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國 教育研究員研究報告書

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Academic year: 2021

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(1)

高等学校

成6年

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

東 京 都 教 育 委 員 会

(2)

教 育 研 究 員 名 簿

NO

1 2

都 立 松 原 高等学校

2 2

都 立 桜 町 高等学校

3 3

都立桜水商 業 高等学校

4 4

都 立 北 野 高 等学校

5 4

都 立 北 野 高等学校

6 6

都 立 葛 飾 野 高等学校

7 6

都 立 南 葛 飾 高等学校

8 7

都立八王子 北 高等学校

9 8

都 立 福 生 高等学校

10 9

都 立 保 谷 高等学校

11 9

都 立 清 瀬 高等 学校

井 上 弘 一

担 当

教育庁指導部高等学 校教育指導課

(3)

研究主題

「転 換 の 時 代 」 に あ る 現 代 社 会 の 課 題 認 識 を 深 め 、 そ れ ら の 課 題 を 自 ら の 問 題 と して と ら え 考 察 さ せ る 指 導 の 工 夫

1主 題設定 の理 由 と研 究の経過及 び今後 の課題

19自00

主題設定 の理 由 研究 の経 過 今後 の課 題

H「 転 換 の 時 代 」 と そ の 課 題

皿 我 が 国 の 政 治 、 経 済 と 国 民 生 活

4⊥6乙Qり4

選 挙制度 の内容 と課題

バ ブ ル 崩 壊 と 日本 経 済 の 課 題 今 後 の 社 会 に お け る 消 費 者 の 在 り方

家 族 か ら高 齢 化 社 会 を 考 え る(1994年 国 際 家 族 年)

W国 際社会 の転 換

‑二り乙00

相互理 解

EC統 合 とEUか ら学 ぶ も の 石 油 か ら国 際 関 係 を 考 え る

V人 権意識 を高 める

10乙00

「表 現 の 自 由 」 を 考 え る

死刑制度 を考 え る

外国人労働者 一 どう見 るか 一

IV21世 紀 へ の 課 題

19自00

地球温 暖化 と私 たちの生 き方

今 、 水 道 の 水 が 危 な い

世 紀 末 思 想 を 乗 り 越 え て 一 人 間 と して の 在 り方 生 き方 を 問 う

〈 資 料 〉

家 族 か ら 高 齢 化 社 会 を 考 え る(1994年 国 際 家 族 年)の 補 助 資 料

6乙0乙n乙0乙

3

4 ﹂4 5 7 8 0 0 n 乙 り 0 1 ■ 1 1 1 5 5 疏 U 7 1 1 ⊥ 1 1

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24

(4)

研 究 主 題 「転 換 の 時 代 」 に あ る 現 代 社 会 の 課 題 認 織 を 深 め 、 そ れ ら の 課 題 を 自 ら の 問 題 と して と ら え 考 察 さ せ る 指 導 の 工 夫

1主 題 設 定 の 理 由 と研 究 の 経 過 及 び 今 後 の 課 題

1主 題 設 定 の 理 由

ソ 連 邦 崩 壊 を 契 機 に 日本 を 含 め 世 界 は 大 き く変 わ りつ つ あ る 。 本 部 会 は 、 現 代 社 会 の 行 方 と そ の 課 題 を 見 誤 ら な い よ う に 、1970年 代 後 半 か ら の 諸 課 題 の 累 積 と そ の 帰 結 と し て ソ 連 邦 崩 壊 が あ っ た こ と な ど に っ い て 討 議 し た 。 現 代 社 会 は 、 経 済 の 停 滞 や 環 境 ・資 源 ・人 口 問 題 、 人 権 や 平 和 の 問 題 な ど の 課 題 を か か え て 困 難 な 状 況 に あ る 。 ま た 、 主 体 性 の 喪 失 と い う 問 題

も あ り 、 こ の 意 味 で は 、 現 代 社 会 は重 層 的 な 危 機(ク ラ イ シ ス)の 中 に あ る と言 え る 。 と こ ろ で 、 ク ラ イ シ ス に は 「岐 路 」 と い う意 味 が あ る が 、 現 代 社 会 は 、 こ う した 重 層 的 危 機 を 乗

り越 え て 、 希 望 の も て る方 向 に 転 換 で き る か 否 か の 岐 路 に 立 っ て い る と も 言 え る 。 そ こ で 、 本 部 会 は 、 激 動 の 現 代 を 「転 換 の 時 代 」 と と らえ 、 希 望 の も て る方 向 に 転 換 さ せ る 主 体 と し

て の 在 り方 生 き方 を 問 う こ と を ね ら い と して 、 本 主 題 を 設 定 し た 。

2研 究 の 経 過

本 部 会 は 、 現 代 社 会 の 課 題 に つ い て の 共 通 認 識 を し、 各 研 究 員 が 持 ち 寄 っ た テ ー マ を そ の 課 題 に 位 置 付 け る と と も に 、 研 究 主 題 に そ っ た 指 導 内 容 ・指 導 方 法 等 に っ い て 研 究 し た 。

前 者 に っ い て は 、 現 代 社 会 の 課 題 を 「環 境 ・資 源 ・人 口 問 題 」 「世 界 平 和 の 課 題 」 「人 権 尊 重 の 実 現 」 「政 治 ・経 済 の 在 り方 の 転 換 」 「人 間 性 の 危 機 」 と整 理 した 後 、 そ れ に 対 応 さ せ る べ く 、 各 研 究 員 の テ ー マ を 「我 が 国 の 政 治 、 経 済 と 国 民 生 活 」 「国 際 社 会 の 転 換 」 「人 権 意 識 を 高 め る 」 「21世紀 へ の 課 題 」 の 各 章 に 集 約 す る と と も に 、 課 題 の 背 景 と な る 時 代 認 識 に っ い て は 、 「転 換 の 時 代 と そ の 課 題 」 と し て 第1章 に ま と あ た 。 後 者 に っ い て は 、 指 導 内 容 を 検 討 し 、 「転 換 の 時 代 」 と して の 時 代 認 識 を 深 あ られ る こ と を 目 指 し た 。 ま た 、 抽 象 的 な 事 柄 を 具 体 的 な 形 で 理 解 で き る よ う に 、 資 料 の 精 選 や 授 業 の 切 り 口 、 発 問 等 に っ い て も工 夫 を し た 。 生 徒 の 発 達 段 階 や 実 態 を 考 慮 し な が ら、 現 代 社 会 の 課 題 を 自 己 の 在 り 方 生 き 方 と の 関 わ り で と らえ る 力 が 育 っ よ う、 考 え さ せ る 問 題 提 起 の あ る指 導 に っ い て 研 究 し た 。

3今 後 の 課 題

新 学 習 指 導 要 領 で は 、 社 会 科 が 再 編 成 さ れ 、 地 歴 科 と公 民 科 が 設 置 さ れ た が 、 公 民 科 の 中

で 現 代 社 会 、 倫 理 、 政 経 の 各 科 目 を ど の よ う に 指 導 して い くか が 大 き な 課 題 で あ る 。 本 部 会

は 、 公 民 科 各 科 目 の 内 容 を 踏 ま え て 、 各 研 究 員 の テ ー マ を4っ の 章 に 配 列 し、13の 指 導 例 を

示 し た 。 しか し、 各 研 究 員 の 研 究 を 優 先 した た め 、 個 々 の 研 究 テ ー マ や 指 導 例 に っ い て 、 共

同 研 究 と して の 取 組 が 不 足 し、 教 材 開 発 や 指 導 方 法 等 に つ い て の 深 ま りが 不 足 し た き ら い が

あ る 。 共 同 研 究 と して 討 議 を 重 ね 、 新 た な 教 材 開 発 と 生 徒 の 実 態 に あ っ た 指 導 方 法 の 研 究 が

課 題 で あ る 。

(5)

「転 換 の 時 代 」 と そ の 課 題

「転 換 の 時 代 」 と は何 か 。 そ れ は価 値 観 が 転 換 す る 時 代 の こ と で あ る 。 で は 、 価 値 観 が 転 換 す る と は ど う い う こ と か 。 そ れ は二 っ の 側 面 を もつ 。 一 っ は 、 今 ま で 人 々 が 正 し い と 思 っ て 生 き て き た 世 界 観 で は 、 現 実 に 起 き て い る こ と が 説 明 で き な く な る と い う こ と で あ る 。 も う一 っ は 、 今 ま で の 世 界 観 で は 説 明 で き な く な る こ と に よ り人 々 の 間 に 価 値 的 混 乱 が 起 こ り、

そ の 価 値 的 混 乱 と社 会 的 状 況 の 変 化 が 相 ま っ て 問 題 が 顕 在 化 し て く る こ と で あ る 。 即 ち 、

「転 換 の 時 代 」 と は 、 人 々 の 精 神 状 況 の 変 化 と社 会 の 状 況 の 変 化 が 互 い に 作 用 し合 っ て 社 会 全 体 の 状 況 が 大 き く変 化 して い く時 代 の こ と で あ る 。

1980年 代 ま で の 世 界 は 、 ア メ リカ を 中 心 とす る資 本 主 義 圏 と ソ連 を 中 心 とす る 社 会 主 義 圏 と に 大 き く別 れ て 対 立 し て い た 。 そ の 中 で 、 日本 は30年 以 上 に わ た っ て 経 済 成 長 を 続 け て き た 。 人 々 は 、 大 量 生 産 と大 量 消 費 を す る社 会 の 中 で 物 質 的 に 豊 か な 生 活 を 願 い 、 夜 遅 く ま で 働 き続 け て き た 。 私 た ち は 、 そ の 努 力 の 結 果 と して 豊 か な 生 活 を す る こ と が 可 能 に な り 、 こ

