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(1)

不 動 産 流 通 業 に 関 す る 消 費 者 動 向 調 査

< 第 1 0 回 ( 2005 年 度 ) >

調査結果報告書(概要版)

平成 17年9月

(2)

第10回 不動産流通業に関する消費者動向調査結果・要旨

(社)不動産流通経営協会

■ 5 分 5 乗方式と相続時精算課税制度の両制度を有効に使い分け

「親族等からの贈与に関する特例」(5 分 5 乗方式)を利用した理由において、「贈与金額が 550 万円以内であったから」がトップを占める一方、「相続時精算課税制度」を利用した理由 においては、「非課税枠が大きく一度にまとまった金額が貰えるから」がトップを占め、贈与 額により税の優遇措置を使い分ける傾向がみられる。

■ 売却損発生率は依然として増加し 86%に、

築 10 年超~15 年の平均売却損益額はマイナス 2,800 万円超

自己所有住宅から住み替えた世帯の 71.2%が従前住宅を売却しており、このうち売却損 が発生した世帯は 86.6%に達する。売却損発生率は年々増加を続けている。なお、売却 損額は、1989~1993 年の 5 年間に竣工した築 10 年超から 15 年の住宅において特に大き く、平均売却損益額は-2824.0 万円となっている。

■ 購入資金の調達において借入金の割合が増加

購入資金総額に占める「自己資金」と「借入等」の関係をみると、前年度に比べて「自己 資金」の割合が減少している。また、「現金、預貯金等」の利用率は前年度より減少し、 新築住宅購入者で 77.6%、中古住宅購入者で 61.5%となった。 中古住宅購入者では、「現金、預貯金等」の平均額(1230.9 万円)が、前年度に比べ約 160 万円減少している。また、「前住居の売却金」については、平均額が、新築住宅購入者で 約 146 万円、中古住宅購入者で約 275 万円、前年度に比べ減少している。

■ 中古住宅購入者の購入対象は希望エリアにある手頃な価格の良質な物件

中古住宅の購入理由では、「希望エリアの物件」「手頃な価格」が上位2位を占め、住環境 と物件の価格が購入の決め手となっていることが窺える。また、中古住宅購入者の半数近 くが「良質な物件だったから」を購入理由としてあげている。

■ 中古住宅の購入で構造上の性能等に強い関心、

別途費用を支払ってでも受けたいサービスとして「建物の性能評価」に高ニーズ

中古住宅の購入に求める改善点では、「構造上の性能の保証等」や「修繕・補修等の履歴 情報の完備」が上位を占め、また、別途費用を支払ってでも受けたいサービスでは、「建 物の性能評価」が中古一戸建て・マンション購入者でトップを占めており、新築に比べて 分かりにくいとされてきた中古住宅の構造安全性や耐久性を明確にし、性能を保証する体 制整備が中古住宅市場活性化への重要課題であると言える。

(3)

不 動 産 流 通 業 に 関 す る 消 費 者 動 向 調 査 < 第 1 0 回 ( 2 0 0 5 年 度 ) > 調査結果報告書(概要版)

目 次

調査概要……… 1

(1)調査の目的

(2)調査対象

(3)調査方法

(4)調査期間

(5)配布・回収状況

(6)回答者の基本属性

1.贈与に関する税制度の利用状況……… 3

2.買い換えによる売却損益の発生状況……… 4

3.住宅購入資金の内訳……… 6

4.中古住宅に対する意識……… 9

(4)

(1)調査の目的

本調査は、居住用不動産取得者の取得行動、種々のサービス等の利用実態・評価を時系 列把握することで、不動産流通に対する消費者の行動を捉えることを目的に、1991 年から 隔年で、2001 年からは毎年実施している。

(2)調査対象

首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で平成16 年 4 月 1 日から平成 17 年 3 月 31 日の間に、購入した住宅の引渡しを受けた世帯を対象としている。 これらの調査対象者の抽出にあたっては、会員会社の協力を得て、住宅タイプ(新築戸 建て、新築マンション、中古戸建て、中古マンション)のバランスに配慮し、対象を抽出 した。

