衣服選択の評価基準とそれに基づくクラスター : 購入,着用,廃棄選択における基準とその間の関連 構造
その他のタイトル Evaluative criteria underlying clothing decisions and consumer type based on the criteria : On the decisions of the purchase, wear, and abandonment
著者 高木 修
雑誌名 関西大学社会学部紀要
巻 17
号 1
ページ 37‑66
発行年 1985‑12‑23
URL http://hdl.handle.net/10112/00022732
関西大学「社会学部紀要』第17巻第1号, 1985, pp. 37‑66 ISSN 0お7‑6817
衣服選択の評価基準とそれに基づくクラスター
→入,着用,廃棄選択における基準とその間の関連構造—- 高 木 修
Evaluative criteria underlying clothing decisions and consumer type based on the criteria:
On the decisions of the purchase, wear, and abandonment Osamu Takagi
Abstract
The purpose of this study is to make clear the evaluative criteria used on three important decisions of the purchase, wear, and abandonment in the sequence of clothing behaviors, to examine relationships of the criteria applied to those clothing decisions, and to tr)'. the clustering of subjects based on the criteria. Criteria to be attached importance on the decisions of the purchase and wear are different between the casual and formal situation. Structures of the cri‑
teria in these situations are also differed.
Several criteria are used consistently through three decisions. It is possible to cluster the subjects in terms of the evaluative criteria.
key words : clothing decision, evaluative criterion, consumer type, clothing behavior, consumer behavior, fashion
抄 録
この研究の目的は,被服行動において直面する重要な3つの選択決定で人々が使用 する評価基準をくつろぎとフォーマルという代表的な場面別に解明して比較すること,
また,場面別に,決定間の基準適用の関連性を究明すること,さらに,この基準の適用 の仕方から人々のタイプ分けを試みることである。
結果を場面間で比較すると,重視する基準項目及び基準構造は,購入・着用の各決定に おいてかなり相違していた。<つろぎ着では着心地,着こなし,手入れ等が,フォーマ ル着では品質,似合う, TPO等が重視された。基準の構造は,フォーマル着の場合,
一層細分化されていた。なお,場面に共通する基準の存在も確認された。
3つの決定を通じて働く基準がいくつか認められた。さらに,この基準適用法に基づ くタイプ分けは可能であった。
キーワード:衣服選択,選択基準,消費者タイプ,被服行動,消費(者)行動,流行
関西大学『社会学部紀要」第17巻第1号
[問 題]
受身的立場にある消費者としてではなく,むしろ個人の人格を有する生活者として人は, 自 分自身の生活価値観に基づいて, より良い生活を営むための手段として, 自分にふさわしい商 品を選び,それらを組み合わせて独自のライフ・スタイルを積極的に創造するようになってき たと言われている。彼らは,選別的態度で商品を慎重に選択決定する。それゆえに,彼らの購 買・消費行動は,人によって, また,同一個人でも場面によって異なってくる。
