国文学研究資料館報 平成9年3月 第48号
インターネットがブームで︑マ
スコミにもよく取り上げられてい
る︒中でもホームページという言
葉をよく目や耳にする︒当館でも
平成七年度よりホームページを開
設し︑国文研の紹介や一般情報の
提供を行うとともに︑電子図書館
の椛築に向けた研究実験も行って
いる︒ホームページとは︑インターネ
ットという計算機通信網につなが
ったパソコンや計算機に対して︑
文章・静止画像・動画像・音声な
どのマルチメディア情報を提供し
たり︑利用者の入力した検索条件
に合致する資料を検索して︑検索
結果を表示したりする情報発信源
のことである︒これはWWW
︵老◎萱︲皇号︲芝g︶と呼ばれる全世
界をカバーした通信網であり︑お 国文学研究資料館ホームページ情報メディア室丸山勝巳
互いに情報の交流が可能である︒
ホームページは︑使い方が非常
に簡単︑画像や音声などのマルチ
メディア情報が扱える︑利用者と
システムが会話するかのどとく対
話的に目的の情報をアクセスでき
る︑世界中の情報に直ちにアクセ
スできるなどの理由で急速に普及
した︒︵急速に普及した物としては︑
コンパクトディスクとホームペー
ジが双壁である︒︶
先ず使ってみよう︒パソコン上
でWWW用プログラム言①胃四月や
野冒皇①届︶を起動し︑以下のアド
レスを入力すれば当館のホームペ
ージが表示される︒
冒冒奎乏諄暑・昌冒&冥後は︑表示画面上で下線や色付
けきれたリンク部分にマウスを持
っていってボタンをクリックする
へ
だけで︑該当内容が表示される︒
当館のホームページでは︐以下
の内容を提供している︒
の当館紹介紹介やトピックス等
の案内展示案内︑閲覧室・史料
館の利用案内︑研究集会案内等
⑥事業紹介各研究部の紹介
㈹リンク集人文系のホームペー
ジヘのリンク集
⑤電子資料館実験これは次項で
述べる︒﹁電子資料館﹂実験は︑﹁インタ
ーネット︵通信網︶を経由して︑
世界中の何処からでもいつでも直
ちにアクセスでき︑目的の資料や
関連する資料を簡単に見つけられ︑
翻刻した全文テキストや原本の画
像が見られ︑簡単に使えるシステ
ム﹂の構築を目指した実験である︒
現在外部に公開している内容の
一例を以下に示す︒本にすれば数
十巻にもなる内容が︑瞬時に検索
できる︒・二十一代集の本文検索と一部の |銅睡辨輌癖諏嘱蜘赫訓私轟訓︾⁝麹仙噸堰次外国人國貿:.⁝.:⁝⁝⁝⁝⁝:.⁝.:.・・:
︾︾唾一山一一で﹄函一︾︾唖錘叩ユ小卯祭︾﹀■■●①■︒●●●●●︒︒●︒●●■︒●●●④◆◆の◆◆●①◆◆●◆◆
パリで説んだ六百番歌合松野隅二・・⁝⁝
日一でよみがえる宗安小歌集⁝⁝⁝⁝⁝⁝⁝.⁝.
一#鬘霊蕊
へ
5 5 5 4 3 2 2 1
原本画像表示
・演能記録データベース
・連歌データベース
・百人一首
・試験用目録データベース類︵館
外には非公開︶
・その他当館の電子化資料の成果は︑C
D︲ROMなどでも提供する予定
なのでパソコン上でも色々な情報
が検索できるようになるが︑電子
資料館の大きな特徴としては︑何
種類ものデータベースにまたがっ
て膨大なデータ群の中から目的の
情報や関連する情報を直ちに検索
できることである︒
電子資料館の構築には︑の情報
処理技術︑の内容の構築︑③著作
権など権利問題の三大課題がある︒
のは純粋に技術的問題であり︑情
報処理技術の進歩は非常に速く︑
国文研の中でも少数ながら我々情
報系研究者が黙々と仕事を進めて
いる所である︒のは当館の重要任 科研﹁回瞭学術研究﹂を終えて⁝⁝⁝⁝.シンポジウム﹁人文科学とコンピュータ﹂平成9年艇共同研究⁝⁝⁝・・・⁝.・・⁝⁝●・・.叉期大学院セミナー受購生募築⁝⁝⁝⁝.︽一乗一唖壷奉早●●①早●色卓●●●由●●●■●ゆ●●早●●●■早●●由●早●●の●のゆゅ●●●■早●の●・●凸利用者へのお知らせ⁝・⁝・・⁝⁝..⁝・⁝⁝.理︲︽賎Q〃棒幸︲咋曜一存幸一●異エ︽兵0口・・・0口・・・︒:︒・・・︒︒・・CO︒︒:︒ 国土学獅亀萱料儲殺
第48号
平成9年3月
国文学研究資料館報 平成9年3月
一番難しいのは側である︒古典
の場合は︑原著者は没後夘年を過
ぎているので著作権はきれており︑
その内容自体︵勿論翻刻本文には
翻刻者の著作権がある︶や原本画
像は本来言go号ョ幽旨である︒し
かし︑現実には電子化資料にする
には色々な垣根があり︑我が国は
欧米に比べて文化財のディジタル
記録化・公開が遅れている︒これ
らは日本の貴重な文化財であり世
に伝えるためにも広く公開するこ
とが我々の任務であり︑積極的に
取り組まなければならないと考え
る︒著作権という法律自体も︑作
者の権利保護と文化の公開の両面
を求めている︒例えばモーツァル
トの未公開楽譜があったとしよう︒
この楽譜自体は所有者の物で数千
万円の価値となろうが︑その内容
は冒三旨号ョ画旨である︒この内容
は︵何らかの代価のもとに︶公開
されなければ︑所有者は世界中か
ら非難されようし︑モーツァルト
にも済まない︒と言うわけで︑古
典文献の電子資料化にご支援を頂
