計資料に基づき 際比較を試み,そのうえで冨によってどのよう な共通点,椙達点、があるのかを鳴らかにし,今 後それらを生み出している背景について考える 諜の手掛かりとしたい。 先ず 3節では, E C諸国とわが患の年齢計の 勤続年数京構成比や離職率,入職率,さらには 年齢をコントローノししたうえでのζれらの資料 について比較検討を行なう。ただし E Cのデー タが年齢をどコントロールしようとしたとき,加 藤から 45援という粗い年齢鞍畿になっているた め, ζの範関内での比較しかできない。それで も間ーの属性における企業定着性を比較すると いう意味では,年齢雷?のデータよりはるかに適 切な比較ができょう。事実,との年齢階級に罷 った場合,年齢計とはかなり譲った姿が持かび あがってくる。次に4衝ではアメ9
カとの比較 を行なう。日米礎部の転職率については性・ 麗・年齢・産業などの類似した特J.lIJ集計データ が科黙できるので, とれに基づいた比較検嵩を 行 な れ さ ら に5節では勤続年数と繋金の額係 を年齢・勤続年数J.lIJ賃金ま賢から E C各留と日本 について比較しき 6節ではアメラカと日本につ 賃金 第 5章 率は変わらなくとも,高齢者の増加によって勤 続年数の長い労働者が増えれば、,それだけ企業 の負担する人件費は増加するはずであるO そう なれば労働者の年斡構成自体が企業の採用する 鯖金体系に変質をもたらし,ひいては個々の労 働者の定着率に影響を及ぼすかもしれない。 ζ のような様子を議べるうえでは,労護義者の属性 主]1だけではなく,一臨全体の離聴率,転識率, あるいは勤続年数別構成比を比較しておく ζと も必吾妻となろうO もう 1っとの分析で注意を払ったのは, との関部である。わが国では年功賃金体系 という替葉がよく使われるが,とれがどの企業 にいようと単に年齢が高まるに従って鳴い賃金 が支払われるという髄震を意味するならば, ζ のような賃金体系が労働者の高い企業定議惑を もたらしているとは言えないはずである。とい うのは,年鶴だけが考議され舞金が決まるのな らば,労働者にとってはどの企業で憾とうと需 額の賃金が支払われるわけであり,経務的には 長期勤続しようというインセンティヴは働かな い。 ζの場合,定着率の蓋は鋳金体系以外の総 よって説明されなければなら念い。は たしてわが国における震金体系が,単に年齢だ けに議点を撞いた賞金体系となっているのか, それとも偽の習に比べて勤続年数を重視した体 系になっているのかを検討する。 殺の中で「常識jと患われているζとであっ ても,統計資料によってそれを議轄することは 容易なにとではない。 ζ ζで揖壊としている企 業定藩性についても然りである。それが題緊比 較となると,それに謡えうる資料を見出すだけ でも容易なことではない。離韓喜容や勤続年数に ついての資料が見つかったとしても,往々にし て調査方法や調査対象が異なるため,比較に離 えられないことがある。たとえば,ぞれが事業 所調査であるのか,t
立構調査であるのか,また 調査対象が常掃車用者に限られているのか,臨 ・8裏労働者は合んでいるのか, 家挨従業者はどうなのか。産業や企業規模はど うなっているのか。 ζれらすべてを鰐亡くする ものを搬し出すζとは毒事易なととではない。言問 査対象,瀦驚概念の違った統計資料を比較して l袋JO.5- 60
a
本 経 済 研 究 No.20 いて賃金鱒数を推定したうえで,岡留における 勤続年数や年齢の鰭金に与える効果を比較す る。そして最後に今後考えるべき問題を提越し たい。3
.
労欝者の企業定着率についての 冨際比較 (1) 年齢計における比較 労動者の企業への定着度を見る指標は,大き く分けてなつ考えられるo .1つは離職率,入職 あるいは転職率といった労欝者全体に占め る移動に憐するデータであり警もう 1つは労欝 者の環汗企業に:
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ける勤続年数分布や平地勤続 年数といった指標である。どちらの指標にもそ れぞれ長期短請がある。たとえば,離職率,転 職率を見ただけでは,転職を再度も韓り翠す人 たちが一部I'C存在し残りの大部分の人は企業に 定着的であるのか,それともほとんどの人が同 じように転職をした結果念のかわからない。他 方,平均勤続年数を比較したのでは,たとえ長 期勤続者の割合が高まっているにしても,それ が値Aの労{識者の勤続年数が長鶏イとしたととに よってもたらされたのか,あるいは新壊の就業 者が少なかったために生じたのかわからない。 潟者を組み合わせ裕完しながら検討するより他 に,集計されたデータに頼る寵り,いまのとと ろ企業定着率を調べる手立てはない。 OECD (1986)は,各国の入麓議事データに ついて臨襟比較を行なった。表一一 1がそれであ るが, とのき誌では入職率は過去 1年開に新たに 企業に就識した者の労働者訴に占める割合,離 職率はi
司様にi
義去 1年間に企業を辞めた者の割 合となっている(そとでは各企業への出入りだ けがおさえられているのであって,労働市場か らの引謹,参入についてはー窃調うていないか ら,離鞍殺のなかには非労働力化した者も含ま れており,離鞍率が高いからと言って,ただちに 転職率が高く,企業聞の移動が激しいと即断す るわけにはいかない)。とれを見る隈り,f
患の国 に比べて日本の離議率はきわめて低いわけでは ない。むしろアメリカの高い入離犠率だけが際 立っており,との霞の労歯市場が非常に流動的 であるζとがうかがえる。日本については入離 鞍率は予想通り低い部類に入るが,それでもフ ランス,イタ芦ア,スウェ…デンといった霞と さほど大きな鑑はない。労働者の性や年齢構成 jを考虚に入れていなhζのデータに基づく躍 り , もし臼本を終身難用制の確立した患と呼ぶ ならば,とζに掲げたヨーロッパのいくつかの 国でも終身瑳用制が離立していると替わなけれ ばならない。 だがとれによって各閣の労髄者の定麓性を判 表-1~患の労働移動 ウランス l西ドイツ │ イタリア │スウェーデン│ イギリス アメリカ: 日 本 年 難事襲 入職 灘署達j入織 総数!入講義 人殺 時陸軍量 人 戦 骨量殺 入職 帯住草案j入機 書量殺 I事71 22 1き 29 28 29 28 32 47 50 20 20 1972 29 29 26 25 26 54 52 19 19 1き73 34 33 33 26 32 31 58 56 20 19 1宮74 26 31 18 17 28 22 31 33 50 59 17 17 1事75 25 28 11 14 22 21 23 30 44 50 14 16 1976 27 28 15 15 1事 19 24 25 47 46 15 15 1977 18 17 I ~8 28 12 14 14 17 25 24 48 46 14 15 1事78 15 18i・28 15 23 24 49 47 13 14 l事?告 16 16 30 29i 14 13 I 21 19i 22 24 48 14 1980 151
