昨年の10月12日作成の 「北朝鮮の脅威と中国の軍閥 」では、
なぜ、北朝鮮が核開発や無謀なミサイル発射を続けているのかの理由を
産経新聞の 野口裕之様の記事より検証いたしました。
その時に警鐘しましたように、事態はさらに悪化してきたようです。
北朝鮮とアメリカの戦闘の開始か とマスメディアや一部の評論家が騒ぎ立てる事態になっていますが、
しかし、野口様の記事にありましたように、
北朝鮮が頻繁なミサイル発射で威喝する対象国は、韓国やアメリカではなく、中国 習近平政権であり、
中国の北部戦区+北朝鮮 対 習近平政権 の対立が激しくなり表面化してきたものだと理解すべきです。
中国共産党内部や軍部の派閥抗争が、もはや沈静化不能のレベルまで激しくなってきているようです。
このことに関する、具体的な証拠の証言を以下にご紹介いたします。
【中国の権力闘争】を河添 恵子さんが優しく解説。聞き手「三橋貴明」
北朝鮮は中国マター 【
河添恵子・杉田水脈 女子のインテリジェンス】第 回
防府から政治課題を語る 河添恵子が中国に魅了されなかった理由(その2) 日 午前 ネットで活躍している河添恵子が、どうしてアンチ中国になったかを 次のYouTubeで詳しく語っている。 第 回前編 河添恵子の警告!中国の実情【神谷宗幣が訊く!】 河添恵子が 年前から 年前に中国に留学していた時、 日本企業幹部と中国共産党幹部の間の通訳をたびたび務める中で、共産党幹部が全て腐っていること、 日本のカネを如何に毟り取るかという刹那的な欲望にだけ関心があること、 技術開発など地道な努力に関心がないことに気づいた由。 そして日本企業の幹部は、河添が中国について事実を伝えると、「あなたはどうしてそう中国を疑うのか?」 「なぜ我が社の中国進出の足を引っ張ろうとするのか?」と言われた由。 河添が日中関係について語ろうとすると、このように日本の悪口にもなってしまうので、当分の間、語ることは できないだろうなと思っていたところ、 年頃から突然語れるような雰囲気になってきた由。 河添は当時から「中国人とは愛を語れない」 「医食同源ではなく毒食同源の国」 「不動産をもてあそんでいるだけの人達」などと言ってきたが、それが今日全て本当だったことが分かってきている。上記の河添恵子様の
の情報で、現在の中国共産党内の指導者層や軍部の対立が
明確に理解できます。
北朝鮮のミサイル発射の隠された動機である、孫子の兵法を実践する中国指導者層や軍部の、
自身は表面に出ない巧妙な陽動作戦に気づかなければなりません。
中国において、江沢民派の共産党幹部たちの反乱が発生し、
中国の最精鋭部隊である北部戦区のクーデターか軍部内クーデターが勃発する可能性が
極めて高くなってきているようです。
以下の記事は、
日本戦略研究フォーラム政策提言委員の拓殖大学海外事情研究所教授 澁谷 司 様の ものです。
日本戦略研究フォーラム
澁谷 司の「チャイナ・ウォッチ」 習近平政権による軍改編の 失敗 と北朝鮮 政策提言委員・拓殖大学海外事情研究所教授 澁谷 司 2016年 昨年 月 日、中国で華々しい「抗日戦争勝利 周年記念式典」が 行われたことは記憶に新しい。 その後、北京政府は従来からの 大軍区(瀋陽軍区・北京軍区・済南軍区・ 南京軍区・広州軍区・成都軍区・蘭州軍区)改編を模索した。 その最大の狙いは、習近平政権(「太子党」)が、(北京の言う事を聞かない) 瀋陽軍区潰しにあったと思われる。同軍区は基本的に「上海閥」であり、 辺境に位置するため精鋭部隊が配備されている。 周知のように、瀋陽軍区は北朝鮮と関係が深い。実際、今の金正恩体制を支援しているのは瀋陽軍区である。 