きたい次第である︒ 務であり︑例えば目録データベース構築︑本文データベース作成等ス構築︑本文デが進行中である︒
百万塔陀羅尼
史籍類で製作年時を確認し得る
点で︑現存最古の印刷物︒天平宝
字八年︵七六四︶に発願︑宝亀元
年︵七七○︶四月二十六日にこれ
を完成し︑法隆寺など十大寺に分
置されたものという︒
﹁無垢浄光経自心印陀羅尼﹂一
巻︒木製小塔一基︒版種︑短︒料
紙寸法︑四十三×五・六糎︵但し
裏打ち補修︶︒左右の版︵文字面︶
長︑三十一・二糎︒和漢朗詠集注写一冊
紺色後補表紙︒八一丁︒鎌倉初
期頃成立と推定される南都の釈永
済による﹃和漢朗詠集注﹂の︑室
町末期と覚しき写本︒上巻のみの
零本で︑冒頭に﹁背燭共燐深夜月﹂
︵春夜︶﹁椅松樹摩腰﹂︵子日︶注を
補った一紙に続けて﹁人無更少時
須惜﹂︵暮春︶より仏名部までの朗
詠漢詩句と漢字仮名交じりの句注
を記す︒﹁満久﹂︵巻末︶﹁高須﹂
︵遊紙﹇原裏表紙﹈︶の署名あり︒
漢詩句には︑片仮名訓・送り仮名
が付される他︑朱点によるヲコト
点も全句にわたり施される︒書
角
ー 一 新収和古書抄l平成八年I
写・所蔵伝来は不明だが︑旧蔵者
による鉛筆書による校異も︑まま
記されている︒本系統の注釈書伝
本は︑永青文庫本・高田本・京大
本・龍谷大学本が知られるのみだ
が︑これまで知られた伝本とは異
なる用字・表現上の差異が認めら
れることと︑漢詩句のヲコト点等
が存する点で貴重な資料と言える︒
︵なお︑北村季吟﹁和漢朗詠集注﹄
は本系統の注をもとに改変を加え︑
さらに和歌注を補ったものであ
る︒︶天台名目類聚抄版本十三冊
天台宗全書二十二巻に収められ
る貞舜の七帖見聞の版本︒本書に
は成菩提院蔵自筆本その他の写本
系の伝本と︑元和四年延暦寺宝瞳
院に於て印摺した古活版系の刊本
とがある︒新収本は古活版に拠っ
た整版で︑寛永五年中野市右衛門
の刊記がある︒この他に慶安四年
版が知られる︒墨田川扇合写一冊
一八・一×一二・○糎︒薄茶色
横刷毛引表紙︒包背装︑結び綴︒
題篭剥落の跡に﹁墨田河扇あはせ﹂
戸、
l101111llO1IIIIIIOO1100118000111
当館では外国人研究員として︑
お二人の客員教授を迎えている︒
フランシーヌ・エライユ教授は︑
当館と学術交流の協定を結んでい
るコレージュ・ド・フランスより
お迎えしたフランス国立高等研究
院の教授で︑専門は平安朝の歴史
と文学︒﹃御堂関白記﹂の仏語訳で
著名である︒昨秋︑勲四等宝冠賞
の叙勲を受けられた︒当館では
﹁本朝麗藻﹂の共同研究などに適
進され︑本年三月末帰国の予︷再
エスペランサ・ラミレスークリス
テンセン教授は︑ミシガン大学准
教授︑専門は連歌で︑とくに心敬
の研究を中心に︑当館で八月末ま
で研究をつづけられる︒ と打付書︒山吹色の九行刷罫紙を使用︒巻首に﹁月の屋﹂の朱文長方印を捺し︑峡に貼られた森銑三の題篭に﹁横山由清旧蔵/一部手写﹂とある︒幕末期弘化︑嘉永頃の書写︒内容は﹁墨田川扇合﹂﹁源氏物語寛宴和歌﹂﹁源平盛衰記人名和歌﹂﹁太平記人名和歌﹂︒小ぶりながら三島自寛︑賀茂季鷹︑井上文雄ら江戸の歌人の好資料である︒
外国人研究員
国文学研究資料館報 第48号
中世歌謡︑特に室町小歌の段重要
資料の一つである雲不安小歌集﹂が
この度当館の所蔵に帰した︒本書は
冒墨叩と国文学﹂昭和六年四月号に︑
笹野堅氏によって要所時代小歌集﹂
の名で初めて紹介され︑間もなく同
年九月萬葉閣刊﹁室町時代小歌集﹂
に︑コロタイプ版による影印に活字
翻刻を付して全文が公にされた︒し
かし原本はいつしか所在不明となり︑
専門の研究者も直接披見することが
できないまま︑数十年が過ぎたので
ある︒然る所︑平成五年十二月の一
誠堂書店九十周年記念古典籍善本展
示即圭聾云に突如姿を現し︑注視を集
めたことは記憶に新しい︒今般縁あ
って当館に架蔵されることになった
が︑長く消息を失っていた幻の本に︑
今後は容易に接し得るようになった
ことをまずは慶びたいと思2
改めて書誌の概略を記せば︑巻子
本一軸︑桑茶色地の金欄表紙︑見返
しは金箔を押す︒料紙は鳥の子紙を
二枚貼り合わせたもので︑紙背には
全面に金銀の切箔と金砂子を撒く︒
全十九紙○紙高加叫紙幅棚︑前後︑
ただし第一紙と第十九紙はやや短い︒
僅少の虫損および損傷はあるが︑概
して保存は良好である︒このほかに 新収資料紹介⑫︲宗安小歌集 ﹁一巻千早振笹悩久我大納言敦通卿正筆後二号有庵三体﹂の極めを記した剛×価︑程の紙片と︑久我敦通と一恋文に関する簡単なメモを記した紙片が付属している︒
内容については既に周知に属する
が︑冒頭に﹁千早振神代は﹂に始ま
る序が二十六行あり︑次いで1﹁神
そしるらん我中は千世萬よとちきり
候﹂︵数字ほ古典集成本の歌香芝以
下約二百二十首の小歌を列記し︑末
尾に﹁右一巻宗安老対予請/此序不
顧後覧之時/酔狂之余為与騎竹年/
戯任筆瞥之耳千恥一笑々々/久我有
庵三休禿揃筐の奥普を付一%終り
から八首目の叩弱しやつらかれ⁝﹂
以下の筆致がそれ以前と微妙に異な
っているが︑全体を一筆と見てよい
ようであるr宗安については序に簡
明な紹介があり︑小歌に長じていた
一蕊女が自編の小歌集を久我有庵三体
