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富士市の景観形成に関するアンケート調査

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伊東市景観計画

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はじめに 伊東市景観計画は、景観法(平成16年6月18日法律第110号。) 第8条の規定に基づく計画です。 景観法は、都市や農山漁村等における良好な景観の形成を促進し、 美しく風格のある国土の形成、うるおいのある豊かな生活環境の創造 及び個性的で活力のある地域社会の実現を図るため、景観に関する国 民共通の基本理念や、国、地方公共団体、事業者及び住民それぞれの 責務を定めるとともに、行為規制や公共施設の特例、支援の仕組み等 を定めた法律として、平成16年6月に成立し、公布されました。 本市は、平成8年に制定した伊東市都市景観条例に基づき景観行政 を推進してきましたが、景観法が「住民は良好な景観の形成に関して、 理解を深め、積極的な役割を果たし、また、事業者は良好な景観の形 成に自ら努め、住民及び事業者は施策に協力すること」や、「地方公共 団体は良好な景観の形成の促進に関し、施策を策定すること」を定め ていることを踏まえ、平成18年10月に静岡県知事の同意を得て景 観行政団体となりました。 景観行政団体として、平成20年度から「伊東市景観計画」の策定 を開始し、「旧都市景観条例」に基づく「都市景観形成基本計画」の見 直しを行うなどして、景観法に規定される本計画を策定しました。 なお、社会情勢の大きな変化や大規模な法改正などにより景観計画 の見直しが必要になった場合には、総合計画や都市計画マスタープラ ン等の上位・関連計画と整合性を図りつつ見直してまいります。

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伊東市景観計画

目 次 はじめに 1 景観計画の区域 ……… 1 2 景観計画区域における良好な景観の形成に関する方針 ………… 2 1)景観形成の目標 2)景観形成の基本方針 3)建築物等の良好な景観形成のための指針 3 良好な景観の形成のための行為の制限に関する事項 ………… 21 1)届出対象行為 2)行為の制限 4 景観重要建造物、景観重要樹木の指定の方針 ……… 24 1)景観重要建造物の指定の方針 2)景観重要樹木の指定の方針 5 屋外広告物の表示及び屋外広告物を掲出する物件の 設置に関する行為の制限に関する事項 ……… 25 1)屋外広告物の景観誘導に関する基本方針 2)屋外広告物の表示及び屋外広告物を掲出する物件の 設置に関する行為の制限に関する方針 6 景観重要公共施設の整備に関する事項 ……… 25 1)景観重要公共施設の位置付けに関する方針 7 景観農業振興地域整備計画に関する基本的な事項 ……… 26 1)計画策定対象地区の抽出の方針 8 自然公園法の特例に関する基本的な事項 ……… 26

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1 景観計画の区域

本市は、天城の山々を背に、相模湾に望む伊豆半島の東海岸に位置し、城ヶ崎海岸、一碧 湖、大室山とその火山活動により形成された高原地域等の自然景観、良質な温泉を生かした 温泉情緒豊かな湯のまち景観、賑わいのある市街地景観などが織り成す観光都市です。 また、地域にまつわる数多くの史実や語り伝え、このまちに愛着を持ち住み着いた文人墨 客とその足跡など、文化の香りに包まれたまちでもあります。 その独特な自然景観や、先人が育んだ湯のまち情緒、そして文化の香りが醸し出すまちの 景観などをかけがえの無い共有の財産として、次代に引き継いでいくためには、市域全域を 景観計画の対象として取組んでいくことが求められています。 以上のことから、本市の景観計画区域は市域全域とします。 【用途地域】 都市計画法により定 める地域のひとつで、 住居、商業、工業な どの土地利用の用途 の混在を防ぐことを 目的として、地域ご との用途を定めるも ので、地域ごとに建 築基準法による規制 があります。 【国立公園(特別・普 通)地域】 優れた自然の風景地 を保護するとともに、 その利用の増進を図 ることや、生物の多 様性の確保に寄与す

