• 検索結果がありません。

平成 30 年度介護保険制度のおもな変更点 平成 30 年 4 月から 介護保険のしくみ 介護を社会全体で支えあう制度です 4 4 介護保険のしくみ サービスを利用したときの金額が変わりましたサービス費用の変更にともなって サービスを利用したときの利用者負担も変わりました 介護保険料が変わりました平

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "平成 30 年度介護保険制度のおもな変更点 平成 30 年 4 月から 介護保険のしくみ 介護を社会全体で支えあう制度です 4 4 介護保険のしくみ サービスを利用したときの金額が変わりましたサービス費用の変更にともなって サービスを利用したときの利用者負担も変わりました 介護保険料が変わりました平"

Copied!
17
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

加古川市介護保険課

(2)

サ ー ビ ス を 利 用 す る と き

4

 介護保険のしくみ

 ・介護を社会全体で支えあう制度です………

4

6

 保険料

 ・みんなで制度を支えあう大切な財源です………

6

10

12

 サービスを利用するとき

 ・申請から認定まで………

 ・サービス利用のしかた………

10

14

15

20

22

 介護

(予防)

サービス

・施設サービス………

・地域密着型サービス…………

・居宅サービスの費用…

・居宅サービス…………

14

26

27

 高額サービス・社福軽減

 ・高額介護サービス費、高額医療・高額介護合算制度…………

 ・社会福祉法人等による利用者負担の軽減………

26

28

30

31

 相談できる窓口

 ・高齢者のための相談窓口はこちらです………

 ・高齢者のための福祉サービス………

 ・高齢者のための保健サービス………

28

………

………

………

………

25

24

25

 総合事業

・一般介護予防事業………

・介護予防・日常生活支援総合事業………

・利用までの流れ………

24

………

………

………

平成30年4月から

平成30年8月から

平成30年10月から

平成30年度

介護保険制度のおもな変更点

●サービスを利用したときの金額が変わりました

  サービス費用の変更にともなって、サービスを利用したときの利用者負担も変わりました。

●介護保険料が変わりました

  平成30年度から3年間の介護保険料が決まりました。また、介護保険の財源のうち半分を担う介 護保険料の負担割合が、65歳以上の人は23%に、40~64歳の人は27%になりました。

●合計所得金額の控除の扱いが変わりました

  介護保険料の所得指標である合計所得金額は、「長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る特別控除 額」を控除した額を用います。さらに「公的年金等に係る雑所得」を控除した額を用いる場合もあ ります。なお、平成30年8月からは利用者負担割合、高額介護サービス費、特定入所者介護サービ ス費に用いられる合計所得金額にも適用されます。

●介護保険施設に「介護医療院」が創設されました

  介護療養型医療施設の転換施設として、介護医療院が創設されました。生活の場としての機能も 備えた施設で、長期の療養を必要とする人に医療と日常生活上の介護を一体的に行います。

●「共生型サービス」が創設されました

  共生型サービス(介護保険と障害福祉の相互に共通するサービス)が創設されました。これによ り、指定を受けた障害福祉サービス事業所で、介護保険のサービスを受けられます。

●利用者負担の割合が2割の人のうち、とくに所得の高い人の

 負担割合が3割になります

  本人の合計所得金額が220万円以上で、同じ世帯の65歳以上の人の「年金収入+その他の合計所 得金額」が単身の場合340万円以上、2人以上世帯の場合463万円以上の人は、サービスを利用し たときの利用者負担の割合が3割になります。

●高額医療・高額介護合算制度で一部の限度額が変更されます

  年間の介護保険サービス費と医療費の自己負担(それぞれサービスの限度額適用後の自己負担) が一定の限度額を超えたときに、超えた分が支給される「高額医療・高額介護合算制度」の所得区 分が変更され、一部限度額が変わります(70歳未満の人のみの世帯は変更ありません)。

●福祉用具の全国平均貸与価格が公表され、上限額が設定されます

  貸与商品の全国平均貸与価格が公表され、上限額が設定されます。利用者に対して、全国平均貸 与価格と事業者の貸与価格の両方の提示と、機能の説明が義務づけられます(平成30年4月から は、価格帯が違う複数の商品の提示も義務づけられています)。

(3)

介護保険

しくみ

介護を社会全体で

支えあう制度です

介護報酬の

 支払い

利用料の支払い

サービスの利用

 第1号被保険者は、原因を問わず介護

や日常生活の支援が必要となったとき、

市町村の認定を受け、サービスを利用で

きます。

サービスを利用できる人

 介護や支援が必要と認められたら、介護保険のサービスが利用できます。

保険料を納めます。

サービスを利用するため、

要介護認定の申請をします。

サービスを利用し、

利用料を支払います。

第1号被保険者

 65歳以上の人

 第2号被保険者は、老化が原因とされ

る病気(特定疾病)

により介護や支援が必

要となったとき、市 町 村 の 認 定を受 け 、

サービスを利用できます。

サービスを利用できる人

 介護保険制度は、市町村が保険者となって運営しています。40歳以上のみなさんは、

加入者(被保険者)

となって保険料を納め、介護が必要となったときには、費用の一部を支

払ってサービスを利用できるしくみです。

市町村

(保険者)

 介護保険制度の運営は、

市町村が行います。

制度を運営します。 

要介護認定を行います。

保険証を交付します。

介護保険負担割合証を交付します。

サービスを確保・整備します。

地域包括支援センター

 介護予防や地域の総合的な相談の

拠点として、

設置されています。

総合的な相談・支援

権利擁護、

虐待の早期発見・防止

ケアマネジャーへの支援

介護予防ケアマネジメント

 利用者に合ったサービスを

提供します。

40歳以上のみなさん(被保険者)

特定疾病

医師が一般に認められている医学的 知見にもとづき回復の見込みがない 状態に至ったと判断したものに限る

きん い しゅくせい そくさく こう か しょう せきちゅうかんきょう さくしょう せきずいしょう のうへんせい しょう しん こうせい かくじょうせい ま ひ だいのう へんせいしょう ひ しつ き てい かく にん ち しょう かんせつ そう ろうしょう びょう しょ ろう き た けい とう い しゅくしょう こうじゅうじん たいこっ か しょう こつ そ こっせつ しょう しょう ●進行性核上性麻痺、大脳  皮質基底核変性症および  パーキンソン病 ●脊髄小脳変性症 ●脊柱管狭窄症 ●早老症 ●多系統萎縮症 ●がん ●関節リウマチ ●筋萎縮性側索硬化症 ●後縦靱帯骨化症 ●骨折を伴う骨粗鬆症 ●初老期における認知症 いちじる ともな へんけい まんせいへい そくせいはい しっかん りょう そく しつかんせつ こ かんせつ へいそくせい どうみゃく こう か しょう のうけっかん しっかん せい もう まくしょう とう にょうびょうせいしん けいしょうがい とう にょう とう にょう びょう びょうせいじん しょう へん けいせい かんせつしょう ●糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症  および糖尿病性網膜症 ●脳血管疾患 ●閉塞性動脈硬化症 ●慢性閉塞性肺疾患 ●両側の膝関節または股関節に著し  い変形を伴う変形性関節症 ともな