このことは,被服行動にも当てはまる。人の衣生活は,多様化し,個性化している。人は,
自分自身のファッション・スタイルを持ち,社会から制約を受けつつも, 自己表現の手段とし て,独自の被服行動の選択を行っている。
人は,被服行動において, 3つの重要な選択に直面する。すなわち,それらは,購入,着用,
廃棄の選択である。彼あるいは彼女は,多分,それぞれの選択に際して用いることのできる基 準群を持っており,必要に応じてその独自の適用を試みているだろう。高木(1983)は,合計 274名の男女大学生を対象に調査を実施し,衣服の購入選択に際して用いられる6種類の評価基 準を究明した。色・柄,デザイン・スタイル,品質,用途の広さ,着用の容易さ,手入れの簡 単さ,値段などの24個の評価基準項目のそれぞれが,衣服の購入選択に当って, 「とても気にな る」から「まったく気にならない」までの5段階で評定することを対象者に求め,その評定値 を因子分析して,
①外観嗜好・適合性(寄与率23.9%)−−衣服の外観に着目して, 自分の好きな, 自分に似 合う,感じの良いといった観点から衣服を評価して,
②流行性(17.7%)−その衣服のデザイン・スタイル,色・柄,及び素材が今流行してい るものかどうかといった観点から評価して,
③実用性・経済性(16.4%)−長く着れる,着心地が良い,手入れが簡単,着こなしが簡 単,値段などの観点から評価して,
④品質・伝統性・信頼性(15.5%)−縫製が丁寧,生地の質が良い,伝統的な色・柄,
信頼できる店で売っているといった観点から評価して,
⑤他者承認獲得(13.5%)一他者が認める色・柄やデザイン・スタイルかどうかといった 観点から評価して,
⑥組み合わせ(13.0%)−自分のワード・ローブに合う色・柄やデザイン・スタイルかど うかといった観点から評価して,
衣服の購入選択を行うことを解明した。
中川(1984)は, 490名の女子大学生を対象に調査を行い, さまざまな生活場面で着用する衣
衣服選択の評価基準とそれに基づくクラスター(高木)
服を選択する際に用いられる 3種類の評価基準を究明した。肌ざわりや着心地が良い,洗濯や 手入れが簡単,自分の好きなデザインの衣服といった11種類の着装基準項目のそれぞれを,着 用選択に際して,「とても気にする」から「まったく気にしない」までの4段階で評定すること
を対象者に求め,その評定値を因子分析して,
①社会性(寄与率48.2%) —自分の立場やその場の雰囲気に合った,周囲の人に好ましく 思われる衣服かどうかといった観点から評価して,
②ファッション性 (34.5%) —自分を目立たたせたり,演出したりできるような流行の衣 服かどうかといった観点から評価して,
③着心地・実用性 (17.3%) —肌ざわりや着心地が良いとか手入れや洗濯が簡単な衣服か どうかといった観点から評価して,
衣服の着装選択を行うことを解明した。
藤原 (1984)は, 10代から50代にいたる370名の女性を対象に調査を行い,衣服の廃棄選択に おいて用いられる3種類の評価基準を明らかにした。前述の高木 (1983)や中川 (1984)の手 続と異なり,たとえば,シミがつき洗濯しても落ちない衣服,デザインが流行遅れになった衣 服,取り扱いや手入れが面倒な衣服,といった20種類の衣服を挙げて,そのようになったそれ ぞれの衣服を,「必ず廃棄する」から「絶対に廃棄しない」までの5段階で評定するように対象 者に求め,その評定値を因子分析して,
①嗜好的損傷(寄与率45.̲1%)ー一色・柄やデザインが流行遅れとなってやぼったくなった り,飽きたり,あるいは,似合わなくなったと感じられると,
②物理的損傷 (33.2%)一洗濯などによって型くずれ,縮み,色あせが起ったり,長年の 着用でスリ切れ,外観が悪くなったりすると,
③着用気づかい (21.7%) —取り扱いや手入れが面倒であったり,他の衣服と組み合せる ことが難しいと,
衣服の廃棄が決定されることを解明した。
ところで,人が選択において重要視する基準は,購入,着用,廃棄の間で相互に関連し,そ こに何らかの一貫性の存在が推定できる。さらに,主として用いられる場面を異にする衣服,