の 豊 か な 生 活 が い っ ま で も続 く の で は な い か と 漠 然 と考 え な が ら生 活 を し て き た 。

しか し、1980年 代 後 半 〜1990年 代 に か け て 、 世 界 に 大 き な 変 化 が 起 こ り 、 現 在 も な お そ の 変 化 が 続 い て い て 私 た ち の 生 活 に 影 響 を 及 ぼ して い る 。 そ の 大 き な 変 化 の 中 心 は 、 東 西 冷 戦 の 終 了 で あ る 。 ベ ル リ ンの 壁 が 壊 れ 、 社 会 主 義 圏 で は 、 そ の 体 制 の 崩 壊 と 資 本 主 義 経 済 へ の 動 き が 始 ま っ て い る 。 こ の 変 化 は 、 社 会 主 義 圏 に 住 ん で い る 人 た ち が 、 政 治 的 自 由 を 望 む と 同 時 に 経 済 的 に も 、 豊 か な 生 活 を し た い と い う欲 求 か ら起 き た も の で あ り 、 地 球 と い う 限 ら れ た 資 源 の 中 で よ り多 くの 人 々 が 更 な る 大 量 消 費 を 目 指 す 地 域 が 増 え た こ と を 意 味 す る 。

以 上 の よ う な 変 化 の 中 で 、 私 た ち の 生 活 も大 き な 変 化 の 兆 し を 見 せ 始 あ 、 様 々 な 問 題 が そ の 姿 を 見 せ っ っ あ る 。 そ の 一 っ は 地 球 規 模 で の 環 境 破 壊 で あ る 。 世 界 に 住 む 誰 もが 経 済 的 に 豊 か な 生 活 を 望 み 、 そ の た め 、 資 源 を 必 要 以 上 に 使 って い く 中 で 、 環 境 破 壊 は 一 層 進 む も の と 考 え ら れ る 。 ま た 、 ソ 連 と い う一 っ の 求 心 的 存 在 を 失 っ た現 在 、 一 時 は 東 西 の 融 合 が 始 ま っ た か の よ う に 見 え た が 、 一 っ の 国 の 中 で 民 族 間 の 対 立 が 表 面 化 し 、 地 域 紛 争 が 後 を 断 た な い 。 さ ら に ま た 、 旧 ソ 連 邦 下 に あ っ た 核 物 質 が 流 失 しっ っ あ り、 小 規 模 な 紛 争 に も核 爆 弾 が 使 わ れ る 危 険 性 が 増 大 しっ っ あ る 。

こ の よ う な 状 況 の 中 で 、 私 た ち 日 本 人 の 生 活 も変 化 を 余 儀 な く さ れ っ っ あ る 。 数 年 続 き の 天 候 異 常 、 紛 争 地 域 へ の 自 衛 隊 派 遣 、 外 国 か ら の 要 望 に 応 え て の 経 済 政 策 の 変 更 、 今 ま で に 経 験 し た こ と の な い 高 齢 者 人 口 の 急 激 な 増 加 な ど 、 ま だ 目 に 見 え た 危 機 的 状 況 は 現 出 し て は い な い が 、 今 ま で の 世 界 観 や 価 値 観 で は 対 応 で き な く な る状 況 が 目 前 に 迫 っ て い る 。

こ の よ うな 状 況 の 中 で 、 私 た ち に 求 め られ る こ と は 、 私 た ち 自 身 が そ の 在 り方 生 き 方 を 問 い 直 す こ と で あ る 。 私 た ち 自 身 の 在 り方 生 き方 を 問 い 直 し て い く こ と を 通 し て 、 私 た ち だ け で な く こ の 地 球 に 生 き て い る す べ て の 人 々 が 、 こ れ か ら も豊 か に 生 き 続 け て い く こ と の で き る 道 を 模 索 す る こ と が 大 切 で あ る と考 え る。

私 た ち は 、 「転 換 の 時 代 」 に お け る 課 題 を 以 上 の よ う に と ら え る と と も に 、 こ の 課 題 に 対

し て 、 私 た ち が 率 先 し て 取 り組 ま な け れ ば な ら な い と考 え て い る 。

(6)

我 が 国 の 政 治 、 経 済 と 国 民 生 活

1選 挙 制 度 の 内 容 と課 題

(1》 教 材 と し て 取 り上 げ た 理 由 政 治 改 革 の 目 標 は 、 国 民 の 政 治 に 対 す る信 頼 を 回 復 し 、

「転 換 の 時 代 」 に あ る 課 題 に 的 確 に 対 応 す る こ と で あ る 。 しか し 、 政 治 改 革 は 国 民 の た め で は な く 、 既 成 勢 力 の 組 み 替 え を め ぐ る 政 治 家 の た め の 改 革 だ っ た と い う批 判 が あ る 。 国 民 の 代 表 を 選 出 す る選 挙 も 、 政 治 的 無 関 心 や 政 策 上 の 争 点 ぼ か し な ど の た め に 投 票 率 が 低 い 。 こ の よ う な 状 況 の 中 で 、 生 徒 に 国 民 一 人 一 人 が 主 権 者 で あ る こ と を 自覚 さ せ 、 主 体 的 な 政 治 参 加 の 在 り方 に つ い て 考 え さ せ る と と も に 、 政 治 改 革 を そ の 時 の 政 治 情 勢 か ら だ け で な く 、 民 主 政 治 の 発 展 と い う観 点 か ら理 解 さ せ る こ と は 極 め て 大 切 な こ と で あ る 。 そ こ で 、 政 治 改 革 の 一 っ で あ る選 挙 制 度 の 内 容 を 理 解 させ る と と も に 、 選 挙 制 度 改 革 の 課 題 に っ い て 考 え さ せ る こ と を ね らい と して 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

(2)本 時 の ね らい 実 際 に選 挙 を 行 う こ と に よ っ て 、 選 挙 区 制 と そ の 特 色 を 理 解 さ せ 、 資 料 か ら民 意 を 公 正 に反 映 す る 選 挙 制 度 に っ い て 考 え さ せ る 。

本 時 は 、 「政 治 改 革(何 を ど う改 革 す べ き か)」(本 時)「 議 員 定 数 不 均 衡 問 題(一 票 の 格 差)」 「政 治 腐 敗(原 因 と防 止)」 の4時 間 構 成 の2時 限 目 に 当 て る 。 学 習 指 導 要 領 で は 、 「現 代 社 会 」 の 「(3)現代 の 政 治 ・経 済 と 人 間 」 の 「ウ 日 本 国 憲 法 と 民 主 政 治 」、 「政 治 ・経 済 」 の 「(2)現代 の 政 治 と 民 主 社 会 」 の 「イ 日本 国 憲 法 と民 主 政 治 」 で 扱 う 。 (3)展 開 例

学 習 項 目

・政 党 づ く り ・意 見 の 分 か れ る 事 柄 か ら3っ の 政 党 を っ く る 。 ・校 則(制 服)

5

学校行事(HR

活 動 で の 調 理 メ

ニ ュ ー な ど)

・棄 権 の 問 題 ・選 挙 前 に 、棄 権 は無 支 持 で は な く、 選 挙 結 果 を 支

持 す る こ と に な り、 無 責 任 で あ る こ と を 理 解 す る 。 ・小 選 挙 区 で は

・小 選 挙 区 制 ・教 室 の 縦 一 列 を ひ と つ の 選 挙 区(40名1ク ラ ス だ

次点以下 の候 補

で の 選 挙 と6、7名 に な る)と し て 、 実 際 に 選 挙 を 行 う 。 者 へ の 投 票 は す

・選 挙 結 果

一 小選挙区制一

一 比 例 代 表 制 一 べ て 死 票 に な る 。

○○○■■▲

○ 党 …6議 席 ○ 党 …3議 席 ・ ド ン ト式 議 席

○○○■■▲

口 党 …0議 席 口 党 …2議 席

配分 の計算方 法 ○○○■■▲▲

△ 党 …0議 △ 党 …1議 を 用 い る 。

○○○■■▲▲

死 票 …21票 一 死 票 …1票 ・ 「区 割 り 」 は

○○○■■▲▲ 黒 は死票

候 補 者 に と っ て

○○○○■口■ 死活 問題

・資 料 「選 挙 区

(7)

・小 選 挙 区 制 ・小 選 挙 区 制(縦 一 列)で は ぐ 死 票(意 見 が 反 映 さ 制 と そ の 特 色 」

の短所

れ な い 生 徒)が 多 く な る こ と に 気 付 く。

・比 例 代 表 制 ・死 票 を 少 な くす る た め に は 、 各 党 の 得 票 数 に 応 じ

の長所

て 、 ク ラ ス 全 体 で 班 作 り を 行 え ば よ い こ と に 気 付 く

・ ゲ リ マ ン ダ

・小 選 挙 区 制 の 例 で 、 △ 党 が2班 で き る よ う に 選 挙

区 を 作 り変 え る こ と か ら 自 分 が 有 利 な よ う に 選 挙 区 35 を 決 め る ゲ リ マ ン ダ ー を 理 解 す る 。

・選 挙 区 制 と ・小 選 挙 区 制 、 中 選 挙 区 制 、大 選 挙 区 制 、 比 例 代 表

そ の 特 色 制 の 選 出 方 法 と そ の 長 所 ・短 所 を 理 解 す る 。 ・新 聞 記 事 「試

ま と

・小選挙 区比 例代表並 立 制

・並 立 制 で の 衆 議 院 選 挙 試 算 結 果 に っ い て の 資 料 を 活 用 して 民 意 の 公 正 な 反 映 と い う観 点 か ら考 え る 。

