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Academic year: 2021

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62 別添4

厚生労働科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)

分担研究報告書

思春期・若年成人(AYA)世代がん患者の包括的ケア提供体制の構築に関する研究

「AYA支援チームのモデル作成に関する研究」

研究分担者 山本一仁 愛知県がんセンター 部長

A.研究目的

AYA世代がんは、稀少がんにも関わらず、疾患

構成が多様であることから、医療機関や医療従事 者において、診療や相談支援に関する知識や経験 が蓄積されにくい。また、AYA 世代に特有の悩み やニーズは多岐にわたり、個別性が高い。このよ うな中、全国に遍在するAYA世代のがん患者やサ バイバー(以下、「AYAがん患者」)に対して包括 的ケアを提供する体制の整備が求められている。

本研究は、地域のAYAの包括的支援の核となる

「AYA支援チーム」のモデルを作成し、がん診療 施設の多職種チームを対象に「AYA 支援チーム」

教育プログラムを実施、さらにこれらの活動を通 して「AYA 支援チーム」のネットワークを構築す ることを目的している。

B.研究方法

・愛知県がんセンターにおけるAYAがん診療体 制と支援体制実態と問題点(不足点など)の抽 出

・AYA診療支援チームの立ち上げ

・チーム会議の開催

・当施設のAYAがん患者の把握・捕捉体制の構築

(倫理面への配慮)

該当せず

C.研究結果

愛知県がんセンターにおけるAYAがん診療体制 と支援体制の実態と問題点(不足点など)を抽出し た。多くの支援体制は、既存の院内リソースを活用 することで可能であった。一方、AYAがん患者を一 元的に把握するシステムと生殖性支援の体制が主 に不足していた。生殖性に関しては、当地域のがん 生殖ネットワークの中核を担う名古屋大学と連携 していくことで構築することになった。

東海地区AYA世代がん患者・家族支援ネットワー ク構築プログラム研修会を実施した(11月23日)。

D.考察

AYA診療支援チームの活動を通じて、患者のみな らず、医療従事者も支援していくことが必要がある。

また、当院で完結できない支援は他施設との連携が 必要であった

E.結論

愛知県がんセンターにおけるAYA支援体制の整 備をおこなっている。これを基盤とした地域の包括 的AYAがん患者支援構築をすすめる

G.研究発表 1. 論文発表

なし 2. 学会発表

なし

研究要旨:AYA世代がん患者支援チームのモデル作成のため、院内のAYAがん患者支援チー ムの体制整備とそれを基盤にした教育プログラムや地域のネットワークの構築による包括 的なAYAがん患者支援チーム体制の整備を目的として、今年度は地域の包括的AYAがん患者 支援構築の基盤となる当施設のAYA支援の問題点と不足点を拾い上げ、院内AYAがん患者支 援体制整備をおこなった。また、東海地区のAYA世代がん患者・家族支援ネットワーク構築 プログラム研修会を実施した。

(2)

63 H.知的財産権の出願・登録状況

(予定を含む。) 1. 特許取得

なし

2. 実用新案登録 なし

3.その他 なし

参照

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