C OM PR E H E N S I V E IN T E R NE T S E C UR I T Y™
SonicWALLセキュリティ装置
SonicWALL SSL-VPN
管理者ガイド
目次
本書の使い方 . . . v
本書について. . . v 本書の構成 . . . v 本書の表記について . . . vi SonicWALL テクニカル サポート . . . vii 製品とサービスに関するお問い合わせ . . . vii SonicWALL 管理インターフェース . . . .viii 管理インターフェースのナビゲート . . . ix 状況バー . . . ix 変更の適用 . . . ix テーブルのナビゲート . . . x 管理インターフェースの共通アイコン. . . xi ヘルプ . . . xi ログアウト . . . xiSSL-VPN の概要. . . 1
SSL-VPN の概要. . . 2 暗号化の概要 . . . 2 SSL ハンドシェーク プロシージャ . . . 2 仮想プライベート ネットワーク (VPN) 用の SSL. . . 3 SonicWALL SSL-VPN の主要な概念 . . . 4 ポータルの概要 . . . 4 レイアウトの概要 . . . 4 ドメインの概要 . . . 4 One - Arm アプローチ . . . 5 NetExtender の概要. . . 5 DNS の概要 . . . 6 ネットワーク ルートの概要 . . . 6 配備のガイドライン . . . 7 サポートするユーザ接続数. . . 7 リソース タイプのサポート . . . 7 SonicWALL 製品との統合. . . 7 3 つのアプローチ. . . 8 NetExtender の概念. . . 8 ファイル共有 . . . 8 ネットワーク リソース . . . 9 リモート デスクトップ プロトコル . . . 10 アプリケーション プロトコル. . . 10基本システム エンティティの設定. . . 11
ブラウザ要件. . . 12 ウェブ管理インターフェースの概要 . . . 13 ウェブ インターフェースのレイアウト . . . 15 状況環境の概要 . . . 15 システム情報 . . . 17 最近の警告 . . . 17イベント ログの概要 . . . 19 ログ設定の概要 . . . 21 使用中のユーザ数の概要 . . . 23 時刻と日付の設定. . . 24 ソフトウェアとシステムの使用の設定. . . 25 バックアップ設定ファイルのエクスポート . . . 25 設定ファイルのインポート . . . 26 設定の保存. . . 27 変更後の設定の自動保存. . . 27 設定ファイルの暗号化. . . 27 証明書の管理 . . . 28 証明書署名リクエストの生成 . . . 28 証明書のインポート . . . 29 監視の概要. . . 30 個別ロゴの設定 . . . 32 診断の実行. . . 32
ネットワーク設定の構成 . . . .35
基本ネットワーク管理タスク . . . 36 ネットワーク インターフェースの設定 . . . 36 DNS 設定の構成 . . . 38 装置のデフォルト ルートの設定 . . . 39 装置の静的ルートの設定. . . 40 ホスト解決の設定 . . . 41 ネットワーク オブジェクトの設定. . . 43 NetExtender の設定 . . . 46ユーザ アクセス ポリシーとグループ アクセス ポリシーの設定 . . . .49
アクセス ポリシーの概念. . . 50 グループの設定 . . . 50 新規グループの追加 . . . 50 グループの削除. . . 51 グループの編集. . . 51 グループ ポリシーの編集 . . . 52 グループ ブックマークの設定 . . . 54 LDAP 認証ドメインのグループ設定 . . . 56 LDAP 属性の例 . . . 59 LDAP 属性情報. . . 59 LDAP ユーザおよび属性の例. . . 59 LDAP サーバの問い合わせ . . . 60 アクティブ ディレクトリ、 NT、 および RADIUS ドメインのグループ設定 . . . 60 ユーザの設定 . . . 61 新規ユーザの追加 . . . 61 ユーザの削除 . . . 63 ユーザの編集 . . . 63 ユーザ ポリシーの編集 . . . 64 ユーザ ブックマークの編集 . . . 68 ログイン ポリシーの設定 . . . 70 グローバル設定 . . . 74 グローバル設定の編集 . . . 74 グローバル ポリシーの編集 . . . 75
-ポータル レイアウトとドメインの設定. . . 79
ポータル レイアウト . . . 80 ポータル レイアウト環境の表示 . . . 81 ポータル レイアウトの設定 . . . 82 認証ドメインの概要 . . . 86 ローカル ユーザ データベース認証の設定 . . . 87 RADIUS 認証の設定 . . . 88 NT ドメイン認証の設定 . . . 89 LDAP 認証の設定 . . . 90 アクティブ ディレクトリ認証の設定 . . . 91 アクティブ ディレクトリのトラブルシューティング. . . 92 ドメイン設定テーブル . . . 92 ドメインの削除 . . . 92SonicWALL SSL-VPN 装置のサードパーティ ファイアウォール用設定 . . . . 93
Cisco PIX を SonicWALL SSL-VPN 装置と共に配備するための設定 . . . 93 準備 . . . 93 方法 1 LAN インターフェース上に SonicWALL SSL-VPN 装置を配備する. . . 94 方法 2 DMZ インターフェース上に SonicWALL SSL-VPN 装置を配備する . . . 96 Juniper . . . 99 Linksys WRT54GS . . . 99 Watchguard Firebox X Edge. . . 100 Netgear FVS318 . . . 101 Netgear Wireless Router MR814 SSL の設定 . . . 103 Checkpoint AIR 55 . . . 104 SonicWALL SSL-VPN と Check Point AIR 55 を連携させる . . . 104 静的ルート . . . 105 ARP . . . 105索引 . . . 107
本書の使い方
本書について
SonicWALL SSL-VPN 管理者ガイドをご利用いただき、 ありがとうございます。 本書では、 SonicWALL SSL-VPN 装置に合わせて SonicWALL SSL-VPN を正常に起動、 設定、 管理するために必要な情報 について説明します。 補足 本書の最新バージョンと、 その他の SonicWALL 製品、 およびサービスのマニュアルについては、 〈http://www.sonicwall.com/japan/products/documentation.html〉 を参照してください。本書の構成
SonicWALL SSL-VPN 管理者ガイドは、 SonicWALL SSL-VPN ウェブ管理インターフェースの構造に 従って以下の章から構成されています。第 1 章、 SSL-VPN の概要
この章では、 SonicWALL SSL-VPN 装置の機能と、 SSL-VPN 技術の概要について説明します。第 2 章、 基本システム エンティティの設定
この章では、 以下の SonicWALL SSL-VPN 装置の操作について説明します。 • システム状況情報の管理 • SonicWALL 装置の登録 • SonicWALL セキュリティ サービス ライセンスのアクティブ化と管理 • SonicWALL 装置のローカル管理オプションとリモート管理オプションの設定 • ファームウェア バージョンとプリファレンスの管理 • 個別ロゴの設定 • 証明書のインポート • Ping 診断第 3 章、 SSL-VPN ネットワークの設定
