3
2
₁
指定居宅サービス
147 指定居宅サービスの介護報酬の通則 148 平成27年度介護報酬改定に関する Q&A(共通事項) 1571
. 訪問介護 1612
. 訪問入浴介護 1983
. 訪問看護 2064
. 訪問リハビリテーション 2275
. 居宅療養管理指導 2406
. 通所介護 2537
. 通所リハビリテーション 2868
. 短期入所生活介護 3189-1
. 短期入所療養介護(介護老人保健施設) 3439-2
. 短期入所療養介護(病院・診療所) 365 療養病床を有する病院 368 診療所 386 老人性認知症疾患療養病棟を有する病院 398 1号・老高発0331第2号・老振発0331第1号・老老発 0331第3号:別紙8】 △ 平 成27年 度 介 護 報 酬 改 定に関するQ&A【27.4.1 (Vol.1)/27.4.30(Vol.2)】 個別サービスに関連する告示・通知等 〈訪問介護〉 ●訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について (12.3.17老計第10号)/188 △適切な訪問介護サービス等の提供について(21.7.24振 興課)/191 ●「通院等のための乗車又は降車の介助が中心である 場合」及び「身体介護が中心である場合」の適用関 係等について(15.5.8老振発第0508001号・老老発第 0508001号)/191 △訪問介護における院内介助の取扱いについて(22.4.28 振興課)/193 △いわゆる「住み込み」により同一介護者が 「訪問介 護」と「家政婦」サービスを行う場合の介護報酬上の 取り扱いについて(17.9.14老人保健課)/19510
. 特定施設入居者生活介護 40811
. 福祉用具貸与 430 ○指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基 準(12.2.10厚生省告示第19号)【29.3.6厚生労働省告 示第60号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基 準(訪問通所サービス,居宅療養管理指導及び福祉用 具貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する 費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留 意事項について(12.3.1老企第36号)【28.3.31老推発 0331第1号・老高発0331第2号・老振発0331第1号・ 老老発0331第3号:別紙2】 ●指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基 準(短期入所サービス及び特定施設入居者生活介護 に係る部分)及び指定施設サービス等に要する費用の 額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項 について(12.3.8老企第40号)【28.3.31老推発0331第 △同居家族等がいる場合における訪問介護サービス及び 介護予防訪問介護サービスの生活援助等の取扱いにつ いて(19.12.20振興課)/196 △同居家族等がいる場合における訪問介護サービス等の 生活援助等の取扱いについて(20.8.25振興課)/197 ●同居家族等がいる場合における訪問介護サービス等の 生活援助の取扱いについて(21.12.25老振発1224第1 号)/197 〈特定施設入居者生活介護〉 ○厚生労働大臣が定める外部サービス利用型特定施設入 居者生活介護費及び外部サービス利用型介護予防特定 施設入居者生活介護費に係るサービスの種類及び当該 サービスの単位数並びに限度単位数(18.3.28厚生労働 省告示第165号)【28.3.31厚生労働省告示第135号】/ 424 〈福祉用具貸与〉 △末期がん等の方への福祉用具貸与の取扱等について (22.10.25振興課・老人保健課)/437 ○厚生労働大臣が定める福祉用具貸与及び介護予防福祉Ⅰ在宅の要介護者へのサービス
A 介護保険の枠組み 10 B 利用者負担の原則 18 C 利用者負担の軽減 23 D 給付制限・医療費控除・消費税の取扱い 34 E 介護報酬の算定 37 F 介護報酬の請求と支払 56 付 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 61 ①指定居宅サービス・指定介護予防サービス 76 ②指定地域密着型サービス・指定地域密着型介護予防サービス 114 ③指定居宅介護支援・指定介護予防支援 127 ④指定施設サービス等 128●介護報酬算定のポイント(解説)
9
●介護報酬の算定構造一覧
75
内容目次&法令・通知等一覧
1
単位数表編
本書(新版)は,平成27年4月版(旧版)の内容 を基本的に保持しつつ,平成28年4月・平成29年4 月施行の改正内容に対応したものです。ただし,「介 護報酬算定のポイント(解説)」のうち,「東日本大 震災の被災者に対する負担減免」(旧版34頁)は割 愛し,介護職員処遇改善加算についての解説の分量 を増やしています。 また,75頁以降,増補となる部分についての頁表 記は枝番を採用しています(例;115頁と116頁の間 に平成28年4月改定により設けられた「地域密着型 通所介護」の算定構造を115-2頁として追加)。これ により,旧版と新版との間で頁のずれが生じないよ うになっています。 ①単位数表関係告示 本書では概要を青字で掲載 し,原文は「3 QA・法令編」に掲載しています。 ※本書で使用した関係告示の略称 利用者等告示=厚生労働大臣が定める基準に適合 する利用者等(平27厚生労働省告示94) 大臣基準告示=厚生労働大臣が定める基準(平27 厚生労働省告示95) 施設基準=厚生労働大臣が定める施設基準(平27 厚生労働省告示96) ②平成27年度改定関係Q&A 施設等も含めた全サー ビスに共通するQ&Aを居宅サービスの通則の後 (157頁)に掲載し,個々のサービスに関するQ&A は,当該サービスの単位数表告示・通知とあわせ て掲載しています。なお,介護職員処遇改善加算 に関するQ&Aは,別途まとめて掲載しています。 ③平成27年度改定前のQ&A「3 QA・法令編」に掲 載しています。ただし,「福祉用具購入費・住宅改 修費」関連のQ&Aは,本書にも掲載しています。 ④平成27年4月(8月)実施の改定項目の表示 新 設項目には の記号,変更があった部分には下線 あるいは の記号を付しています。8月実施分に ついては,その旨を明記しています。 ⑤平成28年4月実施の改定項目の表示 新設項目に は の記号,変更があった部分には波線を付し ています。 ⑥平成29年4月実施の改定項目の表示 変更があった 部分に の記号あるいは二重下線を付しています。 ※法令・通知等一覧で用いた記号 ○=告示,●=通知,△=事務連絡等 【 】=平成29年3月21日における直近の改正または 平成29年4月改定による制定 新 改 28新 29改 ◆凡例4