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30! 12 15! 21 20 I 16 25 42 48 I 15 14 1981! .13 16 28 29i き 15 13 18 12 22 39 41! 15 14 1982 14 14 17 14 21 I 1983 15 i1121i 19喜4 13 14 20 17I
19i 21 15 I 14 内楽草案所湾移動を含む窃 資料出発号)OECDOき86)Tablell-3移1990.5 第5章 断するには,大きな皆様条件をつけておく必要 がある。というのも,とのデータは男女や年齢 の構成比における議いを無撹した製造業全体の 数鰭となっている点である。もし男女構や年齢 閉で離議率・入職率に大きな農があるとする念 ら,$"そらく 1の数慨はそれらの構成比の 遣いを皮映したものと怠っているであろう。と れらの違いを取り除いてもわが閣とフランス, イタヲアなどでは溜藤性向に繋が見られないの だろうか。とれを検討するためには,属性別の データが必要である。さらに細かな点ぐはある がとのデータでは企業向の事業所間移鶴を離識 者とするのかどうかといった点でも聞によって 設いが輿なるの。そとでとれらを問ζにする 属性射の転職率統計を探してみたが,いまのと とろ次第で検討する日米以外には適当夜襲安料を けられなかった。そζで労覇者の動続年数 刻構成比の資料に基づき ζれを韓揺する以外 にいまのととろ,議議性向を閤際的に比較す る方法は念い。 ただとζで確認しておきたいのは,市場全体 としてはわが鴎でもヨーロッパの一部の鵠と間 程度の離職務・入職率があるというととであ る。確かに後で見るように,属性別に比較すれ ばわが閣のとくに男子労働者の企業定蓬率は高 い。だがわが圏では離職率の商い若年労犠者が とれまでのととろ多かったために市場全体とし てはとれらの鍛々と同穂度の市場流動性は確保 していたと替える。 日米についてはとれまでにも労
1
勤者の勤続年 数を比較した分析は小池(1977),Hashimoto and Raisi部(1985) などいくつかあるが,ヨ ーロッパ各国との比較は資料の制約もあってあ まり行念われてとなかった。そのなかで小遣 (1981)の分析は, ヨーロッパにまヲける労働者 の勤続年数分布,ひいてはとれとの比較によっ てわが閣における労欝者の企業経養護に党をさ設 でた分析として高く評寵される。 それまでの日米比較では,アメ翌カに錨3
皆勤 続者が多い一方,かなりの数の長嬢畿競者も存 在するとと,しかし年齢をコントローんすれ ば,平均してわが閣の方が長期勤続者が多いと とから,わが患の労働者は簡際的に見ても 61 -への定着率が高いという静揺が下冬れてきた。 ただ日米の比較からは,圏際的に見て日本の安定 着率が高くてとのような差が出たのか,逆にア メヲカに他の悶々よりも流動的な労働者が多く てとのよう念結果になったのかは何とも替え念 ν。
、
との点令明らかにするためにはどうしても第 3留との比較が必犠となる。ノト地はとのよう なかにあって,ヨーロッパ諮蝦との比較によ り ,r
長勤続藤はわが留に劣らず, E Cにも存 るJ
(pp.15, 16)ζ とを明らかにした。ま た同時に設は,r
わが闘が定着的に見えるの は,ひとつにはどとの聞にもある夜勤層が, 欧において,より大きいからである。もう一つ の環自は,わが関大企業のブルーカラ 度がとくに高いからだが,それとても日本特有 どは言えず,西歌ホワイトカラーの定繍度に近 いは (p.16) と指捕している。すなわち B本 と欧燃各躍の勤続年数別構成比を比較して,ま ずホワイトカラー労働者の勤続年数の差は小さ く,護があるのはブルーカラ…労欝者だけであ ると詣嘱した。 ただし小池の分析では労欝者の年齢階級車IJに 勤続年数を比較しているわけではない。もしか したら上のような結論札各閣の労間者の年齢 構成の違いを反映したものであって,年齢識穀 別に見たなら護った結論が導かれるかもしれなャ
、
。
そとでとの点を, 日本, E Cのデータに基づ き見ておとう3)。イギ芦スの資料として1975 年, 1979年に実擁した NewEa.rnings Survey, 他のE C各閣については 1972年に共還の調室筆頭 に基づいて実施した Struεture01 Ea.rnings in lnd詑stry4) 日本については1976年の『賛金 構造基本舗資jを用いてそれぞれの企業におけ る勤続年数別の労轍審構成比を見でいく。言う までもなく,他の条件が一定で,勤続年数の主義 い労働者が多ければそれだけ金業に対する 性は高いととになる。 とれらの統計, とくにE Cと日本のデータに は調査方法や調査対象に沿いて共通点が多い。 いや共通点が多いからとそ,ととで比較に用い たのである。その共通点は,いずれの調査も業所が問答する事業所調査であるζと, スを除く芯Cと日本は製溜業に接定 についての調査であるζとp さらに関一金業内 の事業務関移動があった場合はその企業におけ る通葬年数を記入する点念どである。また嚢金 の調査サンプルは, E Cの調査が一定の所得を 超える「全般的念権限と寅任をも 者J(推計によると金サンプルの
1%
弱〉を除 く議F
持者であり, 日本の f賃金構造藤本調査i
も「業務執行樺や代袈権をもち一般労働者と需 じ賃金規黙には従わない重役Jを除く雇用者と している点でも誤記i
している。 もちろんとれらの読訴にも相違点はあるむ ずECと日本の調査では, E Cが事業所課纏が 従業髄 10人以上としているのに対し,日本では 企業競模が10人以上としている点で鍵なる。ま たイギF
スの統計は他の固と違い製造業以外の 産業をも含み, しかも 10人以上の企業ばかりで はなくすべての企業を含んでいる。さらに釘 本,イギ歩スの調査対象が常果的雇用者に設定 しているのに対し,配Cの語査は金識と雇用契 約を結んでいる麓窮者(研修生を務く)となっ ている点、でも興なる。ただし,パートタイマー など非常用的腫用者は護用興約を正式に交わすf
?
