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第5次市原市高齢者保健福祉計画(第4期介護保険事業計画)

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(1)

第5次高齢者保健福祉計画について

市原市長

隆 義

私は、

市政の運営を負託されて以来、

子どもから高齢者まですべての皆さんが将来

に明るい希望と夢を抱きながら、

安心して暮らすことができるよう、

「ともに輝く 元

気なふるさと いちはら」の実現に向けて取り組んでいます。

やすらぎと活力のある理想都市を構築する上で、

高齢者の皆さんの長年培われてき

た知識、

技術及び経験は貴重な財産であり、

未来を担う子どもたちの健全な育成をは

じめ、少子高齢社会に対応した地域の支え合い・助け合いの推進などにおいて、大い

に寄与していただけると確信しております。

しかしながら、国の高齢化率は

21%を超え、5

人に

1

人が高齢者、10

人に

1

人が

後期高齢者という「本格的な高齢社会」となっています。また、生活様式の変化等に

より高齢者の子どもとの同居率も低下し、

一人暮らし又は夫婦のみの世帯が増加して

おり、急速な高齢化から「老老介護」

、最近では「認認介護」ということが現実とな

っているところです。併せて、人材不足等に起因する介護・医療分野でのサービス供

給体制の脆弱化が叫ばれ、高齢者を取り巻く環境は著しく変化しています。

この第5次高齢者保健福祉計画では、

昨今の苦しい財政状況下、

高齢者の皆さんや

その家族等を含め、

だれもが住み慣れたこのまちで安心して暮らし続けていただくた

め、

保健福祉サービスや介護サービスなどに関する課題に対して、

その解決を図る施

策と目標を掲げたものです。

各施策を迅速かつ円滑に実施し、本計画の基本理念である「だれもが、生涯にわっ

てその人らしく、

生きがいをもって暮らせる

ともに支えあう福祉社会」

を実現する

ためには、市民、関係機関の皆さまと一体となり、連携を密にしなければならないと

考えております。

今後も、誇りと愛情と笑顔に溢れる「ふるさといちはら」の実現に向け、全身全霊

で取り組んでまいりますので、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

本計画の策定にあたりまして、

アンケートにご協力いただきました市民、

事業者の

皆さま、

貴重なご意見・ご提案を賜りました市原市保健福祉懇話会高齢者保健福祉専

門部会の皆さまをはじめ、

ご協力をいただきました方々に心よりお礼を申し上げます。

(2)
(3)

1

総論

1

計画の策定にあたって

第 1 節 計画策定の背景・趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

第 2 節 計画の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

第 3 節 計画の性格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

第 4 節 計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

第 5 節 計画の進行管理・達成状況の点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

第 6 節 庁内の推進体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

本計画の位置づけ(イメージ図)・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

2

日常生活圏域の設定

第 1 節 日常生活圏域とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

第 2 節 日常生活圏域の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

3

市の高齢者を取り巻く状況

第 1 節 高齢者等の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

(1) 総人口・世帯数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

① 人口構造の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

② 世帯の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

③ 年齢別単独世帯の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

④ 高齢者世帯の住居の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

(2) 高齢者の就労状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

(3) 介護保険被保険者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 第 2 節 高齢者人口等の推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

4

計画の基本的な考え方

第 1 節 現状と課題及び今後の方向性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

(1) 介護保険サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

① 現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

(4)

(2) 保健福祉サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16

① 現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

② 今後の方向性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 第 2 節 基本理念と基本目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

施策体系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

2

各論

1

介護保険サービスの展開

第 1 節 介護保険サービスの現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

(1) 要支援・要介護認定者数の割合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

(2) 要介護度別人数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21

(3) 介護保険サービスの利用実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22

① 居宅サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

② 地域密着型サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24

③ 施設サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

④ 介護予防サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28

⑤ 地域密着型介護予防サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

(4) 介護保険サービス利用者数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

① 居宅サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31

② 地域密着型サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

③ 施設サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34

④ 介護予防サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

⑤ 地域密着型介護予防サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 第 2 節 介護保険の事業量見込み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39

(1) 要支援・要介護認定者数の推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39

(2) 居宅サービス利用者数の推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40

(3) 施設・居住系サービス等利用者数の推計・・・・・・・・・・・・・・・・41

(4) 介護保険サービス(介護給付)の量の見込み・・・・・・・・・・・・・・42

① 居宅サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42

② 地域密着型サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48

③ 住宅改修・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53

④ 居宅介護支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53

⑤ 施設サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54

(5) 介護保険サービス(予防給付)の量の見込み・・・・・・・・・・・・・・56

(5)

② 地域密着型介護予防サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62

③ 介護予防住宅改修・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65

④ 介護予防支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65

(6) 介護保険事業費の推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 第 3 節 地域支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67

(1) 地域支援事業について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67

地域支援事業の体系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68

地域支援事業の体系(イメージ図)・・・・・・・・・・・・・・・・69

(2) 地域支援事業に要する費用の額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70

(3) 地域支援事業の量の見込み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71

① 介護予防事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71

ア.介護予防特定高齢者施策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71

a. 特定高齢者把握事業(生活機能評価)・・・・・・・・・・・・・・・71

b. 通所型介護予防事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72

c.訪問型介護予防事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73

d.介護予防特定高齢者施策評価事業・・・・・・・・・・・・・・・・ 73

イ.介護予防一般高齢者施策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74

a.介護予防普及啓発事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74

・高齢者の介護予防及び健康維持増進を図る講演会・・・・・・・・ 74

・介護予防手帳等配付事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74

b.地域介護予防活動支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75

・高齢者健康体操普及員養成教室・・・・・・・・・・・・・・・・ 75

・ふれあい給食サービス事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76

・介護予防支援通所事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77

・生活管理指導員派遣事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77

・筋力アップ教室・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78

・脳の健康教室・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78

c.介護予防一般高齢者施策評価事業・・・・・・・・・・・・・・・・ 79

② 包括的支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80

ア.介護予防ケアマネジメント事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80

イ.総合相談支援事業・権利擁護事業・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80

ウ.包括的・継続的ケアマネジメント事業・・・・・・・・・・・・・・・ 81

③ 任意事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82

ア.介護給付費等適正化事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82

イ.家族介護支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82

a.家族介護者教室・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82

b.認知症高齢者見守り事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83

(6)

・認知症サポーター養成事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83

c.家族介護継続支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84

ウ.その他事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85

a.成年後見制度利用支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85

b.福祉用具・住宅改修支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85

c.地域自立生活支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86 第 4 節 第 4 期介護保険料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87