に示し︑序を乞ったものと知られる︒
編者宗安には︑従来何人かの具体的
人物が擬せられているが︑いずれも
定説化するに至っていない︒一方序
の作者久我有庵三体については︑上
記の紙片にもある久我敦通︵寛永元
年十一月六十歳没︶とする説と︑そ
の叔父日勝︵天正十五年六月四十六
歳没︶を当てる説があり︑前者が比
較的有刀礎されているようである︒
へ
ところで︑この本は上述のように
全体が有庵三休筆と認められるが︑
奥書の雲曾讓諏竹年⁝瞥之﹂という
文言を信ずれば︑或る小童に贈る目
的で染筆したものと考えられる︒所
収の小歌が必ずしも一般の年少者に
ふさわしいとは言い難いことからは︑
或いは愛童悟号えたとも想像されよ
うか︒ただし﹁為与騎竹年﹂が何ら
かの意図に基づく架空の言辞とすれ
ば︵﹁酔狂之今座﹁戯﹂と共に︑清華
家出身者が低悟な小歌集に序を草し︑
更に浄書まで行ったことに対する言
い抜けと取るのは穿ち過ぎか︶︑やは
り一蕊女に送った本と解することも不
可能ではない︒いずれにせよ本文資
料としての価値に大差はないかも知
れないが︑この本の性格は︑華者有
庵三体の素性や書写の年代・場所と
併せて︑改めて検討されてよいと思
われる︒
なお笹野氏は何故か触れておられ
ないが︑この本には一度書いた文字
を擦り消して訂正した箇所が散見す
る︵十首に計十一箇所︑字数にして
二十二字八ご・多くは直後の訂正らし
く︑書いている途中で気付いたこと
が明瞭な例もある︒連綿も極めて巧
妙に繋げており︑書き直しの跡を目
立たせないよう配慮されている︒こ
れによれば︑認霊芋津座に左些手書
角
之﹂とい︾2巣瞥の文言の虚構は明ら
かである︒中には脳﹁糸よりほそい
●●こししむれは︵→りや︶いと︑なを
いとし﹂︑伽夛恒こそもとれとり︵→
きみ︶にとかなや﹂のように︑訂正
前の字が判読・推読できる場合もあ
るのは興味深い︒全体に比較すれば
僅かであり︑一部に不注意の誤記も
含まれるとしても︑これらの訂正は︑
釣・剛の誤記などと共に筆者が必ず
しも本書所収のすべての小歌に通暁
していたわけではないことを示唆し
ており︑必然的にこの本の本文の信
頼性にも瞳雌するである︑1
また今後期待される点として︑
この本の墨継ぎの分析が一首の解釈
に寄与する可能性を挙げられる︒も
っとも墨継ぎ箇所が歌意の切れ目と
無関係な場合もある上︑右に述べた
筆者の理解度の問題もあるので︑絶
対的な根拠にはできないが︑或る程
度の参考にはなろう︒
上述したように︑この本は﹃宗安
小歌集﹂の真の意味での﹁原本﹂で
はないかも知れないが︑然らずとし
てもそれに極めて近い貴重な写本で
あることは確かである︒長期の退蔵
を経て再び世に現れたこの本が︑広
く活用されることを期待したい︒
︵文献資料部落合博志︶
国文学研究資料館報 平成9年3月
」
ベルナール・フランク博士が昨
年十月に逝去された︒前号に述べ
たように︑その二月に当館との学
術協定に調印され︑平成九年度に
は来館の御意志があっただけに歎
きは深い︒
﹁この窓の下に中世のパリの土
居が少し残っています︒その線を
延長するとこの机の上を通ること
になります︒つまり私は﹁洛中﹄︑
皆さんは﹁洛外﹂にいることにな
ります.::︒﹂︒日本からの古典研究
の来客には時折使われたらしい冗
句で迎えて下さった温顔にはもう
接することはできない︒コレージ
‐ 4 パリで読んだ﹃六百番歌合﹄
松野陽一
石#恥
別 恥q′ 時のベルナール・フランク氏 ︵一九八○年︶に参加された 第四回国際日本文学研究集会
犀璽翻判
一 一
=
一 一
= 聖聖
謎
』 I
L 一
I
9 −
〜
1.ド・フランスの五階の端︑ぐ
るりの半円形を窓で囲まれた日本
学高等研究所の所長室の主のいな
い机の前に立ったのは逝去の半月
後のことであった︒
協定に基づく講義は評議員のピ
ジョー先生と主任司書の松崎碩子
氏の周到な配慮で︑各週一二○分︑
四回滞りなく行うことができた︒
聴講者は大学教授と院生など一四
人︒感動したのは毎回︑リール︑
ボルドー︑グルノーブルの各大学
の先生方が皆出席して下さったこ
とで︑これは︑東京の授業に仙台︑
新潟︑京都から新幹線でかけつけ
てくれるようなものであるから︑
張り切らざるを得ない︒テーマは
﹁六百番歌合﹂︑平安朝和歌の題詠
史に位置づけて論じた︒講義内容
は両国語で印刷物にされる計画が
あるので︑一般の評価はその結果
を俊ちたい︒
講義の間を縫って︑もう一つの
目的︑フランス国内の日本古典籍
資料の共同研究︑所在調査・収集
にも従事した︒
へ
ー
ギメ美術館の新出資料︑公任の
﹃金玉集﹄︑定家の﹃二四代集抄出﹂
等については同館の尾本学芸員の
紹介︑グルノーブル大のヴュイヤ
ール講師の翻刻︑研究の成果が近
く活字にされるが︑事前に本文検
討の機会を持たせて貰った︒
調査では従来文献資料部が入っ
ていない所では︑東洋言語文化研
究所︵畠シPOC︑パリ加大学︶の
本部図書館に通った︒前身の東洋
言語学校が明治期に収集した和
本・活字本が七○○点程あるのを
書庫で確認︑古活字本の吾妻鏡が