5
個別サービスに関連する告示・通知等 〈介護老人保健施設〉 ●介護老人保健施設からの退所時における老人訪問看護 指示加算に係る訪問看護指示書の様式(12.4.26老健 第96号:別紙)/766 ○特定治療として算定できないリハビリテーション等 (27.3.23厚生労働省告示第94号「厚生労働大臣が定め る基準に適合する利用者等」第二十八号・第六十七 号・第八十六号)/767 〈介護老人保健施設の特別療養費〉 ○厚生労働大臣が定める特別療養費に係る指導管理等及 び単位数(20.4.10厚生労働省告示第273号)/769 ○厚生労働大臣が定める特別療養費に係る施設基準等 (20.4.10厚生労働省告示第274号)/770 ○厚生労働大臣が定める特別療養費に係る特別な薬剤 (20.4.10厚生労働省告示第275号)/776 ●特別療養費の算定に関する留意事項について(20.4.10 老老発第0410002号)/769 〈介護療養型医療施設の特定診療費〉 ○厚生労働大臣が定める特定診療費に係る指導管理等及 び単位数(12.2.10厚生省告示第30号)/903 ○厚生労働大臣が定める特定診療費に係る施設基準等 (12.2.10厚生省告示第31号)/904 ○厚生労働大臣が定める特定診療費に係る特別な薬剤 (12.2.10厚生省告示第32号)/908 ●特定診療費の算定に関する留意事項について(12.3.31 老企第58号)/903 指定施設サービス等の介護報酬の通則 6641
. 介護老人福祉施設 6722-1
. 介護老人保健施設 7182-2
. 介護老人保健施設の特別療養費 7693-1
. 介護療養型医療施設 794 療養病床を有する病院 802 療養病床を有する診療所 843 老人性認知症疾患療養病棟を有する病院 8753-2
. 介護療養型医療施設の特定診療費 903 ○指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する 基準(12.2.10厚生省告示第21号)【29.3.6厚生労働省 告示第61号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基 準(短期入所サービス及び特定施設入居者生活介護 に係る部分)及び指定施設サービス等に要する費用の 額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項 について(12.3.8老企第40号)【28.3.31老推発0331第 1号・老高発0331第2号・老振発0331第1号・老老発 0331第3号:別紙8】 労働省告示第91号】/478₃
指定居宅介護支援
611 指定居宅介護支援の介護報酬 612 ○指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基 準(12.2.10厚生省告示第20号)【27.3.23厚生労働省告 示第84号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基 準(訪問通所サービス,居宅療養管理指導及び福祉用 具貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する 費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留 意事項について(12.3.1老企第36号)【28.3.31老推発 0331第1号・老高発0331第2号・老振発0331第1号・ 老老発0331第3号:別紙2】 ● 退 院・ 退 所 加 算 に 係 る 様 式 例(21.3.13老 振 発 第 0313001号:別紙)/627 介護サービス計画書の様式等 634 ●介護サービス計画書の様式及び課題分析標準項目の提 示について(11.11.12老企第29号)/634 ●要介護認定結果及び居宅サービス計画の情報提供につ いて(12.4.11老振第24号・老健第93号)/662 用具貸与に係る福祉用具の種目(11.3.31 厚生省告示 第93号)/439 ●介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修の 取扱いについて(12.1.31老企第34号)【28.4.14老高発 0414第1号】/439 ●「厚生労働大臣が定める特定福祉用具販売に係る特定 福祉用具の種目及び厚生労働大臣が定める特定介護予 防福祉用具販売に係る特定介護予防福祉用具の種目」 及び「介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改 修の取扱いについて」の改正等に伴う実施上の留意事 項について(21.4.10老振発第0410001号)/439 参考 福祉用具サービス計画書の様式例/445₂
指定地域密着型サービス
447 指定地域密着型サービスの介護報酬の通則 4481
. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 4582
. 夜間対応型訪問介護 4782
の
2
. 地域密着型通所介護 486-23
. 認知症対応型通所介護 4874
. 小規模多機能型居宅介護 5065
. 認知症対応型共同生活介護 5246
. 地域密着型特定施設入居者生活介護 5387
. 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 5488
