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常温核融合の検証実験

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Academic year: 2021

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(1)常温核融合の 検証実験 石塚安慶 ". A@Trial@Experiment@of@The@Nuclear@Cold@Fusion YaSuh. き. 廿o. IS ℡皿 A. ]. はじめに. ごく一般的なガラス 製の試験管の 中に、 重水を入れて、 電気分解を行 う 。 陰極にはパラ ジウム (Pd) を、 陽極には白金 (Pt) を配置する。 こんな簡単な 装置の中で、 重水素の 核融合が起きたという 二人の化学者 (Fleischmann&Pons) の記者会見 (1989 年 3 月 2 3 日、 ユタ大学 ド とその後の学術論文発表 2) は試験管核融合あ るいは常温核融合と 呼ばれ世 界中の注目を 集めた。 Pd が重水素を大量に 吸蔵 する金属であ ることも研究者の 関心を大 いにそそるものであ った。 さらに 1 週間後に別の 物理学者のバルーブ (Jones el. 田 , ) が 低 い 確率ながら同じ 重水の電気分解による 核融合を確認。 したと発表しの、 ついに世界中の 多 くの研究者、 研究機関が確認のための 検証実検を開始することになったのであ. るぴ. そこに. は 高温プラズマ. 核融合を飛び 越して、 逼迫しつつあ る世界のエネルギー 不足を一挙に 解決 できる期待があ ったからであ る。 横浜国立大学でも 早速研究組織。 が作られ、 精力的な実 験が開始された。 この報告はその 中のごく一部であ る中性子の測定と 核融合が起きている 可能性をもつ、 Pd 電極の残留放射能測定について 述べたものであ る。 実験結果を簡潔に 述べれば、 我々が行った 実検条件、 実験装置という 制限の下で、. (1) バックバラウソ. ド の統計的な変動の. 範囲を越えるような 中性子の発生は. (2円 d 電極の残留放射能測定からは、 バックバラウソ 線の存在を見いだすことはできなかった。 のであ る。. 窩. ドの. 下. 無かった。. 線スペクトル 以外の新しい. ァ. 2. 立木の色気分解による 過剰熱の発生 Fleischmann. と Pons. は重水 (99.5% ら 0 +0.5%H20) に微量の LioD(0.lmol/dm3) を 加 えた溶液中で 陰極に Pd の棒を、 陽極には螺旋 状の Pt 線を陰梗を取りまく よう に配置する。 高 電流密度実験 (512mA/cm'.Pd) では、 Pd 棒の直径はそれぞれ 1,2,4mm, 長さはそれ " 理科教育講座.

