小 学 校
平 成14年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
体 育
東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン タ ー
教育研究員名簿
第 一 分 科 会(ハ ー ドル 走) 第 二 分 科 会(走 り高 跳 び)
地 区 学校名 名 前 地 区 学校名 名 前
墨 田 第五吾嬬 櫻 井 悟 品 川 第 一 日 野 入 山 祐 豪
江 東 毛 利 中 嶋 英 雄 目 黒 碑 原 島 謙 一
足 立 梅 島 黒 澤 拓 生 大 田 開 桜 領 家 渉
葛 飾 上千葉 ◇玉 川 智 世田谷 松 丘 ◇加 藤 正 人
江戸川 鹿骨東 佐分利 規 雄 狛 江 狛江第七 山 崎 聡
利 島 利 島 福 岡 大 作 青 ケ 島 青 ケ 島 三 東 高 志
第 三分科会(走 り幅跳び) 第 四 分 科 会(短 距 離 走 ・リ レー)
地 区 学校名 名 前 地 区 学校名 名 前
杉 並 桃井第四 半 田 大 樹 中 央 佃 島 中 嶋 友 晴
小金井 小金井第三 鈴 木 雅 之 豊 島 巣 鴨 ②鶴 田 誠二郎
日 野 日野 第 三 岩 崎 太 郎 北 第三岩淵 ◇細 田 真 司
福 生 福 生 第 一 小 嶺 大 進 荒 川 大 門 ① 山 下 穣
東大和 第 三 高 徳 努 板 橋 上板橋 ③園 川 伸 子
多 摩 瓜 生 ◇藤 枝 俊 彦 練 馬 開進第四 ◎垣 崎 晃
◎ 総世 話 人 ◇ 分 科会 世話 人 ○ 専 門 部会 世 話 人:① 研 究② 調査 ③庶 務
(担当)東 京都教職員研修セ ンター統括指導主事 宇 田 陽 一
目 次
1研 究 主 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …...2
II調 査 研 究 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …6
皿1234567
第 一 分 科 会 【 ハ ー ド ル 走 】
単 元 の ね ら い ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …8
学 習 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …8
評 価 活 動 の 重 点 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …8
学 習 の 展 開 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …9
評 価 記 録 表 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …10
実 証 授 業 の 成 果 と 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …10
め や す 表(段 階 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …11
IV第 二 分 科 会 【 走 り 高 跳 び 】
1.単 元 の ね ら い ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …gl2
2.学 習 過 程 ・ ・ ・ ・ …9・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …12
3.評 価 活 動 の 重 点 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …12
4.学 習 の 展 開 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ …13
5.よ さ の ふ り か え り カ ー ド ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …14
6.実 証 授 業 の 成 果 と 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …14
7.め や す 表(段 階 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …'●15