たとえば,フォーマルな湯面で用いられる衣服,町に出掛ける時に着る衣服,あるいは,家の 中でくつろいでいる時に着る衣服などによって,基準構造や基準間の関連構造も異なるだろう。
そこで,この研究では,人が衣服の購入,着用,廃棄の各選択におけて適用する基準の構造 を明らかにし,また,選択間の基準の関連性を究明し,さらに,全体的な基準の適用法に基づ いて人をタイプ分けすること,そしてまた,くつろぎの場面で使用する衣服の場合と,フォー マルな場面で使用する衣服の場合とで,以上の結果にどのような差異と関連性が見られるかを 明らかにすることを目的にする。
関西大学「社会学部紀要』第17巻第1号
[ 方 法 ]
1. 対 象 者
比較的自由な装いが可能であり,しかも一般に服飾にかなりの関心を持っていると言われる 女子の大学生(249名)を調査対象者とした。その構成は,女子大学生81名,女子短期大学生109 名,そして,男女共学大学の女子学生59名である。
2 • 手 続
(1) 基準項目の選定 高木 (1983)は基準項目の選定に当り, Jenkins& Dickey (1976)に よる 2種類の基本的評価次元,すなわち,外観志向性と実用志向性を参考にした。そして,前 者に関係する項目として,色・柄,デザイン・スタイル,素材,全体のフィーリングを,後者 に関係する項目として,品質,用途の広さ,着用の容易さ,手入れの簡単さを選んだ。さらに,
これらの2次元に直接関係しないが,選択において考慮されると思われる項目として,値段,
ブランド,及び購入店舗をも選んだ。なお,特に,色・柄とデザイン・スタイルの項目の場合,
「流行している」,「他者が認める」,「伝統的な」,「自分の好きな」,「自分に似合う」,及び「自 分のワード・ローブに合う」といった特性とそれぞれを組み合せて項目とした。このようにし て,合計24種類の基準項目を選定した。
前述の通り,分析の結果,「組み合わせ」という評価基準を析出することができたが,「自分 のワード・ローブに合う」ということの意味が対象者にとってかなり不明確であった。したがっ て,その特性を設けた趣旨を明確にするために,その特性の代りに,「他の服と合う」,「他の装 飾品(靴・鞄・アクセサリー等)に合う」,及び「ヘアースタイルに合う」といった特性を用い て項目を作成することにした。その結果,表1に示されている25種類の基準項目をこの研究で 用いることになった。
購入,着用,及び廃棄の選択において用いられる評価基準を,以前の研究による基準と比較 しつつ,解明することに加えて,この研究では,選択間の基準の関連性を明らかにすることも 計画されていた。したがって,着用及び廃棄における基準項目の選定に当っては,まず, 1984 年11月,対象者と同種の大学の72名の女子学生にプリテストを実施し,衣服を着用あるいは廃 棄する際どのような点に気をつけるかを自由記述法で調査した。そして,得られた考慮点を内 容分析して,代表的なものに整理し,その中から中川 (1984)や藤原 (1984)の研究で用いら れた基準項目に対応するものをそのまま,あるいは,多少表現を変えて採用した。また,購入 選択における基準項目にできるだけ対応する項目も選ぶことにした。さらに,残った項目の中
衣服選択の評価基準とそれに基づくクラスター(高木)
から,必要と思われるものも新たに基準項目に採用した。その結果,着用選択に関しては,表 7に示されている.また,廃棄選択に関しては,表13に示されているそれぞれ30種類の基準項 目が用いられることになった。
(2) 調査表 (1)のようにして選定された25種類の購入基準項目(表1), 30種類の着用基準項 目(表7),及び, 30種類の廃棄基準項目(表13)を印刷した調査票を対象者に与え,くつろぎ の場面で使用する衣服(以後「くつろぎ着」とする),あるいは,フォーマルな場面で使用する 衣服(以後「フォーマル着」とする)を購入,着用,および廃棄するとしたら,それぞれの基 準項目の内容がどの程度気になるか,その程度を「とても気になる」から「少し気になる」.「ど ちらともいえない」,「あまり気にならない」,「全く気にならない」までの5段階で評定するよ うに求め,この順に5点から 1点までの得点を与えた。なお,これらの基準評定に加えて,フェ イス項目として,性別,年令,大学種別,居住形態および1カ月の衣料費についての回答も求 めた。
