第15回 寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画審議会
日 時 平成23年8月30日(火)14:00から15:15まで 場 所 寝屋川市役所 議会棟 5F 第2委員会室
出 席 浦邊会長、渡辺副会長、樋口委員、大江委員、岸田委員、田中委員、近藤委員、 檜垣委員、池田委員、今井委員、廣岡委員、池添委員、安田委員、熊谷委員、柴 田委員
(会長)
・ 残暑厳しい中、またご多忙の中をお集まり頂きましてありがとうございました。今日 は15回ということですが、15名の委員全員がご出席ということで、この審議会が成 立しましたことをまずもって報告させて頂きます。本日は15回ということで、いよ いよ大詰めでございます。お暑い中ですがご審議賜りまして、良い答申ができますよ うにご協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
1 答申(案)について
(会長)
・ まず次第1は答申案についてです。前回までの審議会を踏まえて答申原案を作成し、 各委員の皆さんに送付させて頂き、それに対するご意見等を事務局にお寄せ頂きまし
た。別紙のとおり、27件の意見がございました。これらについてこれから審議して
いきたいと思いますが、まず意見のなかった部分については原案どおりご了承頂くと
いうことで認識しております。したがって意見のあった27項目について、これから 審議を賜りたいと思っています。
・ 答申に対する意見ということで、A3で5ページにわたって意見内容と修正案を書か せて頂いています。修正案については、私のほうで皆さんの27の意見を拝見し、2 つの意見があったときには皆さん方の意見をできる限り反映できるようにということ で案を出させて頂きました。 それについてまず私から説明させて頂きたいと思いま す。まず、意見1の全文についての意見がいくつかありますが、意見の内容が「検討 が必要」とか「検討が重要」といういろんな表現がはっきりしていなくてわかりにく いということでした。そこで、基本的には「ですます調」ということにさせて頂いて 、 例えば答申案15ページ5行目の「講じる必要があります」というところは「講じる ことを求めます」ということで、この審議会からの答申ということで数箇所改めてい ます。まず、ここについてご意見はございますでしょうか。
・ 次はNo.2、No.3ということで、1ページ17行目の「焼却施設は、快適な都市生活 を維持するうえで欠かせないものであるにもかかわらず、クリーンセンターは」とい うところで意見が2つ出てきています。一つは、「焼却施設は、施設周辺の住民にと っては極めて迷惑施設であるものの、快適な都市生活を維持するうえで欠かせないも のであり、クリーンセンターは」。もう一つの意見は、「焼却施設は、快適な都市生 活を維持するうえで無くてはならない重要な施設の一つである。しかし、クリーンセ ンターは」となっています。2つの意見がありますが、「迷惑施設」ということを答 申の中に書くかどうかということもあって、「無くてはならない」という意見を採用 させて頂いて、「焼却施設は、快適な都市生活を維持するうえで無くてはならない重 要な施設の一つである。しかし、クリーンセンターは」というようなことで2つの文 章を区切ったということです。「迷惑施設」という表現よりは、「無くてはならな い」ということで施設の位置づけを明確にさせて頂いたということです。
(委員)
・ 「迷惑施設」という文言は私が書いたのですが、この意見を出した趣旨として、「極 めて迷惑施設である」という表現は、私が以前に一般質問した中で市がそういう文言 を使って答弁しているのでそう書きました。やはり誰が考えても迷惑施設ですから、 そういうふうに入れたほうが施設の位置づけがはっきりするかなと。ただ、この答申 に入れるかどうかは議論して頂ければ良いことだと思いますので、市が答弁の中でそ ういう表現をしたということも踏まえてこういう表現をさせて頂いたということで、 会長のおっしゃった表現でよろしいと私は思います。
(会長)
・ ありがとうございました。それでは、修正案のとおりに修正させて頂きます。 ・ 次のNo.4のご意見は前文についてです。これは施設のコンセプトを4つ作らせて頂
ということで文章を続けるという形で、なぜこういうコンセプトを作らなければいけ ないのかということを説明させて頂きました。文章が少し長くてわかりにくいかもし れませんが、一応、案として作らせて頂きました。よろしいでしょうか。