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2 景観計画区域における良好な景観の形成に関する方針

1)景観形成の目標

恵まれた自然景観を守り、これと調和した「美しいまち・伊東を育むまちづくり」

変化に富んだ海の景観、広がりのある高原の緑の景観を守り、

育み、これと調和した美しいまちの顔や緑豊かな住まいの景観が

育まれ、魅力ある観光地として、また、市民が誇りを持てる郷土

として、誰もが愛着を持てるまちをつくります。

2)景観形成の基本方針

目標を実現するための景観形成の基本方針は、以下に示すとおりです。

<基本方針-1>変化に富んだ海岸を活かした景観をつくります

<方針の内容> 海岸付近は、“活き活きとした雰囲気の海岸や海浜の景観”として、“伊東の海”をイメー ジアップしてまいります。 城ヶ崎海岸などに代表される“ダイナミック”な自然海岸景観は、厳正に保全します。ま た、城ヶ崎海岸自然遊歩道や汐吹公園などにつくる人工的な施設や、海岸付近に立地する商 業施設などは、自然海岸の景観と調和した景観としてまいります。 伊東や宇佐美などの市街地に接する海岸では、海水浴に訪れる人々などが親しみやすい、“楽 しさや心地良さ”を感じる、軽快な雰囲気の景観としてまいります。 <具体的な取組みと代表的な対象> (1)自然海岸景観は保全し、ダイナミックな景観を楽しめるようにします。 ①伊豆を代表するダイナミックな自然海岸景観は、自然地形を厳正に保全するとともに、植 生の維持・保全に努め、市街地や幹線道路、海上などからの印象的な景観を楽しめるよう にします。 【対象】 市北部自然海岸、川奈海 岸、自然海岸(川奈崎か ら富戸漁港)、城ヶ崎海岸、 市南部自然海岸、手石島、 与望島 城ヶ崎海岸

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②特徴的な自然地形を保全するとともに、海への眺望を楽しめるようにします。 【対象】 御石ヶ沢、離山、汐吹公 園、城ヶ崎海岸自然遊歩 道や吊橋(門脇、橋立)、 民間レクリエーション施 設 (2)市街地に接する海岸や港では、海岸付近の施設整備に併せて、海と親しむ景観づくりを推 進します。 ①宇佐美や伊東の海水浴場は、それぞれの海岸の特徴を活かした景観づくりを推進します。 【対象】 宇佐美漁港海岸、伊東港海岸 ②海岸付近の施設整備にあたっては、海辺のまちのイメージアップに配慮します。 【対象】 宇佐美漁港、伊東マリンタ ウン、伊東港、川奈港、富 戸漁港、八幡野漁港、赤沢 漁港、なぎさ公園 汐吹公園 宇佐美漁港海岸 伊東マリンタウン

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水田(池地区)

<基本方針-2>明るい空が感じられる高原景観をつくります

<方針の内容> 大室山、小室山や一碧湖などの特徴的な地形や、まちの背景となっている斜面の緑地は、“明 るい空に映える鮮やかな景観”として印象づけられるように、今後も守ってまいります。 伊豆高原の別荘地などにある建築物や大規模な工作物などは、周辺の緑地景観と調和した 景観とし、良好な環境の保全に努めます。また、住宅地周辺などの里山や樹林地は、植生の 維持・保全により身近な緑として大切にし、建築物などの景観はこれと調和するように配慮 してまいります。 中心市街地や海岸、幹線道路など、多くの人々が利用する場所から見える緑の景観や、ま ちの背景となる緑地も保全してまいります。 また、良好な緑地景観が得られる所では、展望場所としての雰囲気を演出し、更に樹林地 の中に見える建築物などは、緑地に調和するような景観としてまいります。 緑の中にある貴重な水辺は、水に親しむ空間づくりに併せ、緑に調和した景観としてまい ります。 <具体的な取組みと代表的な対象> (1)伊東を印象づける特徴的な山地や丘陵地の景観を保全します。 ・印象的な山頂、稜線及び特徴的な地形は保全し、これらに対する眺望も保全・活用しま す。 【対象】 ナコウ山、離山、新井山、 湯川山、大平山、馬場の平、 小室山、大室山、矢筈山な どの山頂及び稜線、巣雲山、 遠笠山や天城山系の稜線 (2)市街地や別荘地の背景となる樹林地景観を保全します。 ・山林や斜面緑地は保全し、間伐や補植、鳥獣被害対策などにより植生の維持・改善に努 めます。 【対象】 市街地周辺斜面緑地、高原 地域の樹林地、天城山系の 山林、里山、寺社林、みか ん畑、植木畑、水田 大室山

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(3)高原別荘地などの建築物や大規模な工作物などは、緑地景観との調和を図ります。 ①樹林地と別荘や施設などが調和した景観は、特徴的な地域景観として保全します。 【対象】 山地内別荘地、高原別荘地 ②建築物の建築や大規模な工作物の建造にあたっては、緑地景観と調和する景観づくりを 推進します。 【対象】 山地内別荘地、高原別荘地 ③山林や緑地内の大規模な施設(土地利用)などは緑地景観との調和を図り、自然環境を 楽しめるようにします。 【対象】 ゴルフ場、民間レクリ エーション施設、さく らの里、市営天城霊園 (4)一碧湖や松川湖は、緑の中にある親水空間として保全し、活用します。 ・自然地形を保全し、植生の維持・保全に努め、親水空間を楽しめるようにします。 【対象】 一碧湖、松川湖 松川湖 さくらの里

