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新日本有限責任監査法人東京都千代田区内幸町二丁目 2 番 3 号日比谷国際ビル Tel: Fax: 年 5 月 9 日 公表されているが 未だ適用されていない米国会計基準の一覧 (

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東京都千代田区内幸町二丁目 2 番 3 号 日比谷国際ビル 〒100-0011 Fax: 03 3503 1197 www.shinnihon.or.jp 2016 年 5 月 9 日

公表されているが、未だ適用されていない米国会計基準の一覧

(2016 年 3 月 31 日現在)

1. はじめに 下記の米国会計基準の一覧は、2016 年 3 月 31 日現在で公表されているが、未だ適用 されていない米国財務会計基準審議会 (FASB)の最終公表物(ASU)につき、Ernst & Young が公表した 2015 Standard Setter Update 及び First Quarter 2016 Standard Setter Update (以下、SSU) をもとに作成しておりますので、適宜、原文の SSU をご参照ください。

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2. 2016 年 3 月 31 日現在、公表されているが、未だ適用されていない基準の一覧 番 号 タイトル 適用時期 ► ASU 2016-09 ►報酬―株式報酬(トピック 718)、従 業員株式報酬の会計処理の改善 ►2016 年3 月公表 ►公開企業体:2016 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2017 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2016-081 顧客との契約から生じる収益(ト ピック 606)、本人か代理人かの判断 (収益の総額・純額表示) ►2016 年3 月公表 ►公開企業:2017 年 12 月 15 日より後に 開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用。2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 (その事業年度内の期中報告期間を含 む)においてのみ、早期適用が認めら れる。 ►非公開企業:2018 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期 中報告期間から適用。公開企業に対す る当初の適用日より前に適用すること は認められない。 ► ASU 2016-07 ►投資―持分法及びジョイントベン チャー(トピック 323)、持分法会計 への移行の簡素化 ►2016 年3 月公表 ►2016 年 12 月 15 日より後に開始する事 業年度及びその事業年度内の期中報告 期間から適用。 ► ASU 2016-06 ►デリバティブ及びヘッジ(トピック 815)、負債性商品における条件付 プット及びコール・オプション ►2016 年3 月公表 ►公開企業体:2016 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2017 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。

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► ASU 2016-05 ►デリバティブ及びヘッジ(トピック 815)、既存のヘッジ会計の関係に対 するデリバティブ契約の更改の影響 ►2016 年3 月公表 ►公開企業体:2016 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2017 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2016-04 ►負債―負債の消滅(サブトピック 405-20)、特定のプリペイド式スト アード・バリュー商品の非行使部分 の認識 ►2016 年3 月公表 ►公開企業体、特定の非営利企業及び特 定の従業員給付制度:2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びそ の事業年度内の期中報告期間から適 用。 ►その他の企業:2018 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2016-02 ►リース(トピック842) ►2016 年2 月公表 ►公開企業体、特定の非営利企業及び特 定の従業員給付制度:2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びそ の事業年度内の期中報告期間から適 用。 ►その他の企業:2019 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2020 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。

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番 号 タイトル 適用時期 ► ASU 2016-01 ►金融商品―全体(サブトピック 825-10)、金融資産及び金融負債の認識及 び測定 ►2016 年1 月公表 ►公開企業体:2017 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。ASC 825-10-45-5 から 45-7 の表示指針を除き、 早期適用は認められない。 ►その他の企業:2018 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。ASC 825-10-45-5 から 45-7 の表示指針及び ASC825-10-50 のジェネラルサブセク ションで求められる金融商品に関する 公正価値開示を廃止した ASC 825-10-65-2 の規定を除き、公開企業体に対す る適用日より前に適用することは認め られない。 ► ASU 2015-17 ►法人税等(トピック 740)、繰延税金 の貸借対照表上の分類 ►2015 年11 月公表 ►公開企業体:2016 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2017 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2015-16 ►企業結合(トピック 805)、測定期間 の修正に係る会計処理の簡素化 ►2015 年9 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。