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は少ないから, ζれらの調査のカパーしてい る対象はほぼ寓じと考えても差し支えなかろ う。 ζれらの違いを劉り引いて比較には当たら なければなら念い。 表- 2は男子の年齢計について勤続年数分布 を比較した表であるo参考までに,世帯擁護で あるアメ予カとそれに対応したヨ本の結果も載 せである。アメヲカの数値は自堂業主や家族従 臨時雇用者も含んでおり,労髄者計の日 本の数{蓋もζの概念IC襲撃されたものを搭載し た。このため, ζれらの数畿は他と比較できな いことに欝慈しておく必獲がある。 事業所統計による芯Cおよび百本については 生麓労働者と事務・管理・技術労働ミ警に分割し た数量が表 2には謁載されているが,これは ECの諜査ではそれぞれ manual wotker と non-manual worker IC成分されていたもので ある。このように種種を区分した場合,悶上 i tま
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ているが,中身は必ずLも日本とE Cでi
司 No.20 究 表-2
生疲労{激変 日本 イ ギ リ スa b E霊ドイツ フランス イ タ ワ ア Jレクセンブルク; ベルギー オランダ 研 済 経 本 イギヲB
62一、 18.3 18.9 17.3 20.5 23.5 12.2 21.8 24.0 23.自 資料出務)語家:ぬ76年r賃金構造量基本務室長J.イギリスa;ω75 NewE加"培、5加の.イギワスド 1979New Earni昭S"何 時 ア メ jカ ;1自 73 C:附γ~ntRギ市:lationSurv俊民他 のEC諸冨:1き72Siructure ofEainings in lnd制 的
,
(EC). 主主)労働寝苦tおよびイギワえは会進業労働者。その?患の主主霊童労働 家,事務・管理・技術労語義務i立製造業労働者。 11.4 13.7 事豪華・管理・技術│ 労 後 者 ! 日本 イキごl)スa b 滋 ド イ ツ フランス イ タ ワ ア / レ7センブフレタ ベルギー オランダ 労{隊壊ま費十 お本 アjワカ z t t t i l i l i -z 笥 ; u t 事 業 率 じであるとは緩らない。構成比を比べてみると, 日本の調査では下位のグループ芦}ダ 理離に含まれている可能性が高くヲ ECの調査 の方が生産労働者の簸留は狭い5)。彼らの室主続 年数は他の生盤労働者よりもま護いから, ECの 調査と問じ磯鑓概念に従ったら後らを含まない 日本の生産労轍者の平均勤続年数は掲げた数値 よちも娘くなっている可能性が強い。 入離職率の資料は労鶴者に占める一言苦難問内 に移動した者の割合であり,勇一人物が向毘転 機Lたのかわからない。このため労働者は開設 も転職を繰り返す涜動的な騰と定着釣な閣とに ニ題分解しているのか,それとも各人が興じよ うに転離をするのかといった点は入離職率のデ -E E i j L Y-1990.5 第5 ータからはわからないが,勤続年数分布を見れ ばある軽度ζれを見揮めるととができるO 先ず,勤続2年未満の短期勤縁者の割合を見 ると,日本に比べ歌米では事務・ 横者においてもそうだが, とく おいてとの欝合は高い。 ら,上述したように日 期勤続者が多いはずであるにもかかわらずであ る。それだけ小濯の指構するように,読欝的な 労識者層がラ とくに控室童労殺者のなかにかなり の苦手j合で欧米には存在するととがわかるc とれ に比べわが盟では生態労務者であっても琉動的 な労働者は少ない。 ただし,だからと て長期勤続者が少ないかと い。むしろ と,生産労働者においても,ま 技楠労
1
働者においても,ほとんどの闘が白本を 上回っている。それだけ欧米では,流動的な労 る一方で,安定議的な労働者も多 く,欝うなればこ艦分化が進んでいると言え る。とれに比べわが闘では2
年から19年までの 3つの勤続年数階級に集中している。すなわ ち,流動的な!閣も少ない代わりに,かと言って も多いわけぞはない。わが国では欧 という常識は,年齢 タに従う限り確認でき した女子について (念)年齢を限定したときの比較 会,表 3は労働者の年齢構成の違いを 鎮魂している。欝によって労働者の年鶴構或が く輿なれば,上述の結果は違ったものにな るかもしれ念い。いをとれらの表に対応した年 齢韓議裂の労鎗者織成比を晃てみると, 30襲来 日本がもっとも高くて生産労愚者で 37鉱事務・管謹・技議労欝者で30弘 最 器 の ドイツの259,杉 18銘と大きな差がある。した がってとの調査を行なった1970年代当詩は呂本 人労{勤者は欧米議盟と比べて若年者が多いζと がわかる。はたして,とのような年齢構成の差 - 63ー 表 - 3 各閣の勤続年数別労働者構成比 女子年齢計(製造業) (%)i
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則 上 主主重量労働者 滋ヨド 22.2 32.2 2宮3 13.9 2.5 イギワスa 29.0 26.5 22.2 14事2 6.1 b 28.9 26‘4 23.5 15.8 5.4 官室ドイツ 31.1 30“2 18.4 16.1 4.2 ウランス 32.吾 21.7 19.8 13.3 6.5 イタヲア 18.8 3ふ5 22.5 15.1 6.6 んクセンブんク 43.4 30.2 2き ベルギー 32.1 30.2 4.4 オランダ 40.9 35.1 1.5 事務,管王室副主主筏 労苦怒者 8:2与 26.4 35.5 22.5 11.2 4.3 イギリスa 35.4 26.8 20.0 12.3 5.1 b 30.9 27.4 23.宮 12.8 4.苦 西ドイツ 26.8 30.0 19.3 16.3 ず.6 フランス 24.1 25.3 20.4 18.8 11.4 イタリア 17.5 30.4 23.6 1告.8 8.6 ルクセンプルク 29.5 35.3 21.2 9.4 5.4 ベルギー 24.0 26.2 22.0 18.3 9.5 オランダ 37.6 34.0 16.0 8.5 3.9 労働者計 日本 2.9 アメリカ 5.7 表 - 4勤続年数別雇用者構成比 男子30-45歳(製造業) (%) 2年 未 満 2-4c!f.• 5-9~手 10-19年.
2
0
年以上 生産労働者 E本 1.6 15.7 23.8 43.7 9.3 西ドイツ 20.0 23.2 18.7 30.2 7.8 フランス 17.9 20.4 23。
‘
30.1 8.6 イタJ'ア 14.7 26.2 25.8 29.5 3.9 んクセンプJレク 哲“4 12.8 16.5 40.7 20.6 ベルギー 15.6 19.7 22.哲 31.8 10.0 オランダ 18.8 22.6 21.5 28.5 8.5 労苦語毒言 82ド 3.1 7.2 1弘吉 5ふ1 13.6 主 主γィッ 13.9 20.き 21.9 32.8 10.5 フランス き.3 15.寺 23.7 38.5 13.5 イタヲア 11.9 22.8 26.3 35.1 3.号 )'VクセンブJi,.ク 8.7 14.8 27.垂 3事.4 き.1 ベルギ… 9.告 15.3 26.2 38.3 11.1 オランダ ふ-6 18.0 22.7 3仏語 11.2 は,義一 2,表 3に見たわが置において長期 資 終 出 掛 渓 2と際じ- 64 日 本 経 済 研 究 No.20 表- 5勤続王手数刻獲用者構成比 女 子30内-45議(製造業) {歩五〉 2年来潟 2叫 4ま手 5-持 110-19年│桝以上