要介護認定の

 申請

保険料の納付

サービスの提供

第2号被保険者 40歳から64歳までの人

(医療保険に加入している人)

指定を受けた社会福祉法人、医療法人、民間

企 業、非 営 利

組織などが提供

します。

居宅サービスや

施 設 サ ー ビ ス、

地 域 密 着 型

サービスを提供

します。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

 介護の知識を幅広く持った専門家で、ケア

プランの作成やサー

ビス事業者との連絡

調整を行います。

保険証の交付

介護保険負担

割合証の交付

要介護認定

(4)

国民健康保険に加入している人は

………

職場の医療保険に加入している人は

………

保険料

 介護保険は、40歳以上の人が納める保険料と公

費(国や地方自治体の負担金)、および利用者負担

を財源に運営されています。保険料はわたしたちの

まちの介護保険を運営していく大切な財源です。介

護が必要になったときに安心してサービスを利用で

きるよう、保険料は必ず納めましょう。

 第1号、第2号被保険者ともに、保険料を納めないでいると、滞納期間に応じて次のよう

な措置がとられます。

●1年以上…サービス費用の全額をいったん利用者が負 担し、申請により後で保険給付分が支払われます。 ●1年6か月以上…保険給付の一部または全部が一時的 に差し止めとなります。 ●2年以上…利用者負担が3割※に引き上げられたり、高 額介護サービス費や特定入所者介護サービス費が受け られなくなります。

保険料を納めないでいると

※40歳から64歳までの被扶養者は、保険料を個別に納める必要はありません。

保険料は市町村の国民健康保険料の算定方法と同様に、

世帯ごとに決められます。

国民健康保険料として介護保険料分もあわせて、

世帯主が納めます。

介護保険料

所得割

第2号被保険 者の所得に応 じて計算 世帯の第2号 被保険者の数 に応じて計算 第2号被保険者の属 する世帯で1世帯に つきいくらと計算

均等割

平等割

※介護保険料と国民健康保険料の賦課限度額は別々に決められます。 ※保険料と同額の国庫からの負担があります。

×

※原則として事業主が半分を負担します。

医療保険ごとに設定される介護保険料率と、給与(標準報酬月額)および賞与(標準

賞与額)に応じて決められます。

医療保険料と介護保険料をあわせて給与および

賞与から徴収されます。

介護保険料

給与および賞与

介護保険料率

財源の約半分が保険料です

3

 

40歳から64歳までの人(第2号被保険者)の保険料

 国民健康保険や職場の医療保険など、その人が加入している医療保険の保険料算定方法にも

とづいて決められ、医療保険の保険料とあわせて納めます。保険者が徴収した保険料は、社会保

険診療報酬支払基金に全国分が一括して集められ、

そこから各市町村に交付されます。

納め方

決め方

納め方

決め方

保険料

50%

公費

50%

※公費50%のうち5%は、地域格差を補正するために国から交付される調整交付金 です。標準は5%ですが、地域の実情により交付率が異なるため、その増減により 第1号被保険者の負担率も増減することがあります。 40歳から64歳まで の人(第2号被保険者) の保険料

27%

国・都道府県・ 市町村の 負担金 国・都道府県・ 市町村の 負担金 65歳以上の人 (第1号被保険者) の保険料

23%

介護給付費

※平成30年8月から利用者負担が3割になる人は、2年以上滞納し ている場合、利用者負担は4割になります。

(

)

(5)

はい はい いいえ

介護保険料は、介護サービスにかかる費用などから算出される基準額をもとに、みなさ

んの所得に応じて設定されます。

65歳以上の人(第1号被保険者)の保険料

年金が

年額18万円以上の人

年金が

年額18万円未満の人

特別徴収

普通徴収

年金の定期支払い(年6回)の際に、介 護保険料があらかじめ差し引かれます。 送付される納付書にもとづき、介護保 険料を市に個別に納めます。

老齢基礎年金・厚生年金などの老齢(退職)年金

と遺族年金・障害年金などの年金が、特別徴収

の対象となります。

年度途中で65歳になられた人や、転入してこら

れた人は、年金保険者(日本年金機構等)の連絡

に基づき、概ね半年後の年金受給月から特別徴

収へ自動的に切り替

えとなりますが、そ

れまでは普通徴収と

なります。

 前 年 度 から継 続して 特 別 徴 収 の 人 は、 4・6・8月は前年度2月分の保険料額をそ のまま納付します(仮徴収)。10・12・2月 は、6月以降に確定する前年の所得などを もとに本年度の保険料を算出し、そこから 仮徴収分の保険料を除いて調整された金 額を納付します(本徴収)。

保険料が普通徴収の人は、口座振替が便利です

保険料の納付書 

通帳 

印鑑(通帳届け出印)

これらを持って指定の金融機関・

ゆうちょ銀行や債権管理課・各市民センター・

東加古川市民総合サービスプラザで手続きを

10月 12月 2月

4月

6月

8月 10月 12月 2月

前年度

本年度

本徴収

仮徴収

本徴収

前年の所得をもとにした保険料か ら仮徴収分を除いた額を納めます。 前年度2月分の保険料額 をそのまま納めます。

納め方

決め方

保険料は基準額をもとに決められます

基準額

(月額)

×

加古川市で介護保険

給付にかかる費用

65歳以上の人の

負担分(約23%)

加古川市の65歳以上の人の数

÷12か月

いいえ はい

はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい いいえ いいえ い い え い い え

合計所得金額が60万円未満

合計所得金額が60万円以上120万円未満

合計所得金額が120万円以上160万円未満

合計所得金額が160万円以上200万円未満

合計所得金額が200万円以上300万円未満

合計所得金額が300万円以上400万円未満

合計所得金額が400万円以上600万円未満

合計所得金額が600万円以上800万円未満

合計所得金額が800万円以上1,000万円未満

合計所得金額が1,000万円以上

※1 老 齢 福 祉 年 金……明治44年4月1日以前に生まれた人などで、一定の所得がない人や、他の年金を受給できない人に支給される年金です。 ※2 課税年金収入額……国民年金・厚生年金・共済年金等課税対象となる年金収入額です。 ※非課税年金(障害年金・遺族年金・老齢福祉年金等)は含まれません。 ※3 合 計 所 得 金 額……各収入金額から必要経費に相当する金額を控除した金額(所得金額)の合計額です。分離課税所得のうち、長期譲渡所 得及び短期譲渡所得は特別控除適用後の金額を、その他の分離課税所得は特別控除等適用前の金額を合算します。 なお、所得金額は扶養控除や医療費控除などの所得控除を控除する前の金額になります。

あなたの所得段階は?