(2) 石塚宏度. 2. ぞれ 1.25,l0cmが使用された。 発生した熱量の 測定結果は以下のよ. う. であ. った。. 電極体積に比例する。 ②発生した過剰 熱は loW/cm3.Pd 電極で 120時間続き、 その全量は 4MJ/cm3.Pd に達 した。 この大きな過剰勲の 発生は核反応以覚考えられない。 ③燕出力は電気入力を 越え、 場合によっては 100% 以上の発生過剰もあ り得る。 の 熱発生の凄さは Pd 電極のかなりの 部分が溶解し、 一部は蒸発した。 過剰 熱 が何らかの核反応によって 発生したとすれば、 その 1 つは重水素同士の 核融合で あ り、 他には重水素と Pd 電極との間で 起こる Pd(d ,a) 等の核反応が 考えられる。 また ①過剰熱の発生は 電流密度に依存し. 発生した過剰 熱は ついてそれに 見合うだけの 中性子が発生しない 点に対しては 何らかの中 性子捕獲反応や 別種の核反応が 存在する可能性も. 考えられる。. 重水素の核融合反応は 加速器を使った 実験から次の 二つの反応が. 50% づつ 起こるという. 結果が得られている。 D@. +@. D--@. T@. +@. p@. +@. 4.02@. MeV. (. D@. +@. D@@. He@. +@. n@. +@. 3.25@. MeV. (2). Ⅰ. ). Fleischm ㎝ n 等はこの重水素の 核融合を検証するため T(T 「 ntium) および n(neutron)の 測定を行った。 n の発生は重水素の 核融合を直接的に 立証するものと 考えられている。 T は市販されている 重水の中に初めからあ る程度含まれているためそれ 以上の生成反応 が起こらないと 測定にかからないという 制約があ ① 5 階建の建物の 地下. 1. る。 測定結果を次に 要約する。. 階で行われた 重水電解中の 中性子測定は. 中性子線量率 討て 50 時間行われ、 バックバラウソ. ド. の 3. BF3カ ウ ソタ一内蔵 の. 倍の中性子を 検出した。. 検出効率で補正をすると 中性子発生率は 4Xlov/secと見積もられる。. ② T の測定は電解中の 重水を lml づっ 一定時間ごとに 採取し、 液体 シ ソチレータ一で 計 数した。 T の生成率は 4xlov/secと見積もられる。 ③電解セルを 冷却する水槽の. H,O と発生した中性子が H(n, WD の核反応を起こして ァ. 2.25MeV のⅠ線を放出する。 この 線を N 瓜 Tl) ァ線 検出 器 で測定した。 と報告している。 このような Fleischm ㎝ n 等の結果に対して、 いくつかの反論が 行われた。 下. 環境中に存在する ウラソ 系列の "Bi が放射する 2.20MeV の誤認. ではないか。. 対して、 Fleischmann等は中性子数の 少ない点については、 何か別種の 核反応の可能性を 示唆している。 Ⅰ線についてはその 後、 精度の高い Ge 検出器の測定 結 果を示して反論した。 Jones等は Pd あ るいは Tiを陰極にし、 Au を陽極にした 重水の電気分解を 行った。 中性 子測定の特徴は 液体 シ ソチレーターと。Liを含むガラス シ ソチレーターを 組み合わせ、 さ らに遅延同時計数法を 採用して、 バックバラウソ ド を減らし、 発生した 2.45MeV の中性 子の数 とェネ、 ルギーを同時に 測定したことであ る。 その結果は これらの指摘に. @@@@@. ァ. i. (b) 線の測定結果は、. 11 |. ぎる。. 1@@@@. 少なす. ノー. (a) 過剰 熱 に見合う中性子数は 10"∼ K0"/secと計算され、 測定された中性子数が.

(3) ①核反応は電極表面で. 3. 常温核融合の 検証実験. 起こっている。. ②電極への重水素吸蔵 のための予備電解は 不必要で、 中性子は直ちに 発生する。 ③中性子発生率は 4xK0"v/secであ る。 JOones等はこの核融合反応は 確率が低く 、 新しい ェネ、ルギー源にはなり 得ないと述べて いる。. き. 3. 横浜国立大学の 研究チームによる 中性子測定. つのグループからこのような 重水素の核融合を 示す実験結果が 発表されたため、 それ を検証すべく 世界中で数多くの 研究者や研究機関が 追実験を開始した。 我々横浜国立大学 2. の 研究者も直ちに 研究組織を作り 実験に着手した。 ". 重水の電気分解中に、 重水素の核融合が 起こり (1) 、 (2) の反応が 50% づつ 起こると 仮 走 すれば、 バックバラウソ ド を上回る中性子の 測定が可能であ ろうし、 何か別種の核反応 が起こっているならば、 それを確かめなくてはならないと 多くの研究者が 考えたのは当然 であ った。. き. 3. ] 実験室の環境. 中性子は宇宙線と 大気との核反応で 生成されるため 地上では無視できない 量が存在して いる。 その影響を減らすために、 地下室や地下深くまで 掘られた トソ ネル、 坑道などがし ばしば利用されている。 我々の実験装置は 立教大学原子力研究所の 洞窟 ( 地下約 30m) に 設置された。 地上に較べ中性子のバックバラウソ ド は約 1/30 であ る。 この地下の洞窟は 年 間を通して気温 15 土 n で,湿度65% ( 除湿 器 使用 ) を保持した。 実験装置にとって 多少湿度 が高い点を除 けぽ 、 良好な実験環境であ った。. 3. き. ・. 2. 実験 装 五の概要. 中性子検出 詰 は ReuterStokes 社製の五 e 比例計数管 3 本を使って構成した。 発生する高 速中性子の検出効率を 上げるためにパラフィ. ソ ブロックを用いて 減速する。 直径 18cm 、. 高さ 12cm のパラフィ ソ ブロックの中心に 3.5cm の中心 孔を 開けて電解セルを 置く。 中心 から 6.2cm の仕置に,He カウソタ一 な 3 本均等 (120度 毎 ) に配置した。 これらの配置はぬ 0f 中性子線源を 用いた検出効率の 詳細な実験結果に 基づく最良の 配置であ る。 この中性子検 出 器を 2 組用意した。 1 つ ( 検出 器 A) は電解実験に 伴う中性予測定に 、 他の 1 つ ( 検出 器 B) はバックバラウソ ド の測定に用いられた。 検出 器 A はさらにその 周囲をホウ酸入り の水タンクやホウ 酸入りのパラフィ ソ ブロックで遮蔽した。.