(3)調査方法

郵送配布・郵送回収

(4)調査期間

発送時期 : 平成17 年 6 月 9 日 回収締切 : 平成17 年 6 月 22 日

(5)配布・回収状況

①発送総数 : 2654 票 ②有効回答数: 961 票 ③回収率 : 36.2% 購入物件の建て方別発送・有効回答数 合計 新築住宅 中古住宅 購入者計 戸建て マンション 購入者計 戸建て マンション 発送数 2654 (100.0%) 1025 (100.0%) 399 (38.9%) 626 (61.1%) 1629 (100.0%) 682 (41.9%) 947 (58.1%) 有効回答数 961 (100.0%) ※N 411 (100.0%) 153 (37.2%) 256 (62.3%) ※O550 (100.0%) 189 (34.4%) 317 (57.6%) ※N 無回答2 票を含む。 ※O 土地(建物は注文建築)7 票、無回答 37 票を含む。

調査概要

(5)

2

(6)回答者の基本属性

世帯主の年齢 合計 新築住宅 購入者 中古住宅 購入者 29 才以下 52 20 32 30~34 才 215 104 111 35~39 才 178 87 91 40~44 才 145 64 81 45~49 才 106 37 69 50~54 才 68 30 38 55~59 才 66 25 41 60 才以上 117 44 73 無回答 14 - 14 全 体 961 411 550 世帯構成 合計 新築住宅購入者 中古住宅購入者 単身 85 29 56 夫婦だけ(子供なし) 232 104 128 夫婦と子供(第一子が小学校入学前)がいる 201 106 95 夫婦と子供(第一子が小学生以上)がいる 332 149 183 夫婦と親が同居(二世代同居) 8 3 5 夫婦と子供と親が同居(三世代同居) 72 17 55 その他 11 2 9 無回答 20 1 19 全体 961 411 550 新築住宅購入者・中古住宅購入者別回答数の推移 今年度 (2005 年度) 昨年度 (2004 年度) 一昨年度 (2003 年) 先一昨年度 (2002 年) 新築住宅購入者 411(42.8%) 392(42.7%) 410(40.0%) 382(45.0%) 中古住宅購入者 550(57.2%) 526(57.3%) 610(60.0%) 473(55.0%) 合 計 961(100.0%) 918(100.0%) 1020(100.0%) 855(100.0%) 4.9 5.8 25.3 20.2 21.2 16.5 10.7 13.3 14.7 15.6 9.0 12.5 6.9 7.3 6.1 7.5 2.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築住宅購入者 (N=411) 中古住宅購入者 (N=550) 29才以下 30~34才 35~39才 40~44才 45~49才 50~54才 55~59才 60才以上 無回答 7.1 10.2 25.8 17.3 23.3 25.3 36.3 33.3 0.9 0.7 4.1 10.0 1.6 0.50.2 3.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築住宅購入者 (N=411) 中古住宅購入者 (N=550) 単身 夫婦のみ 夫婦と子供 (第一子が小学校入学前) 夫婦と子供 (第一子が小学生以上) 夫婦と親が同居 夫婦と子供と親が同居 その他 無回答

(6)