V第 三 分 科 会 【 走 り 幅 跳 び 】
1.単 元 の ね ら い ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …16
2.学 習 過 程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … ● ● 融 ・'●"6'16
3.評 価 活 動 の 重 点 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …16
4.学 習 の 展 開 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …6・ ・ ・ …17
5.学 習 ノ ー ト ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …18
6.実 証 授 業 の 成 果 と 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …18
7.め や す 表(段 階 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …19
VI第 四 分 科 会 【短 距 離 走 1.単 元 の ね ら い ・ ・6・
2.学 習 過 程 ・ ・ ・ … 3.評 価 活 動 の 重 点 化 ・ ・ 4.学 習 の 展 開 例 ・ …
5。 言 葉 か け の 例 ・ … 6.実 証 授 業 の 成 果 と 課 題 7,め や す 表(段 階 表)・ ・
・ リ レ ー 】 .20
.20 .20 .21 .22 .22
..23
VII研 究 の 成 果 と 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …24
一 ユ
1 研 究 主 題
一 人 一 人 の よ さ を 引 き 出 す 評 価 の 工 夫 一 陸 上 運 動 を 通 し て 一
1 研 究 主 題 設 定 の 理 由
新 学 習 指 導 要 領 で は,心 と 体 を 一 体 と し て と ら え,生 涯 に わ た る 豊 か な ス ポ ー ツ ラ イ フ を 支 え る 資 質 ・能 力 を 育 て る こ と が,「 生 き る 力 」 の 育 成 に つ な が る と し て い る 。
本 部 会 で は,体 育 科 の 中 で 「生 き る 力 」 を 培 う た め の 重 要 な 要 素 を,「 自 己 肯 定 感 」 と 「人 と の 豊 か な か か わ り合 い 」 で あ る と と ら え,自 分 の よ さ に 気 付 き 自 信 を も ち,意 欲 的 に 運 動 に 取
り 組 む 児 童 を 目指 し た 。
そ こ で,本 研 究 で は,一 人 一 人 に 焦 点 を あ て る こ と が で き る 陸 上 運 動 を 取 り 上 げ,よ さ を 十 分 に 引 き 出 す た め の 「学 習 環 境 」 と 「指 導 と 評 価 」 を 明 ら か に す る た め に,本 主 題 を 設 定 し た 。
2,研 究 の 構 想
⑧
体 育 科 の 目標 陸 上 運 動 の ね らい廿 強 謝 轡 価の工夫 ⑧ 匿
踊'訟 繊' 鐡で欝
炉 騰[i和 羅L呪 個
目指す児童像仮説研究の視点
○ 運 動 の 楽 し さ を 知 り,く り 返 し 運 動 に 取 り 組 む 児 童 O自 分 や 友 達 の よ さ に 気 付 き,自 信 を も っ て 運 動 す る 児 童
○ め あ て に 向 か っ て 意 欲 的 に 運 動 す る 児 童
一 人 一 人 の よ さ を 十 分 に 引 き 出 す た め の 「学 習 環 境 」 と 明 ら か に す れ ば,目 指 す 児 童 像 に 迫 れ る で あ ろ う
「指 導 と 評 価 」 を
○ よ さ を 引 き 出 す 学 習 環 境
・記 録 達 成 の 喜 び を 味 わ え る 学 習 過 程(達 成 型)
・計 画 的 な 学 習 を 進 め る 学 習 資 料 「め や す 表(段 階 表)」 「学 習 ノ ー ト」
○ よ さ を 引 き 出 す 指 導 と 評 価
〔指 導 〕
・技 能 の ポ イ ン ト の 精 選
・言 葉 か け の 例
〔評 価 〕