(4) 石塚宏度. 4. 5. 3.3 中性子測定の 結果. この洞窟内における 中性子バックバラ ウ ソ ド は検出 器 A で l5.6counts ル Ⅰであ った。 &Cf 中性子線源を 用いて校正した 検出 器 A の検出効率は 4.7% 、 バックバラウソ ド の等 価 中性子 源 強度換算 値は 0 , 092n/s であ った。 この性能はこの 時点では国内でも 屈指のも のであ った。 寛解セルは直径 4mm 、 長さ 9.5mm の Pd 棒を陰極に、 螺旋 状の Ni 線 ( 直径 1.5mm) を陽極にし、 電解質として LioD(0.lmol/dm3) を用いて重水の 電気分解 な 行った。 予備電解 100mA(76mA/cm2) を 20 日間行い、 21 日目に 5 分間、 30 日目に 1 時 間だ け 電解電流を 500mA (3㏄ mA/cm2) に増加した。 この 2 回の電流増加後 2.5 ∼ 3 日後 に バックバラウソ ド レベルに比べて 十 3<r に達する計数値を 得ている。 この値が統計的に 有意な差であ るか否かは判断し 難いところであ る。 それは 一 3<r 程度の計数値がその 前後 で測定されているからであ る。 仮にこの時の 測定値が重水素の 核融合で発生したとして 中 佳子の発生率を 求めてみるとおおよそ 4X10-v/sec となる。 あ らためて 3 グループの 中性子発生率を 示すと次のようになる。 Fleishmann. Jones 等 Y ,N .U .Group. 4x10. Vsec. :. 4X. :. 4 x 1O-v/sec以下. Ⅰ. 0 一 1/sec. われわれが観測した 中性子数は 27counts/sでこれはバックバラウソ ド 中性子数の平均 値 15.6counts/s の約 2 倍であ った。 しかし再現性のないこのような 現象を核融合に 伴 う 中性子発生と 考えることには 無理があ ろう。 なお測定システムに 関して言えば、 Jones レベルの中性子が 発生すれば楽に 測定し得る 優れた装置、 環境を作り上げたと 思っている。. き. 4.pd 生種の残留放射能の 測定 前述したごとく 重水素の核融合に 伴って発生する 中性子の数は Fleischmmn. 等の場合で. その発熱量から 推定すると 1010 ∼ 10"n/secという膨大な 量であ り、 直ちに検出可能であ る。 もしそれが防御なしに 電気分解セルから 外部に放射されたら 人体にとっても 危険であ った と. 思われる。 しかし未だかって 過剰熱の発生と 同時に多量の 中性子発生が 測定された例は. 無いのであ る。 過剰 熱 だけ、 或いは中性子だけが 測定されているのであ る。 またその中性 子 発生数は極端に 小さいものであ. る。 そこで我々の 検証実験は次の 段階すなわち 重水素の. 核融合ではない、 別種の核反応を 探る実検に移ったのであ る。 その核反応の 探索は当然 電 極を構成している 元素 Pd と重水素との 間で起こるものが 中心となる。 もしそれらの 核反 応があ ればその痕跡が Pd 電極内に残るはずであ る。 この残留する 未知の放射性同位元素 を 探るために高純度 Ge 検出 器 を用いた Pd 電極のⅠ 線 測定が行われた。.