72.2 13.9 5.6 2.8 0.0 11.1 70.8 16.7 4.2 0.0 0.0 8.3 75.0 8.3 8.3 8.3 0.0 16.7 0 20 40 60 80 非課税枠が大きく、一度にまとまった金 額が貰えるから 親族等からの住宅取得金の贈与に関す る特例を利用しているから 贈与金額・回数に制限がないから 年収が1200万円を超えていたから その他  無回答 (%) 全体 (n=36) 新築住宅 (n=24) 中古住宅 (n=12) 68.0 27.8 9.3 2.1 4.1 3.1 67.9 24.5 11.3 1.9 5.7 3.8 68.2 31.8 6.8 2.3 2.3 2.3 0 20 40 60 80 贈与金額が550万円以内であったから 将来の相続税のことを考えずに手軽に 利用できるから 年間110万円の贈与税の基礎控除を利 用するため 祖父・祖母からの贈与であったから その他  無回答 (%) 全体 (n=97) 新築住宅 (n=53) 中古住宅 (n=44) ■ 贈与の金額により異なる税の優遇措置の利用 「親族等からの住宅取得資金の贈与に関する特例」(5 分 5 乗方式)を利用した世帯では、贈 与額 550 万円以下の割合が高く 45.4%を占めるが、「相続時精算課税制度」を利用した世帯 では、贈与額 1,000 万円超が 44.4%を占めている。 「親族等からの住宅取得資金の贈与に関する特例」を利用した理由においては、「贈与金額 が 550 万円以内であったから」がトップを占める一方、「相続時精算課税制度」を利用した 理由においては、「非課税枠が大きく一度にまとまった金額が貰えるから」がトップを占め、 贈与の額により税の優遇措置を使い分ける傾向がみられる。 図1 利用した不動産取得に関する税制措置と親族等からの贈与額 図2 「親族等からの贈与に関する特例」を利用した理由 図3 「相続時精算課税制度」を利用した理由 <平均贈与額> 972.1 万円 1445.9 万円 763.5 万円 887.5 万円 874.4 万円 1297.0 万円

1.贈与に関する税制度の利用状況

4.2 47.7 16.7 45.4 8.3 29.5 25.0 16.5 30.6 16.7 43.4 5.7 33.3 30.2 54.2 6.8 25.0 19.6 44.4 33.3 20.8 8.3 15.9 18.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 親族等からの住宅取得資金の贈与に関する特例(n=53) 相続時精算課税制度(n=24) 親族等からの住宅取得資金の贈与に関する特例(n=44) 相続時精算課税制度(n=12) 親族等からの住宅取得資金の贈与に関する特例(n=97) 相続時精算課税制度(n=36) 550万以下 550万~1千万以下 1千万超 無回答 中古住宅購入者 新築住宅購入者 全 体 (注)「その他」を含めて 5 項目の選択肢から 2 つまで選択 (注)「その他」を含めて 5 項目の選択肢から 2 つまで選択

(7)

4 75.1 79.2 82.8 84.8 86.6 4.0 45.0 72.1 0.6 1.3 13.9 13.2 20.8 24.9 27.9 54.8 12.8 0% 50% 100% 1997年 (n=142) 1999年 (n=179) 2001年 (n=124) 2002年 (n=125) 2003年 (n=174) 2004年 (n=151) 2005年 (n=179) 売却損発生 損得なし 売却益発生 4.0 12.0 11.5 11.3 11.7 20.2 14.4 17.8 18.6 19.6 25.1 29.9 20.5 30.2 31.7 19.0 16.0 5.2 23.1 8.9 10.4 4.8 8.0 5.3 5.0 6.7 2.1 4.9 12.3 13.4 16.8 19.4 17.6 23.6 34.4 35.2 24.6 36.3 31.5 0.6 4.0 1.3 14.5 7.8 8.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1997年 (n=142) 1999年 (n=179) 2001年 (n=124) 2002年 (n=125) 2003年 (n=174) 2004年 (n=151) 2005年 (n=179) 3千万円以上損       2千万円~3千万円未満損       1千万円~2千万円未満損       1千万円未満損          損得なし(0円)   2千万円未満益         2千万円以上益 9.9 8.8 11.7 10.5 8.8 19.6 12.5 30.2 0.6 25.0 9.3 12.5 2.3 50.0 26.3 14.0 29.6 20.9 25.1 26.5 26.3 31.0 18.6 10.5 26.8 25.6 52.9 5.3 2.9 9.3 5.0 2.8 2.8 5.0 21.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築・一戸建て (n=43) 新築・マンション (n=71) 中古・一戸建て (n=19) 中古・マンション (n=34) 土地・注文建築 (n=8) 全体 (n=179) 3千万以上損 2千万~3千万未満損 1千万~2千万未満損 1千万未満損 損益無し(0円) 1千万未満益 1千万~2千万未満益 2千万~4千万以上益 ■ 売却損発生率は依然として増加し 86%に 自己所有住宅から住み替えた世帯の 71.2%が従前住宅を売却しており、このうち売却損が発 生した世帯は、86.6%に達する。売却損発生率は年々増加を続けている。 建て方別にみると、戸建てに比べてマンションの売却損発生率が高く、95%を超えている。 図4 調査年次別売却損益の発生状況 図5 従前住宅の種類別売却損益の発生状況

