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愛媛県発達障害者支援センター「あい❤ゆう」の相談状況

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(1)

愛媛県発達障がい者支援センター

「あい❤ゆう」等の取り組みについて

愛媛県発達障がい者支援センター あい

ゆう

愛媛県イメージアップキャラクター みきゃん

平成29年11月12日(日)

平成29年度発達障がい支援者研修会

(2)

1. 発達障がい者支援センターとは

2. 愛媛県発達障がい者支援センター

「あい

ゆう」

の取り組みから

①相談者の状況

②発達障がい児(気になる子ども)に関するアンケート結果

3. 愛媛県発達障がい者支援協議会の設置と

発達障がい支援ネットワーク事業について

(保健福祉部障がい福祉課)

2

(3)
(4)

知的な遅れ を伴うこと もある 自 閉 症

アスペルガー症候群

広汎性発達障害 (PDD)

代表的な発達障害

○強度行動障害 激しい自傷や他害など があり、特別な支援が 必要な状態 ○高機能 言葉の発達の遅れがな い状態 ※過去に言葉の発達の 遅れがあった場合を 含む。 ● 基本的に、言葉の発達の遅れはない ● コミュニケーションの障害 ● 対人関係・社会性の障害 ● パターン化した行動、興味・関心のかたより ● 不器用(言語発達に比べて) (参考) 発達の状態や能力に差異はあるが社会的不適応を示していないケースについて、「障害」や 「発達障害」という言葉を使わず、「発達凸凹」(でこぼこ)と表現することがある。 注意欠陥多動性障害 AD/HD ● 不注意(集中できない) ● 多動・多弁(じっとしていられない) ● 衝動的に行動する(考えるよりも先に動く) 学習障害 LD ● 「読む」、「書く」、「計算する」等の能力 が、全体的な知的発達に比べて極端に苦 手 ※このほか、トゥレット症候群や吃音(症)なども 発達障害に含まれる。 ● 言葉の発達の遅れ ● コミュニケーションの障害 ● 対人関係・社会性の障害 ● パターン化した行動、こだわり 厚生労働省資料

(5)

発達障害者支援センターの目的

自閉症等の特有な発達障害を有する障害児(者)

(以下「発達障害児(者)」という)

に対する支援を総合的に行う

地域の拠点として、発達障害に関する問題について

発達障害児(者)及びその家族からの相談に応じ適切

な指導・助言を行うとともに、関係施設及び関係機関

との連携強化等により、発達障害児(者)に対する地

域における総合的な支援体制の整備を推進し、これら

の発達障害児(者)及び家族の福祉の向上を図ること

(発達障害者支援センター運営事業実施要綱)

発達障害者支援センターの目的

(6)

自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達

障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これ

に類する脳機能の障害であってその症状が通常低年

齢で発現するもののうち、言語の障害、協調運動の障

害、その他心理的発達の障害、並びに行動及び情緒

の障害を有する障害児 (者)及びその家族

(発達障害者支援センター運営事業実施要綱)

発達障害者支援センターの利用対象者

6

(7)

2. 愛媛県発達障がい者支援センター

(8)

・名称:愛媛県発達障がい者支援センター

「あい

ゆう」 (

「愛」

「結」

び支援の輪を広げていく)

・設置主体:愛媛県

・開設日:平成19年4月1日

・所在地:東温市田窪2135番地

(愛媛県立子ども療育センター 1階)

・職員数:8名(センター長1名、専任職員7名)

愛媛県発達障がい者支援センター

8

(9)

1.発達障がい児(者)・家族等に対する

相談支援

(来所、訪問、電話等による相談)

2.関係施設・機関等への

普及啓発及び研修

① 発達障がい支援ネットワーク事業について ・平成26年度~ 南予地域 発達障がい児(気になる子ども)に関するアンケート調査を実施 ・平成29年度~ 中予地域 ② 発達障がい支援者研修会 (平成29年11月12日実施) ③ かかりつけ医等発達障がい対応力向上研修会(平成29年8月、平成30年1月) 目的:地域における発達障がいへの対応力の向上及び関係者の連携の促進を図る。 対象:医師 ④ 司法関係職員に対する研修会(平成29年8月、11月、平成30年1月、2月) 対象:矯正施設、警察、裁判所の職員 内容:発達障がいの基礎的知識とその対応

3.