眼についた︒文献資料部の調査対
象にすることの内諾を学長︑図書
館長にいただいたので︑間もなく
利用が可能となろう︒この他では︑
リヨン市印刷銀行博物館の嵯峨本
伊勢物語︵三村竹清旧蔵︶が印象
に残った︒
講義が半ばまで進んだころ︑マ
ルセイユ在住のクライトマン騨臥﹇︲
ョ自己氏の訪問を受けた︒九二歳の
高齢を感じさせない元気な語り口
で︑明治九︑十の両年︑軍事顧問
団の一員として日本に滞在した祖
父君の収集した書籍︑文物につい
て熱っぽく語られた︒中ではコピ
ーを持参された﹃献英楼画叢﹂四
へ
帖に驚かされた︒当館に一括寄託
されている田安家本の分れの︑テ
ーマ別雑記録だったからである︒
東京国立博物館に連れの一三帖が
あることも判明した︒田安家の収
集能力の高さ︑挿絵等の表現力の
豊かさから︑今後注目される資料
となろう︒精査の許可をいただい
ている︒余暇の古書店・骨董屋めぐりで
は八十点程の和本を見た︒絵入版
本が大半で状態の悪いものが多か
ったが︑値頃感から︑浮世草子
﹃傾城千尋の底﹂︑祐信絵本﹁絵本
答話鑑﹂﹃絵本言葉の種﹄︑絵本
﹁鳥羽絵欠どめ﹄など八点を購入し
た︒
右は協定に沿った内容に限って
の報告である︒正直なところ講義
にはせめて二倍ぐらいの時間が欲
しかったけれど︑お互い業務の時
間を融通しての交流ではこの辺が
限度でもあろう︒最後まで厳しい
緊張感を持続させつつも好意に充
●●
ちた接遇で私をのせて下さった 方々に謝意を表したい︒
︵企画調整官︶
第48号
戦前に﹁室町時代小歌集﹂とし
て影印・翻刻されて以来︑中世歌
謡史の基本資料として知られる孤
本﹁宗安小歌集﹄は︑戦後︑その
原本が行方不明となった︒昨年度︑
当館では六十五年ぶりにその所在
を確認し︑購入することができた︒
久々の公開とあって︑今年度の
春期特別展示・公開講演会は﹁よ
みがえる宗安小歌集﹂と銘打ち︑
中世歌謡の諸相を探ることにした︒
講演会は︑五月十六日︵金︶︑午
後一時三十分より当館一階の大会
議室にて開催︵申込不要︑入場無
料︶︒講師の先生三名には︑田植草
子︑琉歌︑そして宗安小歌集など
昨年十一月七日・八日に第二
十回の国際日本文学研究集会が開
催された︒バリ第七大学教授のジ
ャックリーヌ・ピジョー氏の招待
発表﹁谷崎潤一郎﹃少将滋幹の母﹂
にあらわれる平安時代のイメー
ジ﹂をはじめとする九件の研究発
表が行われた︒ 第二十回国際日本文学研究集会 よみがえる宗安小歌集l中世歌謡の世界I
公開講演は平岡敏夫群馬県立
女子大学長の﹁王朝の︿夕暮れ﹀
l芥川髄之介﹁羅生門﹂を視点と
してI﹂︑フランシーヌ・エライ
ユ当館客員教授の﹁平安時代貴族
社会における作文﹂︒
熱のこもった発表と︑興味深
い講演が続き︑盛会であった︒ についてご研究の一端をご披露いただく︵広島文教女子大学・友久武文教授︑琉球大学・池宮正治教授︑濁協大学・飯島一彦助教授︶︒
当館二階の展示室では︑新収
﹁宗安小歌集﹂をはじめ︑中世から
近世期の歌謡原典三十数点を陳列
する︵五月十二日︵月︶〜二十三
日︵金︶︶但し十七・八日は閉館︶︒
なお︑十六日午前十時三十分より
当館の落合博志助教授が展示解説
を行う︒室町の音色に︑多くの
方々が魅了されることを心より願
う次第である︒
︵整理閲覧部参考室︶ 東急東横線大倉山駅から急峻な坂道を登りつめた所に︑大倉精神文化研究所がある︒昭和四年創立者大倉邦彦の名を冠して設置された研究所は︑五八○○○点の蔵書を誇るが︑宗教書が主で分愚もかなりの比重を占める︒国文学関係の和書は︑昭和九年頃購入した榊原家本を中心に一四○点余を蔵し︑それらは江戸期の写本が多いが︑中に稀本の﹁人家和歌集﹂︵当館紀要第七号に福田秀一氏が紹介︶なども含まれる︒
国文学研究資料館では︑研究所
の近隣に居住する武井和人・川島
絹江夫妻の多大の御尽力を得て︑
和書のみの抄出目録作成と︑それ
に基づいた書誌調査とを終え︑平
成三年七月に︑ひとまず撮影可能
な国文学関係和古書九九点︵二九
三一九コマ︶を収集した︒写本に
は︑御堂関白記・後二条関白記・
猪隈関白記・岡屋関白記・後深心
院関白記などの公家日記や壬二
集・山家集・長秋詠草・秋篠月清
集等の家集があり︑版本には︑絵
本太閤記︵七二冊︶・類題和歌集
︵三二冊︶・羅山先生文集︵四九冊︶ 文庫紹介⑳大倉精神文化研究所
など大部のものも目立つ︒
現在では研究所の建物は横浜市
に寄附され︑典籍のみ研究所の所
有となっているので︑建物を無償
で提供する理由づけのために︑書
籍は横浜市に寄託し︑市に寄託し
たものを更に研究所に委託すると
いう︑複雑な経緯を踏まえている︒
市の意向では将来は一般公開を原
則としたい由で︑そのために目録
作りが必要となるが︑漢籍中心の
服部文庫︵服部富三郎旧蔵書︶に
ついては︑斯道文庫から助力の申
入れがあると聞く︒
目下は月曜・火曜のみが閲覧日
で︑土.日曜︑祝日は休館である
が︑場合によっては水曜日も閲覧
可能であるという︒所在地・電話
番号は次のとおり︒
〒︑横浜市港北区太尾町七○六
○四五・五四四・一八八一
︵文献資料部新藤協三︶
零
国文学研究資料館報 平成9年3月