(異議なし)
・ では、これはこのように修正させて頂きます。
・ 次にNo.5のご意見は、3ページ6行目の焼却施設整備のところです。これは、寝屋 川市一般廃棄物処理基本計画に基づいて平成29年の焼却量を基準としたということ を述べているわけですが、基本計画に示された今後の処理量を本文なり添付資料に明 示すべきだというご意見を頂きましたので、A3の添付資料4、基本計画の抜粋を追 加します。
(異議なし)
・ No.6のご意見は、3ページ8行目にある施設規模の中の「なお」を「また」に修正 すべきではないかということです。これはご意見のとおりに修正させて頂きます。
(異議なし)
・ 次に、建設用地に係る選定要件について、7ページ6行目に「各種計画と整合性が十 二分に図られていることが求められます」というところについてNo.7、No.8とご意
見がありました。「各種計画と整合性が十二分に図られることが必要です」というこ とで、これはNo.1の全文のところにも書かせて頂いたように、「各種計画等と十二 分に整合性が図られることが求められます」というふうに全体を統一させて頂きまし た。これについてもよろしいでしょうか。
(異議なし)
(異議なし)
・ No.10、No.11のご意見は7ページ18行目について、「その他検討事項を加味した
後に、用地選定を行うことが賢明である」ということで、ここについては修正意見が 2つあります。「その他検討事項を加味した後に、寝屋川市が用地選定を行うことが 賢明である」ということで、用地選定は寝屋川市が行うという意見。No.11のご意見 は、「その他検討事項を考慮して、用地選定をされたい」ということで、これも「で すます調」ということと、寝屋川市という主語を入れて、「その他検討事項を考慮し て、寝屋川市が用地選定を行うことを求めます」というふうに修正させて頂いていま す。よろしいでしょうか。
(委員)
・ 寝屋川市を入れるか入れないかなのですが、原案の7ページ、本文の3段落目に「建 設用地の最終決定は、寝屋川市が主体性を持って決めることになります」とあって、 ここではっきり寝屋川市が出てきますから、ここで再度明記する必要はないのではな いかということで、No.11にあるように「考慮して、用地選定をされたい」というふ
うにしたのです。ここでは「寝屋川市」は必要ないかなと思うのですが、いかがでし ょうか。
(会長)
・ 確かに中段のところに「建設用地の最終決定は、寝屋川市が主体性を持って決めるこ とになります」とありますので。
(副会長)
・ 今、委員のおっしゃるとおりで、寝屋川市という主語はここにあるのですが、細かい 違いではありますが、最初のほうでは「寝屋川市」が主語で「最終決定をする」とい う動詞なのですが、後の文章では「用地選定を行う」というのが動詞なので、若干内 容は違います。ですから、主語は同じであっても動詞はわずかに違うので、「寝屋川 市」という主語が上にも下にもあるということがあっても、文法的にはおかしくない のではないかと思います。「寝屋川市」という単語は長いので、後のほうでは「市 が」という主語でも良いかと思いますが、私は両方にあっても良いのではないかと感 じています。
(委員)
を提案させて頂きました。
(会長)
・ わかりました。明確にしたほうが良いというご意見がありましたので、この修正案の ように修正させて頂きたいと思います。
(異議なし)
・ 次のNo.12、No.13のご意見については、少しご議論頂きたいところです。まず、
答申案の原文から読ませて頂きます。「なお、近年、規制緩和や環境保全の規制強化 の動きから、各法令の見直しが盛んに行われているので、計画の策定に当たっては、 最新の状況を把握するとともに、情報公開や市民の意見聴取手続は、遺漏のないよう 厳に行われたい。また、計画内容については、地元は勿論、幅広い市民の理解が得ら れるよう留意されるべきことが極めて重要である点を申し添えます」ということでし た。
・ 修正意見No.12は「近年、規制緩和や環境保全の規制強化の動きから、各法令の見 直しが盛んに行われているので、寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画の策定に当たっ ては、最新の状況を把握するとともに、計画内容については、施設建設予定地周辺住 民は勿論、幅広い市民の理解が得られるよう留意されるべきことが極めて重要であり ます。また、計画遂行に係る情報公開や施設建設予定地周辺住民及び市民の意見聴取 手続は、遺漏のないよう厳に行われたい」ということです。No.13の修正意見は、 「意見聴取手続は、遺漏のないよう慎重に行われたい。また、計画内容については、