関係施設・関係機関等との連携

・発達障がい者支援センター連絡協議会(平成30年2月実施予定) ・関係機関等が実施する会議等への参加

平成29年度の事業内容

(10)

(件)

相談件数の推移(平成19年度~28年度)

10 2,222 3,305 3,743 3,376 4,231 4,211 4,163 4,047 4,145 3,956 945 745 881 869 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度

延件数

実件数

(11)

年齢別の相談割合(平成19年度~28年度)

5.7% 7.3% 7.1% 9.9% 9.4% 11.6% 20.9% 28.0% 35.3% 28.3% 31.9% 27.9% 28.9% 34.4% 37.4% 40.7% 38.7% 36.4% 33.3% 44.7% 20.0% 26.4% 25.6% 27.0% 24.9% 23.5% 23.2% 24.8% 21.5% 17.5% 40.8% 37.5% 37.9% 27.8% 28.1% 23.8% 16.5% 10.4% 9.5% 9.1% 1.6% 0.9% 0.4% 0.8% 0.2% 0.4% 0.8% 0.4% 0.3% 0.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 28年度 (N=3,956) 27年度 (N=4,145) 26年度 (N=4,047) 25年度 (N=4,163) 24年度 (N=4,211) 23年度 (N=4,231) 22年度 (N=3,376) 21年度 (N=3,743) 20年度 (N=3,305) 19年度 (N=2,222)

0~6歳

7~12歳

13~18歳

19歳以上

不明

(12)

※相談時の診断名でカウント

障がい種別の相談割合(平成25年度~28年度)

12

4.4% 1.1% 3.3% 0.9% 6.1% 3.7% 6.7% 5.7% 38.9% 46.5% 33.3% 31.0% 13.9% 9.7% 13.5% 21.9% 1.7% 1.7% 3.4% 0.8% 1.4% 2.5% 2.9% 3.1% 33.5% 34.8% 36.8% 36.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

28年度

(N=3,956)

27年度

(N=4,145)

26年度

(N=4,047)

25年度

(N=4,163)

①自閉症 ②アスペルガー症候群 ③広汎性発達障害 ④注意欠陥多動性障害(ADHD) ⑤学習障害(LD) ⑥その他(発達性言語障害・協調運動障害等) ⑦不明(未診断含む)

(13)

相談内容(平成25年度~28年度)

8.3%

11.4%

15.9%

16.0%

51.2% 44.7% 35.7% 39.4% 1.0% 1.0% 1.4% 2.3% 4.5% 4.2% 4.9% 3.7% 9.8% 11.6% 14.4% 11.6% 2.7% 3.9% 5.2% 7.1% 3.3% 6.4% 3.4% 8.2% 5.1% 5.4% 5.9% 3.3% 10.9% 6.6% 4.8% 6.2% 3.3% 4.8% 8.4% 2.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 28年度 (N=3,956) 27年度 (N=4,145) 26年度 (N=4,047) 25年度 (N=4,163) ①相談対象児(者)が発達障害かどうか ②現在の生活に関することや家庭でできることについて ③利用できる制度について ④診断・相談・支援を受けられる機関について ⑤学校やサービスについて ⑥進路や将来の生活について ⑦対応困難な状況の改善について ⑧今後の就労について ⑨現在の職場について ⑩その他

(14)

年齢別の障害種別割合(平成27年度)

14 広汎性発達障害 注意欠陥多動性障害 不明 ※相談時の診断名でカウント 0.9% 0.9% 1.7% 0.9% 3.7% 2.3% 5.3% 22.5% 3.1% 3.2% 1.3% 0.3% 0.9% 7.9% 56.3% 57.1% 51.9% 52.3% 36.5% 20.3% 8.0% 0.3% 3.9% 17.6% 15.8% 13.9% 5.1% 1.6% 2.9% 3.1% 1.3% 4.5% 0.9% 1.9% 1.6% 4.1% 3.4% 86.8% 19.6% 28.8% 25.6% 24.1% 43.8% 65.9% 86.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 不明 (N=38) 40歳以上 (N=378) 19~39歳 (N=1,177) 16~18歳 (N=567) 13~15歳 (N=526) 7~12歳 (N=1,155) 4~6歳 (N=217) 0~3歳 (N=87) ①自閉症 ②アスペルガー症候群 ③広汎性発達障害 ④注意欠陥多動性障害(ADHD) ⑤学習障害(LD) ⑥その他(発達性言語障害・協調運動障害等) ⑦不明(未診断含む)

