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介護者の長時間介護の割合に関する研究 研究代表者

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(長寿科学政策研究事業)

分担研究報告書

介護者の長時間介護の割合に関する研究

研究代表者 田宮菜奈子 筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野 教授 筑波大学ヘルスサービス開発研究センター センター長 研究協力者 宮脇敦士 東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野 博士課程

研究協力者 渡邊多永子 筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野 客員研究員

A.研究目的

長時間の家族介護は介護者の健康に重大な 影響を与える可能性があり見るべき地域指標 である可能性がある。しかし、介護保険制度 の変更などの政策変更により、介護時間は変 化する可能性がある。本研究では、介護時間 の推移をまず記述することを目的とする。

B.研究方法

国民生活基礎調査を用い、2001年から2016 年までの3年毎の要支援/要支援1(2005年介 護保険改正により名称変更されたが同レベルの 介護必要度である)および要介護25の要介 護度別被介護者と同居する家族内介護者の長時 間介護(2-3時間以上/日と答えた場合と定義)

をするものの割合の推移を記述する。2005年介 護保険の改正に伴い政策変更の影響を受ける可 能性のあるグループの介護時間が変化したかを 観察する。

(倫理面への配慮)

統計法に基づき厚労省より承認を受けた、公

的データの2次利用である。

C.研究結果

14271人の対象者のうち、欠損値のない11435

人が対象となった。観察期間中、図1に示すと おり、要介護2−5の被介護者の介護者では長時 間介護が横ばいまたは減少傾向にあるのに対し、

要支援/要支援1の被介護者の介護者では、2005 年を境に介護時間が増加している。

D.考察

これらのことから介護時間を指標に使う場合 は、介護保険などの政策変更の影響を考慮し補 正する必要があると考えられる。統計的な調整 や検定は今年度は未実施であり、今後はそれを 行う。

E.結論

介護時間を指標に使う場合は、介護保険など の政策変更の影響を考慮する。

F.健康危険情報 研究要旨

長時間の家族介護は介護者の健康に重大な影響を与える可能性があり、見るべき地域指標である可能性 がある。しかし、介護保険制度の変更などの政策変更により介護時間は変化する可能性がある。そこ で、本研究では介護時間の推移をまず記述することを目的とした。介護者の介護時間は、介護保険改正 などの政策変更の影響を受けている可能性があるため、指標として用いる際は補正が必要であることが 分かった。

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(2)

なし

G.研究発表 1.論文発表 なし

2.学会発表 なし

H.知的財産権の出願・登録状況

(予定を含む)

1.特許取得 なし

2.実用新案登録 なし

3.その他 なし

1 被介護者の介護度別、介護者の長時間介護の割合の推移

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参照

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