地元をはじめ、市民の理解が得られるよう最善を尽くされたい」ということでした。
・ No.12の意見は、いつの段階で意見の聴取等を行うかということの問題が一つ。それ
からもう一つ、原案の中に「幅広い市民の理解」という言葉を書いていたのですが、 「幅広い」というのはどういうことかということで、No.12の修正案には「幅広い」 がそのまま使われているのですが、No.13では「幅広い」は抜いています。この
No.12とNo.13の意見を足して2で割るという表現はよくないかもしれませんが、
す。
(委員)
・ No.12は私の意見ですが、会長がおっしゃったように、何回読み直してもいつの段階
で意見を聞くのかということについては私も迷っていたところです。今の会長が示さ れた修正案で私は結構だと思います。
(会長)
・ 計画を策定したり、それを遂行するときに皆さんの意見を聴取するということで、施
設建設とか建設予定地を決定するのは市ですが、建設用地に係る選定要件ということ でやっておりますので、市民の意見はそういうところから聞いていくということです 。
No.13の意見でも、中心になるのは「幅広い」というのはどういう意味かということ
がありますので「市民」にさせて頂きました。
(委員)
・ この「寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画の策定や遂行に当たっては、最新の状況を 把握するとともに、情報公開や施設建設予定地周辺住民及び市民からの意見聴取手続 は、遺漏のないよう」というところで、計画の策定や遂行のどの時点で市民の意見を 聞くことになりますか。
(会長)
・ 現在はごみ処理施設建設基本計画というものを作ろうということになっていますので 、
これが終わって11カ所くらいまで絞った内容の答申をまず情報公開します。意見聴 取はこの審議会がするわけではなくて、情報公開も市でやって頂くということで、こ れが遂行の段階です。
(委員)
・ では、11区画であったということを市の広報か何かで市民に知らせるわけですね。
そして、「意見のある方は市に申し出てください」というような方法でするというわ けですね。
(会長)
・ 今のところ、情報公開はホームページでされることになると思います。
(委員)
備して公開されるということであって、この審議会で公開するものではないですね。 そういうことですね?
(会長)
・ 審議会では、議事録を情報公開しています。
(委員)
・ ですから、委員のおっしゃっているのは、この審議会が終了して、答申が市に渡った 後で情報公開や意見聴取を市のほうでするということでしょう。ここでするものとは 違いますね?
(会長)
・ はい、そうです。
(委員)
・ それはそういうことなのですが、市は「審議会からこういう答申を頂きました」とい
うことで市のほうで検討されて、11区画の用地がありますと。それについて意見の
ある市民の皆さん、あるいは11区画の近隣の人からご意見があれば市のほうに申し 出てくださいということをするわけですね?
(会長)
・ 11区画がどこにあるということまでは出していませんので、審議会としては用地選
定の要件を審議したということなので、それは公開していきます。「最善を尽くされ
ることを求めます」というのは、この審議会が市に対して求めているということです。
(委員)
・ その点はわかるのですが、そこから市はどういうふうにするかは審議会では関係ない ということですね。
(委員)
・ 今の質問のポイントは、ごみ処理施設建設基本計画がいつできるか。我々が答申を出 して、それを元にして市のほうでは基本計画をいつ作るか。答申はパブリックコメン トに掛ける時間も設定していますから、そのパブリックコメントのことを指摘されて いるのか。それとも、建設基本計画そのものを市民にいつ情報提供するかという質問 ではないかと思うのですが、どうなのですか。
・ 趣旨は少し違うのかもしれませんが、こういうふうな形で市のほうに審議した結果を 答申しますね。それを受けて市のほうではいろいろなことを進行していきますね。そ の時点で住民や市民から意見を聞くということは、この審議会では関係ないわけです ね。「こういうことをしなさい」と言うということですね。
(副会長)
・ この文章は非常に丁寧に言葉を選んでいて、「遺漏のないよう慎重に」というのは、 すべての情報を表に出せと言っているわけではないのです。どの情報をいつまでにと いうようなことではなくて、慎重に、遺漏のないようにということを求めています。