・評 価 活 動 の 重 点 化
・個 人 内 評 価 の 工 夫
第 一 分 科 会 第 二 分 科 会 第 三 分 科 会 第 四 分 科 会
◇ ハ ー ドル 走 ◇ 走 り 高 跳 び ◇ 走 り 幅 跳 び ◇ 短 距 離 走 ・ リ レ ー
冨' 実 証 授 業 ・分 析 と 考 察
鎮 '謬 癒
3.研 究 の 内 容
(■)よ さ
本 研 究 で は,よ さ を 『自 己 肯 定 感 の も と に な る も の 』 と と ら え た 。
lv一 自 己 肯 定 感 の も と に な る も の
※ 自 己 肯 定 感 と は,自 分 自身 の 考 えや 行 動 に 自信 や 確 信 が もて る こ と
体 育 学 習 で は,運 動 が で き る よ うに な る 「技 能 」,安 全 に 配 慮 し,協 力 し励 ま し合 い な が ら く り返 し練 習 す る 「態 度 」,め あ て を 考 え 練 習 方 法 を 工 夫 した りす る 「学 び 方 」 の 中 で,児 童 一 人 一 人 の よ さ が 現 れ る と考 え た。
陸 上 運 動 で の よ さ は,め あ て を も っ て 記 録 に 挑 戦 し,自 己 の 記 録 が 伸 び,自 信 を も つ こ とに よ り 自 らの 存 在 を 確 か め,喜 び,意 欲 を も っ て 運 動 に 取 り組 む 活 動 を通 して 育 ま れ る。 さ ら に, 互 い の よ さ を発 表 した り,認 め 合 っ た りす る こ と で,友 達 と の 豊 か な か か わ り合 い も 生 ま れ る 中 で,よ り一 層 の 自 己 肯 定 感 を 高 め る こ と が で き る。
教 師 が,こ れ ら の よ さ を 一 人 一 人 の 児 童 か ら引 き 出 す こ と が,生 き る 力 を培 い,「 生 涯 に わ た る豊 か な ス ポ ー ツ ラ イ フ 」 の 礎 と な る と考 え る。
陸 上 運 動 にお け る よ さ の 例 匹
國 國 学 び 方 の よ さ
・よ り速 く 走 っ て い る
・よ り遠 くに 跳 ん で い る
・よ り高 く跳 ん で い る
・自分 の 記 録 向上 のた め に く り返 し練 習 して い る
・記 録 向 上 や 競 争 とい った運 動 の 楽 しさ を 知 り,そ れ を 味わ お うと して い る
・自 分 や 友 だ ちの 記 録 を大 切 に して い る
・計 測 や 記 録 な ど役 割 を 分担 し活 動 して い る
・ル ー ル を守 り安 全 に 気 を付 け て 活 動 し て い る
・自分 の 力 に 合 った め あ て を も っ て い る
・め あ て に 合 った 練 習 の 方 法 を 選 ん で い る
・見 通 しを も って ,学 習計画 をた て て い る
・自 己 を 振 り返 り,学 習計 画 を確 か め修 正 して い る
(2)よ さ を 引 き 出 す 学 習 環 境
一人一人のよさを引き出す ためには,学 習環境 を整え ることが指導 と評価の一体化の基盤 と なる。 本研究では,学 習過程 と学習資料 を学習環境 ととらえ,陸 上運動 における一人一人のよ さが引 き出せ るよ うに,達 成型重視の学習過程や計画的な学習 を進めるため学習資料 を次の よ うに工夫 した。
〈記 録 達 成 の 喜 び を 味 わ え る 学 習 過 程 〉
陸上翻 の特性欄 査研究 にお ける瞳 の実態か ら,記 録 達 成 型 を重視 した学習 過程 を工夫す ることで,一 人一人 のよさを引き出す ことができる と考えた。 さらに,5・6年 の時期に,計 画的に 自分の 目標や めあてを達成す る楽 しみや喜び を十分 に味わ うことは,生 涯 にわたって運動や スポーツを豊 かに実践 してい く基礎を培 うことができると考えた。
一3一
学 習 計 画 を た て る 計 画 を 実 行 す る
学 習 指 導 要 領 で は,5・6年 の 目標 に 計 画 記 録 を 伸 ば す た め の 活 動 時 間 を 十 分 に 設 け る た 的 に 行 うが 新 た に 示 さ れ た 。 め に,ゆ と り あ る1単 位 時 間 の 学 習 の 流 れ に な 習 で は,児 童 が 自 らの め あ て に 応 じた 学 習 る よ う な 展 開 で 構 成 す る 。(教 師 が 一 人 一 人 の 計 画 を立 て る こ と が で き る 。)よ さ を 引 き 出 す こ とが で き る 。)