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<基本方針-3>まちの顔となる景観をつくります

<方針の内容> 伊東駅や駅前市街地などのまちの拠点となる市街地では、賑わいとやすらぎを感じる“ま ちの顔”をつくります。 中心商店街では、人や物、サービス、活動などによって創出される活気や賑わいに配慮し、 その舞台となるまち並み景観をつくります。 湯川・松原などの密集した市街地では、親しみのある空間の規模や物の大きさを大切にし ながら、快適な都市空間を創出してまいります。 まちの顔づくりにあたっては、木造温泉旅館や湯けむり、伊東大川(松川)、史跡など、湯 のまちの歴史を伝える資産を活かし、出合いとふれあいをテーマとした景観をつくります。 <具体的な取組みと代表的な対象> (1)伊東の顔となる地区や拠点で、まち並み景観づくりを推進します。 ・各地域の拠点にふさわしい景観づくりを推進します。 【対象】 宇佐美駅前商店街、伊東 駅周辺市街地、伊東港海 岸沿岸市街地、城ヶ崎海 岸駅前、伊豆高原駅前 (2)密集した中心市街地では、親しみのある空間の規模や物の大きさを大切にしたまち並み景 観づくりを推進します。 ・温泉街の賑わいや、温泉情緒の演出を共通のテーマとした景観づくりを推進します。 【対象】 中心市街地、伊東大川(松 川)河畔の市街地、史跡 など 伊東大川(松川)河畔の市街地(東海館) 伊東駅周辺市街地(駅前いちょう通りのいちょう並木)

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<基本方針-4>親しみのある美しい道路・河川の景観をつくります

<方針の内容> 国道などの主要な道路や伊東大川(松川)は、広い市域を貫く景観の軸として、沿道や沿 川のそれぞれの地区の景観との調和に配慮しながら、親しみのある美しい景観としてまいり ます。 国道135号などの主要な幹線道路は、海や樹林地への眺望や集落地・市街地の景観が連 続的に展開する伊豆らしい雰囲気があります。多くの人々が利用する景観上重要な道路とし て、この伊豆らしい雰囲気を活かし、道路や道路沿いの景観を整えます。 また、広い市域の中で現在地が把握できるように、沿道の特性に合わせた樹林地の保全や まち並み景観づくり、眺望の確保など、区間ごとの特性を活かした道路景観を育みます。 伊東大川(松川)は、“温泉のまち・伊東”の歴史を担ってきた重要な河川で、密集した市 街地にある貴重な空間であり、水に親しむ空間づくりや川沿いのまち並み景観づくりにより、 市民や観光客が集うシンボル的空間としてまいります。 <具体的な取組みと代表的な対象> (1)国道135号を重要な景観軸として、道路や沿道の景観づくりを推進します。 ①まちの出入口などで現在地が把握できるように、また、来訪者を歓迎するような景観づく りを推進します。 【対象】 市境、主要交差点 ②沿道の自然景観や眺望景観を活かした道路景観づくりを推進します。 【対象】 市北部自然地区間、高原地域樹林地区間 ③沿道の市街地景観と調和した道路景観づくりを推進します。 【対象】 市街地区間、高原別荘地 区間、樹林地市街地混在 区間 国道135号

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(3)伊東大川(松川)では、市民や観光客のシンボル的空間として、河畔にまつわる歴史や物 語のイメージアップを推進します。

【対象】 伊東大川(松川)、川口公園

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<基本方針-5>緑豊かな住宅地景観をつくります

<方針の内容> 中心市街地の周辺や宇佐美、荻・吉田・川奈などの在来の農漁村集落地とその周辺の住宅 地などは、環境整備に併せて周辺の緑地景観と調和した、住民誰もが親しみを持てる、落ち 着きのある景観としてまいります。 在来の農漁村集落地や周辺住宅地などは、由緒ある神社・史跡などのふるさとの顔となる 歴史的な資産や、公園・河川などの拠点となる景観を活かし、これと調和した景観としてま いります。 また、南部地域では、高原のイメージを重視した緑豊かな家並みの演出にも配慮してまい ります。 <具体的な取組みと代表的な対象> (1)住民が親しみをもてる、落ち着いた雰囲気の住宅地景観づくりを推進します。 ①緑地景観と調和したまち並み景観づくりを推進します。 【対象】 宇佐美住宅地、中心市街地周辺住宅地、玖須美地区、荻地区、吉田地区、川 奈地区、富戸地区、八幡野地区、山地内別荘地、高原別荘地 ②地区の特徴を活かしたまち並み景観づくりを推進します。 【対象】 宇佐美漁港周辺地区、川奈港周辺地区、富戸漁港周辺地区、八幡野漁港周辺 地区、赤沢漁港周辺地区、十足地区、池地区 (2)地域の拠点や資産を活かし、ふるさとの顔となる景観づくりを推進します。 中心市街地 周辺住宅地