(委員)
・ だから、市がどのようになさるか知りませんが、我々の審議会の完成した答申を会長 が市長に出されて、それに基づいてやるのは市がやるのであって、その中でどのよう にやられるかということ等に対する質問は、市のやられたところに対して質問するこ とであって、この場で今のようなことについて市がどのようにやるかということは、 我々は言えないわけですね。そういうことで良いわけですね。
(会長)
・ 先ほどのNo.11のご意見のところで、くどいようですが、用地選定というのは寝屋
川市が行うことであると。その用地選定を行うに当たっては、こういうふうなことに 最善を尽くして頂くことをこの審議会としては求めますと。この審議会としてはそう いう立場だということです。よろしいでしょうか。
(委員)
・ わかりました。結構です。
(会長)
・ それでは、No.14の地形・地質のところで、原案は「地震災害等による施設への被害 を回避するために、活断層(推定活断層)との距離の長短、津波・豪雨による水害を 避けられるか否かについて検討」という内容を記載していますが、追加として、「活 断層と浸水のみの記述ですが、地震発生による影響の有無は、地盤が強固なのか否か が大きいことから、建設用地選定時において軟弱地盤を避けるなど地質を検討すべき である」というご意見がありました。
施設の支持力が保持できるかを検討。やむを得ず軟弱地盤で建設をする場合について は、その経済的負担を検討」ということで追加させて頂いてはどうかということで、 文章については先程あったものに追加して統一させて頂いています。
(委員)
・ 「経済的負担を検討」というのが少し気になります。要は、特殊な工事をするために 負担が増大するかもしれないということなので、もう少し書き方がありませんか。せ っかくこれまでは明確にしていきていますから、少し気になります。
(会長)
・ 考えさせて頂きます。一応、軟弱地盤だと杭を相当に深く打たないといけないので、 それにお金が掛かりますという表現ですので、追加することに伴ってその「経済的負 担」ということで、どういうことを言えば良いかという表現については考えさせて頂 きます。
・ 次のNo.15のご意見は11ページ7行目についてです。「活断層や推定活断層との距
離が概ね1km以上離れている区画で」というところに追加として、表現の根拠とし て審議会で配布した活断層を明示した資料に推定活断層を追加した図を添付資料に追 加してほしいというご要望がありましたので、添付資料の資料5として追加いたしま した。資料5を見て頂くと、100mメッシュの図に太い点線で活断層を入れ、細い点
線で推定活断層を入れています。
(委員)
・ 資料5の網が掛かっている部分は、浸水が1m以上の地域ということですか。
(会長) ・ そうです。
同時に起こった場合には1kmで良いのかという意見と思われます。1つの活断層に ついてもどのくらいの影響があるのかもわからないので。1kmとさせて頂いたのは 原子力施設の安全評価で1kmを基準とするものがありましたので、1kmとしたと。 同時に起こった場合にはさらにわからないので、データも我々の知識もないので、こ ういう追加で、これでよろしいですか。
(委員)
・ 「影響予測に関するデータはありません」と書くのが良いのか、影響予測はできない わけですから「影響予測は困難である」と書くのが良いのか。
(会長)
・ 「影響の予測は困難です」と書きますか。
(委員)
・ 私はそのほうが良いと思います。
(副会長)
・ それは委員のおっしゃるとおりで、1つの活断層であればデータがあるかのように受 け取られかねない表現ですので、「影響の予測は困難です」で良いのではないでしょ うか。その前段の部分で「これは平成20年の原子力施設の安全基準に基づくもので す」というだけでも十分に怪しいので、もう一つそれを入れて頂いても構わないと思 います。それでも活断層に対して配慮していますという意味になります。
(委員)
・ 副会長がおっしゃったように、活断層についても十分に審議したという形を残して、 委員のおっしゃるように「困難です」ということで良いと思います。
(会長)
・ そのように修正します。
