第69回日本農村医学会学術総会は,愛知県厚 生連豊田厚生病院の川口鎮病院長のもとで開催 されました。この学会は本来であれば2020年10 月に名古屋国際会議場にて開催予定で,私も大 変楽しみにしておりました。しかしながら,こ の年の 1 月から日本でも新型コロナ感染症は全 国に広まり, 4 月には全国に「緊急事態宣言」 が発出され今までの日常生活は一変し,医療界 にも激震が走りました。その後もパンデミック となり,新型コロナ感染症の終焉が見えない中 で,現地開催を断念してWEB 開催を決定した ことは川口会長にとっては断腸の思いだったと 推測されますが,現状を考えると最良の選択 だったと思います。 今回のメインテーマは「未来の地域医療を求 めて」と題し,学会長講演では「豊田から考え る,これからの地域医療と病院経営」を今後の 人口減少,医療需要を踏まえて未来の地域医療 を語られました。私自身も教育講演のひとつ, 山形県立中央病院副院長 森野一真先生の「災 害に備えよう」の司会を担当しました。現地開 催であれば,直接先生に質問できたのにと思い ながらビデオ収録を行ないました。 今回のWEB 開催は日本農村医学会で初めて の試みではありましたが,近未来の学会のあり 方が早く示されたような気がします。川口病院 長をはじめ,豊田厚生病院の職員の皆さん,大 変ご苦労様でした。 さて,私たちが主催する第70回の本学会も WEB 会議で開催する予定です。豊田厚生病院 の職員の方々の指導を受けながら,日本農村医 学会学術総会の伝統を守りながらプログラムを 作成して参ります。多くの会員の参加をよろし くお願いいたします。 〔日農医誌 69巻 6 号 558頁 2021.₃ 〕
第69回日本農村医学会学術総会印象記
1
0
0
全文
関連したドキュメント
infectious disease society of America clinical practice guide- lines: treatment of drug-susceptible
2012年11月、再審査期間(新有効成分では 8 年)を 終了した薬剤については、日本医学会加盟の学会の
文学部では今年度から中国語学習会が 週2回、韓国朝鮮語学習会が週1回、文学
関西学院大学社会学部は、1960 年にそれまでの文学部社会学科、社会事業学科が文学部 から独立して創設された。2009 年は創設 50