(3) 調査の実施 この調査は,配票留置法と集団実施法とによって行われた。その実施期間 は, 1984年12月13日より1985年1月9日までである。
3 • 分 析
まず,選択に際して人がよく考慮する基準項目と,くつろぎ着とフォーマル着の2場面によ るその違いを見るために,項目ごとに平均評定値を算出し,それを項目間で比較するとともに 場面間での有意差検定 (t検定)も行った。つぎに,基準の構造を,くつろぎ着とフォーマル 着の場面別に.解明するために,購入,着用,廃棄の各選択における基準項目の評定値をもと に,主成分分析をそれぞれ選択ごとに行い,単純構造化のためにプロマックス回転を行った。
また,場面に共通する基準を解明するために,購入,着用,廃棄の選択別に,各項目の評定値 ではなく,基準を析出するための分析によって得られた主成分得点を用いて,主成分分析及び プロマックス回転を行った。さらに,選択間の基準の関連性を明らかにするために,ここでも 各項目の評定値ではなくて,先の購入,着用,廃棄の主成分分析に基づく主成分得点を用いて,
場面別に,主成分分析およびプロマックス回転を行った。さらにまた,選択間の基準の関連性 を究明した主成分分析に基づく主成分得点を用いて,場面別に,クラスター分析(ユークリッ
ド距離によるワード法)を行い,基準適用の型による対象者のクラスター分けを行った。そし て,得られたクラスターをフェイス項目を用いて特徴づけた。
関西大学『社会学部紀要』第17巻第1号
[結果と考察]
1. 購入基準とその構造
衣服の購入に際して対象者が各基準項目をそれぞれどの程度気にするかは,表1の各基準項 目の平均評定値から判断できる。くつろぎ着の場合,着心地の良さ,手入れの簡単さ,自分に 似合い好きな色・柄,好きなデザイン・スタイルであることなどの点が,他方,フォーマル着 の場合,生地や縫製の点で良質,自分に似合うデザイン・スタイルや色・柄,全体の良いフィー
リングなどの点が比較的よく気にかけられるようである。
表1 購入基準項目及ぴ平均評定値とその差の有意水準
番号 購 入 基 準 項 目 平 均 評 定 値 の
くつろぎ着 フォーマル着 差 有 意 水 準 1 生地の質の良い服であること 3.57 4.69 ***
2 伝統的なデザイン・スタイルの服であること 2.26 3.79 ***
3 流行しているデザイン・スタイルの服であること 2.54 3.15 ***
4 ヘアースタイルに合う服であること 2.45 4.21 ***
5 流行している色・柄の服であること 2.62 3.21 ***
6 自分の好きなデザイン・スタイルの服であること 4.23 4.44 **
7 着こなし方の簡単な服であること 4.10 3.47 ***
8 他の服と合う服であること 3.66 3.44 * 9 長く着ることのできる服であること 4.16 4.32 * 10 信頼できる店で売られている服であること 3.03 4.29 ***
11 全体のフィーリングの良い服であること 3.87 4.50 ***
12 他者が認める色・柄の服であること 2.91 4.12 ***
13 その服の値段はどうか 4.03 4.15 n s 14 他の装飾品(靴・鞄・アクセサリー等)に合う服であること 2.49 4.38 ***
15 縫製の丁寧な服であること 3.94 4.60 ***
16 流行している素材を使っている服であること 2.35 2.99 ***
17 伝統的な色・柄の服であること 2.31 3.57 ***
18 いろいろと変化の楽しめる服であること 3.17 3.27 n s 19 自分の好きな色・柄の服であること 4.21 4.39 * 20 有名プランドの服であること 2.02 3.45 ***
21 自分に似合うデザイン・スタイルの服であること 4.12 4.64 ***
22 着心地の良い服であること 4.58 4.20 ***
23 自分に似合う色・柄の服であること 4.24 4.59 ***
24 手入れの簡単な服であること 4.35 3.47 ***
25 他者の認めるデザイン・スタイルの服であること 2.75 3.99 ***
注) ***:P<.001 * * : P < . 0 1 • : P < . 0 5 ns : 有意差なし
衣服選択の評価基準とそれに基づくクラスター(高木)