(5) 常温核融合の 検証実検 5. 4.. ]. 5. 高純度 Ge 検出 器 (H.P.Ge 検出 器 ) の概要. Pd 電極の測定は 20keV. ∼ 2.5Mev. 範囲の X, T 線を 1 つめ 検出 器 で同時に測定できるこ と、 ェ ネルギ一分解能も 優れていることが 必要であ る。 このような条件を 満足させるもの が H.P,Ge 検出 器 であ る 0 今回使用した ORTEC 社製の GMX 一 l5185 一 P の主な仕様は 次 の とおりであ る。. ① "Co の 1.33MeV ァ 線に対して、 相対効率 15% 、 半値金巾 1.85keV であ る。 ② 鹿 (0.5mm) の 窓と、 ㏄の不惑 層 (p") がイオ ソ 注入 法で 0 3 件 m と薄いため 低 エネ、 ・. ルギ一の X 線まで測定が 可能であ る。. ③有感体積は 約 80cc であ り、 その Int Ⅱnsic photo ぴ曲 E 田 ciency は約 3.3% と見積もら れる。 これは入射した 1.33MeV の 線のうち光電ピークとして 計数される割合を 示 ァ. している。 ④ Preamp の FET が㏄ 一 C 卍st 杣と 共にカプセルに 封入され液体窒素温度まで 冷却され. ているため無雑音が 小さい。 ⑤検出 器 バイアスが一腔 ooV と高く電荷の 収集をほぼ完全にしている。 等の特長を持っている。. 5. 4.2. BaCkG. 「. ound. ァ 線の低減. Fig.1 に工学部大学院棟 308 測定 重の BackGround. の. 下. 線スペクトルを 示す。. (A) は検出器を遮蔽せず、 そのまま部屋に 置いて測定したものであ. る。 周辺に置かれた. 鉛の X 線や K 一 40 , U 系列、 Th 系列などに属する 移しい数のⅠ 線 ピークが観測されている。 これらの下級 は No.14 の Cs 一 137. ( 核分裂生成物. 一 核実験による. ). を除いて全て 天然に存. 在するものであ る。 (B) は Pblocm で Ge 検出器を遮蔽 し 更に Pb と Ge 検出器の間に Cu 板 l0mm を挿入したものであ る。 Cu 板は Pb から出る 72keV,75keV の X 線を遮蔽するためで あ る o A,B 共に測定時間は 4 日間 (345,600s)であ る 0 ァ線のピークに 付けた番号は Fig.2 と共通のものであ る。 主なピークのエネルギー 値や核種名は Fig.2 を参照されたい。 エネルギー値によって 異なるけれども、 低いエネルギー 範囲 (20keV ∼ 0 5MeV) で 1/100 ∼ 1/40 に、 また高いエネルギー 範囲 (0.5MeV ∼ 2.3MeV) では 1/40 ∼ 1/20 に 曳ckGround の 線が低減化されている。 ・. ァ. S4.3 Pd 電極の測定結果 横浜国立大学工学都エネルギー 工学の大田研究室で 行った Pd を陰極にした 重水の電気 分解において、 いくつかの サソブ ルに 1% ∼ 数 拷の過剰熱の 発生が観測された。 この時 使 用. した Pd. 電極. 推 1)の. ガソマ線 測定の一例を Fig.2 に示す。 測定範囲は 22keV ∼ 2.3MeV で. あ り、 測定時間は 3 日間であ る。 Fig.2 に現れている 主なⅠ線のピークは K 一 40 , G 一 137 以 外は全て天然に 存在する放射性核種であ. る. ウラソ 系列、 トリウム系列などの 壊変系列に属.