2.買い換えによる売却損益の発生状況

売却損発生 (注)データの制約上、2001 年以前は「損得なし」を売却損1千万円未満に含めている。 売却損発生

(8)

7.3 47.8 6.3 11.7 34.8 7.4 6.3 19.6 31.3 30.2 1.6 0.6 7.8 14.1 11.1 43.9 12.5 25.1 20.3 33.3 8.7 29.3 37.5 8.7 17.1 50.0 48.1 12.5 5.0 2.4 2.85.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 5年以内 (1999年以降竣工) n=24 5年超~10年以内 (1994~1998年竣工) n=41 10年超~15年以内 (1989~1993年竣工) n=23 15年超~20年以内 (1984~1988年竣工) n=27 20年超 (1983年以前竣工) n=64 全体 (n=179) 3千万以上損 2千万~3千万未満損 1千万~2千万未満損 1千万未満損 損益無し(0円) 1円以上~1千万未満 益 1千万以上~2千万未 満益 2千万以上益 ■ 築 10 年超~15 年の平均売却損益額はマイナス 2,800 万円超 売却住宅の築年数別に売却損の発生状況をみると、築 20 年以内では売却損の発生率がほぼ 100%となっている。他方、「築 20 年超」の売却損発生率は 64.2%であった。 1989~1993 年の 5 年間に竣工した築 10 年超から 15 年の住宅において、売却損の額が特に大 きく、平均売却損益額は-2824.0 万円となっている。 図6 売却住宅の築年数別、売却損の発生状況 売却損発生 <平均売却損益額> -1121.5 万円 -1807.7 万円 -2824.0 万円 -1424.1 万円 -71.8 万円 -1167.8 万円 100%

(9)

6 1534.7 2198.2 1017.4 2253.4 2000.0 2072.0 2831.3 2831.7 1567.2 2344.1 2268.5 1368.0 1055.6 2226.7 2806.7 2479.7 0 1000 2000 3000 4000 現金、預貯金等 前住居の売却金 親族からの贈与 住宅金融公庫融資 年金住宅融資 財形住宅融資 銀行等の民間ローン 企業の社内融資 2005年 2004年 万円 1230.9 2055.5 823.7 2064.4 560.0 1865.0 2647.0 1971.4 1391.2 1800.0 1594.3 2448.2 1302.0 1934.0 2330.7 1009.4 0 1000 2000 3000 4000 現金、預貯金等 前住居の売却金 親族からの贈与 住宅金融公庫融資 年金住宅融資 財形住宅融資 銀行等の民間ローン 企業の社内融資 2005年2004年 万円 27.1 6.1 35.4 43.6 47.7 4.2 3.1 2.4 34.1 29.1 6.9 7.3 4.6 5.1 2.9 9.6 11.1 14.4 2.3 1.1 1.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2003年 2004年 2005年 現金、預貯金等 前住居の売却金 親族からの贈与 公的資金 銀行等の民間ローン 企業の社内融資 その他 自己資金 借入等 ■ 購入資金の調達において、借入金等の割合が増加 「現金、預貯金等」の利用率は前年度より減少し、新築住宅購入者で 77.6%、中古住宅購入 者で 61.5%となった。なお、中古住宅購入者では、「現金、預貯金等」の平均額(1230.9 万 円)が、前年度に比べ約 160 万円減少している。「前住居の売却金」については、平均額が 新築住宅購入者で約 146 万円、中古住宅購入者で約 275 万円、前年度に比べ減少している。 購入資金総額に占める「自己資金」と「借入等」の関係をみると、前年度に比べて「自己資 金」の割合が減少している。 図7 各資金の利用者平均額の変化/新築住宅購入者 図8 各資金の利用者平均額の変化/中古住宅購入者 図9 購入資金の内訳※ <回答者全体> ※資金調達総額に対する各資金の割合