新 聞1994年8 月12日 朝 刊) め

の課題

(50%台 の 得 票 率 で70%台 の 議 席 率 に な る こ と が あ ・資 料 「衆 議 院

10 る)

議員選挙の実績」

(自 治 省)

(4)評 価 の 観 点 ① 実 際 に 選 挙 を す る こ と に よ っ て 、 選 挙 区 制 と そ の 特 色 に つ い て 理 解 で き た か 。 ② 資 料 の 見 方 や 資 料 の 意 味 を 理 解 し、 小 選 挙 区 比 例 代 表 並 立 制 の 課 題 に つ い て 考 え る こ と が で き た か 。

(5)指 導 上 の 留 意 点 ① 政 党 づ く りで は 身 近 で 関 心 の あ る 事 柄 を 取 り上 げ 、 自 ら の 問 題 と し て 考 え さ せ る 。 ② 実 際 に 選 挙 を 行 わ せ る こ と に よ り、 授 業 に 興 味 や 関 心 を も た せ る 。

③ 選 挙 区 制 に よ る 選 挙 結 果 の 違 い に 対 す る 興 味 だ け で 終 わ ら な い よ う に 、 民 意 の 公 正 な 反 映 と い う観 点 か ら考 え さ せ る 。 ④ 政 治 に 関 す る事 項 の 取 扱 い に つ い て は 、 教 育 基 本 法 第8 条 の 規 定 に 基 づ き 、 適 切 に 行 う 。

2バ ブ ル 崩 壊 と 日 本 経 済 の 課 題

(1)教 材 と して 取 り上 げ た 理 由1986年 末 頃 か らの 景 気 拡 大 は 円 高 不 況 を 克 服 し 、 ハ イ テ ク 製 品 を 急 速 に 普 及 さ せ た 。 し か し プ ラ ザ 合 意 以 降 の 低 金 利 政 策 は 、 カ ネ 余 り現 象 を も た ら し、 土 地 ・株 式 の 相 場 を 押 し上 げ た 。 さ ら に こ の 現 象 は 資 産 効 果 を も た ら し 、 金 持 ち ム ー ドを 蔓 延 さ せ た 。 しか し、1989年12月 を ピ ー ク に 株 価 は 下 が り は じめ 、 他 方 イ ン フ レ 発 生 を 懸 念 し た 日本 銀 行 は 公 定 歩 合 を 引 き上 げ て い っ た 。 こ れ が 過 熱 した 景 気 に 急 ブ レ ー キ を か け 、 バ ブ ル は 崩 壊 した 。 一 体 バ ブ ル と は 何 だ っ た の か 。 経 済 現 象 か ら は 誰 も第 三 者 で は あ り え な い 。 国 民 の 一 人 一 人 が 、 今 改 あ て 経 済 の 在 り方 に っ い て 考 え る 必 要 が あ る 。 そ こ で 、 経 済 の 在 り 方 に つ い て 考 え さ せ る こ と を ね ら い と し て 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

② 本 時 の ね らい 本 時 ま で に 戦 後 の 日本 経 済 の 流 れ を 学 習 し、 こ の っ な が り の 上 で 、

バ ブ ル 経 済 を 理 解 さ せ る 。 第1時 限 「戦 後 復 興 期 」、 第2時 限 「第 一 次 高 度 成 長 期 」、 第3

時 限 「第 二 次 高 度 成 長 期 」、 第4時 限 「ドル シ ョ ッ ク と オ イ ル シ ョ ッ ク 」、 第5時 限 「貿 易

(8)

摩 擦 と プ ラ ザ 合 意 」、 第6時 限 「バ ブ ル 経 済 」(本 時)、 第7時 限 「こ れ か らの 日 本 の 経 済 」 で 構 成 し た 。 本 時 に お い て は 、 バ ブ ル 経 済 は 国 内 問 題 の よ う に 見 え な が ら 、 実 は 国 際 問 題

に 端 を 発 して い た こ と に 気 付 か せ 、 国 内 問 題 と 国 際 問 題 と は 不 可 分 の 関 係 に あ る こ と に 注 目 さ せ た い 。 そ の 上 で 身 近 な 例 を 題 材 に しっ っ 、 バ ブ ル 経 済 を 理 解 す る。 身 近 な 例 と して 、 生 徒 が1年 次 に ま と め た レ ポ ー トの 一 つ に 、 本 校 付 近 の 地 価 の 動 向 に 関 す る も の が あ る 。

も う一 っ が 日 本 経 済 新 聞 に 特 集 さ れ た も の で 、 バ ブ ル に 翻 弄 さ れ た 一 人 の サ ラ リ ー マ ン の こ と が レ ポ ー トさ れ て い る 。 こ れ らの 資 料 を 使 い な が ら 、 資 産 価 格 が 上 昇 し続 け る こ と の 意 味 を 考 え さ せ る の が 、 本 時 の ね らい と な る 。 特 に 資 産 価 格 の 上 昇 は 、 必 ず し も 全 体 に 恩 恵 が 及 ぶ も の で は な い の で 、 そ こ か ら経 済 の 在 り方 を 考 え さ せ る き っ か け に し た い 。 学 習 指 導 要 領 で は 「政 治 ・経 済 」 の 「(3)現 在 の 経 済 と国 民 生 活 」 の 「ウ 現 代 経 済 と 福 祉 の 向 上 」 で 取 り扱 う。

(3)展 開 例

学 習 項 目

地価 の動 向

・学 校 付 近 の 地 価 の 動 き か ら、 あ る 時 期 の 地 価 が ・生 徒 が 作 っ た

急 上 昇 し て い る こ と に 気 付 く 。 レ ポ ー ト を 利 用

5 (第20回 地 域 研 究 報 告 書 の 活 用)

す る 。

バ ブ ル の 意 味 ・バ ブ ル の も と の 意 味 か らバ ブ ル 経 済 を 連 想 す る ・新 聞 の 内 容 を

要 約 さ せ 、 情 報

バ プ ル 期 の 状 況 ・新 聞 の ス ク ラ ッ プ を 利 用 し 、 バ ブ ル 期 の 社 会 状 を 正 し く理 解 す

況 を 理 解 す る 。

る 。

(日 経 新 聞 平 成5年7月13〜20日)

・新 聞 資 料 よ り 、 マ ン シ ョ ン の 相 場 が 急 上 昇 し て ・物 価 の 動 向 は い る 事 実 に 注 目 し、 資 産 価 格 の 上 昇 が 財 テ ク の 前 安 定 して い た こ

提 に な っ て い た こ と を 理 解 す る 。 と に 注 目 す る 。

バ ブ ル の 原 因 ・国 際 情 勢 が バ プ ル 発 生 の 発 端 で あ る こ と を 注 目

す る 。

(プ ラ ザ 合 意 → 日 本 の 低 金 利 政 策 → バ ブ ル 発 生) ・日 本 の 公 定 歩 40 バ ブ ル の 崩 壊 ・そ の 後 の 高 金 利 政 策 が バ ブ ル 崩 壊 に っ な が る こ

合 の動向を提 示

と を 理 解 す る 。

す る 。

・新 聞 資 料 の 財 テ ク失 敗 の 事 例 に よ り、 バ ブ ル崩 壊 を 具 体 的 に 理 解 す る 。

ま バ ブ ル の 問 題 ・バ ブ ル の 問 題 点 を 考 え る 。 特 に 資 産 効 果 に よ る ・生 徒 が 意 見 を

と 利 益 の 入 手 は 、 資 産 格 差 を 拡 大 さ せ 、 機 会 均 等 に 述 べ る 中 で 考 え

(9)

め 反 す る 可 能 性 が あ る こ と を 理 解 す る 。

る 。

5

(4)評 価 の 観 点 ① バ ブ ル 経 済 の 内 容 を 正 し く把 握 で き た か 。 ② 資 料 を 正 確 に 理 解 し、

情 報 を 主 体 的 に 活 用 す る 必 要 性 が 理 解 で き た か 。 ③ 新 聞 等 に 興 味 ・関 心 を もて た か 。 ④ 日 常 生 活 に お け る 経 済 の 動 き に 関 心 を も ち 、 生 活 の 在 り方 に つ い て 考 え る こ と が で き た か 。

㈲ 指 導 上 の 留 意 点 ① 事 実 に 忠 実 に 進 め る よ う心 掛 け 、 事 実 に 対 す る 評 価 は 生 徒 自 身 に さ せ る よ う に す る 。 ② で き る限 り生 徒 の 経 験 に 訴 え る よ う に し、 抽 象 的 に な ら な い よ う に す る 。

⑥ 参 考 文 献 「平 成 不 況 の 政 治 経 済 学 」 佐 和 隆 光 、 中 公 新 書 。 「複 合 不 況 」 宮 崎 義 一 、 中 公 新 書