自分 の 力 を つ か み,技 能 の ポ イ ン トや 指 導 と評 価 に よ り, 目 標 記 録 を も つ 。 練 習 の 方 法 を 知 る。 計 画 を 修 正 す る 。
目標 記 録 を 達 成 し,満 足 感 や 充 実 感 を 得 る 。
(取 り組 む 段 階 で の 展 開)
エ ン ジ ョ イ タ イ ム:や さ し く うま く な れ る翻 で 楽 しむ 。
パ ワ フ ル ー チ ャ レ ン ジ タ イ ム
パ ワ フ ル:記 録 達 成 に 向 け て,必 要 な 技 能 の 向 上 を 目指 す 。 チ ャ レ ン ジ:目 標 記 録 や 自 己 新 記 録 に 挑 戦 す る 。
[一 年 間 を通 して の 陸 上 運 動 の 学 習 の 順 序]
① 短 距 離 走 ・リ レー ② 走 り幅 跳 び ま た は 走 り高 跳 び ③ ハ ー ドル 走 記 録 の 活 用,技 能 獲 得 の 順 序 性 等 に よ り効 果 的 で あ る。
の1頂序 で 学 習 す る と
〈計 画 的 に 学 習 を 進 め る 学 習 資 料 〉
計画的に学習を進 めることのでき る資料 を準備す ることが,児 童の 「技能 ・態度 ・学び方」
のよさを引き出す要因 になる と考 え,学 習 ノー トや一人一人の力に合 った 目標記録 を設定でき るめやす表(段 階表)を 作成 した。
1学 習 ノ ー ト1
児 童 が 計 画 的 に 学 習 を 進 め る た め に は,次 の4っ の 観 点 で 学 習 資 料 を 提 供 す る こ と が 大 切 で あ る。 こ の こ とに よ っ て,児 童 は 自 ら め あ て を 見 っ け,自 ら考 え,工 夫 し,よ り よ く め あ て を 達 成 して い く力 を発 揮 す る こ とが で き る。
具 体 的 な 観 点 と して,学 習 ノー トを 以 下 の よ うに 工 夫 した 。
① 「単 元 の見 通 し を も ち,学 習 計 画 を 立 て られ る よ うに す る 」
② 「技 能 の ポ イ ン トや 練 習 の 方 法 を 把 握 で き る よ う に す る 」
③ 「記 録 の伸 び や 学 習 の 経 過 が 分 か る よ うに す る 」
④ 「毎 時 間,自 己評 価 を す る こ と に よ り,次 時 の 学 習 に生 か せ る よ うに す る 」
ま た,こ の学 習 ノ ー トを 効 率 的 に 用 い る こ と に よ り,教 師 は 児 童 の 学 習 の 様 子 を よ り深 く見 取 る こ とが で き,め あ て を 達 成 す る た め の ポ イ ン トを,適 切 に 指 導 ・助 言 す る こ とが で き る 。
1め や す 表(段 階表)1
児 童 が 計 画 を も っ て 意 欲 的 に 学 習 を 進 め る た め に は,自 分 の カ を 知 り,自 分 の カ に 合 っ た 目 標 記 録 を 設 定す る こ とが 大 切 に な る。 そ の 記 録 の 達 成 に 取 り組 ん で い け る よ うに,統 計 的 手 法
(回 帰 分 析)に よ り めや す 表(段 階 表)を 作 成 し活 用 した 。
(め や す 表 の 使 い 方 〜 走 り幅 跳 び の 場 合 〜) 児 童 の 使 い 方
①50m走 の 記 録 で,自 分 が 使 う ライ ン を 知 る。
② は じめ の 記 録 を 計 測 し,自 分 の 力 を 知 る。
③ 自分 の 目標 記 録 を 設 定 す る 。
④ 自 分 の 伸 び を知 る 。
教 師 の 使 い方
A一 人 一 人 の 伸 び の 状 況 を 把 握 す る。
B特 に,自 分 の 力 を 十 分 発 揮 し て な い 児 童 を 把 握 す る。
(指導 と評 価 の 一 体 化)
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めやす表(段 階表)の 例 走 り幅 跳びめやす表の一部分 u