科学研究費補助金︵国際学術研究︶を終えて
国文学データベースの学術情報網
による国際共同利用に関する研究研究情報部安永尚志
本研究は一九九四年度から三ヶ年は日本研究者約三○名から成る学会
に渡って実施した︒研究の目的は︑があり︑これを母体とし︑くg①儲
国文学研究資料館に蓄積する各種の大学に拠点を置く合意が得られた︒
国文学データベースを︑学術情報ネなお︑正保版本歌集二十一代集を素
ツトワークを用いて︑欧米の日本研材として︑同国のコンピュータ上で
究者に提供するための諸問題の調査動作確認診堅行った︒
研究と︑実際に接続実験を通してそ米国︑カナダにおけるテキスト処
の実現性を確認しようとするもので理技術と実態の調査研究を行った︒
ある︒以下簡単に経緯を振り返る︒SGM︵国際標準電子化テキスト記川第1年度述言語︶テキストに対する○弓︒弓罠
コペンハーゲンで開かれた欧州日システムの日本語への対応性を検証
本学研究集会︵EA︲S︶の協力をした︒CETH︵人文学電子化テキ
得て︑海外における日本語の処理シストセンター︶との共同研究の合意
ステムやデータベースの実状およびを得た︒
問題を調査し︑まとめた︒9さa大の第2年度
学計算機センターの協力を得て︑用人文科学とコンピュータ国際会議
意した日本語処理システムを実装︵ALLCACH︲妬︶の協力を得
し︑各カレッジから直接国文学研究て︑とくに国文学研究者の奎寵心を調
資料館へアクセスする技術を確立し査し︑海外の国文学研究者総覧作成
た︒また︑噺本大系CD︲ROMをの準備を開始した︒
動作させることに成功した︒とりわ国文学データベースへの直接接続
け︑フランス国立図書館が進める電実験を︑オーストラリア︵国立大学
子化計画や世界的にも新しい電子出他︶︑英国︵○号己︑9号邑鳴大学
版物の納本制度について調査研究他︶︑仏国︵9房鳴号即自8︶︑
し︑大きな知見を得た︒イタリアで伊国︵ぐgg雷大学他︶で実施し︑
︵︑一 成功した︒情報不ツトワークの実状と将来動向を調査した結果︑趨勢はインターネットに移行しつつあった︒日本語処理システム環境が各国毎に異なり︑国文学研究資料館において事前準備を充分に行う必要があった︒
CD︲ROMによる国文学データ
ベースの利用環境の整備を行い︵オ
ランダ︐ドイツ︶︑またテキストア
ーカイブの実態とその利用方法を︑
とくに進んでいる英国において調査
研究し︑日本語テキストへの適用性
を探り︑成果を得た︒
招へい研究者を交えてシンポジウ
ム﹁コンピュータ国文学﹂を開き︑
研究成果の評価を行い︑次年度への
課題を含めまとめた︒
③第3年度
チェコ︑ポーランド︑ハンガリー
において︑日本研究者の実態︑日本
語の情報システムやデータベースの
実態︑要求事項などを調査した︒イ
ンターネットなどの整備が進めば︑
直接国文学データベースへのアクセ
スが可能となり︑教育︑研究の活性
化が進むため︑期待が寄せられた︒
米国を中心に大学など研究図書館
のデジタル化が活発で︑これらの実
状の調査研究を項目に加えた︒また︑
CD︲ROMによるマルチメディア
へ
型国文学データベースを︑米国︵U
CLA︑詞冒28大学他︶で︑実証
実験を行い︑ビュァシステムなどに
高い評価を得た︒一方︑欧米では情
報処理用漢字は日本・中国・韓国
︵CJK︶をひとまとめで扱ってい
るため︑問題が大きい︒そこで︑中
国について同じ漢字文化圏における
共通の関心事である国際標準文字セ
ットの技術動向︑国家的対応方法な
どを調査研究し︑意見交換を行った︒
総合的な取りまとめを︑欧米の拠
点とした英国︵9言a大学︶︑仏国
行◎二③照烏卑呂8︶︑伊国
︵くg閏言大学︶︑米国令旨8§大学︶
で行い︑実用化の見通しを得た︒国
際会議ALLCACH︲%︵ノルウ
ェー︶において︑研究成果の発表を
行った︒高い関心が寄せられ︑早期
の実用化が強く期待された︒また︑
CETH︑9斤鴨号刃閨8から
2人の専門家を招き︑﹁人文科学と
コンピュータ﹂シンポジウムを実施
し︑これまでの評価を行った︒
研究成果の公開の一つとして︑要
望の高いインターネット上でのWW
Wサーバを立ち上げ︑国文学研究資
料館のホームページを開設し︑目録
およびテキストデータベースなどの
試験公開を行った︒現在︑最終的な
研究成果報筈蕃を作成している︒
国文学研究資料館報 第48号
第二回シンポジウム﹁コンピュ
ータ国文学﹂は︑科学研究費補助
金による重点領域研究﹁人文科学
とコンピュータ﹂の研究計画班
﹁テキスト処理﹂との共同で︑次の
ように開催した︒
名称シンポジウム﹁人文科学と
コンピュータ﹂
日時一九九六年十月一七日︵木︶
〜十八日︵金︶
場所機械振興会館︵兎尿︶
二日間に渡り︑また会場を国文
学研究資料館から離れて実施した
が︑延べ一五○名の参加を得た︒
今回のシンポジウムは︑テキスト
処理を中心のテIマとして︑国文
学データベースの様々な問題にふ
れた︒また︑科学研究費重点領域
研究の最新の研究成果を発表し︑
評価を行い︑テキスト処理研究の
進展に寄与した︒
この重点領域研究の特色は︑人
文科学全般に渡った公募研究を重