3今 後 の 社 会 に お け る 消 費 者 の 在 り方

(1)教 材 と して 取 り 上 げ た 理 由 今 次 の 平 成 不 況 と欧 米 諸 国 か ら の 規 制 緩 和 な ど の 圧 力 の 高 ま り に よ り 、 わ が 国 の 経 済 構 造 は 大 き な 転 換 を 迫 られ て い る 。 そ れ は こ れ ま で の 生 産 者(企 業)優 先 か ら 、 消 費 者 優 先 の 真 の 自 由 市 場 経 済 へ の 転 換 で あ る 。 今 後 日 本 が 消 費 者 優 先 の 真 の 自 由 市 場 経 済 に 転 換 す る た め に は 、 自 由 と公 正 な 競 争 が 保 た れ る 市 場 環 境 の 維 持 と 消 費 者 主 権 の 確 立 が 必 要 で あ る 。 この た め に は 、 国 民 の 一 人 一 人 が 、 消 費 者 の 商 品 選 択 が 社 会 に 大 き な 影 響 を もっ と い う こ と を 理 解 し、 企 業 の 社 会 的 貢 献 度 な ど も視 野 に 入 れ た 社 会 倫 理 的 消 費 者 と な る こ と が 大 切 で あ る と考 え る 。 そ こ で 、 そ の よ う な 消 費 者 に な る こ と の 重 要 性 に っ い て 、 生 徒 自 身 の 在 り方 生 き方 の 問 題 と し て と らえ さ せ る こ と を ね ら い と し て 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

(2)本 時 の ね ら い 消 費 者 教 育 に3時 限 を 充 て る 。 第1時 限 目 は 、 消 費 者 問 題 の 歴 史 と 現 状 を 扱 い 、 第2時 限 目 は 、 契 約 の 概 念 や 消 費 者 保 護 基 本 法 ・PL法 な ど の 消 費 者 保 護 制 度 な ど を 理 解 さ せ 、 賢 い 消 費 者 に な る た め に は ど う す れ ば 良 い か を 考 え さ せ る 。 さ ら に 本 時 で は 、 第3時 限 目 と し て 、 転 換 期 に あ る我 が 国 の 経 済 社 会 に お い て 、 賢 い 消 費 者 で あ る

こ と に と ど ま らず 、 主 権 者 と し て 自 ら行 動 す る社 会 倫 理 的 消 費 者 と な る こ と の 必 要 性 を 理 解 さ せ る 。 学 習 指 導 要 領 で は 「政 治 ・経 済 」 の 「(3)現 代 の 経 済 と 国 民 生 活 」 の 「ウ 現 代 経 済 と 福 祉 の 向 上 」 で 扱 う 。

(3>展 開 例

学 習 項 目

導 入 5

・内 外 価 格 差 の 存 在

・外 国 旅 行 の 際 の 、 多 くの 日 本 人 の 高 級 品 を 買 い あ さ る現 象 か ら、 内 外 価 格 差 の 存 在 に 気 付 く 。

・身 近 な 具 体 例 を

あ げ て 説 明 す る 。

(10)

・内 外 価 格 差 ・資 料 か ら 、 政 ・官 ・業 の 癒 着 に よ る 多 く の 規 制 ・資 料 を 用 い て の

の原 因

と 、 企 業 の 体 質 が 内 外 価 格 差 の 主 な 原 因 で あ る こ 説 明(朝 日新 聞

と を 知 る 。

93.10.27,11.2)

・消 費 者 の 低 ・完 全 雇 用 神 話 の 崩 壊 、 高 齢 化 社 会 の 到 来 な ど に ・資 料 ① を 配 付

価格 志向 と内 よる消費者 の低価格志向 と国際社会の変化 によ り (エ コ ノ ミ ス

外価 格差 の是 内外価格差 を早急 に是正す る必要が あることを理

93.11.30)

解 す る 。 ま た 、 資 料 ① か ら、 す で に 一 部 業 者 が 輸

入 品 な ど の 価 格 破 壊 を 行 って い る 事 実 を 知 る 。

・消 費 者 主 権 ・消 費 者 の 生 活 を 中 心 に 価 格 が 決 ま る 経 済 構 造 へ の 確 立 に よ る の 転 換 、 す な わ ち 消 費 者 主 権 の 確 立 に よ る 、 消 費 40

経済構造 の転

者 優 先 社 会 へ の 転 換 の 重 要 性 を 理 解 す る 。

・消 費 者 に と ・資 料 ② か ら、 商 品 選 択 の 際 に 企 業 の 社 会 的 貢 献 ・資 料 ② を 配 付 っ て の 真 の 利 度 を 考 慮 す る こ と が 、 優 良 企 業 を 育 て る こ と に っ (朝 日 ジ ャ ー ナ ル

な が こ と を 理 解 す る 。

91.2.20)

ま ・ こ れ か ら の ・消 費 者 優 先 社 会 に お け る 消 費 者 は 、 社 会 の 形 成 と

消費者 の在 り

者 と して の 社 会 倫 理 的 消 費 者 と な る こ と が 重 要 で め

5 分

あ る こ と を 理 解 す る 。

(4)評 価 の 観 点 ① 内 外 価 格 差 の 原 因 が 日本 の 経 済 構 造 に 起 因 して い る こ と に っ い て 理 解 で き た か 。 ② 消 費 者 主 権 に つ い て 興 味 ・関 心 を も ち 、 そ の 理 念 を 理 解 で き た か 。 ③ 賢 い 消 費 者 に な ろ う と す る 意 欲 と 態 度 が 生 ま れ た か 。 ④ 今 後 の 消 費 者 の 在 る べ き 姿 に っ い て 考

え る こ と が で き た か 。

(5)指 導 上 の 留 意 点 ① 内 外 価 格 差 の 問 題 は 、 で き る だ け 身 近 な 具 体 例 を 上 げ て 説 明 す る 。 ② 社 会 倫 理 的 消 費 者 に っ い て は 、 あ ま り観 念 的 に な らず 、 生 徒 自 身 の 在 り方 生 き 方 の 問 題 と し て 理 解 さ せ る よ う に 工 夫 す る 。

4家 族 か ら高 齢 化 社 会 を 考 え る(1994年 国 際 家 族 年)

(1)教 材 と して 取 り上 げ た 理 由21世 紀 に到 来 す る高 齢 化 社 会 。 日本 で は 、 か っ て ど の

国 も経 験 した こ と の な い速 さ で 高 齢 化 社 会 を 迎 か え っ つ あ る 。 しか し、 こ の 問 題 は 生 徒 に

と っ て 身 近 に 感 じ に く い 問 題 で あ り、 残 念 な が ら生 徒 の こ の 間 題 へ の 意 識 は 希 簿 で あ る 。

将 来 直 接 影 響 を 受 け る 世 代 と して 、 そ の 対 応 の 国 民 的 コ ンセ ンサ ス 形 成 へ の 積 極 的 参 加 が

(11)

必 要 で あ る と 考 え る 。 そ こで 、 高 齢 化 社 会 の 諸 商 題 に っ い て 認 識 を 深 め 、 「心 豊 か な 長 寿 社 会 」 の 実 現 を 主 体 的 に 考 え さ せ る こ と を ね ら い と して 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

② 本 時 の ね ら い 高 齢 化 社 会 を 迎 か え る に 当 た っ て 、 い か に 「心 豊 か な 長 寿 社 会 」 を 築 くか が 国 民 的 課 題 に な っ て い る 。 こ の 課 題 に 対 して 、 社 会 を 支 え る 基 本 的 な 単 位 で あ る

「家 族 」 の 果 た す 役 割 が 重 要 で あ る と言 わ れ て い る が 、 そ の 「家 族 」 が 大 き く 変 わ ろ う と して い る 。 本 時 で は 、 国 際 家 族 年 の ス ロ ー ガ ン 「家 庭 か ら は じま る小 さ な デ モ ク ラ シ ー 」 と い う観 点 に 立 ち 、 高 齢 化 社 会 を 「家 族 」 の 在 り方 か ら と ら え さ せ る と と も に 、 自 分 自 身 の 問 題 と して 考 え さ せ る 。 学 習 指 導 要 領 で は 、 「政 治 ・経 済 」 の 「(3)現 代 の 経 済 と 国 民 福 祉 」 の 「ウ 現 代 経 済 と福 祉 の 方 向 」 で 扱 う。 な お 、 本 時 は 「社 会 保 障 と 国 民 福 祉 」 の 中 で 取 り 上 げ る 。 第1時 限 「社 会 保 障 制 度 の 発 達 」、 第2時 限 「日本 の 社 会 保 障 制 度 」、 第

3時 限 「高 齢 化 社 会 の 諸 問 題 」、 第4・5時 限 「高 齢 化 社 会 へ の 対 応 」(本 時)

③ 展 開 例

学 習 項 目

・高 齢 化 社 会 へ の ・高 齢 化 社 会 へ の 意 識 調 査 を 行 う。

・1994 .11/13の

意 識調査 新聞記事 に基 づ いて

5 ア ン ケ ー ト調 査 用 紙

を 作 成 す る 。

・高 齢 化 社 会 の 将 ・映 画 「男 は つ ら い よ 」 の 寅 さ ん 一 家 の 老 ・馴 染 み の 深 い 題 材

来 を試算

後 を 例 と して 、 老 い や 家 族 の 在 り方 を 考 え を 通 し て 、 福 祉 ・家

た シ ン ポ ジ ウ ム 「映 画 の 中 に福 祉 が 見 え る 」 族 の 在 り 方 に 対 す る の 資 料 を 通 して 、 高 齢 化 社 会 の 将 来 象 を 考 問 題 提 起 を す る 。 察 す る 。