はい い い え

課税年金収入額+合計所得金額

(公的年金等にかかる 雑所得額を除く)

が80万円以下である

課税年金収入額+合計所得金額

(公的年金等にかかる 雑所得額を除く)

が120万円以下である

課税年金収入額+合計所得金額

(公的年金等にかかる 雑所得額を除く)

が80万円以下である

年 額 月 額 保険料率 対 象 者 段 階 28,000円 2,340円 基準額×0.45 43,600円 46,800円 53,000円 62,400円 65,500円 74,800円 78,000円 81,100円 93,600円 106,000円 115,400円 124,800円 131,000円 137,200円 3,640円 3,900円 4,420円 5,200円 5,460円 6,240円 6,500円 6,760円 7,800円 8,840円 9,620円 10,400円 10,920円 11,440円 基準額×0.7 基準額×0.75 基準額×0.85 基準額 基準額×1.05 基準額×1.2 基準額×1.25 基準額×1.3 基準額×1.5 基準額×1.7 基準額×1.85 基準額×2.0 基準額×2.1 基準額×2.2 第1段階 第2段階 第3段階 第4段階 第5段階 第6段階 第7段階 第8段階 第9段階 第10段階 第11段階 第12段階 第13段階 第14段階 第15段階 ①生活保護を受けている人 ②老齢福祉年金受給者※1で世帯全員が市・県民税非 課税の人 ③世帯全員が市・県民税非課税で、本人の課税年金収入額※2と合計所得 金額※3の合計(公的年金等にかかる雑所得額を除く)が80万円以下の人 世帯全員が市・県民税非課税で、本人の課税年金収入額と合計所得金額の合計 (公的年金等にかかる雑所得額を除く)が80万円を超え120万円以下の人 世帯全員が市・県民税非課税で、本人の課税年金収入額と合計所得金額の合計 (公的年金等にかかる雑所得額を除く)が120万円を超える人 本人は市・県民税非課税だが、同じ世帯に市・県民税課税の人がいる場合で、本人の課税年金 収入額と合計所得金額の合計(公的年金等にかかる雑所得額を除く)が80万円以下の人 本人は市・県民税非課税だが、同じ世帯に市・県民税課税の人がいる場合で、本人の課税年金 収入額と合計所得金額の合計(公的年金等にかかる雑所得額を除く)が80万円を超える人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が60万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が60万円以上120万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が120万円以上160万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が160万円以上200万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が200万円以上300万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が300万円以上400万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が400万円以上600万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が600万円以上800万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が800万円以上1,000万円未満の人 本人が市・県民税課税で、合計所得金額が1,000万円以上の人

(6)

サ ー ビ ス を 利 用 す る と き

調 査 項 目

概況調査 特記事項

 介護認定審査会の審査結果にもとづき、介護保険給付の対象

とならない「非該当」

、予防的な対策が必要な「要支援1・2」

介護が必要な「要介護1~5」の区分に分けて認定され、その

結果が記載された認定結果通知書と保険証が届きます。また、

介護保険の認定者全員に、利用者負担の割合(1割または2割。

平成30年8月から1~3割)が記載された「介護保険負担割合

証」も発行されます。

※申請書には、主治医の氏名、医療機関などを記入します。主治医がいない場合は窓口に相談ください。 ※要支援認定を受けている65歳以上の人が介護予防・生活支援サービスのみの利用を希望する場合は、基本チェックリ ストに該当すれば要支援認定を更新しなくてもサービスを受けることができます(事業対象者)。➡P24・25参照

調査票の結果がコンピュータ処理され、どの程度の介護が必

要か判定が行われます(1次判定)

コンピュータ判定の結果と、特記事項、主治医の意見書を

もとに、保健・医療・福祉の専門家による介護認定審査会で

審査(2次判定)が行われ、要介護状態区分が認定されます。

 認定された要介護状態区分にもとづき、各種サービスを利用することができます。要介護

状態区分と利用できるサービスについては、下記を参照ください。

要支援2

要支援1

非該当

要介護1

要介護5

要介護4

要介護3

要介護2

認定結果の通知

認定審査

介護が必要となったら、まず申請します

 介護保険のサービスを利用するためには、

「要介護認定」の申請をします。

申請は介護保険課、市民センターおよび市民総合サービスプラザの窓口で受

け付けています。

どのくらいの介護が必要か、調査と審査が行われます

 本人または家族が申請に行くことができない場合などには、地域包括支援センター、または指定居

宅介護支援事業者や介護保険施設・成年後見人などに、申請を代行してもらうこともできます。

 要介護・要支援認定には有効期間があります。認定の有効期間満了日の60日前から更新の申請ができますので、 続けてサービスを利用するときは、忘れずに更新の手続きを行ってください。  また、認定の有効期間内であっても、心身の状態が変化した場合は、認定の区分変更申請をすることができます。 ●要介護・要支援認定申請書 ●介護保険被保険者証 ●健康保険被保険者証(第2号被保険者の場合) 調査員が自宅を訪問し、心身の状況について本人や家族から聞き取り調査を行います。聞 き取り調査では、全国共通の調査票にもとづき、基本調査、概況調査、調査員による特記 事項の記入を行います。 申請書に記入された医師に加古川市より依頼します。医師は心身の状態について意見書を 作成します。

認定調査と主治医意見書

認定結果の有効期間と更新手続き

 家族などいつもの介護者に同席してもらえば、より正確な調査ができます。

認定調査を受けるときは…

サービス

を利用

するとき

 介護や支援が必要になったと思ったら、地域包括支援センターや加古川市の窓口に相

談しましょう。

利用までの流れ

基本調査 ●麻痺などの有無 ●拘縮の有無 ●寝返り ●起き上がり ●座位保持 ●両足での立位保持 ●歩行 ●立ち上がり ●片足での立位 ●洗身 ●つめ切り ●視力 ●聴力 ●移乗 ●移動 ●えん下(飲み込むこと) ●食事摂取 ●排尿 ●排便 ●口腔清潔 ●洗顔 ●整髪 ●上衣の着脱 ●ズボン等の着脱 ●外出頻度 ●認知機能 ●精神・行動障害 ●社会生活への適応 ●過去14日間に受けた医療 ●日常生活自立度