(1) 介護給付費等の財源構成と保険料段階の設定・・・・・・・・・・・・・・87

(2) 介護従事者処遇改善臨時特例交付金による保険料の軽減・・・・・・・・・88

(3) 第 4 期介護保険料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89 第 5 節 介護保険サービス及び地域支援事業の見込み量の確保策・・・・・・・・ 90

(1) 介護給付サービスの見込み量の確保のための方策・・・・・・・・・・・・90

(2) 予防給付サービスの見込み量の確保のための方策・・・・・・・・・・・・91

(3) 地域支援事業の見込み量の確保のための方策・・・・・・・・・・・・・・91 第 6 節 サービスの円滑な提供を図るための事業に関する事項・・・・・・・・・ 93

(1) 介護保険サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93

(2) 地域支援事業(包括的支援事業)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95

2

保健福祉サービスの展開

第 1 節 在宅福祉サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96

(1) 生活管理指導短期宿泊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96

(2) 家族介護用品の支給(おむつ給付事業)・・・・・・・・・・・・・・・・ 96

(3) 寝具乾燥・消毒及びクリーニングサービス・・・・・・・・・・・・・・・97

(4) 老人日常生活用具の給付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97

(5) 緊急通報装置の貸与・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98

(6) 徘徊高齢者位置探索システム利用助成・・・・・・・・・・・・・・・・・99

(7) 住宅改造費の助成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99

(8) 外出支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100

(9) 外国人等高齢者福祉給付金の支給・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101 第 2 節 施設福祉サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102

(1) 養護老人ホーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102

(2) 軽費老人ホーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102

① A型(給食付き)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102

② ケアハウス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 第 3 節 生きがいづくり支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104

(1) 敬老事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104

(7)

(3) 老人福祉センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105

(4) 雇用・就業対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106

(5) シルバー人材センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106

(6) 生涯学習・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107

(7) 世代間交流・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107 第 4 節 地域生活支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108

(1) 地域福祉ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 108

(2) ボランティア活動の育成・支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109

(3) 福祉教育・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109

(4) バリアフリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110

(5) 市営住宅の高齢者対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110

(6) 災害対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111

(7) 交通安全対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111

(8) 消費生活対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112 第 5 節 保健・医療サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113

(1) 特定健康診査・がん検診等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113

① 特定健康診査・特定保健指導・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113

② 短期人間ドック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113

③ がん検診・骨粗しょう症検診・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114

(2) 健康手帳の交付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 115

(3) 健康教育・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 116

(4) 健康相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 117

(5) 訪問指導事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 117

(6) インフルエンザ予防接種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118

(7) はり・きゅう・マッサージ等施設の利用助成・・・・・・・・・・・・・ 118

(8) 老人性白内障補助眼鏡等費用助成・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 119

(9) 医療体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 119

3

認知症対策

第 1 節 現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 第 2 節 認知症対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 120

(1) 認知症の正しい知識の普及・啓発・・・・・・・・・・・・・・・・・・120

(2) 認知症予防の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121

(3) 認知症の相談体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121

(4) 介護保険サービスの提供・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122

(5) 権利擁護の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122

(8)

(7) 認知症高齢者の見守り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124

認知症対策の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125

資料編

第 1 節 計画策定の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126

(9)

1

総論

1

計画の策定にあたって

1

計画策定の背景・趣旨

平成 20 年版の『高齢社会白書』によると、平成 19 年 10 月 1 日現在、わが国の高齢者人口 は過去最高の 2,746 万人で、高齢化率は 21.5%(前年 20.8%)となり、初めて 21%を超え ました。

今後、いわゆる「団塊の世代」と言われる昭和 22 年から 24 年の間に生まれた方々が 65 歳を超える平成 27 年には、高齢化率が 26.9%に達することが予想されており、元気な高齢 者による長寿社会を築き上げていくために、だれもが住み慣れた地域で安心して暮らせるよ うに保健福祉サービスや介護サービス、地域ケア体制の充実が急務となっています。

高齢者の保健福祉そして医療を取り巻く環境は、平成 12 年の介護保険制度の導入以降も 大きく変化を続けており、 平成 18 年には介護保険制度の一部改正により予防重視型システム への転換が図られ、新予防給付及び地域支援事業が創設されるとともに、新たなサービス体 系の確立として、 地域密着型サービス及び地域包括支援センターが創設されました。 今回は、 制度改正後の最初の計画見直しとなります。

本市の高齢化率は、平成 21 年 1 月 1 日現在で 19.6%となっており、全国と比較して低い 割合ですが、本計画期間中には 21%近くに達することが予想されることから、今後は、本格 的な高齢社会の到来を念頭に、保健福祉サービスや介護サービスをより一層充実させていく 必要があります。併せて、高齢者が元気でいきいきとした生活を持続できるよう、健康の維 持・増進のための取り組みや、生きがいづくりを充実していくことが重要です。

本計画は、福祉・医療関係者、地域、NPO・ボランティア団体等と行政が連携・協働し、 「ともに輝く 元気なふるさと いちはら」の実現を目指して、本市が取り組むべき施策を 推進するために策定するものです。

※ WHO(世界保健機関)の定義では、高齢化率(総人口に占める 65 歳以上人口の割合)が、

(10)

2

計画の位置づけ

本計画は、老人福祉法第 20 条の 8 に規定する「老人福祉計画」及び介護保険法第 117 条に 規定する「介護保険事業計画」に基づき策定しています。

また、改訂市原市総合計画をはじめとする関連諸計画及び国・県の上位計画等との整合性 を図っています。

3

計画の性格

高齢者保健福祉計画は、すべての高齢者を対象に、在宅福祉サービスの提供、生きがいづ くりの支援、地域福祉ネットワークや災害対策などの地域生活支援、保健・医療サービスの 提供など、高齢者の生活全般を総合的に支援するため定める計画です。

一方、介護保険事業計画は、介護等が必要な高齢者を対象に、介護保険給付対象サービス 及び地域支援事業の見込み量と、その見込み量の確保方策などを定める計画です。

本計画は、両者を一体的に策定したものであり、本市の高齢者に対する保健福祉政策を総 合的、計画的かつ円滑に推進するための指針となるものです。

4

計画の期間

本計画の期間は、平成 21 年度から平成 23 年度までの 3 か年です。

なお、社会経済情勢の変動及び保健福祉施策の進捗状況などを踏まえて、平成 23 年度に次 期計画策定に向けた見直しを行います。

平成 18 年度

平成 19 年度

平成 20 年度

平成 21 年度

平成 22 年度

平成 23 年度

平成 24 年度

平成 25 年度

平成 26 年度 第 4 次市原市高齢者保健福祉計画

(第 3 期介護保険事業計画)

第 5 次市原市高齢者保健福祉計画

(第 4 期介護保険事業計画)

(次期計画)

改訂市原市総合計画(計画期間 平成 17 年度~平成 27 年度)