視している︒今年度はテキスト処
理計画研究班のもとに︑一三の公
募研究斑が組織されている︒そこ シン義ンウムマ八文科学とコンピュー々色について研究情報部安永尚志
で︑計画研究班を含め︑一四の研
究発表と質疑を行った︒
また︑四つの講演を行い︑現在
の問題点や研究課題の整理を行い︑
かつ国際的な研究動向についての
理解を深めた︒以下にそのプログ
ラムの一部を掲げるが︑とりわけ
テキスト処理の世界的な権威ホッ
ケイ・スーザン教授︵プリンスト
ン大学︑CETH所長︶︑並びにド
ウラエ・ユベール教授︵コレージ
ュ・ド・フランス︶を招いての講
演および質疑については︑多大の
成果を得ることができた︒
基調講演フランスにおける日本
学研究の現状
ドウラエ・ユベール
︵コレージュ・ド・フラ
ンス︶
特別講演人文科学とコンピュー
タホッケイ・スーザン
︵︒︑弓騨︒⑦昌閏ざ吋
田行○言○ヨ言弓①×房昌
芽①エ臣ョ目言關︶
講演1展示図録のデータベー
ス化について
へ
、
山崎誠︵国文学研究資料館︶
講演2古辞書研究と罠の漢字
池田証寿︵信州大学︶
研究発表科学研究費重点領域研
究
﹁人文科学とコンピュー
タ﹂テキスト処理研究
安水尚志︵国文学研究資料館︶
他︑一三件︒
なお︑この他にパネル討論﹁文
学と語学におけるコンピュータを
利用した研究﹂が行われている︒
現在研究発表論文の全テキスト
は︑インターネットWWWサーバ
上の国文学研究資料館ホームペー
ジで試験公開されている︒ただし︐
一部の図表は除く︒
己酉誉弓茎乏言乏・昌一.胃宕また︑シンポジウム予稿集も発
行している︒未だ︑若干残部があ
るのでご連絡いただければお送り
します︒
へ
当館では年間二︑三回の公開講
演を行ってきた︒これをもとにし
て︑新たに﹁古典講演シリーズ﹂
の刊行が開始された︒
第一冊目は﹁万葉集の諸問題﹄
と題し︑本年二月刊行された︒
平成六年の﹁広瀬本万葉集﹂の
発見を機とし︑当館では万葉集と
その周辺をテーマとして︑昨年ま
でに三回の講演会を開催︑八人の
先生方を迎えて講演をお願いした︒
本書はこれらの講演が︑一書と
なって結実したものである︒
内容は左のとおり︒
○広瀬本万葉集について︵木下正
俊︶
○広瀬本万葉集あれこれ︵神堀忍︶
○春日昌預とその時代︵飯田文弥︶
○甲斐近世の歌人たち︵吉田英也︶
○人麿の信仰と影供︵佐々木孝浩︶
○歌語から見た万葉集相聞︵森朝
男︶
○都市と万葉集︵古橋信孝︶
○東歌を読む︵佐佐木幸綱︶
定価二︑八八四円で市販されて
いる︒︵問い合わせは︑臨川書店
風075.721.1111︶ 一古蘂塞毒シリーズ一m刊荷
国文学研究資料館報 平成9年3月 平安鎌倉時代の﹁詩題﹂に関する ﹁先代御便覧﹂︵宮内庁書陵部蔵︶の研究和田道子︵史泉大学教授︶赤松万里︵鳴門教育大学助教授教疫︶大石房子︵放送大学講師︶坂内泰子︵実践女子大学講師︶山田直子︵国文学研究資料館助手︶ 近世上方読本年表作成のための基礎研究服部仁︵同朋大学教授︶近衛典子︵昭和菫院短期大学助教授︶福田安典︵甲子園短期大学講師︶山本卓︵関西大学助教授︶岡雅彦︵国文学研究資料館教授︶ うつほ物語の基礎的研究室城秀之︵白百合女子大学教授︶上原作和︵跡見学園女子大学講魎大井田晴彦︽塁泉大学大学院︶佐藤信一︵白百合女子大学講師︶正道寺康子︵新潟大学大学院︶中山陽子︵悪泉女学園短期大挙講師︶宮谷聡美︵早稲田大学大学院︶江戸英雄︵国文学研究資料館助手︶ 平成9年度共同研究
日本文学の特質−﹁本朝麗藻﹂の
研究フランシーヌ・エライユ
︵国文学研究資料館客員教授︶
本間洋一︵同志社女子大学教授︶
柳澤良一︵金沢学院大学教授︶
相田満︵国文学研究資料館助手︶
新藤協三︵国文学研究資料館教授︶ ﹁冥報記﹂をめぐる比較文学的研究と漢文訓読文献の電子化の研究馬渕和夫︵塞界成徳短期大学教授︶青柳隆志︵墓墨奴鯉麺揃芙学助教授︶稲垣泰一︵筑波大学教授︶稲葉二柄︵大妻女子大学教授︶黒田佳世︵史泉大学講師︶滋野雅民︵山形大学教授︶田口和夫︵文教大学教授︶中野猛︵都留文科大学教授︶渡邊信和同盟李仏鑿禽騨読研塞妻︶相田満︵国文学研究資料館助手︶ 基礎的研究渡辺秀夫︵信州大学教授︶本間洋一︵同志社女子大学教授︶三木雅博︵梅花女子大学助教授︶柳澤良一︵金沢学院大学教授︶山崎誠︵国文学研究資料館助教疲︶平成8年度共同研究追加
一 、
当館では︑国文学と日本史学を
専攻する大学院生︵修士課程・博士
課程︶を対象として︑毎夏﹁原典講
読セミナー﹂を開催している︒
当館所蔵資料を中心に︑原典を
資料とし︑五〜六名の当館教官が講
義する︒日程はまだ決定されていな
いが︑今年も八月下旬に開講の予定
である︒募集人員は約一○名︑応募
者が多数の場合は︑当館で選考する︒
受講料は無料︵講義資料実費徴集︶︒
このセミナーは平成五年より開
催されており︑今夏は五回目となる︒
国文学・日本史学を専攻する若い研
究者にとって︑所属大学以外の教官
の講義を聴講できる希有な機会とし
て︑好評を得てきている︒また︑他
大学の院生との学問的交流の場とも
なっている︒
研究の視野の拡大と︑深化をは
かる貴重な機会として︑ふるって応