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<基本方針-6>市民、事業者と行政が一体となって推進します

<方針の内容> 観光地としても、暮らしのまちとしても、やすらぎを感じる優しさや活気にあふれた躍動 感のあるまちの雰囲気の演出が望まれます。そのためにも、常に良い景観づくりを心がけて いくことが大切です。 日常的に多くの人から見られる空間は、清掃や花壇づくりなどにより、心地よく美しく保 つように努めます。 伊東らしさをイメージさせる祭りやイベントなど、日常と異なる景観は、楽しさや驚き、 感動とともに、好感が持てる印象的な景観となるように努めます。 市民や事業者は、美しい景観づくりを推進する主役です。また、行政は、景観づくりに関 して、市民や事業者の意識を高めるため、それらの活動を支援してまいります。 <具体的な取組みと代表的な対象> (1)市民や事業者により、環境美化や伊東らしい賑わいの演出などによる景観づくりを展開し ます。 ①良好な景観を阻害する要素を取り除きます。 【対象】 ゴミを出さない運動、清掃 活動、ゴミステーションの 管理、違法駐車や放置自転 車の解消、乱雑な屋外広告 物の整理、良好な景観の雰 囲気を阻害する騒音や水質 汚染などの排除 ②花壇づくりや緑化により演出します。 【対象】 花壇づくりや管理、生垣づくり ③伊東らしさをイメージさせる祭りやイベントは、好感が持てる印象的な景観とします。 【対象】 大室山山焼き、按針祭海の花火大会など 各地区の伝統文化となっている祭りなど 清掃活動(伊東港海岸)

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(2)行政は景観づくりの先導的役割を担うとともに、市民や事業者の景観づくりを支援します。 ①“景観”に関する情報を発信します。 【対象】 景観や景観形成に関する情報を収集・発信する体制を整える(行政内部、市 民団体など)、景観形成活動のネットワークづくり ②市民活動を支援します。 【対象】 美化活動などへの支援や表彰、苗木の配布、花壇づくりなどに対する表彰、 景観形成に取組む団体等の育成支援、景観形成についての学習の推進 ③景観法などを活用して、良好な景観形成を推進します。 【対象】 大規模建築物等の景観誘導、自然地・農地等の保全や開発規制

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3)建築物等の良好な景観形成のための指針

(1)建築物・工作物の良好な景観形成のための指針 建築物の建築及び工作物の建造にあたっては、良好な景観を形成するために、建築物や工 作物の立地場所により、「2-2)景観形成の基本方針」(2~12頁)に該当する方針に沿 うように努めます。 また、合わせて、以下の指針に沿うように努めます。 ※ 建築物・工作物の定義は21頁参照。