(15)

年齢別の相談内容(平成27年度)

15 13.2% 4.5% 8.8% 11.3% 9.9% 13.8% 20.7% 32.2% 44.7% 50.3% 32.9% 39.2% 56.7% 47.2% 65.4% 57.5% 36.8% 2.6% 5.9% 2.8% 1.3% 2.9% 6.9% 9.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 不明 (N=38) 40歳以上 (N=378) 19~39歳 (N=1,177) 16~18歳 (N=567) 13~15歳 (N=526) 7~12歳 (N=1,155) 4~6歳 (N=217) 0~3歳 (N=87) ①相談対象児(者)が発達障害かどうか ②現在の生活に関することや家庭でできることについて ③利用できる制度について ④診断・相談・支援を受けられる機関について ⑤学校やサービスについて ⑥進路や将来の生活について ⑦対応困難な状況の改善について ⑧今後の就労について ⑨現在の職場について ⑩その他

(16)

発達障害者の人数等

診断やカウンセリング等を受けるために医療機関を受診した発達障害者数 平成14年度:3.5万人 平成17年度:5.3万人 平成20年度:8.8万人 平成23年度:11.2万人 平成26年度:19.5万人

児童発達支援、放課後等デイサービス、障害児入所施設の発達障害児の利用割合 児童発達支援:46.8% 放課後等デイサービス:53.5% 障害児入所施設:10.9% -16- 35 53 88 112 195 0 100 200 14年度 17年度 20年度 23年度 26年度 (千人)

Ⅰ 患者調査

Ⅱ 障害福祉サービス等報酬改定検証調査

(平成27年9月末時点の事業所調査) (参考) 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に 関する調査(平成24年度文部科学省調査) 小・中学校の通常の学級において、学習面又は行動面において著しい困難を示す児童生徒の割合 平成24年度:6.5%(推定値) ※担任教員が記入し、特別支援教育コーディネーター又は教頭による確認を経て提出した回答に基づくもので、発達障害の専門家チームによる診断や、 医師による診断によるものではない。従って、本調査の結果は、発達障害のある児童生徒の割合を示すものではなく、発達障害の可能性のある特別な 教育的支援を必要とする児童生徒の割合を示すことに留意。 厚生労働省資料

(17)

愛媛県の東予地域及び南予地域における発達障害児(気になる子ども)に関するアンケートの概要

東予地域

南予地域

実施主体

発達障害ネットワーク事業

(東予地方局) 南予地域発達障害支援ネットワーク会議 (愛媛県発達障がい者支援センター)

実施期間

平成21年度

(H21.9.18~H21.10.13)

平成26年度

(H27.2~H27.3)

対象地域

東予地域5市町

(四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、上島町)

南予地域9市町

(宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町 伊方町、松野町、鬼北町、愛南町 )

対象者

保育所・幼稚園・認可外保育施設 204施設 保育所・幼稚園・認可外保育施設 155施設

調査方法

アンケート用紙の郵送等配付・回収

アンケートの

主な内容

① 属性(園名・記入者職名・所在地・設置形態・在園児数等) ② 医療機関で「診断名がついている」、又は「疑いがある」といわれている子どもの 人数 ③

の子ども以外で、同年齢の子どもと比較して特に「気になる子ども」の人数及 び「気になる内容」 ④

②③

の子ども保育及び教育上の困りごと等 ⑤ 気になる子どもへの対応や支援で「今後必要なこと」や「あったらよいと思うこと」

(18)

愛媛県の東予地域及び南予地域における発達障害児(気になる子ども)に関するアンケート結果

東予地域

南予地域

回収数 (回収率)

195施設 (95.6%)

155施設 (100%)

1歳以上の在園児数

15,327名

7,200名

医療機関で発達障害の診 断がついている、又は疑 いがある子どもの人数(在 籍園児に占める割合)

282名

1歳以上の在園児の1.8%

173名

1歳以上の在園児の

2.4%

「気になる子ども」の人数 (在籍園児にしめる割合)