この章では、 ネットワーク環境に合わせた SonicWALL 装置の設定について説明します。 SonicWALL 管 理インターフェースのネットワーク セクションに含まれている機能は、 以下のとおりです。 • インターフェース - 機器のネットワーク インターフェースを設定する • DNS - 機器のホスト名、 使用する DNS / WINS サーバを設定する • ルート - 機器のデフォルト ゲートウェイや、 その他の静的ルートを設定する • ホスト解決 - 内部の名前解決のためのホスト名と IP アドレス情報を設定する • ネットワーク オブジェクト - HTTP サービス、 FTP サービス、 RDP サービス、 SSH サービス、 ファイ ル共有などのネットワーク リソースを表す再利用可能なネットワーク オブジェクトを作成する第 4 章、 ユーザ アクセス ポリシーとグループ アクセス ポリシーの設定
この章では、 SonicWALL SSL-VPN 装置のアクセス ポリシーの設定について説明します。 また、 ユーザ /グループ/グローバル レベルのブックマークの作成について説明します。第 5 章、 ポータル レイアウトとドメインの設定
この章では、 ポータル レイアウトとドメインの設定について説明します。本書の表記について
本書の表記規則は以下のとおりです。本書で使用されているアイコン
これらの専用メッセージは、 注目すべき情報があることを示すものです。 すぐに見分けられるように記号が付 いています。S
警告 装置のパフォーマンスに影響する機能、 セキュリティ機能、 または発生する可能性のある Sonic WALL の問題について警告する重要な情報9
ヒ ン ト SonicWALL のセキュリティ機能と設定についての役立つ情報 補足 特に注意を必要とする機能についての重要な情報Â
参照 付属ガイドやその他の資料に記載されている関連情報の参照アドバイス 表記規則 使い方 太字 SonicWALL装置管理インターフェースで選択できる項目を強調表 示する 斜体 フィールドに入力する値を強調表示する。 例えば、 "IPアドレス フィールドに192.168.168.168と入力します"となる メニュー項目 > メニュー項目 複数のステップからなる管理インターフェースのメニュー選択項目を 示す。 例えば、 セキュリティ サービス > コンテンツ フィルタは、 セキュリティ サービスを選択してから、 コンテンツ フィルタを選択 することを意味するSonicWALL テクニカル サポート
テクニカル サポートへのご質問については、 まず SonicWALL のウェブ サイト 〈http://www.sonicwall.com/support/support.html〉 を参照してください。 ウェブベースのリソースで、 ほとん どの技術問題は解決することができます。 解決できない場合は、 SonicWALL テクニカル サポートにお問い 合わせください。 お電話でのお問い合わせ先は、 以下のとおりです。北米電話サポート
米国 / カナダ - 888.777.1476 または+ 1 408.752.7819国際電話サポート
オーストラリア - + 1800.35.1642 オーストリア - + 43 (0) 820.400.105 EMEA - + 31 (0) 411.617.810 フランス - + 33 (0) 1.4933.7414 ドイツ - + 49 (0) 1805.0800.22 香港 - + 1.800.93.0997 インド - + 8026556828 イタリア - + 39.02.7541.9803 日本 - + 81 (0) 3.5460.5356 ニュージーランド - + 0800.446489 シンガポール - + 800.110.1441 スペイン - + 34 (0) 9137.53035 スイス - + 41.1.308.3.977 英国 - + 44 (0) 1344.668.484 補足 テクニカル サポートの最新の電話番号については、 〈http://www.sonicwall.com/support/ contact.html〉 を参照してください。製品とサービスに関するお問い合わせ
SonicWALL 製品とサービスの詳細については、 SonicWALL 販売代理店またはゴールドパートナー 〈http:// www.sonicwall.com/japan/corporate_info/distributors.html〉 までお問い合わせください。SonicWALL 管理インターフェース
SonicWALL SSL-VPN 装置のウェブベース管理インターフェースは、 SonicWALL SSL-VPN 装置を設 定するための使いやすいグラフィック インターフェースです。 以下に、 管理インターフェースの主なオブジェクト について説明します。
管理インターフェースのナビゲート
SonicWALL 管理インターフェースのナビゲートには、 ナビゲーション バー (ブラウザ ウィンドウの左側) のメ ニュー ボタンの階層が含まれます。 メニュー ボタンを選択すると、 関連する管理機能がナビゲーション バー にサブメニュー項目として表示されます。 サブメニュー ページにナビゲートするには、 リンクを選択します。 メニュー ボタンを選択すると、 最初のサブメ ニュー項目ページが表示されます。 最初のサブメニュー ページは、 メニュー ボタンを選択すると自動的に表 示されます。 例えば、 ネットワーク ボタンを選択すると、 ネットワーク > 設定ページが表示されます。状況バー
管理インターフェース ウィンドウの一番下の状況バーには、 SonicWALL 管理インターフェースで実行された アクションの状況が表示されます。変更の適用
SonicWALL 管理インターフェースの右上角の適用ボタンを選択すると、 そのページで行なった設定変更が 保存されます。設定が管理インターフェースの中の 2 次ウィンドウにある場合は、 OK ボタンを選択します。 これで、 その設 定は SonicWALL 装置に自動的に適用されます。
テーブルのナビゲート
エントリの数が多い管理インターフェースのテーブルをナビゲートするには、 テーブル上部のナビゲーション ボタ ンを使います。 ナビゲーション ボタンには以下のものがあります。 検索フィールド 範囲リスト 検索ボタン 除外ボタン リセット ボタン 表示するページ リスト ナビゲーション ボタン 説明 検索 範囲リストで選択した範囲に基づき、 指定した設定を含むログを検索で きる。 範囲には、 時間、 優先順位、 送信元、 送信先、 およびユー ザがある。 検索結果にリストされる結果の順序は、 選択した範囲によっ て異なる 除外 検索条件に一致するログ以外のログ エントリを表示できる 表示するページ エントリの数が多いために複数のページが表示される場合に、 ページを基準リスト ドロップダウン リスト ボックスで選択する範囲に基づいてテーブル ページも検索できます。
管理インターフェースの共通アイコン
以下に、 SonicWALL 管理インターフェースで使用される共通アイコンの機能について説明します。 編集 アイコンを選択すると、 設定を編集するためのウィンドウが表示されます。 削除 アイコンを選択すると、 テーブル エントリが削除されます。 コメント アイコンの上にポインタを移動すると、 コメント フィールド エントリのテキストが表示されます。ヘルプ