<指針総括図>

意匠 ・周辺景観との調和に配慮し、全体的にま とまりのある意匠とすること。 ・単調な大壁面による威圧感をできる限り なくすこと。 ・道路に面する外壁の意匠は、景観の形成 に寄与するよう十分に工夫し、それ以外 の面についても建築物の正面と同様に配 慮すること。 建築設備、付属建築物 (屋外階段等) ・屋外階段、立体式駐車場等は、建築物本 体との一体感、調和を考慮したデザイン とすること。 柵・塀・門 ・歩行者空間を魅力ある空間とするように 配慮し、生垣等による緑化空間の設置に 配慮すること。 ・建築物本体と調和するように形態や色彩 を工夫し、まち並みにもなじむよう配慮 すること。 植栽 ・敷地内のオープンスペースや建築物の 前面等の緑化に努め、側面部分でも植 栽が可能な箇所については、緑化に配 慮し、周辺植生に調和する樹種を用い ること。 ・交差点部など景観上重要な場所につい ては、緑化及び角地広場の創出等によ り潤いのある空間の形成に配慮するこ と。 ・敷地内の既存樹木は極力保全し、修景 に活かすよう配慮すること。 意匠(低層部) ・商業地において、住宅以外の施設は ショーウインドウ等の設置により、賑 わいや夜の景観を演出すること。 材料 ・周辺景観との調和に配慮し、違和感のない材 料を使用すること。 ・経年変化による退色、損傷、汚れに強い材料 を選択するよう配慮すること。 色彩 ・彩度の高い色は避け、周辺景観との調和に配 慮すること。 建築設備、付属建築物 (給排水管・ダクト・受水槽・冷却塔 ・アンテナ等) ・外壁、屋上等に設ける設備(給排水管・ダク ト・受水槽・冷却塔・アンテナ等)は、道路 から眺めにくい位置としたり、覆いを工夫す る(修景)など、建築物全体及び周辺との調 和を考慮したデザインとすること。 広告物の表示、掲出等 ・景観形成において阻害要因とならないように、 主体建築物等の規模、意匠と調和させること。 ・広告物の主体色は、主体建築物の外観の色彩 と調和するものとし、文字等についてもけば けばしい色など、彩度の高い色は使用しない ように配慮すること。 ・建築物に付帯する広告物は、極力小さく、か つ個数は少なくすることに努めるとともに、 複数の広告・看板を掲出する場合は、ベース の色を統一することなどにより、周辺景観と 駐車場・駐輪場 ・駐車場は、敷地内の貴重なオープンスペー スでもあり、植栽を施すなど、建築物本 体や周辺との一体感をつくるとともに、 人の動線にも配慮すること。 ・駐輪場は、舗装材の選択や周辺の緑化な どにより、景観的演出に配慮すること。 建築設備、付属建築物 (窓・バルコニー等) ・共同住宅などでは、洗濯物やエアコン室 外機等が道路から見えにくくなるよう、 バルコニー等に配慮するとともに、リズ ミカル*で表情豊かなデザインとすること (*快い調子の配置やデザイン)。

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建築物・工作物指針 項 目 内 容 位置 ・道路等公共用地に面した部分はセットバック(壁面後退)に努め、市民に開 放された空間をオープンスペース(空地、通路)、あるいは植込みや花壇な どとして確保し、まち並みにゆとりを与え、開放感、連続性を高めるよう配 慮すること。 ・密集市街地では、親しみのある空間の規模や物の大きさとの調和に配慮し、 周囲のまち並みとの連続性、一体感を高めるようにすること。 ・周辺地域の主要な眺望景観を著しく妨げないこと。 形態 ・用途地域が定められていない区域においては、高さ15m以下とするように 努めること。 外観 意匠 ・周辺景観との調和に配慮し、全体的にまとまりのある意匠とすること。 ・単調な大壁面による威圧感をできる限りなくすこと。 ・道路に面する外壁の意匠は、景観の形成に寄与するよう十分に工夫し、それ 以外の面についても建築物の正面と同様に配慮すること。 ・商業地において、住宅以外の施設はショーウインドウ等の設置により、賑わ いや夜の景観を演出すること。 ・道路から後退し、ゆとりあるまち並み景観とする。 (好ましくないイメージ例示) (好ましくないイメージ例) ・周辺景観との調和に配慮し、単調な大壁面の 建物としない。 ・道路に面する外壁はもとより、側面もできる だけ配慮する。 ・ショーウィンドウの設置により、賑わいを演出 する。

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・屋上に設ける設備を目隠し等の措置 で隠すことにより、景観に配慮して いる例。 ・目隠し機能を持つ手すりで、ベラン ダ内のものを見えにくくしている例。 ・建築物にとり込まれた屋外階段とし、 一体感を持たせている例。 建築物・工作物指針 項 目 内 容 外観 建築設 備、付 属建築 物 ・外壁、屋上等に設ける設備(給排水管・ダクト・受水槽・冷却塔・アンテナ 等)は、道路から眺めにくい位置としたり、覆いを工夫する(修景)など、 建築物全体及び周辺との調和を考慮したデザインとすること。 ・屋外階段、立体式駐車場等は、建築物本体との一体感、調和を考慮したデザ インとすること。 ・共同住宅などでは、洗濯物やエアコン室外機等が道路から見えにくくなる よう、バルコニー等に配慮するとともに、リズミカル*で表情豊かなデザイン とすること(* 快い調子の配置やデザイン)。 色彩 ・彩度の高い色は避け、周辺景観との調和に配慮すること。 ・建築物及び工作物の外観の色彩は、日本工業規格 Z8721〔色の表示方法-三 属性による表示〕(以下、マンセル値と呼ぶ。)に基づき、次に示す基本色 を使用するよう努めること。 ・但し、自然素材によって仕上げられる部分の色彩、または建築物及び工作物 の見付面積の10分の1未満の範囲内で外観のアクセント色として着色され る部分の色については、この限りではない。 用途地域が 指定されて いる区域 基本色 ① 0R(≠10RP)~10R 彩度4以下とする。 ② 0YR(≠10R)~5Y 彩度6以下とする。 ③ 上記以外の色相 彩度3以下とする。 ・無彩色(彩度N)においては、明度1<N<9とする。 用途地域が 指定されて いない区域 基本色 ① 0R(≠10RP)~10R 彩度3以下とする。 ② 0YR(≠10R)~5Y 彩度4以下とする。

