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リーディング能力測定におけるサマリーライティングの評価妥当性の検討

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Academic year: 2021

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(1)学生発表会. リーディング能力測定におけるサマリーライティングの評価妥当性の検討. 英語領域. 高 山 洋 一 1. Introduction 約文作成(サマリーライティング)の能力とリーディン. を明示することで評価の妥当性を高めることができる か。. グ能力は密接に関わっており、2011 年の学習指導要領. ②「要約の目的」を明示した問題を解かせることで、. の改訂においても、 「概要や要点をとらえたりする」活. 生徒のコミュニケーションへの意識と、OUTPUT 活動. 動の重要性が謳われている。. へのモチベーションを高めることができるか。. しかしながら入試における要約文作成問題では、各 予備校の発表する模範解答の間に大きなズレが生じて. ※以上の内容を教育インターン等で検証し、研究結果 を修士論文にてまとめるものとする。. いる場合がある。また各大学は模範解答・評価基準を 公表しておらず、評価の妥当性に疑問が生じる。この点. 発表を踏まえての考察. を改善することが本研究の目的である。. ご指摘を頂いた点は、解答のバラつきが少なくなると いうことで、逆に生徒の個性が出づらくなるという懸念. 2. Literature Reviews. であった。これを受けて考察したこととしては、生徒の. 模範解答の作成にあたっては、複数の評価者がそれぞ. 自己表現も保証するために、自分の意見を含める形の. れ実際に要約文を書いて、共通する部分を探っていく方法. 要約文というものがあってもいいのではないかというこ. がしばしば取られる。しかし共通部分が少ない場合もよく. とである。しかしながらその場合には、模範解答に余計. あり、結果的に適切とは言えない模範解答ができあがって. ズレが生じてしまい、本研究との矛盾が起こってしまう。. しまうという指摘がある(Alderson, 2000) 。. そこで、意見部分と本文をまとめた部分とをそれぞれ評. リーディングの目的を提示し特定の情報が明らかに重要 であることを示唆すると、学習者の要約文の質が高まると. 価し、それらを統合したものを全体の評価とするなどの 改善が必要であり、今後の研究の課題としたい。. する研究結果は既にあり(Ushiro et al., 2009) 、要約タス クの問題文に「誰に向けて何の目的で書くか」の指示を含 めるべきであるとの指摘もなされている(Yu, 2013) 。 しかしながら日本の大学入試において、 「要約の目的」 を明示しているケースは見当たらない。また、明示された 場合に評価の妥当性が高まるかどうかの研究は見当たらな い( 「要約の目的」とは、誰に向けて書くのか、何のため に書くのかという状況設定のことと定義する) 。 さらに「要約の目的」を明示した要約タスクは、相手 に内容を伝える意識を高め、 「テキスト内容から発展した OUTPUT 活動」への効果的な橋渡しともなるのではないだ ろうか。 3.Research Questions. <当日のポスター>. <引用文献> Alderson, J. C. (2000). Assessing Reading . Cambridge, UK: Cambridge University Press.. Ushiro, Y., Kai, A., Nakagawa, C., Watanabe, F., Hoshino, Y., & Shimizu, H. (2009). Effects of reading perspective on EFL learners’ summary writing and importance rating. ARELE, 20 , 11-20. Yu, G. (2013). The use of summarization tasks: some lexical and conceptual analysis. Language Assessment Quarterly , 10, 96-109.. ①大学入試の要約文作成問題において、「要約の目的」 教育デザイン研究 第 5 号 13.

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