i
主主祭労働者 震ヱド 21.5 33.4 29.5 13.2I 2.3 西ドイツ 27都9 31.7 19.告 17.5 3.0 フランス 25“S 26.4 2告.8 21.3 5.7 イタ1)ア i 15.4 32.1 20.9 24.4 7.2 ルクセンフヲレク 35.3 21‘2 27.4 15.4 ふ ? ベ ル ギ ー '20.9 23.9 23.4 24.4 7.4 オ ラ ン ダ 37.3 35.6 14.8 9.5 2.8 季語務・管理ー 労骨義務 日本 24.3 29.9 6.3 芝草ドイツ 22.01 26.4 20.1 25.6 5.9 フランス 15.7 19.0 22.0 33.4 ふs
イタワア 8.1 15.3 22.2 45.4 8.9 ルクセンブjレク 11虐S 16.8 31.6 34.2 5.8 ベ ル ギ ー 12.8 15.7 21.5 38.3 11.8 オ ラ ン ダ 21ρ 27.0 18.3 27.2 6.4 資料出所)表-2とi笥じ 袋 一6 日英の勤続年数別男子常用尊重用者携成比 表-7日米の勤続年数別就業者構成比 年 齢I
5年未満I
5 -10年l アメリヵ I19631 25-泌 総 62.2 I 26.9 I I 1973 • 68.6 I 23.9 日本 11宮82I 1 29.2 I 32.9 ア メ 付 11963 35-44滋I
38.9 おふ • 1973I I
41.8 I 拡 7 岡本 I 1き82 I 12.4 12.7 (%) 20年 以上 望号料出所)アメワヵ:1963. 1973'Cu押掛ぜぬか必tionSu問ery. 日本:臼82年 f絞殺害茸造基本調重量』 主主)B米ともに世帯調3急車室F芸者だけではなく自営業主ふ家主主従業 若宮を念む 勤続審が少ないという結難に影響していないの だろうか。 E Cの1972年の Structure of Earnings in Industryは30識から45議という粗い年齢措穀 ではあるが, との年齢!警に離走したと!の勤続 年数分布を特備している。そζで日本のデ…タ もとれに合わせて比較したのが諜 4,.a賢一5 であるO鍔子について表- 4を年齢計の謙一2 と比較してみると,理期勤続者の苦手i
合は年齢計 で見たときと同様, E C諮問では30藤からお設 に限ってもかなりの数によっているのに対し, わが国ではその若手j合はずっと小さくなり流動的 な労欝者は少ないととがわかる。 他方,長期勤 続者の顎j合は表~2 と比べ様椴は一変する o 20 年誌上勤続した者の苦手j合は, ζの年齢!議に限定 すると多くの闘で大曜に総下するのに対し,わ が闘ではノトi揺さt
低下にとどまる。年齢計ではわ が閣の長期勤続者は少ない部類に属していたの が,年齢をコントローんしたとの表ではむしろ 多い方の躍に分類される。 ましてや, 10年から19年といったとの年齢層 としてはかなり主義い勤続年数の者も含めて考え ると,ルクセンブ.ルクの生産労観者を除く他の との差は腫然とし,生産労働者であろうと, 事務・管盟・技術労磯者であろうと,それだけ わが関の労鎗者に農期勤続審が多いととがわか るoすなわち表 2で見たような E C各国でも 日本と開じぐらい,あるいはそれ以上に長期勤 続審が存恋するという綿織は,とれらの霞々で 年長者が多かったためにそう見えたのである。 イギp
スの1979年の NewEarnings Survey も同じように年齢階級到の鶏続年数分布を掲載 している。そとでわが国のデータ香?とれと比較 可能な形式κ
織整したのが表-6である。 ζの らも,年齢を限定すると尽英問の勤続年数 分布には大きな薫があり,わが簡の方が長期勤 続者が多いことがわかる。閉じことは8
米につ いて比較した義一7でも蓄える。すなわち年齢 をコントローんして,はじめて,f
tll.の詔に比べ 尽本では長期勤続者が多いという常識は護認さ れたのである。 以上の比較は,ただ単に年齢を開じくすれば 予想通り日本の方が諸外盟より長期勤続者が多 いというととを示しているのにはとどまらな い。というのは,見方を殺えると,わが国では 年齢を閉じにすると鵠々の労働者の定着率は他1990.5 第5章 策 金 - 65-の冨に比べ高いが,それでも滞年労働者が多か ったために全体としては他の誼と長期勤続者の 割合にさほど撃がなかったと言えるのである。 1で示したように, E Cのいくつかの間と 日本では労働市場全体の入譲事離職率に支患がな かったζとを考えあわせると,市場全体ぐはわ が患でも問程震の流動性がζれまで確保されて きたζとを示す。あるいはわが国ぐは若年労髄 者が多かったからζそ,男子労
f
覇者を中心にい わゆる終身麗用車]の繰持が可能であったのかも しれない。今後,人口の高齢化が進み間々の労 働者がとれまでと閉じように議い定着率を持続 さぜるとすると,労犠市場全体でも諸外留に比 べE
E
機的に長期勤続者が増丸市場の流動性は 失われると子懇されるO それとi
奇特に勤続年散 を重視した鰭金体系のナドでは長期勤続者が増え ればそれだけ企業には人件費の増大として重く のしかかるζとになる。企業にとって溺正念勤 続年数構成比があるとするならば〉 ζれに近付 けるため労働者の高齢仕は鶴々の労働者の窓着 率を下げるように作用するかもしれない。はた してそのような状態が今後発生するのか。また 人口の議齢仕が進み若年震が減少すると,他企 業で働く若年労働者に対する需要が高まり,中 議接現を頻繁に行君主うような施策が企業によっ じられる結果,労鵠者の定着率が低下する のか。それともいままでと開様,副社内におけ る人材育成令企業が重重視する の状態が続くのか。今後,法視しなければなら ない点"である。 地方,男子では年齢を臨まをした場合,勤続年 数分布は大きく変化したが,女子ではどうだろ うか。表3
と表-5
を比較してみよう。 をコントローJししても男子に比べてさほど大き な変f
とは生じていない。男子ぐは年齢を30設か ら45殺に諜走したときには,わが臨は E Cの に比べて長期勤続審のもっとも多い圏とな ったが,女子では依裁として長期勤続着の少な い国にはいる。ただし, 日英,8
米について比 較した表…8,表…9では英米樗置に比べて女 子でもわが冨のガが長期勤続審は多いという結 果になっている。すなわち,わがE
認の既婚女性 の労轍者に占める長期勤続者の割合は,イギリ 表-8筏爽の勤続年数}JU女子常用雇用者権成比 資料出所)ヨ賢一-6と!穏と (苦手〉 ! 201f.I
以上 表 9 B米の勤続生手数諮女子就業者構成比 (;J手} 5 -10王手.10若手以上 16.1 き.1 1973 ! I 77.7 17 .3 4.9 B本 I1宮82! 50.5 30.5 19ρ 19.4 スを除く E C議関と英米との中需に枚程すると 評価されようo 女子の場合,労働者の鞍続年数構成比は主義に 企業への裁選性を皮映したものとは言えない。 男子の場合,一変企業を辞めても大多数は再び 他の金業に就職し,非労鵠カイヒする者は少な し溜期需設業者の比率と離議率はほぼ、対応し ている。だが女子の場合,企業を辞めた者がす ぐに就業するとは限らない。離職率は高くと も,非労織力イとする者が多く新たに就業する者 が少ないとすれば企業に残って就業を続けてい る者の平均勤続年数は告ら長期化する。すなわ ち女子の勤続年数分布には離犠率,設い換えれ ば食業定着率ばかりではなく,離緩後の非労働 力生や再就業行動も大きく第饗する。4
.