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5年 生 走 り 幅 跳 び め や す 表
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(3)よ さ を 引 き 出 す 指 導 と 評 価
児童一人一人のよ さを引き出すためには,児 童の学習状況 を的確 に把握 し,個 に応 じた指導 をす ることが必要である。そのためには,評 価規準 をもとに した評価 を指導に生かす こ とが大 切 であ り,指 導 と評価の一体化 について次の ように工夫 した。
匪3一 人 一 人 の 児 童 に 基 礎 的 ・基 本 的 な 内 容 を 確 実 に 身 に 付 け させ る た め に,「技 能 の ポ イ ン トの 精 選 」 を 行 っ た 。 こ れ に よ り,め あ て に 向 か っ て 意 欲 的 に 運 動 す る,教 え 合 い が 活 発 に な る な ど様 々 な よ さ が 現 れ る と考 え た 。 さ らに,一 人 一 人 の よ さ を 引 き 出 す 指 導 と して,「言 葉 か け の 例 」 を 作 成 した。 作 成 に 当 た っ て は,指 導 の 内容 を 明 確 にす る た め技 能 ・態 度 ・学 び 方 の3つ の 観 点 に 分 け る こ とや,『 何 が よい の か』 『何 が 課 題 か 』 を 児 童 に わ か りや す く伝 え るた め に 具 体 的 な 内 容 に す る こ とに 留 意 した 。
ま た,指 導 と評 価 の 一 体 化 を 図 る た め,教 師 の 評 価 記 録 表 を 作 成 した 。
匪===画 評 価 の 工 夫 と し て 「評 価 活 動 の 重 点 化 」 を 行 っ た 。 これ は,「3観 点(技 能 ・ 態 度 ・学 び 方)と 児 童 の よ さ が 現 れ る で あ ろ う時 間 」 を 評 価 計 画 の 中 に 位 置 付 け,一 人 一 人 の
よ さ を 引 き 出 す た め の 評 価 を し て い く こ と で あ る 。 こ の こ とに よ っ て,特 に 自分 の 力 を 十 分 発 揮 して い な い 児 童 に つ い て,指 導 と評 価 が 効 率 的 に で き る よ うに 工 夫 した 。
ま た,学 習 全 体 を通 して,一 人 一 人 が よ さ を確 認 し,自 己 肯 定 感 が も て る よ う に 学 習 で の進 歩 の 状 況,可 能 性 な ど が 総 括 的 に 評 価 で き る 「よ さ の ふ りか え りカ ー ド」 を 「個 人 内 評 価 」 と
して 位 置 付 け た 。さ らに 、安 全 な 学 習 が 展 開 で き る よ うに 第1時 に 安 全 へ の 評 価 を位 置 付 け た 。
5一
(調査結果まとめ)
調 査 研 究
五
1.調 査 目的 2,調 査 方 法
「陸上運動 」の 学習 にお け る児 童 の意 識 と教 師 の意識 ・指 導 の実態 を探 り,研 究を進 めていく指針 とす る。
(1)調 査 時期 平成14年6月 下旬か ら7月 上 旬 (2)調 査 方法 質 問紙 法 に よる記述式
(3)調 査対象 児童=研 究員所属 の学校及 び,無 作 為抽 出校 の6年 正2638人
教師:研 究員所 属校 の 学校 及び,無 作為抽 出校 の現又 は前5・6年 担任 226人(注) ア ンケー トの結果 か ら研 究 の視 点が導 き出 され るまで の過程 を表 して い る。
口 留 輪 こ,
團 考察 口 研究の視点
11児 童 の活動を評価するために
必要なもの(教 節)
人
評 評 め 自 相
価 価 や 己 互
羅 書 裏 ・謙 穰
カ カ
ii
1敵 師 が 思うよ さ(商 い 圃
・めあて に向かoて 取 り組ん 一cw、る姿
・記 録 が伸び てい る姿
・カー杯 活動 してい る姿 獅 颯 うよ さ(低 い値》
・友 達 との協力
・声か け,準 備,協 力,安 全
→ 11評 価 するに は
・自己評価 カー ド
・評 価観 準
・目標 記録 めやす表
2児 童が思 うよさ ▼
・記録を伸ばす努力をしている姿
・友達と協力 している姿
・動きが上手な姿
隔
よさを多面的に児童は捉え,麹 野は見 取ることが大切である。また,見 取っ たよさを指導に生かすことも大切であ る.