募していただきたい︒
セミナーについての照会先は︑
国文学研究資料館庶務課共同利用係 武井協三︵国文学研究資料館助教授︶辻本裕成︵国文学研究資料館助手︶中村康夫︵国文学研究資料館助教授︶山崎誠︵国文学研究資料館助教授︶
冥季大学院セミナー雲錨生募隼
内
り︵03.3785.7131内線
210︶︒
講義の内容については︑従来よ
り当館教官が︑もっとも研究をふか
めているテーマについて行われてい
る︒高度で密度の濃いものとの評価
を受けており︑﹁セミナー原典を読
む﹂シリーズとして︑平凡社より順
次刊行されている︒
参考までに昨年度の講義題目と
担当者をあげると︑﹁本居宣長の大
和旅行l菅笠日記を読む坐鈴木淳助
教授︑﹁平安末期の私撰和歌集L言葉
和歌集を読む山松野陽一教授︑﹁日
本漢籍史入門I長恨歌の注釈と絵画
化をめぐってL山崎誠助教授︑﹁大
名屋敷の歌舞伎上演I弘前藩庁日記
を読む山武井協三助教授︑﹁デジタ
ル・ワードー国文学研究のためのコ
ンピュータ・リテラシー止原正一
郎助教授︑弓夜明け前﹂の世界︲大
黒屋日記を読む坐高木俊輔教授︒
本年度の担当者は未決定である
が︑岡雅彦教授︵近世文学︶︑落合
博志助教授︵中世文学︶︑丸山勝巳
教授︵情報処理学︶︑ロバート・キ
ャンベル助教授︵近世文学︶︑山田
哲好助教授︵史料管理学︶が候補と
してあがっている︒
国文学研究資料館報 第48号
委員会日詫
平成8年
9月n日1 1 9 月 月
7 1 9 日 日
n月7日2月6日 1月訓日 1月日 1月迦日 哩月Ⅳ日 n月3日 皿月7日n月四日
原本テキストデータ 彙報
ベース委員会︵第二
回︶企画委員会
国際日本文学研究集
会委員会︵第二回︶
国文学文献資料調査
員中国・四国地区会
議国文学文献資料調査
員中部地区会議
外部評価委員会︵第
四回︶国際日本文学研究集
会委員会︵第三回︶
共同研究委員会︵第
二回︶大学院教育協力委員
会︵第一回︶
共同研究委員会︵第
三回︶原本テキストデータ
ベース委員会︵第三
回︶国文学文献資料収集 運営協溌員会の開侭について
本年度第二回運営協議員会が︑
平成八年九月二日︵月︶に開催さ
れ︑議事は︑国文学研究資料館長
候補者の推薦︑管理運営の概況に
ついて協議が行われた︒
本年度第三回運営協議員会が平
成八年十月四日︵金︶に開催され︑
議事は︑国文学研究資料館長候補
者の選定について協議が行われた︒
本年度第四回運営協議員会が平
成八年十二月二十日︵金︶に開催
され︑議事は︑教官人事について
協議が行われた︒
本年度第五回運営協議員会が平
成九年二月十八日︵火︶に開催さ
れ︑議事は︑管理運営の概況︑平
成九年度予算内示及び科学研究費
補助金︑平成九年度事業計画につ
いて協議が行われた︒
評議員会の開催について
本年度第二回評議員会が平成八
年十月三十日︵水︶に開催され︑ 2月叫日3月3日
へ
3月7日 計画委員会︵第二回︶企画委員会古典籍総合目録委員今云情報システム委員会 議事は︑国文学研究資料館長の選考について評議が行われた︒
本年度第三回評議員会が平成九
年二月二十七日︵木︶に開催され︑
議事は︑管理運営の概況︑平成九
年度予算内示及び科学研究費補助
金︑平成九年度事業計画について
評議がおこなわれた︒
安藤正人
渡航先目的 外国出張森安彦丑木幸男
渡航先目的
松村雄二
武井協三
渡航先 期間期間
目的 連合王国︑ドイツ連邦共和国国文学データベース
の学術情報網による
国際共同利用に関す 連合王国在英日本史料の所在と現状に関する調査平成8年9月型日〜平成8年幻月2日連合王国在英日本史料の所在と現状に関する調査平成8年9月型日〜平成8年加月6日
へ
青木睦 山田哲好 鈴江英一
渡航先目的
安永尚志
渡航先 中村康夫
目的国文学データベース
の学術情報網による
国際共同研究︑東欧
諸国におけるコンピ
ュータ環境の実態調
査及び研究打合せ︑
接続実験期間平成8年︑月加日〜
平成8年Ⅲ月9日
渡航先フランス共和国 松野陽一 期間 期間
チェコ共和国rII
︑・も.F今春︸廿一春︑ご︲旧■■ⅡⅡマ︑li︐︾・准抑り・︲←︲
ポIランド鑿翁鯉騨︑制
ハンガリー共知鶴噂︲鵬 連合王国在英日本史料の所在と現状に関する調査平成8年︑月幻日〜平成8年n月︑日 る研究平成8年︑月4日〜平成8年︑月画日
国文学研究資料館報 平成9年3月
目的コレージュ・ド・フ
ランス日本学高等研
究所における講義及
び国文学資料の書誌
的調査期間平成8年皿月肥日〜
平成8年n月週日
目的国文学データベース 渡航先アメリカ合衆国 武井協三
の学術情報網による
国際共同利用に関す
る研究期間平成8年哩月8日〜
平成8年廻月M日原正一郎
渡航先アメリカ合衆国目的国文学データベース
の学術情報網による
国際共同利用に関す
る研究期間平成8年哩月8日〜
平成8年廻月四日
鈴木淳 新藤協三
ロバートキャンベル辻本裕成
渡航先ドイツ連邦共和国
イタリア共和国 バチカン司教国目的欧州における日本古
典籍研究の歴史的研
究期間平成9年1月型日〜
平成9年2月8日原正一郎相田満渡航先中華人民共和国目的国文学データベース