申請に必要なもの

●家族などに同席してもらう  緊張などから状況が伝えきれないこともあります。困りごとなどはメモしておくと安心です。 ●困っていることはメモしておく  つえなど日常使っている補装具がある場合は、使用状況を伝えましょう。 ●日常使っている補装具があれば伝える

主治医意見書

認定調査

介護保険の介護サービス

(介護給付)

 日常生活で介助を必要とする度合いの高い人が、生活の維

持・改善を図るために受けるさまざまな介護サービスです。

介護保険の介護予防サービス

(予防給付)

 介護保険給付の対象者ですが、生活機能が改善する可能

性が高い人などが受けるサービスです。

介護予防・生活支援サービス

(地域支援事業)

 訪問型サービス・通所型サービスです(24ページ参照)

一般介護予防事業

(地域支援事業)

 介護保険給付の対象者にはなりませんが、生活機能の低下

している人や、地域の人と人とのつながりを通じて自立支援

の取り組みを支援し、いきいきと自分らしく、生きがいや役割

を持って生活できる地域を目指す事業です(25ページ参照)

(7)

サ ー ビ ス を 利 用 す る と き

サービス利用のしかた

 サービスを利用するときは、

利用の前に個人の状態に合わせたサービス利用計画を作成します。

ケアマネジメント

ケアマネジャーによる

アセスメント

 利用者の心身の状態や 環境、生活歴などを把握 し、課題を分析します。  本人の力を引き出せる ようなサービスを、利用 者・家 族とサ ービス担 当 者を含めて検討します。  利用するサービスの種 類や回数を決定します。  利用者の心身の状態や 環境、生活歴などを把握 し、課題を分析します。  目標を達成するための サービスの種類や回数を 決定します。

サービス担当者との

話し合い

介護サービス計画の

作成

介護サービスを利用

(14ページへ)

ケアマネジャーなどに

よるアセスメント

( 28 ペ ー ジ 参 照 )

介護予防ケアマネジメント

サービス担当者との

話し合い

介護予防サービス・

支援計画の作成

介護予防サービスを利用

(14ページへ)

介護予防・

生活支援サービスを利用

(24ページへ)

 目標を設定して、それ を達成するための支援メ ニューを、利用者・家族 とサービス担当者を含め て検討します。

要介護1~5

要支援1・2

事業対象者

(25ページ参照)  施設サービスは、介護が中心 か、治療が中心かなどによって、 入所する施設を選択します。入 所の申し込みは介護保険施設へ 直接行い、事業者と契約します。 ※要支援1・2の人は、施設サービスは 利用できません。 ※他の市町村の地域密着型サービス は、原則利用できません。

施設サービス

 住みなれた地域での生活を支 援するためのサービス

地域密着型サービス

(20ページへ)

(22ページへ)

(23ページへ)

認知症対応型通所介護

地域密着型通所介護

小規模多機能型居宅介護

認知症対応型

 共同生活介護

 

(グループホーム)

地域密着型

 介護老人福祉施設

 入所者生活介護

(介護予防認知症対応型

通所介護)

(介護予防小規模多機能型

居宅介護)

(介護予防認知症対応型

共同生活介護)

定期巡回・随時対応

型訪問介護看護

看護小規模多機能型

居宅介護

※事業対象者は 利用できませ ん。 ※要支援1・2の 方も利用でき ます。 介護予防サービス・支援計画

(8)

※合計所得金額…各収入金額から必要経費に相当する金額を控除した金額(所得金額)の合計額です。長期譲渡所得などの 分離課税所得においては特別控除を適用する前の金額を合計します。 なお、所得金額は扶養控除や医療費控除などの所得控除を控除する前の金額になります。 ※平成30年8月から、所得指標の一部見直しが予定されています。 ※要支援・要介護認定を受けている第2号被保険者(40~64歳の方)は、一律1割負担です。

利用者負担の

 判定の流れ

介護

(予防)

サービス

要介護1~5の人

要支援1・2の人

通所介護施設で、食事、入浴 などの 日 常 生 活 上 の 支 援 や、 生活行為向上のための支援を 日帰りで行います。 旧介護予防通所介護は市が行う介護予防・ 生活支援サービスとして提供します。 詳しくはP24をご覧ください。

サービスの種類

通所介護

(デイサービス)

通所型サービス

居宅サービス

介護老人保健施設や医療機関 などで、食事、入浴などの日 常生活上の支援や生活行為向 上のためのリハビリテーション を、日帰りで行います。 介護老人保健施設や医療機関などで、共通 的サービスとして日常生活上の支援やリハビ リテーションを行うほか、その人の目標に合 わせた選択的サービス(運動器の機能向上、 栄養改善、口腔機能の向上)を提供します。

通所リハビリ

テーション

(デイケア)

介護予防通所リハ ビリテーション

 ケアプランにもとづいてサービスを利用するとき、みなさんがサービス事業者に支払

うのは、原則としてかかった費用の1割です。ただし、所得により2割または3割(平成

30年8月から)を負担します。負担割合は、介護保険負担割合証に記載されています。

利用者負担1割・要介護1(支給限度額16万6,920円)の人が、20万円のサービスを利用した場合

支給限度額 16万6,920円 20万円のサービス利用 保険給付額(9割)15万228円 自己負担額(1割)1万6,692円

自己負担額(保険対象外)3万3,080円

居宅サービスの費用

 介護保険では、要介護状態区分(要支援1・2、要介護1~5)に応じて上限額(支給限度額)が

決められています。支給限度額の範囲内でサービスを利用するときは、利用者負担は1割または

2割(平成30年8月から1~3割)ですが、支給限度額を超えてサービスを利用した場合には、超

えた分は全額が利用者の負担となります。

介護保険で利用できる額には上限があります

要介護状態区分 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 1か月の支給限度額 居宅サービスの支給限度額  5,003単位  (概ね 5万30円程度) 10,473単位(概ね10万4,730円程度) 16,692単位(概ね16万6,920円程度) 19,616単位(概ね19万6,160円程度) 26,931単位(概ね26万9,310円程度) 30,806単位(概ね30万8,060円程度) 36,065単位 (概ね36万650円程度)