3.住宅購入資金の内訳

(注)利用率は、新築住宅購入者全体(2005 年 N=411、2004 年 N=392) に対する割合 (注)利用率は、中古住宅購入者全体(2005 年 N=550、2004 年 N=526) に対する割合 <利用者数と利用率> 利用者数 利用率 2005年調査 319 77.6% 2004年調査 312 79.6% 2005年調査 38 9.2% 2004年調査 37 9.4% 2005年調査 86 20.9% 2004年調査 87 22.2% 2005年調査 94 22.9% 2004年調査 112 28.6% 2005年調査 1 0.2% 2004年調査 5 1.3% 2005年調査 30 7.3% 2004年調査 30 7.7% 2005年調査 243 59.1% 2004年調査 216 55.1% 2005年調査 23 5.6% 2004年調査 34 8.7% 現金、預貯金等 前住居の売却金 親族からの贈与 住宅金融公庫融資 年金住宅融資 銀行等の民間ローン 企業の社内融資 財形住宅融資 <利用者数と利用率> 利用者数 利用率 2005年調査 338 61.5% 2004年調査 346 65.8% 2005年調査 59 10.7% 2004年調査 62 11.8% 2005年調査 81 14.7% 2004年調査 79 15.0% 2005年調査 16 2.9% 2004年調査 15 2.9% 2005年調査 1 0.2% 2004年調査 1 0.2% 2005年調査 6 1.1% 2004年調査 7 1.3% 2005年調査 342 62.2% 2004年調査 346 65.8% 2005年調査 14 2.5% 2004年調査 15 2.9% 年金住宅融資 財形住宅融資 銀行等の民間ローン 企業の社内融資 現金、預貯金等 前住居の売却金 親族からの贈与 住宅金融公庫融資

(10)

40.4 35.8 36.5 20.4 15.8 11.2 3.6 3.4 1.2 22.2 22.5 26.4 29.1 1.6 6.0 6.2 0.9 31.8 0 20 40 60 80 金利が低かった(低いと感じた) 税の優遇措置(住宅ローン減税等)が有利で 買い時と思った ローンの返済期間などから 自分にとって今が買い時と思った 資金面の理由は特にない 住宅の価格が安くなり、買いやすかった 住宅金融公庫から借入できる まとまったお金が手に入った その他 無 回 答 (%) 新築住宅 (N=411) 中古住宅 (N=550) 79.8 79.1 19.8 19.4 0.4 1.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築住宅購入者 (N=263) 中古住宅購入者 (N=382) 固定金利 変動金利 無回答 ■ 利用した民間ローンの返済金利は、短期固定タイプに利用が集中、 ただし、固定期間10 年以上の割合が増加 資金面からみた住宅購入理由は、「金利が低かった」が最も多く、中古住宅購入者に比べ新 築住宅購入者(40.4%)において、低金利が住宅購入の強い要因になっている。 民間ローン利用者で返済金利に「固定金利」を選択した割合は、新築住宅購入者で 79.8%、 中古住宅購入者では前年度より 7.8 ポイント増加し 79.1%となった。当初固定期間について は、3 年以内が 57.6%と過半を占めているが、前年度に比べて 6.2 ポイント減少している。 逆に 10 年以上では 9.5 ポイント増加している。 図10 資金面の住宅購入理由 図11 利用した民間ローンの返済金利 図12 利用した「固定金利」の当初固定期間 ※ 固定金利と変動金利の別は、当初の返済に適用される利率 ※ %の値は、民間ローンを利用したと回答した世帯数に対する割合 0.2 1.1 0.2 13.8 1.8 2.3 1.0 22.5 16.7 39.9 39.0 15.4 13.1 0.2 19.6 3.8 9.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2005年 (n=496) 2004年 (n=436)  1年  2年  3年  5年  7年 8年 10年 10年超 20年以下 20年超