5

計画の進行管理・達成状況の点検

本計画の円滑かつ確実な実施を確保するため、「市原市保健福祉懇話会」において、計画の 進行管理や達成状況について、適宜点検・調整を行います。

介護保険事業計画に係る分野については、「市原市介護保険事業推進協議会」において、定 期的に進行管理と点検を行います。

また、介護保険サービス基盤である地域密着型サービスについては、地域密着型サービス 事業所の指定等に関する事務を所掌する「市原市地域包括支援センター運営協議会」におい て、事業の進行管理などを行います。

こうした進行管理や評価の実績については、適宜公表していきます。

6

庁内の推進体制

(11)

本計画の位置づけ(イメージ図)

計 画

市原市高齢者

保健福祉計画

祉 法

険 法

(関連政省令)

千 葉 県 高 齢 者

保 健 福 祉 計 画

改 訂 市 原 市 総 合 計 画

21

介 護 保 険 事 業

計 画

法令等に

基づき策定

整合

連結

整合

原市国

民健康

険特定

健康診

査等実

(12)

2

日常生活圏域の設定

1

日常生活圏域とは

「地域における公的介護施設等の計画的な整備等の促進に関する法律(基盤整備促進法)」 では、国の整備基本方針に基づき、市町村が公的介護施設等の整備に関する計画を作成する 場合、日常生活圏域(市町村が、その住民が日常生活を営んでいる地域として、地理的条件、 人口、交通事情その他社会的条件、介護給付等対象サービスを提供するための施設の整備状 況その他の条件を総合的に勘案して定める区域)ごとに整備目標等を定めることとしていま す。

また、「介護保険法」では、市町村介護保険事業計画において、この日常生活圏域ごとに 地域密着型サービスの必要利用定員総数や利用量等を見込むこととしています。

2

日常生活圏域の設定

圏域の設定にあたっては、

① 市民が日常の生活において活動する基本的な単位の地域であること。

② まちの成り立ち(旧行政区や大規模造成団地ほか)など歴史的・社会的条件が反映 された地域であること。

③ 地域密着型サービス等の利用が想定される高齢者人口、要介護認定者の数、介護給 付等対象サービスを提供するための施設等の整備について、ある程度均衡がとれた地 域分けであること。

などに加え、市民が主体となって策定した「市原市地域福祉計画」における福祉圏域と連 携が図れる地域であることを考慮する必要があります。

(13)

■日常生活圏域

圏 域 名 大 字 名

姉崎

姉崎海岸、椎津(一部)、姉崎、畑木、柏原、白塚、今津朝山、 千種1丁目~4丁目、青葉台1丁目~8丁目

有秋

椎の木台1丁目~2丁目、片又木、迎田、不入斗、有秋台東1丁目~ 3丁目、有秋台西1丁目~2丁目、天羽田、深城、豊成、立野、 桜台1丁目~4丁目、泉台1丁目~5丁目、椎津(一部)

市原西

五所、旭五所、東五所、西五所、西野谷、郡本、郡本1丁目~6丁目、 藤井、藤井1丁目~4丁目、藤井飛地、山田橋、能満、門前、門前1丁目 ~2丁目、市原、山木、若宮1丁目~7丁目

市原東・ 辰巳台

八幡海岸通、八幡浦1丁目~2丁目、八幡、八幡北町1丁目~3丁目、 八幡石塚1丁目~2丁目、菊間、古市場、中西町、草刈、茂呂町、大厩、 辰巳台東1丁目~5丁目、辰巳台西1丁目~5丁目

五井西

青柳、青柳1丁目~3丁目、青柳北1丁目~4丁目、青柳緑地、松ヶ島、 松ヶ島1丁目~2丁目、松ヶ島西1丁目、松ヶ島緑地、五井西1丁目~ 7丁目、岩崎、岩崎1丁目~2丁目、岩崎西1丁目、岩崎緑地、玉前、 玉前西1丁目~3丁目、玉前緑地、出津、出津西1丁目、飯沼、島野、 野毛、廿五里、町田、海保、今富、引田、神代、十五沢、小折、西野、 柳原、五井南海岸、千種海岸、千種5丁目~7丁目

国分寺台

国分寺台中央1丁目~7丁目、東国分寺台1丁目~5丁目、西国分寺台 1丁目~2丁目、南国分寺台1丁目~5丁目、北国分寺台1丁目~5丁目、 諏訪1丁目~2丁目、山田橋1丁目~3丁目、西広1丁目~6丁目、 惣社1丁目~5丁目、加茂1丁目~2丁目、根田1丁目~4丁目、村上、 西広、惣社、加茂、根田

五井東

五井、五井中央東1丁目~2丁目、五井中央西1丁目~3丁目、五井東 1丁目~3丁目、五井金杉1丁目~4丁目、君塚、君塚1丁目~5丁目、 白金町1丁目~6丁目、岩野見、平田、五井海岸

三和

山倉、福増、海士有木、大坪、新生、権現堂、糸久、宮原、分目、 浅井小向、相川、新堀、武士、磯ヶ谷、松崎、大桶、新巻、川在、 櫃狭、土宇、二日市場、山田、安須、高坂、光風台1丁目~5丁目

市津・ ちはら台

久々津、潤井戸、下野、永吉、番場、押沼、瀬又、中野、高田、高倉、 東国吉、金剛地、奈良、古都辺、喜多、犬成、大作、滝口、勝間、 葉木、小田部、荻作、神崎、山之郷飛地、板倉、ちはら台東1丁目~ 9丁目、ちはら台西1丁目~6丁目、ちはら台南1丁目~6丁目

南総

風戸、中高根、上高根、馬立、上原、南岩崎、寺谷、栢橋、西国吉、 佐是、妙香、奉免、牛久、皆吉、金沢、大蔵、岩、藪、中、安久谷、 米沢、真ヶ谷、宿、島田、堀越、市場、奥野、水沢、原田、石川、 江子田、下矢田、矢田、池和田、鶴舞、田尾、山小川、平蔵、米原、 小草畑

加茂

(14)

■市原市の日常生活圏域区分図

姉崎

有秋

市原西

市原東・辰巳台

市津・ちはら台

国分寺台

南総

加茂 五井東

五井西

(15)

3

市の高齢者を取り巻く状況

1

高齢者等の現状

(1) 総人口・世帯数の推移

① 人口構造の状況

国勢調査によると本市の総人口、世帯数は、平成 17 年まで増加していましたが、そ の後は伸び悩んでいます。

また、65 歳以上の高齢者人口は年々増加しておりますが、0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少していることから、高齢化率が上昇傾向にあります。