・家 族 の 在 り 方 を ・家 族 の 本 来 的 機 能 と し て 、 一 人 一 人 の 福 ・資 料 に よ り家 族 の

考 え る

祉 に不可欠 な情緒的 ・財政的お よび物質 的 現状か ら家族 の本 来

援 助 が あ る こ と を 理 解 す る 。

的機能 の低下 を確 認

さ せ る 。

・人 生 設 計 表 の 作 ・人 生 設 計 表 か ら高 齢 化 社 会 の 当 事 者 で あ ・表 は ビ ジ ュ ア ル な

る こ と を 認 識 し 、 家 族 の 在 り方 を 通 し て 高 形 式 を 工 夫 す る 。

・高 齢 化 社 会 へ の 齢 化 社 会 へ の 対 応 を 考 察 す る 。(家 族 の 福 ・将 来 、 家 族 に 介 護

対応 を家族の在 り

祉 を 公 助 中 心 に 求 め る の か 、 自 助 中 心 に 考 が 必 要 に な っ た 時 に 、 75

方 を 通 して 考 え る え る の か 。) ま た 活 力 あ る社 会 を

維 持 す る に は ど う す

る か 等 の 発 問 を す る。

(12)

・家 族 復 権 の 視 点 ・活 力 あ る 高 齢 化 社 会 の 実 現 に は 、 政 府 の ・家 族 の 機 能 を 支 援 ま 役 割 と家 族 が 貴 任 を もっ こ と の 大 切 さ を 確 す る こ と が 重 要 に な と 認 し、 自助 の 単 位 で あ る家 族 を 強 化 す る 社 る こ と に 注 目 さ せ る 。 め 会 保 障 制 度 へ の 転 換 が 必 要 で あ る こ と を 理

20 ・意 識 調 査 解 す る 。

・最 初 の 意 識 調 査 を も う一 度 行 う。 ・生 徒 に 意 識 の 変 化

を 確 認 さ せ る 。

(4)評 価 の 観 点 ① 高 齢 化 社 会 の 課 題 を 自 らの 問 題 と し て と ら え る こ と が で き た か 。

② 高 齢 化 社 会 へ の 対 応 で は 家 族 の 在 り方 が 重 要 な 位 置 を 占 め て い る こ と が 理 解 で き た か 。 (5)指 導 上 の 留 意 点 ① 高 齢 化 社 会 の 問 題 を 家 族 の 在 り方 と の 関 連 で 考 え さ せ 、 視 点 を 絞 る よ う に す る 。 ② 家 族 の 支 援 は 機 能 の 代 替 物 を 提 供 す る の で は な く、 そ の 機 能 の 履 行 の た め 家 族 を 支 援 す る も の で あ る こ と に 留 意 さ せ る 。 ③ 本 展 開 例 は 、 高 齢 化 社 会 に 対 す る 対 応 の1プ ロ グ ラ ム で あ る こ と を 確 認 す る 。(他 の 観 点 か らの 考 察 も あ る こ と に 留 意 さ せ る)

⑥ 参 考 資 料 福 祉 文 化 ・公 開 シ ンポ ジ ウ ム 資 料 「映 画 の 中 に 福 祉 が 見 え る 」 都 社 会 福 祉 総 合 セ ン タ ー ・福 祉 文 化 学 会 。 「1994年国 際 家 族 年 」 国 際 連 合 広 報 セ ン タ ー 。 「生 活 大 国 へ 」 岡 沢 憲 芙 。 「葛 飾 区 地 域 福 祉 計 画 」 葛 飾 区 。 「週 刊 東 洋 経 済 」'94 .5/21号 。

IV国 際 社 会 の 転 換

1相 互 理 解

(1)教 材 と し て 取 り上 げ た 理 由 昭 和55年(1980)に 日本 を 訪 れ た 外 国 人 は 約130万 人 で あ っ た が 、10年 後 の 平 成2年(1990)に は 約350万 人 に 達 し、 日本 人 が 外 国 人 と 接 す る 機 会 が 増 え て き て い る 。 そ の よ う な 中 に あ っ て お 互 い の 考 え 方 や 習 慣 の 違 い に よ っ て 、 不 必 要 な 摩 擦 が 生 じ る こ と も しば しば 起 き て き て い る 。 次 代 を 担 う青 年 は 、 世 界 の 人 々 の 考 え 方 や 習 慣 ・文 化 等 の そ れ ぞ れ の 違 い を 認 あ 合 っ て 互 い に 共 存 し て い く こ と が 必 要 で あ る 。 そ こで 、 考 え 方 や 行 動 の 違 い は優 劣 の 違 い で は な い こ と を 理 解 さ せ る こ と を ね ら い と して 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

② 本 時 の ね らい 日本 人 と外 国 人 と の 間 に 考 え 方 や 行 動 の 仕 方 に 相 違 が あ る こ と を 理 解 し、 そ の 違 い は 歴 史 と 文 化 の 違 い で あ っ て 優 劣 の 違 い で は な い こ と を 理 解 さ せ る と と も

に 、 相 互 理 解 を 深 め る こ と が 世 界 平 和 に っ な が る こ と を 理 解 さ せ る 。 学 習 指 導 要 領 で は

「倫 理 」 の 「(3)国 際 化 と 日 本 人 と して の 自 覚 」 の 「ウ 世 界 の 中 の 日 本 人 」 で 扱 う 。2 時 限 扱 い と し、1時 限 目 「国 際 化 の 時 代 」、2時 限 目 「相 互 理 解 」(本 時)と す る 。 (3)展 開 例

学 習 項 目

相 互理解 と

・同 じ一 っ の 行 為 が 、 日本 人 と外 国人 との 間 で解 釈 が異 映 画 「ク レ イ

(13)

は 何 か な っ て い る 現 実 が あ る こ と を 知 ら せ る 。

マ ー ・ ク レ イ

〈問 い〉

マ ー 」 を 例 に

夫 は 妻 子 の た め に 一 生 懸 命 働 い て き た 。 忙 しい の で 家 に 取 り 上 げ る 。 8 帰 る の が 遅 く な る こ と が 毎 日続 い た 。 そ の こ と を 不 満 を

も っ た 妻 は離 婚 訴 訟 を 起 こ した 。 日本 と ア メ リ カ と で は そ れ ぞ れ ど の よ う な 裁 判 結 果 が 出 る で あ ろ うか 。

日 本 人 と ア 裁 判 の 結 果 に対 す る 自 分 の 意 見 を ノ ー トに 書 く。

代 表的 な意 見

メ リ カ 人 の 例 「日 本 で は妻 が 負 け 、 ア メ リ カ で は 美 が 負 け る 」 を 板 書 させ る。

考 え方 の違

「日 本 で も ア メ リ カ で も 、 妻 が 負 け る 」

い 。

・資 料 に よ っ て ア メ リ カ 、 及 び ヨ ー ロ ッ パ で は1週 間 の 「不 思 議 の 国 う ち 、 家 族 と と も に 食 事 を と る の が 日 曜 日 だ け で あ る と 日 本 」

立 証 さ れ れ ば 、 夫 は 必 ず 敗 訴 す る こ と に 気 付 く。

ポ ー ル ・ ボ ネ

・日本 で は 、 この よ うな理 由だ けで は妻 の主 張 は認 め ら 著(講 談 社 、

れ な い こ と に 気 付 く 。 1983年)

・同 じ事 柄 が 何 故 日 本 と 外 国 の 間 で 解 釈 が 異 な る の か を 違 い が 明 確 に

考 え る 。 で る も の で あ

・他 に も 例 を あ げ て 考 え る 。 れ ば 、 例 は 何

35 例 キ ス 日 本 嫌 ら し い で も 良 い 。

西洋 挨拶

考 え方 の違

・解 釈 の 違 い は 歴 史 や 文 化 の 違 い で あ って 優 劣 の 違 い で

時間 の許 す 範

い の 相 対 性 は な い こ と を 理 解 す る(解 釈 の 違 い は 認 め 合 う こ と で あ

囲 で具体 的 な

り 、 切 り 捨 て 合 う こ と で は な い)。

例 をあげ て説

明 す る 。

私 の生 き方

・考 え 方 の 違 う者 同 志 が ぶ つ か り 合 う現 代 社 会 の 中 で ど と を 考 え る 。 う生 き て 行 く こ と が で き る の か 、 自 分 の 考 え 方 を ま と め め

7 分

る 。

(4)評 価 の 観 点 ① 他 者 と 自分 と の 間 に あ る考 え 方 や 行 動 の 仕 方 の 違 い は絶 対 的 な も の で は な く、 相 対 的 な も の で あ る こ と に 気 付 い た か 。 ② 自 分 と 考 え 方 の 違 う も の を 認 め る と

と も に 、 自 分 の 考 え を 深 め る こ と が で き た か 。

(5)指 導 上 の 留 意 点 こ こ の 展 開 例 に 見 られ る よ う な 状 況 で 女 性 が 裁 判 に 負 け る こ と が

予 想 さ れ る と い う こ と 自 体 は 、 男 女 平 等 と い う点 か ら考 え て これ か ら も論 議 さ れ ね ば な ら

い こ と で あ る が 、 現 実 と し て は こ こ で 述 べ ら れ て い る よ う な 結 論 が 出 る と予 想 さ れ る 点 を

生 徒 に 意 識 さ せ な が ら指 導 す る 。

(14)