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► ASU 2015-12 ►制度会計: 確定給付年金制度(ト ピック 960)、確定拠出年金制度(ト ピック 962)、福利厚生制度(トピッ ク 965)、(パート I)完全給付対応型 の投資契約、(パート II)制度投資の 開示、(パート III)測定日に関する 実務上の簡便法 ►2015 年7 月公表 ►2015 年 12 月 15 日より後に開始する事 業年度から適用。 ► ASU 2015-11 ►棚卸資産(トピック 330)、棚卸資産 の測定の簡素化 ►2015 年7 月公表 ►公開企業体:2016 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2015-10 ►技術的修正と改善 ►2015 年6 月公表 ►経過措置が必要となる修正に関して は、 2015 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及びその事業年度内の期 中報告期間から適用。 ►その他の修正に関しては、直ちに適 用。 ► ASU 2015-09 ►金融サービス – 保険(トピック 944)、短期保険契約の開示 ►2015 年5 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期 中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2015-07 ►公正価値測定(トピック 820)、一株 当たり純資産価値(又はそれと同等 の指標)を算定している企業への投 資に関する開示 ►2015 年5 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及びその事業年 度内の期中報告期間から適用。

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番 号 タイトル 適用時期 ►ASU 2015-06 ►一株当たり利益 (トピック 260)、マ スター・リミテッド・パートナー シップのドロップダウン取引が過去 のユニット当たり利益に与える影響 ►2015 年4 月公表 ►2015 年 12 月 15 日より後に開始する事 業年度及びその事業年度内の期中報告 期間から適用。 ► ASU 2015-05 ►無形資産-のれんその他-内部利用ソ フトウェア(サブトピック 350-40)、 クラウドコンピューティング契約に おいて支払われた手数料に関する顧 客の会計処理 ►2015 年4 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2015 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2015-04 ►報酬―退職後給付(トピック 715)、 雇用主の確定給付債務と制度資産の 測定日に係る実務上の簡便法 ►2015 年4 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2015-03 ►利息-利息の帰属計算(サブトピッ ク 835-30)、債券発行費用の表示の簡 素化 ►2015 年4 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2015 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2015-02 ►連結(トピック 810)、連結分析の改 訂 ►2015 年2 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。

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► ASU 2015-01 ►損益計算書―異常項目及び通常でな い項目(サブトピック 225-20)、異常 項目の概念の削除による損益計算書 の表示の簡素化 ►2015 年1 月公表 ►2015 年 12 月 15 日より後に開始する事 業年度及びその事業年度内の期中報告 期間から適用。 ► ASU 2014-18 ►企業結合(トピック 805)、企業結合 における識別可能無形資産の会計処 理(非公開企業審議会の最終合意) ►2014 年12 月公表 ►2015 年 12 月 15 日より後に開始する最 初の事業年度に適格取引が発生した場 合、当該事業年度及びそれ以後の事業 年度と期中報告期間に適用。 ►2016 年 12 月 15 日より後に開始する事 業年度に適格取引が発生した場合、取 引日が含まれる期中報告期間及びそれ 以後の事業年度と期中報告期間に適 用。 ► ASU 2014-16 ►デリバティブ及びヘッジ(トピック 815)、株式の形態で発行された複合 金融商品の主契約が負債と資本のど ちらにより近いかの判断 ►2014 年11 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2015 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 内の期中報告期間から適用。 ► ASU 2014-15 ►財務諸表の表示―継続企業(サブト ピック 205-40)、継続企業の前提に関 する不確実性の開示 ►2014 年8 月公表 ►2016 年 12 月 15 日より後に終了する事 業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に 開始する事業年度内の期中報告期間か ら適用。 ► ASU 2014-13 ►連結(トピック 810)、連結された債 務担保金融事業体の金融資産及び金 融負債の測定 ►2014 年8 月公表 ►公開企業体:2015 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及びその事業年度 内の期中報告期間から適用。 ►その他の企業:2016 年 12 月 15 日より 後に終了する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する期中報告 期間から適用。