各 SonicWALL 装置では、 管理インターフェースからウェブベースのオンライン ヘルプを利用することができ ます。 各ページの右上角の疑問符?ボタンを選択すると、 そのページに対応する 状況に応じたヘルプが表示されます。 補足 SonicWALL SSL-VPN 装置のオンライン ヘルプにアクセスするには、 インターネットとの接続が確立 されている必要があります。ログアウト
メニュー バーの一番下のログアウト ボタンを選択すると、 管理インターフェース セッションが終了し、 ブラウザ セッションが縮小されます。SSL-VPN の概要
SonicWALL SSL-VPN 装置は、 リモート社員やモバイル社員のための単純、 安全かつクライアント不 要のリモート ネットワーク アクセス ソリューションおよびリモート アプリケーション アクセス ソリューションを実現 します。 クライアント不要のため、 " ファット " クライアントを事前にインストールしなくても接続を使用できま す。 ユーザはどこにいても、 標準のウェブ ブラウザを通じて、 会社のローカル エリア ネットワーク (LAN) 上にある電子メール ファイル、 イントラネット サイト、 アプリケーション、 その他のリソースに簡単かつ安全 にアクセスできます。 この章には以下のセクションが含まれています。 • 2 ページ 「SSL-VPN の概要」 • 2 ページ 「暗号化の概要」 • 2 ページ 「SSL ハンドシェーク プロシージャ」 • 3 ページ 「仮想プライベート ネットワーク (VPN) 用の SSL」 • 4 ページ 「SonicWALL SSL-VPN の主要な概念」 • 7 ページ 「配備のガイドライン」SSL-VPN の概要
仮想プライベート ネットワーク (VPN) を使用すると、 公共のネットワーク インフラストラクチャ上で安全な エンド ツー エンドのプライベート ネットワーク接続を確立することができ、 通信費用を節減したり、 組織内の ユーザとサイトの間にプライベートで安全な接続を実現したりできます。 SonicWALL SSL-VPN 装置はセ キュア ソケット レイヤ (SSL) VPN の機能を備えており、 それを使用するための特別機能ライセンス費用 も必要ないため、 並列的なリモート アクセス インフラストラクチャを配備するための費用効果の高い代替法 となります。暗号化の概要
暗号化とは、 データに符号化またはスクランブル処理を施して、 不正なユーザがデータを読み取れない ようにする機能です。 暗号化は、 インターネット経由でプライベートな通信を行うための保護された手段で す。 公開鍵暗号化 (PKE) と呼ばれる特殊な暗号化では、 公開鍵と私有鍵を使用してデータを暗号化およ び復号化します。 公開鍵暗号化では、 ウェブ サイトなどの当事者が公開鍵と私有鍵を生成します。 保護 されているウェブ サーバは、 ウェブ サイトにアクセスするユーザに公開鍵を送信します。 ユーザのウェブ ブ ラウザはこの公開鍵を使用して、 対応する私有鍵によって暗号化されたデータを復号化します。 さらに、 ユーザのウェブ ブラウザはこの公開鍵を使用してデータを透過的に暗号化することができ、 このデータは保 護されたウェブ サーバの私有鍵でのみ復号化できます。 公開鍵暗号化により、 ユーザはウェブ サイトの身 元を SSL 証明書を通じて確認できます。SSL ハンドシェーク プロシージャ
以下の例は、 ユーザと SonicWALL SSL-VPN ソフトウェアを使用する SSL-VPN ゲートウェイとの間に SSL セッションを確立するために必要な標準的手順を示しています。 1. ユーザが SonicWALL SSL-VPN 装置に接続しようとするときには、 ユーザのウェブ ブラウザが装置 に対して暗号化情報 (ブラウザがサポートしている暗号化の種類など) を送信します。 2. 装置はユーザに対して、 自身の暗号化情報 (公開暗号鍵を含んでいる SSL 証明書など) を送信し ます。 3. ウェブ ブラウザはその SSL 証明書が示す認証局に基づいて、 SSL 証明書の正当性を確認します。 4. その後、 ウェブ ブラウザはプリマスタ暗号化鍵を生成し、 そのプリマスタ鍵を SSL 証明書内の公開鍵 で暗号化し、 暗号化済みのプリマスタ鍵を SSL-VPN ゲートウェイに送信します。 5. SSL-VPN ゲートウェイはこのプリマスタ鍵を使用してマスタ鍵を作成し、 新しいマスタ鍵をユーザの ウェブ ブラウザに送信します。 6. ウェブ ブラウザと SSL-VPN ゲートウェイは、 このマスタ鍵と互いに同意した暗号化アルゴリズムを使用 して、 SSL 接続を確立します。 この時点で、 ユーザと SSL-VPN ゲートウェイは同じ暗号化鍵を使用 してデータの暗号化と復号化を行うようになります。 これは対称暗号化と呼ばれます。 7. SSL 接続が確立されると、SSL-VPN ゲートウェイはウェブブラウザに SSL-VPN ゲートウェイ ログイン ページを暗号化して送信します。 8. ユーザは自分のユーザ名、 パスワード、 ドメイン名を送信します。 9. ユーザのドメイン名を RADIUS サーバ、 LDAP サーバ、 NT ドメイン サーバ、 またはアクティブ ディレ10. 認証された場合、 ユーザは SSL-VPN ポータルにアクセスできるようになります。
仮想プライベート ネットワーク (VPN) 用の SSL
セキュア ソケット レイヤ ベースの仮想プライベート ネットワーク (SSL-VPN) では、 安全な SSL 接続を 通じて、 アプリケーションやプライベートなネットワーク リソースにリモートからアクセスすることができます。 SSL-VPN を使用すると、 モバイル社員やビジネス パートナーや顧客を会社のエクストラネットあるいはプ ライベート LAN 上にあるファイルやアプリケーションにアクセスさせることができます。 SSL-VPN プロトコルはクライアント不要とされていますが、 一般的な SSL-VPN ポータルは SSL-VPN ポータルから透過的にダウンロードされるウェブ コンポーネント、 Java コンポーネント、 ActiveX コンポー ネントを組み合わせたものなので、 ユーザは VPN クライアント アプリケーションを手動でインストールして設 定しなくてもリモート ネットワークに接続できます。 さらに SSL-VPN では、 ユーザがウィンドウズ、 Unix、 Linux など多様な PC から接続できます。 SonicWALL SSL-VPN 装置ソフトウェアは、 エンド ツー エンドの SSL-VPN ソリューションを実現しま す。 このソフトウェアには、 SSL-VPN ユーザー、 アクセス ポリシー、 認証方式、 ネットワーク リソースに 関するユーザ ブックマーク、 システム設定などを設定するためのウェブベースの管理インターフェースが含 まれています。 SonicWALL SSL-VPN ソフトウェアにより、 ユーザはファイルのアクセス、 更新、 アップロード、 ダウン ロードができるほか、 デスクトップ マシンにインストールされている (またはアプリケーション サーバ上でホス トされている) リモート アプリケーションを使用できるようになります。 さらにこのプラットフォームは、 安全な ウェブベースの FTP アクセスや、 ネットワーク コンピュータに似たファイル共有インターフェース、 SSH お よび Telnet のエミュレーション、 VNC および RDP のサポート、 Web および HTTPS のプロキシ転送を サポートしています。 SonicWALL SSL-VPN の NetExtender 機能は、 社内リソースへの完全なネットワーク アクセスを実 現します。 この ActiveX コントロールを使用すると、 エンド ユーザは複雑なソフトウェアのインストールや設 定をせずにリモート ネットワークに接続できます。 このクライアントは、 リモート ネットワークのあらゆる種類の データにアクセスするための保護された手段です。SonicWALL SSL-VPN の主要な概念