2EC統 合 とEUか ら学 ぷ も の

(1)教 材 と し て 取 り上 げ た 理 由 今 、 ヨ ー ロ ッパ はEC統 合 とEUに よ り大 き く変 わ ろ う と し て い る 。 か つ て 日本 は ヨ ー ロ ッパ か ら多 く の も の を 学 ん で 近 代 化 を 成 し遂 げ て き た が 、 経 済 大 国 と し て の 国 際 的 役 割 や 戦 争 責 任 の 問 題 な ど多 く の 難 問 を 抱 え て い る 現 在 の 日 本 も 、 西 ヨー ロ ッパ の 平 和 に 貢 献 して い るEC統 合 とEUか ら学 ぶ べ き も の が 多 々 あ る と 考 え る 。 そ こ で 、 国 際 社 会 に お け る 日本 の 課 題 と将 来 像 を 国 際 的 な 視 野 か ら考 え さ せ る こ

と を ね らい と して 、 本 教 材 を 取 り 上 げ た 。

② 本 時 の ね らい 「ヨ ー ロ ッパ の 政 治 変 化 」 の 学 習 内 容 を 、 第1、2時 限 は 独 仏 の 戦 争 を 取 り上 げ た ビ デ オ を 見 る 、 第3時 限 は 東 西 ドイ ツ の 統 一 、 第4時 限 はEC統 合 とEU, 第5時 限 はEC統 合 とEUか ら学 ぶ もの(本 時)、 の5時 間 で 構 成 す る 。 本 時 で は 、EC

の 目 的 が ヨ ー ロ ッパ の 平 和 と 繁 栄 を 築 く こ と に あ る こ と か ら統 合 と 平 和 に っ い て の 理 解 を 深 め 、 ア ジ ア の 平 和 と繁 栄 の た め に 果 た す べ き 日 本 の 役 割 に つ い て 考 え さ せ た い 。 学 習 指 導 要 領 で は 、 「政 治 ・経 済 」 の 「(1)現 代 世 界 と 日本 」 の 「ア 国 際 社 会 の 変 容 と 日 本 」

で 扱 う。

(3)展 開 例

学 習 項 目 備考

ECと ヨ ー ロ ッ

・ECの 出 発 点 で あ るECSCは ドイ ツ と フ ラ ン ス の 対 立

パ の 平 和 に つ い を 解 消 す る こ とが 目 的 で あ っ た こ と 、 東 西 ドイ ツ 統 一 の 背 5 て 景 に はEC統 合 に よ る 経 済 的 繁 栄 が あ っ た こ と 、ECは 西

ヨ ー ロ ッ パ の 平 和 に 貢 献 し て い る こ と な ど を 理 解 す る 。

歴 史 を 振 り返 っ ・ 日本 で は 台 湾 ・韓 国 ・満 洲 国 の 統 合 、 大 東 亜 共 栄 圏 と い て 、 ど の よ う な う名 の 統 合 、 外 国 で は 大 英 帝 国 を は じ あ とす る 欧 州 帝 国 主 統 合 が あ っ た か 義 諸 国 の 植 民 地 統 合 等 に 気 付 く。 そ し て 、 こ れ ら の 統 一 が

戦 争 の 原 因 と な っ て い っ た こ と を 理 解 す る 。 そ こ で 、 統 合 に は 、 経 済 や 科 学 技 術 の 分 野 に お い て 人 類 の 幸 福 と 発 展 や 平 和 に 寄 与 す る も の と 、 強 国 が 弱 国 に 対 し て 著 しい 抑 圧 を 加 え て い く も の と が あ る こ と を 理 解 す る 。

EC統 合 は ど う ・西 ヨ ー ロ ッパ の 平 和 を 実 現 し、 多 民 族 共 存 や 文 化 的 多 様 評 価 で き る か 性 を 受 け 入 れ る べ く努 力 して い る点 は 、 戦 争 責 任 や 外 国 人 問 題 を 抱 え る 日 本 も大 い に 学 ぶ も の が あ る こ と を 理 解 す る と と も に 、 国 家 の 主 権 や 歴 史 ・伝 統 を 重 視 す る 立 場 か ら の 35

反 対 論 の 根 強 い こ と に も気 付 く。

ア ジ ア 共 同 体 は ・ECに は キ リ ス ト教 と い う 共 通 項 が あ る が 、 ア ジ ア に は

新 聞 記

可 能 だ ろ うか 宗 教 的 に も イ デ オ ロ ギ ー 的 に も共 通 項 は な く、 経 済 的 に も

事参 照

現 時 点 で は 共 同 体 を っ く る に は 格 差 が 大 き す ぎ る 。

(15)

・EAEC 、APECに も 触 れ な が ら 、 科 学 技 術 の 分 野 で の 可 能 性 を 考 え て み る 。

ま ア ジ ア の 平 和 と ・21世 紀 は ア ジ ア の 時 代 だ と言 わ れ て い る が 、 経 済 大 国 と

作 文 の

と 日 本 の 役 割 して の 日 本 は ア ジ ア の 平 和 と繁 栄 の た め に 何 を な す べ き か

課 題 を

め に っ い て 考 え る 。 出 す 。

10

(4)評 価 の 観 点 ①ECの 目 的 と 現 状 を 理 解 で き た か 。 ② 国 際 的 な 視 野 か ら 日 本 の 課 題 と将 来 像 に っ い て 考 え る こ と が で き た か 。

⑤ 指 導 上 の 留 意 点 ① 生 徒 が イ メ ー ジを も ち や す い ビ デ オ を 見 せ て 関 心 を 高 め る 。 ② 生 徒 全 員 が 自 分 の 問 題 と し て 考 え ら れ る よ う に 課 題 を 出 す 。 ③ 森 嶋 通 夫 「ア ジ ア 共 同 体 の 勧 め 」 の 新 聞 記 事(朝 日:1994年10月9日 付)を 事 前 に 配 付 して 目 を 通 さ せ て お く。

⑥ 参 考 文 献 横 山 三 四 郎 「超 国 家EC」(講 談 社 現 代 親 書)、 鴨 武 彦 「ヨー ロ ッパ 統 合 」 (NHKブ ッ ク ス)、 電 通 研 究 「EC統 合 と ニ ュ ー ヨ ー ロ ッパ 」(岩 波 書 店)等

3石 油 か ら国 際 関 係 を 考 え る

(1)教 材 と し て 取 り上 げ た 理 由2度 に わ た る オ イ ル シ ョ ッ ク は 、 我 々 に 石 油 資 源 の 重 要 性 を い や が 上 に も 認 識 さ せ た 。 そ の 後 石 油 価 格 は下 が っ た も の の 、 イ ラ ク に よ る ク ウ ェ ー ト侵 略 は 中 東 情 勢 の 不 安 定 性 を 改 め て 認 識 さ せ て くれ た 。 我 々 の 生 活 は 石 油 の 上 に 成 り 立 っ て お り 、 石 油 資 源 の 偏 在 と い う事 実 は 動 か す こ と が で き な い 。 そ こ で 、 我 々 の 日 常 生 活 を 地 球 的 規 模 で 考 え る 必 要 性 を 理 解 さ せ る こ と を ね ら い と し て 、 本 教 材 を 取 り 上 げ た 。

② 本 時 の ね ら い 本 時 で は 我 々 の 生 活 は 石 油 の 上 に 成 り立 っ て い る こ と に 気 付 か せ た い 。 ま た 、 石 油 資 源 の 集 中 す る湾 岸4力 国(サ ウ ジ ア ラ ビ ア 、 ク ウ ェ ー ト、 イ ラ ン、 イ ラ ク)に っ い て 理 解 さ せ る と と も に 、 こ れ ら の 国 の 微 妙 な 関 係 に 注 目 さ せ 、 石 油 の 安 定 供 給 に っ い て 考 え さ せ た い 。(中 東 産 油 国 の 取 り上 げ 方 は半 ば 恣 意 的 で は あ る が 、 イ ラ ク の ク ウ ェ ー ト侵 略 を 軸 に 考 え さ せ た い の で 近 隣4力 国 の み を 便 宜 的 に 取 り上 げ る こ と に し た 。)

1時 限 目 石 油 と国 際 関 係(本 時) 2時 限 目 イ ラ ク の 侵 略 行 為 と国 際 社 会 3時 限 目 国 際 秩 序 と 日本 の 役 割

政 治 ・経 済 の 導 入 部 分 と して 、 石 油 問 題 を 取 り上 げ 、3時 間 構 成 と す る 。 学 習 指 導 要 領 で は 、 政 治 ・経 済 の 「(1)現 代 の 世 界 と 日本 」 の 「イ 国 際 社 会 の 動 向 と課 題 」 で 扱 う 。 (3)展 開 例

学 習 項 目

(16)

石油 の二価性

・石 油 は エ ネ ル ギ ー に も 原 材 料 に も 使 え る 、 用 途 ・身 の 回 り の 石

の 広 い 資 源 で あ る こ と を 理 解 す る 。

油製 品か ら考 え

5

る 。

日本 の石油 自給

・日本 国 勢 図 会 の 資 料 よ り 、 日本 の 石 油 消 費 量 と

石 油 産 出 量 の 比 較 を 計 算 す る 。

※1992年 の 数 字 で0.44%と い う 数 値 が 得 ら れ る 。

石油 の偏在

・世 界 国 勢 図 会 の 資 料 よ り 、 サ ウ ジ ア ラ ビ ア 、 ク ・石 油 は 極 め て

ウ ェ ー ト、 イ ラ ン 、 イ ラ ク の 石 油 確 認 埋 蔵 量 の シ 限 ら れ た 場 所 に エ ア を 計 算 す る 。 さ ら に 、 こ れ ら4力 国 の 国 土 面