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8 4.9 5.9 94.8 92.5 0.3 1.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2004年 (N=305) 2005年 (N=307) 利用した 利用しなかった 無回答 33.5 29.9 66.2 69.3 0.3 0.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2004年 (N=367) 2005年 (N=375) 利用した 利用しなかった 無回答 72.2 50.0 38.9 11.1 16.7 5.6 80.0 40.0 26.7 6.7 6.7 6.7 6.7 13.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0 20 40 60 80 100 長期の固定の利率で借りられる 借入れ先として安心 他のローンよりも金利が低かった 不動産会社にすすめられた 親族、知人などにすすめられた 税金や火災保険などの節約にな ると思った 金利以外の条件がよかった その他  無 回 答 2005年 (N=18) 2004年 (N=15) (%) ※複数回答 67.0 50.9 17.9 15.2 4.5 2.7 2.7 8.0 0.0 64.2 58.5 11.4 13.0 6.5 6.5 1.6 4.9 0.8 0 20 40 60 80 100 長期の固定の利率で借りられる 借入れ先として安心 他のローンよりも金利が低かった 不動産会社にすすめられた 税金や火災保険などの節約にな ると思った 親族、知人などにすすめられた 金利以外の条件がよかった その他  無 回 答 2005年 (N=112) 2004年 (N=123) (%) ※複数回答 ■ 住宅金融公庫の利用理由として根強い「長期固定で借りられるから」 住宅金融公庫の融資を適用可能な住宅を購入した世帯の中で実際に公庫融資を利用したと 回答した世帯の割合は、前年度と同程度で、新築住宅購入者で約 30%、中古住宅購入者で約 5%となっている。 公庫融資を利用した理由では、「長期の固定の利率で借りられる」と「借入れ先として安心」 が引き続き強く支持されている。 図13 住宅金融公庫の利用の有無 <新築住宅購入者> 図14 住宅金融公庫の利用の有無 <中古住宅購入者> (注)図 13,14 における公庫融資の利用率は、「公庫融資を利用した」と回答した世帯の割合。 図15 住宅金融公庫を利用した理由の変化 <新築住宅購入者> <中古住宅購入者>

(12)

■ 中古住宅購入者の購入対象は希望エリアの手頃な価格の良質な物件 中古住宅の購入理由は、「希望エリアの物件だったから」(61.6%)がトップ、「手頃な価格 だったから」(59.1%)が第2位と前年度とは順位が入れ代わってはいるが、相変わらず上 位2つを占めており、住環境と物件の価格が購入の決め手となっていることが窺える。第3 位は、「良質な物件だったから」(45.6%)が占めた。 ■ 中古住宅を購入しなかった理由として「質」をあげる割合が減少 新築住宅購入者が中古住宅を選ばなかった理由では、過去、増加傾向を見せていた「中古で は耐久性や品質に不安があるから」「好みに合う中古物件がなかったから」「良い中古物件が なかったから」「安くてもリフォーム費用がかかるから」が、すべて昨年度よりもポイント を減らしており、中古住宅の質に対する認識の変化が窺える。 図16 中古住宅を購入した理由 図17 中古住宅を購入しなかった理由の推移 (中古住宅購入者) (新築住宅購入者)