SonicWALL SSL-VPN 装置を使用する際に関係してくる主要な概念を次に示します。 • 4 ページ 「ポータルの概要」 • 4 ページ 「レイアウトの概要」 • 4 ページ 「ドメインの概要」 • 5 ページ 「One - Arm アプローチ」 • 5 ページ 「NetExtender の概要」 • 6 ページ 「DNS の概要」 • 6 ページ 「ネットワーク ルートの概要」ポータルの概要
SonicWALL SSL-VPN 装置には仮想オフィスというメカニズムがあります。 これはシステム ソフトウェア 内のポータルであり、 ここで組織の内部リソースへの一連のリンクを設定することができます (これにより、 別の環境にアクセスしやすくなります)。 ポータルとは、 SSL-VPN ユーザが対話的に使用するインタ フェースです。 SSL-VPN を通じてリモート アクセスを実現しようとするネットワーク コンポーネント (たとえ ば NetExtender、 ファイル共有、 ネットワーク リソースなど) は、 ポータルを介して提供することになりま す。 ポータルを介してユーザに提供されるコンポーネントは、 ポータルのレイアウトを定義することでカスタマ イズできます。 ポータルをカスタマイズするには、 レイアウトと呼ばれる特殊なテンプレートを使用します。 ポータルの設定情報については、 82 ページ 「ポータル レイアウトの設定」 を参照してください。レイアウトの概要
レイアウトとは、 SonicWALL SSL-VPN セッション サイト内での環境の表示方法を設定するためのテンプ レートです。 レイアウトでは、 サイト タイトル、 ポータル タイトル、 バナー タイトル、 バナー メッセージを設定 できます。 また、 仮想ホスト/ドメイン名を設定したり、 既定ポータルの URL を作成したりすることもできま す。 レイアウトの設定情報については、 82 ページ 「ポータル レイアウトの設定」 を参照してください。 さらに、 レイアウトでは以下のことを設定できます。 • カスタマイズされたログイン ページを表示する • ログイン ページにバナー メッセージを表示する • キャッシュ制御のための HTTP メタ タグを有効にする • ActiveX キャッシュ クリーナを有効にする • 自己署名証明書インポートのリンクを表示するドメインの概要
SonicWALL SSL-VPN 環境のドメインとは、 SSL-VPN 装置のサービス下のネットワークにアクセスしよ うとするユーザを認証するためのメカニズムです。 ドメインの種類としては、 SSL-VPN の内部にある LocalDomain と、 外部プラットフォームの NT 認証、 LDAP、 RADIUS があります。 多くの組織では、 1 つのドメインを使用するだけで認証機能を十分に実現できますが、 大きな組織の場合は、 ポータルを通 じてアプリケーションにアクセスしようとするユーザの複数のノードやコレクションを扱うために、 複数の分散ドば自宅オフィスや売店のようなリモート サイトから仕事をするときに手間がかからずに便利です。 ドメインの設 定情報については、 4 ページ 「ドメインの概要」 セクションを参照してください。
One - Arm アプローチ
SonicWALL SSL-VPN は、 一般的な配備方法では、 付随するゲートウェイ機器 (たとえば SonicWALL PRO 2040) の DMZ または Opt インターフェイス上で "one - arm" モードで連携してい ます。 SSL-VPN 上のプライマリ インタフェース (X0) は、 ゲートウェイ デバイス上の使用可能なセグメ ントに接続されます。 暗号化されたユーザ セッションが、 ゲートウェイを通じて SSL-VPN 装置に渡されま す (ステップ 1)。 SSL-VPN がセッションを復号化し、 要求されたリソースを判別します。 その後、 この SSL-VPN セッション トラフィックがゲートウェイ装置を通過して (ステップ 2)、 内部ネットワーク リソース に到達します。 ゲートウェイを通過する際に、 侵入防御、 ゲートウェイ アンチウィルス、 アンチスパイウェア 調査などのセキュリティ サービスを適切に設定されたゲートウェイ装置によって適用することができます。 そ の後、 内部ネットワーク リソースは要求されたコンテンツをゲートウェイ経由で SSL-VPN 装置に返します (ステップ 3)。 そこでコンテンツが復号化され、 クライアントに返されます。 図 1 初期接続のイベントの流れNetExtender の概要
NetExtender は、 ウィンドウズ ユーザのための透過的な SSL-VPN クライアントであり、 透過的にダウン ロードされ、 会社のネットワーク上で任意のアプリケーションを安全に実行できるようにします。 このクライア ントは、 ActiveX コンポーネントとネゴシエートする仮想インターフェースによって提供される IP レベルのメ カニズムとして動作し、 ポイント ツー ポイント プロトコル (PPP) アダプタ インスタンスを使用します。 NetExtender は、 この ActiveX コンポーネントがインストールされているかどうかを調べます。 ActiveX 1. X0 インターフェースが ゲートウェイ上の使用可能な セグメントに接続する。 暗号 化されたセッションが SSL-VPN 装置に進む。 2. S S L - V P N ト ラ フ ィ ッ ク が ゲ ー ト ウ ェ イ を 通 じ て 内部ネ ッ ト ワ ー ク リ ソ ー ス 3. 内部ネ ッ ト ワ ー ク リ ソ ー ス が ゲ ー ト ウ ェ イ を 通 じ て S S L - V P N 装置に コ ン テ ン ツ を返す。トワークへの NetExtender トンネルを作成し、 そのリモート ネットワークを仮想的に結合することです。 こ れにより、 ユーザがドライブのマウント、 ファイルのアップロードおよびダウンロード、 リソースへのアクセスと いった処理をローカル ネットワークと同様の感覚で行えるようになります。 NetExtender のウィンドウズ クライアントに関する要件は次のとおりです。 • ウィンドウズ 2000 プロフェッショナル、 ウィンドウズ XP ホーム/プロフェッショナル、 ウィンドウズ 2000 サーバ、 またはウィンドウズ 2003 サーバ。 • インターネット エクスプローラ 5.0.1 以上。 スクリプトを含む ActiveX ファイルをダウンロードして実行す るにはインターネット エクスプローラが必要です。 • NetExtender をインストールするには管理権限が必要です。 NetExtender への接続の詳細については、 『SonicWALL SSL-VPN ユーザ ガイド』 を参照してくださ い。
DNS の概要
SonicWALL SSL-VPN ソフトウェアの DNS 設定部分を使用して、 ホスト名、 DNS サーバ アドレス、 WINS サーバ アドレスを設定することができます。 これにより、 デバイスがホスト名を IP アドレスへと解決で きるようになります。ネットワーク ルートの概要
SonicWALL SSL-VPN 装置は、 データを既定で明示的な宛先 (通常は付随するファイアウォール デ バイスだが、 デフォルト ゲートウェイまたはその他のデバイスの場合もある) に送信するように設定できま す。 これが、 その装置のデフォルト ルートになります。 更に、 特定のホストやネットワークに対するルート を、 デフォルト ゲートウェイ以外に個別に設定することも可能です。配備のガイドライン
以下のセクションでは、 配備のガイドラインについて詳しく説明します。サポートするユーザ接続数