. 複合型サービス 590 ○指定地域密着型サービスに要する費用の額の算定に関 する基準(18.3.14厚生労働省告示第126号)【29.3.6厚 生労働省告示第62号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定地域密着型サービスに要する費用の額の算定に関 する基準及び指定地域密着型介護予防サービスに要す る費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の 留意事項について(18.3.31老計発第0331005号・老振 発第0331005号・老老発第0331018号)【28.3.31老推発 0331第1号・老高発0331第2号・老振発0331第1号・ 老老発0331第3号:別紙1】 ○厚生労働大臣が定める地域密着型サービス費の額の 限度に関する基準(24.3.13厚生労働省告示第119号) 【27.3.23厚生労働省告示第87号】/456 個別サービスに関連する告示・通知等 〈夜間対応型訪問介護〉 ○厚生労働大臣が定める夜間対応型訪問介護費に係る単 位数(18.3.31厚生労働省告示第263号)【27.3.23厚生Ⅱ要介護者への施設サービス
663
₁
指定介護予防サービス
939 指定介護予防サービスの介護報酬の通則 9401
. 介護予防訪問介護 9452
. 介護予防訪問入浴介護 9533
. 介護予防訪問看護 9594
. 介護予防訪問リハビリテーション 9745
. 介護予防居宅療養管理指導 9806
. 介護予防通所介護 9947
. 介護予防通所リハビリテーション 10068
. 介護予防短期入所生活介護 10169-1
. 介護予防短期入所療養介護 (介護老人保健施設) 10319-2
. 介護予防短期入所療養介護 (病院・診療所) 1047 療養病床を有する病院 1050 診療所 1060 老人性認知症疾患療養病棟を有する病院 106810
. 介護予防特定施設入居者生活介護 107711
. 介護予防福祉用具貸与 1094 ○指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関す る基準(18.3.14厚生労働省告示第127号)【29.3.6厚生 労働省告示第63号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関Ⅲ要支援者へのサービス
6
7
1
. 介護職員処遇改善加算 1152 ○ 厚生労働大臣が定める基準・第四号他(27.3.23厚生労 働省告示第95号)【29.3.6厚生労働省告示第65号】 ● 介護職員処遇改善加算に関する基本的考え方並びに 事務処理手順及び様式例の提示について【29.3.9老発 0309第5号】 △平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)【27.4.30】2
. 通所介護等における個別機能訓練加算 1183 ● 通所介護,地域密着型通所介護及び短期入所生活介 護における個別機能訓練加算に関する事務処理手順例 福祉用具購入費 概要 1210 関係告示・通知 1212 ○厚生労働大臣が定める特定福祉用具販売に係る特定福 祉用具の種目及び厚生労働大臣が定める特定介護予 防福祉用具販売に係る特定介護予防福祉用具の種目 (11.3.31 厚生省告示第94号)/1212 ●介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修の 取扱いについて(12.1.31老企第34号)【28.4.14老高発 0414第1号】/ 1212 ●「厚生労働大臣が定める特定福祉用具販売に係る特定 福祉用具の種目及び厚生労働大臣が定める特定介護予 防福祉用具販売に係る特定介護予防福祉用具の種目」 及び「介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改 修の取扱いについて」の改正等に伴う実施上の留意事 項について(21.4.10老振発第0410001号)/1212 福祉用具購入費・住宅改修費関連Q&A(平成12年〜) 1231 平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.3〜 Vol.6) 1250 居宅介護支援の特定事業所集中減算に関する追加Q&A(平成28年5月30日事務連絡) 1251-5 総目次 2指定基準編 3QA・法令編 1252 地域密着型通所介護の指定基準 1260 平成29年度介護報酬改定に関するQ&A 1292 及び様式例の提示について(27.3.27老振発0327第2 号)【28.3.31老推発0331第1号・老高発0331第2号・ 老振発0331第1号・老老発0331第3号:別紙3】3
. リハビリテーションマネジメント加算等 1189 ● リハビリテーションマネジメント加算等に関する基本 的な考え方並びにリハビリテーション計画書等の事務 処理手順及び様式例の提示について(27.3.27老老発 0327第3号)【28.3.31老推発0331第1号・老高発0331 第2号・老振発0331第1号・老老発0331第3号:別紙 4】 住宅改修費 概要 1215 関係告示・通知 1218 ○厚生労働大臣が定める居宅介護住宅改修費等の支給に 係る住宅改修の種類(11.3.31厚生省告示第95号)/ 1218 ●介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修の 取扱いについて(12.1.31老企第34号)【28.4.14老高発 0414第1号】/1218 ●「厚生労働大臣が定める特定福祉用具販売に係る特定 福祉用具の種目及び厚生労働大臣が定める特定介護予 防福祉用具販売に係る特定介護予防福祉用具の種目」 及び「介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改 修の取扱いについて」の改正等に伴う実施上の留意事 項について(21.4.10老振発第0410001号)/1218 ○介護の必要の程度が著しく高くなった場合における 介護保険法第45条第4項の規定により算定する額 (12.2.10厚生省告示第39号)【27.3.31厚生労働省告示 第195号】/1220 ●居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給 について(12.3.8老企第42号)【27.3.27老介発0327第 1号・老高発0327第1号・老振発0327第1号・老老発 0327第2号:別紙16】/1222 する基準の制定に伴う実施上の留意事項について (18.3.17老計発第0317001号・老振発第0317001号・老 老発第0317001号:別紙1)【27.3.27老介発0327第1 号・老高発0327第1号・老振発0327第1号・老老発 0327第2号:別紙3/27.5.22老高発0522第1号・老振 発0522第1号・老老発0522第1号】 個別サービスに関連する告示・通知等 〈介護予防特定施設入居者生活介護〉 ○厚生労働大臣が定める外部サービス利用型特定施設入 居者生活介護費及び外部サービス利用型介護予防特定 施設入居者生活介護費に係るサービスの種類及び当該 サービスの単位数並びに限度単位数(18.3.28厚生労働 省告示第165号)【28.3.31厚生労働省告示第135号】/ 1087₂