T 一
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よさを引き出す指導 と評価 tt
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動 き が 上 手
・ 個に応 じた記録の伸び,
めあての達成がわかるよ うな評働 泌 要である。1
記録を伸ばすため,め あ てが達成できるための学 習資料が必要である。
謡一 … … 一一 ・・一 醐
,,伊 ・ ・炉・丙,冒
"γ
T
4教 師が期待す る姿
・意欲が高まること
・楽しさを喋わうこと
・達成繊を味わうこと
3や る気が起きるとき(意 欲》
・記録刺 申びたとき
・めあてが達成できたとき 1児 童 の よさが 現 れ てい るとき は どんな とき
(教 師)1go 160
140 120 100 人80
so 40 2D
O カ一杯活動
技能の向上
安全への配慮
準備︑片付け
声かけ
友達との協力
課題解決の工夫
配録の伸び
めあてへの取組
2自 分 や 友 違のrす ごい」「が ん ばって いるJと思 うこと 幌 童1200
1000 800 人600
400 200
日常的に運動する
技能の向上
達成感を味わう
楽しさを味わう
かかわりを深める
よさを見っける
学び方が身に付く
記録の伸び
意欲の高まり
準伽や片付け
楽しんで競争
記録を伸ばす努力
資料を活用する
・力ードを書く
練習の工夫
めあてを考える
よさの発見
友達と協力
声をかける
0
7000
3陸 上 運 動 でや る気 が起 きるの は どんなときです か (児童) soon
111
ポ イ4000 ン3000 ト 11/
1000 団 聞
0 得意な運動の時
練習場所
楽しめる運動
競争で勝った
協力して練習
自分の助言⁝
楽しく競争
運動の仕方
たくさん運動
怖さがない
記録を伸ばせた
めあてが達成
アドバイスされた
励ましてもらった
ほめてもらえた
10評 価 をどう生 か しますか (教 師) iao
160 140 Rio goo 80 60 40 20
0 計画の修正
次時のめあて 通知表
全体への紹介
アドバイス
9め あてを立 てさせ るとき の璽 点 180
180 140 120 goo 人
80 eo 40 zo
O 目標記録
よさの発見
安全面
学び合い
友達との協力
記録面
課題解決の工夫
技能面
8あ なた は 陸上 運動 が好 きですか 。 (児童)
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嫌 い 14覧
'ちらか いえば き3191
9め あてを立てる時の重点
・課題解決の工夫
・技能面
・学び合い
/ io評・ア ドバ イス・次時 の めあて価 を生 かす
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0
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誰 もが 簡 単 に うま く なれ る方法 の闇発 が 必要で あ る。
課題解決のためと技能面に関 しての 資料が必要である、的確なア ドバイ スができる資料も必要である。
掴 嚇 馴繭 講で嚇 緻㈱ 禰縛
灯
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よさを引き出す学習環境
楽しさや遼成感を得られ る ような場や時聞の確保され た学習過程が必要である。
今 もっているカで も十 分に楽 しめる活動を工 夫する必要がある。
5生 き生きと活動ザるために
・狙の設定
・十分な活動時澗
6や る気が で る条 件
・楽 しい9R・ 記 録 を伸ばす 方法
・時間 ・繭 争を 楽 しむ
7ど ういう時 やる気 がおきますか 呪 童 》
ロわか らない
■きらい群 ロ好き群 棄 しめる活動