介護サービス、

介護予防サービスの利用

※利用するサービスの種類によって、1単位あたりの単価が異なります。 ●2割負担になる人  本人の合計所得金額が160万円以上で、同一世 帯の第1号被保険者の年金収入+その他の合計所 得金額が単身280万円以上、2人以上世帯346万 円以上の人 ●3割負担になる人  本人の合計所得金額が220万円以上で、同一世 帯の第1号被保険者の年金収入+その他の合計所 得金額が単身340万円以上、2人以上世帯463万 円以上の人 ※サービスの種類の欄で下段に細字で示されているものは、要支援1・2の人が利用でき るサービスの名称です。 平成30年8月から 本人が市・県民税を課税さ れていない場合又は生活 保護を受けている場合 本人が市・県民税を課税さ れている場合 本人の合計所得金額※ 160万円以上 本人の合計所得金額※ 160万円未満 年金収入 65 歳 以 上 の 方 その他の 合計所得金額 + < 同一世帯に65歳以上の方(本人含む。)が 1人の場合:     280万円 2人以上いる場合:合計346万円 下記以外の場合 2割負担 1割負担 1割負担 1割負担 本人の合計所得金額※ が 220万円以上 年金収入 その他の 合計所得金額 + < 同一世帯に65歳以上の方(本人含む。)が 1人の場合:     340万円 2人以上いる場合:合計463万円 下記以外の場合 3割負担 2割負担 ■利用者負担のめやす(1割負担) 通常規模の事業所の場合 (7時間以上8時間未満)※送迎料を含む ■利用者負担のめやす(1割負担) 通常の規模の事業所の場合 (6時間以上7時間未満)※送迎料を含む 要介護1 ▶ 654円 要介護2 ▶ 772円 要介護3 ▶ 896円 要介護4 ▶1,017円 要介護5 ▶1,140円 要介護1 ▶ 679円 要介護2 ▶ 811円 要介護3 ▶ 940円 要介護4 ▶1,095円 要介護5 ▶1,246円 ■利用者負担のめやす(1割負担) (共通的サービス)※送迎料を含む (選択的サービス)要支援1 ▶1か月1,742円 要支援2 ▶1か月3,677円 運動器機能向上 ▶1か月 229円 栄 養 改 善 ▶1か月 153円 口 腔 機 能 向 上 ▶1か月 153円 (選択的サービス) こう くう 支給限度額が適用されないサービス 要支援1・2の人のサービス ●介護予防居宅療養管理 指導 ●介護予防特定施設入居 者生活介護 ●介護予防認知症対応型共同 生活介護(短期利用を除く) ●特定介護予防福祉用具販売 ●介護予防住宅改修費支給 ●居宅療養管理指導 ●特定施設入居者生活介護 ●認知症対応型共同生活 介護(短期利用を除く) ●地域密着型介護老人福 祉施設入所者生活介護 ●特定福祉用具販売 ●住宅改修費支給 要介護1~5の人のサービス の部分は平成30年 8月から

(9)

要介護1~5の人

要支援1・2の人

サービスの種類

ホームヘルパーが居宅を訪問し、入浴、 排せつ、食事などの身体介護や調理、 洗濯などの生活援助を行います。通 院などを目的とした、乗降介助(通院 のつきそい)も利用できます。

訪問介護

(ホームヘルプ)

医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養 士などが居宅を訪問し、療養上の管 理や指導を行います。 医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養 士などが居宅を訪問し、介護予防を 目的とした療養上の管理や指導を行 います。

居宅療養管理指導

介護予防居宅療養管理指導 ■利用者負担のめやす(1割負担) 医師または歯科医師による指導 ▼ 507円(1か月に2回まで) ■利用者負担のめやす(1割負担) 医師または歯科医師による指導 ▼ 507円(1か月に2回まで)

要介護1~5の人

要支援1・2の人

サービスの種類

介護職員と看護職員が居宅を訪問し、 浴槽を提供しての入浴介護を行います。 居宅に浴室がない場合や、感染症な どの理由からその他の施設における浴 室の利用が困難な場合などに限定し て、訪問による入浴介護を行います。 居宅での生活行為を向上させるため に、理学療法士や作業療法士、言語 聴覚士が訪問によるリハビリテーショ ンを行います。 居宅での生活行為を向上させる訓練 が必要な場合に、理学療法士や作業 療法士、言語聴覚士が訪問により短 期集中的なリハビリテーションを行い ます。

訪問入浴介護

介護予防訪問入浴介護

訪問リハビリ

テーション

介護予防訪問リハ ビリテーション ■利用者負担のめやす(1割負担)  (1回につき) 295円 ■利用者負担のめやす(1割負担)  (1回につき) 295円 ■利用者負担のめやす(1割負担) 863円 ■利用者負担のめやす(1割負担) 1,277円 疾 患 などを 抱 えて いる人 につ い て、 看護師などが居宅を訪問して、療養 上の世話や診療の補助を行います。 疾 患 などを 抱 えて いる人 につ い て、 看護師などが居宅を訪問して、介護 予防を目的とした療養上の世話や診 療の補助を行います。

訪問看護

介護予防訪問看護 ■利用者負担のめやす(1割負担) ■利用者負担のめやす(1割負担) 訪問看護ステーションから(30分未満) ▼ 477円 病院または診療所から(30分未満) ▼ 405円 訪問看護ステーションから(30分未満) ▼ 458円 病院または診療所から(30分未満) ▼ 387円  訪問介護は、食事や入浴、排せつなどの身体介助や、一般的な家事の援助などを行う生活援助が大 きな役割となっています。利用者本人の生活全般をサポートすることを目的としているので、介護保 険で利用できるサービスと、介護保険に該当しないサービスがあることをよく確認しておきましょう。

こんなサービスが利用できます

○食事の介助 ○清拭や入浴の介助 ○排せつの介助 ○身体整容・洗面の介助 ○着替えの介助や体位変換 ○服薬の介助 ○通院・外出の介助 ○洗濯 ○ベッドメイク ○衣服の整理・補修 ○掃除 ○生活必需品の買い物、薬の受け取り ○一般的な食事の準備や調理 など せい しき

こんなサービスは頼めません

×利用者以外の洗濯、調理、布団干し ×主として利用者が使用する居室など  以外の掃除 ×大掃除・窓のガラス磨き・床の  ワックスがけ ×金銭・貴重品の取り扱い ×医療行為 ×来客の応接(お茶や食事の手配など) ×ペットの世話 ×話し相手のみ・留守番 ×草むしりや花木の手入れ ×自家用車の洗車や清掃 ×家具や電気器具などの移動・修繕 ×室内外の家屋の修理 ×墓参り など

訪問介護

訪問介護

(ホームヘルプ)

(ホームヘルプ)

サービス 正しく知ってあんしん利用

サービス 正しく知ってあんしん利用

訪問介護

(ホームヘルプ)