転職事の日米上と較 前鮪では, '8米についても勤続年数分布の観 点、から企業への定着濯について触れた。 ただそ とでは設営業主や家族従業者も含んだ比較しか できなかったために多企業への定麓率といった 点、についてはっきりしたととは言えない。本館- 66- 足 立 ド 経 済 研 究 No.20
では日米の男子毒装用者にしぼって,なるべく比
較可能なデータに基づき,学護5}JI,年齢関係転
鞍率を比較してみたい。アメヲカの資料とし て, 1978年から81年にかけての PanelStudy 01 Income Dynamics (以 下 PSIDと 呼 ぶ ) の
17歳から60歳までの府人男子雇用者,日本の資 料として1979年の『就業構造基本調査1(以下 『就謁Jと呼ぶ)の15藤から55畿の男子雇用者 とする。いずれの統計も散構謂査であり,常用 労愚者ばかりではなくその他の非常黒的労働者 も含んでいる点,El営難主,家族詫業者を含ま ない点,また製造業だけではなく全産業の窪用 者を対象としている点で共通している。そして ζこでは1年前に比べ金裁の変わった者を転職 者と定義する。 1年前には働いて.:tsらず調査時 点、で就業した新規就業者や,逆に1年前には就 業していたが調査時点、ぐは餓業となった者は商 ともサンプんから除くcサンプル・サイズは アメヲカが8,103, 日本は f設爵
i
から無作為 に10%議出した2,1140であるO 学麓と年歯舎の両者をともに向じくする者につ いて転職率〈過去1年開に鉱職を経験した者の 労働者に占める割合)を比較するためには,莫 大な数の標本が必要となるbだが楳本調査であ る以上,標本数には自ら眼界があるO そとで次 のような回帰分析によって推定された転犠率を いて,学霊や年齢の転磯子子動に与える影響を 日米で比較するζとにしたい。 まず毘嬢式では,そのサンプんが転験者なら ばし経続就業者念らば-t!t:Zの鎧をとるダミ一 変数 (S)を従麗変数とする。次に強立変数と して教青年数 (E),学校卒業後の年数 (ζ れ をこζでは他企業も含めた労働市場全体におけ る就業経験年数と見なす) (X) のそれぞれ 1 2次墳をとり,さらにアメリカについて は年次の遣いを霧整するため (U) を加えた。 過去 1年間にj設ける 鞍毒義行動を分析するわけだから,いずれの強立 護老数も諜査蒋点の1年前の構轄を様う必要があ る。推定は全年齢, 30議以下および31歳以上の 3つのグループについて行なった。 1を拳階、されたい針。 との推定結果を用いると,各年齢, 表-10 B米の年齢別, 王子 筆者 教育年委主 : アメリカ 日 本 20議 12年 38.5% 11.5% 25 12 30.0 8奄2 35 12 17.1 4.1 45 12 9.5 3.3 50 12 7.8 4.2 55 12 7.4 6.0 35 s 17.皐 6.1 35 16 14.8 2.7 きれた絞殺喜久 おける転職率が算定できる。表日10はとのよう にして求めた転職率である。とれを見ると,い ずれの年齢,教育年数においてもアメp
カの方 が日本より較職喜容は高い。ま?と教青年数5}JIに転 ると金 日米ともに高学差撃の者?をど ととがわかる。 ζれはE Cや日本 にま空ける畿続年数5}JI構成比に妻子いて, いずれの もさ主盟労i
勤者よりも事務・管理・投稿労働 者のフウが盛期勤続者が多いという点と,…致し ているG とのき授の中で注目されるのは,年齢別の転職 率であるO アメリカでは年齢が高まるとともに 転職率は一方的に低下する。とζろが 40錐代1どでは嫁下するが, 50設を惑にし 打私以後上昇を続ける。その結果,サンプル る55議では,白米艶で授とんど 護はなしそれ以鋒になるとむしろアメ1);ちよ りも日本の方が転鞍率は高くなる。喬うまでも なくこれは悶本企業における定年年齢が早いと とと関連しているわけだが,それ自体興味ある 問題を投げかける。若いうちは定着率を重視す る企業が,なぜ労働者が一定の年齢に遣する と,強齢的に現職議せようとするのか。しかも その年齢が,わが醸ぐは他の国に比べて早いの か。需が定年年議舎に彰饗しているのか,検討す べき課題の一つである。 最後に,アメ]1;ちについては現在の一時点だ けではなく長期の離職率データが利用可能なの で, 日本の時系列的な動きとの比較も含めて検 討しておきたい。関 (p.68) は1920年代から の離職率の推移を示しているが, これを見る限阿 川 w ゆ 0 ・ m 詰 本 ア メ カ }j程式 (A) (お) (A) (B) (C) アイ ト一一………… 3主要生時え 0.5698 0.3611 1.0871 仏事268 0.9673 (4.54) (2.97) (4.96) {ι41) (4.30) E …仏語草草4 告0056 '-0.0490 ーな静2告書 0.0275 (2.83) (0.32) (1.50) (0.96) (0.82) E' 0.0013! -0白00006 仏告。詰7 0.0002 0.0001 (2.15) (0.10) (0.55) (0.14) (0.告4) X …0.0154 立0081 …0.0508 -0.0021 0.0告33 (7.06) (3.24) (4.79) (0.19) (0.28) X' 仏語006 -0.0004 目。0021ーな祖母草寺5 -0.0004 (2,85) (1.65) (2,70) {告.06) (ι41) T -0.0695 一容.103脅 -0φ1057 (16,22) (12.37) (10.錦) T' 0.0037 0,0065 0.0母71 (11,60) (7,02) (6.24) ま王室普者 0,喜草寺2 -0.0389 0.0447 ダミ {立80) (2.告3) (2.24) U ←0.0272 立告23事 0,0333 (1.88) (1.13) (2,28) 総会民 -0.0901 ダミ (5.10) 在2 0.018 0.074 静046 0.133 0.135 立のF絞 51.38 29.08 45,21 30.87 31.04 (C) 方 (31歳以上サンプル) (B) メ ア (A) 本 日 方程式 タイプi 付 表-1男子鉱戦闘数の推定結采 (C) ) R U { メ 日 0.3095 (5.02) 0.3164 (5,03) 告.3341 (5.15) 定数t誕 0.4756 (1,56) 0.4689 (7.43) 0,2677 (ι23) 立 総45 (0,53) 0,002告 (0,02) -0.0064 (0,73) -0.悲喜11 (仏!1) 0.0104 (1.64) 立 仏語121 (1.34) 0,0015 (0,83) 0.00幻 (0.28) 一弘吉043 {仏語草} -0,0150 (2,31) E 連審 0.0005 (Iφ42) -0,悲喜幸1 {立総) -0.0001 (0.15) 一色号0003 {仏14) 0.0002 (0.89) U -0,0011 (2,98) -0,0008 (2.1幸) -0,0007 (1刷 8事) 弘幸吉詰02 {立申告) 0.0003 (1.31) E' 湖 ゆ 0.0043 ( 1.11) 0.0048 (1.81) 一仏0084 (3.01) 0.0010 (0.98) -0告書63 (6.13) X -0,0018 (1.01) -0,悲喜17 (1.04) や …0.01総 (12.51) 0.0017 (2,80) 急車線2 (17.告書)I X 仕事OOJ (2.2号} -0目0001 (2,24) 語"告書008 (! .41) -0.0
∞