(6) 石塚宏度. 6. 11. 13. (B)@ Shield@@0@(Pb:10cm ,Cu:10mm). Fig. l. 4000 3000@[@Channel@]. 2000. 1000. 0. Back. Ground. の. 下. 線スペクトル. する核種のものであ る。 Pd 電極を測定したこのスペクトルからは 新たなガンマ 線 ビーク は 1 本も観測されなかった。 電極材料の Pd と陽子 (P) や重水素 (d) との核反応 (注 , ) の 可能性を考えた 時、 比較的半減期の 長い ,。, Rh ( 半減期 :3.3y) や "彼h( 半減期 :2.gy) は Pd 電極に残留し 測定される筈であ る。 ㎝ 3) しかしこれらのピークが 測定にかからなかっ たことはこれらの 核反応が存在しないことを 意味している。 また重水素の 核融合で発生し た 膨大な量の中性子が 電極内で捕獲されて 電極覚にほとんど 出てこないという 可能性は Pd の熱中性子の 全吸収断面積が 8.0b 虹n という小さい 確率でしか 起 こらないことを 考慮す るとほぼ完全に 否定される。 仮に℡ Pd(n, 「 ),。,Pd の中性子捕獲反応 (4.8barn) で℡ Pd ( 半減期 :17d) が生成していれ ば この核種が 虔 崩壊 (EC) の捺に放射する 20keV,23keV の特性 X 線が測定される 筈であ る。 しかしこのような 特性 X 線は見つかっていない。 以上 の 実験事実の考察から 過剰な熱発生に 見合う何らかの 核反応は存在しないと 考えるべきで あ る。 ( 注 l) R 一 46 と名付げられた 直径 2mm, 長さ 13mm の Pd ロッド。 表面に 10 um , の Ni メッ キ。 電解条件は弱電解として lomA/cm2 の 定 電流電解を 1 週間行い、 次いで本電解として 5W の 定 電力電解を 1200 時間行った。 この電解実験の 結果は過剰 熱 が発生しその 最大値は 5W の 6% にあ たる 0 28W となった。 また 1200 時間の熱収支の 平均は 103% となった。 な お陽極は螺旋 状の Pt 線であ る。 ・.

(7) o﹁. 。. o﹁. 。 ⅠⅩⅠ. 。. 由卍 口コ0、. or 寸. しノ. 7. 常温核融合の 検証実験.

(8) 石塚宏度. 8 (注. 2) Pd の同位体. ( 存在地 ). と予想される 核反応は以下の 通りであ. ,Tpd(l1%), ,"Pd(22.2%) ,Tpd(D,a)l0 ,Rh , ,upd(d,ff)l%h , ,Tpd(p,. る。. ,。乍d(l.0%),. (注. ㏄ )l%h. 3) l0RRhが放射する. ァ線. :127.2keV(73%),198.0keV (71%),. 475.lkeV (95%) ,。欠 h が放射する ァ線 : 475,lkeV(95%),631.lkeV(56%), 697.5ke Ⅴ 44%)@ , 766.8keV 34%) ,. 1046keV(34%) き. 5. おわりに 横浜国大と立教 原所 において中性子計測と Pd 電極の残留放射能の 測定を担当したが、. 重水素の核融合や 他の核反応の. 兆候を見いだすことはできなかった。 S.E.Jones等の実験. 装置を東大宇宙線研究所地下観測所 れた日米の共同研究. ( 岐阜県神岡町 ) の 低 バックバラウソ. (1991)でも核融合につたがるような. ド. 巨大水槽に入. 中性子発生のはっきりした 証拠. は描めなかったのであ る。 この 9 年間に、 一体何が起こり、 ど う 展開していったのであ ろうか。 その全貌が明らか になるには今しばらくの 時間が必要かと 思われる。 なお、 中性子測定について 多くの便宜とご 指導を頂いた 立教大学原子力研究所、 白石文 矢 先生、 高見味漬先生およびスタッフの 方々にこの場をお 借りして深く 感謝致します。. 参考文献 1) 常温核融合. F. D. ピート 著 , 青木 薫訳 吉岡書店 2)@ M . Fleishmann@ &@S Pons , J , Electroanal Chemi ,,261 , 301@ (1989) 3)@ S , E , Jones@ et , al, Nature@ , 338@ , 737@ (1989) ・. 4) 教育研究特別経費 (1989): 5) アイソト一. プ 便覧. 改訂 3 版. ・. 「常温核融合の 基礎的研究」報告書. 丸善.

(9)

Fig.  l   Back   Ground  の  下  線スペクトル 

参照

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