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平成 29 年度進路だより 第 5 号 平成 30 年 3 月 16 日 ( 金 ) 東京都立羽村特別支援学校 校長 坂口昇平 進路指導部 早春の候 春の穏やかな陽気が感じられる季節となりました 保護者の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか 日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき

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Academic year: 2021

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進路だより

早春の候、春の穏やかな陽気が感じられる季節となりました。保護者の皆様におかれましては いかがお過ごしでしょうか。日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、大変ありがと うございます。 高等部3年生は旅立ちを迎え、各進路先で社会人としての人生を歩み始めます。小学部6年生、中 学部3年生も卒業し、それぞれ中学部、高等部で新たな成長を見せてくれることと思います。今年 度も各学部、進路に関する取り組みを行ってまいりましたので、一年間を振り返ってご報告いたし ます。

各学部より 一年間を振り返って

1 小学部

2 中学部

平成 29 年度

第5号

平成30年3月16日(金) 東京都立羽村特別支援学校 校長 坂口 昇平 進路指導部 【6 年生】1 月 22 日(月) 高等部での作業体験では、総合キャリア班でミニカード作りの体験を 行いました。色画用紙の台紙に白画用紙を貼ったり、クラフトパンチで 星型や花型の形を切り抜いたりしました。繰り返して行ううちに、作業 スピードがあがったり画用紙の貼り方が綺麗になったりと皆よく頑張り とても良い経験になりました。 【5年生】1 月 25 日(木) 5年生の児童は初めて高等部の作業学習を見学しました。高等部の先輩 の作業の雰囲気を感じ取ったようで、適度な緊張感で落ち着いて見学する ことができました。作業体験では、ミニカード作りで多くの児童が自分で 両面テープをはがして貼りつけることができました。自分で作った物を おみやげに持ち帰らせていただき、充実した表情の子供たちでした。 小学部では、キャリア教育を進める視点から、一年間いろいろな学習に取り組んできました。低学年 では、「日常生活の指導」で、自分でできることを増やし、「生活単元学習」や「社会性の学習」などで 友達とのやりとりを学んできました。高学年になると、高等部作業班での作業体験を行い、挨拶をする ことや身だしなみを整えることなど、働くことにつながる学習にも取り組みました。小学部段階での教 育は、すべてキャリア教育につながっていくものと感じさせられます。 進路見学会も小学部の保護者の方が多く参加され、少しずつですがキャリア教育への理解が広まって きていると感じています。これからもいろいろな情報を発信し、児童の将来に向けた取り組みを進めて いきたいと思っています。一年間、様々な面でご理解とご協力いただき、ありがとうございました。これか らも引き続き、よろしくお願いいたします。 1

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2 中学部

3 高等部 1年

今年度も中学部では、職場見学や高等部見学など進路に関わる学習を行ってきました。 職場見学では、2 年生は西多摩衛生組合、3 年生は日野自動車工場と羽村市役所に行きました。ゴ ミや自動車など生活をする上で身近なものがどのように処理されたり、製造されたりするのかを見学 することができました。その中で仕事をする上で大切なことなどについても施設の方に伺うことがで きました。興味・関心が異なる生徒が多くいますが、どの施設でも事前に学習したマナーやルールを 守りしっかりと見学をしていました。また、自発的に質問をする生徒も多くいて、進路に関する意識 の高さを感じました。今後に繋がる学習ができたと考えています。 また、2年生と3年生は高等部へ見学に行きました。2年生は作業班(ビルクリーニング、食品加 工、オフィスワーク)、3年生は作業班と高等部1年生の国語・数学を見学しました。身近な高等部の 先輩の働く姿を見て、よい刺激になったと同時に次の進路へのイメージをもつことができた生徒が多 くいました。特に3年生は高等部入学を控えています。国語・数学を見学することによって高等部進 学への不安を軽減し、期待感を持つことができたのではないかと思います。 保護者の皆様には、保護者会で、進路専任から中学部段階で取り組むとよいことなどをお話しさせ ていただきました。その中で、地域の福祉施設を知っておいていただきたいということや、挨拶や家 のお手伝いで役割を担うことの大切さについてお伝えしました。学校でも挨拶や身の回りのこと、係 活動などに取り組んでいくことが進路につながると感じています。1年間、学校へのご理解とご協力 ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。 3学期は、福祉インターンシップに2名、企業インターンシップに35名の生徒たちがチャレンジしま した。就労継続支援B型事業所や就労移行支援事業所、企業は16カ所の産業現場で2~3日間の職場体 験をさせていただきました。 製造工場でのライン作業や梱包、清掃、スーパーでの袋詰め、事務補助作業など様々な仕事を通して、 学校ではできない貴重な体験をしました。短い期間ですが、緊張感をもって、それぞれが今もっている力 を発揮し、進路行事の良いスタートが切れました。 教員がインターンシップ先を訪問した際には、次のような話がありました。「一生懸命さが良い」「質問 してくれて意欲や責任感を感じ、教えがいがあった」「慎重な性格で丁寧。時間がかかり過ぎると心配し たが、慣れると正確にテキパキできていた」「作業を楽しみながら行う姿に感心した」等、嬉しい言葉が 聞かれました。また、今後に向けては「うなずくだけではなく、声に出して返事をする」「挨拶は自分か ら」「作業に飽きても態度に出さないことが大事」といったアドバイスを頂きました。ご家庭や学校での 普段の生活から、できることを実践していき、‘当たり前にできること’として身につけていきましょう。 1年間のご協力、ご支援ありがとうございました。 2