■人口構造の推移

区 分 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成19年

〔人〕 257,716 277,061 278,218 280,255 280,020 総人口

〔%〕 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

0~14歳 〔人〕 51,728 47,436 41,908 38,537 37,920

(年少人口) 〔%〕 20.1 17.1 15.1 13.8 13.5

15~64歳 〔人〕 184,022 201,440 199,882 194,626 190,652

(生産年齢人口) 〔%〕 71.4 72.7 71.8 69.4 68.1

40~64歳 〔人〕 88,415 100,950 103,362 103,160 100,055

(第2号被保険者) 〔%〕 34.3 36.4 37.2 36.8 35.7

65歳以上 〔人〕 21,600 27,929 36,188 46,373 51,448

(高齢者人口) 〔%〕 8.4 10.1 13.0 16.5 18.4

65~74歳 〔人〕 13,218 17,544 22,554 28,082 31,305

(前期高齢者) 〔%〕 5.1 6.3 8.1 10.0 11.2

〔人〕 8,382 10,385 13,634 18,291 20,143 75歳以上

(後期高齢者) 〔%〕 3.3 3.8 4.9 6.5 7.2

不詳 〔人〕 366 256 240 719 0

〔%〕 0.1 0.1 0.1 0.3 0.0

(16)

■圏域別の総人口・高齢者人口等

総人口

高齢者人口

(65歳以上)

高齢化率

要介護

認定者数

出現率 区 分

〔人〕 〔人〕 〔%〕 〔人〕 〔%〕

姉崎 30,693 5,941 19.4 787 13.2

有秋 15,431 2,200 14.3 312 14.2

市原西 25,095 5,899 23.5 700 11.9

市原東・辰巳台 40,470 7,063 17.5 863 12.2

五井西 24,912 3,915 15.7 564 14.4

国分寺台 28,635 3,729 13.0 530 14.2

五井東 31,240 5,035 16.1 677 13.4

三和 16,665 3,681 22.1 568 15.4

市津・ちはら台 32,452 5,084 15.7 801 15.8

南総 27,653 6,464 23.4 1,026 15.9

加茂 6,774 2,437 36.0 453 18.6

合 計 280,020 51,448 18.4 7,281 14.2

〔人口:住民基本台帳(平成19年10月1日)〕

(17)

② 世帯の状況

本市の平成 19 年の総世帯数は 111,536 世帯で、 そのうち高齢者のいる世帯は 32.9% となっています。

「総世帯数」の増加にともなって、「高齢者のいる世帯数」も増加しています。

■高齢者のいる世帯の状況

区 分 平成7年 平成12年 平成17年 平成19年

平成17年

(千葉県)

世帯 94,924 99,745 104,819 111,536 2,304,321 総世帯数

〔%〕 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

世帯 19,798 24,918 31,553 36,688 716,768

高齢者のいる世帯数 20.9 25.0 30.1 32.9 31.1

〔%〕 (100.0) (100.0) (100.0) (100.0) (100.0)

世帯 2,126 3,430 5,484 8,982 136,972

単独(ひとり暮らし) 2.2 3.4 5.2 8.1 5.9

〔%〕 (10.7) (13.8) (17.4) (24.5) (19.1)

世帯 4,113 6,266 8,096 7,989 193,483

夫婦のみ 4.3 6.3 7.7 7.2 8.4

〔%〕 (20.8) (25.1) (25.7) (21.8) (27.0)

〔平成7年~平成17年:国勢調査、平成19年:住民基本台帳(10月1日)〕

※ 「高齢者のいる世帯数」には、入院や施設入所の高齢者を含みます。 ※ ( )内は「高齢者のいる世帯数」に対する割合です。

※ 平成19年の数値は住民基本台帳からであり、世帯分離など台帳上単独世帯となっている数も含ま

れています。

③ 年齢別単独世帯の状況

平成19年をみると、女性の単独世帯は男性の1.83倍となっています。

■年齢別単独世帯数

平成17年 平成19年

区 分

男性 女性 合計 男性 女性 合計

65~74歳 1,563 1,738 3,301 2,091 2,355 4,446

75~84歳 534 1,231 1,765 829 2,328 3,157

85歳以上 118 300 418 259 1,120 1,379

(18)

④ 高齢者世帯の住居の状況

平成 17 年では、「持ち家」の割合が全体の 87.0%と県平均と比較して若干高くなっ ていますが、割合は減少傾向にあります。

■高齢者のいる世帯の住居の状況

区 分 平成7年 平成12年 平成17年

平成17年

(千葉県)

高齢者のいる世帯数

〔世帯〕

〔%〕 19,710 100.0 24,820 100.0 31,411 100.0 556,211 100.0

持ち家

〔世帯〕

〔%〕 17,726 89.9 21,952 88.4 27,331 87.0 469,189 84.4

公営

〔世帯〕

〔%〕 412 2.1 604 2.4 861 2.7 35,192 6.3

民営

〔世帯〕

〔%〕 1,356 6.9 1,967 7.9 2,944 9.4 46,407 8.3

給与住宅(社宅)

〔世帯〕

〔%〕 150 0.8 135 0.5 93 0.3 1,232 0.2 借

間借り

〔世帯〕

〔%〕 66 0.3 162 0.7 182 0.6 4,191 0.8

〔国勢調査〕

(19)

(2) 高齢者の就労状況

65 歳以上高齢者の就業者数は、高齢者人口の増加とともに拡大しており、平成 17 年 で 8,584 人に達しています。

一方、高齢者人口に対する就業者数の割合では横ばいとなっています。 また、産業分類別では、第 3 次産業が過半数近くを占めています。

■高齢者の就業状況

区 分 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年

平成17年

(千葉県)

就業者人口

〔人〕

100.0 126,992 100.0 141,265 100.0 136,593 100.0 134,130 100.0 2,948,581 100.0

〔人〕 4,431 6,206 6,626 8,584 214,126

3.5 4.4 4.9 6.4 7.3

65 歳以上就業者数

〔%〕 (100.0) (100.0) (100.0) (100.0) (100.0)

〔人〕 1,747 2,251 2,011 2,087 48,274 第1次産業

〔%〕 (39.4) (36.3) (30.4) (24.3) (22.5)

〔人〕 779 1,075 1,161 1,586 36,536 第2次産業

〔%〕 (17.6) (17.3) (17.5) (18.5) (17.1)

〔人〕 1,830 2,663 3,103 4,164 121,323 第3次産業

〔%〕 (41.3) (42.9) (46.8) (48.5) (56.7)

分類不能な産業

〔人〕

〔%〕 75 (1.7) 217 (3.5) 351 (5.3) 747 (8.7) 7,993 (3.7)

高齢者人口 〔人〕 21,600 27,929 36,188 46,373 1,060,343

65 歳 以 上 就 業 者 の 高

齢者人口比率

〔%〕 20.5 22.2 18.3 18.5 20.2

〔国勢調査〕

※ ( )内は「65 歳以上就業者数」に対する割合です。 ※ 第 1 次産業:農業、林業、漁業

第 2 次産業:鉱業、建設業、製造業

(20)