ここから、食糧・エネルギー等が北へ流れている。 だからこそ、金正恩第一書記は習近平主席に対しても国際社会に対しても強気なのではないか。 瀋陽軍区が北朝鮮の命運を握っていると言っても過言ではない。 恐らく日米韓が北に厳しい経済制裁を行っても、あまり効き目はないと推測される。 実際、北京政府は金書記の核実験・ミサイル発射実験を苦々しく思っているに違いない。 面子を失うからである。けれども、瀋陽軍区が北を支えている限り、北京は如何ともしがたい。 そこで、習近平政権は北京軍区と瀋陽軍区を合併させ、直接、北京が新戦区全体をコントロールしようと 目論んでも不思議ではない。 ただ、今年 月に発足した 戦区体制(「北部戦区」「中部軍区」「東部戦区」「南部戦区」「西部戦区」)を 子細に見る限り、習体制による解放軍改編は“失敗”したと言えよう。 当初案である北京軍区と瀋陽軍区の完全統合ができなかったからである。 それどころか「北部戦区」は、習政権が目指した北京からの瀋陽軍区コントロールが効かない体制となっている。 と言うのも、旧瀋陽軍区は北京軍区の一部、内モンゴル自治区を取り込んで、拡大版「北部戦区」へと生まれ 変わったのである。 恐らく、習政権が意図していた北京軍区と瀋陽軍区の統合案が、党や軍の反対で流れたに相違ない。 他方、北京軍区は内モンゴル自治区を失った。 ただ、同軍区は、予定通り済南軍区等を併合して「中部軍区」となり、お茶を濁している。 これでは、北京政府は何のために解放軍改編を実施したのかわからない。 ところで、北朝鮮は、今年 月 日に“水爆実験”を強行した。更には、翌 月 日には、 「人工衛星」と称する大陸間弾道ミサイルを打ち上げている(経済的には、北の対中東“ビジネス”の手段と 考えられよう)。※澁谷 司の「チャイナ・ウォッチ」 参照国際社会も、大半の日本人論客も、金正恩政権が国際社会に“挑戦”していると見なしている。 だが、果たしてそうだろうか。 そもそも中国は“一枚岩”だと考える傾向があるが、それは思い込みによる“誤解”である。 この北の一連の動きは、政治的に、中国の軍改編と密接に関わっていると見るべきだろう。 旧瀋陽軍区(現「北部戦区」)が北朝鮮を使って、故意に北京政府を揺さぶっている公算が大きい。 恐らく真の構図は、中国共産党内の「太子党」対「上海閥」(プラス「共青団」?)の権力闘争である。 その党内闘争に北が利用されているに過ぎないのではないか。 実は、今世紀に入って、北朝鮮は、「ミサイル発射実験後に核実験を実施する」という興味深いパターンを 踏んでいる(また、約 年毎にそれを実行している)。 ① 年には、 月にミサイル発射実験( 回目)を行い、同年 月に核実験( 回目)を実施した。 ② 年には、 月にミサイル発射実験( 回目)し、同年 月に核実験( 回目)を行っている。 ③ 年には、 月にミサイル発射実験( 回目)を行ったが、これは失敗したと見られる。 そこで、同年 月、再度ミサイル発射実験( 回目)を実施し、 それに続き、翌 年 月に核実験( 回目)を行っている。 ところが、今年に限っては、核(水爆)実験( 回目)後にミサイル発射( 回目)を実施した。 今までに見られない“逆パターン”で、極めて異例である。 当然、北朝鮮に何か別の原因・意図があるに違いない。 ひょっとすると、旧瀋陽軍区が北朝鮮を使って習近平体制に対し脅しをかけているのかもしれない。 もしも、北京政府が旧瀋陽軍区を解体、あるいは金正恩体制を打倒しようとした場合、 「北部戦区」が北朝鮮の核やミサイルを北京に打ち込む算段なのかもしれない。 既に旧瀋陽軍区と北朝鮮は“一体化”しているのである(軍事ジャーナリスト・鍛冶俊樹氏)。