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【色相の範囲】

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・建築物と調和した外構デザインに配慮した例。 ・通りに面する部分の生垣化により、魅力ある歩行 者空間を演出する。 ・敷地内の既存樹木は極力保全し、修景に活用する。 ・既存樹木を活かしつつ、側面等も緑化修景を図る。 ・ブラウン系の2色のアルミパネルにより縞模様を形成 している例。 ・タイル貼りによる曲線的なデザインで、周辺に柔らか い印象を与えている例。 建築物・工作物指針 項 目 内 容 外観 材料 ・周辺景観との調和に配慮し、違和感のない材料を使用すること。 ・経年変化による退色、損傷、汚れに強い材料を選択するよう配慮すること。 外構 植栽 ・敷地内のオープンスペースや建築物の前面等の緑化に努め、側面部分でも植 栽が可能な箇所については、緑化に配慮し、周辺植生に調和する樹種を用い ること。 ・交差点部など景観上重要な場所については、緑化及び角地広場の創出等によ り潤いのある空間の形成に配慮すること。 ・敷地内の既存樹木は極力保全し、修景に活かすよう配慮すること。 柵・塀 ・門 ・歩行者空間を魅力ある空間とするように配慮し、生垣等による緑化空間の設 置に配慮すること。 ・建築物本体と調和するように形態や色彩を工夫し、まち並みにもなじむよう 配慮すること。

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(好ましくないイメージ例) ・垂直擁壁はできるだけ避け、植栽ブロックの使用 など緑化に配慮する。 ・駐輪場は、建築物本体と調和したデザインや配置の 配慮、緑化等により景観演出スペースとする。 ・駐車場は緑化を推進し、潤いのあるオープンスペー スとする。 建築物・工作物指針 項 目 内 容 外構 駐車場 ・駐輪 場 ・駐車場は、敷地内の貴重なオープンスペースでもあり、植栽を施すなど、建 築物本体や周辺との一体感をつくるとともに、人の動線にも配慮すること。 ・駐輪場は、舗装材の選択や周辺の緑化などにより、景観的演出に配慮するこ と。 擁壁 ・擁壁は垂直壁を避け、できる限り低いものとすること。 ・擁壁の壁画については、威圧感や圧迫感を和らげるよう配慮すること。また、 設置場所に応じて緑化や植栽の可能なブロック等の使用により、壁画の緑化 に努めること。

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(好ましくないイメージ例) ・広告物は、派手な窓面利用は避け、極力小さく、かつ 個数は少なくし、ベースの色を統一するなどにより周 辺景観に配慮する。 また、独立看板等は、道路等公共用地の境界からは極 力後退し、できるだけ集約したものとすること。 (2)広告物の良好な景観形成のための指針 広告物の設置に係わる良好な景観形成のための指針は、次のとおりとします。 広告物指針 項 目 内 容 表示、掲 出等 ・景観形成において阻害要因とならないように、主体建築物等の規模、意匠と調和 させること。 ・広告物の主体色は、主体建築物の外観の色彩と調和するものとし、文字等につい てもけばけばしい色など、彩度の高い色は使用しないように配慮すること。 ・建築物に付帯する広告物は、極力小さく、かつ個数は少なくすることに努めると ともに、複数の広告・看板を掲出する場合は、ベースの色を統一することなどに より、周辺景観との調和に配慮すること。 ・独立看板等を設置する場合は、道路等公共用地の境界からは、極力後退するとと もに、できるだけ集約すること。 ・窓面利用の広告物の掲出は、出来る限り避けるよう配慮すること。

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3 良好な景観の形成のための行為の制限に関する事項

(景観法第8条第2項第3号関係) 「2 景観計画区域における良好な景観の形成に関する方針(2~20頁)」に基づき、 市全域における、建築物の建築及び工作物の建造などに係わる良好な景観形成のための行 為の制限を、次のとおり定めます。