(3)

介護保険被保険者の状況

平成 20 年 3 月末現在における第 1 号被保険者数(65 歳以上)は 53,055 人、第 2 号被保 険者数(40~64 歳)は 99,479 人で合計 152,534 人となっています。第 1 号被保険者の介 護保険料は、所得に応じ 6 段階に分類されています。

■介護保険被保険者の状況

区 分

人数

〔人〕

比率

〔%〕

生活保護受給者・市民税世帯非課税かつ老齢福祉年金受給者 1,279 0.8

市民税世帯非課税

(本人の合計所得金額+課税年金額が80万円以下)

6,583 4.3

市民税世帯非課税

(本人の合計所得金額+課税年金額が80万円超)

4,851 3.2

市民税本人非課税 18,599 12.2

市民税本人課税(合計所得金額200万円未満) 12,831 8.4

市民税本人課税(合計所得金額200万円以上) 8,912 5.9

第1号

小 計 53,055 34.8

第2号 99,479 65.2

合 計 152,534 100.0

(21)

2

高齢者人口等の推計

本市の高齢者人口は、平成 21 年度は 56,772 人、平成 23 年度には 59,769 人に達すると推 計され、3 年間で約 3,000 人の増加が見込まれています。

なお、平成 26 年度の総人口は約 29 万 6,400 人、高齢者人口は約 6 万 8,800 人になると推 計しています。

■計画期間中の人口推計

区 分 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

〔人〕 282,168 284,602 287,873 総人口

〔%〕 100.0 100.0 100.0

第 1 号被保険者 〔人〕 56,772 58,390 59,769

(65 歳以上) 〔%〕 20.1 20.5 20.8

前期高齢者 〔人〕 34,516 34,918 35,118

(65 歳~74 歳) 〔%〕 12.2 12.3 12.2

後期高齢者 〔人〕 22,256 23,472 24,651

(75 歳以上) 〔%〕 7.9 8.2 8.6

第 2 号被保険者 〔人〕 98,260 98,242 98,706

(22)

4

計画の基本的な考え方

1

現状と課題及び今後の方向性

(1) 介護保険サービス

① 現状と課題

ア.施設・居住系サービスの整備促進

平成20年3月に発表された『千葉県地域ケア整備構想』によると、千葉県における 65歳以上人口1,000人あたりの介護保険施設等の整備率は、 全国に比べて大幅に遅れ ており、特に介護老人福祉施設(定員30人以上の特別養護老人ホーム)は、全都道 府県で最下位となっています。

このような状況において、本市における介護老人福祉施設と認知症高齢者グルー プホームの整備率は、県内平均を更に下回っています。

第4次計画では、地域密着型介護老人福祉施設(定員29人以下の特別養護老人ホー ム)及び認知症高齢者グループホームの整備を進めてきました。

しかしながら、市内の介護老人福祉施設の入所待機者数が830人(平成20年12月1 日現在)となっている状況や、医療制度改革に伴う療養病床の再編成への対応を図 るため、施設・居住系サービスの整備を一層促進させる必要があります。

イ.介護予防事業の更なる普及

国は介護軽度者(要支援・要介護1)の大幅な増加から、予防重視型システムへ転 換するため、市町村が主体となり実施する地域支援事業を平成18年度に創設しまし た。

このことにより、本市では、要支援・要介護状態になるおそれの高い高齢者(特 定高齢者)を対象とした介護予防事業を実施し、高齢者が住みなれた地域で自立し た生活が営めるよう支援しています。

しかしながら、対象となる高齢者に介護予防の必要性が理解されていないため、 事業への参加同意をいただけない状況などがあったことから、平成19年度から高齢 者のいる世帯に介護予防啓発パンフレットを送付し、ご家族を含めた周知を図って います。

(23)

ウ.地域包括支援センターの整備促進等

第4次計画では、地域包括支援センターについては、平成20年度までに市内に6か 所設置するとしていましたが、平成20年12月1日現在で3か所にとどまっています。

残る3か所についても早期に設置し、高齢者やその家族の生活を支えていくため、 地域包括支援センターが中心となって保健・医療・福祉のネットワークづくりを促 進させるとともに、その活動の充実を図る必要があります。

また、市域の広い本市では、各地域包括支援センターの事業活動をより効率的、 かつ有効的に行うための施策も求められています。

② 今後の方向性

ア.施設・居住系サービスの整備促進

引き続き、地域密着型特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホームの整備 を促進するとともに、入所待機者数の縮減を図るため、大規模の介護老人福祉施設 (定員30人以上の特別養護老人ホーム)等の整備についても推進していきます。

また、療養病床の再編成を円滑に進めるため、転換の受け皿となる介護老人保健 施設等の整備も推進していきます。

イ.介護予防事業の更なる普及

介護予防の必要性について普及・啓発活動を拡大していくとともに、多くの方が 介護予防事業に参加いただけるよう内容の充実を図っていきます。

併せて、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症対策の充実を図りま す。

ウ.地域包括支援センターの整備促進等

地域包括支援センターの未整備地域への早期設置を進め、各地域の社会資源を活 用したネットワークづくりを推進していきます。併せて、各地域包括支援センター 間及び医療をはじめとする関係機関との連携強化にも努めていきます。

(24)

(2) 保健福祉サービス

① 現状と課題

ア.在宅福祉サービス

第 4 次計画で掲げた事業のうち、「軽度生活援助」及び「訪問理美容サービス」は 実施に向け検討しましたが、軽度生活援助については地域のネットワーク活動の取 り組みで対応が可能であること、訪問理美容サービスについては民間団体で既に同 様の事業を実施していることから、未実施としています。

今後、高齢化の進行に伴いひとり暮らし高齢者や高齢者世帯が増加することから、 在宅福祉サービスの充実が必要となっています。

イ.施設福祉サービス

第 4 次計画では要支援・要介護認定に該当しない方を対象とした施設(養護老人 ホーム、ケアハウス等)の整備はなく、既存の施設数・定員数を維持してきました。 ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯が増加していくことから、入所待機者数や利用 ニーズ等を把握していく必要があります。

ウ.生きがいづくり支援

高齢者が生きがいをもって健康に暮らせるよう、老人クラブやシルバー人材セン ターの運営支援等を実施してきました。

高齢者は高齢社会を支えることが可能な貴重なマンパワーであることから、高齢 者がより積極的に社会活動に参加することで、生きがいづくりにつながるよう、環 境を整備していく必要があります。

エ.地域生活支援体制の整備

地域で支えあい・助けあう地域福祉ネットワークの構築、ボランティア活動の育 成・支援等を実施してきました。

市域が広い本市は地域ごとに社会的状況が異なり、各地域で高齢者の在宅生活を 支援していくためは、ネットワークの整備とネットワークによる活動を推進してい く必要があります。