サービス 正しく知ってあんしん利用

訪問介護

(ホームヘルプ)

サービス 正しく知って

あんしん

利用

※20分間リハビリテーションを行った場合 ※20分間リハビリテーションを行った場合 身 体 介 護 生 活 援 助 ※早朝、夜間、深夜などは加算あり ※距離に応じた移送にかかる費用は別途自己負担 ■利用者負担のめやす(1割負担) 身体介護(20分以上30分未満) ▼ 254円 生活援助(20分以上45分未満) ▼ 185円 通院のための乗車または降車の介助 ▼ 100円 旧介護予防訪問介護は市が行う介護 予防・生活支援サービスとして提供 します。 詳しくはP24をご覧ください。

訪問型サービス

(10)

要支援1・2、要介護1~5の人

サービスの種類

■住宅改修 利用の手順

専門家に相談

1

 本人だけでなく家族ぐるみで話し合い、心身の状況などを考慮しながら、 ケアマネジャーなどの専門家に相談します。

工事の実施

3

住宅改修費の支給

5

市への事前申請(工事着工前)

2

■住宅改修費支給申請書  ■住宅改修が必要な理由書 ■工事費見積書 ■改修部分の写真や図面  (改修後の完成予定の状態がわかるもの) ■住宅所有者の承諾書  (改修の利用者と住宅の所有者が異なる場合) など 提出書類

事後申請(工事完成後)

4

■住宅改修に要した費用の領収書 ■工事費内訳書 ■完成後の状態を確認できる書類(改修前、改修後の日付入  りの写真を添付) 提出書類 日常生活の自立を助けるための福祉用具を貸与します。 ・車いす★ ・車いす付属品★ ・特殊寝台★ ・特殊寝台付属品(介助用ベルトを含む)★ ・床ずれ防止用具★ ・体位変換器★ ・手すり(工事をともなわないもの) ・スロープ(工事をともなわないもの) ・歩行器 ・歩行補助つえ ・認知症老人徘徊感知機器★ ・移動用リフト(つり具を除く)★ ★自動排泄処理装置 入浴や排せつなどに使用する福祉用具を購入した際、年間10万円までの費用を 限度として、その購入費の9割または8割(平成30年8月から9~7割)相当額を 支給します。 ・腰掛け便座 ・入浴補助用具 ・簡易浴槽 ・移動用リフトのつり具 ・自動排泄処理装置の交換可能部品 手すりの取り付けや段差の解消などの住宅改修に対し、20万円までの費用を限度と して、その費用の9割または8割(平成30年8月から9~7割)相当額を支給します。

福祉用具貸与

介護予防福祉用具 貸与

特定福祉用具

購入費支給

特定介護予防福祉 用具購入費支給

住宅改修費支給

介護予防住宅改修費 支給 ■事前に指定された事業所で販売される特定福祉用具を購入した場合に限り、福祉 用具の購入費が支給されます。 ■事業所ごとに「福祉用具専門相談員」が配置されています。 ■利用者負担のめやす 実際に貸与に要した費用に応じて異なります。 ■要支援1・2および要介護1の人は★印の用具、要支援1・2及び要介護1~3の人は ★印の用具が、原則として保険給付の対象となりません。ただし、身体状況や医学 的見地から、例外的に福祉用具が必要と認められる場合は、保険給付の対象とな りますので、ケアマネジャーにご相談ください。 ①手すりの取り付け ②段差の解消 ③滑り防止・移動円滑化のための床材変更など ④引き戸などへの扉の取り替え・撤去 ⑤洋式便器などへの便器の取り替え ⑥①~⑤の改修にともなって必要となる工事 ●対象となる工事

要介護1~5の人

要支援1・2の人

サービスの種類

要介護1 ▶ 594円 要介護2 ▶ 663円 要介護3 ▶ 735円 要介護4 ▶ 804円 要介護5 ▶ 871円 要介護1 ▶ 542円 要介護2 ▶ 608円 要介護3 ▶ 678円 要介護4 ▶ 743円 要介護5 ▶ 812円 要介護1 ▶ 838円 要介護2 ▶ 887円 要介護3 ▶ 948円 要介護4 ▶1,000円 要介護5 ▶1,054円

介護老人福祉施設や医療施設などに 短期間入所して、日常生活上の支援や 機能訓練などが受けられます。 介護老人福祉施設や医療施設などに 短期間入所して、介護予防を目的とし た日常生活上の支援や機能訓練など が受けられます。

短期入所生活/

療養介護

(ショートステイ)

介護予防短期入所生活/ 療養介護 要支援1 ▶ 445円 要支援2 ▶ 553円 有料老人ホームなどに入居している 高齢者に、日常生活上の支援や介護を 提供します。 有料老人ホームなどに入居している 高齢者に、介護予防を目的とした日常 生活上の支援や介護を提供します。

特定施設入居者

生活介護

介護予防特定施設 入居者生活介護

■利用者負担のめやす(1割負担)  (1日につき) ■利用者負担のめやす(1割負担)  (1日につき) 要支援1 ▶ 183円 要支援2 ▶ 314円 ■利用者負担のめやす(1割負担)  (1日につき) ●短期入所生活介護 介護老人福祉施設(併設型・多床室)の場合 ●短期入所療養介護 介護老人保健施設(多床室)の場合 ■利用者負担のめやす(1割負担)  (1日につき) ●介護予防短期入所生活介護 介護老人福祉施設(併設型・多床室)の場合 要支援1 ▶ 620円 要支援2 ▶ 776円 ●介護予防短期入所療養介護 介護老人保健施設(多床室)の場合

(11)

要介護1~5の人

施設サービス

(要支援1・2の人は利用できません)

施設サービスを利用した場合の自己負担額

低所得の人が施設を利用した場合の食費・居住費の負担限度額

常時介護が必要で居宅での生活が困難な人が入所して、日常生活上の支援 や介護が受けられます。 利用者負担は施設と利用者の間で契約により決められますが、基準となる額が定められています。

サービス の 種 類

介護老人福祉施設

(特別養護老人ホーム)

食費・居住費・日常生活費などは別途負担が必要です。

従来型個室…ユニットを構成しない個室 多床室…ユニットを構成しない相部屋 ユニット型個室…個室の壁が天井まであり、完全に仕切られている ユニット型個室的多床室…個室の壁が天井までなく、すき間がある 第1段階 第2段階 第3段階

利用者負担段階

従来型 個室 多床室 食費の 負担限度額 居住費等の負担限度額 ●本人および世帯全員が市・県民税 非課税で、老齢福祉年金の受給者 ●生活保護を受けている人 本人および世帯全員が市・県民税非 課税で、合計所得金額※1+年金収入 額※2が80万円以下の人 本人および世帯全員が市・県民税非 課税で、利用者負担段階第2段階以 外の人