02 (0,10) 0.0001 (5.58) X' 金 ,000告 { 告.14) 0,0000 (0,13) O.告003 (7.48) 一0在,0004 (2,5告} 0.0002 (13,03) X' 告 ,0294 (I事.01) 0,02古1 (18,16) 0.0118 (21.20) T ー-0.0361 (2上告5) 0.0377 (22.告書} 一号,015喜 (26.07) 0,0007 (13.93) 告.告001 (13.60) 事.0自03 (16,68) z q i 0.0010 (16.66) 弘幸喜10 01.30) 0.0ぬ37 (21.25) T -0,0438 (2.99) 0.0母7J {告書7) -0.0478 {ι93) -0,0494 (3,28) 0.2253 (0.64) 弘幸告22 (0.25) -0,0349 (7,15) 開t鯵者 グミ… U 員 一 A O ロ ミ 、 2 持 組 F R 0,0565 (4.73) …弘幸告書富 (1.16) 一語.0708 (7,邸) -0.0588 (4.89) -0,0070 (0,官3) 立0101 (1.28) -0,0177 (4,35) 既婚者 Fミー lJ 総合員 n … 0.120 12.11 告114 11.21 0,017 13.告5 0.039 11.06 0.004 32.13 E的F.il長 0,142一一一一一一ー
… 一 一 一 一 一
48.86 i主)徒主霊雪量数{主事、戦者山1.級統車t,#f盈ニ自的Fミ 変数。 誌は教育年数, XI主総講義主主量産尊重主{年齢-E-6),TIま紛争先年まま をIJ'す。 0.137 47.06 0.063 11.47 0,050 12,58 仏脅2告 50.63 2 D H A EのF.伎No.20 り , おり,
8
本 がある。 以上のように鱒去を対象が護っていたり,ある いは労髄者の性や年齢の構成比が違うためとの 簡の訴半で行なったような厳密な比較はできな いが,それでもおおよその推識は許されよう。 とれによると,確かに現症では大きな差のある 日米間の離職率格鷲も,戦前においては似たよ うな水準にあり,決して日本人労{勤者の高い企 業定着率は日本人閥有のものというよりも,む しろ経済発,壌の鵡懇で生み出されてきたと考え るべきであるととになる3 わが舗における戦前 の企業定謹率が器かったととは, Tair設(1970), Odaka(1973), S証xon泌総書記(1976),教護(1981), 尾高(1984),中馬(1987)らの多数の研究に より,繰り返し確かめられてきたととろであ る。軽済発農の過程でアメヲカは従来とさほど 変わらない離職率を持ち続けた…ガ,臼本では それがなぜ下がったのか。 OECD各国の最近の入離職率の推移を見たま壁 一1からもわかるように, ζi: 働市場は流動性を失いつつあるように見えるG はたしてとのような傾舟は今後も幾期的に続く のか,ぞれともζれは石油企機以絡の世界的な 景気の落ち込みをま挟した一時的な灘象なのだ 全麗男者を対象にして れている可諮性 究 研 済 経 68 り,現在見られるようなわが盤の器い離鞍率は 第2次大戦車ちからずっとそうであったわけでは ないととがわかる。調鵠で畿穣率に差が生じる ように念ったのはむしろ戦後のととで,戦前はi
C
J
通った数鑑をとっていたと替える。 ととに掲げた資料払日米ともに戦構と戦後 では語査対象や定義の簡で滞千輿なっている。 日本の戦前の原資料は f工場労働移動調査』お よび『労働統計要覧J
であり,常時職三じを50人 以上雇用する工場 (1930年以前は他の県ではと の定義に従っているが 5つの県のみ10人以上 を雇用する工場となっている)における解雇率 となっている。ただしその統計の誌態響きを読 むと,そとには「解濯には自由憲容に基づく辞 職を含むjと記されているから, ζ ζではとの 資料を難事委率と考え搭載した。また戦後の喪棋 はf毎月勤労統計』の製造業離職率を期いてお り , とれは常黒労働者がお人以上毒薬用されてい る事業所における常黒労働者の離議後惑の数棟令 掲げている。またとの離職者の中に 内における事業所開移動者も合んでいるから, 戦前の資料に比べ規模や対象者の聞で戦後の方 が高めに出ている可能性があるO したがって図 に示された以上に戦前と戦後の設は大ぎいかも しれない。他方,アメリカの原資料は戦前,戦後ともに Employment and Ear歩1Ìn~りであ
本 日 g米託〉妻美議長多量j守男塁望室雪量率のf量移 j i t s -e t z S22111 豊監事量室事 (予菩) 告 、、 ヘ W J L 、 、 a﹁ f J } ﹃ 、 F , ノ , d
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{ 、 、 カ p d 3 h メ ﹃ ア r f、
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J川 v i -a S 1 、 司、
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5 7 本(1) 日 , A “ T , q υ 2 85年 80 i 75 70 65 60 55 9 1920 25 30 35 40 45 50 5華料総務}毘本(1) rB本労働運動史料J10,怒君主1I--(i()雲監 (II) 宮毎月勤労憲章者霊童査三 アメ空カ(1):His臼ricalS;臼iIsticsof拘 Uni:釦dS側 部, {韮): M<mthly Labor R柑i開P1990.5 ろうか。離転職率の時系列的な推移もま 後の研究で問われなければならな であろう。
5
.
日本とE C
諸国間め 震金プロファイんの比較 労観者の離草委行動払 って企業を辞める告発的離職と 第6翠 理由から辞める非自発的難磯との2つのタイプ に分けられる。アメ翌カ 付を受けるときには委 あるζとが受給要件に揚げられているから,そ の離職者が従業員の 離職(laid-off) 必要があるO 決定するうえで, いは遭うから, 非常に3
重要となる。 によってその取り扱 れらを区別す陥るととは とζろが雷うまでもなく,すべての離職者が 失業保険給付を5
設けるわけではない。なかには すぐに他の企業に転職してしまう者もいれば¥ 求職活動をせずに弗労働力化してしまう者もい る。また護用保換に加入していない非常用的労 働者もいる。となるとζれらの人も含めたすべ ての人の離職仔動をと抱強しようとすると,一関 全体の人口令調護対象とした統計に頼らざるを えない。もちろんとこれらの統計でも,たとえば や f労儲力調査持E
守護 と関碍にその離鞍理密 るいは非自発的の2つ に分類しようとすると,どちらに分類してよい か判断に窮するとともしばしばである九 た と え ば , 就 讃i
の離種理由のなかにはn
浸入が少念かったからjとか「労欝条件が悪 かてコたからJ
という項目があるが,通常ζれら 自発的離職者として分類され るととが多い。ととろがよく考えてみると,彼 らのなかにも企業経営が悪化し倒産の意機に瀕 し 企業が声高い給与を払えないために離 - 69ー した者も含まれているだろう。あるいはたと えそのような企業でなくとも,もし企業がどう しても従業員を辞めさせたくないと思う友ら, 彼らに他より良好念躍用条件を用意するであろ う。したがって収入や他の労働条件を理由に離 職するという行動自体が労働者だけの判断によ って決められたというよりも,企業の意思をも 反映した時者の荷重誌の結果であると言うべきで ある。 ζのようにもともと韓議行動は労愚者僚の理 由によるとれ企業製の理由によるといっ 合に溝者をはっきり震京するととは難しい。失 業努畿の給付に当たっては労護雲行致上,難護者 をどうしてもどちらかに分類しなければならな いが,分析上はどとまでそれが意味を持つのか 疑問である。ましてやそれが糞問項自の譲った 盟諜比較となると,どうしても窓意性が入って しまい,その扱いによって結論はまったく たものになってしまう。乙のため前舗の日米比 較ではあえてそれを行なわず,離職者合計につ いて比較してきた。 