オ.保健・医療サービス

医療構造改革、医師不足による市民病院から国保診療所への機能変更など、本市の医 療環境が大きく変化するなか、生活習慣改善を通じた疾病予防対策や介護予防対策の推 進を図るため、特定健康診査・特定保健指導、健康手帳の交付、健康教育、健康相談、 訪問指導等の事業を実施しました。

(25)

② 今後の方向性

ア.在宅福祉サービス

未実施である外出支援サービスについて、高齢者や本市にとって効果的な方策を 研究するとともに、成果のあった事業、市民ニーズの高い事業については制度が継 続できるよう、内容を検証しつつ実施していきます。

イ.施設福祉サービス

養護老人ホーム、ケアハウスなど介護保険適用外の施設については、現状の施設 数・定員数を維持しながら、引き続き、入所待機者数、利用ニーズの動向を把握し ていきます。

また、市直営の「養護老人ホーム希望苑」については、運営の効率化について検 討していきます。

ウ.生きがいづくり支援

高齢者の生きがい・健康づくりとして、社会活動への参加を促進させるため老人 クラブの活動等を支援していくとともに、活動交流の拠点となる(仮称)南部保健 福祉センターの整備を推進していきます。

エ.地域生活支援体制の整備

地域福祉ネットワークづくりにより、地域の支えあい・助けあいの取り組みを推 進し、高齢者世帯の在宅生活を支援していきます。

オ.保健・医療サービス

療養病床からの転換による受け皿については、介護老人保健施設等の整備を推進 していきます。

(26)

2

基本理念と基本目標

【総合計画に掲げる都市像】

ともに輝く 元気なふるさと

いちはら

【総合計画に掲げる福祉分野におけるまちづくりの基本的方向】

ともに支えあうまち

~助けあう地域社会をめざして~

だれもが、生涯にわたってその人らしく、

生きがいをもって暮らせる ともに支えあう福祉社会の実現

だれもが、生涯にわたってその人らしく、

安心して暮らし続けることができるまち

だれもが、生涯にわたって健康で、

生きがいをもって生活できるまち

・地域でふれあい、助けあい、支えあうまち

本計画の基本理念

(27)

19

 

■ 地域 で 安心 して 暮 らし続 ける ことが で き るよう 支 援 します。

■ 自分 らしく 尊 厳 ある 暮ら しとその 環 境づく りを支 援します。

在 宅 で 健 康 に暮 らし続 けることが で き るよ う 日 常生 活 を支 援 します。

 

■ 社会 参 加 を促 進し、生 き が いづく りを支 援 します。 ■ 必要 に 応 じた介 護 保険 サ ービス を提供 します。

高 齢 者 が自 立 した 生活 をおく ることで き る よう 支 援 して いくととも に 、健 康づくりと生 活 習 慣 病の 予 防 を推 進します。

介 護 予防 の 必 要性 をよ り周 知・ 啓 発して いく とともに 、より関 心 を 持 って いた だける介 護 予 防事 業 を展 開 して いき ます。

地 域 包括 支 援 セン ターを目 標 数 まで 速や か に 設置 し、高 齢者 へ の 総 合相 談 体 制を更に 促 進して いき ます。

認 知 症 の正 しい理 解の 普 及 啓発 、認 知 症の 予 防 を推 進するととも に 、認 知症 に な って も安 心 して 暮 らせ る まちづくりを目指 します。 各 サ ービ ス の 必 要 量を確保 するとともに 、サービス の 質 の向 上 を図 ります。

高 齢 者の 社 会 参加 活 動 の促 進 に よる生 き が いや 健康 づくりと して 、老人 クラブの 活 動 を支 援するとともに、活 動 交流 の 拠 点 とな る保 健 福祉 セ ンターの整 備 を推 進 して いき ます。

第5 次市原市高齢者保健福祉計画( 第4 期介護保険事業計画) の施策体系

■ 介護 予 防 を 更 に推 進 します。

地 域 密 着型 施 設 の整 備 とともに 、大規 模 施 設 の整 備 促 進を図り ます。

 

主 な事 業 施 策 の 基 本方 向

基 本 目 標

・ サービス 事 業者 の 参 入促 進 ・ 施設 ・ 居住 系 サ ービ ス の 基 盤整 備

・ サービス 事 業者 の 指 導・ 監 督( 県 と連携 して 実 施) ・ ケアマ ネ ジャー支 援研 修

・ 介護 相 談 員派 遣 事 業な ど

・ サービス 事 業者 の 参 入促 進 ( 再 掲 ) ・ 施設 ・ 居住 系 サ ービ ス の 基 盤整 備 ( 再 掲 )

・ 地域 包 括 支援 セ ンターで の 地 域 における 包括 的 ・ 継 続 的 な 支 援 ・ 緊急 通 報 装置 設 置 事業 な ど

・ 介護 予 防 パン フレ ット 、講 演 会の 開 催 ・ 介護 予 防 支援 通 所 事業 、脳 の 健康 教 室 の開 催

・ 地域 包 括 支援 セ ンターで の 権 利 擁護 事 業 や虐 待 の 早期 発 見 ・ 防 止 ・ 成年 後 見 制度 利 用 助成 事 業 、徘徊 高 齢 者位 置 探 索シス テム 利用 助 成 ・ 認知 症 サ ポーターの 養 成

・ 家族 介 護 支援 事 業 ( 家 族 介護 者 教 室、家 族 介 護慰 労 金 支給 等 ) な ど ・ 家族 介 護 用品 ( おむつ) の 支給

・ 地 域包 括 支 援 セン ターの 設 置

・ 地 域包 括 支 援 セン ターで の介 護 予 防 ケアマ ネ ジメ ント 事 業 ・ 介 護予 防 特 定 高齢 者 施 策( 通 所型 ・ 訪問 型 介 護予 防 事 業)

・ 介護 予 防一 般高 齢者 施 策(講 演 会・パ ンフレ ット配 付、ふれ あい給食 サ ービス 、 生 活管 理指 導員 派 遣事 業、筋 力ア ップ教室 な ど)

・ 介 護予 防 一 般 高齢 者 施 策( 高 齢 者 健康 体 操 普及 員 養 成教 室 な ど) ( 再掲 ) ・ 生 活管 理 指 導 短期 宿 泊

・ 住 宅改 造 費 の 助成

・ 老 人日 常 生 活 用具 の 給 付な ど

・ 国 保短 期 人 間 ド ック、 はつらつ短 期人 間 ド ック( 新規 事 業 ) ・ 特 定健 康 診 査 、健康 教 育、健 康 相 談、訪 問 指 導な ど