一般的な使用シナリオ (たとえば大きなファイルを連続的にダウンロードする場合など) では、 パフォーマ ンスを最適化するために、 同時ユーザ接続の数を 100 程度に制限することをお勧めします。 これは社員 数 1,000 人までの組織に適した設定ですが、 もっと多くの同時接続を扱うこともできます。 その他に、 使 用するアプリケーションの複雑さや大きなファイルの共有なども、 パフォーマンスに影響を与える要因になり ます。リソース タイプのサポート
以下の表は、 SonicWALL SSL-VPN 装置にアクセスするさまざまな方法を詳しく示しています。SonicWALL 製品との統合
SonicWALL SSL-VPN 装置をその他の SonicWALL 製品と統合すると、 SonicWALL PRO / TZ シリーズ製品ラインを補完できます。 着信 HTTPS トラフィックは、 SonicWALL ファイアウォール装置に よって SonicWALL SSL-VPN 装置へとリダイレクトされます。 このトラフィックは SSL-VPN 装置で復号 化されてファイアウォールに返され、 そこで内部ネットワーク リソースに到達するための道筋が検討されま す。 アクセス メカニズム アクセス タイプ 標準のウェブ ブラウザ • FTP およびウィンドウズ ネットワーク ファイル共有のサポートを備えたファイ ルおよびファイル システム • ウェブベースのアプリケーション • マイクロソフト アウトルック ウェブ アクセスおよびその他のウェブ対応アプリ ケーション • HTTP および HTTPS のイントラネット SonicWALL NetExtender (ActiveX クライアント) • 以下のようなあらゆる TCP / IP ベースのアプリケーション • ユーザのラップトップ上のネイティブ クライアントを通じた電子メール ア クセス (マイクロソフト アウトルック、 ロータス ノーツなど) • 商用アプリケーションおよび自作アプリケーション • ネットワーク管理者によって許可された柔軟なネットワーク アクセス ダウンロード可能な ActiveX クラ イアントまたは Java クライアント • リモート デスクトップまたはリモート サーバ プラットフォームのリモート制御下 にある、 デスクトップ マシン上にインストールされたアプリケーション (また はアプリケーション サーバ上でホストされているアプリケーション) • ターミナル サービス、 VNC、 Telnet、 SSH3 つのアプローチ
SonicWALL SSL-VPN は、 保護された内部ネットワークに対するクライアント不要の ID ベースの安全な リモート アクセスを実現します。 SonicWALL SSL-VPN では、 仮想オフィス環境を使用することで、 ユーザがプライベート ネットワーク全体または個々のコンポーネント (ファイル共有、 ウェブ サーバ、 FTP サーバ、 リモート デスクトップなどに加え、 マイクロソフト ターミナル サーバ上でホストされている個々のアプ リケーションまで対応可能) に対して安全なリモート アクセスを行うことができます。 これらの安全なリモート アクセスは、 次のコンポーネントによって実現されています。 • NetExtender • ファイル共有 • ネットワーク リソースNetExtender の概念
NetExtender により、 リモート ユーザは保護された内部ネットワークに完全にアクセスできるようになりま す。 これは、 従来の IPSec VPN クライアントで実現されていた機能と実質的に同じものですが、 NetExtender の場合はクライアントを手動でインストールする必要がありません。 その代わりに、 NetExtender クライアントが ActiveX コンポーネントとしてリモート ユーザの PC に自動的にインストール され、 この ActiveX コンポーネントが、 内部ネットワーク上の許可されたホストおよびサブネットに対する SSLベースの安全なポイント ツー ポイント アクセスを実現するための仮想アダプタをインスタンス化します。ファイル共有
ファイル共有は、 CIFS (Common Internet File System) プロトコルまたは SMB (Server Message Block) プロトコルを使用するマイクロソフト ファイル共有への安全なウェブ インターフェースをリ モート ユーザに提供します。 ファイル共有では、 マイクロソフトのネットワーク コンピュータやマイ ネットワーク によく似たスタイルのウェブ インターフェースが採用されており、 適切な権限を持つユーザがネットワーク共 有を参照して、 ファイルの名前変更、 削除、 取得、 アップロードを行い、 後で参照するためにブックマー クを作成することができます。ネットワーク リソース
ネットワーク リソースとは、 SSL-VPN を通じてアクセスできる信頼済みネットワークの、 より細かいレベル のコンポーネントです。 管理者がネットワーク リソースを事前定義してユーザまたはグループにブックマークと して割り当てることもできますし、 ユーザが自分用のネットワーク リソースを定義してブックマークを作成する こともできます。 ネットワーク リソースには以下のリモート アクセス機能が含まれています。 属性 設定 HTTP (ウェブ) 内部ネットワーク、 または SSL-VPN 装置が到達できるその他のネットワーク セグメント (インターネットを含む) 上の HTTP サーバに対するプロキシ アク セス。 リモート ユーザが HTTPS を使用して SSL-VPN 装置と通信し、 URL を要求すると、 SSL-VPN がその URL を HTTP 経由で取得します。 その後、 URL が必要に応じて変換され、 復号化されてリモート ユーザに返 されます。 HTTPS (セキュア ウェブ) 内部ネットワーク、 または SSL-VPN 装置が到達できるその他のネットワーク セグメント (インターネットを含む) 上の HTTPS サーバに対するプロキシ アク セス。 Telnet (Java) リモート ユーザのウェブ ブラウザを通じて配信される Java ベースの Telnet クライアント。 リモート ユーザがアクセス可能な Telnet サーバの IP アドレスを 指定すると、 SSL-VPN が目的のサーバへの接続を確立し、 ネイティブな Telnet を使用して、 SSL 上のユーザとサーバとの通信を代行します。 SSH (Java) リモート ユーザのウェブ ブラウザを通じて配信される Java ベースの SSH ク ライアント。 リモート ユーザがアクセス可能な SSH サーバの IP アドレスを指定 すると、 SSL-VPN が目的のサーバへの接続を確立し、 ネイティブに暗号 化された SSH を使用して、 SSL 上のユーザとサーバとの通信を代行しま す。 FTP (Web) 内部ネットワーク、 または SSL-VPN 装置が到達できるその他のネットワーク セグメント (インターネットを含む) 上の FTP サーバに対するプロキシ アクセ ス。 リモート ユーザが HTTPS を使用して SSL-VPN 装置と通信し、 URL を要求すると、 SSL-VPN がその URL を HTTP 経由で取得し、 必要に応 じて変換し、 復号化してリモート ユーザに返します。 リモート デスクトップ リモート デスクトップは、 内部ネットワーク上のリモート デスクトップ プロトコル (RDP) および、 仮想ネットワーク コンピューティング (VNC) 対応のワーク ステーションとサーバに対するアクセスをリモート ユーザに提供し、 そのコン ピュータを実際に操作しているに近い環境を実現します。 各種のリモート デス クトップ プロトコルの詳細については、 以下のセクションを参照してください。 アプリケーション アプリケーションとは、 デスクトップ全体ではなく特定のアプリケーションに対す る RDP セッションのことを指します。 これにより、 管理者およびユーザが CRM ソフトウェアや財務会計ソフトウェアといった個別のアプリケーションへの アクセスを定義することができ、 リモート ユーザにデスクトップ全体のアクセス 権を与えずに済みます。 アプリケーションを閉じると、 そのセッションも終了し ます。 各種のアプリケーション プロトコルの詳細については、 以下のセクション を参照してください。リモート デスクトップ プロトコル