むしろ離職行動を分析するうえでは,それが 単に自発的か非自発的かというよりも 働時聞に代表される雇用条件との関係に注目す べきかもしれない。いま企業での就業を続ける ととによって現在,あるいは将来賃金が大きく 上昇すると思えば,労働者は多少不満令持ちな がらも転職を思いとどまるであろう。あるいは 企業も労働者の定着率を高めたいと思えば,そ こで長く勤めるととが労働者にとっても に得になると患われるような対策を講じようと するであろう。はた べてとくにこのような磁向が強いのだろうか。 わが墨で労欝者の企業定藩率が高いの 捧系の蒋教と関連しているのだろうか。 転議行委主は翼在の護金とともにを 勤主う続けた場合に想定される蒋来襲金と深く わっている。もし偽企業に移ったとしてもそ れが不利にならないような,あるいは,むしろ したら,そのよう れると予想、される。 そういった場合, う70 日 ドヌ 経 あるいは粍設は,賃金の勤続年数プロファイノレ を見て判断するであろう。もしとれが懇勾配に なっていれば,それだけ勤続を重ねるととによ って経済的手Ij議が発生するはずであり,逆に転 議すればそれまでに穣み重ねた勤続年数令原点 してしまうとどになるから,それによる顎 失は大きいと考えられる。とのように離職行動 と勤続年数別の策金フ.ロファイノレの関には密接 な寵係があると予想される。ととでは離職行動 との関連を見るため,年齢別プロファイノレと勤 続年数是I1プロファイノレを別個に凡ていくととに る。はたして他の問と比べて,わが閣の賃金 体系はどのような特雛を持っているのだろう か。以下では各蹴の賞金プロファイルについて 検討してみたい。
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年齢別プロファイJl -まず勤続年数}JIJの賃金効果を克る前に,年弱者 によって賃金がどのように異なるかを見てお く。諜-11は製瀧業男子の年齢階離別賃金語数 を示している。資料は日本, ECのいずれとも 3節で用いた資料であり,すでに述べたように 調査方法や調査対象について多くの共通点を持 っている。賃金指数の基礎データはE Cの生産 労愚者の場合,諸手当や残業手当を合んだ給与 を時間当たりに換算した税・社会保障負担を護l
く前の繁金であり,事務・管獲・技争│苦労働 いては基本斡や諸手当を含めた{企業利 益の上昇に伴うポ…ナスは含まない)月当たり 結与である。日本についてもなるべく興じよう に生議労{勤者型事務・管理・技術労働者の れも鰭手当を合む決まって支諮される月間給与 のうちの所定内給与としjζれも労働者の社会 楳際事実主誌や税を引く前のものになっている九 表-11を見てまず気づくのは,いずれの国に おいても生産労働者に比べて事務e督謹・技姉 労{働者の年齢}JIJ質金フ。ロファイノレの方が急勾離 になっており,それだけ事務・管獲・技術労働 者の賞金は年齢とともに大きく上昇する点、であ る。データの年齢成分の裏合上,賃金指数の萎j 準年齢が両者では鑓念っているが,主主謀労働者 の方が遣をい年齢鱒を基準としているから, もし 事務・管理・技術労働者に合わせて指数を作り 済 研 究 災0.20 表-11各匿の年齢階級別賞金指数(製造業男子) 18産量 18-20 121-29130-44 45-54155緩 ラ 長1筒 歳 出 後 mi 語表 歳 以 上 主主姦労働者 設立与 84.4 1告g 135.0 176.7 183.5 144.7 若草ドイツ 67.4 100 117.3 122.3 118“4 110.9 フランス 80.9 100 119.8 130.1 127.1 120.0 イタリア 79金5 100 118.5 126.6! 124.9' 121.8 jしクセンブルク 50.9 1Y1501山 121.7 ! 115 ベlレ虫干一 67.0 1001 121.註 127.3! 125.1 117.6 オランダ 65.6 1001156.01169.11 167.7! 160.2 21議2124;252913044 4554jj55以4上蓑 未満(2)告患 (') 妥晃 j 高是 │ 燦 選5務・管五重・技術 労 働 翁 吉本 79.9 100 128.4 185.7 227.5 178.0 商ドイヅ 72.4 100 130.0 152.6 149.8 143.3 フランス 71.7 1 100 133.31 175ρ;問 .71175.0 イタワア 80.61 10金 126.81 172.5 1弘 31203.9 jレクセンブjレク 77.71 100 γ 6 1凶 3吋
ベjレギー 72.61 100 128.1S4.5U ;I79a3156e オラング 61‘li 100 135.41 182.11 199.4, 184宥 1き72品;tructure01Ea仲間僚五百Induslry(ECJー 主主} 生産労動著書については18-20援の黄金をお岳彦事務・管理主・ (1) (2) 技術労働増設については21-24歳の賃金を100としたときの賃 金指数を添す。 ヨ 2ドグ)~字書告区分は lB-19 議ー 20- 銭高是. f患の年骨骨区分i立問 じ。 日本の年齢x分i主総統未満.20-24議, f患の若手畿IX分i立問 と窃 と1:.の表に示された以上に生露労髄者の 高年齢壊の聾金指数は小さくなり,両職種にお ける謹はもっと縄くはずである。 次にそれぞれの翠撞別に各国間の比較をして みると, 45-54歳層ではいずれの職種において も日本がもっとも大ぎな値をとっており,それ だけ年齢別賃金プロファイルは急勾配になって いると誘える。ただ,他の態と日本との差は主主 童労轍者でとくに大きく,事務・管譲・掛町労1
欝者ではそれほどでもない。西ドイツを韓けば いずれの爵マも事務・管理・投錨労働者ぐは45 ---54設では21---24裁の 1.6倍以上の重金と在っ ている。すなわち,事務・督膿・技術労働者は わが閣に霞らずどの国でも年齢とともに賃金が 大舗に上昇する年務鈴念特徴を示しているのに 対L
生産労働者では日本のみが地の国の事務・ ・技術労働者と間程度に年功鵠左翼金をと1990.5 第5章 賃 金 71-っている。奮うなれば,とれは,小地(1981)の 指摘するととろの「日本のフVレーカラ…労働者 のホワイトカラーイむ (p.9) の一つの表われ として受け額められよう。との点については後 るととにしたい。 との他にも個々の年輪暗経どと くと,いくつかの指摘しておくべ されるO その一つは,賃金が するかといった点で日本と他の閣 ととである。全体的に見れば B 大きいととはすでに指摘したが,その選いは30 ~44窓辺i議になってから晃られるのであって, それ以需には注ほど大きな差は存在しない。あ るいは逆にそれまではEC諸国の方が大き 金上昇を持っているようにさえ見える。 たとえば,生産量労働者の基準年齢である 18~ 20意以前では, 日本の方が他の国よりも大ぎな! 数値をとっているから,伸び率で見れば鍛金上 昇は小さいζとになる。もっとも事務・ 技術労働者ではζの点は明白ではないから, 年震ではすべての職種でE C 大きいとは断習できない。だが,少なととも, 30歳未満においては日本とE C は同じように大きく,その差が聞くのはそれ以 降であるととは磯かなようだ。 上昇が30議以降大きく鈍化するのに対し, では依然と る。 もう るといった違いがあ ととは, 55議以降の策金 の低下である。{畿の閣に比べて日本の賃金低下 は非常に大きい。{也の闘では生産労働者にしろ その他の労働者にしろ,ほとんど賃金低下がな いのに対し, 日本てのはそれぞれ20%以上も する。もちろんとれば定年髄と襲連しているわ けであり,先に指捕した 8 本では 30議主~I懇にな っても重金が大きく上昇するという理由と せて考える必要がある。 以上検討してきた年齢別の賃金プロファイル 比一般に大きく分けて2つの要因に分解でき る。 1つは勤続年数による効果であり,もう 1 つは年齢そのものあるいは他企業における就業 経験の勢果である。平均的には若年労働者より 中高齢労働者の方が勤続年数は長い。したがっ て,年齢問の平均賃金の華は勤続年数の遭いを 反捜している可能性が強い。ただしそれだけで ければ、それだけ他金業におけ る者も多く, とれが転職 のときにどのように評価されるかも るはずである。あるい 数や他企業における就業経験とは無関係に単に 年齢が高まれば鋳金を引き上げるという効果 も,年齢効果には含まれているかもしれない。 出勤続若手数鎖プロファイ)1,.. 先に見た戦磯行動は,とのうち純粋な年齢に よる賃金効果よりも勤続年数の効巣と強く ついているはずである。というのも, 続年数とは無関係に単に年齢だけが重視議 金が上昇するならば,労働者はどの企業に移ろ うとも年齢とともに高い翼金がもらえるわけだ から,