指定地域密着型介護予防サービス
1101 指定地域密着型介護予防サービスの介護報酬の 通則 11021
. 介護予防認知症対応型通所介護 11042
. 介護予防小規模多機能型居宅介護 11183
. 介護予防認知症対応型共同生活介護 1127 ○指定地域密着型介護予防サービスに要する費用の額の 算定に関する基準(18.3.14厚生労働省告示第128号) 【29.3.6厚生労働省告示第64号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定地域密着型サービスに要する費用の額の算定に関 する基準及び指定地域密着型介護予防サービスに要す る費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の 留意事項について(18.3.31老計発第0331005号・老振 発第0331005号・老老発第0331018号)【27.3.27老介発 0327第1号・老高発0327第1号・老振発0327第1号・ 老老発0327第2号:別紙4/27.5.22老高発0522第1 号・老振発0522第1号・老老発0522第1号】₃
指定介護予防支援
1135 指定介護予防支援の介護報酬 1136 ○指定介護予防支援に要する費用の額の算定に関する基 準(18.3.14厚生労働省告示第129号)【27.3.23厚生労 働省告示第86号】 ※関係告示は概要を掲載 ●指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関 する基準の制定に伴う実施上の留意事項について (18.3.17老計発第0317001号・老振発第0317001号・老 老発第0317001号:別紙1)【27.3.27老介発0327第1 号・老高発0327第1号・老振発0327第1号・老老発 0327第2号:別紙3/27.5.22老高発0522第1号・老振 発0522第1号・老老発0522第1号】 関連通知 1139 ●介護予防支援業務に係る関連様式例の提示について (18.3.31老振発第0331009号)/1139 ●介護予防支援業務の実施に当たり重点化・効率化が可 能な事項について(19.7.23老振発第0723001号・老老 発第0723001号)/1148Ⅳ事務処理手順例・様式例
1151
Ⅴ福祉用具購入費・住宅改修費
1209
索引
1239
介護報酬算定のポイント
A介護保険の枠組み
1
. 介護保険のサービスの体系 ��������������������102
. 要介護認定・要支援認定 ���������������������123
. ケアプランとケアマネジメント ������������������154
. 在宅サービスの支給限度額 ��������������������16 B利用者負担の原則
1
. サービス費用に対する1割(一部2割)負担 ������������182
. 日常生活費や特別なサービス等の費用 ���������������20 C利用者負担の軽減
1
. 利用者負担の軽減のあらまし �������������������232
. 食費・居住費(滞在費)負担の軽減 ����������������243
. 旧措置入所者の特例 �����������������������284
. 社会福祉法人の低所得者負担軽減 �����������������305
. 一定額を超える1割(2割)負担の払い戻し ������������32 D給付制限・医療費控除・消費税の取扱い
1
. 保険料滞納者に対する給付制限 ������������������342
. 利用料の医療費控除・消費税の取扱い ���������������35 E介護報酬の算定
1
. 事業所・施設の指定と事前の届出 �����������������372
. 介護報酬算定の基本的なしくみ ������������������393
. 定員超過・人員欠如による減算 ������������������48 F介護報酬の請求と支払
1
. 国保連合会への請求の原則 ��������������������562
. 公費の請求が必要な場合 ���������������������583
. 国保連合会での点検と審査 ��������������������60 付 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表��������������618
●事業所・施設の指定等のあらまし Ⅰ居宅サービス等の基準 ₁居宅サービス ₂地域密着型サービス ₃居宅介護支援 Ⅱ施設サービスの基準 ₁介護老人福祉施設 ₂介護老人保健施設 ₃介護療養型医療施設 Ⅲ介護予防サービス等の基準 ₁介護予防サービス 2旧介護予防サービス 3地域密着型介護予防サービス 4介護予防支援 Ⅳ指定基準関係告示・通知等 各基準に共通する告示・通知等 付 有料老人ホーム Ⅴサービス事業所関連-その他の主な通知等 Ⅰ介護報酬Q&A※ ₁全サービス共通 ₂居宅サービス・介護予防サービス ₃施設サービス ₄地域密着型サービス Ⅱ指定基準Q&A※(人員/設備/運営) ₁全サービス共通 ₂居宅サービス・介護予防サービス ₃施設サービス ₄地域密着型サービス Ⅲ平成27年度介護報酬改定Q&A 法令・通知 ₁単位数表関係告示 ₂介護報酬算定体制の届出 ₃事務処理手順例・様式例 ₄居住費・食費等の低所得者対策 ₅介護給付費の請求 ₆医療保険等との調整 ₇介護扶助 ₈介護予防・日常生活支援総合事業 請求書・明細書の記載要領 ※平成12年からのQ&Aを集成2
指定基準編
QA・法令編
3
◆他巻(平成 27 年 4 月版)の内容概要
(詳細目次は本書巻末参照)────────10
11
A
介護保険の枠組み
A
介護保険の枠組み