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番 号 タイトル 適用時期 ► ASU 2014-12 ►報酬―株式報酬(トピック 718)、報 酬の条件として所要勤務期間後に達 成されうる業績目標を定めた株式報 酬の会計処理 ►2014 年6 月公表 ►2015 年 12 月 15 日より後に開始する事 業年度及びその事業年度内の期中報告 期間から適用。 ► ASU 2014-10 ►開業準備段階の企業(トピック 915)、トピック 810「連結」における 変動持分事業体に関する指針の改訂 を含む、特定の財務報告要件の削除 ►2014 年6 月公表 ►公開企業体: ►表示及び開示の要求事項に係わる 改訂:2014 年 12 月 15 日より後に 開始する事業年度及びその事業年 度内の期中報告期間から適用。 ►連結のガイダンスに係わる改訂: 2015 年 12 月 15 日より後に開始す る事業年度及びその事業年度内の 期中報告期間から適用。 ►その他の企業: ►表示及び開示の要求事項に係わる 改訂:2014 年 12 月 15 日より後に 開始する事業年度及び 2015 年 12 月 15 日より後に開始する期中報 告期間から適用。 ►連結のガイダンスに係わる改訂: 2016 年 12 月 15 日より後に開始す る事業年度及び 2017 年 12 月 15 日 より後に開始する期中報告期間か ら適用。

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► ASU 2014-092 顧客との契約から生じる収益(ト ピック606) ►2014 年5 月公表 ►公開企業:2017 年 12 月 15 日より後に 開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用。2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度 (その事業年度内の期中報告期間を含 む)においてのみ、早期適用が認めら れる。 ►非公開企業:2018 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期 中報告期間から適用。公開企業に対す る当初の適用日より前に適用すること は認められない。

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3. 各基準の概要 ► ASU 2016-09 当該 ASU は、従業員に対する株式報酬の会計処理に関して、報酬の権利確定時又は決済時 の税効果を損益計算書で認識することを求めている(資本剰余金又は APIC プール概念の廃 止)。また、当該指針は、雇用主の法定税務源泉義務を充足するために従業員が株式を利用 する場合及び権利の失効に関する雇用主の会計処理を変更している。 公開企業体については、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2017 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。財務諸表が未だ公表されていない、又は公表可能となっていない事業年度又は期中 報告期間から早期適用が認められるが、全ての指針を同じ期間から適用しなければならない。 期中報告期間から本指針を早期適用する企業は、当該期中報告期間を含む事業年度の期首時 点で調整を反映する必要がある。 ► ASU 2016-08 新しい収益基準の本人か代理人かの指針に対する改訂は、本人か代理人かの検討における 企業の会計単位の識別方法(すなわち、特定された財又はサービス)を明確化し、それらが 顧客に移転する前に本人が支配していたのかを説明することで、特定の種類の契約に関して 支配原則を適用する方法を示している。 適用日及び移行措置は、ASC606 の規定を参照。 ► ASU 2016-07 当該 ASU は、異なる方法で会計処理していた投資が初めて持分法の要件を満たした際に、 投資者に遡及的に持分法の会計処理を適用することを求める規定を廃止している。また、当 該指針は、事後的に持分法の要件を満たした売却可能証券を保有する投資者が、持分法の適 用時に、その他の包括利益累計額に計上されている当該証券に関連する未実現保有損益を純 損益に計上することを求めている。 すべての企業について、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。早期適用が、期中報告期間又は事業年度から認められる。 本指針は、将来に向かって適用される。 ► ASU 2016-06

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公開企業体については、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2017 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用さ れる。早期適用が認められる。 ► ASU 2016-05 当該 ASU は、ヘッジ関係にあるデリバティブ契約の更改(すなわち、当事者の変更)は、 それ自体がヘッジ関係の指定解除につながるものではないことを明確化した。 公開企業体については、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2017 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。期中報告期間を含め、早期適用が認められる。将来に向かって適用するか、又は修 正遡求適用しなければならない。 ► ASU 2016-04 当該 ASU は、企業が第三者の店舗における財、サービス又は現金に交換可能なプリペイド 式ストアード・バリュー商品を販売する際には、関連負債を ASC405 の適用内の金融負債と して認識することを求めている。しかしながら、本指針は、当該負債に関する非行使部分 (未交換の残高)については、ASC405-20 を修正し、新しい収益認識基準におけるギフト カードの非行使部分の認識と一貫した方法で認識するよう求める限定的な例外を含めている。 公開企業体、特定の非営利企業及び特定の従業員給付制度については、2017 年 12 月 15 日 より後に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用される。その他の企 業については、2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後 に開始する事業年度内の期中報告期間から適用される。期中報告期間を含め、早期適用が認 められる。修正遡求適用アプローチ又は完全遡求適用アプローチを使用しなければならない。 ► ASU 2016-02 当該 ASU は、借手においては、ほとんど全てのリース取引を貸借対照表上で認識し、損益 計算書上は現行の会計処理と類似した方法で費用計上することを求めている。本指針は、全 ての企業に対し、現行の不動産特有の規定を廃止しており、セールス・アンド・リースバッ ク取引、当初の直接費用及びリース実行費用の指針を変更している。貸手においては、リー スの分類基準並びに販売型リース及び直接金融リースの会計処理が修正されている。 公開企業体、特定の非営利企業及び特定の従業員給付制度については、2018 年 12 月 15 日 より後に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用される。その他の企 業については、2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2020 年 12 月 15 日より後