・ 健 康体 操 普 及 員養 成 教 室 ・ 老 人ク ラブの 育成 ・ 支援

・ 市 原パ ート バン クの 機 能拡 充 等 によ る高 年 齢者 の 雇 用・ 就業 促 進 ・ シル バ ー人 材 セ ンターの支 援 、シル バ ーカレ ッジ等 学 習 機会 の 充 実 ・ ( 仮 称 ) 南 部 保 健セ ンターの 整 備な ど

だ れ も が 、 生 涯 に わ た っ て そ の 人 ら し く 、 安 心 し て 暮 ら し 続 け る こ と が で き る ま ち

だ れ も が 、 生 涯 に わ た っ て 健 康 で 、 生 き が い を も っ て 生 活 で き る ま ち

(28)

2 部

各論

1

介護保険サービスの展開

1

介護保険サービスの現状

(1) 要支援・要介護認定者数の割合

要支援・要介護認定者数は、平成 19 年 10 月 1 日現在で 7,000 人を超えましたが、高 齢者人口に占める要介護認定者の割合(出現率)は、前年よりやや減少して 13.3%となっ ています。

■要介護認定者数の推移

区 分 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度

高齢者人口(a) 〔人〕 42,108 44,061 46,110 48,624 51,448

要介護認定者数 〔人〕 5,265 5,984 6,636 6,950 7,191

うち 65 歳以上(b)〔人〕 4,995 5,671 6,292 6,586 6,828

出現率 〔%〕 11.9 12.9 13.6 13.5 13.3

〔各年10月1日現在〕

(29)

(2) 要介護度別人数の推移

要介護認定者数は年々増加しています。平成19年10月1日現在の要介護認定者数は 7,191人となっています。

■要介護度別人数

区 分 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度

旧要支援 要支援 1〔人〕 831 1,015 1,188 1,236 1,181

要支援 2〔人〕 - - - 443 824

旧要介護 1

要介護 1〔人〕 1,513 1,836 2,167 1,830 1,553

要介護 2〔人〕 837 811 863 891 960

要介護 3〔人〕 612 722 795 873 939

要介護 4〔人〕 810 890 955 971 971

要介護 5〔人〕 662 710 668 706 763

合 計〔人〕 5,265 5,984 6,636 6,950 7,191

〔各年10月1日現在〕

※ 平成18年度から要介護度区分が変更され、平成17年度までの「要介護1」が、「要介護1」

(30)

(3) 介護保険サービスの利用実績

① 居宅サービス

平成 18・19 年度における、第 3 期計画に対する居宅サービスの利用実績は次のとお りです。

訪問介護、訪問リハビリテーションが計画値を大きく上回り、その他のサービスに ついても、ほとんどで上回っている状況です。

■居宅サービス利用実績

平成 18 年度 平成 19 年度

区 分

計画値 実績値

達成率 〔%〕

計画値 実績値

達成率 〔%〕

訪問介護 〔回/年〕 174,297 349,200 200.3 179,506 342,552 190.8

訪問入浴介護 〔回/年〕 12,941 17,160 132.6 13,348 14,352 107.5

訪問看護 〔回/年〕 19,302 21,564 111.7 20,047 21,540 107.4

訪問リハビリテーション 〔回/年〕 899 2,604 289.7 928 3,576 385.3

通所介護 〔回/年〕 101,659 125,064 123.0 99,924 127,812 127.9

通所リハビリテーション 〔回/年〕 66,851 85,596 128.0 70,357 81,060 115.2

短期入所生活介護 〔日/年〕 49,924 56,496 113.2 51,731 68,040 131.5

短期入所療養介護 〔日/年〕 17,317 15,876 91.7 17,970 15,852 88.2

居宅療養管理指導 〔人/年〕 1,124 1,699 151.2 1,172 1,796 153.2

特定施設入居者生活介護 〔人/月〕 71 67 94.4 71 75 105.6

福祉用具貸与 〔人/年〕 14,787 16,404 110.9 15,472 15,780 102.0

特定福祉用具販売 〔人/年〕 430 380 88.4 450 372 82.7

住宅改修 〔人/年〕 272 303 111.4 286 285 99.7

居宅介護支援 〔人/月〕 2,522 3,105 123.1 2,685 2,977 110.9

(31)

■圏域別の居宅サービスの整備状況(事業所数)

区 分 訪問系 通所系 短期入所系 居宅介護支援

姉崎 15 5 1 7

有秋 4 2 2 2

市原西 4 8 3 4

市原東・辰巳台 9 4 2 7

五井西 4 4 1 2

国分寺台 13 2 2 8

五井東 14 6 1 11

三和 3 6 2 4

市津・ちはら台 2 4 3 2

南総 5 5 4 6

加茂 3 2 2 1

合 計 76 48 23 54

〔平成19年10月1日現在〕

※ 訪問系 : 訪問介護、訪問入浴、訪問看護、訪問リハビリテーション

通所系 : 通所介護、通所リハビリテーション

(32)

② 地域密着型サービス

平成 18・19 年度における、第 3 期計画に対する地域密着型サービスの利用実績は次 のとおりです。

サービスの利用が進まなかったことから、認知症対応型共同生活介護を除き、計画 値を大きく下回る状況になっています。

■地域密着型サービス利用実績

平成 18 年度 平成 19 年度

区 分

計画値 実績値

達成率 〔%〕

計画値 実績値

達成率 〔%〕

夜間対応型訪問介護 〔回/年〕 4,905 0 0.0 6,717 0 0.0

認知症対応型通所介護 〔回/年〕 10,897 228 2.1 15,112 0 0.0

小規模多機能型居宅介護 〔人/月〕 43 14 32.6 71 34 47.9

認知症対応型共同生活介護

〔人/月〕

64 108 168.8 78 99 126.9

地域密着型介護老人福祉施設

入所者生活介護 〔人/月〕

0 0 - 29 0 0.0

【日常生活圏域別】

■認知症対応型通所介護

平成 18 年度 平成 19 年度

人数 〔人/月〕

サービス量 〔回/年〕

人数 〔人/月〕

サービス量 〔回/年〕 区 分

目標値 実績値 目標値 実績値 目標値 実績値 目標値 実績値

姉崎 9 0 1,117 0 13 0 1,549 0

有秋 4 0 516 0 6 0 716 0

市原西 9 0 1,094 0 13 0 1,518 0

市原東・辰巳台 11 0 1,274 0 15 0 1,767 0

五井西 7 0 789 0 9 0 1.094 0

国分寺台 7 0 776 0 9 0 1,076 0

五井東 8 0 1,005 0 12 0 1,393 0

三和 7 0 892 0 10 0 1,237 0

市津・ちはら台 10 2 1,158 133 13 0 1,606 0

南総 13 0 1,508 0 17 0 2,091 0

加茂 6 1 768 95 9 0 1,065 0

(33)