値段や変化の楽しさという点の配慮は, <つろぎ着とフォーマル着の間で相違しないが,こ れら以外の全ての基準項目で場面間に有意差が認められた。着心地の良さ,手入れの簡単さ,
着こなしの簡単さ,そして手持の服と合うという点は, くつろぎ着の場合に一層気にかけられ るが,それら以外の点は,逆にフォーマル着の場合に一層注目される。
購入基準の構造は, くつろぎ着(表2, 4)とフォーマル着(表3, 5)で相違している。
くつろぎ着の購入選択には, 5つの基準が,フォーマル着の場合には, 7つの基準がそれに関 わるようである。なお,それぞれの購入基準は,各表中に示された特性をその内容として持っ ている。
表2 くつろぎ着の購入基準(主成分分析/プロマックス回転)
番号 第1基準 第2基準 第3基準 第4基準 第5基準 共 通 性 16 .667 ‑.093 ‑.025 .074 .003 .682 20 .649 ‑.237 ‑.006 .213 ‑.043 .604 5 .631 .214 ‑.193 ‑.118 ‑.093 .694 4 .597 .155 ‑.176 ‑.044 ‑.098 .577 3 .591 .206 ー,.277 ‑.044 ‑.016 .693 14 .562 .015 ‑.107 .143 .024 .577 12 .469 ‑.116 .418 ‑.157 .151 .758 18 .348 .229 .070 .050 .005 .413 19 ‑.111 .686 .002 .015 .090 .644 6 .091 .668 ‑.059 .075 ‑.069 .698 21 .087 .637 .192 ‑.108 ‑.057 .698 23 .076 .490 .341 ‑.018 ‑.027 .646 13 ‑.077 .453 .045 .046 .146 .360 11 .234 .390 .223 .014 ‑.076 .512 8 .239 .358 .091 .051 .143 .576 24 ‑.135 .082 .723 .101 ‑.172 .676 22 ‑.201 .261 .555 .220 ‑.104 .674 7 ‑.194 .205 .431 .064 .121 .387 25 .402 ‑.080 .422 ‑.150 .156 .669 15
,
‑.083 .116 ‑..012029 ..124178 ..659043 ‑.105 .064 ..653090 1 .118 .176 ‑.155 .476 .188 .555 10 .439 ‑.165 .067 .463 .031 .580 2 ‑.115 .032 ‑.106 .060 .802 .843 17 .093 .069 ‑.091 ‑.061 .630 .716関西大学「社会学部紀要』第17巻第1号
これらの購入基準の構造を高木 (1983)のそれと比較してみる。高木の基準構造は,衣服の 使用場面を限定しない,一般的な構造であることをまず記憶しておかねばならない。高木(1983)
の第1基準は,外観嗜好・適合性であった。フォーマル着の第1基準がそれに該当するが,<
つろぎ着の場合は,さらにそれに経済性も加わって第2基準を構成している。高木の第2基準 は流行性であり,これは,フォーマル着の第2基準に該当する。くつろぎ着の場合は,ヘアー スタイルや装飾品に合うといった調和性の観点も含めた第1基準が,高木・(1983)の第2基準 に対応している。さて,第 3 基準は実用性•経済性であったが,これは,くつろぎ着及びフォー マル着の第3基準にほぼ対応する。しかし,前者の場合は経済性が除かれ,後者の場合はそれ
表3 7ォーマル着の購入基準(主成分分析/プロマックス回転)
番号 第1基準 第2基準 第3基準 第4基準 第5基準 第6基準 第7基準 共 通 性 23 .710 .019 .043 .056 ‑.105 ‑.120 ‑.097 .626 21 .695 ‑.095 ‑.037 .016 ‑.044 .031 ‑.001 .678 19 .670 .172 ‑.051 ‑.196 .017 .050 .013 .654 6 .649 ‑.070 .073 ‑.053 .004 ‑.092 .123 .577 11 .589 ‑.073 .016 .084 .054 ‑.009 .094 .548 1 .283 ‑.191 ‑.029 .199 .072 .216 .090 .421 3 ‑.051 .814 .009 .018 ‑.064 ‑.014 .090 .783 5 ‑.031 .758 ‑.009 ‑.029 ‑.029 .022 .212 .756 16 ‑.045 .726 .118 .151 ‑.02I 6 ‑.076 ‑.034 .696 20 .134 .519 ‑.095 .313 ‑.054 .074 ‑.233 .650 24 ‑.107 .058 .779 .172 ‑.107 .074 ‑.158 .709 7 .017 ‑.069 .760 .099 .102 ‑.069 .033 .702 22 .037 ‑.097 .625 .147 ‑.248 .196 .048 .596 18 .136 .293 .487 ‑.187 .136 ‑.029 ‑.042 .624 8 .070 .123 .47'1 ‑.252 .201 .064 .134 .626 25 ‑.076 .046 .119 .790 .073 ‑.203 .255 .757 12 .024 .029 .101 .646 .141 ‑.018 .135 .638 10 .026 .208 ‑.260 .295 .176 .281 ‑.022 .567 2 ‑.067 ‑.100 .019 .120 .830 .004 ‑.025 .781 17 .012 ‑.028 ‑.001 .132 .819 .011 ‑.050 .801 13 ‑.146 .128 .084 ‑.223 .035 .671 .139 .589 15
,
..001502 ‑.131 ‑.114 ‑.054 .196 ‑.001 ‑.004 ‑.102 .095 ..640718 ‑.290 .279 ..650422 14 .020 .069 ‑.002 .120 ‑.020 .197 .674 .637 4 .091 .122 ‑.040 .276 ‑.052 ‑.014 .633 .614衣服選択の評価基準とそれに基づくクラスクー(高木)
表4 くつろぎ着の購入基準
I~
第1基準 第2基準 第3基準 第 4基準 第5基準特 流 行 性 嗜 好 性 着 用 性 品 質 性 伝 統 性 調 和 性 適 合 性 保 持 性 信 頼 性
性 経 済 性
表5 フォーマル着の購入基準
\
第1基準 第 2基準 第3基準 第4基準 第5基準 第6基準 第7基準特 嗜 好 性 流 行 性 着 用 性 社 会 性 伝 統 性 経 済 性 調 和 性
適 合 性 保 持 性 品 質 性
性 組み合せ
に代って組み合わせが加わっている。なお,他の服と合うという組み合わせの観点は,高木で は第6基準として独立した基準になっているが.<つろぎ着では基準構成にほとんど参与して いない。第4基準は品質・伝統性・信頼性であった。くつろぎ着の場合.この基準は第4と第 5の基準に分れている。フォーマル着の場合は多少複雑であり,第5と第6の基準に別れ,後 者では品質性が経済性と結ぴついている。そして.信頼できる店で売られているという信頼性は,
フォーマル着の基準構成にあまり関わっていないようである。第5基準は,他者承認獲得であ ったが,これは.フォーマル着の第4基準に該当する。しかし,家でくつろいでいる時に着る服
表6 共通購入基準(主成分分析/プロマックス回転)
~
第 1 共 第 2通 購第 3入 基第 4準 共通性くつろぎ ー第1 .750 ‑.057 .196 .014 .710 くつろぎ ー第5 .695 ‑.238 .267 ‑.037 .682 フォーマルー第2 .642 .148 ‑.297 .269 .565 購 フォーマルー第5 .629 .120 ‑.192 .021 .435 フォーマルー第6 ‑.016 .767 .060 .037 .624 入 フォーマルー第4 .203 .715 ‑.006 ‑.451 .764 フォーマルー第1 ‑.146 .690 .155 .351 .685 基
くつろぎ ー第2 ‑.003 .055 .771 .034 .656 くつろぎ ー第4 ‑.106 .019 .708 .011 .517 準 くつろぎ ー第3 .092 .263 .492 .014 .407 フォーマルー第7 ‑・004 .048 ‑.004 . 713 .518 フォーマルー第3 ・209 ‑.033 .060 .683 .543