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に開始する事業年度内の期中報告期間から適用される。すべての企業に早期適用が認められ る。 企業は、財務諸表で表示する最初の比較対象年度の期首時点で存在する又はそれ以降に締 結したリース契約について、修正遡求適用アプローチを使用しなければならない。特定の軽 減措置を利用することができる。 ► ASU 2016-01 当該 ASU は、持分投資を公正価値で測定し、公正価値の変動を純損益で認識することを要 求している。当該規定は、連結される投資、持分法適用の投資及びその他特定の投資には適 用されない。本指針は、公正価値が容易に測定できず、純資産価値に係る実務上の簡便法の 要件も満たさない持分投資に対し、新しい代替的な測定方法を提供している。当該方法にお いては、これらの投資を、取得原価から減損損失を控除し、同一発行体の同一又は類似証券 の通常の取引から生じる観察可能な価格変動に起因する変動を加減して測定することができ る。 新しい基準は、負債証券への投資及び貸付金の分類及び測定に関する指針を変更していな い。企業は、公正価値オプション(FVO)を用いて測定される金融負債について、商品固有 の信用リスク(自己の信用リスク)の変動に起因する公正価値の変動をその他の包括利益 (OCI)に表示しなくてはならない。公開企業体に該当しない企業について、償却原価で測 定される金融商品の公正価値の開示は要求されなくなり、公開企業体の公正価値開示も一部 簡略化される。企業は、その他の繰延税金資産と合わせて、売却可能負債証券に関連する繰 延税金資産の回収可能性を評価しなくてはならない。 公開企業体については、2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2018 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用さ れる。その他の企業は、公開企業体の適用日に本指針を早期適用できる。FVO を用いて測定さ れる金融負債に係る自己の信用リスクの変動に起因する公正価値の変動を OCI に認識する規定 は、すべての企業が早期適用できる。その他の企業は、公正価値で認識されない金融商品に係 る公正価値開示を廃止する規定を早期適用できる。 ► ASU 2015-17 当該 ASU は、繰延税金を流動項目と非流動項目に区分するのではなく、あらゆる繰延税金 資産・負債を貸借対照表上の非流動項目に分類することを要求している。また、繰延税金資 産に対する評価性引当金も非流動項目に分類することから、企業はこれらの引当金を流動及

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用できる。 公開企業体については、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間に係る財務諸表から適用される。その他の企業については、2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2018 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中 報告期間に係る財務諸表から適用される。本指針は、将来に向かって適用するか又は遡及的 に適用することができる。 ► ASU 2015-16 当該 ASU は、企業結合において取得企業が測定期間の修正を遡及的に会計処理しなければ ならないとする規定を廃止している。代わりに、取得企業は、修正額を決定した期に測定期 間の修正を認識する。これには、会計処理が取得日時点で完了していたならば、過去の期間 に計上されたであろう利益への影響額を含む。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2016 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。なお、早期適用が認められる。 ► ASU 2015-14 FASB は、USGAAP を適用している公開企業及び非公開企業に対する新収益認識基準の適用 日を 1 年間延期した。 公開企業については、2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内の 期中報告期間から適用される。非公開企業については、2018 年 12 月 15 日より後に開始する 事業年度及び 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用され る。 公開企業及び非公開企業ともに、公開企業に対する当初の適用日時点(すなわち、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びそれらの期中期間)で当該基準を適用することが 認められる。それ以前の適用は認められない。 ► ASU 2015-12 当該 ASU は、従業員給付制度における完全給付対応型投資契約(FBRIC)を公正価値で測 定し、公正価値関連の開示を要求する規定を廃止している。その結果、FBRIC は、契約価値 のみで測定、表示及び開示されることになる。 さらに、制度は、公正価値を用いて測定している投資を、一般的種類ごとに分解して、財 務諸表の本表もしくは注記に示す必要があり、種類ごとの投資の時価の純騰落や給付可能な 純資産の 5%以上の個別投資を開示する必要はなくなる。