 低所得の人の施設利用(ショートステイを含む)が困難とならないように、申請により食費・居住費は

下表の負担限度額までの自己負担となります。負担限度額を超えた分は介護保険から給付されます(特

定入所者介護サービス費)

基準費用額:施設における食事・居住費(滞在費)の平均的な費用(1日当たり)

●居住費:ユニット型個室1,970円、ユニット型個室的多床室1,640円、

     従来型個室1,640円(介護老人福祉施設と短期入所生活介護は1,150円)

     多床室370円(介護老人福祉施設と短期入所生活介護は840円)

●食 費:1,380円

ユニット型 個室 ユニット型 個室的多床室 ※ユニットとは、少数の個室と、個室に近接して設けられた共同生活室によって一体的に構成される場所のことです。

820円

820円

1,310円

490円

490円

1,310円

0円

370円

370円

300円

390円

650円

490円

(320円)

490円

(420円)

1,310円

(820円)

負担限度額

(1日あたり)

サービス費用の

1割または2割

食費

居住費

日常生活費

■利用者負担のめやす

(1割負担)

(30日)

ユニット型個室 ユニット型個室的多床室 多床室 従来型個室 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 状態が安定している人が在宅復帰できるよう、リハビリテーションや介護が 受けられます。

介護老人保健施設

(老人保健施設)

■利用者負担のめやす

(1割負担)

(30日)

ユニット型個室 ユニット型個室的多床室 多床室 従来型個室 23,637円 25,006円 26,892円 28,504円 30,055円 23,454円 24,914円 26,770円 28,321円 29,934円 21,234円 22,602円 24,458円 26,040円 27,591円 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5

■利用者負担のめやす

(1割負担)

(30日)

ユニット型個室 ユニット型個室的多床室 多床室 従来型個室 24,184円 27,470円 34,558円 37,569円 40,276円 23,667円 26,953円 34,040円 37,052円 39,759円 20,351円 23,637円 30,725円 33,736円 36,444円 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 長期の療養を必要とする人のための施設で、医療・看護・介護・リハビリ テーションなどが受けられます。

介護療養型医療施設

(療養病床等)

長期の療養を必要とする人が入所して、医療と日常生活上の介護を一体的 に受けられます。

介護医療院

■利用者負担のめやす

(1割負担)

(30日)

多床室 従来型個室 24,428円 27,713円 34,801円 37,812円 40,520円 24,945円 28,230円 35,318円 38,330円 41,037円 21,112円 24,397円 31,485円 34,497円 37,204円 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 ただし、以下の場合は特定入所者介護サービス費等を受けられません。 ①市・県民税非課税世帯でも別世帯の配偶者が市・県民税課税の場合 ②市・県民税非課税世帯(別世帯の配偶者も非課税)でも預貯金等が単身1,000万円、夫婦2,000万円を超える場合 ※平成30年8月から1~3割 新規入所は原則として要介護3以上の人となります。 ※1 合計所得金額…各収入金額から必要経費に相当する金額を控除した金額(所得金額)の合計額です。長期譲渡所得な どの分離課税所得においては特別控除を適用する前の金額を合計します。 なお、所得金額は扶養控除や医療費控除などの所得控除を控除する前の金額になります。 ※平成30年8月から、所得指標の一部見直しが予定されています。 ※2 年 金 収 入 額…非課税年金(障害年金や遺族年金等)を含めた各種年金収入額です。 ※介護老人福祉施設または短期入所者生活介護を利用した場合の従来型個室の負担限度 額は、( )内の金額となります。 ユニット型個室 ユニット型個室的多床室 19,348円 21,386円 23,606円 25,644円 27,683円 16,994円 19,013円 21,142円 23,211円 25,219円 16,994円 19,013円 21,142円 23,211円 25,219円 療養機能強化型Aの場合

(12)

地域密着型サービス

 高齢者が住みなれた地域での生活を継続するためには、身近な地域ごとにサービスの拠点をつくり、

支援していくことが必要となります。そこで、要介護1~5、要支援1・2の人のために地域の実情に合

わせて市町村が整備する「地域密着型サービス」として、以下のようなサービスが行われます。

■ 小規模多機能型居宅介護

(介護予防小規模多機能型居宅介護)

利用者宅 小規模施設

宿泊

訪 問

通 い

認知症の高齢者が食事、入浴などの

介護や支援、機能訓練を日帰りで受

けられます。

■ 認知症対応型通所介護

(介護予防認知症対応型通所介護)

小規模な住居型の施設で、「通い」を中心に「訪問」・「短期間の宿泊」など

を組み合わせて食事、入浴などの介護や支援が受けられます。

■ 認知症対応型共同生活介護

(介護予防認知症対応型共同生活介護)

グループホーム

定員が29人以下の小規模な介護老人福祉施

設で、介護や機能訓練などが受けられます。

■ 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護

※要支援1の人は利用できません ※要支援1・2の人は利用でき ません

認知症の高齢者が共同で生活できる場(住居)で食事、入浴などの介護や支

援、機能訓練が受けられます。

■利用者負担のめやす(1割負担)

(1日につき)

要支援 2

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

766円

770円

807円

830円

847円

864円

■利用者負担のめやす(1割負担)

(1日につき)

ユニット型個室の場合

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

653円

722円

796円

866円

935円

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

5,785円

10,327円

17,146円

21,688円

26,230円

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

8,441円

13,187円

20,128円

24,813円

30,060円

日中・夜間を通じて、定期的な巡回と随時の通報により居宅を訪問し、入浴・排

せつ・食事などの介護や、日常生活上の援助を24時間いつでも受けられます。

■ 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

介護と看護を利用

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

12,551円

17,562円

24,687円

27,999円

31,671円

■利用者負担のめやす

(1か月につき)

■利用者負担のめやす(1割負担)

(1か月につき)

介護のみを利用

■利用者負担のめやす

(1割負担)

 

(7時間以上8時間未満)

単独型の場合 ※送迎料を含む

要支援 1

要支援 2

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

867円

969円

1,002円

1,111円

1,220円

1,330円

1,438円

■利用者負担のめやす(1割負担)

(1か月)

要支援 1

要支援 2

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

3,461円

6,994円

10,496円

15,425円

22,437円

24,764円

27,306円

■ 地域密着型通所介護

定員が18人以下の小規模な通所介護

施設で、日常生活上の世話や機能訓練

などが受けられます。

■利用者負担のめやす

(1割負担)