の効率性や立地条件など多面的に検討されたい」ということで、最終的にどこに建設 するかというのは、我々の審議会でどの場所が良いというようなことを決めるもので はまったくないので、地図に印を付けるようなことはしてはいけないという副会長の 意見が強くありましたので、あまり周辺住民の意見を聴取するということを書くと混 乱を招くということもありまして、修正案としては、「建設用地が決定後、施設建設 予定地周辺住民はもとより、寝屋川市民が有効に利用できる施設となるよう市民のニ ーズや意見等を踏まえて、熱の効率性や立地条件など多面的に検討されることを求め ます」というふうに両方のご意見を合わせて修正案にしておりますが、よろしいです か。
(委員)
・ この意見内容は、上段では「検討段階」と「選定予定地」というところに論理的な矛 盾を感じます。それから下段では、この熱はあくまでも余熱なのです。だから、修正 案でも「余熱」としておいたほうがはっきりするのではないかと思います。なぜ「立 地条件を含めて多面的に」かというと、ストーカ方式ですから、余熱で案外余裕がな くなるような懸念も考えられますから、会長の修正案のほうで、「余熱」としてもら えればそのほうが良いと思います。
(会長)
・ 全般的なエネルギーの活用については、委員が言われたように発電ということで、余 熱を活用して周辺住民の方、さらには寝屋川市民が利用できるようにというのは余熱 だということで、ここでは余熱の利用方法ということにさせて頂ければと思います。
よろしいでしょうか。発電した電力についてはその前に書いてありますので、余熱利 用としては冷暖房というようなことが書いてありますので、余熱の利用方法というふ うに修正させて頂きます。
・ No.19のご意見は18ページの総括についてですが、4行目に「様々な施策を積極的
に推進することとされていますが、更なるごみの減量」を「様々な施策を積極的に推 進してきましたが、更なるごみの減量」と修正してはどうかというご意見ですが、 「様々な施策を積極的に推進されてきましたが、更なるごみの減量」ということにし ました。
(異議なし)
・ No.20のご意見は18ページ9行目の「新しい焼却施設の整備は、避けられないもの
(異議なし)
・ No.21は18ページ13行目ですが、「公設公営・公設民営方式や民間の技術力、資
金調達力を導入した官民協力の形態もあり、それぞれに一長一短があることから」と いうところについて、「これらの表現については審議会で具体的な検討は行われてい ないが、答申の表現としては適切である」というご意見を頂いています。確かに、審 議会では事業方式についてはほとんど検討していませんが、このまま残したいと考え ています。よろしいでしょうか。
(異議なし)
・ No.22、No.23のご意見は18ページ17行目「事業方式の選択を行うべきでありま
す」についてですが、まずNo.22のご意見は、「事業方式の選択を行うべきであり ます。なお、ごみ焼却施設等の建設事業については、近隣市のみならず全国的で様々 な不祥事が発覚しており、事業遂行については十分な対策が必要であります」という ことを追加するというご意見がありました。No.23のご意見は、「事業方式の選択も
視野に入れるべきです」ということで、行うべきか、視野に入れるべきかというご意 見です。特にNo.22のご意見で、確かに施設の建設事業については不祥事というか そういうことが若干ありますが、不祥事の対策を書くということは答申には好ましく ないのではないかと思って、No.23の「事業方式の選択も視野に入れることを求めま す」という方向で修正案としています。本文に記載することは何となくふさわしくな
いように感じるので、この審議会としての答申をさせて頂くときに私から附帯意見と して少し口頭で述べさせて頂くということで対応させて頂ければありがたいと思いま す。
(委員)
(会長)
・ ありがとうございました。それでは、答申するときに私のほうから市長に口頭で、公 平性・透明性、公正を期してやって頂ければというふうなことを追加でお伝えしたい と思います。
・ 次にNo.24のご意見は18ページ20行目の「施設の建設用地の決定については、周
辺の環境保全対策に万全を期すとともに、」と、25行目の「建設工期の長短、更に は既存の中間処理施設等の効率的活用等の諸条件についても総合的に勘案して用地選 定を行う必要があります」ということで総括している部分ですが、20行目は「施設 の建設用地の決定については、建設予定地周辺住民は勿論のこと、幅広い市民の理解 を得るとともに、周辺の環境保全対策に万全を期すことと併せて、」とし、25行目 は「建設工期の長短等の諸条件についても勘案して用地選定を行う必要があります」 ということですが、このご意見についても答申としては、まず一つは修正案の3ペー ジで「建設用地に係る選定要件」のところに修正意見のような文章を書かせて頂きま したが、この総括は施設の建設用地の決定ということですので、用地選定の要件と決 定は違っていて、決定するのは寝屋川市がすることになりますので、そのへんで少し 表現が異なっているということです。