最近のマイクロソフトのワークステーションやサーバにはリモート アクセスを簡単に実現できる RDP サーバの 機能が用意されていますし、 簡単に入手してインストールできる無償の VNC サーバ オプションもほとんど のオペレーティング システム用に数多く公開されています。 RDP クライアントや VNC クライアントは、 許可 されたリモート ユーザのウェブ ブラウザを通じて次のような形式で自動的に配信されます。 • RDP4 (Java) - RDP4 はマイクロソフトのリモート デスクトップ プロトコルの初期バージョンであり、 Java クライアントとして提供できるのでプラットフォーム互換性が広いという長所があります。 RDP4 は、 RDP5 とは異なり、 全画面モードや RDP セッション内の音声に対応していません。 • RDP5 (ActiveX) - RDP5 はマイクロソフトが現在使用しているバージョンのリモート デスクトップ プ ロトコルであり、 セッション音声や全画面モードなど豊富な機能を備えているため、 ActiveX クライアン トの形式でしか使用できません。 • VNC (Java) - VNC はもともと AT & T によって開発されたものですが、 今日ではオープン ソース ソフトウェアとして広く使われています。 さまざまな VNC サーバがありますが、 どの VNC サーバもほと んどのワークステーションやサーバにインストールしてリモート アクセスを実現することができます。 これら のサーバに接続するための VNC クライアントは、 リモート ユーザのウェブ ブラウザを通じて Java クラ イアントとして配信されます。アプリケーション プロトコル
使用できるアプリケーション プロトコルを以下に示します。 RDP (Java) - Java ベースの RDP4 クライアントを使用してターミナル サーバに接続し、 指定のパス (たとえばC:\programfiles\microsoft office\office11\winword.exe) にあるアプリケーションを自動的に呼 び出します。 RDP5 (ActiveX) - ActiveX ベースの RDP5 クライアントを使用してターミナル サーバに接続し、 指 定のパス (たとえば C: \ programfiles \ ethereal \ ethereal.exe) にあるアプリケーションを自動的に呼び出し ます。基本システム エンティティの設定
SonicWALL SSL-VPN 装置の設定を始める前に、 SonicWALL SSL-VPN 管理インターフェース環 境の一部であるツールを確認することをお勧めします。 この章の構成は以下のとおりです。 • 12 ページ 「ブラウザ要件」 • 13 ページ 「ウェブ管理インターフェースの概要」 • 15 ページ 「状況環境の概要」 • 19 ページ 「イベント ログの概要」 • 23 ページ 「使用中のユーザ数の概要」 • 25 ページ 「ソフトウェアとシステムの使用の設定」 • 28 ページ 「証明書の管理」ブラウザ要件
ウェブ管理インターフェースと SSL-VPN ポータルでは、 以下のウェブ ブラウザがサポートされています。 Java は、 SSL-VPN ポータルの各種機能にのみ必要であり、 ウェブ管理インターフェースには必要あり ません。 表 1 マイクロソフト ウィンドウズの設定 SonicWALL SSL-VPN ソフトウェアを設定する場合、 管理者は、 JavaScript、 Cookie、 および SSL 対応のウェブ ブラウザを使う必要があります。 SSL-VPN ユーザ インターフェースには、 システム状況、 イベント ログ、 およびログ設定の設定ページが 含まれます。 属性 設定 ブラウザ • インターネット エクスプローラ 5.0.1 以上、 Mozilla 1.x、 またはネットス ケープ 7.0 以上 • オペラ 7.0 以上 • FireFox 1.0 以上 Java • Sun JRE 1.3.1 以上 • マイクロソフト JVM 5 以上 アップル マック OS X • ブラウザ : サファリ 1.2 以上 • Java : Sun JRE 1.1 以上 Unix、 Linux、 または BSD ブラウザ : Mozilla 1.x またはネットスケープ 7.0 以上 サファリ 1.2 以上 • Java : Sun JRE 1.1 以上ウェブ管理インターフェースの概要
以下は、 SonicWALL SSL-VPN 装置のウェブベース管理インターフェースに接続する場合の基本セッ ションの概要です。 管理セッションと基本セットアップ タスクの詳細については、 SonicWALL SSL-VPN 2000 導入ガイドを参照してください。 SSL-VPN のウェブベース管理インターフェースにアクセスするに は、 以下の手順に従います。 1. SonicWALL SSL-VPN 2000 の LAN (X0) ポートにクロス ケーブルの片端を接続します。 SonicWALL SSL-VPN 装置の管理に使っているコンピュータにケーブルのもう一方の端を接続しま す。 図 2 クロス ケーブルによる X0 ポートと管理ステーションの接続 2. SonicWALL SSL-VPN 装置の管理に使うコンピュータの静的 IP アドレスが、 192.168.200.20 な ど、 192.168.200.x / 24 サブネットに入るように設定します。 コンピュータの静的 IP アドレスのセット アップについては、 SonicWALL SSL-VPN 2000 導入ガイドを参照してください。 補足 インターネット エクスプローラ 5.0.1 以上、 ネットスケープ ナビゲータ 4.7 以上、 Mozilla 1.7 以 上、 Firefox など、 Java と HTTP のアップロードをサポートしているウェブ ブラウザの使用を お勧めします。 3. ウェブ ブラウザを開き、 場所またはアドレスフィールドに 〈https://192.168.200.1〉 (既定の LAN 管 理 IP アドレス) を入力します。 4. セキュリティ警告が表示されます。 はいボタンを選択して次に進みます。 図 3 IP アドレスのアクセス時に表示されるセキュリティ警告 補足 SonicWALL SSL-VPN 装置の設定では上記のブラウザの使用が認められていますが、 アプリ ケーションの全スイートを利用するためには、 JavaScript、 Java、 Cookie、 SSL、 および ActiveX をサポートしている IE 5.0.1 以上を使う必要があります。5. SonicWALL SSL-VPN 管理インターフェースが表示されるので、 指示に従ってユーザ名とパス ワードを入力します。 ユーザ名フィールドに admin を入力し、 パスワード フィールドに password を 入力し、 ドメインドロップダウン リストから LocalDomain を選び、 ログイン ボタンを選択します。 図 4 ログイン画面 表示される既定のページは、 システム > 状況ページです。 このページの詳細については、 15 ページ 「状況環境の概要」 を参照してください。