の学術情報網による
国際共同利用に関す
る研究期間平成9年2月幻日〜
平成9年3月8日安水尚志渡航先連合王国
フランス共和国
チェコ共和国¥式︲
l︾Iマ︑︸︸︒︲r︑︒︲J1
イタリア共和国目的国文学データベース
の学術情報網による
国際共同利用に関す
る研究のとりまとめ期間平成9年3月哩日〜
平成9年3月日
武井協三渡航先アメリカ合衆国目的国文学データベース
角
海外研修旅行安藤正人
渡航先マレーシア目的第二次世界大戦時及
び戦後の記録史料の
取扱いに関する史料
の調査及び収集並び の学術情報網による国際共同利用に関する研究期間平成9年3月廻日〜
平成9年3月加日原正一郎
渡航先アメリカ合衆国目的国文学データベース
の学術情報網による
国際共同利用に関す
る研究期間平成9年3月n日〜
平成9年3月羽日丑木幸男山田哲好安藤正人福田千鶴渡航先連合王国目的在英日本史料の所在
と現状に関する調査期間平成9年3月n日〜
平成9年3月型日
戸、
人事異動︵平成8年9月〜平
成9年2月︶
○平成8年︑月1日付け
︵併任︶
出原隆俊︵文献資料部助教授︶
︵大阪大学文学部助教授︶
︵平成8年n月1日〜
平成9年3月訓日︶
︵平成8年如月〜平成9年3月︶
○平成8年n月1日付け
フランシーヌ・エライユ︵客員教
授︶
フランス国立高等研究員教授
︵平成9年1月〜平成9年8月︶
○平成9年1月1日付け
エスペランサ・ラミレスークリス
テンセン︵客員教授︶
ミシガン大学准教授 期間
蕊鴬年 年 打
1212合
国文学研究資料館報 平成9年3月 第48号
一◆﹁資料利用カード﹂の有効期限◆﹁古典謂演シリーズ﹂刊行のぉ期間五月十二日︵月︶〜一千二一閲覧時間一について知らせ日︵金︶ただし︑十七日九時〜十七時
一従来︑﹁資料利用カード﹂に有効従来︑夏期公開講演会の記録と︵土︶・十八日︵日︶は休室資料請求受付時間一期限を設けずに使用してきましたして﹁国文学研究資料館講演集﹂会喝二階展示室九時半〜十二時︑十三時〜十六一
荻︑このたび︑システムを見直し︑1〜崎を刊行してきましたが︑今展示解説五月十六日︵金︶時半一登録した日から三年後の年度末を後は︑春︑秋も含めて主題ごとに十時半〜十一時十五分文献複写受付時間一期限とし︑平成九年四月より実施編集し︑﹁古典講演シリーズ﹂とし︿講演会﹀九時半〜十五時半一することになりました︒これは︑て発行することなりました︒日時五月十六日︵金︶休室日一利用者の最新情報を入手し︑利用その第一冊目が︑﹁万葉集の諸問十三時半〜十六時半日曜日︑土曜日︑祝日︑振替体一一者サービスに役立てるためです︒一現在の﹁資料利用カード﹂は平成題﹄︵平成九年二月︑臨川書店刊︑会場一階大会議室日︑毎月末日︵日︑土の場合は直一一九年三月末で無効となります︒し定価二︑八八四円︶です︒これは︑演題前の金曜日︶︑四月末〜五月上旬五一
一る方々には大変お手数をおかけし隼真鯛公開講演会及び秋鰯公開講広騒文教革大篝文篭露震友久武文鯛鼎一潅鮭笠卵重 一たがって︑従来から利用されてい平成六年春期公開講演会︑平成八﹁田植草紙歌謡の性格﹂
蕾すが︑改めて登録申請手続きを演会の講演記録をまとめたもので﹁琉歌の世界﹂六日から︶︑三月二十五日〜三月一一二藷願いします︒その際には︑身分す︒琉球大学法文学部教授池宮正治十一日︑その他一証明書を御持参下さい︒来館でない場合の利用方法﹁宗安小歌集実見﹂
◆平成九年度春期特別展示・公開濁協大学外国語学部助教疫飯島一彦所属大学の図書館等を通して申一一◆﹁マイクロ資料目録縮刷版﹂の講演会のご案内し込めば文献複写及び貸出︵資料一一市販について﹁よみがえる宗安小歌集l中◆利用案内は限定されます︶ができます︒ま一一園文学研究資料館蔵マイクロ世歌謡の世界l﹂というテーマ利用資格た︑個人が郵送で文献複写の申し一
一資料目録﹄は︑発行部数に限りがで特別展示及び公開講演会を開催学術研究のために当館の資料を込みをすることができます︒詳細一一あり︑一部の機関にしか配布できします︒必要とし︑かつ︑次のいづれかには参考普及係にお問い合わせくだ一一ないのが現状です︒そこで︑縮刷︿展示﹀該当する者さい︒
一︲一版を別途刊行し市販しています︒六十五年ぶりに発見された室町︵一︶学校の教員及び調査研究機関一第一九冊目の一九九五年版が︑三小歌の白眉﹃宗安小歌集﹂をはじの研究員
一月に発行されました︒︵笠間書院刊︑め︑中世から近世歌謡の原典を数︵二︶大学及び大学院の学生一定価六︑五○○円︶十点選び展示します︒︵三︶その他館長が適当と認める者 勺908000096000日0日00080■■0■00
●ロ
ケ000りりり09︐0000060DOOOOj960D→P00DODOD0りり︐O909pU◆060DjD6006DりD606p0DU︐B000DB0000006B0D80000UbU0000800B00000pB0000000り0000DOD00B6 用者へのお知らせ︲11︲IIiIiII︲111111111!︲IiiiiI1iIIIII劃 I矛
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