(3)

4 高等部 2年

2年生の実習:見る・知る・体験する実習 ⇒ 3年生の実習:進路決定に向けた実習

2年生の実習では、1年生の時と違い、実習の期間が長くなったり、公共の交通機関を利用して通った り、一人で実習に参加するなど様々な体験を行いました。「仕事内容が合っていた」「仕事は自分にぴった りだけど、距離が遠かった」、「初めはできなかったり、落ち着かなかったりしたが、日を追う毎に良くな った」、「活動内容が合っていて、楽しく過ごすことができた」など、実体験を通して様々なことがわかっ たかと思います。 これを受けて1月から2月にかけての面談では、現場実習の評価表等を基に、できたこと・できなかっ た(課題)等の確認を行いました。評価表の記載事項には、今後学校内(授業)で取り組める課題、ご家 庭の協力を得て克服する課題等があったかと思います。ご家庭と学校が両輪となって、卒業後に向けた支 援をしていきたいと思います。高校生活はあと1年です。しっかりと向き合い、受け止めながら、よりよ い進路先を決めていきましょう。 3年生の1年間では、現場実習をはじめ進路関係でご足労をいただくことも多いかと思います。ご理解 とご協力の程よろしくお願いいたします。 ここ1年~2年に誕生し、実習等でお世話になっている事業所のご紹介です。 新しくできた事業所は特に支援への熱意や将来のイメージを共有しやすく感じることが多いです。 [青梅市] ・いいあさファーム(B 型・生活介護) ・ポラリスワーク(B 型) ・和気あいあいグリーンハウス(B 型) [福生市] ・わーくあっぷ(就労移行) [武蔵村山市] ・ジョイナス(B 型) [東大和市] ・は~とふる(生活介護・B 型・就労移行など) [昭島市] ・MIRAI(B 型) [立川市] ・EXP 立川(就労移行) [飯能市] ・みなかみ(生活介護) B 型事業所では商品の製作や販売(伊勢丹立川店4F のクルミルというお店など)をメインにする事業所が できています。また、立川市内には新たな就労移行支援事業所ができてきています。 靴下のハギレで作る室内履き (ジョイナス) オシャレなビルにある 就労移行事業所(EXP 立川) 3

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事務補

助, 5

リネン,

4

清掃, 4

物流・

製造, 2

小売り・

販売, 3

飲食厨

房, 3

介護・ サービス, 2 13 18 1 4 4 23 5 生活介護 B型 A型 就労移行 施設入所 企業 その他

H29年度 高3進路先

5 高等部 3年 進路状況報告

~今年度の進路状況をご報告します~

今年度は68名の生徒が高等部を卒業しました。

福祉就労は、新しい事業所が立ち上がった地域もあり、見学や実習を通して事業所の特色

等を確認しながら進めました。福祉サービス利用をする場合には、市役所福祉課や相談支援

事業所、進路先となる事業所とやり取りをしながら進める手続きが多く、学校、保護者の方、

関係機関との連携がとても重要でした。

企業就労は、23名の生徒のうち20人が作業班の内容とは別の職種に就職します。この

ようなことから、どの作業班も専門的なスキルより、その作業を通して働く態度や姿勢、集

中力、協調性等を身に付けることで、企業就労に結びついたということが言えると思います。

また、実習で出てきた課題にどう取り組むか(次の実習までに)が重要で、あちこちで皆さ

んの努力する姿がたくさん見られました。

最後に、これまで保護者の皆様には、様々ご心配をお掛けしながらも、本校の進路指導に

ご協力いただき、本当にありがとうございました。卒業生たちは4月から新しい環境での生

活がスタートします。嬉しくもあり、不安でもあるかと思いますが、新たな門出をどうぞ応

援してあげてください。そして、これからは人生の先輩として支援やアドバイスをしていた

だければ幸いです。

企業の職種内訳

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~卒業後に向けて~

高3保護者会資料より抜粋

【移行支援会議】

卒業後の生活の充実を図るために、ご本人に関わる支援者と必要事項を共有し、円滑に引

き継ぎができるようにしています。ご本人や、保護者の方と顔合わせ、

「個別移行支援計画」

を基に卒業後の支援の在り方を確認する場となります。

① 希望する、あるいは必要な支援について確認する。

② 関係する支援者間の連携を図る機会とする。

③ 進路に関わる情報交換や利用する福祉サービス等の

確認をする。

④ 企業就労の場合、会社によってことなりますが、入社前に

会社にて支援会議をする場合もあります。

【定着支援】

進路先で順調にお仕事ができているか、困っていることはないか等を把握し、ご本人や

事業所がお互いに安心して働き続けられるように支援をします。

① 教員や関係機関の事業所訪問

4月以降に進路担当者が中心となって卒業生の様子を聞き取ることから始まり、夏頃

に旧担任や進路担当者で各事業所を訪問して様子を伺いに行きます。何か対応が必要な

場合には、事業所や関係機関と連携して支援をします。また、在校生の現場実習やイン

ターンシップ等を通じて、卒業生の様子を知る機会もあります。

② 就労支援機関への登録

企業就労する場合には、障害者就労支援センターへの登録を

進めています。卒業後3年間の間に学校も連携しながら徐々に

支援の中心的役割を支援センターに引き継いでいきます。

職場での人間関係、仕事内容、生活面等の相談ができます。

転職や、再就職等の相談をすることもできます。

参照

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