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加えて、制度の事業年度末が月末と一致しない場合に、投資及び投資関連勘定の測定にお いて、制度の事業年度末に最も近い月末日を使用することを認めている。 FBRIC と制度投資の開示に係る新しい指針は、遡求的に適用される。測定日に関する実務 上の簡便法は、将来に向かって適用される。本指針は、2015 年 12 月 15 日より後に開始する 事業年度から適用される。早期適用が認められる。 ► ASU 2015-11 当該 ASU は、棚卸資産を原価と正味実現可能価額のいずれか低い方で測定することを求め ており、棚卸資産の事後測定を簡素化している。後入先出法(LIFO)又は売価還元法(RIM) を使用している場合、現行の減損モデルを引き続き使用する。 公開企業体については、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2016 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。早期適用が認められるが、適用日以降は将来に向かって適用しなければならない。 ► ASU 2015-10 FASB は、当初の指針と ASC との相違点の修正、指針の明確化、出典の修正、そして幅広い トピックに影響を及ぼす軽微な修正を行うために、当該 ASU を公表した。大部分の修正事項 が、実務に重要な影響を与えるものではないと予想されるが、いくつかの修正事項は一部の 企業の実務を変更させる可能性もある。 審議会がより実質的であるとみなした修正に関しては、2015 年 12 月 15 日より後に開始す る事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用される。その他の修正は、直ちに適 用される。 ► ASU 2015-09 保険会社には、自動車、住宅所有者及び健康保険などの商品に係る短期保険契約に関する 追加開示が求められる。開示は、未払クレーム及び未払損害調査費係る負債に焦点を当てて いる。とりわけ、保険会社は、発生・支払クレームのディベロプメント情報を示すテーブル を、通常発生したクレームが未確定である年数分(但し、最長 10 年)、事故発生年度別に開 示し、さらに当該情報と貸借対照表の調整も開示する必要がある。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用される。その他の企業については、 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業

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► ASU 2015-07

当該 ASU は、ASC820 の純資産価値(NAV)に係る実務上の簡便法を利用して公正価値測定 された投資を公正価値ヒエラルキーに分類することを要求する規定を廃止している。代わり に、財務諸表利用者が公正価値ヒエラルキー表で報告されている金額と貸借対照表上で報告 されている金額を調整できるように、これらの投資の公正価値の開示を要求している。 企業は引き続き、利用者が NAV に係る実務上の簡便法を使用して測定された投資の性質や リスクを理解する上で役立つ情報を開示しなければならない。これには当該投資が NAV とは 異なる価格で売却される可能性が高いかどうかを含む。また、企業が投資を償還する契約条 件の一般的な説明も開示する必要がある。しかしながら、NAV に係る実務上の簡便法の要件 を満たしているにも関わらず、それにしたがって測定されていない投資に関して、これらの 開示を行う必要はなくなった。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2016 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用される。早期適用が認められる。 本指針は、遡求的に適用される。 ► ASU 2015-06 当該 ASU は、マスター・リミテッド・パートナーシップに対し、過去のユニット当たり利 益を算定するにあたり、共通支配下の取引として会計処理された純資産のドロップダウン取 引日前の期間に係る譲渡された事業の利益(損失)の全額をジェネラル・パートナーに配分 することを要求している。 2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用 される。早期適用が認められる。本指針は、遡求的に適用される。 ► ASU 2015-05 当該 ASU は、クラウドコンピューティング契約の顧客が、当該契約がソフトウェアライセ ンスを包含するか否かをどのように判定すべきか明確化するために、内部利用ソフトウェア の指針を改訂した。本指針は、リースの指針の類推により、顧客が取得したソフトウェアラ イセンスを会計処理することを求める現行の規定も廃止している。代わりに、企業は当該契 約を無形資産のライセンスとして会計処理することになる。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2015 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。すべての企業に、早期適用が認められる。