4.中古住宅に対する意識

66.2 42.1 29.7 23.4 20.7 19.0 15.1 4.9 5.6 5.1 71.9 36.5 40.6 30.6 24.5 25.5 13.3 5.9 5.1 0.8 69.8 37.8 34.1 27.3 22.0 23.2 12.2 8.3 3.4 2.0 63.9 34.5 39.1 20.0 14.2 23.6 17.3 15.2 6.7 1.8 0 20 40 60 80 100 新築の方が気持ちが 良いから 長く住むつもりだから 中古では耐久性や品質に 不安があるから 好みに合う中古物件が なかったから 良い中古物件が なかったから 安くてもリフォーム費用 などがかかるから 新築の方が税制面で 有利だから 中古は公庫融資を 利用しにくいから その他 無回答 2005年調査 (n=411) 2004年調査 (n=392) 2003年調査 (n=410) 2002年調査 (n=330) (%) ※複数回答 61.6 59.1 45.6 35.5 17.5 14.7 5.5 4.2 4.0 4.9 13.3 61.6 65.8 45.8 36.7 16.5 17.7 7.8 7.2 3.0 4.6 7.8 59.7 59.7 34.9 35.4 14.6 14.8 3.6 7.0 2.6 3.3 17.7 63.0 72.5 47.1 41.9 19.2 17.8 1.5 7.8 4.7 5.3 1.1 0 20 40 60 80 100 希望エリアの 物件だったから 手頃な価格だったから 良質な物件だったから 新築にはこだわら なかったから 早く入居できるから リフォームするつもり だったから 中古物件の 流通量が増えたから いずれまた 住み替えをするから いずれ建替えようと 思っているから その他 無回答 2005年調査 (n=550) 2004年調査 (n=526) 2003年調査 (n=610) 2002年調査 (n=473) (%) ※複数回答 住 宅 の 質 と 関 連 す る 項 目

(13)

10 29.3 25.2 22.4 15.1 12.0 0 10 20 30 40 50 建物の性能評価 専門家による税務相談 不動産鑑定評価 リフォーム業者のあっせん 登記に関する調査・手続き代行など ※複数回答 (%) 34.4 19.6 19.0 17.5 13.8 0 10 20 30 40 50 建物の性能評価 白アリ検査 不動産鑑定評価 専門家による税務相談 リフォーム業者のあっせん ※複数回答 (%) 58.6 48.2 30.7 26.3 14.8 14.6 13.9 13.9 13.6 2.9 4.1 10.9 42.5 36.4 16.7 30.0 10.0 12.0 14.9 7.3 13.1 4.2 2.4 17.6 0 20 40 60 80 構造上の性能の保証・アフターサービスなど 修繕・補修などの履歴情報の完備 リフォーム融資の制度拡充 税制における優遇措置の拡充、減税 民間ローンの商品種類・融資額の増加 情報量の増加・情報網の整備 公的融資の制度拡充 登記・権利関係の明確化や手続の改善 所有者の維持・管理に対する意識の向上 チラシや新聞広告などの増加 その他  無回答 新築住宅 (N=411) 中古住宅 (N=550) ※複数回答 (%) ■ 中古住宅の購入において性能保証等に強い関心、 別途費用を支払っても受けたいサービスとして「建物の性能評価」に高ニーズ 中古住宅の購入に求める改善点では「構造上の性能の保証等」や「修繕・補修等の履歴情報 の完備」が上位を占めており、住宅の質への意識の高まりが窺える。これらについては、新 築住宅購入者も同様に改善を望んでおり、新築に比べて分かりにくいとされてきた中古住宅 の構造安全性や耐久性を明確にし、性能を保証する体制の整備が中古住宅市場活性化への重 要課題であると言える。 中古住宅購入者にとって別途費用を支払ってでも受けたいサービスのトップは「建物の性能 評価」で、「専門家による税務相談」及び「不動産鑑定評価」が、一戸建て、マンションの 別に関わらず、上位5位以内に位置している。 図18 中古住宅購入に求める改善点 図19 中古一戸建て購入者にとって別途費用を 支払ってでも受けたいサービス(上位5位) 図20 中古マンション購入者にとって別途費用を 支払ってでも受けたいサービス(上位5位) (注)選択肢数は、「その他」を含めて 14 項目 (注)選択肢数は、「その他」を含めて 14 項目

参照

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