集 中 して存在 す

積 の シ ェ ア も 計 算 す る 。 る こ と に 注 目 す

※1992年 の 数 字 で54.63%、 こ れ に 対 し面 積 は3.12

る 。

%と い う数 値 が 得 ら れ る 。 ・面 積 ・人 口 だ

湾 岸4力 国 に っ ・サ ウ ジ ア ラ ビ ア 、 ク ウ ェ ー ト は 経 済 的 に は 豊 か け で は な く 、 文

い て で あ り 日本 と も関 係 が 深 く 、 政 治 的 に は 特 徴 の あ 化 な ど に も 注 目

る 国 で あ る こ と を 理 解 す る 。

す る 。

・イ ラ ン は ア ラ ブ 人 の 国 で は な い こ と に 注 目 す る 。 ・細 か く な り す 40 ・ イ ラ ク の バ ー ス 党 に っ い て 理 解 す る 。 ぎ な い よ う に 配

湾 岸4力 国 の 相 ① ス ン ニ 派 と シ ー ア 派(そ の 例 と し て イ ラ ン ・ イ 慮 す る 。

違点(対 立 点)

ラ ク 戦 争)

② 石 油 の 取 り 合 い(イ ラ ク は ク ウ ェ ー ト 占 領 を ど ・資 料 集 や 地 図

う正 当 化 し た か) 帳 を 活 用 す る 。

③ ア ラ ブ の 覇 権 争 い(サ ダ ム ・ フ セ イ ン の 意 図) 以 上 の 点 か ら産 油 国 間 の 微 妙 な 関 係 を 考 え る 。

産油国間の微 妙

・ こ れ ら4力 国 は イ ス ラ ム 教 の 国 で は あ る が 、 決 ・改 め て 石 油 と

な関係

して 一 枚 岩 で は な い こ と を 理 解 す る 。

我 々の生活 を考

め 5 分

え る 。

(4)評 価 の 観 点 ① 身 近 な 問 題 も地 球 的 規 模 で 関 係 し て い る こ と を 理 解 で き た か 。

② 資 料 を 読 み と る こ と が で き た か 。 ③ 石 油 問 題 に 関 心 を も て た か 。

(5)指 導 上 の 留 意 点 ① 異 文 化 の 紹 介 は 価 値 判 断 を 伴 な い が ち で あ る の で 単 純 に 割 り切 ら な い よ う に す る 。 ② 内 容 の 焦 点 が ぼ け な い よ う に す る 。

⑥ 参 考 文 献 「石 油 を 支 配 す る 者 」 瀬 木 歌 太 郎 、 岩 波 新 書 、 「中 東 パ ー ス ペ ク テ ィ ブ 」

板 垣 雄 三(編)、 第 三 書 館 、 「世 界 地 理 の 雑 学 事 典 」 辻 原 康 夫 、 日本 実 業 出 版 社 。

(17)

V人 権 意 識 を 高 め る

1「 表 現 の 自 由 」 を 考 え る

(1)教 材 と して 取 り上 げ た 理 由 基 本 的 人 権 に 関 す る 学 習 は 、 日本 国 憲 法 の 関 連 条 文 の 学 習 の み で 済 ま さ れ 、 生 徒 の 実 際 の 生 活 に お い て は 具 体 性 に 乏 し い もの に な りが ち で あ る 。

そ こ で 、 実 際 に あ る 学 校 の 文 化 祭 で 起 き た 一 っ の 「事 件 」 を 手 掛 か り に 、 先 ず 身 近 な 「表 現 の 自 由 」 に つ い て 考 え さ せ た い 。 さ ら に 、 自 ら の 権 利 の 行 使 の 際 に 、 同 時 に 考 え な け れ ば な ら な い こ と に っ い て の 認 識 を 深 め さ せ る こ と を ね らい と して 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。 (2)本 時 の ね ら い 本 時 で は 、 学 校 生 活 に お け る 具 体 的 な 事 例 を 取 り上 げ 、 日本 国 憲 法 第12条 、13条 、21条 を 基 に して 、 表 現 の 自 由 に っ い て 考 え さ せ た い 。 学 習 指 導 要 領 で は 、

「政 治 ・経 済 」 の 「② 現 代 の 政 治 と民 主 社 会 」 「イ 日本 国 憲 法 と 民 主 政 治 」 の 中 で 、 扱 う。 本 時 は 、 「基 本 的 人 権 と公 共 の 福 祉 と の 関 係 」 の 学 習 の 後 に 位 置 付 け 、1時 間 扱 い と す る 。

(3)展 開 例

学 習 項 目

「表 現 の 自 由 」 ・あ る 高 校 の 文 化 祭 で 、 ク ラ ス で カ レ ー 屋 を 出 店 し よ ・生 徒 の 意

を め ぐ る 事 件 に う と し た 時 に 、 店 の ス タ ッ フ が 排 泄 物 の イ ラ ス トの 入 っ 見 も 聞 く 。

つ い て た オ リ ジ ナ ルTシ ャ ツ を 着 よ う と し た ケ ー ス に つ い て

考 え る 。(注)

15 ・ 「着 用 自 由 」 か 「着 用 制 限 」 の ど ち らを 支 持 す る か

を ま ず 意 見 表 明 を す る 。

「日本 国 憲 法 」 ・資 料 で 日本 国 憲 法 第21条 を 読 み 、 「表 現 の 自 由 」 の ・資 料

第12条 、 第13条 保 障 に っ い て 認 識 す る 。

日本国 憲法

第21条 ・資 料 で 日 本 国 憲 法 第12条 、13条 を 読 み 、 「自 由 ・権 第12条 、13

利 の 濫 用 の 禁 止 と 利 用 責 任 」 及 び 「公 共 の 福 祉 」 の 意 条 、21条

味 を 理 解 す る 。

各条文

25 ・ 「表 現 の 自 由 」 は 、 他 人 の 権 利 と の 関 係 を 調 整 す る

た め に 、 必 要 最 小 限 度 の 制 約 を 受 け る こ とが あ る こ と

を 理 解 す る 。

ま 真 の 「権 利 」 ・個 人 の 権 利 の 行 使 が 、 他 人 の 権 利 ・自 由 と衝 突 す る ・具 体 例 を と 「自 由 」 と は 場 合 に 、 何 が 優 先 さ れ ね ば な ら な い か を 考 え る 。

提示す る

め ・ま た 「公 共 の 福 祉 」 の 名 の も と に 権 力 の 側 か ら 恣 意

10 的 に 基 本 的 人 権 を 制 限 さ れ て は な ら な い こ と を 確 認 す

る 。

(18)

(注)こ のTシ ャ ッ を 着 よ う と した 生 徒 た ち と担 任 と の 話 し合 い が 何 度 も も た れ た が 、 自 分 た ち が デ ザ イ ン したTシ ャ ツ に 固 執 し 、 「来 る お 客 さ ん の こ と も考 え て 着 な い よ う に 」 と い う担 任 の 説 得(命 令 ・強 制 で は な い)に 最 後 ま で 応 じな い 生 徒 も い た 。

(4)評 価 の 観 点 ① 「表 現 の 自 由 」 に 関 す る論 点 を 理 解 す る こ と が で き た か 。 ② 基 本 的 人 権 と 公 共 の 福 祉 の 関 係 を 理 解 で き た か 。 ③ 基 本 的 人 権 が 決 し て 無 制 限 で は あ り え ず 、 他 人 の 人 権 と の 調 整 か ら 制 限 を 受 け る こ と も あ る こ と が 理 解 で き た か 。

(5)指 導 上 の 留 意 点 ① 「事 件 」 は レ ア ・ケ ー ス と し て で は な く、 ご く普 通 に 起 こ り得 る事 例 と して 扱 う。 ② 生 徒 個 人 の 「権 利 意 識 」 の み の 強 化 を ね ら い と し な い 。 ③ 同 様 に

「公 共 の 福 祉 」 の 原 理 が 万 能 で は な い こ と も認 識 さ せ た い 。

2死 刑 制 度 を 考 え る

(1)教 材 と し て 取 り上 げ た 理 由 米 ソ 冷 戦 構 造 が 終 結 し、 我 々 は 政 治 面 の み な ら ず 社 会 生 活 の 諸 問 題 に お い て も多 様 な 価 値 観 に 触 れ る 時 代 と な っ た 。 様 々 な 国 際 社 会 の 流 れ や 動 向 か ら 自 国 の 政 治 経 済 の 構 造 や 社 会 の 制 度 ・仕 組 み 等 に っ い て 見 直 し、 自 ら の 価 値 観 の 形 成 に 役 立 て る こ と は 大 切 な こ とで あ る 。 司 法 制 度 を 憲 法 の 人 権 規 定 と の 関 連 で 理 解 さ せ る と と も に 、 そ の 観 点 か ら死 刑 制 度 を 考 え さ せ 、 賛 否 の 大 き く分 れ る こ の 間 題 を 自 分 の 問 題 と して 受 け 止 め 考 え さ せ る こ と を ね ら い と して 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

(2)本 時 の ね ら い 本 時 は 、 デ ィ ベ ー トに よ っ て 死 刑 制 度 の 賛 否 の 主 張 を 整 理 し、 争 点 を 明 確 に す る こ と で 死 刑 制 度 に つ い て の 理 解 を 深 め さ せ た い 。4時 間 構 成 で 、 テ ー マ は