■小規模多機能型居宅介護

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

区 分

目標値 実績値 目標値 実績値

姉崎 4 0 7 2

有秋 2 0 3 0

市原西 4 1 7 3

市原東・辰巳台 5 0 8 2

五井西 3 1 5 1

国分寺台 3 1 5 0

五井東 4 3 7 4

三和 4 0 6 1

市津・ちはら台 5 0 8 2

南総 6 0 10 0

加茂 3 8 5 19

合 計 43 14 71 34

■認知症対応型共同生活介護

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

目標値 実績値 目標値 実績値

区 分

利用 見込み

利用 定員数

利用者数

利用 見込み

利用 定員数

利用者数

姉崎 7 18 12 8 18 11

有秋 3 0 1 4 0 1

市原西 6 0 4 8 0 3

市原東・辰巳台 7 13 6 9 13 7

五井西 5 0 1 6 0 2

国分寺台 5 0 1 6 0 0

五井東 6 13 3 7 13 4

三和 5 0 4 6 14 3

市津・ちはら台 7 13 9 8 13 7

南総 9 7 7 11 7 5

加茂 4 0 60 5 0 56

(34)

③ 施設サービス

平成 18・19 年度における、第 3 期計画に対する施設サービスの利用実績は次のとお りです。

■介護老人福祉施設

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

区 分

目標値 実績値 目標値 実績値

要支援 2 13 0 13 0

要介護 1 6 13 6 13

要介護 2 56 43 55 41

要介護 3 124 111 121 125

要介護 4 192 215 194 218

要介護 5 167 171 169 184

合 計 558 553 558 581

■介護老人保健施設

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

区 分

目標値 実績値 目標値 実績値

要支援 1 等 - - - 1

要支援 2 35 1 34 1

要介護 1 15 64 15 65

要介護 2 70 86 68 93

要介護 3 109 142 107 153

要介護 4 273 177 276 177

要介護 5 140 104 142 110

(35)

■介護療養型医療施設

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

区 分

目標値 実績値 目標値 実績値

要支援 2 3 0 3 0

要介護 1 1 4 1 3

要介護 2 6 3 6 3

要介護 3 11 11 11 9

要介護 4 14 29 14 22

要介護 5 25 37 25 42

合 計 60 84 60 79

■圏域別の介護保険3施設の整備状況

介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設

施設数 定員 施設数 定員 施設数 定員

区 分

〔か所〕 〔人〕 〔か所〕 〔人〕 〔か所〕 〔人〕

姉崎 1 54 - - - -

有秋 1 50 1 100 - -

市原西 1 70 1 110 - -

市原東・辰巳台 - - 1 50 1 11

五井西 1 50 - - 1 4

国分寺台 - - 1 84 - -

五井東 - - - -

三和 1 50 - - - -

市津・ちはら台 2 134 - - - -

南総 1 50 3 298 - -

加茂 2 100 - - - -

合 計 10 558 7 642 2 15

(36)

④ 介護予防サービス

平成 18・19 年度における、第 3 期計画に対する介護予防サービスの利用実績は次の とおりです。

給付の対象となる要支援 1・2 に認定される方の人数が見込みを下回ったことなどに より、一部のサービスを除き計画を大きく下回っています。

■介護予防サービス利用実績

平成 18 年度 平成 19 年度

区 分

計画値 実績値

達成率 〔%〕

計画値 実績値

達成率 〔%〕

介護予防訪問介護 〔回/年〕 100,932 37,013 36.7 111,988 42,615 38.1

介護予防訪問入浴介護 〔回/年〕 391 72 20.1 433 72 16.6

介護予防訪問看護 〔回/年〕 3,580 888 24.8 3,975 804 20.2

介護予防訪問リハビリテーション 〔回/年〕

29 108 372.4 32 360 1,125.0

介護予防通所介護 〔回/年〕 60,195 30,117 50.0 65,080 38,867 59.7

介護予防通所リハビリテーション 〔回/年〕

30,991 6,925 22.3 34,400 13,810 40.1

介護予防短期入所生活介護

〔日/年〕

3,044 420 13.8 3,380 840 24.9

介護予防短期入所療養介護

〔日/年〕

2,066 180 8.7 2,295 276 12.0

介護予防居宅療養管理指導

〔人/年〕

344 59 17.2 381 193 50.7

介護予防特定施設入居者生活介護 〔人/月〕

30 9 30.0 30 14 46.7

介護予防福祉用具貸与 〔人/年〕 5,230 684 13.1 5,805 1,392 23.9

特定介護予防福祉用具販売

〔人/年〕

206 73 35.4 228 89 39.0

介護予防住宅改修 〔人/年〕 165 96 58.2 182 107 58.8

介護予防支援 〔人/月〕 1,982 1,027 51.8 2,199 1,242 56.5

(37)

⑤ 地域密着型介護予防サービス

平成 18・19 年度における、第 3 期計画に対する地域密着型介護予防サービスの利用 実績は次のとおりです。

地域密着型サービス及び介護予防サービスと同様の理由により、いずれも計画値を 大幅に下回っています。

■地域密着型サービス利用実績

平成 18 年度 平成 19 年度

区 分

計画値 実績値

達成率 〔%〕

計画値 実績値

達成率 〔%〕

認知症対応型通所介護 〔回/年〕 4,298 0 0.0 6,347 0 0.0

小規模多機能型居宅介護 〔人/月〕 3 1 33.3 5 2 40.0

認知症対応型共同生活介護 〔人/月〕 22 0 0 26 1 3.8

【日常生活圏域別】

■介護予防小規模多機能型居宅介護

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

区 分

目標値 実績値 目標値 実績値

姉崎 0 0 1 0

有秋 0 0 0 0

市原西 0 0 1 0

市原東・辰巳台 1 0 1 0

五井西 0 0 0 0

国分寺台 0 0 0 0

五井東 0 0 0 0

三和 0 0 0 0

市津・ちはら台 1 0 1 0

南総 1 0 1 0

加茂 0 1 0 2

(38)

■介護予防認知症対応型共同生活介護

平成 18 年度 平成 19 年度

人数〔人/月〕 人数〔人/月〕

区 分

利用 見込み

利用 定員数

利用実績

利用 見込み

利用 定員数

利用実績

姉崎 2 5 0 3 5 1

有秋 1 0 0 1 0 0

市原西 2 0 0 2 0 0

市原東・辰巳台 3 5 0 3 5 0

五井西 2 0 0 2 0 0

国分寺台 2 0 0 2 0 0

五井東 2 5 0 2 5 0

三和 2 0 0 2 4 0

市津・ちはら台 2 5 0 3 5 0

南総 3 2 0 4 2 0

加茂 1 0 0 2 0 0

参照

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