簡単にうまくなれる 記録 を伸ばす練習 めあて達 成への練習 十分な時間 認められ る場 協力場面がある 伸びるポイントの資料 正しいフォームの責料 ビデオの活用 めあての立て方 目標記録の立て方 勝つ可能性のある競争 競争を楽 しむ場面
騰10瓢20覧30噸54qL瓢60覧 π跳
5生 き生 きと活動す るために大切なもの
180 Aso 140 izo 100 人
80 so 40 20
0 自己評価力 相互評価力 十分な活動時間 場の設定 技能ポイント 適切な用具 つまくなる方法 目標記録めやす表
1800 1800 1400 1200 1000 人
800 640 aoo zoo O
6ど ういう条件 がそろえば やる気が おきますか(児 童)
協力場函がある
認められる場
十分な時間
めあて達成への練習
記録を伸ばす練習
簡単にうまくなれる
楽しめる活動 競争を楽しむ場面
勝つ可能性のある競争
目標記録の立て方
めあての立て方
ビデオの活用
正しい7オームの資料
伸びるポイントの資料
一7一
皿 第 一 分 科 会 「ハ
■ 単 元 の ね ら い ドJレ 走 」
肯 ○ ハ ー ドル 間 を3歩 で リ ズ ミ カ ル に 走 り,ハ ー ドル 走 の 記 録 を 高 め る こ と が で き る 。
○ ハ ー ドル を 素 早 く 走 り 越 す こ と が で き る 。
匪i=璽 ○ 走 路 や 器 具 な どの 安 全 を 確 か め,運 動 す る こ と が で き る。
○ め あ て の 解 決 に 向 け て,く り返 し練 習 す る こ と が で き る 。
○ 役 割 を 分 担 し,励 ま し合 っ た り,教 え合 っ た り して 運 動 す る こ とが で き る 。 'Uo自 分
の カ に 合 っ た 目標 記 録 や そ れ を 達 成 す る た め の め あ て を 決 め る こ と が で き る 。 O学 習 資 料 を活 用 し練 習 の 方 法 を選 ん だ り,工 夫 した りす る こ とが で き る。
2.学 習 過 程
っ か む 段 階
1 2
オ リ エ ン T一 ソ ヨ ン
・学 習 の 仕 方 を 知 る 。
技 能 の ポ イ ン ト を 知 る (ポ イ ン ト体 験)
・は じめ の 記 学 習 計 画 録 を計 測 す を立 て る
る。
取 り 組 む 段 階
3 4 5 6
エ ン ジ ョ イ タ イ ム
・輪 跳 び ハ ー ドル
・低 い ハ ー ドル 等
パ ワ フ ル ・チ ャ レ ン ジ タ イ ム
・め あ て 学 習
(リ ズ ミ カ ル リ ー ド足 抜 き 足
・ハ ー ドル 走 計 測
3.評 価 活 動 の 重 点 化 ◎:顯 点 ○:重点 ●:安全面の指導 と評価
段 階 つ か む 取 り 組 む
時 間 1 2 3 415 6
重 点 化
技 能 0 0 0
態 度 ・ 0 0
学び方 0 0 O
評 価 規 準
技 能 ・ハ ー ドル 間 を リ ズ ミ カ ル に 走 り 通 す こ と が で き る 。
・ハ ー ドル を 素 早 く 走 り越 す こ と が で き る。 態 度 ・走 路 や 器 具 の 安 全 を確 か め,運 動 して い る 。
・ハ ー ドル 走 の 楽 し さ 喜 び を 求 め て ,め あ て を も ち意 欲 的 に取 り組 んで いる。
・計 測 な ど の 役 割 を 分 担 し,励 ま し合 っ た り教 え 合 っ た り し て運 動 して い る。
学 び 方 ・自分 の 力 に 合 っ た 目標 記 録 や そ の 記 録 を 達 成 す る た め の め あ て を 決 め て い る。
・学 習 資 料 を 活 用 し練 習 の 方 法 を 選 ん だ り
,工 夫 した り して い る。
具 体 的 な よ さ の 現 れ
技 能
◇ 「 ト ン ・1・2・3」 の リ ズ ム で 走 っ て い る 。