介護保険は,介護や社会的支援が必要な人が,尊厳を保持し,その能力に応 じ自立した日常生活を営むことができるように,必要な保健医療サービスと福 祉サービスを行うことを目的としています。サービス(保険給付)は,次のよ うな観点から設定されています。 ⑴要介護・要支援状態の軽減や悪化の防止,要介護状態の予防に役立つよう に,また,医療との連携に十分配慮して提供されること。 ⑵心身の状況や環境等に応じ,利用者の選択にもとづいて,適切な保健医療 サービスと福祉サービスが,多様な事業者・施設から総合的・効率的に提供 されること。 ⑶サービスの内容と水準は,できる限り,自宅で能力に応じ自立した日常生活 を営めるように配慮すること。 なお,介護保険を運営する主体(保険者)は市町村(特別区を含みます。以 下同じ)です。 40歳以上の人が加入して保険料を納付 介護保険の被保険者は,その市町村に住所のある40歳以上の人です。そし て年齢によって次の2種類に大きく分けられます。 ①第1号被保険者=65歳以上の住民(市町村に保険料を納付) ②第2号被保険者=40歳以上65歳未満の公的医療保険の被保険者(本人)・被 扶養者(家族)(公的医療保険を通じて保険料を納付)介護保険のサービスの体系
◆
自立した日常生活のための,総合的で効率的なサービスの提供
要介護者とは,日常生活の基本的動作の全部または一部について,継続して 常時介護を要すると見込まれる状態にある人です。要介護者には,介護給付と して在宅または施設サービスが提供されます。 要支援者とは,要介護状態の軽減や悪化の防止にとくに資する支援が必要な◆
要介護者に介護給付,要支援者に予防給付
1
■介護保険の保険給付の対象となるサービス等 【訪問サービス】 ○介護予防訪問介護 ※3 ○介護予防訪問入浴 介護 ○介護予防訪問看護 ○介護予防訪問リハ ビリテーション ○介護予防居宅療養 管理指導 ◎介護予防サービス ○住宅改修 ○住宅改修 ◎居宅サービス ◎居宅介護支援※2 ◎介護予防支援 ◎地域密着型サービス ○定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡 回・随時対応サービス) ○夜間対応型訪問介護 ◯地域密着型通所介護※1 ○認知症対応型通所介護 ○小規模多機能型居宅介護 ○認知症対応型共同生活介護(グループホーム) ○地域密着型特定施設入居者生活介護 ○地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 ○複合型サービス(平成27年4月から看護小規模 多機能型居宅介護に改称) ◎地域密着型介護予防サービス ○介護予防小規模多機能型居宅介護 ○介護予防認知症対応型通所介護 ○介護予防認知症対応型共同生活介護(グループ ホーム) 【通所サービス】 ○介護予防通所介護※3 ○介護予防通所リハビリ テーション 【短期入所サービス】 ○介護予防短期入所生活 介護 ○介護予防短期入所療養 介護 ○介護予防特定施設入居者生活介護 ○介護予防福祉用具貸与 ○特定介護予防福祉用具販売 ○特定施設入居者生活介護 ○福祉用具貸与 ○特定福祉用具販売 【訪問サービス】 ○訪問介護 ○訪問入浴介護 ○訪問看護 ○訪問リハビリテーション ○居宅療養管理指導 ◎施設サービス ○介護老人福祉施設 ○介護老人保健施設 ○介護療養型医療施設 【通所サービス】 ○通所介護※1 ○通所リハビリテー ション 【短期入所サービス】 ○短期入所生活介護 ○短期入所療養介護 予防給付 都道府県が指定・監督 市町村が指定 ・ 監督 その他 介護給付 状態と見込まれる状態,または継続して日常生活を営むのに支障がある状態の 人です(状態の維持・改善可能性の高い人)。要支援者には,予防給付として 在宅での介護予防サービスが提供されます。 要介護者・要支援者に該当するためには,市町村の認定をうけることが必要 です。 ※1 平成28年4月から,通所介護のうち,利用定員が19人未満の事業所は,地域密着型サービスに移行してい る(地域密着型通所介護) ※2 平成30年4月から,居宅介護支援事業者に対する指定・監督の権限は市町村に移行 ※3 介護予防訪問介護・介護予防通所介護は,平成27年4月から平成29年4月までに,市町村が行う「新しい 総合事業」の訪問型サービス・通所型サービスに移行(移行後1年間は予防給付と新しい総合事業とが並行 して行われる)。平成27年3月31日において介護予防訪問介護や介護予防通所介護の指定をうけていた事業者 は,平成27年4月1日において新しい総合事業の指定事業者の指定があったものとみなされるほか,予防給 付の指定の効力も残る。 保険給付(介護給付・予防給付)以外に も,市町村は地域支援事業を実施します。要 介護・要支援状態になることの予防や,要介 護状態でも可能な限り地域で自立した日常生 活を営めるための支援を行うことが目的です。 地域支援事業のうち,介護予防事業は「新 しい総合事業(介護予防・日常生活支援総合 事業)」に再編されています。要支援者に対 する予防給付のうち,介護予防訪問介護と介 護予防通所介護が総合事業に移行するほか, 従来と比べ多様化したサービスや事業が展開 されます。 この再編は,平成27年4月から施行されて いますが,円滑な実施のために,2年間の猶 予期間が設けられていました。市町村は最も 遅い場合でも平成29年4月から新しい総合事 業を開始しています。要支援者については総合事業からも
サービスを提供
1介護保険のサービスの体系 A介護保険の枠組み44
45
◆
サービス提供体制強化加算
◆
介護職員処遇改善加算
平成29年4月改定による改正後の関連告示・通知は1152頁~,Q&Aは1292頁~に掲載 サービス提供体制強化加算は,介護従事者の専門性等を適切に評価し,キャ リアアップを推進する観点と,早期離職の防止・定着促進の観点から設定され ています(訪問介護や居宅介護支援では,同様の趣旨で特定事業所加算を設定)。 平成27年度の介護報酬改定では,介護福祉士の配置が一層促進されるよ う,介護福祉士の配置割合がより高い状況を評価する区分が新設されました。 また,区分支給限度基準額の算定には含めないことになりました。 平成29年度当初における届出の特例 介護職員処遇改善加算を取得しようとする介護サービス事業者等は,加算を 取得する年度の前年度の2月末日までに,介護サービス事業所等ごとに,当該 介護サービス事業所等の所在する都道府県知事(市町村長)に,介護職員処遇 改善計画書等を提出して届出します。 ただし,平成29年度当初における特例として,平成29年4月から加算を取 得しようとする介護サービス事業者等は,同年4月15日までに介護職員処遇 改善計画書等を提出して届出する取扱いが認められます。 介護職員の処遇改善の取組みとして,平成21年10月から実施されていた介 護職員処遇改善交付金制度が,平成24年度介護報酬改定において,介護報酬 に組み込まれ,介護職員処遇改善加算として実施されています。 この加算は,介護職員の処遇改善にかかわるキャリアパスや職場環境等の要 件を満たした事業所が届け出ることで,満たした要件の区分(段階)にしたが って算定します。