1)届出対象行為

建築物・工作物及び木竹の伐採などに係る届出対象行為は、次のとおりとします。 対象区域 市全域 建 築 物 ・ 工 作 物 用途地域が指定 されている区域 ア.建築物の新築、増築、改築若しくは移転、外観の過半を変更 することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更で、高 さが15m以上、又は延べ床面積が1,000㎡以上のもの。 イ.工作物の新設、増築、改築若しくは移転、外観の過半を変更 することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更で、高 さが15m以上のもの。 用途地域が指定 されていない区域 ア.建築物の新築、増築、改築若しくは移転、外観の過半を変更 することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更で、高 さが13m以上、又は延べ床面積が1,000㎡以上のもの。 イ.工作物の新設、増築、改築若しくは移転、外観の過半を変更 することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更で、高 さが13m以上(電波塔、送電用鉄塔その他これらに類する 物件については高さ15m以上)のもの。 木竹の伐採 ア.伐採する区域の面積が500㎡以上のもの。 土地の開墾、土石の採 取、鉱物の掘削その他 の土地の形質変更 ア.行為を行う区域の面積が1,000㎡以上のもの。 屋外における土石、廃 棄物、再生資源その他 の物件の堆積 ア.敷地内の堆積面積の合計が1,000㎡以上のもの、または 堆積の高さが3m以上のもの。 ※建築物:建築基準法第2条第1項に定めるもの ※工作物:次に掲げるもの (1)垣、さく、擁壁その他これらに類する物件 (2)高架水槽、冷却塔、実験塔その他これらに類する物件 (3)煙突、排気塔その他これらに類する物件

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2)行為の制限

恵まれた自然景観を守り、これと調和した良好なまち並み景観を形成するため、建築 物や工作物の外観の色彩及び木竹の伐採などについて、次の制限を行います。 なお、届出対象行為については、下記の基準について制限を行うとともに、景観形成 の指針を踏まえ、協議・指導を行います。 項 目 制限内容 色彩基準 ・建築物及び工作物の外観の色彩基準の数値は、日本工業規 格 Z8721〔色の表示方法-三属性による表示〕(以下、マン セル値と呼ぶ。)に基づき、次に示す基本色のとおりとする。 なお、できる限り推奨色を使用するよう努める。 ・色数は、全体で5色以内となるようにする。 ・但し、自然素材によって仕上げられる部分の色彩、または 建築物及び工作物の見付面積の10分の1未満の範囲内で 外観のアクセント色として着色される部分の色については、 この限りではない。 用途地域が指定さ れている区域 基本色 ① 0R(≠10RP)~10R 彩度4以下とする。 ② 0YR(≠10R)~5Y 彩度6以下とする。 ③ 上記以外の色相 彩度3以下とする。 ・無彩色(彩度N)においては、明度1<N<9とする。 推奨色 ④ 0YR(≠10R)~5Y 彩度4以下とする。 用途地域が指定さ れていない区域 基本色 ① 0R(≠10RP)~10R 彩度3以下とする。 ② 0YR(≠10R)~5Y 彩度4以下とする。 ③ 上記以外の色相 彩度2以下とする。 ・無彩色(彩度N)においては、明度1<N<9とする。 推奨色 ④ 0YR(≠10R)~5Y 彩度3以下とする。 色相の範囲は16頁参照、基本色(①~③)の明度・彩度の範囲は17頁参照。 推奨色(④)の明度・彩度の範囲は下図参照。 【推奨色(④)の範囲】

(27)

項 目 制限内容 木竹の伐採 ・行為地は、道路から出来るだけ離れるとともに、道路上や 周辺部及び眺望点から目立たない場所とすること。 ・行為中は、敷地内の既存樹木の保全や緑化などの措置を講 じるよう配慮するとともに、行為中の景観が、周囲の景観 と不調和にならないようにすること。 ・行為後の景観が周囲の景観と不調和にならないようにする とともに、地域の自然植生と調和した緑化を行うこと。 ・やむを得ず伐採する場合は、代替え植栽をすること。 土地の開墾、土石の採 取、鉱物の掘削その他の 土地の形質変更 ・行為地は、道路から出来るだけ離れるとともに、道路上や 周辺部及び眺望点から目立たない場所とすること。 ・行為中は、敷地内の既存樹木の保全や緑化などの措置を講 じるよう配慮するとともに、行為中の景観が、周囲の景観 と不調和にならないようにすること。 ・行為後の景観が周囲の景観と不調和にならないようにする とともに、地域の自然植生と調和した緑化を行うこと。 屋外における土石、廃棄 物、再生資源その他の物 件の堆積 ・行為地は、道路から出来るだけ離れるとともに、道路上や 周辺部及び眺望点から目立たない場所とすること。また、 緑化などにより行為地が目立たないようにすること。 ・堆積物は、周辺の景観を乱さないよう配置し、可能な限り 高さを抑え、積み上げ方法等の工夫により、整然とするこ と。

(28)