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► ASU 2015-04 当該 ASU は、事業年度末が暦年の月末と一致しない雇用主が、企業の事業年度末に最も近 い月末時点(すなわち、代替的な測定日)で確定給付制度の資産及び債務を測定する会計方 針を選択することを認めている。この選択を利用する雇用主は、当該選択を開示し、実務上 の簡便法を毎年、かつそのすべての確定給付制度に一貫して適用しなければならない。当該 選択は、期中期間の再測定にも認められており、雇用主は、再測定を生じさせる事象が生じ た際、それに最も近い暦年の月末日時点で期中期間の確定給付制度の資産及び債務を再測定 することができる。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2016 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。将来に向かっての適用が要求され、早期適用が認められる。 ► ASU 2015-03 当該 ASU は、認識された債務に関連する債券発行費用を、資産としてではなく、当該債務 から直接控除して貸借対照表に表示することを要求している3。債券発行費用の表示が、債券 のディスカウント又はプレミアムの表示と整合することになる。債券発行費用に係る認識及 び測定に関する指針には、影響を与えない。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2015 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。まだ公表されていない財務諸表について、早期適用が認められる。本指針を適用す る際に、全ての過去の期間に対して遡及的に適用される。 ► ASU 2015-02 当該 ASU は、特定の投資ファンドの持分を有する企業に、FIN46(R)の従前の連結ガイダン スに従うことを認めていた FAS167 の適用延期措置を廃止し、変動持分モデルと議決権モデ ルの両方についてその他の変更を行っている。当該 ASU はアセット・マネジャーを対象とし ているが、他の法的事業体(例えば、リミテッド・パートナーシップ、類似の事業体及び特 定の会社)の変動持分を保有している全ての報告企業にも影響を及ぼし、場合によっては、 連結についての結論が変わる可能性がある。また、報告企業は、現在は変動持分事業体 (VIE)とみなしていないが、新ガイダンスに基づき、当該 VIE の変動持分を保有している場

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合に VIE とみなす事業体について、追加の開示を行わなければならない場合がある。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間に適用される。その他の企業については、2016 年 12 月 15 日より後に開始す る事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用さ れる。期中報告期間における適用を含む、早期適用が認められる。 ► ASU 2015-01 当該 ASU は、異常項目として分類するか否かを判断する要求を削除することで、損益計算 書の表示を簡素化している。通常でない性質の事象もしくは取引、又は稀に発生することを 示唆する事象もしくは取引については、現行の表示及び開示要件を維持している。 すべての企業について、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。早期適用が認められるが、その場合には事業年度の期首か ら適用しなければならない。将来に向かって又は遡及的に適用するか選択することが可能で ある。 ► ASU 2014-18 当該 ASU は、適格非公開会社に対して、企業結合及びその他特定の取引において、より少 ない無形資産を認識することで会計処理を簡素化することを認めている。適格非公開会社は、 顧客関連の無形資産が事業の他の資産から独立して売却される又はライセンスされる場合に 限り、別個に認識することを選択することができる。当該代替的処理を選択した適格非公開 会社は、競業禁止契約も別個に認識しないことになる。 この新しい代替的処理を選択する場合、ASU 2014-02 の、のれんに関する代替的な会計処 理を適用すること(のれんを 10 年、又はそれより短い年数に渡り償却すること)が求めら れる。しかしながら、のれんに関する代替的な会計処理を選択した場合、当該無形資産に関 する代替的な会計処理の適用は求められない。 この代替的な会計処理の適用は 2015 年 12 月 15 日より後に最初の適格取引が発生した際 に決定しなければならない。2015 年 12 月 15 日より後に開始する最初の事業年度に適格取引 が発生した場合、当該事業年度及びそれ以後の事業年度と期中報告期間に適用される。 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度に適格取引が発生した場合、取引日が含まれる 期中報告期間及びそれ以後の事業年度と期中報告期間に適用される。代替的な会計処理の適 用を選択した場合、すべての将来の適格取引について代替的な会計処理を適用しなければな らない。 ► ASU 2014-16 当該 ASU は、すべての企業に対して、株式の形態で発行された複合金融商品の主契約の性