1,594名

1歳以上の在園児の10.4%

1,088名

1歳以上の在園児の

15.1%

「気になる子ども」の内容 (複数回答) ・気が散りやすい(8.9%) ・指示が通りにくい(8.7%) ・理解の遅れがある(8.1%) ・気が散りやすい(8.9%) ・指示が通りにくい(7.5%) ・理解の遅れがある(6.4%) 保育及び教育上の 困りごと(複数回答) ・個性なのか障害なのか分からな くてとまどう(55.4%) ・接し方にとまどう(52.8%) ・保護者が子どもの気がかりさを感 じない、認めないため、協力が得ら れない(49.7%) ・個性なのか障害なのか分からな くてとまどう(57.4%) ・個人の中で発達レベルがアンバ ランスなところがあり、本人の特性 (性格)か障がいの特性かとまどう (57.4%) ・保護者が子どもの気がかりさを感 じない、認めないため、協力が得ら れない(45.8%) 18

(19)
(20)

自閉症スペクトラム児への

早期診断と就学前支援

成人後のQOLを高め、社会参加を改善

20

(Kamio et al., 2013)

成人後のQOL

リスク要因

合併精神障害

攻撃的行動

女性

環境側の保護要因

早期診断・早期支援あり

国立精神・神経医療研究センター 児童思春期精神保健部 神尾部長資料

(21)

発達障害の早期発見に関する市町村及び都道府県の体制整備について

Modified - Checklist for Autism in Toddlers (乳幼児期自閉症チェックリスト修正版) ・対象:16~30か月の幼児 ・方法:養育者が質問紙に記入する ・目的:社会性の発達状況の確認、自閉症スペクトラムの可 能性について把握する ・研修:発達障害早期総合支援研修(国立精神・神経医療研 究センターにおいて実施)

Parent-interview ASD Rating Scales – Text Revision (親面接式自閉スペクトラム症評価尺度テキスト改訂版) ・対象:3歳以上の児者 ・方法:専門家が養育者へのインタビューを行う ・目的:幼児期から成人期まで、自閉症スペクトラムの行動 特徴の有無を継続的に把握する ・研修:発達障害者支援者研修会(国立障害者リハビリテー ションセンターにおいて実施) -21- PARSーTR(3歳児健診以降で使用可能) エムチャット パーズ かいていばん ■発達障害者支援法 第5条 1 市町村は、母子保健法(昭和40年法律第141号)第12条及び第13条に規定する健康診査を行うに当たり、発達障害の 早期発見に十分留意しなければならない。 5 都道府県は、市町村の求めに応じ、児童の発達障害の早期発見に関する技術的事項についての指導、助言その他の市町 村に対する必要な技術的援助を行うものものとする。 ■障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業 ・市町村事業(任意) 「巡回支援専門員整備」 発達障害者支援に関するアセスメント手法についての知識と技術を持った専門員が、保育所等の子どもやその親が集まる施設・場に 巡回支援を実施し、障害が“気になる”段階から思念を行うための体制の整備を図る。 ・都道府県事業(任意) 「発達障害者支援体制整備 (エ)地域支援体制サポート」 (a)発達障害地域支援マネジャーは、アセスメントツールの導入など市町村の支援体制の整備に必要な相談、助言等を行う。 (c)発達障害の支援の尺度となるアセスメントツールの導入を促進するための研修を実施する。 先進的なアセスメントツールの例 厚生労働省資料

(22)

3.

愛媛県

の取り組み

(23)
(24)

改正発達障害者支援法 3つのポイント

発達障害者支援地域協議会の設置

(改正法第19条の2)

24

(25)

発達障がい支援ネットワーク事業について

東予地方局では、平成21~23年度まで「発達障害ネットワーク事業」を実施。

会議や研修会等の実施により、支援意識の醸成・職員のスキル向上・機関相互の

ネットワーク構築がなされ、地域における支援体制が整備。

東予地域発達障害ネットワーク会議

東予地域における成功事例を他の地域にも波及させ、県内全域で支援のネットワー

クを構築することが重要。平成26~28年度に、発達障がい者支援センターから遠方と

なる南予地域から支援のネットワーク構築に着手。

南予地域発達障がい支援ネットワーク事業

東予・中予・南予 全ての地域で、地域の関係機関により構成される会議を設置し、地

域における課題を共有するとともに、発達障がい児(者)への支援を行う関係機関によ

るネットワークの構築・充実を図る。

29年度当初予算

(26)