なお,この加算は区分支給限度基準額の算定対象外です。 平成29年4月に改定,より加算の高い新たな区分を追加 平成28年6月の閣議決定「ニッポン一億総活躍プラン」等に基づき,介護 人材の処遇改善がいっそう進められることとなり,平成29年度に臨時に介護 報酬が改定されました。これにより,月額平均1万円相当の介護職員処遇改善 加算の拡充が行われ,昇給と結びついた形でのキャリアアップのしくみの構築 (キャリアパス要件Ⅲ)を手厚く評価する区分(段階)が新設されました。 この結果,加算は新設された(Ⅰ)と,(Ⅱ)~(Ⅴ)の5段階となります (従前の加算(Ⅰ)~(Ⅳ)がそれぞれ(Ⅱ)~(Ⅴ)に該当)。サービス別・ 段階別に加算率が設定され,所定単位数(基本サービス費に各種加算減算を加 えた総単位数)に加算率を乗じた単位数を算定します。 ■介護職員処遇改善加算の区分 ■平成29年度介護報酬改定の概要(介護職員処遇改善加算の拡充)加算Ⅱ
(旧加算Ⅰ)
加算Ⅲ
(旧加算Ⅱ)
(旧加算Ⅲ)
加算Ⅳ
※加算Ⅲ×0.9加算Ⅴ
(旧加算Ⅳ)
※加算Ⅲ×0.8加算Ⅰ
新規
(月額3万7千円相当) (月額2万7千円相当) (月額1万5千円相当) 算定要件 キャリアパス要件Ⅰ キャリアパス要件Ⅱ 職場環境等要件の いずれも満たさず キャリアパス要件Ⅰ キャリアパス要件Ⅱ 職場環境等要件の いずれかを満たす キャリアパス要件Ⅰ または キャリアパス要件Ⅱ + 職場環境等要件を 満たす キャリアパス要件Ⅰ および キャリアパス要件Ⅱ + 職場環境等要件を 満たす(平成27年 4月以降実施する 取組) キャリアパス要件Ⅰ および キャリアパス要件Ⅱ および キャリアパス要件Ⅲ + 職場環境等要件を 満たす(平成27年 4月以降実施する 取組) 1.改定率について ○平成29年度介護報酬改定は,介護人材の処遇改善について,平成29年度より,キャリアアップのしくみを構 築し,月額平均1万円相当の処遇改善を実施するため,臨時に1.14%の介護報酬改定を行うものである。 (参考) 介護報酬改定率:1.14% (うち,在宅分:0.72%,施設分:0.42%) ※内訳は,1.14%のうち,在宅分と施設分の内訳を試算したもの 2.平成29年度介護報酬改定の基本的考え方とその対応 ○事業者による,昇給と結びついた形でのキャリアアップのしくみの構築について,手厚く評価を行うための 区分を新設する。 ○新設する区分の具体的な内容については,現行の介護職員処遇改善加算(Ⅰ)の算定に必要な要件に加え て,新たに,「経験若しくは資格等に応じて昇給するしくみ又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定するし くみを設けること(就業規則等の明確な書面での整備・全ての介護職員への周知を含む)」とのキャリアパス 要件を設け,これらを全て満たすことを要することとする。 介護サービス事業所における処遇改善加算 の取得を促進するために,都道府県,市町村 等が行う事業所への制度の周知等の取組みを 支援する「介護職員処遇改善加算の取得促進 特別支援事業」が平成29年度に実施される 予定です。 事業内容としては,以下のようなものが例 示されています。 ①制度の周知・広報 臨時の介護報酬改定により加算制度を創設 することに鑑み,特に丁寧に周知を図るた め,事業所や介護職員向けのリーフレット等 の配布や連絡会議,講習会を開催します。 ②事業所への助言・指導 コールセンターの設置や,また,専門的な 相談員(社労士等)の派遣等により,加算取 得に必要な賃金規程の整備の具体的手順や, 規定の内容等に係る個別の助言・指導を行い ます。 ③審査体制の確保 加算取得に係る審査業務の急激な増加が見 込まれるため,審査業務を滞りなく実施する ために,非常勤職員を雇用すること等によ り,必要な体制を確保します。加算の取得促進のための特別支援事業
「キャリアパス要件Ⅰ」…職位・職責・職務内容等に応じた任用要件と賃金体系を整備すること 「キャリアパス要件Ⅱ」…資質向上のための計画を策定して研修の実施または研修の機会を確保すること 「キャリアパス要件Ⅲ」…経験若しくは資格等に応じて昇給するしくみまたは一定の基準に基づき定期に昇 給を判定するしくみを設けること 「職場環境等要件」…賃金改善以外の処遇改善を実施すること ※就業規則等の明確な書面での整備・全ての介護職員への周知を含む。 (注) 2介護報酬算定の基本的なしくみ E介護報酬の算定46
47
◎参考・加算の対象とならないサービス サービス区分 0% (介護予防)訪問看護,(介護予防)訪問リハビリテーション,(介護予防)福祉用具貸与, 特定(介護予防)福祉用具販売,(介護予防)居宅療養管理指導,居宅介護支援,介護予防支援 加算率 ■介護職員処遇改善加算の算定要件のあらまし ■介護職員処遇改善加算の算定対象サービス ■介護職員処遇改善加算(拡充後)におけるキャリアアップのしくみのイメージ ⑴介護職員の賃金(退職手当を除く)の改善(以下「賃金改善」)に要する費用の見込額 (※1)が,本加算の算定見込額を上回る程度の賃金改善に関する計画を策定し,その 計画に基づき適切な措置を講じている。 ⑵事業所において,⑴の賃金改善に関する計画,その計画の実施期間,実施方法などの介 護職員の処遇改善の計画等を記載した介護職員処遇改善計画書を作成し,全ての介護職 員に周知し,都道府県知事(市町村長)に届け出ている。 ⑶介護職員処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を実施する。(※2) ⑷当該事業所において,事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関する実績を報告する。 ⑸算定日が属する月の前12月間において,労働基準法,労災保険法,最低賃金法,労働安 全衛生法,雇用保険法などの労働関係法令に違反し,罰金以上の刑に処せられていない。 ⑹当該事業所において,労働保険料の納付が適正に行われている。 ⑺②キャリアパス要件Ⅱ 次に掲げる要件の全てに適合する。 a介護職員の資質の向上の支援に関する 計画を策定し,その計画により研修を実 施あるいは研修の機会を確保している。 baについて,全ての介護職員に周知し ている。 ⑺①キャリアパス要件Ⅰ 次に掲げる要件の全てに適合する。 a介護職員の任用の際における職責あるいは 職務内容等の要件(介護職員の賃金に関す るものを含む)を定めている。 baの要件について書面をもって作成し,全 ての介護職員に周知している。 ⑺③キャリアパス要件Ⅲ 次に掲げる要件の全てに適合する。 a介護職員の経験もしくは資格等に応じて昇給するしくみまたは一定の基準に基づき定期 に昇給を判定するしくみを設けている。 baの要件について書面をもって作成し,全ての介護職員に周知している。 ⑻①新たな職場環境等要件=平成27年4月から⑵の届出をした月の前月までに実施した介 護職員の処遇改善の内容(賃金改善に関するものを除く)と介護職員の処遇改善に要し た費用を全ての職員に周知している。 ⑻②既存の職場環境等要件=平成20年10月から⑵の届出をした月の前月までに実施した 介護職員の処遇改善の内容(賃金改善に関するものを除く)と介護職員の処遇改善に要 した費用を全ての職員に周知している。 (Ⅰ)~(Ⅴ) 共通の要件 ⑺①②③の全て, および⑻①を満た す→(Ⅰ)を算定 ⑺①②の双方,お よび⑻①を満たす →(Ⅱ)を算定 ⑺ ① ② の い ず れ か,および⑻②を 満たす→(Ⅲ)を 算定 ⑺①,⑺②,⑻② のいずれかを満た す→(Ⅳ)を算定 いずれも満たさな い→(Ⅴ)を算定 サービス区分 (介護予防サービスを含む) 13.7% 8.6→10.0% 4.8→5.5% 訪問介護 夜間対応型訪問介護 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 介護職員処遇改善加算の区分に応じた加算率 加算(Ⅰ) 加算(Ⅱ) 加算(Ⅲ) 5.8% 3.4→4.2% 1.9→2.3% 訪問入浴介護 5.9% 4.0→4.3% 2.2→2.3% 4.7% 3.4%(変更なし) 1.9%(変更なし) 8.2% 6.1→6.0% 3.4→3.3% 通所介護 地域密着型通所介護 通所リハビリテーション 特定施設入居者生活介護(地域密着型を含む) 10.4% 6.8→7.6% 3.8→4.2% 認知症対応型通所介護 10.2% 7.6→7.4% 4.2→4.1% 小規模多機能型居宅介護 看護小規模多機能型居宅介護 11.1% 8.3→8.1% 4.6→4.5% 認知症対応型共同生活介護 8.3% 5.9→6.0% 3.3%(変更なし) 介護福祉施設サービス 短期入所生活介護 地域密着型介護老人福祉施設 3.9% 2.7→2.9% 1.5→1.6% 介護保健施設サービス 短期入所療養介護(老健) 2.6% 2.0→1.9% 1.1→1.0% 介護療養型医療施設 短期入所療養介護(病院等) ※1 見込額には賃金改善に伴う法定福利費等の事業主負担の増加分を含むことができます。 ※2 経営の悪化等により事業の継続が困難な場合,事業の継続を図るために介護職員の賃金水準(本加算による 賃金改善分を除く)を見直すことはやむを得ませんが,その内容について都道府県知事(市町村長)に届け 出ます。 (注1)加算(Ⅳ)は加算(Ⅲ)×0.9,加算(Ⅴ)は加算(Ⅲ)×0.8となります。 (注2)平成29年度改定では,従前の要件による加算の加算率も変更されています(表は変更前→変更後)。 ※1「経験」…「勤続年数」「経験年数」などを想定。 ※2「資格」…「介護福祉士」「実務者研修修了者」などを想定。ただし,介護福祉士資格を有して当該事業所や法人で就業する者につい ても昇給が図られるしくみであることを要する。 ※3「評価」…「実技試験」「人事評価」などを想定。ただし,客観的な評価(採点)基準や昇給条件が明文化されていることを要する。 事業者において以下の①∼③のいずれかに応じた昇給のしくみを設けることを新たに要件とする 職位 主任 班長 一般 (例) (例) (例) 月給例 36万円 32万円 28万円 職位 主任 班長 一般 月給例 36万円 32万円 28万円 職位 主任 班長 一般 月給例 36万円 32万円 28万円 勤続年数 6年∼ 3∼6年 ∼3年 資格 介護福祉士 資格なし 実技試験の結果 一般試験で B評価以下 一般試験で A評価以上 班長試験で S評価 (就業規則等の明確な根拠規定の書面での整備・全ての介護職員への周知を含む)※昇給の方式は,基本給,手当,賞与等を問わない。 現行の加算 新加算 ①経験 ②資格 ③評価 月給例 36万円 32万円 28万円 職位 主任 班長 一般 事業者が指定する 資格を取得 どのような場合に昇給 するのかが必ずしも明 らかでない。 職位・職責・職務内容等 に応じた賃金体系 2介護報酬算定の基本的なしくみ E介護報酬の算定指定居宅サービス・指定介護予防サービスの介護報酬の算定構造
1-1 訪問介護費 注P168 基本部分 所要時間が20分 から起算して25分 を増すごとに+67単位 (201単位を限度) ×70/100 ×90/100 ×200/100 ⑴20分未満 (165単位) ⑵20分以上30分未満 (245単位) ⑶30分以上1時間未満 (388単位) ⑷1時間以上 (564単位に30分を増すごとに+80単位) ⑴20分以上45分未満 (183単位) ⑵45分以上 (225単位) 注 所定単位は、イからホまでにより 算定した単位数の合計 へP182 介護職員処遇 改善加算 ハ 通院等乗降介助 (1回につき 97単位) イ 身体介護 イ∼ハP161 ロ 生活援助 ニP180 初回加算 (1月につき +200単位) ホP182 生活機能向上連携加算 (1月につき +100単位) 注 所定単位は、イからホまでにより算定した単位数 の合計 へP952 介護職員処遇 改善加算 ニP949 初回加算 (1月につき +200単位) ホP950 生活機能向上連携加算 (1月につき +100単位) 身体介護の⑵∼ ⑷に引き続き生 活援助を行った 場合 注P170 介護職員初任者 研修課程を修了 したサービス提 供責任者を配置 している場合 注P172 事業所と同一建物の利用者又はこ れ以外の同一建物の利用者20人 以上にサービスを行う場合 夜間又は 早朝の場合 +25/100 深夜の場合 +50/100 注P174 夜間若しくは早 朝の場合又は深 夜の場合 :特別地域訪問介護加算、中山間地域等における小規模事業所加算、中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算、介護 職員処遇改善加算は、支給限度額管理の対象外の算定項目 ※緊急時訪問介護加算の算定時に限り、身体介護の⑴20分未満に引き続き、生活援助を行うことも可能。 :特別地域介護予防訪問介護加算、中山間地域等における小規模事業所加算、中山間地域等に居住する者へのサービス提供加 算、介護職員処遇改善加算は、支給限度額管理の対象外の算定項目 特定事業所加算(Ⅰ) +20/100 特定事業所加算(Ⅱ) +10/100 特定事業所加算(Ⅲ) +10/100 特定事業所加算(Ⅳ) +5/100 注P174 特定事業所加算 +15/100 注P178 特別地域訪問介 護加算 +10/100 注P178 中山間地域等に おける小規模事 業所加算 +5/100 注P178 中山間地域等に 居住する者への サービス提供加 算 1回につき +100単位 注P180 緊急時訪問介護 加算 注P172 2人の訪問介護 員等による場合 1-2 介護予防訪問介護費 注P946 基本部分 ×70/100 ×90/100 +15/100 +10/100 要支援1・2 週1回程度の介護予防訪問介護が必要と された者 (1月につき 1,168単位) イ 介護予防訪問 介護費(Ⅰ) イ∼ハP945 要支援1・2 週2回程度の介護予防訪問介護が必要と された者 (1月につき 2,335単位) ロ 介護予防訪問 介護費(Ⅱ) 要支援2 週2回を超える程度の介護予防訪問介護が 必要とされた者 (1月につき 3,704単位) ハ 介護予防訪問 介護費(Ⅲ) 介護職員初任者 研修課程を修了 したサービス提 供責任者を配置 している場合 注P948 事業所と同一建物の利用者又はこ れ以外の同一建物の利用者20人 以上にサービスを行う場合 注P948 特別地域介護予 防訪問介護加算 注P948 中山間地域等に おける小規模事 業所加算 +5/100 注P948 中山間地域等に 居住する者への サービス提供加 算 ⑵介護職員処遇改善加算(Ⅱ) (1月につき +所定単位×100/1000) ⑴介護職員処遇改善加算(Ⅰ) (1月につき +所定単位×137/1000) ⑶介護職員処遇改善加算(Ⅲ) (1月につき +所定単位×55/1000) ⑷介護職員処遇改善加算(Ⅳ) (1月につき ⑶の90/100) ⑸介護職員処遇改善加算(Ⅴ) (1月につき ⑶の80/100) ⑵介護職員処遇改善加算(Ⅱ) (1月につき +所定単位×100/1000) ⑴介護職員処遇改善加算(Ⅰ) (1月につき +所定単位×137/1000) ⑶介護職員処遇改善加算(Ⅲ) (1月につき +所定単位×55/1000) ⑷介護職員処遇改善加算(Ⅳ) (1月につき +⑶の90/100) ⑸介護職員処遇改善加算(Ⅴ) (1月につき +⑶の80/100) 居宅サービス・介護予防サービス 地域密着型サービス・ 地域密着型介護予防サービス 居宅介護支援・介護予防支援 施設サービス等− 76 −
居宅サービス・介護予防サービス 地域密着型サービス・ 地域密着型介護予防サービス 居宅介護支援・介護予防支援 施設サービス等− 77 −
⑴ 3時間以上5時間未満 ⑵ 5時間以上7時間未満 ⑶ 7時間以上9時間未満 ⑴ 3時間以上6時間未満 ( 単位) ⑵ 6時間以上8時間未満 ( 単位) 基本部分 ×70/100 ×70/100 1日につき−94単位 片道につきー47単位 ×70/100 9時間以上10時間未満 の場合 +50単位 10時間以上11時間未満 の場合 +100単位 11時間以上12時間未満 の場合 +150単位 12時間以上13時間未満 の場合 +200単位 13時間以上14時間未満 の場合 +250単位 +5/100 1日につき +50単位 1日につき+45単位 1日につき+46単位 1日につき+56単位 1日につき+60単位 1日につき+60単位 1日につき +210単位 1日につき+60単位 1回につき +150単位 (月2回を限度) 1回につき +150単位 (月2回を限度) 注 P486-19 事業所が送迎 を行わない場 合 注 P486-19 事業所と同一 建物に居住す る者又は同一 建物から利用 する者に地域 密着型通所介 護を行う場合 注 P486-19 入浴介助体制 強化加算 注 P486-19 個別送迎体制 強化加算 注 P486-17 口腔機能向上 加算 注 P486-15 栄養改善加算 注 P486-13 若年性認知症 利用者受入加 算 注 P486-13 認知症加算 注 P486-11 個別機能訓練 加算(Ⅱ) 個別機能訓練 加算(Ⅰ) 注 P486-9 中重度者ケア 体制加算 注 P486-7 入浴介助を行 った場合 注 P486-7 中山間地域等 に居住する者 へのサービス 提供加算 注 P486-7 7時間以上9時間未満の 通所介護の前後に日常生 活上の世話を行う場合 注 P486-7 2時間以上3 時間未満の通 所介護を行う 場合 注 P486-4 看護・介護職 員の員数が基 準に満たない 場合 又は 利用者の数が 利用定員を超 える場合 要介護1 ( 単位) 要介護2 ( 単位) 要介護3 ( 単位) 要介護4 ( 単位) 要介護5 ( 単位) 要介護1 ( 単位) 要介護2 ( 単位) 要介護3 ( 単位) 要介護4 ( 単位) 要介護5 ( 単位) 要介護1 ( 単位) 要介護2 ( 単位) 要介護3 ( 単位) 要介護4 ( 単位) 要介護5 ( 単位) ハ P486-21 サービス提供 体制強化加算 イ P486-2・ロ P486-3 ニ P486-23 介護職員処遇 改善加算 ⑷ サービス提供体制強化加算(Ⅲ) (1回につき 6単位を加算) 2の2 地域密着型通所介護費 ロ 療養通所介護 イ 地域密着型通所介護費 426 488 552 614 678 735 868 1,006 1,144 1,281 1,007 1,511 641 757 874 990 1,107 ⑴ 介護職員処遇改善加算(Ⅰ) (1月につき +所定単位×59/1000) ⑵ 介護職員処遇改善加算(Ⅱ) (1月につき +所定単位×43/1000) ⑶ 介護職員処遇改善加算(Ⅲ) (1月につき +所定単位×23/1000) ⑷ 介護職員処遇改善加算(Ⅳ) (1月につき +⑶の90/100) ⑸ 介護職員処遇改善加算(Ⅴ) (1月につき +⑶の80/100) :中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算、サービス提供体制強化加算、介護職員処遇改善加算は、支給限度額管理の対象外の算定項目 注 所定単位は、イからハまでにより算定した単位数の合計 ⑴ サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ (1回につき 18単位を加算) ⑵ サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ (1回につき 12単位を加算) ⑶ サービス提供体制強化加算(Ⅱ) (1回につき 6単位を加算)