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弓ーの食業で動績を重ねる必要はない。 勤続年数が議設されるからとそ,転穣を避けi
湾 一企業にとどまろうというインセンティヴが働 くはずであるO年齢の賓金効果が大きいからと 言って, とれだけからわが国の低い転職率は蹴 明されないのである。とのように転職行動との 関係から蓄えば,各閣における勤続年数の質金 効果が注註される。 観察された資料において年齢震の賃金ブ'ロブ アイんが急勾読を持っているからと言って,も ちろんそのまま勤続年数の黄金に与える 大きいと即断するわけにはいかない。国によっ ては他企業における就業経験,あるいは他企業 で身につけた技能に高い評価を与えるために, 年齢別賃金格諜が大をいかもしれない。あるい は,勤続年数の勃祭はー到なく,単に年離ととも に賃金が上昇しているだけなのかもしれない。 純粋な勤続年数の議巣を検討するためには, 年齢}}!Jかつ勤続年数割の策金衰を見る必要があ る。とれにより年齢を-7
震にして勤続年数の遵 う者の賃金を比較すれば,ある程度両者の効果 を 識 別 で き ょ う 。 E C の Structure of Ea門ungs πlndustのには,結かな年齢階穀 1 と撃続年数をクロスさせた繁念表はいまのとと ろない。そζに揚載されているのは年齢言?の勤 続年数民隻金表と30議から45識に臨走したとき72 日 本 経 済 研 究 No.20 けである。 議長…12勤続年数別雇用者賃金(2年未満口100) 義一13がそれである。表-13では, 男子年齢計(製造業) 年齢楯は広いがそれでも30設から45歯の労働者 れており,なおかつ生産労犠者と ・技指労鍛者に分けるζとによって学塁撃 についてもきうる謹震, コントロ←ノレできると われる。そとで日本もとれに合わせ年齢思分や 勤競年数産分を調整して比較してみるζとにす る。 まず年齢訴の表-12について見ると,生産労 も事務・管理・技街労働者でも勉の盟に 比べて日本の勤続年数の賃金に与える影響は大 きいととがわかる。 ζれをもう少し詳しく見る
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年齢階!穏別に見たとき若年層では日本と E C緒悶問κ
盤がなかったととから類推される ように,勤続年数の瓶い,たとえば 5~9 年以下 2年未満 2-4年 5-き年 10-19年 20年以上i
ゑ長室労働司書 立 与 10告 111.6 126.6 150.3 115.9 若草ドイツ 1悲喜 10ふき 111.3 113.7 112.8 フ ラ ン ス 1寺号 111.5 119.9 128.8 130.事 イタワア 10号 106.3 112.7 123.0 128.3 ,1-<クセンブルク 100 113.7 121.8 128.2 131繍6 ベノレぞー 100 111.0 117.5 121.5 124.9 オ ラ ン ダ 100 108.3 117.0 120.0 120.2 考器予審・号変ま聾・技術 労働機 自主幹 100 110.6 127.5 162.8 202.2 筒ドイツ 100 105.7 111.3 114.8 114.3 フ ラ ン ス 100 110.1 121.0 131.8 137.1 イタリア 100 109.3 123.8 141.2 156.2 jレ 7~ ンブJレタ 100 111.2 128.3 133.9 147.6 ベ ル ギ ー 100 110.6 123.3 130.8 138.1 買「ラング 100 10ふ7 11宮.自 129.5 136.1 禁事ヰt住所)E2ド:1事?革法F-重寄金繰i主義本3君主差ふ その後の医: ぴ72Struc立4略号fEo.rni栂sin lnd踏め. 主主) 吉本:湾総長号主義冷給与 EC:!主選量労撃事務昌湾要望当た号集金, 善事務・管警護'主主勢苦労級事言明汚濁Z子物給寺 L,f
患の爵ぞは伸びが急降下する。 と生護労働者に比べ事務・管麗・ 技街労{勤者の方が各磁で大きな僅をとってい 差是-13勤続年数別潔潟者賃金何年未満=100) るO だが, ζれは勤続年数夜分の1障が,ct:いため 努子30-45綴(製造業) に , 事 務 開 ・ 技 術 労 闘 の 勤 続 年 数 騒 い!
! 抑 制 筒 日 年llOl問 幼 年 以 上 から,彼らはそのじま分のよの方に集中している i 生産労働者 ζとから住じているのかもしれない。とくに20 年以上となるど上限が設けられていないから, ζの傾向は強いと思われる。とれだけの資料か らは職種間の欝κ
ついての設及は避けた方が宣 しかろう。 他方,年齢を30~45識に線悲した義一13では どうか。表-121C比べいずれの鰐でも小さな檀 になっているが,その華客ち込みはとく 管理・授を!苦労識者で大きい。 E Cのなかには勤 続効果がまったく見られない鵠もある。日本で もその落ち込みは大きいが,それでも弛の醤に 比べ勤続年数の効果は荻然としてもっとも大き いと言える。 表一12と表-13の違いはどのように解釈され るのか。それには2つの解釈が成り立つ。 lつ は表ー12が勤続年数の効果とともに年齢の効果。
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資料出所)日本:1976年r賃金構造基本書簡盗れその他の関: 1972Struc附'eofEo.閉 口zgs間lndu.stry. 注)日本.月間所定内給与, EC:生産労働草言明日寺聞き告たり飽食, 事務・管理・技術労働者z週当たり給与1990.5 第 S霊祭 を含んでいるのに封し,表-13は耗粋に勤続の 効果だけを示しているという解釈である。もし とれが事実であるとするならば,各盟とも 12で勤続年数の効巣が大きいように見えたの は,実は年齢の効果が大きかったためであり, しかもそれは事務・管理・技術労働者で顕著者で あったためであるというととになる。 もう 1つの解釈は,袈 13の年齢を醸起した ときの表は純粋に勤続効楽だけをfi.挟している のではなく,他食費震における就業経験に封ずる 評価をも含んでいるという解釈である。 場合,多くの者は学校卒業後,非労働力化して いる期間は飽く,失業期間を除けばほとんどの 期間働いているであろうから,年齢や学醗を等 しくしたときの他企業も含めた通算の就業年数 段類桜していると見なしてもよかろう。したが って現在の食業における勤続年数の短い人はそ れだけ他金業での就業襲爵が長かったはずであ り,表-13の結果は飽企業と自企業における就 業経験の静舗の濃いを皮現したものであるとい うととになる。との解釈に従えば いて年齢合服悲したときの賃金格楚が小さい闇 る評価の差が小さいことを示し ており,とれに対して日本のように大きい患で は揺対的 KI3企業における就業経験{勤続年 数〉に高い鞘髄を与えているととを示している と蓄える。