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理のために分析される組込デリバティブ特性を含む、複合金融商品のすべての明示及び黙示 の実質的な条件や特性を検討しなければならない。また、当該 ASU では、分離処理のために 分析対象となる組込特性を除くすべての組込特性を検討する「カメレオン・アプローチ」が 削除されている。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2015 年 12 月 15 日より後に開始 する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用 される。なお、早期適用が認められる。 ► ASU 2014-15 当該 ASU は、経営者に対して、財務諸表が公表された(又は公表可能となる)日から 1 年 以内に継続企業の前提に対する重大な疑義を生じさせる状況及び事象が存在するか否かを評 価し、存在する場合、その事実を開示することを求めている。経営者は、該当する場合、事 業年度及び期中報告期間についてこの評価を実施し、経営者の計画が疑義を緩和するか否か を評価し、開示することも求められる。 すべての企業について、2016 年 12 月 15 日より後に終了する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度内の期中報告期間から適用される。なお、財務諸表が未だ公 表されていない事業年度又は期中報告期間について早期適用が認められる。 ► ASU 2014-13

当該 ASU は、企業が、連結された適格な債務担保金融事業体(collateralized financing entity、以下 CFE)の金融資産又は金融負債の公正価値のうち、より観察しやすい方を用い て CFE の金融資産及び金融負債の両方を測定することを認めている。当該 ASU は、 ASC 820 の要求に従い CFE の金融資産及び金融負債が公正価値で個別に測定されている場合 に時折生じる測定上の差異を排除することを目的としている。この代替的な会計処理を選択 しない場合、CFE の金融資産及び金融負債の公正価値の差異を損益認識し、連結損益計算書 において報告企業(支配持分保有者)に帰属させる必要がある。 公開企業体については、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。その他の企業については、2016 年 12 月 15 日より後に終了 する事業年度及び 2016 年 12 月 15 日より後に開始する期中報告期間から適用される。早期 適用は、事業年度の期首時点で認められる。 ► ASU 2014-12

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条件が達成される可能性が高い場合は、報酬費用は所要勤務期間に渡って認識される。 すべての企業について、2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内 の期中報告期間から適用される。なお、早期適用が認められる。 ► ASU 2014-10 当該 ASU は、開業準備段階の企業に求められていた特定の財務報告要件を削除している。 開業準備段階の企業は、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書及び資本勘定計算書におい て、事業開始から現在までの期間の情報を表示する必要がなくなる。その代わり、活動に関 連するリスク及び不確実性に関して要求される既存の開示をこれらの企業でどのように適用 するかを明確にしている。また、特定の連結ガイダンスを削除している。その結果、開発準 備段階の企業の持分を保有する企業が、以前よりも多くの開業準備段階の企業を変動持分事 業体として識別し、以前の連結の判断が変更される可能性がある。 表示及び開示の要求事項に係わる改訂については、公開企業体は 2014 年 12 月 15 日より 後に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用される。その他の企業は、 2014 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2015 年 12 月 15 日より後に開始する期中 報告期間から適用される。連結のガイダンスに係わる改訂については、公開企業体は 2015 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適用さ れる。その他の企業は、2016 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度及び 2017 年 12 月 15 日より後に開始する期中報告期間から適用される。 ► ASU 2014-09

FASB と国際会計基準審議会(IASB)は、現行の米国会計基準及び IFRS の収益認識指針に 取って代わる包括的な新しい収益認識基準を公表した。新基準の原則に基づき、企業は、約 束した財又はサービスが顧客に移転された時点で、当該財又はサービスと交換に権利を得る と見込む対価を反映した金額で、収益を認識することが求められる。その為、現行基準に比 べ多くの判断及び見積りが必要となる。判断や見積りには、契約における履行義務の識別、 取引価格に含まれる変動対価の見積り、取引価格の各履行義務への配分が含まれる。 本指針の適用日については、ASU 2015-14 を参照。 以 上

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EY | Assurance | Tax | Transactions | Advisory EY について EY は、アシュアランス、税務、トランザクションおよびアドバイザリーなどの 分野における世界的なリーダーです。私たちの深い洞察と高品質なサービ スは、世界中の資本市場や経済活動に信頼をもたらします。私たちはさまざ まなステークホルダーの期待に応えるチームを率いるリーダーを生み出して いきます。そうすることで、構成員、クライアント、そして地域社会のために、 より良い社会の構築に貢献します。 EY とは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークで あり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独 立 した組 織 です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証 有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。詳しくは、ey.com をご覧く ださい。 新日本有限責任監査法人について 新日本有限責任監査法人は、EY の日本におけるメンバーファームです。監 査および保証業務をはじめ、各種財務アドバイザリーサービスを提供してい ます。詳しくは、www.shinnihon.or.jp をご覧ください。

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