・ まず修正案の20行目の部分ですが、「施設の建設用地の決定については、市民の理 解と周辺の環境保全対策に万全を期すとともに」ということで、「市民の理解」とい う言葉を追加させて頂いて、決定した後に市民全体の理解と周辺の環境保全対策とい うことにさせて頂いたということと、「市民に対してよく説明する」とか、「納得を 得るための努力が必要」というご意見が審議会でたくさん出ていましたので、こうい うふうに「市民の理解と周辺の」と入れさせて頂きました。25行目の部分は、修正
案では「建設工期の長短等の諸条件についても総合的に勘案して用地選定を行うこと を求めます」としています。
(異議なし)
・ No.25とNo.26のご意見も総括のところですが、「地域に受入れられやすく市民の
ニーズに合致した、市民に親しまれる施設をめざし、寝屋川市ごみ処理施設基本計画 を策定されることを期待します」という結語の部分ですが、No.25のご意見では「地 域に受入れられ市民のニーズに合致した、市民に親しまれる施設をめざし、寝屋川市 ごみ処理施設建設基本計画を策定されることが重要です」と修正するというご意見。
それからNo.26のご意見は「寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画を策定されたい」
ます。これについてはいかがですか。
(副会長)
・ 「地域に受入れられ」と「市民のニーズ」の間に「、」があったほうが良いと思いま す。それから、「策定されることを求めます」というのは「策定することを求めま す」のほうがふさわしいのではないかと思います。
(会長)
・ わかりました。「、」を入れて、「策定することを求めます」というふうに修正しま す。
・ 次にNo.27のご意見は添付資料1の委員名簿について、前任者がいるので前任者も
名簿に入れてくださいということです。添付資料1の19ページになります。
(委員)
・ 備考欄ですか。
(会長) ・ そうです。
・ 以上が、ご意見を頂いたことについての説明ですが、基本的にはご了解頂きました。 あとは若干の修正がありますが、それは用語だけの修正ですので、後は事務局と私に ご一任頂きたいと思います。そのほかに何かございますでしょうか。
(委員)
・ 全体の中で、先程の敬語の使い方みたいなものがあるかもわかりませんので、それが 載っていないか確認してください。
(会長)
・ もう一度、全文についてチェックさせて頂きたいと思います。
(委員)
・ 今日は15回目ということで大変な時間をかけてここまで来たのですが、答申を提出 する時期はいつ頃になると会長はお考えですか。
(会長)
他」のところですが、事務局、今後の日程はどうなりますか。
2 その他
(事務局)
・ 長い間ご審議頂き、ありがとうございました。今日の内容に基づきまして、若干の微 修正を会長・副会長とさせて頂きたいと思います。その後、全文を再度、検証したい ということで、若干のお時間を頂きたいと思っています。事務局としては修正につい て会長・副会長にご了承頂いた上で各委員に配布させて頂いた後、会長から寝屋川市 長に答申書を手渡して頂きたいと思っています。時期については、今から修正して日 程調整等もありますので、9月中旬くらいが目処になろうかと思っています。
(会長)
・ 修正したものは各委員にお配りする形になりますね?
(事務局) ・ はい。
(会長)
・お配りした後で、私から市長に答申させて頂くということです。これをもちまして、す
べての審議内容は終わりました。非常に積極的にご審議頂きありがとうございました。こ れをもちまして15回にわたって、約1年半にわたった審議会も無事に成果が出ることと なりました。本当にありがとうございました。
(事務局)
・ 本日、席に配布させて頂いている前回の第14回議事録の訂正について、1カ所訂正 させて頂くということで処理していますが、その内容で了承して頂いたということで 事務局として確認させて頂きたいと思います。この内容で、前回の議事録を公表させ て頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。長い間のご審議、大変にあ りがとうございました。