◇ ハ ー ドル 間 を リズ ミカ ル に 走 り通 し て い る 。
◇ 記 録 を高 め て い る 。
態 度
◇ 走 路 や 器 具 の 安 全 を 確 か め て い る 。
◇ 役 割 を き ち ん と果 た して い る 。
◇ 記 録 を 向 上 させ よ う と く り返 し練 習 し て い る。
◇ 友 達 と よ さ を 認 め 合 い な が ら運 動 に 取 り組 ん で い る。
学 び 方
◇ 目標 記 録 を 設 定 して い る。
◇ 学 習 の 進 め 方 を理 解 し,計 画 的 に 取 り組 も うとす る 。
◇ め あ て に 合 っ た 方 法 で 練 習 して い る。
◇ 自分 や 友 達 の よ さ を 見 つ け て い る 。
ーりー
4,学 習 の 展 開 例(6時 間 扱 い の5時 間 目)
(1)ね らい 技 能 ハ ー ドル を 素 早 く走 り越 し,ハ ー ドル 間 を3歩 で リズ ミカ ル に 走 り、記 録 を 高 め る こ とが で き る。(本 時 の 重 点) 態 度 め あ て の 達 成 に 向 け て,友 遠 と協 力 して 運 動 す る こ とが で き る 。
(2)闘 学び方 めあてに応 じた方法で練習す ることができる・ ☆は教師 の評価 ⊂ ⊃ は諌 か け
学 習7舌 動
1.【 集 合 整 列 し,学 習 内 容 を確 認 す る 】 「自分 の め あ て の 達 成 に 向 け て,意 欲 を も っ て 運 動 に 取 り組 も う」(学 習 ノー トを紹 介 す る) 2。 【準 備 運 動 を す る 】
3.【 エ ン ジ ョ イ タ イ ム 】 ○ や さ し い 場 で3歩 の リ ズ ム を 意 識 し な が ら,い ろ い ろ な ハ ー ドル を 走 り 越 す こ と を 楽 し む 。
〈場 の 例 〉 ・輪 と び ハ ー ドル ・倒 し た ハ ー ドル ・パ イ プ ハ ー ドル
☆ 〔技 〕 リ ズ ミカ ル に 走 り越 し て い る 。(観 察) 4.【 パ ワ フ ル ・チ ャ レ ン ジ タ イ ム 】 ○ パ ワ フ ル → め あ て に 合 っ た 練 習 を す る 。 チ ャ レ ン ジ → 記 録 に 挑 戦 す る 。
練 習 ① 『 トン ・1・2・3の リ ズ ム で 走 り越 そ う』 練 習 ② 『リー ド足 の 動 き(か か と ・ひ ざ)を 身 に つ け よ う』
鞭 評 笥 團 膚畠
かト習一練 かにを とるし やへ をっよ プけう レる練 習 ③ 『ぬ き足 は 横 に 開 こ う』 練 習 ④ 『ハ ー ドル の 前 で ス ピー ドを 落 と さ な い よ うに しよ う』
義為 穫
墓 ﹂
ざう
ひよ
にるうトかは
一っ習レぶ練
プがに とがま
ぶドし
跳一て
くピちよ
高ス落う
ー
紫コ司ドな走
一さにうピとうそス落よ越﹂
挑 戦 ① 『イ ン タ ー バ ル 走 の 計 測 を しよ う』 挑 戦 ② 『40mハ ー ドル 走 の 計 測 を し よ う』
5.【 整 理 運 動 ・学 習 の ま と め 】
○ 自分 や 友 達 の よ さ を 見 つ け る。
O学 習 を 振 り返 り,学 習 ノー トに 記 入 す る。
☆ 〔技 〕ハ ー ドル 間 を3歩 で リズ ミカ ル に 走 り通 せ て い る。
記 録 を 高 め て い る。(観 察)
☆ 〔学 〕 自分 や 友 達 の よ さを 見 っ け られ て い る。(観 察) め あ て に 合 っ た 方 法 で練 習 して い る 。(学習 ノー ト)
(観 察)
☆ 〔態 〕 自分 や 友 達 の よ さを 見 つ け て い る。
自 分 や 友 達 の よ い と こ ろ を 見 つ け よ う
役 割 を 分 担 し て,協 力 し て 記 録 を と ろ う