補足 環境に最初に表示される既定のページとして仮想オフィスポータルのホームページを入力した場合 は、 ユーザ権限しかないドメインを選択したことになります。 仮想オフィスポータルのホームページからは、 管理者の環境にナビゲートできないことに注意してください。 管理者の環境にナビゲートするには、 ログイン ページに戻り、 管理者権限が割り当てられているユーザ名とパスワードを入力し、 再度ログインする必要が あります。 ドメインは権限に関してはユーザ名と無関係であることに注意してください。 ブラウザ ウィンドウの左側にある システム、 ネットワーク、 ポータル、 NetExtender、 ユーザ、 ログ、 および仮想オフィスの各メニューで、 管理設定を構成します。 ナビゲーション オプションのいずれかを選択 すると、 新しいナビゲーション リンクが表示されます。 ナビゲーション リンクを選択すると、 対応する管理 ウィンドウが表示されます。 ナビゲーション メニューのオンライン ヘルプ オプションには、 状況に応じたオンライン ヘルプが表示されま す。 管理情報と手順については、 オンライン ヘルプを参照してください。 ナビゲーション メニューの一番下にあるログアウト オプションを選択すると、 管理セッションが終了し、 認 証ウィンドウが再表示されます。 ログアウトを選択した場合は、 再認証しなければシステムを管理すること はできません。ウェブ インターフェースのレイアウト
以下の表に、 SonicWALL SSL-VPN のウェブ インターフェースのレイアウトを詳しく説明します。 表 2 SSL-VPN 装置のウェブ インターフェースのレイアウト状況環境の概要
状況環境は、 SonicWALL SSL-VPN 環境での作業の開始ポイントです。 ここに表示される詳細情報か ら、 ご使用の SonicWALL SSL-VPN 装置で何が発生しているかを把握することができます。 システム > 状況ページには、 SonicWALL SSL-VPN 装置のライセンスと SonicWALL セキュリティ サービスのライセンスの管理に役立つ幅広いさまざまな情報とリンクが提供されます。 SonicWALL 装置 トップ メニュー メニュー オプション システム 状況 装置の状況を確認できる 時間 時間パラメータを設定できる 設定 設定のインポート、 エクスポート、 および保管を行える 証明書 証明書のインポートまたは生成を行える 監視 帯域使用、 使用中のユーザ数、 CPU 使用率 (%)、 およびメモリ使用 率 (%) のグラフを表示できる 診断 診断のために Ping セッションを実行できる 再起動 システムを再起動する ネットワーク インターフェース 装置のインターフェースを設定できる DNS ドメイン名を解決するように装置を設定できる ルート デフォルト ルートと静的ルートを設定できる ホスト解決 ホスト名を解決できる ネットワーク オブ ジェクト IP アドレスをサービスにバインドするエンティティを作成できる ポータル ポータル レイアウト 認証のためにユーザが SonicWALL SSL-VPN にリダイレクトされたとき に表示する個別の待ち受けページを作成できる ドメイン アクセス ポリシーを作成できる認証ドメインを作成できる 個別ロゴ ポータル ページに組織のロゴを作成できる NetExtender クライアント ルート NetExtender アプリケーションで使うクライアント ルートを作成できる クライアント アドレ ス NetExtender アプリケーションで使うクライアント アドレスを作成できる ユーザ 状況 ユーザとグループの状況を確認できる ローカル ユーザ ローカル ユーザを設定できる ローカル グループ ローカル グループを設定できる ログ 表示 機器で生成済みの Syslog エントリを表示できる 設定 ログ環境の設定を構成できる 仮想オフィス 仮想オフィスポータルのホームページにアクセスできる オンライン ヘル プ オンライン ヘルプにアクセスできる ログアウト 装置からログアウトできるに関する状況情報が、 システム メッセージ、 システム情報、 ライセンスと登録、 最近の警告、 およ び ネットワーク インターフェースの 6 つのセクションに分けて表示されます。 図 5 システム > 状況ページ システム メッセージ ライセンス と登録 ネットワーク イン ターフェース システム情報 最近の警告
システム情報
このセクションには、 以下の情報が表示されます。 表 3 システム情報最近の警告
このセクションには、 システム イベントやシステム エラーに関連するメッセージが表示されます。 攻撃メッ セージには、 AV 警告、 禁止する電子メール添付ファイル、 不正な証明書などが含まれます。 青色の 矢印を選択すると、 ログ > 表示 ページが表示されます。 最近の警告セクションのフィールドは、 以下のと おりです。 • 日付/時間 - メッセージが生成された日時 • ユーザ - メッセージを生成したタスクを実行しようとしたユーザの名前 • メッセージ - エラーを表す実際のメッセージ フィールド 説明 モデル SonicWALL SSL-VPN 装置のタイプ シリアル番号 SonicWALL 装置のシリアル番号または MAC アドレス 認証コード 〈https://www.mysonicwall.com〉 の登録データベースで SonicWALL 装置 を認証する場合に使う英数字コード ファームウェア バージョン SonicWALL 装置にロードされているファームウェア バージョン ROM バージョン ROM バージョン CPU (使用率) 直前の 5 分間の CPU 平均使用率と SonicWALL 装置プロセッサのタイプ 搭載しているメモリ 搭載している RAM とフラッシュ メモリ システム時間 現在の実際の時間 アップタイム 最初に起動したときから現時点までの SonicWALL SSL-VPN 装置がアク ティブであった日数、 時間数、 分数、 および秒数 使用中のユーザ数 SonicWALL SSL-VPN 装置に現在ログインしているユーザの数SonicWALL SSL-VPN 装置の登録
インターネット接続を確立したら、 SonicWALL SSL-VPN 装置を登録することをお勧めします。 SonicWALL 装置の登録には、 以下のようなメリットがあります。 • SonicOS ファームウェア更新にアクセスできる • SonicWALL テクニカルサポートが得られる • (SonicWALL SSL-VPN 装置と併用する目的で購入した SonicWALL ファイアウォールがある場 合) SonicWALL 侵入防御サービス、 SonicWALL ゲートウェイ アンチウィルス、 コンテンツ フィルタ サービス、 およびネットワーク アンチウィルスの 30 日間無料トライアルを試用できる登録する前に
SSL-VPN を登録する際、 DNS と時間が正しく設定されていることを確認します。 時間の設定は、 システ ム > 時間ページで行いす。 DNS の設定は、 ネットワーク > DNS ページで行います。 SSL-VPN を登録するには、 mySonicWALL アカウントが必要です。 新しい mySonicWALL アカウント は、 SonicWALL 管理インターフェースから直接作成できます。 補足 mySonicWALL 登録情報は、 売却したり、 他の会社と共有したりされません。mySonicWALL での登録