 

(7時間以上8時間未満)

※送迎料を含む

要介護 1

要介護 2

要介護 3

要介護 4

要介護 5

746円

881円

1,020円

1,160円

1,299円

※他の市町村の地域密着型サービスは、原則利用できません。

小規模多機能型居宅介護と訪問看護を

組み合わせることで、通い・訪問・短

期間の宿泊で介護や医療・看護のケア

が受けられます。

■ 看護小規模多機能型居宅介護

新規入所は原則要介護3以上の人となります。 要支援1・2の人は利用できません 要支援1・2の人は利用できません

(13)

利用までの流れ

 介護予防・日常生活支援総合事業は、市町村が介護予防を総合的に行う事業です。

これまでの介護予防事業とくらべて、より利用者の状態や希望に合わせたサービス

が利用できます(サービスの内容や利用者負担は市町村ごとに異なります)

地域包括支援センターなどで相談

一般介護予防事業

(いきいき百歳体操・高齢者の集いの場など)

など

※一般介護予防事業は65歳以上の人のみです

介護予防型通所サービス

トレーニング型通所サービス

サービスの種類

通所介護施設で日常生活の支援などの 共通的サービスと、その人の目標に合わ せた選択的サービス(運動器の機能向上、 栄養改善、口腔機能の向上、生活機能 向上グループ活動など)を利用できます。

通所型

サービス

身体機能や認知機能の向上を目的と したトレーニングを実施し、自立した 生活の確立と自己実現を支援する共 通的サービスと選択的サービスを利 用できます。

総合事業

介護予防・日常生活支援

総合事業

要支援認定の更新

要支援認定者(64歳以下)

要支援認定者(65歳以上)

●介護予防サービスのみ ●介護予防サービスと介護予防・生活支援サービス ●介護予防・生活支援サービスのみ 利用希望 ●介護予防・生活支援サービスのみ 利用希望 認定調査票・主治医意見書をもとに介護の必要性 について審査会で審査・判定

要支援認定

介護予防・生活支援サービスの対象者の基 準に該当するか確認

基本チェックリスト

非該当

要支援1・2

介護予防サービス

介護予防・生活支援サービス

事業対象者

介護予防ケアプラン作成

(地域包括支援センター等)

非該当

 地域の人と人とのつながりを通じて自立支援の取り組みを支援し、いきいきと自分らしく、生きがいや役割を持っ

て生活できる地域を目指す事業です。65歳以上の人であれば誰でも利用できますので、積極的に参加してみましょう。

●行われる具体的なサービス内容や費用などは、市町村によって異なります。

介護予防ケアプラン作成

(地域包括支援センター等)

■利用者負担のめやす(1割負担) (共通的サービス)※送迎料を含む 事業対象者、要支援1 ▶1回384円(週1回程度) 要支援2▶1回395円(週2回程度) 運動器機能向上▶1か月 229円 栄 養 改 善▶1か月 153円 口 腔 機 能 向 上▶1か月 153円 生活機能向上グループ活動▶1か月 102円 (選択的サービス) ■利用者負担のめやす(1割負担) (共通的サービス)※送迎料を含む 事業対象者、要支援1 ▶1回324円(週1回程度) 要支援2▶1回333円(週2回程度) 運動器機能向上▶1か月 229円 栄 養 改 善▶1か月 153円 口 腔 機 能 向 上▶1か月 153円 生活機能向上グループ活動▶1か月 102円 (選択的サービス) ※入浴や食事などの身体介護は利用できません。

介護予防型訪問サービス・ターミナル支援型訪問サービス

生活援助型訪問サービス

サービスの種類

利用者が自力では困難な行為につい て、同居家族の支援や地域の支えあ い・支援サービスなどが受けられな い場合には、ホームヘルパーによる サービスが利用できます。 在宅で療養されているがん末期の方 は、連日の利用ができます(ターミナ ル支援型訪問サービス)。

訪問型

サービス

身体介護が不要な方で、同居家族の 支援や地域の支えあい・支援サービ スなどが受けられない場合には、市 が実施する研修を受けた人等による 掃除や買い物などの生活援助サービ スが利用できます。 ■利用者負担のめやす(1割負担) 事業対象者、要支援1・2 ▶1回272円(週1回程度) 事業対象者、要支援1・2 ▶1回276円(週2回程度) 要支援2▶1回291円(週2回超える場合) ■利用者負担のめやす(1割負担) 事業対象者、要支援1・2 ▶1回222円(週1回程度) 事業対象者、要支援1・2 ▶1回225円(週2回程度) 要支援2▶1回237円(週2回超える場合) ※身体介護は利用できません。(16ページ参照) ※乗降介護(介護タクシー)は利用できません。 ※身体介護・生活援助を利用できます。(16ページ参照) ※乗降介護(介護タクシー)は利用できません。

介護予防・生活支援サービス

要支援1・2の人 事業対象者

一般介護予防事業

●介護予防・生活支援サービスの費用  介護保険の介護予防・生活支援サービスを利用する際には、利用者は原則としてサービスにかかった費用の1割または2割(平成 30年8月から1~3割)を自己負担します。また、事業対象者の上限額(支給限度額)は5,003単位(概ね5万30円程度)となります。 65歳以上のすべての人

要支援認定の

新規申請

介護予防普及啓発事業

 各地域で運営されている高齢者のサロン等で健康づくりや介護予防についての健康教育 や健康相談を行います。地域包括支援センター(29ページ参照)にお問い合わせください。

地域介護予防活動支援事業

 地域の住民が中心となって、身近な場所で「いきいき百歳体操」が実施できるよう支援します。  地域で「いきいき百歳体操」に取り組んでいけるようサポーターを育成します。 いきいき百歳体操活動支援事業 いきいき百歳体操応援隊講座 ※平成30年10月から単価等の改正があります。

参照

関連したドキュメント

■施策を総動員し、「在宅医療・介護」を推進 ○予算での対応

高齢者介護、家族介護に深く関連する医療制度に着目した。 1980 年代から 1990

 介護問題研究は、介護者の負担軽減を目的とし、負担 に影響する要因やストレスを追究するが、普遍的結論を

2.本サービスの会費の支払い時に、JAF

居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について 介護保険における居宅介護住宅改修費及び居宅支援住宅改修費の支給に関しては、介護保険法

はじめに ~作成の目的・経緯~

411 件の回答がありました。内容別に見ると、 「介護保険制度・介護サービス」につい ての意見が 149 件と最も多く、次いで「在宅介護・介護者」が

北区の高齢化率は、介護保険制度がはじまった平成 12 年には 19.2%でしたが、平成 30 年には