愛媛県発達障がい者支援体制イメージ図

26 医療関係 病院・診療所 県医師会・市町医師会 福祉関係 市町・療育支援 機関 東 予 地 域 発達支援センター 連絡調整会議 中 予 地 域 新たなネットワーク を構築 保健関係 保健センター 労働関係 労働局・ハローワーク 障害者就業・生活支援 センター 障害者職業センター かかりつけ医等発達障 害対応力向上研修 ③支援者向け研修に加 え、医療従事者向け研修 を実施し、早期発見・早 期支援につなぐ

発達障がい者

支援センター

①既存のネットワークを 活用し、地域における 課題を抽出 南 予 地 域 ネットワーク会議 発達障がい者地域支援マネジャー ④マネジャーが中心となり、地域 の取組みをコンサルティング 教育関係 市町教委

県(保健・福祉・就労・教育)

発達障がい者支援協議会 ②支援協議会において、県内 の課題を踏まえ体制整備につ いて検討し、各施策の方向性 を決定

(27)

発達障害者支援地域協議会(イメージ)

(28)

愛媛県発達障がい者支援協議会について①

東予地域においては、全市町に発達障がいに関する相談を専門的に対応する窓口

が設置。

一方、中予・南予地域においては、一部の市町で相談窓口の設置等の取組みが見ら

れるものの、全体としては、東予地域ほどの支援体制にはなっていない。

当事者の親の会からは、県に対し、各分野の支援のあり方を含めた、支援体制整備

に関する共通した方針や方向性について協議する場の設置についての要望。

現状

県として一元的に体制整備を推進していくため、改正法に基づく「愛媛県発達障がい

者支援協議会」を設置。

医療、保健、福祉、労働、教育等の各分野の情報の共有や連携の緊密化を図り、体

制整備の基本的な方針について協議。

29年度当初予算

28

(29)

愛媛県発達障がい者支援協議会について②

29

○平成29年6月1日設置

○委員14名(任期:平成29年6月1日~平成31年5月31日)

○今年度の目標

地域の現状と課題を分析し、それらの課題に対応すべく、今後進めるべき施策

の方向性を定めた指針(期間H30~32年度)を策定。

※平成29年7月25日、第1回協議会で決定。

愛媛県発達障がい者支援協議会

分野 氏名 所属等 学識 森本 武彦 旭川荘南愛媛病院 南愛媛療育センター 発達支援センター所長 吉松 靖文 愛媛大学教育学部教授 医療 堀内 史枝 愛媛大学医学部付属病院子どものこころセンター長 保健 西嶋真理子 愛媛大学医学部(看護学科)教授 福祉 龍田三津子 県保育協議会副会長 堀内 伊作 旭川荘南愛媛療育センター所長 五島 裕子 県相談支援協会理事長 当事者 団体 三木 由紀子 県自閉症協会会長 田中 輝和 ダンボクラブ会長 豊岡 亜紀 こころ根っと・ゆうきの会会長 教育 近藤 一茂 県特別支援学級設置学校長協会会長 喜安 勝也 県特別支援学校長会会長 労働 永木 徹 愛媛労働局職業対策課長 佐々木よしえ 愛媛障害者職業センター所長

(30)

愛媛県発達障がい者支援協議会について③

30 発達支援センター連絡調整会議 ○現状と課題抽出 発達障がい者支援ネットワーク会議 ○現状と課題抽出 発達障がい者支援協議会 ○発達障がい者支援協議会の今年度の目標と進め方の協議 ○東予地域・南予地域ネットワーク会議の内容(現状と課題)報告 ○今後進めるべき施策の方向性について意見交換 協議会に意見照会 ○中予地域を含めた現状と課題報告 ○今後進めるべき施策の方向性(案)について、各委員の意見確認 発達障がい者支援協議会 ○愛媛県における現状と課題 及び 今後進めるべき施策の方向性取りまとめ 発達支援センター連絡調整会議 ○施策の方向性(案)協議 ○施策の方向性(案)協議 ネットワーク会議 発達障がい者支援ネットワーク会議 ○施策の方向性(案)協議

東予

中予

南予

6月 7/25 8月 ~ 12月 中予地域ネットワーク会議立上げ ○現状と課題抽出 正式決定 1月 2~3月 今後進めるべき施策の方向性(案)作成

(31)

愛媛県ホームページ:愛媛県発達障がい者支援センターあい

ゆう

(32)
(33)

【出典】

世界自閉症啓発デー 日本実行委員会公式サイト

参照

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