1. SSL-VPN 管理インターフェースにログインしていない場合は、 ユーザ名 admin と、 セットアップ ウィ ザードで設定した管理者パスワードを使用してログインします。 2. 管理インターフェースにシステム > 状況ページが表示されない場合は、 左側にあるナビゲーション メ ニューでシステムを選択し、 次に状況を選択します。 3. 装置は、 ライセンスと登録セクションに表示されるシリアル番号と認証コードを使うことによって 〈https://www.mysonicwall.com〉 サイトで登録できます。 SonicWALL ウェブサイト リンクを選択する と、 mySonicWALL アカウントにアクセスします。 装置の登録完了後に認証コードが提供されます。 取得した登録コードを下記に入力してください。 という見出しの下のフィールドに登録コードを入力し、 更新を選択します。 図 6 ライセンスと登録 補足 mySonicWALL アカウントをお持ちでない場合は、 〈https://www.mysonicwall.com〉 サイトで、 アカウントを新規に作成する必要があります。イベント ログの概要
SonicWALL SSL-VPN 装置は、 失敗したログイン試行、 NetExtender セッション、 ログアウト イベント などのシステム イベントを追跡するためのイベント ログを保持します。 このログは、 ログ > 表示ページに表 示したり、 利便性やアーカイブのために電子メール アドレスに自動的に送信したりできます。 図 7 ログ > 表示ページ ログはテーブル形式で表示され、 列を基準に並べ替えることができます。 SonicWALL 装置は、 成功し たログインやエクスポートされた設定などのイベントを通知することができます。 警告は、 電子メール アドレ スまたは電子メール ページャのいずれかに即時に送信されます。 ログ エントリには、 イベントの日時、 およびイベントを説明する簡単なメッセージが含まれます。 ログ ページ には、 ログ メッセージが、 並べ替え可能で検索可能なテーブルに表示されます。 SonicWALL SSL-VPN 装置には、 250KB のログデータまたは約 1,000 個のログ メッセージが保管されます。 ログ ファイルがログ サイズ制限に達すると、 ログは消去され、 必要に応じて SonicWALL SSL-VPN 管理者 の電子メール アドレスに送信されます。 ログ エントリに表示される情報は以下のとおりです。 表 4 ログ ページの列 列 説明 時間 タイムスタンプには、 ログ イベントの日時が YY / MM / DD / HH / MM / SS (年/月/日/時間/分/秒) の形式で表示される。 時間は 24 時間形式で表示される。 日時は、 システム > 時間ページで設定された SSL-VPN ゲートウェイのローカル時間に基づく 優先順位 イベントに関連付けられた重大度。 重大度の有効な値は、 緊急、 警告、 重大、 エラー、 警告、 通告、 情報、 およびデバッグ 送信元 送信元の IP アドレスは、 そのログ イベントを生成したユーザまたは管理者の IP アドレスを示す。 システム エラーなど、 送信元の IP アドレスが表示されな いイベントもある送信先 送信先の IP アドレスは、 そのイベントに関連付けられたサーバまたはサービ スの名前または IP アドレスを示す。 例えば、 ユーザが SSL-VPN ポータル を介してイントラネットのウェブ サイトにアクセスした場合、 対応するログ エント リには、 アクセスしたウェブ サイトの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) が表示される ユーザ メッセージが生成されたときに装置にログインしていたユーザの名前 メッセージ ログ メッセージのテキスト 列 説明
ログ設定の概要
SonicWALL SSL-VPN は、 ウェブベースのログ、 Syslog、 および電子メール警告メッセージをサポー トしています。 また、 SonicWALL SSL-VPN は、 イベント ログ ファイルを消去する前に SSL-VPN 管 理者の電子メール アドレスに送信するように設定することもできます。 Syslog は、 システム アクティビティとネットワーク アクティビティを記録する業界標準のログ プロトコルで す。 Syslog メッセージは、 WELF (WebTrends Enhanced Log Format) で送信されるので、 通 常の標準的なファイアウォールやネットワーク レポート製品はログ ファイルを受け取って解釈することができ ます。 Syslog サービスは、 UDP ポート 514 で待機している外部の Syslog サーバに Syslog メッセー ジを転送します。 図 8 ログ > 設定ページ ログと警告の設定を構成するには、 以下の手順に従います。 1. イベント ログの設定を始めるには、 左側のナビゲーション メニューのログ > 設定 にナビゲートします。 2. 主格 Syslog サーバ フィールドに、 Syslog サーバの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。 Syslog ログが必要ない場合は、 このフィールドを空白のままにしておきます。 3. 予備用または 2 つ目の Syslog サーバがある場合は、 そのサーバの IP アドレスまたはドメイン名を副 格 Syslog サーバ フィールドに入力します。 4. 電子メールでイベント ログ ファイルを受け取るには、 イベントログの電子メール送信先フィールドに完 全な電子メール アドレス (username@domain.com) を入力します。 イベント ログ ファイルは、 イベ ント ログが消去される前に、 指定された電子メール アドレスに送信されます。 このフィールドを空白のま まにした場合、 ログ ファイルは電子メールで送信されません。 5. 電子メールで警告メッセージを受け取るには、 警告の電子メール送信先フィールドに完全な電子メー ル アドレス (username@domain.com) または電子メール ページャ アドレスを入力します。 警告イ ベントが発生すると、 指定された電子メール アドレスに電子メールが送信されます。 警告メッセージを 生成するイベントのタイプを、 ログ > 設定ページのログと警告の種別領域で定義します。 このフィールドを空白のままにした場合、 警告メッセージは電子メールで送信されません。6. ログ ファイルまたは警告メッセージを電子メール アドレスに送信するには、 メール サーバ フィールドに メール サーバの DNS 名または IP アドレスを入力します。 このフィールドを空白のままにした場合、 ログ ファイルと警告メッセージは電子メールで送信されませ ん。 7. ログ ファイルを消去して管理者の電子メール アドレスに送信する時期をイベント ログの送信フィールド で指定します。 オプション " 一杯のとき " を選択した場合、 イベント ログは、 ログ ファイルが一杯に なったときに電子メール アドレスに送信され、 送信後に消去されます。 "1 日ごと " または "1 週間ごと " オプションを選択した場合、 ログ ファイルは 1 日に 1 回または 1 週間に 1 回電子メール アドレスに 送信されて削除されます。 "1 日ごと " または "1 週間ごと " を選択した場合は、 時間前にログ ファイ ルが一杯になった場合もログ ファイルは消去されます。 8. ログ > 表示ページで、 ログの消去ボタンを選択して、 現在のイベント ログを削除することができます。 イベント ログは電子メールで送信されません。 9. ログ > 設定ページのログと警告の種別領域で Syslog、 イベント ログ、 または警告メッセージとして識 別されるログ メッセージの重大度を定義します。 ログのカテゴリは、 重大度の高いものから低いものまで 設定されています。 特定のログ サービスに対してカテゴリを選択すると、 そのログ カテゴリとそれより重 大度の高いイベントがログに記録されます。 例えば、 イベント ログ サービスに対してエラー ラジオ ボタンを選択すると、 緊急、 警告、 重大、 お よびエラーのすべてのイベントが内部のログ ファイルに記録されます。 10. 適用を選択して構成の設定を更新します。