「人 身 の 自 由 」 と し、 特 に 法 定 手 続 の 保 障 に っ い て 内 容 を 重 視 す る 。 1時 限

2時 限 3時 限 4時 限

学 習 指 導 要 項 で は 、 「政 治 ・経 済 」 の 「(2)「 イ

法 と 民 主 政 治 」 で 扱 う 。

(3)展 開 例 「死 刑 制 度 は存 続 す る べ き で あ る 」 を テ ー マ と す る デ ィ ベ ー ト

「人 身 の 自 由 に つ い て の 憲 法 の 人 権 規 定 」

「法 定 手 続 の 保 障 と代 用 監 獄 制 度 に っ い て 」

「死 刑 制 度 に っ い て 考 え る」(本 時)

「再 審 制 度 、 冤 罪 と 国 内 外 の 世 論 」

日本 国憲

学 習 項 目

導 入 10 分

・ デ ィ ベ ー ト の 方 法 に つ い て

・デ ィ ベ ー トの 進 め 方 、 判 定 法 に つ い て 知 る 。

・死 刑 制 度 に つ い て あ ら か じ め 出 さ れ て い る 課 題 か ら賛 否 の 争 点 を 各 自整 理 し て お く。

・新 聞 記 事 の

プ リ ン ト課 題

(毎 日 新 聞19

94年6月21日)

(19)

・ デ ィ ベ

・4人1組 で 、 存 続 派 ・廃 止 派2組 を 作 っ て お く 。 ・そ の 他 の 生

の実際

主 張 の 展 開 に っ い て 事 前 準 備 、 学 習 を し っ か り し て

徒 は判定 用紙

お く。(予 想 さ れ る質 問 に 対 す る 答 や 配 付 プ リ ン ト、

の諸項 目を記

パ ネ ル な ど の 準 備 を 必 要 に 応 じて 行 う 。) 入 し な が ら参

・存 続 派 、 廃 止 派 の 立 論 加 す る 。

・質 問 ・事 前 準 備 を

・主 張 の 展 開 大 切 に し 、 そ

A国 際世論 の動 向B国 内の世論調査 の場 の雰囲 気

30

C被 害者側 の感情D犯 罪抑上力 の有無 や感 情で の発

E誤 審 の危険

言 は し な い よ

・作 戦 タ イ ム ・反 論 ・ま と め う に す る 。

・判 定 ・判 定 ・結 果 の み で

と ・参 考 文 献 の ・結 果 発 表 ・死 刑 制 度 の 他 に 賛 否 の 大 き く分 か れ る 終 わ ら な い よ め

紹介 な ど

問 題 を 上 げ 自 らの 関 わ り 方 を 考 え る 。(挙 手 ・指 名 う 工 夫 す る 。

10 形 式 で 進 め る 。)

1

(4)評 価 の 観 点 ① デ ィ ベ ー トに つ い て 理 解 し 、 自 分 の 役 割 を 自 覚 し積 極 的 に 参 加 す る こ と が で き た か 。 ② 死 刑 制 度 の 賛 否 の 主 張 の 骨 子 と争 点 に っ い て 理 解 、 整 理 で き た か 。

③ 自 分 の 考 え 、 立 場 を も っ こ と が で き た か 。

(5)指 導 上 の 留 意 点 ① 事 前 の 準 備 、 指 導 、 学 習 を し っ か り 行 う こ と で 感 情 、 雰 囲 気 に 流 さ れ な い 活 動 とす る 。 ② デ ィ ベ ー トの 展 開 中 の 事 実 の 間 違 い に つ い て は 必 ず 訂 正 す る 。

③ こ う し た 活 動 を 通 じて 自 らの 価 値 観 を 形 成 す る姿 勢 に っ い て 考 え る 。(正 し い 情 報 に 触 れ る 大 切 さ や 感 情 に 流 さ れ な い こ と な ど の 重 要 性 を 指 摘 す る 。 賛 否 の 大 き く分 か れ る 社 会 問 題 の 存 在 に っ い て 認 識 を 深 め る 。)④ 参 考 文 献 を 紹 介 す る 。 次 の 授 業 で 再 審 問 題 や 国 内 外 の 運 動 な ど を 紹 介 し学 習 を 深 め る 。 ⑤ デ ィベ ー トに っ い て の 感 想 を 提 出 す る な ど して テ

ー マ 学 習 の ま と め と して 位 置 付 け る 。

(6)参 考 文 献 「無 知 の 涙 」 永 山 則 夫 、 河 出 書 房 。 「日本 の 死 刑 廃 止 と 被 拘 禁 者 の 人 権 保 障 」 ア ム ネ ス テ ィ ・イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル調 査 団 体 報 告 書 、 日 本 評 論 社 。

3外 国 人 労 働 者 一 ど う 見 る か 一

(1)教 材 と し て 取 り上 げ た 理 由 か っ て の 植 民 地 で あ っ た 朝 鮮 半 島 に 住 む 人 々 や 在 日韓

国 ・朝 鮮 人 へ の 偏 見 や 差 別 意 識 に 加 え 、 ア ジ ア 各 地 か ら 日本 に 来 て い る 外 国 人 労 働 者 へ の

偏 見 ・差 別 問 題 が 起 こ っ て い る 。 そ こ で 、 外 国 人 労 働 者 問 題 に っ い て の 認 識 を 深 め さ せ る

と と も に 、 人 権 尊 重 の 精 神 を 養 い 、 国 際 化 時 代 に お け る 日本 の 在 り方 に っ い て 考 え さ せ る

こ と を ね ら い と して 、 本 教 材 を 取 り上 げ た 。

(20)

② 本 時 の ね ら い 外 国 人 労 働 者 の 受 入 れ 側 の 事 情 、 外 国 人 労 働 者 側 の 事 情 、 ど ち ら を 見 て も問 題 の 解 決 は 容 易 で は な い 。 そ の 困 難 さ を 通 して 、 国 際 化 時 代 に お け る 日本 の 在 り 方 に っ い て 考 え さ せ る と と も に 、 人 権 尊 重 の 精 神 を 養 い た い 。 本 時 は9時 間 構 成 の ま と め

と して 、 第9時 限 目 に 行 う 。 学 習 指 導 要 領 で は 、 現 代 社 会 の 「(5)国 際 社 会 と人 類 の課 題 」 の 「ウ 人 類 の 課 題 」 の 人 類 ・民 族 問 題 で 扱 う。

・第1時 限

・第2時 限

・第3時 限

・第4時 限

・第5時 限

・第6時 限

・第7時 限

・第8時 限

・第9時 限 (3)展 開 例

課 題 と し て 出 し て あ っ た 「身 近 な 外 国 人 に イ ン タ ビ ュ ー 」(英 語 科 に 課 題 を 出 し て も ら う)の 報 告 会

報 告 の 中 の 意 識 を 分 類 一 で きれ ば 生 徒 に 分 析 さ せ る 。 ① 外 国 人 へ の 親 近 感 を 示 す も の ② 外 国 人 へ の 差 別 感 、 排 除 感 を 示 す も の 。 ③ 上 記 の ① ② の そ れ ぞ れ が 国 籍 や 民 族 に よ っ て 差 が あ る か 。 ④ 上 記 ③ の 差 が 生 じ る 原 因 を 考 え さ せ る 。

日本 の 中 の 外 国 人 差 別 の 例(パ チ ン コ店 入 店 拒 否 事 件 、 風 呂 屋 入 場 拒 否 事 件 な ど)=紹 介 の み 。

日本 の 発 展 に 貢 献 し た 外 国 人

日本 か ら の 移 民 ① ア メ リカ 合 衆 国 へ の 移 民 一 戦 時 中 の 扱 い と そ の 保 障

② ブ ラ ジ ル な ど へ の 南 米 へ の 移 民 ③ か ら ゆ き さ ん ④ 満 蒙 開 拓 団 と そ の 運 命(中 国 帰 国 生 徒 の 今 と か か わ らせ て)

外 国 人 労 働 者 は な ぜ 日本 に く る か 一 発 展 途 上 国 の 現 状 一 外 国 人 労 働 者 の 現 状

欧 米 の 外 国 人 労 働 者

デ ィベ ー ト 「日本 は 外 国 人 労 働 者 を 受 け 入 れ る べ き で は な い 」(本 時)

学 習 項 目

本 時 の テ ー マ に っ ・賛 否 の 争 点 を 全 員 が 整 理 して お く。 ・前 時 に 指 示 す 入

5 い て ・チ ー ム 編 制 の 準 備 を し て お く 。

る 。

・デ ィ ベ ー ト の や り 方 を 復 習 す る(学 習 済 み)

○立論(例)

・外 国 人 労 働 者

賛 成 派:本 国 で 働 け る よ う に す れ ば よ い 。 そ の た あ に は 外 国 人

の現状 を示 す模

労 働 者 受 け入 れ よ り 、 援 助 の 方 が 大 事 で あ る 。 造 紙 を 用 意 した。

反 対 派:大 企 業 は い い だ ろ う が 、 中 小 企 業 が 人 手 不 足 で 困 っ て い る 。3K仕 事 を や っ て く れ る 人 が 必 要 で あ る 。 35

○質問(略)

○ 作 戦 タ イ ム 後 に 互 い に 反 論 す る 。(略)

○ 作 戦 タ イ ム 後 に そ れ ぞ れ ま と め を す る 。(略)

参照

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