4 景観重要建造物、景観重要樹木の指定の方針

(景観法第8条第2項第4号関係) 景観法第19条第1項の景観重要建造物又は第28条第1項の景観重要樹木の指定の 方針は、次のとおりとします。

1)景観重要建造物の指定の方針

道路その他の公共の場所から公衆によって容易に望見されるもので、以下の項目のい ずれかに該当する建造物については、所有者や管理者の意見を聴いた上で、景観重要建 造物として指定します。 ① 地域の自然、歴史、文化、生活などから見て、これらの特性が形として現れたも のであり、地域を象徴する建造物。 ② 優れたデザインを有し、地域のシンボル的な存在であり、良好な景観の形成に寄 与する建造物。 ③ 街角やアイストップに位置するなど、地域の景観形成に取組む上で重要な位置に ある建造物。

2)景観重要樹木の指定の方針

道路その他の公共の場所から公衆によって容易に望見されるもので、以下の項目のい ずれかに該当する樹木については、所有者や管理者の意見を聴いた上で、景観重要樹木 として指定します。 ① 樹高や樹形が、市域及び地域のシンボル的な存在であり、良好な景観の形成に寄 与する樹木。 ② 街角やアイストップに位置するなど、市域及び地域の景観形成に取組む上で重要 な位置にある樹木。 ③ 市域及び地域の歴史、文化を象徴する貴重な樹木。

(29)

5 屋外広告物の表示及び屋外広告物を掲出する物件の設置に関する

行為の制限に関する事項

(景観法第8条第2項第5号イ関係)

1)屋外広告物の景観誘導に関する基本方針

景観計画区域における良好な景観形成に関する方針に基づき、屋外広告物の景観誘導 を図るため、今後、規制の区域や許可基準などを検討した上で、景観行政団体である市 町村の特例(屋外広告物法第28条)を活用し、本市独自の屋外広告物条例を定め、規 制・誘導を行ってまいります。

2)屋外広告物の表示及び屋外広告物を掲出する物件の設置に関する

行為の制限に関する方針

行為の制限の基準は、以下の方針に沿って定めてまいります。 ① 基準は、地域の特性を踏まえつつ、現行の静岡県屋外広告物条例の基準に基づき、 本計画で定める景観形成の方針に沿って、設定します。 ② 基準として定める内容は、屋外広告物を設置する位置、規模、個数、表示面積、 形態、意匠などに関することとします。 ③ 基準は、特に主要幹線道路の沿道景観を阻害しないものとするよう設定します。

6 景観重要公共施設の整備に関する事項

(景観法第8条第2項第5号ロ関係)

1)景観重要公共施設の位置付けに関する方針

道路・河川・公園・海岸・港湾等の公共施設のうち、以下に該当する公共施設につい ては当該公共施設の管理者等と協議し、その同意を得た上で、景観重要公共施設に位置 付けます。 ① 本市のシンボル的な存在で、市民や来訪者に親しまれている公共施設であり、そ の整備・改修などにおいて、景観面での配慮が必要なもの。 ② 今後整備を行う公共施設で、地域の良好な景観の形成において重要なもの。

(30)

7 景観農業振興地域整備計画に関する基本的な事項

(景観法第8条第2項第5号二関係) 農地・農村景観の保全と向上を図るため、地域住民の機運と要望が高まるなど、必要 な段階において、景観法第55条第1項で定める景観農業振興地域整備計画の制度を運 用することができるよう、次のように基本的事項を定めます。

1)計画策定対象地区の抽出の方針

景観農業振興地域整備計画を策定する対象地区の抽出の方針は、地域景観の特色に配 慮して、次のように定めます。 ① 水田及びみかん畑などの農地が、周囲の自然景観と調和し、良好な景観を呈して おり、今後とも保全・継承が求められる地域。 ② 景観的な作物の栽培や、農地のオーナー制度の実施などにより都市住民との交流 を推進しているなど、今後ともその活動を推進していく地域。 ③ 担い手不足等による耕作放棄地が増加しており、対応が求められる地域。

8 自然公園法の特例に関する基本的な事項

(景観法第8条第2項第5号ホ関係) 自然公園法で定められる富士箱根伊豆国立公園の特別地域については、緑豊かで美し い緑地景観の維持保全と後世への継承を図るために、建築物、工作物等の新増改築、屋 外広告物の掲出、木竹の伐採、地形等の改変などの行為において、自然公園法の特例制 度を運用することができるよう検討してまいります。 以上

(31)

伊東市景観計画

平成23年

伊東市建設部 都市計画課

〒414-8555 静岡県伊東市大原二丁目1番1号

TEL 0557-36-0111(代表)

FAX 0557-36-0320

URL

http://www.city.ito.shizuoka.jp/

E-mail toshikei@city.ito.shizuoka.jp

参照

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